『毎日新聞出版、福富満久(実用)』の電子書籍一覧
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中東で勢力を拡大している「イスラム国」(IS)が、世界を揺るがしている。ISが生まれた背景に何があるのか、今後どのような手を打つべきか、世界的に議論が巻き起こっている。
さらに、中東には産油国が集中している。原油価格は今後どう動くのか。油価下落は湾岸諸国の経済にどのような影響を与えるのか--。注目テーマが多く、中東の政治・経済から目が話せない。
本書は週刊エコノミスト2015年3月24日号で掲載された特集「日本人が知らない 中東&イスラム教」の記事を電子書籍にしたものです。
特別編として、サウジアラビア主導の連合軍による空爆が激化するイエメン情勢と、その背後にあるイランに対するサウジの危機感などを分析した最新号(2015年4月21日号)のエコノミスト・リポートも掲載。
目次:
はじめに
日本人が知らない 中東&イスラム教
第1部 イスラム国と中東の混迷
第2部 中東の歴史を学ぶ
【特別編】2015年4月21日号エコノミストリポート
・イエメン空爆激化 イラン核交渉が進展 危機感強めるサウジ -
世界の動きを読み解くには宗教の知識が不可欠だ。政治、社会はもちろんのこと、経済活動も例外ではない。「汝、宗教を知らずして、経済を語るなかれ--」
本書は、週刊エコノミスト2012年9月4日号の特集「宗教と経済」を電子版化したもの。世界の3大宗教と経済の関係がとことん分かります。
Part1 宗教と経済
・資本主義を生む宗教、阻害する宗教
・欧州危機はなぜカトリック諸国で、より深刻だったか
・イスラム教は、経済活動も信仰の実践の場
・単純化や技術革新に根付く仏教思想
・ユダヤ人になぜ成功者が多いのか
・大統領選を左右してきた宗教
・資源と政治・宗教
Part2 3大宗教を今すぐ理解する
宗教の系統図
キリスト教早わかり
イスラム教早わかり
仏教早わかり
Part3 知れば得する宗教の豆知識
ロムニー米大統領候補で注目を集めるモルモン教
プロテスタントが増えるカトリックの牙城ブラジル
影響力を発揮してきたインドのシク教徒
仏・儒・道教の見直し進む中国
水どころか唾も飲めないイスラム教徒の断食
蜜月続く国家と正教会
日本の宗教伝統の中心になる「神仏習合」 -
大手エンジニアリング会社・日揮と関係企業の日本人10人を含む40人以上が犠牲になった2013年1月のアルジェリア人質事件は、世界中に衝撃を与えた。容易に推測できるのは、「アラブの春」による旧体制の崩壊と米国の軍事費削減によって、北アフリカ・中東地帯に権力の空白地帯が起きていることだ。
アルジェリアは天然ガスの宝庫でもあり、日本経済の直面する課題、「エネルギーの安全確保」と「確固たるリーダーなき21世紀の世界で安全保障をどう確立するのか」が突きつけられた事件でもあった。
我々はこの事件から何を学び取ればいいのか。地政学、エネルギー問題に精通する専門家が解説する。本書は、週刊エコノミスト2013年2月12日号の特集「アルジェリアと資源と日本」を加筆・修正したものである。
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