山のエキスパート集団「マタギ」が教えてくれる歩き方から衣食住まで網羅したサバイバル登山技術集!
山で生き残るためのマタギの叡智をわかりやすく紹介。
最新情報を追加して新書化。
【目次】
山のプロが教えてくれる古くて新しい知恵
まえがき
1章 マタギは私たち登山者の大先輩
2章 下界の摂生した生活がマタギの始まり
3章 着実にしかも自然を壊さずに歩く術
4章 軽快に山を歩くためのウエアと道具
5章 マタギ料理はダイエット料理
6章 山中で快適に暮らす術
7章 秘伝、自然の工夫・利用術
8章 マタギ流SOSからの回避
あとがき
■著者紹介
工藤 隆雄(クドウ タカオ)
1953年、青森市生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て、新聞・雑誌を舞台に執筆活動を展開。毎日児童小説優秀作品賞、盲導犬サーブ記念文学賞大賞等を受賞。
著書に、『富士を見る山歩き』『続・富士を見る山歩き』『富士を見ながら登る山36』(小学館)、『山歩きのオキテ』『富士山のオキテ』(新潮社)、『マタギ奇談』『定本 山のミステリー 異界としての山』『新編 山小屋主人の炉端話』(山と溪谷社)等がある。
日本大学芸術学部文芸学科講師(ノンフィクション論等)。
(C) 2020 Takao Kudou
登山を楽しむには健康が必要で、そのためには、食事が重要なカギとなります。登山と健康と食事は密接な関係にあるのです。
登山と食についてはさまざまな情報があふれていますが、医学的な見地から登山者にとって本当に必要な食の情報はなかなか見つかりません。
日常生活から、登山中まで、どんな食事をとれば登山を続ける健康を維持できるのか。どんな栄養素が登山のパフォーマンスを最大にアップできるのか。
本書では群馬大学医学部付属病院院長にして、ヒマラヤ登山の経験もある著者がわかりやすく解説。
知っているようで知らなかった、「医学的に正しい」登山と食の読み物です。
■内容
はじめに 医食同源のすすめ
第1章 これだけは覚えておきたい 栄養素とカロリーのこと
第2章 登山に適した体をつくる 日常の食事術
第3章 最大のパフォーマンスが発揮できる 登山中の食事術
第4章 院長がおすすめする 健康増進料理
■著者について
齋藤 繁(さいとう・しげる)
1961年群馬県高崎市生まれ。
群馬大学医学部に進学し、ワンダーフォーゲル部に所属。
1992年、日本ヒマラヤ協会クラウン峰登山隊に参加。
高所登山に関する医学研究や一般の登山者の健康管理に関する啓蒙活動にも取り組む。
山岳関係の主な著書は『「体の力」が登山を変える ここまで伸ばせる健康能力』(ヤマケイ新書)、『病気に負けない健康登山 ドクターが勧める賢い登山術』(ヤマケイ山学選書)、『登山を楽しむための健康トレーニング』(上毛新聞社出版部)など。
日本登山医学会、日本山岳・スポーツクライミング協会などの各種委員を歴任。
774円〜1,320円(税込)
ウィズコロナの時代にブームの、「山林購入」のすべて
いま「山を買う」ことがひとつのブームになっています。
アウトドア好きのお笑い芸人や人気Youtuberが山を買って存分にソロキャンプを楽しんでいたり、アイドルタレントが山を買うまでの話をテレビ番組が企画したり。
また、大企業はCO2削減・環境保護のために山林を購入を考えています。
「山ってそんなに簡単に買えるの?」
「山を買ってよかったことは?」
「山を買うときの注意点は?」などなど、
実際に山を買った人たちの話を紹介しながら、山を買うブームの考察や山林購入を取り巻く諸問題も解説。
山を買うことのさまざまな情報をまとめた気になる一冊です。
※この電子書籍は、固定型レイアウトです。
リフロー型書籍と異なりビューア機能が制限されます。
夏山縦走の醍醐味・テント泊登山。覚えておくべき基本と応用テクニックを一冊に!
テント泊を始めるにあたり、装備の揃えるポイント、登山計画の立て方・準備、
歩き方の基本、テントの設営方法やマナー、そしてテント泊を快適に楽しむコツが
すべてまとまっています。
山岳/アウトドアライターとして長年山を歩いてきた著者による、
テント泊のノウハウが詰まった一冊です。
<内容>
第一章 テント泊装備をそろえる
テントの構造と4大要素/モデル選びのポイント/
重要装備解説(寝袋、マット、バーナー、クッカー、ランタン類、バックパック)...etc
第二章 計画の立て方と準備
計画の立案と情報収集/軽量化と快適性のバランス/パッキングの基本と応用/
外部ポケットやサコッシュの活用...etc
第三章 歩き方
出発前の確認事項/行動着の基本/登山靴のタイプと合わせ方/パックパックの合わせ方/
地図とアプリの活用術...etc
第四章 テントの設営方法
ルールとマナー/設営方法の基本/設営時のポイント/撤収の基本/ペグの打ち方...etc
第五章 テントの快適な使用方法
テント泊時の着替え類/テント内のレイアウト/全室の使い方/雨や強風への対策...etc
第六章 眠ることと食べること
就寝時の寒さ対策/快適さをアップするアイデア/食材の選び方...etc
第七章 帰宅前にすること、帰宅後にすること
メンテナンス/今後のためのチェックポイント...etc
爆弾低気圧、豪雨、落雷、異常高温、台風、豪雪など。
最新の知見に基づいて気象遭難を引き起こす背景を探り、事故を防ぐ手立てを考察。
決して埋もれさせてはならない過去の遭難事故の教訓、将来も風化させてはならない近年の重大な遭難事故の教訓、そして将来の気候リスク。
ヤマケイオンラインで「山岳防災気象予報士・大矢康裕が教える山の天気のイロハ」を連載中の著者が
「遭難をなくす!」という思いを込めて、すべての登山者におくる一冊。
■内容
第1章 恐い爆弾低気圧
爆弾低気圧が引き起こす疑似好天/事例 2009年4月・北アルプス鳴沢岳遭難事故/どうすれば防ぐことができたのか
将来の気候変動によって爆弾低気圧はどうなるのか
第2章 山岳を襲う豪雨
梅雨についてもっとよく知っておこう/大雨になった時に山ではどのようなリスクがあるのか
事例1 2004年7月・奥只見山系白戸川遭難事故/事例2 2017年6月・屋久島での遭難事故
将来の気候変動によって梅雨の大雨はどうなるのか
第3章 落雷リスクは増える
雷についてもっとよく知っておこう/知っておくべき雷の知識/事例1 1967年8月・西穂高岳落雷遭難事故
事例2 2012年8月・槍ヶ岳落雷遭難事故/将来の気候変動によって雷はどうなるのか
第4章 異常高温に警戒
夏の暑さと熱中症対策/熱中症についてよく知っておこう/事例1 1994年7月・朝日連峰遭難事故
事例2 2020年8月・羊蹄山遭難事故/将来の気候変動によって夏の猛暑はどうなるのか
第5章 夏でも起きる低体温症
山では致命傷に繋がる低体温症/事例1 1913年8月・木曽駒ヶ岳『聖職の碑』遭難事故
事例2 2009年7月・トムラウシ山遭難事故/将来の気候変動によって低体温症のリスクはどうなるのか
第6章 関東甲信や北日本を襲う台風
なくならない台風による遭難事故/事例1 2002年7月・トムラウシ山遭難事故/事例2 2018年7月末・富士山遭難事故
将来の気候変動によって台風はどうなるのか
第7章 中部山岳北部を襲う豪雪
日本海側の雪についてもっとよく知っておこう/大雪になったときにどのようなリスクがあるのか/事例1 1963年1月・薬師岳遭難事故
事例2 2004年2月・大長山遭難事故/将来の気候変動によって雪はどうなるのか
多くの登山者が利用する日本の山小屋が存続の危機に瀕しています。
これは、戦後に制定された日本の国立公園制度が抱え続けてきた課題が、新型コロナウイルス禍を経て、
現実的な問題として表出し、制度が限界に近づいているひとつの証です。
山小屋に切迫している数々の問題を紹介しながら、日本の国立公園、
ひいては自然環境・観光行政の在り方について考え、提案する一冊です。
■内容
まえがき
コロナ禍が浮き彫りにする山小屋の問題
第1章 山小屋が抱える諸問題
1 ヘリコプター問題
ヘリの機体減少に伴って急浮上してきた山小屋への物資輸送問題。
それまで山小屋が抱えてきた山小屋運営の構造問題点。
2 登山道整備問題
登山道崩壊の原因と修復方法・その後のメンテナンスの現状から見えてくる登山道管理の問題点。
3 山小屋改修問題
山岳地という特殊な環境が考慮されず、小屋改修に対する制約、エクステリアに関する条例、国有林管理など、
さまざまな種類の管理体制が入り乱れた状況から起こる問題点。
4 トイレ問題
富士山の「トイレットペーパーの川」現象で社会問題になった山のトイレ問題。バイオ化導入の状況とその効果、
設置後の環境に対する影響評価、管理者や補助金制度などの問題点。
第2章 国立公園の未来を考える
前章で明らかにした国立公園内の山小屋に関わる諸問題が、なぜ、表面化しているのか。
法律や歴史、国家予算などを踏まえて紐解くとともに、日本との比較として米国、英国の国立公園行政を紹介。
1 日本の国立公園
2 アメリカの国立公園
3 イギリスの国立公園
第3章 対談「これからの国立公園」
日本の国立公園と山小屋が進むべき方向性と可能性を探るべく、
北海道大学大学院農学研究院准教授・愛甲哲也氏と雲ノ平山荘主人・伊藤二朗氏が対談。
あとがき
■著者紹介
吉田 智彦(よしだ・ともひこ)
1969年、東京都出身。
20代半ばに勤めていた会社をやめて、ニュージーランド、カナダ、アラスカなど諸国をまわる。
カヤックやトレッキングを通じて自然と人間のあり方を考えるようになり、エッセイ、ノンフィクションや写真、絵を発表しはじめる。
サンティアゴ、カイラス山、インドなど世界の巡礼路を歩き、全熊野古道、四国八十八カ所霊場を踏破。
現在は、日本独自の文化に注目し、埼玉県の農村歌舞伎や琵琶湖の沖島を取材している。
もう失敗したくない!
さまざまな失敗登山のパターンから見えてきたのは「問題のある計画」と「準備不足」。
失敗したくない全ての登山者におくる「計画と準備」の解説書。
仕事における事前準備の大切さを表わす「段取り八分、仕事二分」という言葉がある。
「段取り八分」とは実際の仕事に取りかかる前のリサーチや調整などの準備に全体の8割の力を注ぐことを意味しており、
きちんとした準備をすれば仕事の8割は終わっているという意味にもとれる。山登りも同様だ。
そこで本書では第1章では登山中に起こりやすい失敗パターンを紹介し、計画の問題点、準備の不足点を考察。
第2章では第1章の考察を踏まえて、山行計画の立て方と準備の進め方の流れを解説する。
【内容】
第1章 失敗パターンから考える計画と準備のポイント
・コース選びの失敗
残雪の多い山でアクシデントが多発、初心者のいるパーティで難コースを下って下山が深夜に、
破線コースを下って踏み跡から外れてしまう、予想外の残雪量と雪質に苦戦、予定コースを逆に歩いてしまう
・スケジュール組みの失敗
下山中に薄暗くなって転倒、下山中に激しい雷雨に遭遇、下山が遅れて予約していたバスに間に合わない、晩秋のロングコースで日没を迎えてビバーク
・下調べ不足による失敗
下山中にコースを間違える、バスが運休日、飲み水なしで長時間行動、お目当ての花が咲いていなかった
・準備不足による失敗
久しぶりの山行でのバテ、ワンシーズンに何度も繰り返す捻挫、山行中にはがれた登山靴のソール、車に忘れた必携装備
第2章 山選びから出発までの流れ
第1章で紹介した計画と準備のポイントを踏まえながら、失敗につながらないような計画の立て方と準備の進め方を考える。
具体的に「花の山へ日帰り登山」「山小屋利用で仲間と初めて夏の北アルプス」「1人で初めてのテント泊山行」という3つのテーマに分けて流れを紹介。
付与コインの内訳
453コイン
会員ランク(今月ランクなし)
1%
初回50%コイン還元 会員登録から30日以内の初回購入に限り、合計金額(税抜)から50%コイン還元適用
複数商品の購入で付与コイン数に変動があります。
会員ランクの付与率は購入処理完了時の会員ランクに基づきます。
そのため、現在表示中の付与率から変わる場合があります。
【クーポンの利用について】
クーポン適用後の金額(税抜)に対し初回50%コイン還元分のコインが付与されます。
詳しくは決済ページにてご確認ください。