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『幻冬舎メディアコンサルティング(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

61 ~120件目/全2300件

  • What kind of country is Japan? 
    A short introduction to Japan's little-known history.

    Japan is a country surrounded by the sea in the northeastern part of Asia.
    This island nation is known for its beautiful nature, healthy and delicious foods, and rich history.
    But do you know how these characteristics have been shaped?
    This book covers the history of Japan from B.C.E. to early modern times, including the formation of its unique culture, the emperors of each period, and the backgrounds of its world-renowned historical buildings.
    An easy-to-understand guide to the fascinating history of Japan.
  • 町の中華屋から一大チェーンへ
    唯一無二のポジションを築く大阪王将の「超える」経営とは

    外食と冷凍食品の両輪を活かしたビジネスモデルでヒット商品を創出し続ける「大阪王将」二代目社長が、地域や事業領域の枠にとらわれない拡大戦略を徹底解説!
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    「大阪王将」の始まりは、裏通りにできたわずか5坪の店舗をもつ町の中華屋でした。それから半世紀、世界に450店舗以上を展開するまでに成長し、餃子店のほかにラーメン専門店やベーカリーカフェなど新しい業態開発にもチャレンジを続けてきました。さらには食品事業にも参入し、冷凍餃子販売など多方面に進出しています。大阪王将の二代目社長である著者は、この多事業展開をはじめとしたさまざまな改革があったからこそ、多くの外食企業が窮地に陥ったリーマンショックやコロナ禍、原材料高など幾多の困難も乗り越えることができたのだといいます。

    本書のタイトルにもある「超える」というキーワードは、大阪王将の拡大戦略の中核をなすものです。
    1店舗だけの町の中華屋からスタートし、地域を「超えて」チェーンを広げてきました。さらに外食業界を「超えて」食品業界に参入し、外食と冷凍食品という“両輪事業”に基づく「食のライフプランニングカンパニー」としての基盤を固めてきたのです。試練に直面するたびに、羽根つき餃子など数々の既成概念を「超える」ヒット商品を連発し、コロナ禍の逆境では組織改革を断行して未曽有の危機を「超え」ました。さらにブランディングを進める過程では、従来のブランド戦略に加えてインターナルブランディングを徹底し、過去の自分たち自身をも「超えた」のだといいます。
    常に「超え」続けることを追求するしなやかな戦い方こそが大阪王将の真髄であり、それがあってこそ企業は成長、拡大できるというのが著者の考えです。
     
    本書は、困難にあっても前を向いてひたすら貫いてきた大阪王将の「超える」戦略展開を詳しく紹介するものです。
    経営者や管理職、起業を目指している人たちにとって、企業を成長させるためのヒントになる一冊です。
  • クリニック淘汰の時代、地域医療を担う開業医の使命とは

    開業から17年で7つのクリニックを展開
    香川県高松市の巨大医療グループに見る
    地域の患者に選ばれるクリニックをつくるための経営戦略
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    都市部と地方の医療格差は深刻の度合いを増しています。
    地方において地域の医療を支えるクリニックにとって、高齢化や人口減少などの影響で年々経営環境が厳しくなるなか、医療と経営を両立していくことは容易ではありません。

    著者がクリニックを営む香川県の高松市も、そうした地方都市のひとつです。著者は大学を卒業後、脳外科医として香川医科大学(現・香川大学)附属病院で勤務していましたが、2007年、43歳のときにこの高松市で小さなクリニックを開業しました。
    気軽に足を運んでもらえるクリニックで、地域の人の健康を守りたい——その思いで開業を決意しましたが、高松市は当時からすでに人口減少が始まっており、既存の医療機関と同じようなクリニックを開業しても、患者を取り合う競争に追われることになるのは目に見えていたといいます。
    そこで、ほかのクリニックとの差別化を図るため、地域の医療ニーズや既存の医療資源などを徹底的にリサーチすることにしました。すると高松市には脳外科手術をする大きな病院はあるものの、脳梗塞など重篤な脳疾患の兆候をつかむことができる脳の検査に特化したクリニックがないということが分かったのです。
    脳血管疾患は日本人の死因の4位となっており、重大な脳疾患を発症してからでは大掛かりな手術や治療が必要となります。高齢化が進み多くの人が健康寿命への関心を高めるなか、無症状でも軽度の脳疾患を検査で見つけだし、早期治療に導くクリニックに必ずニーズがある——そう考え、MRIなど最先端の設備を備え、検査を専門とした脳外科クリニックを開業したのです。すると、開業当初から予想以上の反響があり、好スタートを切ることができたといいます。ニーズがあるという見込みは間違っていなかったのです。
    また、患者が通いやすい場所に開業したこと、最新設備や専門医としての知見が信頼の獲得につながったことなど、さまざまな要因がかみ合い、クリニックは地域の人々に受け入れられ、患者は順調に増えていきました。
    その後も著者はマーケティングの視点を重視したクリニック経営を行い、地域のニーズを的確に把握して迅速に応えてきました。選ばれるクリニックとなるための施策を次々に打ち出す一方で、エリア戦略として分院展開や脳外科以外のクリニックを開業して拠点を増やし、それぞれの強みを生かす医療ネットワークを構築していきました。そのうえで介護・福祉を含めた多職種連携を進め、地域医療の中核を担う医療グループとなることを目指して成長を続けてきたのです。
    本書では、著者の17年間におよぶクリニック経営を振り返りながら、マーケティングやエリア展開、デジタル化による業務の効率化など、地方都市のクリニックが安定した経営を成り立たせるポイントについて解説しています。
    地方都市の医療従事者、病院経営者にとって、クリニックの運営の悩みから脱却し、医療と経営を両立させるためのヒントとなる一冊です。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    人を呼び込み、感動を生み出し、地域を活性化させる

    デジタル技術によって建物などに映像を投映する空間演出「プロジェクションマッピング」。
    各自治体の抱える問題に合わせて企画・広告・効果測定までをトータルでプロデュースしてきた著者が、地域活性化の成功事例をもとに準備から成果までを詳しく解説。
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    地域に観光客を呼び込み地方創生につなげたい、地域の観光スポットをより多くの人にも知ってもらい知名度を向上させたい——近年、こうした目的を達成するためにプロジェクションマッピングを実施する地方自治体が増えています。
    プロジェクションマッピングとは、プロジェクターを用いて建物やオブジェなどの立体物の形状に沿って映像を投影し、さまざまな視覚効果を与える技術、あるいはその技術を用いたイベント・パフォーマンスのことを指します。地域の歴史的建造物や文化財に映像を投影することで、光のアートによる幻想的な空間を創り出すことができます。目の前で繰り広げられる迫力ある映像がもたらす感動は、その場所に足を運んでこそ体感できる醍醐味であり、多くの集客が見込めます。
    また、プロジェクションマッピングを見た興奮や感動を共有しようと多くの人がSNSで動画や写真を拡散するため、海外を含め来場者以外にも情報が拡散され話題になるという面でも効果的です。さらにプロジェクションマッピングは暗い環境が必須で屋外の場合は夜間に実施されるため、周辺での飲食や宿泊などナイトタイムエコノミー(夜間の経済活動)の振興という経済波及効果を狙うこともできます。

    著者は、プロジェクションマッピングをはじめとするデジタル技術を活用した地方創生イベントのプロデュース・総合演出を手がける会社を営み、城や寺など地域の伝統的建築物、文化観光資源、文化財に登録されている古民家や料亭、美術館・博物館といったさまざまな場所を活用したデジタルアートイベントを開催してきました。
    効果的なプロジェクションマッピングを企画するためには、映像コンテンツにその地域ならではの歴史や文化伝統を表現する場面を盛り込み、観光客がその場所に足を運んで映像を見る価値を実感できるイベントとすることが重要だと著者は言います。そして、その考えのもと、何の目的を達成するために行うのかという戦略策定や企画の制作立案からイベント終了後の波及効果測定までをトータルでマネジメントすることで、多くのプロジェクトを成功に導いてきました。

    たとえ有名な建造物などがなく、あまり知られていない地域であっても、それぞれの地域の歴史や文化伝統、あるいは自然景観に目を向ければ、必ずその地域にしかできないようなユニークなプロジェクションマッピングは実現できます。地域ならではのすばらしい魅力を織り交ぜた映像コンテンツを制作し、地域のユニークなロケーションを生かしたプロジェクションマッピングを実施することによって、参加した観光客に地域の魅力が伝わるだけでなく、地域住民のシビックプライド(都市に対する市民の誇り)の醸成につながります。
    そして、地域の課題やプロジェクションマッピングに期待する効果を丁寧にヒアリングしたうえで企画を立案し、集客力を発揮できるコンセプトメイキングや、戦略的なパブリックリレーションズなど、さまざまな面で戦略的にきめ細かく設計・評価を進めることで、知名度の高い国宝級の文化財がなくても、地域に人を集め地方創生につながるプロジェクションマッピングを行うことができるのです。

    本書では、プロジェクションマッピングに関する基礎知識、そしてそれを活用した地域ならではの事例を幅広く紹介します。地域に根ざして地方創生や文化観光のDXに取り組む自治体担当者や地域の文化観光関係者、プロジェクションマッピングに興味のある次世代クリエーターへ向けて、プロジェクションマッピングの可能性を伝え、地域の知名度向上のヒントとなる一冊です。
  • 愛情、後悔、そして謎――。

    火事のあった日のいきさつはこうだ。その日、真琴の父、櫻井良一は仕事が休みの日ではあったが、午後から急ぎの用事があると言って会社に出掛けた。夕方五時頃、仕事を終えたところで、これから実家に寄って帰るつもりだと妻に連絡を入れている。(中略)しかし鑑識の結果、明らかに火元は居間のストーブの火の不始末が原因とわかった。消したつもりのストーブにカーテンの一部が燃え移って全焼したのだ。(本文より)

    事故なのか?放火なのか?
    空白の四時間と三件の火災の謎を解明すべく
    看護学生・篠原あずみの推理が始まる。

    【目次】
    1 はじまりの火事
    2 そして二軒目……
    3 課題
    4 行方不明
    5 ふたたび現場へ
    6 病院バイト
    7 逮捕者
    8 空白の四時間
    9 故意と過失
    10 ライターの持ち主
    11 放火犯
    12 善悪の彼方に

    【著者紹介】
    〈著者紹介〉
    叶浦みのり(かのうらみのり)
    コロナ禍で小説を書き始める。
    趣味は偏った読書。好きな作家は松本清張。
  • 教室で、どれくらい英語を話していますか?

    本当の「バイリンガル」ってなんだろう?

    英語と日本語の使用比率は、
    授業の質に差を与える重要なファクターだった。
    科学的根拠から教師の最適な在り方を提案する、
    中学・高校に効果的な英語教育の探求と、実践への入門。
  • 僕の進むべき道はこれでいいのだろうか

    昭和38年、農業高校を卒業して大学進学するも、生き方を模索し静岡から上京した一人の若者がいた。
    様々な人との出会いや仕事を経験しながら自問自答を繰り返し、遂に医師になる決意をする。
    晩年になっても夢を追うことを諦めなかった男の生涯を描いた成長記。
  • 対話形式だからスラスラ読める!
    読むだけで理解が深まる、糖尿病の入門書

    看護学校で人気の講義が待望の書籍化!

    専門医と看護学生の対話形式で、糖尿病に関する疑問をまるっと網羅。
    病態生理から、診断、食事・運動・薬物療法、糖尿病が引き起こす合併症まで、
    これ一冊で学べる!
    巻末には「免許皆伝クイズ」100問付き。理解度チェックもはかどります!

    看護学生はもちろん、糖尿病をイチから勉強したい医療従事者、
    糖尿病や糖尿病予備軍と診断された人にも読んでほしい入門書です。

    第1章:糖尿病の病態・疫学
    1.       あなたのカラダは縄文人!?
    2.       ヒトの体、血糖上げ上手、下げ下手
    3.       日本人はインスリン分泌能力が低い
    4.       糖尿病、4つに分かれる
    5.       糖尿病パンデミック!?
    6.       日本の糖尿病患者、増加の一途
    7.       糖尿病とは
    8.       血糖値を下げる唯一のホルモン、インスリン
    9.       インスリンの作用
    10.   インスリンは肥満ホルモン
    11.   膵臓はインスリン工場
    12.   インスリンはノーベル賞受賞物質
    13.   大正時代、インスリン1本〇万円
    14.   1型糖尿病
    15.   糖尿病を一文で表現すると
    16.   インスリン作用の仕組み
    17.   インスリン、量の不足(ピッチャーが悪い)
    18.   インスリンをつくる力、元に戻らない
    19.   インスリン、質の低下(キャッチャーが悪い)
    20.   肥満には2つの種類がある
    21.   内臓脂肪は、インスリンの質(インスリンの効き)を低下させる
    22.   痩せた人と太った人、インスリンの効きが違う
    23.   アメ車体質は、エコカー体質になれる
    24.   糖尿病の病態をまとめると
    25.   日本人は糖尿病になりやすい
    26.   血糖値とは?
    27.   各栄養素が血糖に変わる速度
    28.   インスリンはブドウ糖を移動させる1
    29.   インスリンはブドウ糖を移動させる2
    第2章:糖尿病の診断と治療
    30.   血糖値の正常値は?
    31.   HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)
    32.   糖尿病の診断
    33.   糖尿病を最も正確に診断できる検査:75gOGTT
    34.   糖尿病治療の極意
    35.   まず3か月は食事・運動療法で治療する
    36.   2型糖尿病治療戦略
    37.   糖尿病治療目標
    38.   食事療法の考え方
    39.   食事療法のカロリー設定
    40.   食事のバランス1
    41.   食事のバランス2
    42.   食品交換表
    43.   食品の栄養成分表示
    44.   糖類、糖質、炭水化物の違い
    45.   運動は有酸素運動と無酸素運動に分けられる
    46.   運動はどれくらいすればよい? 
    47.   運動をすると、なぜ血糖値が下がる? 
    48.   運動の急性効果と慢性効果
    49.   薬物療法にはお金がかかる
    50.   内服薬をざっくり考える
    51.   インスリンを出す薬
    52.   インスリンを出す薬① (SU薬、速効型インスリン分泌促進薬)
    53.   インスリンを出す薬② (DPP-4阻害薬、経口GLP-1受容体作動薬)
    54.   インスリンを出さない薬
    55.   インスリンを出さない薬:メトホルミン
    56.   インスリンを出さない薬:チアゾリジン
    57.   インスリンを出さない薬:αグルコシダーゼ阻害薬
    58.   インスリンを出さない薬:SGLT-2阻害薬
    59.   インスリン注射薬を学ぶ前の基礎知識①
    60.   インスリン注射薬を学ぶ前の基礎知識②
    61.   インスリン注射薬①(持効型インスリン)
    62.   インスリン注射薬②(超速効型インスリン)
    63.   インスリン注射薬③(混合型インスリン)
    64.   BOT~マイルドなインスリン治療~
    65.   インスリンの副作用
    66.   インスリンではない、新しい注射薬(GLP-1受容体作動薬)
    67.   糖尿病治療の総まとめ「1に食事、2に運動、最後に薬」
    第3章:糖尿病の合併症
    68.   合併症は「しめじ」と「えのき」1
    69.   合併症は「しめじ」と「えのき」2
    70.   糖尿病性神経症(ざっくり分類)
    71.   高血糖、なぜ神経がダメージを受ける? 
    72.   糖尿病性神経症(単神経障害)
    73.   糖尿病性神経症(多発神経障害1)
    74.   糖尿病性神経症(多発神経障害2)
    75.   糖尿病性神経症の診断
    76.   糖尿病性神経症の治療
    77.   高血糖、なぜ眼がダメージを受ける? 
    78.   糖尿病性網膜症の分類、診断、治療
    79.   糖尿病性網膜症、眼科医との連携が必須
    80.   透析原因、第1位は糖尿病性腎症
    81.   糖尿病性腎症の分類
    82.   高血糖、なぜ腎臓がダメージを受ける? 
    83.   糖尿病性腎症の診断
    84.   糖尿病性腎症の治療
    85.   糖尿病性腎症の食事療法
    86.   糖尿病性壊疽(えのきの「え」)
    87.   糖尿病性足病変・フットケア
    88.   糖尿病性足病変の治療
    89.   脳梗塞、虚血性心疾患(えのきの「の」「き」)
    90.   大血管障害(えのき)を予防するためには
    91.   危険なのは高血糖より低血糖
    92.   低血糖の「はひふへほ」
    93.   低血糖への対処法
    94.   糖尿病性ケトアシドーシス
    95.   糖尿病性ケトアシドーシスの診断と治療
    96.   高血糖高浸透圧状態
    97.   シックデイ
    98.   妊娠と糖尿病1
    99.   妊娠と糖尿病2
    100. 妊娠と糖尿病3
    糖尿病いろは 免許皆伝クイズ100
  • 驚くべき数合わせの真相とは――

    古事記の誕生から1300年。
    その胎深く秘められ続けていた数合わせの発見により、これまで解き明かされることのなかった真実が闡明される。

    ◇古事記の数合わせは古代冠位制度史を証明する。
    ・別天神五柱と神世七代の構造は天武朝冠位制度の構造に一致する。
    ・数合わせは近江令冠位制度の存在を証する。
    ・大宝律令は藤原不比等が近江律令を換骨奪胎したものである。
    ◆壬申乱前代の改新政治による衆生救済政策は
    乱後の天武朝による愚民化政策によって破壊された。
    ◆神生み神話の35神問題は古代戸籍制度史が解く。
  • 埼玉最強のプロフェッショナルチームが徹底解説!

    「事業承継の流れやスケジュールは?」
    「後継ぎについての相談は誰にしたらいい?」
    「会社の売却を失敗しないためには?」
    いつか向き合えばいいと思っていたモヤモヤを、この一冊で一気に解消!
  • 学校が信頼をとりもどすために

    学校ってなんだろう? それは寄り添う場
    子どもへ、学校へ、教師への愛情に満ち溢れた37のエッセー

    現象学において、「リンゴ」は存在すると思う人に存在し、人それぞれイメージが異なる。
    者は「リンゴ」を「学校」に置き換え、子ども、保護者、教師が共有できる普遍的な学校のイメージを探っていく。
  • 歌の勉強のためにミラノに留学している私(川崎まひる)は、風光明媚な北イタリアの湖水地方でロシアから亡命してきたボリスと知り合う。
    好男子で愛想が良く、そつのない彼に魅かれ、恋に落ちる私。
    だがボリスには誰にも言えない秘密があった――。
    ウクライナ紛争を背景に、ダークウェブを駆使したランサムウエアの陰謀、アメリカ人のスナイパー、身代金の交渉人、マグレブ系不法移民の死が織りなす暴力と恐怖。
    背後に迫る国家の暴虐は、主人公を思いもよらない断崖絶壁に建つ教会に追いつめる――。
    若い女性のひと夏の戦慄の体験を描くピカレスク・サスペンス

    プロローグ
    第一章
    第二章
    第三章
    第四章
    エピローグ
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    あの日、両手いっぱいのふうせんは、いっせいに大空に飛び立った。

    ミルフィーユが4歳になったクリスマスイブ。
    とうさんに買ってもらったたくさんのふうせんは、とつぜんのつよい風にさらわれてしまいます。
    氷の大地や、息をのむような大都会、どこまでも青い海の中、そして、深いみどりのジャングル……。
    ミルフィーユのもとへ帰るため、ふうせんたちは長い長い旅にでます。
    ダイナミックなスケールで詩情豊かに描かれる、大切な人に贈りたい絵本。

    ある夜、ゴリラの親子が眠りにつこうとすると、空におつきさまが11個も浮かんでいるのが見えました。
    「とうちゃん、よぶんなおつきさま、とってきてよ」
    子どものゴリラはとうちゃんにせがみます。
    息子かわいさにとうちゃんは、ジャングルでいちばん高い木に登り、両手をのばしておつきさまをつかみます。すると……
  • 心を揺さぶる5つの寓話

    この世界はすこし切なくて、不思議で、あたたかい。
    子どもから大人まで世代を超えて楽しめる、珠玉の短編小説集。

    おしゃべりがうまくできずに学校に行けないネムは、子犬のジドといつも一緒。
    村の人たちは、獲物一匹取ってこないジドのことを「役立たず」といった。
    「息子に手がかかるのに、あんな犬までかかえたんじゃ、さぞたいへんだろうよ。」
    でも、ジドにはひみつがある。耳を羽のように動かして、空をとぶことができるのだ。
    ある日、空とぶ犬のうわさを聞きつけた村の旦那が、ネムの元にやってきて――
    表題作「ネムとジド」ほか、優しく沁みこんでいく全5編の物語。
  • 3度の離婚、4度の結婚を経験した著者が綴る、異色の結婚指南書!

    ★こんな悩みがある男女のバイブル
    ・恋愛経験はあるけど、結婚相手に会えない
    ・結婚したいのに彼氏がプロポーズしてくれない
    ・同棲しているが、いつ結婚するかわからない
    ・結婚したけど、夫と会話がない
    ・子どもができたら、さらに夫と会話がなくなった
    ★結婚祝いにも最適
  • 地中海に囲まれ、青い海と白い建物のコントラストによる美しい景観が魅力的なギリシア。
    2500年以上の歴史を持つギリシアには、数多くの古代遺跡や歴史的建造物が、今もなお存在感を失うことなく佇んでいる。
    それらの遺跡は何のために建てられ、当時を生きた人々の生活にどのような影響を与えていたのか――。

    古代ギリシアの研究を続け、実際に現地を訪れた際に記録した写真の数々。
    メジャーからマイナーな遺跡まで、著者の歩いた軌跡とともに辿る遺跡解説書。

    はじめに
    Ⅰ 歴史的概観
     1.旧石器時代、新石器時代、青銅器時代(35万年前~前1000年頃)
     2.初期鉄器時代~アルカイック時代(前古典期)(前1000~前480年頃)
     3.古典期(前479~前336年)
     4.ヘレニズム時代(前336~前146年)
    Ⅱ 遺跡ガイド
     1.アテネ市内とピレウス
     2.アテネ郊外
     3.メガラ
    おわりに
    参考文献
    用語解説
    年表
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    もっとみんなを よろこばせたい!

    ここは妖精たちが住む楽しい世界。
    掃除好きの妖精デメテルの大きなお家に、
    お友達のアポロが「一晩泊まらせて」とやってきました。
    たくさんのすてきなお部屋の中から、
    お気に入りを見つけてくつろぐアポロ。
    わがままばかりの彼をおもてなしするうちに、
    デメテルは自分のやりたいことを見つけて……。
  • 失った今だから、こみ上げる想いがある。

    両親の離婚と再婚、アルコール依存による入院、母親の風俗勤めなどを経て、現在は愛人として生きる「私」。
    過酷な人生のようで、確かな幸せがそこにはあった。

    周囲を取り巻く当たり前で特別な人々、そして誰よりも大切な母との交流を描いたエッセイ風小説。
  • 結婚の先に待っていた苦しみ。救ってくれたのは、ある青年からの歌のメッセージだった。

    都内某所、14もの部屋と銅像が置けるほど広い玄関ホールを有する裕福な家に生まれたしずかは、普通なところに惹かれた会社員との人生を選んだ。
    しかし、生活は次第に苦しくなり、子供のころには考えられなかった派遣社員として働きに出る日々が始まる。夫は仕事のストレスで精神を病み、家族の仲は冷え切っている。孤独と疲労が募るなか、しずかはふと、ある人が歌う姿に目を奪われた。歌詞に励まされ、歌い踊る姿に元気をもらい、生きる力を与えられたしずかの環境は次第に変化していき――。
  • 男たちの熱意が、一台のバイクを生み出した。

    「絶対に走るはずがない」実物を見た人は口々にそう言った。
    工場の隅で、廃材を集めて作り上げた試作品。改良を重ねてついに販売にまでこぎつけたV.S.Monkey。一人の男の発想と熱意が周囲の人々を巻き込み実現した、小さなバイクをめぐる物語。
    ただのエッセイ集じゃない。バイクのデザイン・構造という専門的な内容にまで踏み込んだ、工学初心者必読の一冊。
  • 3年連続現役生100%*合格達成! 

    * 一次試験合格率

    複雑な医学部受験のシステムを分かりやすく解説し、最短距離で入試に勝つためのノウハウを掲載。
    定員制・少人数の医学部専門予備校創業者が、25年以上の豊富な指導経験で培った合格へ着実に導く実践的なロードマップ。

    E判定から合格までの道のりは、遠くない!
    ○医学部入試の様々なルート、システムを知ろう
    ○エースメディカルみなとみらい流・合格の3要件とは
    ○高3までにやっておくべきこと ~英語・数学をぶっちぎれ!
    ○高3生・高卒生の学習パターン ~5月の模試判定は気にするな!
    ○2次試験(面接)とその対策 ~主に問われる4つのテーマとは
    ○合格者たちに聞く ~医学部合格までの1年間のドキュメント
  • とある宿舎の一室で、小学生のボクの”一人暮らし”が始まった

    小学校6年生で母を亡くしたボクは、宿舎で一人暮らしを始めることに。
    寂しさを紛らわすために半開きにした部屋の扉から現れたのは、個性あふれる大人たちだった。
    ボクをクラブに連れて行った遊び人のジンさん、初恋相手の大学生奈々さん、一緒にプラモデルをつくったボイラーマン……
    彼らからもらった思いやりと愛情、そしてボクの成長を描いた、心温まるノンフィクション作品。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    Someone once said:
    Hope is the source of creation.

    *This picture book is an English translation of a work written in Japanese.

    “I” who is still nobody meets a traveling man, and they go to see what’s “over there.”
    Flowers, an elephant, a butterfly, wind, and a big wave. Through the many sides of nature they encounter on their journey, “I” learns important things about life.
    “Turn disappointment into hope, and cruelty into kindness.”
    This picture book uses bright and uplifting illustrations in rasta colors to embrace hearts and encourage readers of all ages.
  • 人生で大切なことはすべて毒親から学んだ——

    毒親のもとおびえて過ごした幼少時代、自立を目指して両親の支配にあらがった青春時代。
    そして誰も引き受けたくない倒産寸前の父の会社を継ぐことになり……。
    壮絶な半生を歩んできた著者が語る、人生の理不尽に翻弄されながらも未来を切り拓いてゆく力とは。
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    「毒親」とは、子どもに悪影響を及ぼす親、あるいは子どもの人生を支配し傷つける親などを指した言葉です。
    子どもの成長に大きな影響を及ぼすとされますが、親子間のことであるため周囲の介入が難しい場合も多く、解決の見えない環境で苦しんでいる人も少なくありません。
    本書は、毒親のもとで忍耐を強いられる人生を送ってきた著者が、毒親の呪縛から解放され、自分の人生を取り戻すまでの軌跡を記したものです。また、その半生を振り返りながら、今、改めて思う毒親への気持ちをつづっています。

    著者は複雑な環境に生まれ、出生届すら提出されず、両親から「あんたを産んだおかげで、私の人生めちゃくちゃやわ」「捨ててしまうぞ!」といった言葉を投げつけられて、恐怖のなかで幼少期を過ごしました。そして、小学校4年生のときに「20歳になったら絶対にこの家を出ていく」と決意し、幾度となくつらい目に遭わされながらも、この決意を支えに生きてきたのです。
    それでもなお、両親の理不尽な仕打ちに人生を投げ出したくなることは何度もあったといいます。しかしそのたびに、「こんな人たちに私の人生をめちゃくちゃにされてたまるか」「絶対に幸せな人生をつかみ取ってやる」との思いがこみ上げ、生きる原動力としてきました。
    その後、成人して家を出ると、巡り合えた多くの人々のおかげで毒親の呪縛は少しずつ解けていきました。現在は良き夫を得て、建設材料メーカーの代表取締役を務め、会社の業績も順調です。

    著者は改めて半生を振り返り、今では毒親への思いが若い頃とは変化していることに気づいたといいます。もしあの両親のもとに生まれていなかったらいったいどんな人生を歩んでいたのか、今の自分があるのは、あの毒親と、愛されていないと感じる不安な生活があったからではないかという気持ちも芽生えてきたのです。

    世のなかには、自分の人生がうまくいかないのは“毒親のせいだ”と考え、幸せな人生を送ることを諦めかけてしまっている人もいます。
    しかし、過去は変えられませんし、どれほど憂えていてもそれで現状が良くなるわけではありません。毒親に脅かされ、凄絶な人生を送ってきた著者は、どんな親のもとに生まれたとしても、自分の手で幸せをつかむことはできるのだといいます。
    現実に毒親との関係に悩んでいる人、生まれながらの境遇に今も苦しみ続けている人たちへ。自分自身の人生を取り戻すきっかけをつかみ、未来へ踏み出す勇気が得られる一冊です。
  • 「漢方は効かない」は大きな誤解!
    日本人にあった漢方を処方すれば
    難病も慢性疾患も改善する!

    1万3000人以上の患者を救った名医が解説する
    日本漢方の真の実力とは
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    「漢方」と聞いて思い浮かぶイメージは人それぞれです。「体に優しい」と好印象をもつ人がいる一方、「すぐ効く気がしない」「どこにどう効くのか、よく分からない」そんなふうに思っている人も少なくないはずです。

    本書の著者は、約20年前に日本漢方と出合い大学病院で漢方外来を担当後、クリニックを開業してからの約10年で1万3000人以上の慢性疾患や難病に苦しむ患者を日本漢方で治癒・改善に導いてきました。そんな著者曰く、今、日本で行われている漢方治療はかつて行われていた本来の漢方治療とは大きく異なるといいます。
    漢方には大きく分けて二つの流れがあります。
    一つは中国で成立した理論体系重視の「中医学」に基づく治療、もう一つはその中医学成立以前の古代中国医学をルーツとしつつも江戸時代までの日本で独自に発展を遂げた「日本漢方」に基づく治療です。
    日本漢方の大きな特徴は実践重視の処方運用であり、その考え方の基になっているのが「六病位」です。
    病気の進行段階によって処方を適切に変えてゆく考え方で、これによりアトピー、リウマチ、認知症、がんといった慢性疾患や未知の難病を改善に導くことが容易になるというのが著者の主張です。
    しかし、日本漢方は明治時代に西洋医学が重用され医学として認められなくなるなどの弾圧を受けた経緯もあり、今の日本では日本漢方を熟知し実際の診療に用いている専門家はほとんどいないのです。

    そこで、たくさんの効果が期待できる「日本漢方」をもっと多くの人に、「日本人による日本人のための、日本人に効く漢方」があることを知ってもらうべく執筆されたのが本書です。
    日本漢方(和漢)とは何かを中医学や西洋医学との考え方の違いもふまえてひもときつつ、著者のクリニックでの例を紹介しながら診断や治療の特色を伝えています。
    漢方に少しでも興味をもっている人、漢方を自身や身近な人の病気の治療に役立てたいと考えている人に役立つ一冊です。
  • 大企業の人事マンはなぜ、
    安定した職を捨てて福祉の世界に飛び込んだのか?

    18施設、30事業所、スタッフ1300名超
    社会福祉法人理事長が考える、福祉の使命とは——
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    困っている人の役に立ちたい——著者は1978年、41歳で現在のJT(日本たばこ産業)を早期退職し、福祉業界に飛び込みました。
    以降、45年にわたって理想の福祉を追求し、設立した社会福祉法人は現在までに18施設、30事業所、スタッフ1300名余を抱えるグループに成長させています。
    この本は、そんな著者の軌跡を通して福祉の使命を提示しています。
    高校卒業後に入社したJTで人事労務を担当していた著者は、当時、働く女性を支援する制度が整っていない状況を憂い、一企業のなかでできることの限界を
    痛感しました。それがきっかけとなりJTを退職し、その後福祉事業の第一歩となる24時間年中無休の保育園を開園します。この保育園は地域ですぐに評判になり、
    いまでも多くの働く女性を支えています。
    保育が軌道に乗ってから著者が取り組んだのが介護です。高齢化が進むにつれて、高齢者が必要とする施設が十分に整っていないだけでなく、高齢者の多様化するニーズにこたえられていないと考えた著者は、1995年にケアハウスを開設するとともに社会福祉法人を設立します。それを皮切りにグループホーム、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、有料老人ホームを次々と立ち上げます。
    さらに、著者の取り組みは施設運営にとどまらず、独居老人や老老介護の問題を解決すべく訪問介護や居宅介護支援にも及んでいます。常にその時代ごとに、社会に必要とされる福祉サービスを展開してきたのです。
    福祉は誰のために、どうあるべきか——著者の歩みは、常に理想の福祉の追求とともにありました。

    本書は福祉の現場で働きたいと考えている人や、社会福祉法人を設立しようとしている人など、福祉にかかわるすべての人にとって、福祉がどうあるべきかを考えるきっかけになる一冊です。
  • 最短ルートでMARCH合格を目指す!

    キーエンス式の「仕組み化」で、徹底的に無駄を省き、最短ルートで学力を向上
    高3・既卒の4月からMARCHに合格するための最強教育メソッドとは
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    高校3年生になると嫌でも大学受験が現実のものとして迫ってきます。高3の4月は、それまで勉強を後回しにしてきた人も「そろそろなんとかしなければ……」という焦りを感じ始めるタイミングです。そして、「せっかく受験勉強するならMARCHには行きたい」と考える人も少なくありません。
    しかし、高3の4月から10カ月という短期間でMARCH合格を目指す場合、寄り道や回り道をしている時間はありません。高3までに学ぶべき内容を限られた時間で復習し、さらに志望校に合わせた対策を取って効率的に知識を詰め込む必要があります。徹底的に無駄を省き、最短ルートで学力を向上させなくては、合格を手にすることは困難です。

    高3・既卒生を対象とした予備校を経営する著者は、キーエンスで2年半営業を経験したのち、いずれは教育業界で働きたいという想いを実現させるため独立、起業の道を選びました。キーエンスは営業力が非常に高く、入社3年で一流の営業パーソンを輩出するといわれていますが、その強さの秘訣は徹底的な仕組み化と、当たり前のことを当たり前にやるという凡事徹底の企業文化にあります。
    著者が入社した当時、キーエンスでは1カ月におよぶ研修で、どの社員も同じレベルで業務ができるように教育していました。さらに、現場には社員のパフォーマンスを最大化する仕組みが無数に組み込まれており、そのシステムは確実に成果を上げていたといいます。そこで著者はキーエンスを退職し、自身で予備校を立ち上げた際、この仕組みを生徒への教育や先生への指導に応用することを考えたのです。
    徹底的に無駄を排除して先生の授業の質を上げつつ、生徒のモチベーションを保って最短ルートで学力を向上させる——。そのために著者は10カ月でMARCHへの逆転合格を可能にする私大文系専門カリキュラムをつくり、どの先生でも同じクオリティの少人数対話式授業ができる研修制度を整えました。
    こうした独自の教育メソッドを確立し実践してきた結果、2023年には学習院大を含めたGMARCH以上の合格者が大幅に伸び、早慶上智の合格者も増えてきています。
     
    この本では、著者の塾で実際に成果を出してきた仕組みをもとに、10カ月でMARCH合格へ導く教育メソッドを分かりやすく紹介しています。
    受験勉強をやり抜いた経験は、人生の選択肢を広げるきっかけになります。春からMARCHを目指す受験生、またその親にとって、志望校合格に向けた最高のスタートを切るヒントとなる一冊です。
  • 「手相×漢方」で
    心身の不調を根本から改善する!

    めまいや頭痛、腹痛、しびれ、だるさ、不眠、うつ症状……
    病院に通っても治らない人を数多く救ってきた漢方医が、
    精神分析を取り入れた独自の漢方治療を徹底解説!
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    手相と漢方。占いに使われる手相と、病気を治療する漢方の間にどのようなつながりがあるのか——
    漢方治療によって多くの疾患を治療してきた著者によると、手相を正確に読み解くことはその人の心身を詳しく理解する助けとなるため、より効果的な治療を行うことができるのだといいます。
    手相というと占いのイメージが強いように思われますが、本来、手相は人体のつくりからその人の性質を読み取る「観相学」という統計的な学問の一種です。手のひらは人の性格とともに身体や精神の状態を映し出す鏡です。著者は、手相を見ることでその人を悩ます病気や症状の原因を探り、解決の糸口を見つけるために役立ててきました。
    漢方の基本的な考えは「病気ではなく人間を診る」というもので、病気にかかった体の一部分だけにスポットを当てるのではなく、体全体はもちろん、心の状態を含めて総合的に診るという特徴があります。そして、人間を総合的に診るために多くの漢方医は、「気・血・水」「証」「五行」といった物差しを使いますが、これらに手相を加えて患者の精神状態を分析することで、より詳しく患者を診ることができるのです。

    この方法により、著者のクリニックでは原因の分かりにくいさまざまな疾患を抱えた患者を治療してきました。そのなかには、病院へ通っても症状が良くならず、もう治らないと諦めていた人も多くいます。例えば、腰痛に悩まされてきた人の手相を診たところ、その原因が不安であることが判明し、適切な漢方薬を処方することによって腰痛が解消したケースがあり、同様の例は枚挙にいとまがないといいます。
    本書では、この手相による精神分析を取り入れた独自の漢方治療を解説します。
    病院で検査をしても原因が分からず、改善しない疾患や症状に悩まされている人や、ドクターショッピングを繰り返している人へ、新たな選択肢を示す一冊です。
  • 部下の育成に悩む管理職を救う
    “デキる”部下育成メソッド!

    心理学・脳科学に基づいて、成長しない部下の改善点を7つのタイプに分けて分析。
    それぞれのタイプにあわせた適切な対処法を人材育成のプロが解説!
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    集中できない、協力できない、ミスをしても反省しない——。

    こうした「デキない」を抱える部下に対して一生懸命指導しているのに、一向に成長しないと悩んでいるマネジメント層の人は少なくありません。管理職1,715人を対象にしたラーニングエージェンシーの「管理職意識調査」(2021年)によれば、管理職の悩みの第1位は「部下の育成」で、約半数の管理職が部下の育成に悩んでいることが明らかになっています。

    著者は心理学、脳科学に基づいた人材育成・指導の独自メソッドを確立した、人材育成のプロフェッショナルです。20年以上にわたってさまざまな企業の研修に携わってきた経験から、部下の「デキない」を7つのタイプに分けて分析し効果的に改善していく方法を確立して、数多くの成果を上げてきました。
    例えば、部下が「集中できない」という問題を抱えている場合、その部下に対してただ「集中しろ」と言い続けても効果がないことがあります。著者は、部下が仕事に集中できない原因には「仕事の楽しさを感じられていない」あるいは「仕事の意義や価値を理解できていない」といったことがあるため、自分の成長を実感させ仕事に楽しみを見いだせるようにすることが重要だと考えています。そのため「集中できない」部下に対しては、上司が部下の成果や成長を認めて褒めてやることが効果的だといいます。

    本書では、部下の「デキない」を「集中できない」のほかに、「スケジュールを守れない」「指示やアドバイスを聞かない」「指示待ちで主体的に動かない」「ほかの社員らと協力しない」「新しいことに挑戦できない」「失敗しても反省しない」の7つに分類し、それぞれ異なる対処をすることによって改善に導くメソッドを紹介しています。またマネジメント層のマインドセットについても触れ、部下の能力を最大限に引き出せる達人になるにはどうすればよいかを解説しています。「デキない」部下を貴重な戦力に変え、部下育成に悩みを抱える人の助けとなる一冊です。
  • 政治、経済、法学、文学、教育など多岐に渡る分野を、過去から現在そして未来について自在に語られたエッセイ集。前者をヨコの軸、後者をタテの軸と見たとき、その精緻なタペストリーの紋様として読み手自身の現在地が浮かび上がる。情報過多な現代を解き明かすオールマイティなエッセー集。
  • どう生きるかは自分次第。突然障害を負ったとしても

    10代で結婚し、幸せな家庭を築いて家族5人で暮らしていたある日、猛スピードで信号無視をした車に衝突され、運転していた乗用車が炎上した。意識不明の重体から脱すると、顔かたちが変わり、指の先を切断せざるを得ない事態が待っていた。泣き暮らした日々を経て、家族や周囲の支えを得て新たな日常をつくり上げていった、ある母親の渾身の記録。

    【著者プロフィール】
    1987年生まれ。高校中退後19歳で出産、夫と子ども3人に恵まれマイホーム完成間近だった2016年、交通事故で運転していた乗用車が炎上、全身に大火傷を負う。髪の毛や耳たぶを失い、手の第一関節をすべて切断するなど障害が残ったが、前向きに生きることを決意。病気やケガで失われた身体の代わりとなる医療用装具を紹介する名古屋テレビ放送の番組に出演し、番組は2019年、ABU(アジア太平洋放送連合)賞審査員特別賞を受賞した。
  • 私って、どうしていつもこうなんだろう!?

    ウグイスの鳴きまねに夢中で遅刻した修学旅行、
    準備せずに挑み撃沈したアナウンサー試験、
    嫁いだものの分からないことばかりの神社の仕事。
    のろ間で泣き虫で怒りんぼの「私」が、立派(?)な”奥さん”になるまでをつづった、くすっと笑える自伝的エッセイ。

    私はとびきり小さい女の子でした。仕事も遅く、学校の成績表には、「作品が最後まで仕上がらない」といつも書かれていたものです。運動神経もなくのろまな私でしたが、仲間からいじめられることもなく、大事にされていたような気がします。―本文より
  • 世界最北の地で、はじめての日本食レストランを創った男の、ビジネスと病気との格闘の歴史!

    シベリア鉄道の西の終着駅であるフィンランド・ポリの街で、世界最北の日本食レストランを開いた著者。
    いま多方面で注目されるフィンランドでの生活と、開業までの日々を詳細に紹介する。また、持ち前の発想力を駆使して、独自の体操を編み出し、大病から復活するまでを綴るエッセイ。
  • 誰かが生きた証は、巡り巡って繋がれていく

    人生を価値あるものにするために、どう生きるべきか。
    命の大切さを描いた、生命力あふれる七つの作品集。

    いつからか、我が家の庭に入れ代わり立ち代わりやって来るようになった野良猫たち。
    特に「チロ」と「ユウ」と名付けた二匹の猫との出会いは、わたしに癒しを与え、生き物を愛する心を育ませてくれた。
    世話をして、触れてこそ抱く深い思いを、彼らの思い出とともに語る。
    ――「ペットたちとわたしの物語」
  • 未来を護るために散った魂たちが、時空を超えて今つながる

    かつて地球に存在していた、太古の文明「レムリア」。
    その系譜は太平洋の波に抱かれ、朽ちることなく現代まで生き続けてきた。
    平和への想いを語り継ぎ、深い過去世の世界へといざなう愛と調和の物語。

    子供の頃から太平洋を旅してきた亜美は、最近ある夢を見る。
    それに導かれるようにパラオを訪ねた亜美を待っていたのは、両親が残したメッセージだった。
    父からの手紙や戦時下を生きた兵士たちの足跡、残された糸を手繰り寄せるうちに、
    亜美は隠されていた歴史の真実に触れ、自分自身の前世を辿ることになる――。
  • 大地震は必ず起きる。今、備えよ。

    宮城県で3.11を体験し、商業施設士として今日まで復興活動を続けてきた著者が語る実態と教訓。
    災害大国の日本で私たちはいかに生きるべきかを説く、渾身のルポルタージュ。

    2011年3月11日、未曽有の大災害として日本を襲った東日本大震災。
    スーパーやコンビニなどたくさんの商業施設が被害に遭う中、著者は、震災翌日から被災地に足を運んだ。
    そこで実際に目にした光景、耳にした声、感じた空気。
    そのすべてを余すことなく記録するとともに、またいつか来る災害にそなえて「今」できることを提案する。
    著者の切実な想いを込めた一冊。
  • 「人生はやり直せるけど、子育てはやり直せないのよ!」

    子ども2人を国公立医学部・ハーバード大学院卒業に導き、設立以来約1万人の子どもが通う「くしろ子ども未来塾」を創設した著者が語る、地域格差にも負けない優秀な子どもの育て方と、子育てで本当に大切なこと。

    仕事と子育てを両立しながら地域貢献事業に取り組み、その後「子どもの可能性は無限大であり、その可能性を引き出す環境づくりは親や周囲の大人にしかできない」という思いで立ち上げた「くしろ子ども未来塾」は、今や、習い事のデパートとして地元で大人気の塾に。
    そんな著者の唯一無二の子育て術とは?
    育児中の方はもちろん、これから子どもを持つ若い世代にも届けたい一冊。
  • 人類最大の危機!
    パンデミックから身を守るすべはあるのか――

    『復活の日』『首都感染』『火定』など、感染症を題材とした小説の面白さを紹介しながら、現実世界の感染症対策も論じる一冊
    〈感染症を題材にした小説の効用〉
    ・感染症の脅威を伝え、危機意識や拡大防止の意識を高める。
    ・政府や地方公共団体の感染対策の不備を知り、適切な対策を求めるきっかけになる。
    ・感染症パンデミックの中で発生する人間の心理的弱さを知る。
    ・感染症と闘う医療従事者への感謝や尊敬を醸成する。
    ・感染症と闘う中で生まれる人間相互の助け合いの素晴らしさを知る。
    ・エンターテインメント性豊かな作品に触れることができる。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    人生ではじめて出会うお金の本

    りんごやバイオリンと交換できる、不思議な“星のカケラ”。
    みんなの笑顔を想像して使うと、喜びの輪が広がっていく……。

    ――ひとのためにつかうと みんなが しあわせになれる。
    ふしぎな ほしのカケラの おはなし。
  • 春に愛された少女は、村中の人々に愛されている。

    ここは、とある冬の長い村。冬をもたらすオオカミ「冬の神様」の住む森がそばにあるために、そこにはなかなか春がやってこなかった。

    「春を呼ぶ」という不思議な力を継承する少女リリーは、長い冬を終わらせ、止まっていた季節を動かすために、今年も愛馬に乗って村中を巡る。凍てつくような村に春の花を咲かせ、春の匂いを呼び起こし、春の日差しを注ぎ込んだ。待ち望んでいたあたたかな光に喜ぶ村人たちは、この少女のことを、とても大切に思っている。しかし、それはリリーが「春を呼ぶ少女」だから――ではない。そのことに、彼女はまだ、気づいていなかった。 『春を呼ぶ少女』

    リリーたち一族は、どうして春を呼ぶ力を持つようになったのか。そのきっかけは、一人の少女のちいさな勇気だった。
    寒さで体を壊さないよう、冬のあいだ村を離れて暮らす病弱な弟を心配していたリリア。そんな彼女の気持ちを知ったやさしい魔法使いが、彼女にある提案を持ちかける。魔力を持たないまだ幼いリリアに、春を呼ぶという重大な仕事はできるのか――。 『はじまりの物語』

    柔らかくてあたたかい、2人の「春を呼ぶ少女」のお話。

    【目次】
    春を呼ぶ少女
    はじまりの物語

    【著者プロフィール】
    桜小路いをり(さくらこうじ・いおり)
    2005年生まれ。乙女座。幼い頃から読書と空想が好き。
    13歳のときにオリジナルの小説を書き始め、創作の楽しさに夢中になる。
    2021年に始めたnoteでは、「読み手さんの心を灯す記事」を目標に、素敵な音楽や本との出会い、ささやかな想いをゆるりと発信中。
    執筆のおともは、ミルクたっぷりのアイスカフェラテと、ふわふわのぬいぐるみ。
    私の紡ぐ言葉が、あなたの瞳に映る世界をより鮮やかに、より優しくする「魔法」になることを願って。
  • 創建から800年余りを数える仙台市の古刹、曹洞宗・大満寺の若き住職が贈る法話集。

    歴史ある曹洞宗の寺、大満寺の住職が行った法話の中から、10編を集めたもの。
    寺の子として生まれながら、将来に悩み、アルバイトや音楽活動など様々な経験を重ねた後に、
    仏の道へと進むことを決意した著者が、悩み多き現代に贈る仏の教えとは。
    分かりやすく、親しみやすい言葉が心にしみる一冊。

    私たちが幸せに生きていけるように
    私たちの心に美しい花が咲くように
    慈しみの心を真ん中において
    苦しんでいる人を放っておけないそんな寛容な心で
    これからの皆様の人生を歩んでまいりましょう(本文より)
  • ちょっと不思議、だけど愛おしい。

    もしも動物たちや花の精霊と話ができたら――。
    個性あふれる仲間たちとの出会いを描く、ほっこり短編小説集。

    運転手に化けた狸とのアイロニックな世間話――「タクシードライバー」
    ネズミに鯵の塩焼きを盗まれた哀れな愛猫とのドタバタなリベンジ劇――「猫とネズミ」
    庭に咲くピンクの花に宿る可愛い精霊のささやかな“お仕事”――「捩花の精霊」
    ほか、15編の物語。
  • 最大のミッションは世継ぎを残すこと
    将軍が幼いころから受ける性の作法とは――。

    奥御殿での「性の作法(テクニック)」を門外不出の秘伝として、
    江戸時代初期に記された『秘事作法』を種本に、薬子が宣旨(せんじ)、内侍(ないしのかみ)として後宮に奉職した頃、立派なお世継ぎを産んでもらうために、幼少から若君の男性器をたくましいものに鍛える「養宝作法(ようほうさほう)」。女官たち自らの身体を駆使して若殿に実践の手ほどきをする「奉礼作法(ほうれいさほう)」など様々な秘め事を集約した一冊。

    【目次】
    前之章 秘事作法
    第一章 強腕・藤原百川の策略(白龍となった井上皇后の怨霊)
    第二章 藤原薬子と安殿親王(薬子、安殿の養育係として東宮に入る)
    作法1「養宝作法」(若殿のお宝を強靭にする方法)
    作法2「奉礼作法」(若殿に女性への手ほどきを指南する)
    作法3「養宮作法」(奥方に交合の作法をお側でお手伝いする)
    第三章 薬子が尚侍に任命される(薬子、女官たちへ秘事作法を指南)
    作法4「房中術難所の心得」(我慢のための還精の術を学ぶ)
    作法5「女官たちの礼法と健康指導」(奥女中の欲求不満解消法)
    第四章 平城太上天皇の変(薬子の最期と平城の悲しみ)
    終之章 余禄
    1)医心方房内篇(性医学書の集大成で春本にあらず)
    2)藤原一族(朝廷をも牛耳る神代からの名門)
    3)水鏡(神武から仁明天皇まで1,500年間の仮名国史)
    4)弓削道鏡(道鏡は坐ると膝が三つでき)
    5)臨御之章(初夜はとりあえず、男性は右に女性は左に)
    6)断鬼交之章(鬼とのセックスの満足感は人間以上なり)
    7)態位九法之章(黄帝が石室に残した秘中の性交九態位)
    8)四ツ目屋のこと(江戸のアダルトショップ秘聞)

    【著者プロフィール】
    昭和17年生まれ石川県白山市在住。「歴史は同じことの繰り返し、その検証は我が将来への道標(みちしるべ)となる」を命題に、東四柳史明氏(金沢学院大学名誉教授)に師事し、郷土の中世・戦国社会を研究。著書に『悪女万華鏡』(幻冬舎2022年)。
  • プロの俳優が教える!
    全身を使った自己表現

    基本の「挨拶」から、声・表情のバリエーション、身体の動かし方、空間構成のエチュードまで。高いコミュニケーション力を育む演劇ワークショッププログラムを多数収録。
    学校や地域教育でも使える、現場指導のための実践本。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    奥ゆかしく、美しい日本の言葉「大和言葉」は表現の宝庫。

    とある老舗ホテルのフレンチレストラン。
    差し向かいで食事する「僕」と「彼女」はアロマエステで出逢った。
    生真面目で不器用そうだがワインや料理に造詣が深く、豊かな知性と教養を感じさせる彼女に「僕」は強く惹かれ、逢瀬を重ねようとするが――。
    現代の恋を古語で味わう新感覚文学。
  • 「認知症介護者に知ってほしい、感情にまつわる話」
    EQ活用促進のパイオニア シックスセカンズジャパン代表推薦

    IQは衰えても、EQは鍛えることができる。
    認知症の諸症状「妄想」「徘徊」「暴力」などには、ちゃんと理由があった!
    介護と医療を第一線でつなぐ医師が辿り着いた、“認知症との上手な付き合い方”とは――。
    患者の思考回路を解明し、コントロールすることで、介護の質の向上・親族の精神的ケアに結びつける。当初ビジネス用語として注目された「感情知能」を、医学界に取り入れた革新的一冊。
  • どこかの星の日常を

    忘れられない人と再会できる聖地、仮想空間で思い出を辿る日々……。
    これは未来の地球か、遥か遠くの惑星か。
    新感覚“SF×ノスタルジック”短編小説集
  • 訪問看護は看護のチカラを最大限に発揮できる
    やりがいのある仕事!

    看護一筋で病院から地域に飛び出した著者が語る
    可能性に満ちた在宅看護の魅力とは——
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    少子高齢化が進む日本において、医療・看護の世界では地域包括ケアのもとで病院から在宅への移行が求められています。しかし、高齢者に適切な在宅ケアを提供できる医療機関や事業所は不足しており、需要に対して供給が追い付いていないのが現状です。特に看護師についてはほとんどが病院のなかで看護に従事しており、訪問看護に携わっているのは全就業看護師のうちわずか3.9%にとどまっています。

    本書の著者も、以前は病院のなかで働く看護師の一人でした。著者はさまざまな病院で勤務するなかで、働きながら常に「病院では看護のチカラを最大限には発揮できない」と感じていたといいます。
    病院では運営方針に則ったクリニカルパス(診療計画)に従って行動することが求められ、医師を頂点とした厳然たるヒエラルキーが存在します。どんなに自分が患者に寄り添ってできる限りの看護を提供しようと思っても、大きな組織の一員として働く看護師は、何よりもまず病院のルールに則り、医師の指示に従わなくてはなりません。そこに看護師自身の意思や創意工夫は活かされにくいのです。
    在宅であれば「患者さんの心と身体に寄り添い、その人がもつ生きる力を支える」という看護師本来のチカラを思う存分発揮できると考えた著者は、2001年に病院から在宅看護の世界へ飛び出しました。現在は地域で療養する患者をケアすることを目的に、訪問看護ステーションのほか、看護師のみで運営する重症・重度介護者向け有料老人ホームを運営しています。

    本書では著者の経験をもとに、訪問看護の魅力についてまとめています。病院のなかで看護力を発揮できず悩む看護師たちに、あと一歩を踏み出す勇気と元気を与える一冊です。
  • 目的の明確化、課題抽出、ワークフローの細分化……
    泥臭い工程を踏んだフローと戦略策定で
    DXを成功へと導く!

    システムの導入だけではない
    効果を最大化するDX実現のポイントを
    ICT活用の提案・実行支援のプロフェッショナルが解説
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    今やDX(デジタルトランスフォーメーション)は企業経営者にとって最も大きな関心事の一つといっても過言ではありません。2020年の新型コロナウイルス感染症の流行によるテレワークの普及などで急激に広がりを見せたDXは、今後企業が生き残るためのキーポイントといえます。
    DXに取り組んでいる企業が急増する一方で、DXで大きな成果を残し、胸を張って「わが社はDXを達成した」といえる企業は決して多くはないと著者は考えています。こうした企業は、何を目標にDXをすべきか、どのような手段でDXを実行すべきか、DXの成果をどう評価すべきかについて明確な方針と基準をもてていないのです。
     
    著者は1990年代のIT黎明期といえる時代から、基幹系開発エンジニアや外資スタートアップ企業の日本法人立ち上げを経験し、ビジネス開発支援や中小企業のIT化推進などに携わってきました。そして2016年に会社を設立し、現在は企業へのITコンサルティングやシステム開発、プラットフォームづくりなどを通じてDXをはじめとする企業の課題解決に取り組んでいます。
    DXはICTツールやシステムの導入を指すものではなく、ただ導入するだけでどんな業務もあっという間に改善できるというものではありません。著者は、経営陣やIT担当者の意識改革から、目的の明確化、課題の棚卸し、ワークフローの細分化など、非常に泥臭く緻密な作業を繰り返し、施策が社員に定着して初めてDXが成功したといえるのだと指摘しています。
    本書は、著者がこれまでDXに取り組んだ企業の事例をベースに、成功させるために必要な工程やその手法を詳しく解説したものです。業務の効率化、生産性向上を期してDXを検討する経営者、担当者へ向けて、後悔しないDXの手引きとなる一冊です。
  • がんをとっても、治ったわけではない?!
    再発・転移を防ぐ切り札は「細胞」
    免疫細胞療法でがん患者を救ってきた医師が教える「がんに負けない健康法」

    2人に1人ががんになる時代、その治療法は手術や抗がん剤、放射線などさまざまで日進月歩です。
    しかし、がんで亡くなる人は後を絶ちません。
    なぜならがんが「再発」する病気だからです。
    がんが再発すれば、また再びつらい治療を行わなければなりませんが、
    進行が早ければ治療をあきらめざるを得ないこともあります。
    もはやがん患者は治療がうまくいったとしても、再発のリスクにおびえ続けるしかないのでしょうか。
    本書では、長年免疫細胞療法によって患者を支え続けてきた医師が、細胞から健康になりがん再発を防ぐ方法を教えます。
  • プロアクティブ点眼で
    花粉症の目のかゆみに先手を打つ!

    つらい季節を快適に過ごして生活の質を上げるために——
    目のかゆみに効果的なプロアクティブ点眼による治療法を分かりやすく解説!
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    花粉症が本当につらい——
    毎年のように花粉症に悩まされている人にとって、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみといった症状は生活に支障をきたすだけではなく、人生の大きな足かせともいえます。仕事や家事、勉強など何をやっても集中力が持続せず能率が上がらないばかりか、精神的にもふさぎこみ、ゆううつな状態がずっと続いてしまうのです。

    本書では、そうしたつらい花粉症の諸症状のうち、「目のかゆみ」にスポットを当てて、アレルギー疾患の専門家である著者による画期的な治療法「プロアクティブ点眼」を紹介します。実際の治療法やメリットを、ほかの治療法との違いを踏まえて説明し、さらには効果的にかゆみを抑える仕組みについても分かりやすく解説しています。

    花粉が目に入ると、花粉からアレルギーの原因となる物質が溶け出します。するとアレルギー反応で生成されたかゆみ物質が目の神経を刺激してかゆみのシグナルが脳に伝わり、「かゆい」と感じるようになります。一度かゆみのスイッチが入ってしまうとなかなか症状を抑えることはできず、ちょっと目をこするだけでもその刺激でかゆみを引き起こす反応がどんどん活発になるため、症状が強まってしまいます。
    眼科で治療をスタートしたとしても、花粉が飛散している時期である限り、目の中では絶えずアレルギー反応が起こっています。かゆみのスイッチは常にオンの状態なので、根本的な解決には至りません。
    そのため、症状を抑えるためには、このかゆみのスイッチをオフにしておくことが必要となります。アレルギー反応に先回りしてスイッチオンを防ぎ、スイッチオフの状態を維持し続けることで、かゆみの症状を効果的に抑えることができるのです。

    プロアクティブ点眼は、このスイッチオフを目的として、かゆみの症状がまだ軽い、出始めの段階から点眼を行うとてもシンプルな治療法です。
    個人差はあるものの、著者のクリニックで実際にプロアクティブ点眼を行った患者の多くは花粉症による目のかゆみから解放されており、なかには毎年目を真っ赤にしていたような人がかゆみを感じることなく花粉症シーズンを過ごすことができた例もあるといいます。
    まさに先手必勝。来る日も来る日もゆううつでたまらなかったかゆみのつらさから解放されると、頭もスッキリして、かゆみを恐れて外出を過度に我慢するようなこともなくなります。

    通院や他の治療で解決できなかったかゆみに対し、アレルギーのメカニズムに基づいたプロアクティブ点眼は新しい選択肢となるはずです。花粉症の目のかゆみに悩む全ての人へ、花粉シーズンを快適に過ごすための解決策が得られる一冊です。
  • 成功するまでに時間がかかっても良い
    逃げずにやり抜けば、必ず人生は花開く

    43歳で起業、76歳で東証マザーズ上場を成し遂げた
    遅咲き社長がキャリア形成の考え方を指南
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    スタートアップやFIRE(早期退職)に成功した人たちの華々しい体験談が飛び交う一方で、多くの若手ビジネスマンが現状の役割や待遇に不満をもち、自身のキャリア形成に不安を募らせています。
    しかし、どんな苦しい立場に置かれても逃げずにやり抜くことで、その経験がいつか大輪の花を咲かせることがあります。
    本書の著者は、まさにそんな「大器晩成型のキャリア」を歩んできた人物です。

    著者のビジネスマンとしての道のりは決して平たんではありませんでした。はじめに研究者として就職した工業薬品会社では何度も部署異動を命じられ、やりたくない仕事や向いていない仕事にも取り組みました。さらに、営業や技術を軽視するようになった会社と対立し退職せざるを得ず、自身の理想を叶えようと起業してからも仕事を受注するために奔走するなど、さまざまな苦難が立ちはだかります。しかし著者は、それらの経験をすべて糧とし、ビジネスマンとしてのさまざまな知見とスキルを積み重ねていきました。そして最終的にすべてが実を結び、76歳で東証マザーズ上場という華々しい成果を上げることができたのです。
    本書は、研究から製造、営業まで幅広いビジネスの現場で働き続け、ついに上場を果たした著者が、自身の仕事観をまとめたものです。現在の業務や役職に不満を抱えていたり、どこか居心地の悪さを感じながら働いていたりする人たちに、自身のキャリアを考えるきっかけを与える一冊です。
  • コトノハに乗せて
    愛する人たちへ「想い」を伝える——

    闘病中の父へ、天国にいる母へ、大切な友人へ……
    式を挙げる一組一組の想いをカタチにした唯一無二の結婚式
    “コトノハウェディング”の物語
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    結婚式は二人がお世話になった人たちに感謝を伝え、新たな家族となる決意を表明することで、ゲストから祝福を受け取るセレモニーです。「感謝」「決意」「祝福」はどれも、普段なら照れくさくて口に出せない想いかもしれません。その半面、人生の節目という特別な日になら、伝えられる言葉でもあります。

    コロナ禍の影響もあり式を挙げることが当たり前ではなくなった今、著者は結婚式をもっと二人の想いを伝えるものにできないかと考えるようになりました。こうした本質的な結婚式の価値に改めて目を向けたことで、著者は式に懸ける二人の想いはさまざまであることを実感していきます。コロナで何度も延期になってもどうしても結婚式を挙げたいという二人、母親が余命2カ月と宣告され急遽タキシードとウェディングドレスを用意した二人、天国にいる母親に幸せになった姿を見せて安心させたいという二人など、それぞれの想いに深く寄り添うことで、「想いを伝える結婚式=コトノハウェディング」を数多くプロデュースしてきました。

    コトノハウェディングは、言葉で表現することに限らず、さまざまな方法で想いをカタチにする「コトノハ」を演出に加えた結婚式です。
    本書では、新たな門出を迎える二人のさまざまな想いをカタチにしたコトノハウェディングの10の物語をプランナー目線で語っています。これから自分たちらしい結婚式を挙げたいと思っている二人だけでなく、式を挙げようか迷っているカップルにも手に取ってほしい一冊です。
  • フォロワー数だけ増やしても意味がない!
    SNSマーケティングの効果を最大化する運用法とは

    「SNSマーケティングの効果が出ない——」
    SNSの活用に悩む中小企業経営者へ向けて、
    創業から5年で250アカウントの支援を手掛けた
    SNSマーケティングのプロが解説!
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    近年、規模や業種を問わずあらゆる企業がLINEやX(旧Twitter)、InstagramなどのSNSをマーケティングに活用することが当たり前になりました。
    その理由の一つとして、スマートフォンが急速に普及して老若男女を問わず数多くの人がSNSを利用するようになり、メディアとしての価値が高まったことが挙げられます。また、主要なSNSはどれも基本的に無料で手軽にアカウントを作ることができ、広告費を抑えながら自社商品やサービスの発信ができるため多くの企業がSNSをマーケティングに活用しているのです。
     
    SNSマーケティングに特化したコンサルティング会社を経営する著者は、このSNSマーケティングこそ人員や予算が少ない中小企業にとって大きな効果を発揮するマーケティング手法だと断言します。しかし、実際のところ多くの中小企業はSNSの正しい運用ができていません。
    SNSマーケティングといえば、一般的にフォロワー数を増やすことが重要だと考えられがちです。しかし著者によるとそれだけではマーケティング効果は低く、投稿後短時間で「いいね」がついたり返信が来たりするような工夫をすることのほうが、効果を高めるうえで重要だといいます。フォロワーの活発な動きがあることで、SNSのアルゴリズムがユーザーへの影響力が高いアカウントであると評価し、より多くの人の目に触れる機会を作り出せるのです。
     
    本書では、SNSマーケティングをすでに始めているけれど結果が出ていない中小企業の経営者に向けて、SNSの仕組みまで掘り下げた効果的な指標の立て方や運用方法などを解説しています。
    基本を押さえたうえで売上アップなどの効果につなげられる、実践的な一冊です。
  • 「住宅迷子」になることなく
    理想のマイホームを手に入れる!

    物件選び、不動産会社の見極め方、資金計画……。
    1万件以上のマイホーム購入をサポートしてきた著者が
    失敗しないマイホーム選びの方法を解説!
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    マイホームの購入は、人生において最も大きな買い物の一つです。
    結婚や子どもの誕生・成長、あるいは転職や昇進といった仕事上の変化など、購入を考えるタイミングはそれぞれ異なります。しかし、いざマイホームを購入しようと決意して物件を探し始めても、理想が膨らむばかりでいつまでたっても物件を決められない人は少なくないと著者はいいます。

    不動産会社を営み1万件以上の顧客のマイホーム購入をサポートしてきた著者は、物件探しを延々と続けてしまう人たちのことを「住宅迷子」と呼んでいます。「住宅迷子」になる原因について著者は、理想が大きく膨らむことで条件をつけ過ぎて、何がいちばん大切で、何を優先すべきなのかが分からなくなることにあるといいます。良さそうに思える物件はいくつか候補に挙がるものの、現実的にどれを買えばいいのかを判断できなくなってしまうのです。
    ではプロである不動産会社やハウスメーカーを頼ればよいのかというと、これも一概に正しいとはいえないと著者は説きます。業者側が利益を優先して顧客の希望に沿わない物件の売り込みをすることもあるので、すべてをうのみにしてしまうのはとても危険なのです。

    著者は、理想的なマイホームを見つけるためにはネットやテレビなどの情報に流されることなく、自身のライフスタイルに合わせて何が最も必要かを考えることが大切であり、それをより多くの人に伝えたいと考えて本書を執筆しました。職場の近くで家を探したい、子どもをのびのびと育てたい、趣味を充実させたいなど、自分たちがどんな暮らしがしたいのかを具体的にイメージすることが、本書が紹介する失敗しないマイホーム選びの第一歩です。そのうえで家計の収支を過不足なく把握し、適切な資金計画を立てることで、満足のいくマイホームを購入することができるというのが著者の主張です。

    この本は、物件選びのポイント、無理のない資金計画の立て方、信頼できる不動産会社の選び方など、マイホーム選びの基礎知識を盛り込んだ入門書です。さまざまな具体的事例を示しながらアドバイスすることで、これからマイホームの購入を検討する人が自らのライフスタイルに基づいて候補物件を選び、「住宅迷子」になることなく理想の一軒が購入できるようサポートします。
  • あの日以来、私の生活は狂るってしまった――4年間、県が運営するテーマパークにパートとして勤めていた「私」。このまま勤務を続けることを希望していたにもかかわらず、ある日届いたのは、突然の「不採用通知」だった。理不尽な圧力に「私」は抗議の声をあげたが、その声は、「県」という巨大権力を前に、ひそかにもみつぶされようとしていた……。「人を雇うということは、決して軽いことであってはならないのだ」繰り返される、県との応酬。やがて明らかにされる、パートタイマーの悪質な労働環境――冷徹な目で県を弾劾し、資本主義社会において「雇うこと」と「雇われること」とはどういうことかを問いかける、魂のノンフィクション。
  • 過去も現在も未来もない、あるのは断片的な記憶だけ――

    夢から夢へと自由に行き来する男は、文明の栄枯盛衰を垣間見る。
    これは虚構か現実か。時空を超えて展開される摩訶不思議な旅行奇譚。

    「どっちみち死ぬんだから食ってあげましょうね、あなたの夢を」
    妻との死別をきっかけに仕事を辞めた男は、思い出が残る中国を訪れる。
    道中で出会った奇妙な仲間とともに、文明を辿る旅が始まった――
    夢と現実が交差する世界を描いた、予測不能なファンタジー小説。
  • 多賀城は陸奥国府(国衙)ではなかった!?

    通説として記され、伝承されてきた陸奥国史の“常識”が覆る――
    六国史に示された史実をすべて読み解いた著者が、闇に葬られた真相を暴く

    陸奥国の歴史にパラダイムシフトが起こる!
    陸奧国府と鎮官府の里程情報が太政官符に明記されている。
    陸奧国府は信夫郡に、鎮官府(鎮守府)が志波にあったことが地形図の里程によって判明。
    通説を疑うことによって浮かび上がった虚と実。その真相とは――。
  • 現実逃避にさえ、僕らは一生懸命だった。

    「勉強ができる」ことを、当たり前だと思っていた。
    東京の名門大学に入学したものの人生初の挫折に打ちひしがれていた僕は、
    一人旅のために始めたバイトで、金沢から来た大学生ユミと出会う。
    ユミが書いた一編の小説、旅中に携えていた数冊の本、そして彼女と目にした“あるもの” ——。
    自尊心が傷つき、自分自身とうまく向き合えなかった僕を揺り動かしたものとは。
    遠く離れた地での青春が、次第に重なり合ってゆく。
    1970年代の東京、北海道、そして金沢を舞台にした、レトロでモダンな青春小説。
  • ここは僕らの大切な場所

    紅葉山高校茶道部部長・高2の桧山柊は二学期始業早々、
    顧問から校内の茶室「紅葉楼(こうようろう)」の移転を告げられる。
    紅葉山を借景に、池を抱く広い茶庭に四季折々の花が咲き、
    観月にもふさわしいその茶室は、柊自身にも部員皆にもかけがえのない場所だった――。
    「紅葉楼」を、そこでしか得られない時間を守るため、少年たちの熱い闘いが始まる!

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