『夜行、著者センター(文芸・小説、ライトノベル)』の電子書籍一覧
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不幸を呼ぶ黒猫、猫と理想の集う町〈猫町〉へと降り立つ。
長旅の末〈猫町〉に辿り着いた黒猫の主人公「わたりまる」は、とある画廊へと足を踏み入れた。日本画から西洋画まで、分けへだてなく収集された絵に見とれていると、突然、警備員に引き留められる。
―なんと、ついさっきまで見ていた絵画が消えてしまった!?
犯人(犯猫)の第一候補として疑われるわたりまる。そこへ助け舟を出したのは画廊のオーナーたる猫で……。
のんびり屋の猫たちが住む、気ままな町でのほのぼのミステリー風味物語。足の長い画廊のオーナーに、年齢性別ともに不詳の質屋、某液状おやつに魅入られた幽霊などなど、個性豊かな猫がたくさん登場します。
◆#web犬猫生活アート展(2022年2月中~3月6日)にて初頒布した作品です。
◆全128ページ
◆比較的軽く読みやすい文体のため、小説初心者の方でもお楽しみいただけます。 -
東京から大阪行きの夜行バスに乗っていたら、一人のばあちゃんが杖をつきながら乗ってきて私の座席の後ろに座った。
いっしょにお手洗いに行ったのをきっかけに話しをきくと、
「初めての大阪!ずっと前から来てみたかったの!」
70代のばあちゃんが一人で杖ついて元気だなぁと思ったけれど、
右も左もわからん&ガラケーの充電は残り5%…!!!
「ばあちゃん よかったらあたしなんば案内するよ」しらんばあちゃんとなんばへ遊びにいくことになった話 -
泉鏡花の短編作品の現代語訳。
【収録作】
外科室・夜行巡査・怪談女の輪・蛇くひ・夜釣・清心庵、以上6編
【あとがき より】
本書は、明治後期から昭和の初めにかけて活躍した作家、泉鏡花(1873-1939)の作品の現代語訳である。
鏡花の作品世界に満ち溢れる、美妙幽玄な魅力を音に聞き、それを味わってみようと足を踏み入れたものの、特異な文体によって描き出される風景の綺羅のような輝きに目を眩まされ、道半ばで現の世に戻らざるを得なかった人はけっして少なくないだろう。
訳者が目指したのは、現代の一般的読者が、大きな困難を感じることなく、内容を把握しながら読み通すことのできる文章に仕上げることであった…
【訳者略歴】
白水 銀雪(しろみ ぎんせつ)
慶應義塾大学大学院博士課程中退(専攻:数学)
システムエンジニア・プロジェクトマネージャー・コンサルタントとして、宇宙分野を中心とする科学技術系システム開発に従事
現在、蓼科にて山暮らし -
チャリティーアンソロジー第二弾 動物と人との触れあいをテーマに綴る心温まる短編集
有志によるチャリティーアンソロジー第二弾 売り上げは「国境なき医師団」に寄付致します動物と人の触れあい、心温まる8つのストーリーをお届けうどん屋・玄太郎 安くて美味い地元のうどん屋さん店主は信楽焼のたぬきのようなおっちゃん。夏の暑い日、やってきた母子におっちゃんは百円でうどんを食べさせてあげた。(たぬきのうどん)プロポーズ破局に人類滅亡? クリスマス前に青年を襲う悲劇(俺と、犬と、ドアの向こう。)己を鳳凰だと主張する鳥は神々を巻き込み、胸の奥に秘めた願いに向き合う──風が運ぶ想いの先(黒き翼の鳳凰)忍びの里の婚姻騒動に黒猫の牙が待ったをかける(婚姻猫写)逃げたネコを探す女子高生。裏の陰謀に挑む彼女の味方は、褌のイケオジと空手女子、そして五十五匹の化けネコたち―(天王星から愛を込めて――宇宙ネコVS 55匹のネコ)社の跡取りは、今日も〇〇退治で大忙し(神社の跡取り、今日も頑張ります)僕らのこの旅は取るに足らない一歩だけれど、きっとどこかには繋がっている。すべてがあったりなかったりしても。(夢見た果ての果て~僕の大切な友達)港町に住む老夫婦と愛犬のシロ。妻は毎日港に行くが、その目的は?(港町) -
その鬼は、夜毎朱雀門に現れる…。
百鬼夜行が横行する平安京の闇。
夜毎、朱雀門から聞こえてくる琵琶の音色が、都を騒がせていた。
いつしか人々はその楼閣に鬼が棲むと恐れ、謀反の罪に問われて亡くなった一の皇子の祟りだと噂した。
聞えてくる音曲が、その皇子だけが知る琵琶の秘曲に他ならないからである。
中でもその鬼を最も畏れる関白は、当代一の弓の名手と名高い滝口・源祐康を抜擢し、昇進と引き換えに、特別な宣旨を下して鬼の追捕を命じる。
念願の検非違使に昇進した祐康は、鬼の追跡をする内に、やがて運命の出逢いが待つ逢坂山へと導かれてゆく…。
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鳥山石燕が描いた妖怪画「百鬼夜行シリーズ」(『画図百鬼夜行』『今昔画図続百鬼』『今昔百鬼拾遺』『百器徒然袋』)全4巻を解説付きで完全収録!!
類い希なる想像力と天才的画力で描かれた、奇想天外で摩訶不思議な200以上の妖怪たち。
水木しげるや京極夏彦も酔いしれた、恐ろしくもどこかユーモラスな愛すべき異形の者たち。日本人の妖怪イメージを決定づけた天才絵師による歴史的傑作集――
石燕自身が妖怪について解説した詞書(ことばがき)も全て掲載しています。
これを読めば、妖怪への理解がよりいっそう深まることでしょう。
【収録内容】
江戸妖怪画大全(鳥山石燕 全妖怪画集)
○はじめに――日本人が思い描く妖怪イメージを決定づけた天才絵師――
○『画図百鬼夜行』
陰の巻
陽の巻
風の巻
○『今昔画図続百鬼』
雨の巻
晦の巻
明の巻
○『今昔百鬼拾遺』
雲の巻
霧の巻
雨の巻
○『百器徒然袋』
上の巻
中の巻
下の巻
江戸時代から愛され続けた大変貴重な妖怪画集を廉価にてお届けしています。
どうぞこの機会に、日本が誇る妖怪文化の礎を築いた元祖妖怪画を心ゆくまでお楽しみにください。
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ミニマムセンチュリー猫&実録まんが
猫と実録その40。今回は庭に来る野良猫たちの話や家庭内のライフハック話が中心です。16.10/23開催のCOMITIA118で紙媒体を同時発行予定です。 -
宮沢賢治の傑作263作品を掲載しています。
宮沢賢治は、日本の詩人、童話作家です。
生前彼の作品はほとんど一般には知られていませんでしたが、没後に草野心平らの尽力により広く知られ、国民的作家となっていきました。
生前に刊行された唯一の詩集として『春と修羅』、同じく童話集として『注文の多い料理店』があります。
本書には、一部挿絵も掲載されています。
※同一の作品でも、新旧の仮名遣いやルビのあるなしの違いごとに一作品として紹介しています。
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