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『日経BP、三木俊哉(実用)』の電子書籍一覧

1 ~7件目/全7件

  • なぜ気候科学はねじ曲げられて伝えられるのか? 
    ■私がこの本を書いたのは、気候科学やエネルギーに関する重要な情報が歪められているからだ。純然たるデータや科学文献の記述が、政府による評価報告書、マスコミを経由して、一般市民や意思決定者へ伝えられる過程でねじ曲げられてしまう。私が望んだとおり、専門家でない読者の方々は、(米国での出版後)本書の内容が公正でわかりやすいと評価してくれた。他方、予想したとおり、一部の気候科学者は本書を批判し、私の動機や資質に疑問を投げかけた。だが、内容面の大きな誤りを見つけることはできなかった。
    (「日本語版発行に寄せて」より)
    ■私は科学者として、科学界の実に多くの個人や組織が、情報提供ではなく説得のために気候科学を誤って伝えていることに失望している。しかし、あなたも一市民として気をつけなければならない。民主主義社会では、有権者が最終的に気候変化への対応方法を決定する。科学が言っていること(と言っていないこと)を十分知らずに下される決定、悪くするとウソの情報に基づいて下される決定が、よい結果につながることはまずない。新型コロナウイルスでもそのことをつくづく思い知らされた。気候やエネルギーでもそれは同じことだ。(第10章「誰がなぜ科学を壊したのか」より)
  • あなたの会社があることで、世界はよりよくなっているのだろうか?
    ■今、多くの企業が、二酸化炭素排出の大幅削減や「ネットゼロ(オフセットなどを含めて差し引きゼロ)」を目標に掲げています。しかし、著者のポール・ポルマンは、気候変動や人権など今世界が置かれている状況を考えるとまったく不十分だと言います。企業は二酸化炭素排出だけでなく、環境や社会に及ぼすあらゆる悪い影響を減らし、最終的に世界に与える「良い影響」が「悪い影響」を大きく上回る「ネットポジティブ」にする必要があると主張します。
    ■キーとなる質問は、「あなたの会社があることで、世界はよりよくなっているのだろうか?」
    ■しかも、「ネットポジティブ経営」と企業業績の間には強い相関関係があります。長期的な視点で、事業を通じてさまざまな社会課題に向き合うことで、企業には大きなビジネスチャンスが生まれます。課題はどれも大きく自社だけでは手に負えません。解決には、自社だけでなくほかの企業やNPO・NGO、政府機関などとの協業が必要であり、結果的には他者に尽くすことによって自社にも多大な利益を得ることができます。企業は「問題をつくりだして利益を得る」のではなく、「問題を解決して利益を得るべき」であり、本書ではその具体的な方法を、ネットポジティブ経営を実践しているユニリーバをはじめとするサステナビリティ先進企業の経営をつうじて、詳細を丁寧に解説します。
  • ルーンショットとは、「誰からも相手にされず、クレイジーと思われるが、
    実は世の中を変えるような画期的アイデアやプロジェクト」を指します。
    斬新なアイデア(ルーンショット)を次々と生み出していた組織が、
    ある時期から突然、そうしたアイデアを逆に潰すようになってしまう。
    企業ではよくある変化です。その原因は、どこにあるのか。
    物理学者でバイオベンチャー起業家でもある著者のサフィ・バーコールは、
    熱力学の「相転移(そうてんい)」の考え方を用いてこの集団行動の謎をひも解きます。
    水の分子は常温(液体の「相(そう)」)だと活発に動き回りますが、
    氷点下になると氷(固体の「相(そう)」)になり、動きを止めて整列します。
    つまり、摂氏0度を境に「相」が変わるわけです。そのことを相転移と言います。
    相転移の要因は、温度です。相が転移すると分子の振る舞いが一変します。
    組織も同じように、いくつかの要因(水の場合の「温度」に相当する)によって、
    「ルーンショットの相」から「斬新なアイデアを潰す相」へと「相」が転移し、
    組織メンバーの振る舞いが一変します(水分子の振る舞いが一変したように)。
    実は、相転移が見られるのは、水などの物質や企業だけでなく、
    戦争、テロ、ロックコンサート、渋滞、火災など、様々な現象に現れます。
    「相転移の科学」がすばらしいのは、相転移を引き起こす要因がわかれば、
    相転移が起きる時期の予測や、転移の防止が可能になることです。
    本書では、人の組織の相転移と、その制御方法をわかりやく解説しています。
  • GRIT(グリット)は、いま米国で最も注目されている「成功のためのキーワード」です。
    最新科学で明らかになったのは、「真の成功」のための最重要要因は、生まれながらの才能やIQではなく、GRITだということです。(むしろ「IQの高い人は、自分を過信し、努力を怠る」)
    GRITは、Guts(度胸)、Resilience(復元力)、Initiative(自発性)、Tenacity(執念)の4つの要素からなり、「やり抜く力」を意味します(それぞれの頭文字をとると、GRITになります)。
    スティーブ・ジョブズ、コリン・パウエル、マイケル・ジョーダン。いずれもそれぞれの分野で活躍し、成功者の代名詞になっている人物ですが、みんな普通の子どもであり、テストの成績も平均的で、突出した存在ではありませんでした。
    では、彼らを偉大にしたのは何だったのか? それは、生まれながらの才能ではなく、GRIT、つまり度胸や情熱、執念だったのです。
    成功への最重要ファクター「GRIT」の素晴らしいところは、生まれつきのものではなく、学習によって獲得できることです。しかも、年齢は関係ありません。いつでも誰でも、GRITを身につけることができます。
    本書は、豊富な実例をもとに、GRIT(グリット)の身に付け方を手ほどきします。著者は、米国広告業界に旋風を起こしたリンダ・キャプラン・セイラーとロビン・コヴァル。
    彼女たちは、アフラックのアヒルCMの発案者として米国で広く知られています。
    ビジネスシーンや、子育て、日常生活の場面において、GRITをどのように育成していけばいいか、具体的かつ実践的に解説します。
  • 「あす死ぬと思って生きなさい。ずっと生きると思って学びなさい」
     マハトマ・ガンジーは私の永遠のヒーローだが、確か学校の歴史の授業で習った彼のこの言葉がいまだに耳を離れない。
     16歳のときに創刊した『スチューデント』という雑誌に始まり、最近では宇宙旅行のヴァージン・ギャラクティック社まで、私はいろいろなベンチャー事業を手がけてきたが、そのなかで常に座右に置いてきた哲学がある。すなわち、「新しいビジネスやプロジェクトに心が躍らず、起業家スピリットや革新マインドが刺激されないとき、クリエイティブな喜びを味わいつつ、それで世界を変えられると感じられないときには、さっさと見切り をつけ、もっと心躍る別のプロジェクトに目を向ける」。
     学校では先生と波長が合わなかった私だが、学校をやめて独立すると、「聴く力」を磨かざるをえなくなった。『スチューデント』誌では「新米記者」の仕事もこなさなければならないから、誰かにインタビューするとき、ほとんど判読不能な文字でメモをとりながら熱心に耳を傾けるしかない。相手がジョン・レノンであれジョン・ル・カレであれ、同時に聴き、書き、次の質問を考える技術を早急にマスターする必要があった。なんだか「皿回し」みたいだ。すべての皿を回しつづけていないと一巻の終わりである。でも腰を据えて耳を傾ける力は、私の人生の救いになった。「聴く」というのは、いまや世の中から消えゆく技能にも思えるが、教師、親、リーダー、起業家にとって最も大切なスキルの一つだと私は思う。いや、血の通う人間ならすべからくそのスキルを必要とするにちがいない。
     われわれのグループ各社をめぐって「ヴァージン・ウェイ」という言い方がされるけれども、これは創業1日目からずっと進化してきたものである。ほかの会社からわがグループに転職してきたばかりの人が、(だいたいは非常にインフォーマルな)戦略ないし製品会議に初めて参加し、「なんだかやり方が全然違いますね」と漏らしたとき、ほほ笑みと訳知り顔のウィンクとともに、たいてい次のような答えが返ってくる。
    「ええ、そいつがヴァージン・ウェイですよ」
     本書を読めばきっとおわかりいただけると思うが、われわれの「ウェイ」すなわち仕事のしかたで大事なのは、黙って聴くこと、それが一つである。
  • 衝撃的なノンフィクション作品だ。「事実は小説より奇なり」ということわざが、そのままあてはまる。同時に、人間を描いた作品としても優れている。
    ──佐藤優氏(作家・元外務省主任分析官)
    全世界のメール、SNS、通話は米国NSA(国家安全保障局)の監視下にあった──。
    エドワード・スノーデンは、歴史上類を見ない内部告発者である。世界最強ともいえる情報組織NSA(米国国家安全保障局)のトップシークレットを大量に持ち出し、メディアを通じて世間に公表した。
    スノーデンが情報リーク先に選んだ『ガーディアン』紙が、本書でその一部始終を明らかにする。スノーデンが明らかにした衝撃の事実の数々と、リーク情報の公表を阻むためにさまざまな圧力をかける米英の政府・情報機関とメディアとの凄まじい攻防も読みどころ。
    スノーデンから得た情報をもとにした米国政府の情報収集に関する報道で、『ガーディアン』は『ワシントン・ポスト』とともに、2014年のピュリッツァー賞(公益部門)を獲得した。
  • 2011年2月16日は、コンピューターの進化に関する歴史的な1日となった。アメリカの人気クイズ番組「ジョパディ! 」(Jeopardy!)に、「ワトソン」が挑戦し、アメリカを代表するクイズ王たちに2ゲームを通じて勝利した。
    今までコンピューターはプログラミングされたことをいかに高速にこなすかが、期待された役割だった。次世代のコンピューターは、人間のように五感を持って自ら感じ、瞬時にさまざまな情報源からの大量のデータを分析。
    人間の脳と同様に、自ら学び、さまざまなデータから仮説を見つけ出し、答えを考える。IBMのワトソンはその最先端の事例だ。人知を超えた「知能」を持つ機械(スマートマシン)は実用化直前の段階にある。スマートマシンは
    今後、どの分野でどのように使われていくのか、最先端事例を交えて描く。
    たとえば医療では、現場の医師は多忙で最新の医学情報をなかなか吸収できない。医師の代わりに「スマートマシン」が最新の医学論文すべてに目を通し、医師が治療方針を決定する際に選択肢とその根拠を提供するということが、
    すでに試験的に行われている。スマートマシンが医師国家試験(実技は除く)に合格することも時間の問題だ。医療だけではなく、ビジネスにおいても、スマートマシンが経営者の参謀として活躍する日が近づいている。

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