『光文社、姉小路祐(文芸・小説)』の電子書籍一覧
1 ~7件目/全7件
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少年係から生活安全課へと異動してきた巡査長・一ノ瀬清志は、闇カジノ摘発の現場で痛恨の失敗をしでかし、相棒が撃たれてしまう! そのミスを免罪する代わりにと、上司から強要されたある特殊な任務。そこには、大阪府警上層部のひと握りしか知らない機密が隠されていた――。二重三重に張り巡らされた罠に立ち向かう、若き刑事の矜持を描く正統派警察小説!
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元警察官僚の岬剣一郎は、更正保護委員を務めることになった。受刑者の仮出所を決める、いわば「出口の裁判官」だ。最初に担当したのは、十八歳の時に殺人を犯し少年刑務所で服役する青年だった。岬が更正を信じた彼は、出所後間もなく行方(ゆくえ)をくらましてしまう。そして、青年がかつて殺害した男の知人が不審死を遂げた! またも彼の犯行なのか!? 待望の新シリーズ!
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無実のフィリピン人青年を救え! 老弁護士が冤罪事件に立ち向かう。
フィリピン人青年・アギーラが、外国人を斡旋(あっせん)するブローカー殺しの容疑で逮捕された。無実を信じる恋人・倉敷美紀子(くらしきみきこ)の依頼を受け、老弁護士・朝日岳之助(あさひたけのすけ)が立ち上がる。行く手を遮(さえぎ)る、外国人労働者への偏見と差別の壁……。しかも、動機も物証も完璧(かんぺき)に揃(そろ)っているのだ。朝日はアギーラの無実を証明できるのか? 手に汗握る迫真の法廷ミステリー! -
警備員が殺され、金庫が破られた。ほどなく塩川が逮捕された。自白調書を楯にする検察に朝日弁護士が立ちはだかる。
大阪で、警備員が刺殺され、金庫が破られる凄惨な事件が! 逮捕されたのは、前科(マエ)があり、被害者と顔見知りだった塩川邦夫という男だった。関与を否定していた塩川だが、執拗な取調べに、ついに自白する……。有罪確定か? だが、法廷は揺れた。朝日岳之助弁護人が検察に敢然と挑んだからだ! -
法律も警察も護ってくれない弱者を救う大淀鉄平。経済ヤクザの甘い言葉にのって罠に落ちた小工場主を救ったのだが……
「おもろいうえに、儲けに繋がるアルバイトです」。大阪の自転車工場主・安川浩一に囁かれた甘い言葉は、強ノ原たち暴力団が仕組んだ罠だった! 金、会社、家族……すべてを失う安川の味方は、弁護士資格を持たない男・大淀鉄平だけだ。鉄平と強ノ原の、法の盲点を衝く頭脳戦……そして殺人が!? 逆転また逆転。現代的な犯罪を描く、著者会心の傑作長編! -
被害者は中山宗雄。十三年前、竜太郎のミスから無実の殺人罪を着せられ、二週間前まで服役していた男だった。
自らの重大ミスにより弁護士資格を剥奪された橘竜太郎。彼が働く工事現場付近で轢き逃げ殺人が起きた。しかも、轢いた車は忽然と消えてしまった!? 被害者は中山宗雄。十三年前、竜太郎のミスから無実の殺人罪を着せられ、二週間前まで服役していた男だった。運命を感じた竜太郎は、過去と現在の事件に挑む決意をした。社会派&本格推理の会心作! -
京都は、ほんまに恐いとこどすなあ……。名門・洛北家(らくほくけ)を襲った惨劇に隠された謎とは?
底冷えのする京都・八瀬(やせ)の広壮(こうそう)な屋敷に続発する怪異。石灯籠(いしどうろう)が宙を舞い、池の鯉は一夜にして全滅……。それは名門・洛北家を舞台に起こる連続殺人事件の前兆だったのか。最初の犠牲者は女当主の亜矢子(あやこ)。その後も一人、また一人と……。出入りの庭師・松原桜子は、洛北家の娘・千夏(ちなつ)のために謎に満ちた事件に挑んでいく。著者渾身(こんしん)の京都本格ミステリー!
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