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『イースト・プレス、小林エリコ(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~3件目/全3件

  • 世界中の誰もかれもが私のことを嫌っているみたいだ。

    クラスメイトからのいじめ、親との衝突、諦めた夢。
    満たされないまま大人になった「かつての十代」へ。
    『この地獄を生きるのだ』著者が綴る仄暗い青春の記憶。

    「学校はなんてつまらない場所なのだろう」。
    田舎の閉塞的な学校でいじめられている「私」に差した小さな光、それは絵を描くことだった。
    しかし、世界は「私」を受け入れてくれなかった。
    やりたいことがあるのに、できない。なりたいものがあるのに、なれない。
    未来を絶たれて絶望した「私」はやがて学校という社会の外へと飛び出していくが――。

    十代は遥か遠くにあるのに、今起きていることのように胸が痛い。
    そのたびに、私の十代はまだ終わっていないのだと自覚する。
    私の心と体は生きながら十代に埋葬されている。
    目を閉じれば私をあざ笑う同級生の姿が目に浮かぶ。
    全く幸せじゃない時代、あの時代に私は復讐がしたい。
    あの時代を乗り越えないと私はどうやっても大人になれない。(「はじめに」より)


    【目次】
    はじめに

    《第一部》
    一人ぼっちの世界
    学校という社会
    崩壊
    解離
    ジャニスの歌
    高校入学
    死にたい気持ち
    「ちゃんとできてるかな。役に立ってるかな」 
    なりたいものがあるのに
    学校の外で
    卒業

    《第二部》
    人との出会い
    クライ・ベイビー
    十代の私に百合の花を

    おわりに
  • 彼女を非難できる人は幸せかもしれない。
    自尊心を失い、喉を掻きむしる地獄を知らないからだ。
    精神障害を抱えても、自殺未遂をしても、生活保護を受けても、終わりじゃない。
    それでも人や社会と繋がることをあきらめず、生き直した人がここにいる。
    <主婦 / 『夫のちんぽが入らない』著者 こだまさん>

    うつ、自殺未遂、生活保護、親との軋轢、貧困ビジネス……。
    問題ばかりの人生を生き抜く、自伝的エッセイ!!

    月給12万、ボーナスなし、社会保険なし、休みなし。
    エロ漫画雑誌の編集者としてブラック企業で働いた結果、心を病んで自殺未遂。
    仕事を失い、うつ病と診断され、生活保護を受給することに。
    社会復帰を目指すも、やる気のないケースワーカーに消耗させられ、
    患者を食い物にするクリニックの巧妙なビジネスに巻き込まれる日々。
    自由もなく“ただ生きている”ことへのうしろめたさからよみがえる希死念慮。
    未来の見えない絶望の中、ふたたび巡り合った「漫画の編集」という仕事で運命を拓こうとするが……!?
    女一人、「再生」するまでの記録。

    普通に働いて、普通に生きたかった。
    その「普通」が、いかに手に入れるのが困難なものかを知った。
    宝石も高価な服も要らない。
    ただ、その日その日をつつましく生きたいと願っていた。(本文より)

    “生きづらさ”を感じる多くの方に読んで頂きたい一冊です。

    <目次>
    はじめに
    第1章 精神障害、生活保護、自殺未遂
    第2章 ケースワーカーとの不和
    第3章 「お菓子屋さん」とクリニックのビジネス
    第4章 漫画の単行本をつくる仕事
    第5章 普通に働き、普通に生きる
    第6章 ケースワーカーに談判、そして
    第7章 人生にイエスと叫べ!
    おわりに
    特別収録 コミック「女編集者残酷物語」
  • 月給12万、ボーナスなし、社会保険なし、休みなし。
    エロ漫画雑誌の編集者としてブラック企業で働いた結果、心を病んで自殺未遂。
    仕事を失い、うつ病と診断され、生活保護を受給することに。
    社会復帰を目指すも、やる気のないケースワーカーに消耗させられ、
    患者を食い物にするクリニックの巧妙なビジネスに巻き込まれる日々。
    自由もなく“ただ生きている”ことへのうしろめたさからよみがえる希死念慮。
    未来の見えない絶望の中、ふたたび巡り合った「漫画の編集」という仕事で運命を拓こうとするが……!?

    「普通に働いて、普通に生きたかった。
    その「普通」が、いかに手に入れるのが困難なものかを知った。
    宝石も高価な服も要らない。
    ただ、その日その日をつつましく生きたいと願っていた。」(本文より)

    うつ、自殺未遂、生活保護、親との軋轢、貧困ビジネス……。
    問題ばかりの人生を生き抜く、自伝的エッセイ『この地獄を生きるのだ』。

    本作は著者の編集時代を描いた特別版コミック『女編集者残酷物語』。

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