『幻冬舎メディアコンサルティング、401円~500円(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧
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最強のフォームはこれだ!
球界で活躍する超一流の技術を徹底解明。
フォームで打てる!抑えられる!
球界で活躍するスーパープレイヤーのバッティングフォーム、
ピッチングフォームに共通する超一流の技術を徹底解明
バッター編
スーパーバッターが痛みを伴ってまでも手に入れたバッティングフォーム。
その「3つのコンセプト」とは?
ピッチャー編
スーパーピッチャーのピッチングフォームの「4つのコンセプト」
「より遅く」「より短く」「より高く」「より広く」とは?
大谷翔平編/大谷翔平 MLB編
「二刀流」で全米を沸かせたMLB1年目。その活躍を支えた傑出したフォームとは?
「二刀流」復活を見据えて、どこに向かっていくのか? -
発達障がいは遺伝性のため発症を止めることはできません。しかし、発達障がいは治療ができない難病ではありません。具体的な向き合い方、どうすれば症状は良くなるのかといった筋道はあります。早期発見・早期改善が求められるのは、早ければ早いほど症状が格段に良くなるからです。「様子を見る」から正しい治療へ。専門の小児科医が記した医療の現場、最新の診断・治療法。
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あなたの初恋は、どんな思い出ですか?
結婚式の前、香織のもとに一通の手紙が届く。
そこには、胸の奥にしまっていた懐かしい季節があった。
蝉の鳴く声、帰り際の通り雨、遠くの花火の音……
蘇る一四歳の、たった一度きりの夏。
不器用でまっすぐな純愛ストーリー。 -
古代日本の真の姿が蘇る
『魏志倭人伝』『古事記』『常陸国風土記』――独自の解釈が、新たな神話の世界を拓く。
文献解釈を中心に研究が重ねられてきたこれまでとは異なり、
著者自身が神話に語られる舞台を訪ね歩き、
古代日本の真の姿を浮き彫りにする。
令和年号の出典元でもある『万葉集』からの解釈や偽書の書評、
研究中の思い出などを新たに加え、文庫判として再編集。 -
「覚えてる? あの日の事を。
美奈子は今だって真っ白だよ」
小樽幻想
あかい部屋
しあわせの青いバラ
おじいさんの窓
赤い風船
雪玉ゆきべエ
心の深奥を旅する短編小説6篇 -
胃がんを乗り越え、日常を取り戻すまでの男の懸命な姿を描いた物語。
平成二十七年(二〇一五年)九月十二日。
戸隠登志夫は、伊豆の地でがん宣告を受けた二年前のことを思い出していた。
治療中、窓越しに見える伊豆の大自然を見ながら、「人生」について深く考えた登志夫が辿りついた答えとは――。
<目次>
はじめに
今
手術前
一 がん告知
二 決断
手術・手術後
一 手術・入院
二 自宅療養
三 伊豆旅行
四 人間とは
五 人生とは
あとがき
現在
<著者紹介>
戸塚加志夫(とづか・かしお)
1955年静岡県菊川市生まれ。地元の小学校、中学校を卒業。静岡県立掛川西高等学校卒業。1979年神奈川大学経済学部卒業。地元の金融機関に就職。自分の性格に合っていないと思い、1年で退職。小学校教諭免許取得のため玉川大学文学部(通信)修了。
1981年静岡県掛川市公立学校教員となり、40年間静岡県内の小学校に勤務。2021年より菊川市教育委員会学校教育課相談員となり、不登校児童や生徒の対応をしている。2018年より保護司としても活動している。趣味は草野球で、還暦野球チームの掛川ファイターズに所属。また、菊川市軟式野球協会の事務局長もしている。 -
1944年にその生涯を閉じた画家・山路商。
独自の画風を編み出そうと試行錯誤を重ねた彼が追い求めたものを探るため、夫婦はスペインへと向かった。
帰国後、山路一族のルーツを求めて全国各地を辿る2人。
旅先で出会った人々、得られた情報とヒント、その先に見えてきたものとは――。 -
保育が日本の未来を作る。「安心」をもたらす見守り、「信頼」を喚起する子どもへの配慮、あそびから生まれる「感動」など、著者が実践してきた取り組みを具体的に紹介。子どもが喜び、成長する行事の実践例も満載。
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膨大な借金を残して、この世を去った初代社長。
会社の行く末を予測していた彼は、生前に水面下である準備を進めていた――。
初代社長の妻である私は、会社を立て直すため、奔走する。 -
前著『涙のち晴れ 母と過ごした19年間の介護暮らし』から5年、介護の末に両親を看取った著者が明かす両親への複雑な思い、そこから導き出される自身の人生の終い方とは?
親子関係に悩むすべての人に贈る。
「見たかった父の笑顔」
お父さん
こんなはずじゃなかったね
「部屋を借りたよ。お父さんの部屋もあるよ。
お正月は一泊する?」
何度聞いても首を横に振った
とても寒がりだった父
あなたの「あったかいね」が聞きたくて
床暖房のついた部屋を借りた
私が見たことのない顔で笑ってよ
顔くしゃくしゃにした笑い顔
一度でいいから見たかったの
「第5章 終わりのときに向けて」より -
行きつけの喫茶店がある、通いなれた自由が丘。学生時代からの友だちとの晴れやかな会話から掘り起こされる、あの別れ話――。
恋愛のトラウマに縛られているつもりはない、でも忘れられない。
緑の庭園に秘められるアヴァンチュール、欲望が無意識に犯してしまった事故、旅先のスペインでの邂逅。そして、美代子はなにを決断したのか。
人生と恋愛に悩むすべての年代の読者に贈るラブ・ストーリー。 -
社会人になると年上の職場の先輩、上司または取引先の方たちとの交流が大半を占めるようになります。学生時代には許された言葉遣いや語彙の不足が、社会人になると通用しなくなります。
敬語の使い方を間違ったり、常識的な熟語を知らないと評価は下がり、あなた自身が損をすることになります。
本書は、小中学校で習う簡単な熟語や、学者、専門家が使用する難解な熟語、またそれほど難しくはなくても、社会一般ではあまり使用しない熟語等を除いた、文字どおり大人として社会人として、これくらいは知っておきたい熟語のみを掲載しています。
「知識を増やすことは人生を豊かにすることにつながる」と言われますが、本書がみなさんの長い社会人生活を豊かにするための一助となれば幸いです。
たとえば、この文の意味、分かりますか?
Q1.結局、玉虫色の決着になってしまった
Q2.小さい頃から父母の薫陶を受ける
答えられなかった人は、中身をチェック! -
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ヒロシマに原爆投下された8月6日に、毎年原爆ドームの前で合作絵画活動を
行ってきた著者による合作絵画 画文集。
前回出版した『4000人の原爆ドーム合作絵画画文集』でご好評いただき
改訂版を出すことになりました。
宗教の違い、文化の違いが画面の中でぶつかりあい、そして、ゆずりあいも
画面の中で見られます。
絵画の技術ではなく多国籍・異文化・異宗教・老若男女4000人の心の叫びと、
絵を描くことで恨みや悲しみが薄らいでいき、美しい花に変えることができた
という被爆経験者の心の軌跡を感じとっていただきたいと思っています。 -
僕と愛犬の11年
わが家で元気に暮らしたゴローは、柴犬系の雑種で、性格も温厚ないいやつだった。君がいなくなっても毎日がいつものように始まり、いつものように過ぎていく。生きるってそういうことなんだけれど、それでも君を忘れない。僕たちはいつでも、あの頃に戻ることができる。 -
家族という名のもっとも身近な地獄を描いた、母と娘の半世紀にわたる葛藤と救いの物語。
「愛の糸」に縛られた母と娘。
その糸が切れたとき、本当の自由が訪れる。
母の死後、不思議な手紙に促され、書き始めた「母の物語」。
実の娘、真波に激高する母。
しかしその暴言の奥に隠れた母の悲しみや寂しさ。
「母の物語」を書き進めることにより、母を理解し直していく真波。
母と娘、互いに理解し合うときは来るのか──。
どうしてもっと早く愛されていることに気づかないのだろう?
愛すること、愛されること、それを学ぶために私たちは生まれた。
どんなに近くにいても伝わらない愛がある。
母と娘の愛と葛藤を描いた、家族小説。 -
「今日一日を感謝して眠りにつく」
「何もできないならせめて笑顔ね」
ともに暮らす中で母が口にしていた数々のことば。
今になって、その本当の意味に気づくことができた。
幸せに生きるための秘訣を綴ったエッセイ集が文庫改訂版になって帰ってきた。 -
支える人々も、熱いドラマを生んできた!
1964年東京オリンピックのチーフコンパニオンが明かす、
数々の知られざるインサイド・ストーリー、待望の文庫化。
世界中の人々が、未来への希望を託してきたオリンピック。特に日本人にとって1964年に開催された東京オリンピックは、戦後からの復興を確信した一大イベントであった。東京オリンピックで活躍したコンパニオンたちのチーフを務めた著者は、1958年の東京アジア競技大会に始まって、多くのIOC総会や理事会、東京、札幌オリンピックはもとより1998年の冬季長野大会まで、40年にわたってオリンピックに関わる活動に身を置いてきた。その間、世界は東西冷戦からグローバル化と時代が移り、それとともにオリンピックのあり方も実直なアマチュアリズムから、華やかなコマーシャリズムへと大きく変わっていった。しかし、人々のオリンピックにかける熱い思いは変わらない。ただひたすら献身的にオリンピックを支えていた人々の、ホスピタリティに溢れたエピソードを綴ったエッセイ。 -
死とは? 愛とは? 人間の真理に迫るSF小説
全てを話し終わった時、ぼくはもう一度、きみに問おうと思う。
きみは誰だと。
体内に特殊な蟲を宿し、幾度となく死んでは生き返ってきた少女。
少女の苦しむ姿を見て、代わってあげたいと願う少年。
二人の究極の愛は、誰も想像し得なかった衝撃の結末を迎える。 -
40年かけて集めた酒器の逸品を
カラー写真とウィットに富んだ文章で綴る
酒と徳利と盃を愛で、夢見心地で人生を想い、語る。彼等は信頼できる生涯の友だ。いつも側にいて、酒徒を幸せにしてくれる。これはこの世の天国である。趣味は人柄を語る。同好の人々と、この高尚な趣味の天国を楽しみたい!
国際的な英文学者の著者による珠玉の随筆集。 -
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海の生き物がクイズになった!家族と、友達と遊べるクイズ本。
水族館にいるあの生き物も、おいしく食べているあの魚も……
難易度順で詳しい解説つきだから、生き物にも詳しくなれる。
君は何問わかるかな? -
それぞれの人生に花束を
人と人との関係から生活は成り立っている。
そんな当たり前への立ち返りに、心が癒される短篇集。
「私と智哉は、あまり会話はしない。だけれど、私たちは、お互いが、お互いに対して満足していることを知っている。……お互いに、お互いがいることに安心している。」(本文より)
家族の、友人の、その絆は時にもろく、たゆたい、もつれるもの。
相手がいなければ、怒っても、嘆いても、叫んでも、返ってくるものはない。
あなたがいる――その存在の奇跡に、あたたかな眼差しを向ける珠玉の6篇。 -
手を差し伸べる少年と、翠色に輝くまばゆい光。
ときおり見る不思議な夢は何を伝えようとしているのか――。
十七歳を迎えた天堂尊は、母親から五歳の頃に“神隠し”に遭った双子の兄の存在を告げられる。
夏休みの間、友人の陽太とともに伊勢にある伯母の家で過ごすことになった尊は、伊勢神宮の神々しさに触れるうちに、忘れていた兄の存在を感じ始める―― -
様々な家族の愛の形を感動的に描いた表題作ほか3編の短編⼩説集。
余命宣告を受けた主⼈公が偶然出会ったのは、
死んだ後⼤切な⼈に映像を届けてくれるという業者だった。
預かった映像を死後に届ける「アフターメッセージ」、
弁護⼠が多様な依頼に対応していく「男衾法律事務所」、
⻑年⽚思いをしていた⼥性の⼦供に転⽣してしまう「⽣まれかわり」。
⼈のつながりを様々な視点で描いたハートフルストーリー。 -
何百年も前、トニー王とエレクトラ女王が建てた美しい城は、女王の死後降り続いた雨によって湖の底に沈んだという。その伝説の城を探し舟を出したシルビアは、同じく伝説を追っていたオリビエと出会う。水底に潜った二人が見たものは……。――『愛の伝記』初めは何とも思っていなかった彼女のこと。何気ない挨拶を続けているうち、だんだんと、僕の心の中に大きな、熱い血潮のようなものが湧き上がってきて……。僕の青春時代のほんの少しだけの小さな一ページ。――『初恋』
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令和2年、日本、そして世界に起こった未曾有の非常事態。人々はこれまでに体験したことのない事態にどう対処していいのか判らない困惑の日々を送ることになった。気軽に人に触れることができない、マスクなしでは人と話すこともできない。老人ホームで過ごしている親にも会えず、病院への見舞いに行くこともできない。毎日の感染者数に怯える暮らし……。そんな状況を客観的に観察し、できる限り冷静に行動した日本国民の様子を詠った歌集「玉響」。第1部の「新型コロナウィルス」から始まり「可視化されたもの」まで全十六部に渡り、余すところなく人々の緊張、焦り、戸惑い、喜怒哀楽が表現されている。いつかこの事態も過去のひと時のものとして語られるよう、「玉響」(ほんのしばらくという意味)というタイトルがつけられている。
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「どんな時も前を向いて生きていこう」ADHDと向き合って、自力で手にした幸せな日々。
すべてのはじまりはネット上での出会いだった。
千夏と一緒にバイナリー投資にのめり込み、時間を共にしていくが……。
周囲の無理解や自身の弱さと闘い続ける青年が、人生に光を見出すまでの過程を赤裸々に告白。
「なりたい自分」を目指す人に勇気を与える一冊。 -
大人の女性の日常に彩りを添える、生々流転のエッセイ集
温めても叩いても開かない黒豆の瓶。夫婦が苦戦した瓶開け大会は仲間を巻き込み余興へと発展。「力男」の活躍でパカリと開いた!
豪華俳優陣との初共演や愛犬を看取った夏の朝のことなど。
人生の中で体験した愛しい、可笑しいいろいろな出来事たち。
前世占いのアプリで出た平安貴族に、「ふふふ」とほくそ笑む著者が、大人の女性の日常を上質な文章で綴る随筆集。 -
少し不器⽤で繊細な⼼模様を、みずみずしく紡ぎ出す珠⽟の短編⼩説&詩集
読み聞かせにもおすすめの、8つの物語と深く優しく⼼に寄り添う、25篇の詩 -
葛藤を抱えて生きる現代人への祈りの詩。
絶望のなかでも光り輝くことばを探す、心の旅へ。 -
流れる音楽にあの娘を思い出す、それすらも恋のひとかけらなんだろう。
人間関係を器用にこなす男子高校生・結城は、よく人たらしと言われることに悩んでいる。
見学に行った軽音楽部で新入生女子・サワのパワフルなドラムパフォーマンスに魅せられ、自身はベースでバンドを組むことを決意。
中学時代からの気の置けない友人・雄大も確保しスリーピースバンド「3S」を結成する。
サワと過ごす時間、音楽の話、笑うとかわいいえくぼ、ジャムる瞬間の高揚――。今まで感じたことのない嫉妬や独占欲。
溢れ出す感情に戸惑いながらも、新たな一歩を音楽と共に踏み出していく。 -
繰り返される「輪廻」の業。
「生」と「死」が結ぶ、神秘の「縁」。
本書は、物質と精神の垣根を超えて
彷徨するひとつの魂を描く、
壮大な一大叙事詩である。 -
ときに楽しく、ときに哀しく、ときに苛立ちながら過ごす日々。
食事の時間も一苦労、こちらの思いが伝わらないことも多々起こる。
それでも一緒に過ごしていくうちに、一人ひとりが抱える想いや人生が垣間見えてくる。 -
膠原病リウマチ痛風センターの所長がふと心にとまった言葉を
患者とその家族のために綴った6年半の「センター便り」を一冊にまとめた、
心あたたまるエッセイ集。
2011年8月から2018年3月までの80カ月間、
膠原病リウマチ痛風センターのホームページに毎月欠かさず掲載された「センター便り」。
自然や人生についての示唆に富んだ見識が随所に開陳さる文章には、
季節の移ろいや自然に対する敬虔な心情が述べられ、
決まって時節に合わせた慈愛に満ちた健康アドバイスで〆られている。
患者でなくとも、知性を刺激される味わい深い一冊。 -
シリーズ2冊528円~792円(税込)レーベル: ――出版社: 幻冬舎メディアコンサルティング病気と闘う母が最愛の息子に綴る愛の手紙「あなたという大切な尊い命をどうかあなた自身が大切に幸せに生きてほしい」闘病の日々の中で、すべてをありのままに受け止め、肯定し、感謝する。愛にあふれたメッセージはあなたの心も癒し、勇気づけてくれます。(英語翻訳付き)
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思いがけない出会いの裏にあった悲喜を辿る歴史群像劇
歴史に残る日本の英雄たち。彼らの偉業の背景には、様々な「出会い」が隠されていた。偉人たちの意外な関係性を描いた前代未聞の歴史小説。 -
秘められた織田信長、千利休、前田三代の精神性に迫る。
九谷五彩による華麗な絵付けと独特の様式美で知られる磁器「古九谷」。
武家文化・キリシタン文化そして朝廷尊皇文化が育まれた加賀・金沢において
古九谷誕生の背景にあったものを追究する歴史ロマン。 -
ようこそ、秘密の世界へ。闇の向こうは赤い⽉が登る死者たちの国。
どこにでもいる平凡な少女ニサと、その従兄ルカ。ハロウィン当日に、ある出来事から人間界を飛び出すことになる。たどり着く先はゾンビや狼男、バンパイアなど様々なゴーストたちが暮らす世界、ヴァラモワールド。謎に包まれた世界で、2人の新たな生活が始まる。 -
「あの頃」があるから「いま」がある。日本が誇る「膣式手術」スペシャリストの原点を綴ったエッセイ。
医学生時代、山岳部に所属していた著者は、その他の多くの若者と同じように、将来のことを考えて漠然と不安を抱く学生だったーー。
第一部『岳人より』では、著者が山に何か答えを求め、いろいろな山を登った記録がまとめられている。若かりし日の著者がその時々の等身大の不安や不満、悩みを抱いたまま山に赴き、山登りをしていくなかで少しずつ成長していく姿が描かれている。同じように将来や人間関係について悩む十代、二十代の若者にとって、支えになりえる作品だろう。タイトルの通り山岳雑誌「岳人」に投稿し採用された著者の読む登山の記録でもある。
第二部の『私の記憶』では、産婦人科医として医院を開業した著者の日常が、テーマ毎に切り取られて描かれている。産婦人科医としての仕事のことだけでなく、旅先での出来事や、音楽をはじめとした芸術のことなど、著者が興味を抱く物事について書かれており、著者という個人の生活を垣間みることができる。著者の日常を通して、仕事をしながらもしっかりと趣味を持ち、充実した日々を送ることの大切さを学ぶことができるだろう。
第一部の内容は十代から二十代の若者に向けて、そして第二部の内容は、三十代以降の現役で働いている方に向けて描かれているため、幅広い年齢層の方が読んで楽しめるエッセイ作品。 -
十字架への道は、イエス最後の切り札だった
二千年の時空を越えて、イエスの青春、弟子・ユダ、ヨハネとの関係、最後の晩餐の真相に迫る
「本書は人間イエスの行動をユダヤ史の中に投影し、何故イエスが、十字架への道を歩まなければならなかったのかを問うたものである。その際私が拘り続けたのは、神としてのイエスではなく、人間イエスとしての視点だった。この視点なくして本書は成立しなかったと思う。私がこの視点に立ったとき、イエスは様々なことを私に語りかけてきた。ヨハネのこと、ユダのこと、弟子たちのこと、マグダラのマリアのこと。更には福音書における様々な矛盾について語ってくれた。その有様は本書の一ページ一ページにイエスの肉声として響き渡り、刻印されていると思う。願わくば、そうしたイエスと私の思いが、いつの日か日本のみならず、広く世界の人々に愛され、新たなイエスの実像として21世紀の時空間のなかに広がっていくことを期待したい。」(「文庫化に寄せて」より) -
この世界を、どう言葉に表そう。素直な言葉で表現できたなら――。
自然界に息づく様々な動植物、風や空や月や星たち、そして人間の生き様。
ふと入り込んできた風景に目を凝らし、耳を澄ませて切り取った42篇の詩集。
静寂のなかで通わせる心――語らい
フェンスに噛みついている紅葉の枝――生きるということ
なぜ、我々はここにいるのか――時空のロマン
自然がつくりだすドラマチックな情景――神秘の詩
移ろう季節と時空の旅――自然に抱かれて -
幸せのカタチを見つけよう。
親子で読みたい、心に残る傑作集。
偶然出会ったねこのマリーと、子リスのリッツ。
リッツはマリーの家で暮らし始め、平穏な毎日を過ごしていたが、ある日、グッピーのムミョンと話をして気付いてしまった。
生きるとはどういうことなのか。
「信じることの大切さ」「力を合わせる素晴らしさ」を教えてくれる
2つの短篇も掲載。 -
愛猫のみけ、コアとの暮らしを綴る
人生初、自分の意思で初めて命ある猫・みけを飼い始めた頃を振り返る「人生初の三毛猫物語」、天神コア前での保護猫譲渡の会「里親の会」の里親探しでひとめぼれした三毛猫・コアと、すでに飼っていたみけとの日々を、コアの視点で描く表題作など、3編を収載。 -
俺の墜落と昏睡とを語ろうと努めてくれ。 ―『地獄の季節』より―
19世紀を代表するフランスの詩人・ランボー。
そのゆかりの地を歩きながら彼の幻影を追い求める。
シャルルビル、ムーズ川、デュカール広場……
様々な場所を鮮やかな詩的表現で描写していく。 -
二〇三一年、春。 『剣聖』を競う高校生たちの熱き闘いが始まる――。剣術を競い合う競技、剣技に励む高校二年生の丞。部員仲間のゆう、こころ、歳土と日々切磋琢磨しながら剣術を磨いていた。飛行機事故で亡くなった丞の母は『女王』という異名を持つ伝説の剣技部員。『楽しみながら勝つ、か。天才のセリフだな』母の肩書きを背負う重圧とライバルである剣術の天才たち。丞はやがて剣技を楽しむ余裕がなくなっていってしまうーー。丞は再び剣技と向き合うことができるのか?
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早期退職後、娘とトルコ人の婿殿が過ごすイスタンブールへ渡った作者。生まれた町を出て暮らしたことのない作者にとって、そこは「どこの惑星か」と問い直すほどに未知の世界であった。しかし、自身の好奇心に掻き立てられ、第二の青春を求めて「トルコ語の学校に通う」ことを決意する。そこでは好奇心と冷や汗にまみれた大冒険と様々な出会いが待ちうけていた。時には劣等感に苛まれ、日本との環境の違いに打ちひしがれる…。娘夫婦や日本にいる友達、多くの人々にに支えられながら日々困難の壁を次々と乗り超えていく。3ヵ月間で一生分のどきどきとドギマギを使い果たし、人生を180度変えたイスタンブールでの大奮闘記ブログ、待望の書籍化!
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もう大丈夫!パニック障害との付き合い方を網羅した一冊。
どんな風に考えたら良いのか、どうしたら安心できるのか、つらい経験を乗り越えてきた
著者が語る。
生真面目で、感情移入しやすく、空気を読もうとするあなたへ。 -
“このような目に見えるすべての良いものにもまさって、心という目に見えないものを与えられた人間が、この楽しい園のような世界を、よりよくするための生命を与えられたということは、どんなにすばらしいことでしょう。”
数学教師でありながら神を愛し、信仰し続けた女性。
この世に生を享けた意味とは、尊く美しい生き方とは。神への賛美と感謝を美しい言葉で綴る珠玉の一冊。 -
世界平和の実現と、全人類に対する平等な教育を。世界各国が戦力を供出し、国連以上の戦争抑止力のある国際機関「世界連邦」を設立することを提言。琉球人のオープンマインドと日本人の勤勉さが、世界平和のカギを握る。
戦争は個人の心のホメオスタシス(恒常性)の乱れから生じる社会的疾患┴日本は平和憲法を堅持し、外交力を練磨すべき┴なぜ日本人の戦争の記憶は風化しやすいのか┴原発は戦争に密接に関連する┴大量消費社会は戦争を誘発する┴戦争回避のために多様なエネルギー共同開発を┴エスペラント語の普及を -
追っ手を逃れ、鎌倉から宮古島(タイピサン)にたどり着いた大塔宮護良親王(ルビ:おおとうのみやもりよししんのう)の忘れ形見、浮宮。たくましく成長した彼は、弓の名手としてその名をとどろかせるようになる。一方、神から富めるものとしての運命を授けられ、タイピサンに生を享けたメグロモリ。二人はやがて、血で血を洗う未曾有の戦乱に巻き込まれていく――。宮古島を舞台に繰り広げられる壮大な歴史アクション小説。
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道から逸れたり、迷ったとき、普段見えなかったものが見えはじめ、気付けなかったことに気付けるようになります。惰性の生活からの解放、常識からのひと休み。とても不安で怖いけれど、またとない成長のチャンスです。背負ってきた重い殻を脱ぎ捨てて、大空に向かって思いっきり羽ばたいてください。 (「あとがき」より) -
銀行勤めの亜由美は、まもなく50歳を迎える。子どもは巣立ち、二人暮らしをする夫からは女性扱いされず、日々の生活で漠然としたむなしさを抱えていた。そんな時、あるセミナーで出会ったのが妻子ある52歳の会社役員、佳弘だった。二人はやがて男女の関係になり、亜由美にとって佳弘はかけがえのない存在になっていく。許されない恋を続ける二人が行き着く先に待っていたものとは――。女としてのときめきを再び取り戻したいと、もがき苦しむ女性の切実な願いを軽いタッチの文章でつづり、女性にとっての幸せとは何か、男性との関係で得るものは何かを読者に問いかける。
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1つでも興味のある人は必読!■北欧雑貨■北欧家具■ガーデニング■リネン■コットン■手づくり小物 ……etc好きとこだわりがあふれる特別でていねいな暮らし -
トイプードルにしては胴長短足、お耳が大きくてダックスフントに似ている……そんな僕は、「ダックスプンドル」!
赤ちゃんのとき、ペットショップで偶然目が合い、ママの仔になったプー太。ママ一家、犬友達とすごす日々は笑いあり、驚きあり、発見ありで……。個性豊かな人間模様をプー太目線で綴るほのぼのエッセイ。 -
追い込み捕鯨の町・和歌山県太地町で、イルカの飼育・調教施設、ドルフィン・ベェイスを造った著者のドキュメント作品。
イルカのリリースをめぐる訴訟に巻き込まれた著者を支え、はげましたのは、闘病中の妻であった。人とイルカの触れ合いの場を作り上げた夫婦の感動の実話。 -
大手化学会社に勤務して、インドネシアに4年駐在! 見知らぬ土地の見知らぬ人々、現地の生活に密着して、インドネシア社会の現状を知り、現地の文化や政治・経済の状況に知見を深め……。異国の社会生活やビジネス体験を通して見出した、「ビジネスマン(企業人)の実戦的な企業活動」とは? インドネシアに関心のある人はもちろん、これからのグローバル社会に生きるビジネスマン必携! 「海外ビジネス」実践的入門書、待望の文庫版。
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FBI捜査官のリチャード・ルノーは、山奥で突然、4人の男たちの奇襲に遭う。その目的は、過去に麻薬取引の現場を目撃されたことに対する口封じ。何とか死を免れたリチャードは、麻薬組織の全貌を暴くために立ち上がる――。破天荒捜査官リチャードの激闘を描いた「Wild Hunt」の他、幕末の日本を舞台にした「忍者魂」の2作品を収録。悪を一掃することを目指し、任務のためなら手段を選ばない――そんなド派手な“汚ねえやつら”が贈る、痛快アクション小説集。
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「あいことば」愛の言葉を素直に伝えたい恥ずかしがらずに私たちは愛から生まれたのだから「会」「愛」「合」。人には欠かせないこれらの「あい」。44篇の詩は、この世がいくつもの「あい」に満ちていることを、一心に訴えかけてくる。そして、読む人すべてにとって、大切な「あい」があることを気付かせてくれる。そこに綴られている数々の言葉は、人々の心を勇気づけてやまない、希望であふれている。
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吝嗇な曾祖母、母親に暴力を振るう父親、泣いてばかりの母親……台湾で過ごした悲惨な幼年時代。「日本はいい。日本にいけば、なんとかなる」――敬愛する叔父のことばを信じ、18歳で祖国を出た。大学に進学し、愛する人と出会い、結婚。ふたりのこどもをもうけ、なにひとつ不満のない生活を送っていた。あの日、あの診察室で、あのひとに出会うまでは――。目が合う、声を聞く、指が胸に触れる――たったそれだけで、心はひそかに、たしかに震える。ひそやかな愛に揺れ動く60歳女性の心境を、しめやかに綴った恋愛小説。
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心を解放する手段として選んだのは、刺繍絵画とお地蔵さまだった―。
「生きる」とは何か。直木賞ノミネート作家がひたすら手を動かし続けた10年間の記録。
待望の文庫化。 -
平林直哉氏の著書に『クラシック100バカ』という、何とも過激な本がある。文字通りクラシック音楽界に巣食う古今東西のバカどもを容赦なく糾弾していて、読み手としては何とも痛快な反面、時折自分のことを言われているような気がして背筋が寒くなる。この本は「盤鬼」と恐れられるほど古今のレコード・CDに精通されるとともに、『クラシックプレス』の編集などを通じて業界の裏まで知り尽くす筆者だからこそ可能となったものであるが、それに対して「僕」自身は、年に何枚かCDやDVDを買い、テレビやFMでクラシック番組を録画・録音し、コンサートにも何回か足を運ぶ程度のごく普通?のクラシック・ファン。そんな僕がこの本に脱帽したのは当たり前だが、そこでクラシック音楽界の「アホ」な人や物を探してみると、これがいる、いる。クラシック音楽は世界最高の芸術だと信じているアホ、楽譜が読めるのを自慢するアホ、クラシックなんて誰が演奏しても同じだと信じているアホ、チケットの値段やエピソードや顔で演奏家を選ぶアホ、演奏後いつまでも拍手を続けるアホ……。これはぜひ一度まとめておかねばならぬ! 強い(?)問題意識から筆をとり、クラシック業界に蔓延る「アホ」たちを一刀両断! 「クラシックってなにがおもしろいの?」「どう聞けばいいの?」――クラシック初心者のそんな疑問もたちまち解消、目からウロコの痛快評論。
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