『王様に訊け!、小学館(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧
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開高文学の最高傑作『輝ける闇』『夏の闇』『花終る闇』は総称して《漂えど沈まず》と冠されるはずであった・・・
朝日新聞の臨時海外特派員として訪れた戦時下のベトナムで、開高健は多くの死を目にし、心に無数の傷を負う。暁の広場で公開処刑されたベトコン少年の姿は一生涯その脳裏から離れることはなかった。1965年2月14日、ベトナム政府軍に従軍して侵攻したジャングルでベトコンに包囲され、激しい銃撃を浴びせられたときは死を覚悟した。以来、この日が“命日”になった。
九死に一生を得て帰国してから3年後の’68年、このときの体験をもとに書き下ろした『輝ける闇』(毎日出版文化賞受賞)を発表。その3年後の’71年には著者自らが“第二の処女作”と位置づけ、開高文学の最高傑作との評価も高い『夏の闇』を発表する。闇三部作の第三部『花終る闇』は冒頭に“漂えど沈まず”と書きつけたものの思うように筆が進まず、書き終えることができないまま開高健は58歳の若さでその人生を閉じてしまう(’89年)。翌90年、未完のまま『花終る闇』は出版される。
『輝ける闇』『夏の闇』『花終る闇』からなる闇三部作を総称して、開高健は《漂えど沈まず》と冠するつもりだった。
【収録数】小説:3作 付録:生原稿の写真や当時の編集担当者の思い出話など11点 -
孤立状態での子育てというギリギリママの“闇”を問う衝撃の新連載「孤育て~ひとり育児は限界です~」スタート!
6月号収録作品
●連載『私ってうざい?キモい?面倒くさい? 第17話』あらいきよこ
●新連載『孤育て~ひとり育児は限界です~ 第1話』大塩七華
●連載『転生ギャル勇者と囚われの姫~モラハラ義実家を攻略せよ~ 第24話』横山真由美
●連載『さようなら、エデン。 第26話』わたなべ志穂
●連載『夫との復縁をうさぎが阻止してきます 第5話』石高屋
●連載『偏差値の悪魔~その中学受験、本当に子どものためですか?~ 第3話』帆苅梨花
●連載『極と蕾~極道と恋を知らない人妻と~ 第7話』井山ゆー
●連載『鬼嫁にタワマン 第26話』粒見よう子
●連載『死にたくないので愛さないでください!! 第14話』ながえ直
●連載『フェイクマリッジ~元彼の子を身ごもって捨てられたらセレブ彼に求婚されました~ 第14話』星野正美
●シリーズ『あなたのスマホ、知らないアプリ入っていませんか? 第7話』今井康絵
●デビュー40周年リバイバル企画(再録)『ヨモギもちヤケた? 第1話』あらいきよこ&『Vitamin Kiss』星野正美
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