インターナビ構想は1993年の企画書から始まる。97年、情報とナビという形でスタートするが浸透しなかった。アンケートをしてみると、もっとも欲しいのは道路交通情報、その上で的確なルート案内、次に目的地の情報、そして地図のバージョンアップだった。渋滞情報は地方では無用だが災害情報は必要である。さらに地震情報も加わった。サポートするのは運転する人、という姿勢がインターナビを貫いていた。取材協力・今井武【読了時間 約30分】
目次
■カーナビと災害
2004年、中越地震の教訓
「運転する人」をサポートする
■カーナビとGPS
GPS搭載という決断
■アメリカ市場と世界地図
スウィンドンの亀の甲交差点
アメリカでは、カーナビなんか使わない
ラウンドアバウトはどうなるんだ?
■インターナビ構想
第4世代ナビゲーションシステム
ユーザーアンケートから得たもの
インターナビ・プレミアムクラブへ
■インターナビの立ち上げと営業部への異動
地図のアップデートと交換
営業・サービス・商品の三位一体
■世界初の渋滞予測ナビとVICS
道路交通法の改正
世界初のフローティングカーシステム
■デ―タがインターナビの生命線
数秒単位の精度
インターナビという名前
■負けるもんかのスピリット
いしたにまさき
ブロガー、ライター、WEBマーケティングアドバイザー。2011年アルファブロガー・アワード受賞。WEBサービス・ネット・ガジェットを紹介する考古学的レビューブログ『みたいもん!』運営。著書に『クチコミの技術』『あたらしい書斎』など多数。内閣広報室・IT広報アドバイザー。
(C) Masaki ishitani 2015
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2011年、ホンダの「通行実績情報マップ」が、グッドデザイン大賞を受賞する。さらに映像作品として展開した「CONNECTING LIFELINES・震災後20日間の『道の記憶』」は、カンヌライオンズをはじめ、海外の広告賞やデザイン賞を総ナメにしていく。
「自動運転」を目指して「運転する人をサポートする」機能として開発されたHondaの「インターナビ」。東日本大震災直後、やるべきことを書き出していった今井さん等インターナビチームは、長岡・新潟の地震の経験から、「通行実績情報」が、「ライフライン」になることを知っていた。何処よりも速く、そのデータをKML/KMZというフォーマットでオープンする。グーグルマップチームが動き出し、ツイートでリツイートされ、スマホ版が作成され、通行実績がマッシュアップされていく。まさに、インターナビのビッグデータが拡散していく瞬間だった。それらは、日本災害情報学会においても評価された。
しかし、石巻では大渋滞を引き起こし、津波に遭遇した人も多かった。災害に強い街づくり。災害情報が確実に届くラジオとの取り組み。カーナビ、テレマティクスの開発を先導してきた今井武さんの新たな課題だ。
あまねく広く役に立つサービスを。それは、HONDAの原点そのものだった。取材協力・今井武、野川忠文。「読了時間 約45分」
各385円 (税込)
「Hondaは東北地方太平洋沖地震で被害の大きな地域の方々への移動支援情報として、Hondaインターナビ会員の車両から情報のあげられた通行実績情報を、通行可能な道路の参考情報として、Google Earth上に公開し毎日更新します」
ホンダは東日本大震災発生から19時間44分後に「通行実績マップ」を発表した。のちに「震災ビッグデータ」と呼ばれ、復旧支援に大きな影響を与えた通行実績は、そもそも渋滞予測のために集められた。復興に向けてつながっていく20日間の道の記憶「CONNECTING LIFELINES」はカンヌをはじめ世界各国で数々の広告賞を受賞。世界で初めて「カーナビ」を作ったホンダで、その開発に携わってきた今井武さん。本書は、カーナビという「車が目的地に着くための機能」がメッカコンパスから始まり、「ライフライン」に変化していく道のりを追ったものである。【読了時間 約28分】
【目次】
サーバーは動いていた。しかし……
通行実績マップをやらなきゃいけない
世界初のカーナビはホンダから
カーナビの始まりは「メッカコンパス」
1983年の東京モーターショー
世に出なかったナビゲーションシステムとデジタルマップ
マップマッチングという罠
10年間の空白
車の自動運転を目指して
最速で準備された震災ビッグデータ
【いしたにまさき】
2011年アルファブロガー・アワード受賞。 Webサービス・ネット・ガジェットを紹介する考古学的レビューブログ『みたいもん!』運営。著書に『ツイッター 140文字が世界を変える』『クチコミの技術』『あたらしい書斎』など多数。他に、内閣広報室・IT広報アドバイザー、Evernoteアンバサダーなども務める。
インターナビ構想は1993年の企画書から始まる。97年、情報とナビという形でスタートするが浸透しなかった。アンケートをしてみると、もっとも欲しいのは道路交通情報、その上で的確なルート案内、次に目的地の情報、そして地図のバージョンアップだった。渋滞情報は地方では無用だが災害情報は必要である。さらに地震情報も加わった。サポートするのは運転する人、という姿勢がインターナビを貫いていた。取材協力・今井武【読了時間 約30分】
目次
■カーナビと災害
2004年、中越地震の教訓
「運転する人」をサポートする
■カーナビとGPS
GPS搭載という決断
■アメリカ市場と世界地図
スウィンドンの亀の甲交差点
アメリカでは、カーナビなんか使わない
ラウンドアバウトはどうなるんだ?
■インターナビ構想
第4世代ナビゲーションシステム
ユーザーアンケートから得たもの
インターナビ・プレミアムクラブへ
■インターナビの立ち上げと営業部への異動
地図のアップデートと交換
営業・サービス・商品の三位一体
■世界初の渋滞予測ナビとVICS
道路交通法の改正
世界初のフローティングカーシステム
■デ―タがインターナビの生命線
数秒単位の精度
インターナビという名前
■負けるもんかのスピリット
いしたにまさき
ブロガー、ライター、WEBマーケティングアドバイザー。2011年アルファブロガー・アワード受賞。WEBサービス・ネット・ガジェットを紹介する考古学的レビューブログ『みたいもん!』運営。著書に『クチコミの技術』『あたらしい書斎』など多数。内閣広報室・IT広報アドバイザー。
2011年、ホンダの「通行実績情報マップ」が、グッドデザイン大賞を受賞する。さらに映像作品として展開した「CONNECTING LIFELINES・震災後20日間の『道の記憶』」は、カンヌライオンズをはじめ、海外の広告賞やデザイン賞を総ナメにしていく。
「自動運転」を目指して「運転する人をサポートする」機能として開発されたHondaの「インターナビ」。東日本大震災直後、やるべきことを書き出していった今井さん等インターナビチームは、長岡・新潟の地震の経験から、「通行実績情報」が、「ライフライン」になることを知っていた。何処よりも速く、そのデータをKML/KMZというフォーマットでオープンする。グーグルマップチームが動き出し、ツイートでリツイートされ、スマホ版が作成され、通行実績がマッシュアップされていく。まさに、インターナビのビッグデータが拡散していく瞬間だった。それらは、日本災害情報学会においても評価された。
しかし、石巻では大渋滞を引き起こし、津波に遭遇した人も多かった。災害に強い街づくり。災害情報が確実に届くラジオとの取り組み。カーナビ、テレマティクスの開発を先導してきた今井武さんの新たな課題だ。
あまねく広く役に立つサービスを。それは、HONDAの原点そのものだった。取材協力・今井武、野川忠文。「読了時間 約45分」
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