『音楽、タレント・アイドル、イースト・プレス(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧
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決定的評伝、ついに翻訳。これが本当のマルコムだ。
彼が生みだしたものは、セックス・ピストルズだけではなかった――
アナーキスト、シチュアシオニスト、ポストモダニスト、ファッションデザイナー、アートディレクター 、パンク・ロッカー、ヒップホップ・アーティスト、映像作家、スピルバーグのグル、市長候補、ユダヤ人、トラブルメーカー、オペラ愛好家、捨てられた息子、不在の父親……はたしてマルコムとは何者だったのか?
藤原ヒロシさん推薦!
「色褪せない時代、その謎を解き明かす。あの時、どんな魔法がかけられてたのか?」
ポップカルチャー史における最重要事件=「パンク」。このムーブメントをつくりだした、マルコム・マクラーレン(1946-2010)の決定版評伝の翻訳書『評伝 マルコム・マクラーレン』がついに刊行。
あらゆるジャンルで奇抜なアイデアを実行した、その〈多才すぎる〉マルコムの全体像を、友人・関係者の証言と家族の手記から明らかにする。すべてのストリートカルチャー・ファン必読の超重量級の一冊。
マルコムの意外な?表情をおさめた貴重な写真を含む16ページの口絵も。
【各メディアで絶賛!】
「本書はロック伝記の『市民ケーン』だ。忘れられない芸術・文化・英国のエキセントリックさをめぐる旅で、すばらしい物語だ。読み物としてもすばらしい。もし、誰かの家を訪れ本棚にこの本が無ければ、一緒に寝るなというのが私のアドバイスだ」アンドリュー・オへイガン(作家)
「読むのが止められなかった。マルコムはオレたちに、退屈と怒りからアートを創りだすインスピレーションを与えてくれた。オレたちを解放してくれた」ボビー・ギレスピー(プライマル・スクリーム)
「この卓越した渾身の伝記は、輝かしい幻想と常軌を逸する可能性への扉を開く」アラン・ムーア(作家)
「ずば抜けている……この本で、ゴーマンは、マクラーレンを「偉大なるロックンロールの詐欺者」「モラル的に破綻したパンクのメフィストフェレス」といった凝り固まったイメージから剥離させ、彼の芸術学校のルーツ、アイデアへの愛へと説得力をもって迫っている。本書では、やっかいで、不快で、残酷でさえあった彼が、決して退屈な存在でなかったことを明確に示す」 『サンデー・タイムズ』紙
「この挑発的な人物の、驚くべき新しい伝記は、マクラーレンの浮上してくるトレンドを見極め、まさに絶好のタイミングで、まんまと自分を位置づける才能を完璧なまでに捉えている」 『ファイナンシャル・タイムズ』紙
「完全に……心をつかまれる」 『オブザーバー』紙
「決定版……叙事詩である」 『タイムズ』紙
「心を奪われる」 『デイリー・メイル』紙
「若き理想主義者から、変幻自在、行き当たりばったりの成人期までの魅了される旅路」 『i』 紙
「美化しているわけでも、中傷しているわけでもなく、この書は、好奇心旺盛で、厳正であり……まず退屈することはない」『ガーディアン』紙
「マクラーレンはついに、彼にふさわしい、こまやかでバランスのとれた伝記を手に入れた……ゴーマンは、ときに唖然とするほど法医学的弁舌さ、大変満足なものに仕上げている」『クラッシック・ロック』誌
【目次】
※ 本文中に計16頁の口絵あり
アラン・ムーアによる序文
ルー・ストッパードによるエッセイ
著者による覚書
プロローグ
PART1:男の子はどこまでも男の子 Boys Will Be Boys
PART2:レット・イット・ロック Let It Rock
PART3:セックスとスタイルと破壊工作 Sex, Style & Subversion
PART4:僕はセックス・ピストルだ I’m a Sex Pistol Baby Oh Yeah
PART5:ワールズ・エンド World’s End
PART6:ワイルド・ウエスト Wild West
PART7:「僕の父さんだ」 ‘That’s My Dad’
PART8:ザ・カジノ・オブ・オウセンティシティ・アンド・カラオケ The Casino of Authenticity and Karaoke
PART9:ワイルド・ストロベリーズ Wild Strawberries
PART10:歴史は小便をかけるためにある History Is for Pissing On
エピローグ
謝辞
備考 -
日本における韓流・K―POPブームを間近で見守ってきた、人気MC古家正亨の初エッセイ。人気K-POPスター達から「ふるやさ~ん!」と親しまれ、来日プロモーション時やイベントMCを数多く務めていることからファンにもお馴染みの存在である著者だが、そのバックグラウンドには、ラジオDJとしての活動にこだわり、韓国のポピュラー音楽である「K―POP」の魅力を日本に伝えようと、四半世紀にわたって努力を続けてきた姿があった。音楽を通じて、日韓の架け橋として活躍してきた著者の、20数年にわたるその活動を振り返り、次の世代を担う若者たちに贈るメッセージと共に、その未来を託していく。また、スターからも、ファンからも愛されるその“MC術”の秘密も。
【目次】
CHAPTER 1 夢はラジオDJ
CHAPTER 2 韓国との出会い
CHAPTER 3 日本にカムバック
CHAPTER 4 第一次韓流ブーム前夜
CHAPTER 5 冬のソナタがやってきた
CHAPTER 6 韓流ブームの波に乗って
CHAPTER 7 大阪から再出発
CHAPTER 8 K-POPとK-POPに携わる人たちのこれから -
日本のヒップホップの流れがつかめるディスクガイド
気鋭の批評家がこれから日本語ラップを知りたい・聴きたい人に向けて、日本語ラップの名盤100枚(+関連盤200)の聴きどころをレビュー。
「結論から言おう。掲載されている名盤達は“見たら買え!”だ。コレは。」サイプレス上野(ラッパー)
「敷居は低く、奥は深く、そして世界へ開かれている。画期的な“入門書”!」磯部 涼(ライター)
「アメリカのヒップホップについての歴史書はすでに多くの優れた本が出版されている。しかしながら、日本のヒップホップ、すなわち「日本語ラップ」についての言葉はいまだにまったく足りていないというのが現状である。そこで、日本語ラップとは何かなにかを知りたい新しいリスナーたちのために、入門書として書かれたのが本書である。」(本書「はじめに」より。)
※ 本書で紹介するもの(一部)
【I 1987-1999】
スチャダラパー『5th Wheel 2 the Coach』:ハードコアを気どる者を黙らせたドープな一枚
キングギドラ『空からの力』:日本語ラップの教科書
THA BLUE HERB『STILLING, STILL DREAMING』:北の大地からの声が日本語ラップのパラダイムを変えた
Shing02『緑黄色人種』:ポエトリー・ラップの先駆者
【II 2000-2004】
BUDDHA BRAND『病める無限のブッダの世界』:史上最も偉大なグループの、最も偉大な作品
OZROSAURUS『ROLLIN’045』:「レペゼン」とはなにか?
RIP SLYME『FIVE』:日本語ラップ随一のパーティーラップ・グループ
ECD『失点インザパーク』:孤高のラッパーが残した日本語ラップの最前衛
姫『姫始』:「日本人・女性・ラッパー」はいかにして可能か?
【III 2005-2009】
SEEDA『花と雨』:日本語ラップを決定的に変えた名盤
サイプレス上野とロベルト吉野『ドリーム』:高いヒップホップIQで日本語ラップ史を伝道する
SHINGO★西成『SPROUT』:日本語ラップのワーキング・クラス・ヒーロー
COMA-CHI『RED NAKED』:ヒップホップ・フェミニズムのはじまり
METEOR『DIAMOND』:独特なストーリーテリングが光る小説的ラッパー
【IV 2010- 】
SIMI LAB『PAGE 1』:日本語ラップが目指したふたつの方向の合流点
LBとOtowa『インターネットラブ』:ヒップホップの「現場」は、ネット空間にも
tofubeats『lost decade』:ヒップホップに強い影響を受けたJポップのイノベーター
KOHH『DIRT』:日本語ラップの夢、「世界で勝負」を無邪気にはたす
Awich『Queendom』:「まさか女が来るとは」現在のシーンの頂点に君臨
※この作品は単行本(紙書籍)『日本語ラップ名盤100』の電子書籍版です。電子書籍の特性上「索引」は収録しておりません。あらかじめご了承ください。 -
ラフ・トレード ブック・オブ・ザ・イヤー!
NME ブック・オブ・ザ・イヤー!
「俺たちは自由に、やりたいことをやりたい。
ラリって(ローデッド)、楽しんで、パーティをするんだよ」
『スクリーマデリカ』で90年代が始まる。
サッチャーに奪われ、アシッド・ハウスに救われた、狂騒と祝祭の物語。
グラスゴーのロック少年はいかに真のロックスターになったのか?
パンクへの目覚め、ジーザス&メリー・チェイン加入、プライマル・スクリーム結成、アンドリュー・ウェザオールとの出会い、歴史的名盤『スクリーマデリカ』誕生――プライマル・スクリームのフロントマンがセックス、ドラッグ、ロックンロールのすべてを語り尽くす。
「ギレスピーはロックンロールのオリバー・ツイスト。パンク・ロックのお伽話は剃刀のように鋭く、階級闘争と音楽とスタイルに切り込む。そしてここには世界最高のバンドのひとつが導きだした、他にはない世界観がある。読むのをやめられなかった」――コートニー・ラヴ
「ロックンロールのスピリットをひとりの人間に閉じ込めたら、ボビー・ギレスピーになるだろう。この本はロックする人生だけでなく、それを形成した労働者階級文化の美しさを肯定している。私は読みながら喜びの涙がこみあげ、同時に我々が失ってしまったものに大きな怒りを感じた」――アーヴィン・ウェルシュ(小説家、『トレインスポッティング』原作者)
1961年の夏、ボビー・ギレスピーはグラスゴー・スプリングバーンの労働者階級の一家に生まれる。16歳で退学し、印刷工の見習いとして働きだした彼は、フィル・ライノットから稲妻のようにロックンロールの啓示を受ける。運命は、セックス・ピストルズとパンク・ロックの登場で決定された。それは階級制度に反抗する、聖像破壊のヴィジョンだった。
そしてボビーはついにアーティストとなり、ジーザス&メリー・チェイン、さらにはプライマル・スクリームを始動する。
90年代へ移ると、ボビーの旅はさらに加速する。サマー・オブ・ラブ、ボーイズ・オウンのパーティ、アンドリュー・ウェザオールとの運命的な出会い。新たなエレクトロニック・ソウル・ミュージックがイギリスの意識を動かし、「90年代を始めた」と言われるアルバム『スクリーマデリカ』をリリースする。それは世紀末ブリティッシュ・ポップの未来を過激に作り変えた、ロックンロールの使徒の喜びと驚きに溢れた一枚だった。
【目次】
Part One (1961-1977)
1 スプリングバーン育ち、それが俺だ
2 服はアーサー・ブラック、パンツはハイウエスト(ザ・マウントでのスクール・デイズ)
3 サイキック脱獄(ジョニーを見た少年)
Part Two (1977-1981)
4 見習いパンク
5 新たな宗教
6 文化革命
7 変容するイメージ、変容する意識
8 ファクトリーの連中(刈り上げとカフカ)
Part Three (1982-1985)
9 グラスゴー労働者階級のインダストリアル・ブルーズ
10 スカイブルーのヴォックス・ファントムの叫び
11 祖母がアシッド・ファクトリーで着けたサッシュ
12 ジーザスが歩く
13 十字軍
14 アンフェタミンをキメた革服の男たち
15 サイコキャンディ
16 スプラッシュ・ワン・ハプニング
17 エレクトリック・ボールルームの電撃(脳天を割られ、鎖を外される)
Part Four (1986-1991)
18 ソニックの花、ストロベリーの飛びだしナイフ
19 ブライトン・ロック
20 アシッド・ハウスを祝福せよ
21 オードリー・ウィザスプーンによる福音
22 ウォルサムストーでローデッド(リミクス/リモデル)
23 ボーイズ・オウン・ギャング
24 ハックニーのパラダイス
25 マルクスとマクラーレンの子どもたち
26 アンダーグラウンドがオーバーグラウンドに
27 レット・イット・スクリーマデリカ -
MCUが起こしたサウンドトラック革命!
MCU作品はヒーローたちの個性が光る“アクション”や“人間ドラマ”が魅力的だが、同時にヒーローたちの活躍に彩りを与える“音楽”もまた魅力の一つと言える。オリジナルの劇伴や歌だけでなく、往年の名曲を取り入れるなど、それぞれの作品の個性をより色濃く際立たせている。本作ではフェーズ1~3の23作品で使用された140曲以上に及ぶポップミュージックの背景や選曲意図を徹底考察!その選曲の意図や効果について、作品ごとに様々な角度から徹底的に分析・考察する!
「ポップミュージックと映画を結びつけ、両者に橋を架けること。映画の歴史全体に照らしても、50年分の華々しい達成のあとでさえ、マーベル・スタジオが今行っていることは、特別で大きなものだと私たちは考えています。のちに「マーベル・シネマティック・ユニバース」と呼ばれることになる映画シリーズが2008年に始まったとき、つまり『アイアンマン』が公開されたとき、開巻いきなり響きわたるハードロックがすべての変化の始まりでした。そこにはすべての予兆が含まれていたと、今ならはっきりとわかります」(本書まえがきより)
【目次】
はじめに/PROLOGUE(添野知生)
PHASE01
アイアンマン
インクレディブル・ハルク
アイアンマン2
マイティ・ソー
キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー
アベンジャーズ
COLUMN My Best Songs in MCU MCU「あの曲、あの場面」ベスト3(1)
PUNPEE
北村紗衣
PHASE02
アイアンマン3
マイティ・ソー/ダーク・ワールド
キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
PLAYLIST メレディス・クイル選曲『Awesome Mix 完全版』(C)Spotify
アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
アントマン
COLUMN My Best Songs in MCU MCU「あの曲、あの場面」ベスト3(2)
宇多丸(RHYMESTER)
荻上チキ
PHASE03
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
ドクター・ストレンジ
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
スパイダーマン:ホームカミング
マイティ・ソー バトルロイヤル
ブラックパンサー
COLUMN 映画全体を外側から見つめ直す立体的なアルバム「Black Panther: The Album」解説(小林雅明)
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
アントマン&ワスプ
キャプテン・マーベル
アベンジャーズ/エンドゲーム
スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
おわりに/EPILOGUE(高橋芳朗) -
ずっとパンクでニューウェーブ
「直の先輩の頭の中を覗いてみよう」藤原ヒロシ
「完ちゃんが持ってるPOPな感覚、
それは私の大好物なのであります」小泉今日子
祝KAN暦! 東京ブラボー、ピテカン、ツバキハウス、タイニー・パンクス、MAJOR FORCE――
79年のデビューから現在まで、独自のセンスで日本のカルチャーを牽引する高木完による初単行本。
著者だから実現した豪華ゲストとの「in the Flesh(=生の、実際の、生きた)」なトークは、
東京ポップカルチャー黎明期の貴重な証言が満載。
【収録ゲスト】
ヤン富田、近田春夫、高橋盾 (UNDERCOVER)、大貫憲章、NIGO(R)、小泉今日子、宇川直宏(DOMMUNE)、細野晴臣、小西康陽、戸川純、レック (Friction)、K.U.D.O (MAJOR FORCE)、EYE、YoshimiO
J-WAVE(81.3FM)「TOKYO M.A.A.D SPIN」放送中!
「誰でもできる」ってのが音楽の進化だったりする。
それまで無価値とされていたものに価値を見出したり、
パンクだったらパンクで難しいコードは知らないけど、とか、
ニューウェーブなら「そのほうが面白いのができるんじゃ?」みたいな。
僕にとって「このアイディアを曲にしよう」というはじまりはヒップホップからだった。
発想の転換、大きな文化運動。
(本文より)
メインビジュアル スケシン
ブックデザイン 河村康輔
企画・構成 平井有太
【目次】
はじめに
いくつかの場面
かんちゃん→KAN→完
見る前に飛べ
スタインウェイのピアノ
ドラムセット
ジョン・バリー『007の世界』
「勝ち負けとか嫌だわ」
「ハイウェイ・スター」
フィンランド人の血
ジョニー・ロットンの衝撃
バンド名は「KEEP」
PYG「花・太陽・雨」
内田裕也と近田春夫
FLESHでデビュー
ジャングル・ブラザーズ
8 1/2
プラスチックス
大貫憲章
ヒップホップもニューウェーブ
東京ブラボー
ピース・オブ・マウンテン
RUN-DMC「ロック・ボックス」
ピテカン
ヤン富田
ヒップホップ
価値観を変える発想
MAJOR FORCEと『MESS/AGE』
『スチャダラ大作戦』
『フルーツ・オブ・ザ・リズム』
チープ・シック
モチベーション
レック
センスの話
異形
ラジオ
ECD
東京 IN THE FLESH
01_ヤン富田
02_近田春夫
03_高橋盾(UNDERCOVER)
04_大貫憲章
05_NIGO(R)
06_小泉今日子
07_宇川直宏(DOMMUNE)
08_細野晴臣
09_小西康陽
10_戸川純
11_レック(Friction)
12_K.U.D.O(MAJOR FORCE)
13_EYE
14_YoshimiO -
「ジョニー、そろそろ黙ってもらおうか。ここからはオレが話す番だ」
「パンクの定義」を根底から覆す禁断の書。
盗め! 盗め! 盗め!
ボウイの機材一式、ストーンズのコート、メンバー全員の彼女──。
窃盗、セックス、酒、ドラッグ──すべてに溺れ、生き返った男。
セックス・ピストルズのオリジナルメンバーによる超絶アナーキーな生き様。
2022年、テレビドラマ「Pistol」原作本。
監督:ダニー・ボイル(「トレインスポッティング」など)
オレはミッキー・マウスのような子どもだましのインディー・レーベルではなく、
大きなレコード会社が好きなんだよ。これもパンクに対する誤解のひとつだ。
「自分で雑誌を作って、自分のレーベルを立ち上げるんだ」てなさ。
そんなのクソ喰らえだ。趣味でやるわけじゃねえんだよ。
(本文より)
後に続くパンクやポストパンクのバンドが「演奏できないこと」を強調していたが、
どれだけオレたちが訓練していたのか理解していない。
あの「誰でもできる」というパンクの要素。
オレたちはそれとは正反対、スタジオではガチで全力投球していた。
(本文より)
【目次】
序文 クリッシー・ハインド
PART I BEFORE ─ピストルズ前─
PART II DURING ─ピストルズ中─
PART III AFTER ─ピストルズ後─
付録──ロックンロールじゃないもの -
なぜ、スピッツはこれほどまでに愛されるのか?
ポップでマニアック、優しく恐ろしく、爽やかにエロティック。
稀代のバンドの魅力を「分裂」というキーワードで読み解く画期的論考。
【目次】
第1章 密やかさについて ─ “個人”と“社会”
第2章 コミュニケーションについて ─ “有名”と“無名”
第3章 サウンドについて ─ “とげ”と“まる”
第4章 メロディについて ─ “反復”と“変化”
第5章 国について ─ “日本”と“アメリカ”
第6章 居場所について ─ “中心”と“周縁”
第7章 性について ─ “エロス”と“ノスタルジア”
第8章 憧れについて ─ “人間”と“野生”
第9章 揺動(グルーヴ)について ─ “生”と“死” -
「バンドは、つづければ、つづけるほど、よくなるんだよ」
──佐藤伸治
デビュー30周年記念出版。
フロントマン佐藤伸治をデビュー前から
間近で取材し続けた著者が鮮やかに蘇らせる、
90年代を駆け抜けた伝説のバンドの軌跡。
今でも新たなファンが生まれ、国内外で高い評価を受ける
フィッシュマンズの決定版評伝。
増補新版、未公開写真+プロモ用ミニブック
「after GO GO ROUND THIS WORLD」「Stop-Action Fishmans」収録で復刊。
「独自の分析と深い愛情が、
今も圧倒的なエネルギーで迫ってくる。
フィッシュマンズを鳴らし続ける僕らの気持ちは、
この本を読めばわかる」
──茂木欣一
あなたが、自らのなかに「欠落がある」と感じるのだったら、
佐藤伸治が、フィッシュマンズが身を賭して作り上げた作品の数々は、
きっと役に立つはずだ。(「はじめに」より)
ドキュメンタリー映画「映画:フィッシュマンズ」
2021年7月9日全国公開。
【目次】
二〇二一年のまえがき
はじめに
第1章 90年12月 「きょうは、シンジは、いません」
第2章 91年 らしくない大器、デビュー
第3章 92年 涙ぐむような音楽
第4章 92年 ラジオ・デイズ
第5章 93年 新しいヤンキーたちの夜明け
第6章 94年1月~6月 渋谷は燃えているか?
第7章 94年6月~12月 「夕焼けの色だよ」
第8章 95年 「まだ夏休みは終わってない」
第9章 96年 空中のシーズン
第10章 97年~98年 残響の彼方へ
第11章 1999年3月15日、3月20日
それから
さらに、それから
[付録]after GO GO ROUND THIS WORLD/Stop-Action Fishmans -
アーティストと名曲で読む、K-POP
彼/彼女たちは、いかに乗りこえ、聴くものを魅了してきたか。
ソテジ・ワ・アイドゥルやH.O.T.の黎明期、BoAやKARAの躍進、BLACKPINKやBTSの世界進出、さらにはYUKIKA、LOONAなどのK-POPの未来を描くアーティストまで。
今では、世界中が熱狂する音楽になったK-POP、その軌跡を名曲とアーティストで追う。
【目次】
はじめに “ビビンバ的発想”が世界を魅了する
chapter1 反抗と10代 ~時代を切り開いたアイドルたち~
chapter2 斬新なアイデアとコンセプト ~K-POP大航海時代をサバイブするアーティストたち~
chapter3 ガールクラッシュ ~ジェンダーと社会通念への挑戦~
chapter4 オーディション ~K-POP人気を支える多彩な番組~
chapter5 K-POPのその先へ ~未来を描くアーティストたち~
chapter6 花咲くインディーズカルチャー ~多彩な魅力で聴かせるアーティストたち~
おわりに K-POPの勢いに魅せられて -
エルヴィス、ボブ・ディラン、ビートルズ……
信仰は、あの名曲に何をもたらしたか。
「ロック」と聞けば、それがジャンルとして確立されてきた当時から「若者たちの音楽であり、反体制的で権力に反抗するもの」だというイメージが強かった。
そうした権力のなかには、西欧社会で力をふるってきたキリスト教も含まれる。そのため、キリスト教文化になじみのない日本人からすればキリスト教的精神とロックは相いれないものだと考えるだろう。
しかし、エルヴィス・プレスリーやボブ・ディランをはじめ、アメリカにおける多くのロックミュージシャンが、自らの楽曲のなかで「神」「イエス・キリスト」「マリア」を讃えていたり、あるいは祈りを捧げたりしている。
むしろその西欧社会におけるキリスト教とロックのかかわりを紐解くと、キリスト教がなければ、ロックは生まれてこなかったのではないかという見方さえもできる。
信仰を持つことによって、あるいは信仰を否定することによって、彼らの音楽はどう変化し、それはロックというジャンル全体にどう影響していったのか。宗教学者がその関係をひもとく。 -
勝負を決めるのは才能でも人生経験でもなくスキルだ!
日本初! フリースタイル(=即興)ラップの入門書!
読めば誰でもラッパーになれる!
R-指定、推薦!
『俺に「フリースタイルのやり方教えてください」って聞く前にまずはコレ読め!!!』
「フリースタイルダンジョン」(テレビ朝日)、「高校生RAP選手権」(BSスカパー!)など、若者を中心にヒップホップの1ジャンルであるフリースタイルやMCバトルが盛り上がりを見せている。
2005年のB BOY PARK MC BATTLE優勝、MCバトルの日本一を決める大会UMBを2連覇(2010年、2011年)、戦極MC BATTLE初代王者の実力派ラッパー晋平太による日本初のフリースタイル・ラップの入門書。ラップの基礎的なテクニックからMCバトルでの必勝法まで、晋平太のスキルのすべを詰め込んだ決定版!
人気ラッパーR-指定(Creepy Nuts)とのロング対談も収録。 -
むさぼり読んでいた自分へ。ストーン・ローゼズ、ブラー、オアシス、ニルヴァーナ。1990年から96年。『ロッキング・オン』がいちばん売れていた時代。UKロックを盛り上げ、10万人の読者を巻き込んだ熱血編集長が、「その熱狂」のすべてを語る!著者の増井修は1990年から7年間、ロック雑誌『ロッキング・オン』の2代目編集長として敏腕をふるい、「極東スポークスマン」を自任、マッドチェスター、ブリットポップ、UKロックを日本に広めることに貢献。読者からの投稿がメインだった『ロッキング・オン』を10万部超の「音楽誌」に成長させた。本書は、編集長時代の7年間を中心に、アーティストとの交流や雑誌制作現場の裏話を語り尽くす。
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なぜ、ふたりの共演は「幻」に終わったのか?
ジャズ・ロック史上最大の謎に挑む!
ジャズの帝王マイルス・デイヴィスは、盟友ギル・エヴァンスとともに、つねに自分の音楽を前進させることだけを考えていた。その前に忽然と姿を現した若きロックの革命児ジミ・ヘンドリックス。ジミもまたマイルスに憧れと尊敬の念を抱きながら、異形ともいえる自分だけの音楽を求め続けていた。この男こそ自分に必要だと確信した両者は“共演”を前提に新たな一歩を踏み出す。だが……。マイルスをめぐる群像中、著者が最も書きたかった男たちの姿が、いま、初めて明らかになる!! -
ビートルズのメンバー不和や、解散、再結成レコーディングの裏側にあったものは何か。金銭問題をはじめ、これまでの通説以外の解散の理由を数多くの証言や資料から明らかにし、解散前と、解散後から現在までのメンバーの活動と人間関係をリアルに描いた巨艦ノンフィクション。日本版オリジナル1967年~2004年のディスコグラフィ(主なツアー、プライベートイベントを含む)付き。
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。