戯曲の舞台となった、戦時中のカリフォルニア・日系人強制収容所を辿る!
※the座24号『マンザナ、わが町』は、初演版(1993年)と改訂版(1995年)があります。<主な内容>の★印は、初演版・改訂版ともに同一内容です。
日本の真珠湾攻撃から太平洋戦争が始まり、米・カリフォルニアのマンザナ強制収容所に隔離された日系人。その中の女性5人が朗読劇を演じることを命ぜられ、それぞれの人生の悲喜交々(こもごも)が明らかになっていく――。この戯曲にちなみ、日系アメリカ人の体験を追う特集をしている。
<主な内容>■前口上にかえて=井上ひさし ■プログラム・ファイル/川口敦子、篠崎はるく、白都真理、神保共子、松金よね子、鵜山仁、宇野誠一郎ほか 写真=落合高仁 ★特集◎アイ・アム・アン・アメリカン/猿谷要、奥秀子ほか 日系三世の取材記録 日系アメリカ人移民年表ほか ★千田是也演劇戦後史・第5回 ★座談会・演劇って何だろう(12)/大平和登、大笹吉雄、小田島雄志、水落潔、山口昌男、井上ひさし、小田豊二 ■エッセイ/井上都 ほか
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「GWコイン大還元祭」は1,500円(税込)以上の購入でコイン還元されます
880円(税込)
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5/7 (火) 09:59まで
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「大日本帝国憲法」「日本国憲法」を徹底的に掘り下げた特別号!
井上ひさしが語る昭和史は、昭和庶民伝三部作『きらめく星座』『闇に咲く花』『雪やこんこん』を通じて二つの憲法「大日本帝国憲法」「日本国憲法」へと繋がる。1999年8月13日、14日の2日間に開催された井上の講座を元にまとめられ、今回、プログラム的なものはなくすべて読み物で構成されている。二つの憲法の条文を上下対照に並べて比較、戦中・戦後に庶民が我慢した衣食住他のエピソードの数々も取り上げている。
<主な内容>■憲法の誕生 ■大日本帝国憲法ができるまで ■戦争から敗戦まで ■日本国憲法ができるまで ■「日本国憲法」と「大日本帝国憲法」の条文対照 ■戦中・戦後 昭和庶民耐乏史 ■太平洋戦争中の南方雄飛/宮脇修 ■女優二代・第5回=大笹吉雄 ■昭和庶民伝三部作公演記録 ■編集室から
各880円 (税込)
宮澤賢治の伝記劇にちなみ、賢治の生涯を豊富な写真とともに紹介。イーハトーボの心象世界を探る。
井上ひさしが近代文学者の伝記劇を初めて書いたのが、敬愛していた宮澤賢治。賢治の生い立ちや家族写真、幼少年期、高校、上京、教師時代から晩年までを100点を超える写真とともに紹介していく。書簡、詳細な年譜なども掲載。イーハトーボとは賢治の造語で理想郷を指しているが、この心象世界が生まれた背景が窺える。
<主な内容>■前口上=井上ひさし ■宮澤賢治に聞く ●イーハトーボの劇列車 人びと劇場/大橋吾郎、松熊信義、仲恭司、石丸謙二郎、鶴田忍、蔵一彦、斉藤とも子、島田歌穂、宮川雅彦、古閑三惠、中村たつ、佐藤慶ほか ■特集◎宮澤賢治/賢治誕生、幼少年時代、盛岡高等農林時代、妹トシ、上京、国柱会ほか ■the座対談=井上好子/天沢退二郎、内田朝雄 ■連載・アジアの演劇を考える(5)/韓国 ■連載・夢まぼろし女剣劇(6)=森秀男 ■エッセイ/井上都 ほか。
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哀しくも優しい歌を詠んだ啄木は、どんな人物であったか。多方面から意外なその人となりを説いてゆく。
歌人・石川啄木の日記を克明に読んだ井上ひさしが“泣き虫、なまいき”と称して、晩年3年間を評伝劇にした。啄木の誕生から26歳という若さで生涯を終えるまでを、豊富な写真や資料とともに特集する。「啄木に聞く」は、井上ひさしのところへ啄木と中学の10年後輩である宮澤賢治がざしき童子(ぼっこ)として登場、3人のやりとりが絶妙である。
<主な内容>■前口上=井上ひさし ■啄木に聞く=井上ひさし ■特集◎石川啄木/誕生、渋民尋常小学校、盛岡高等小学校、盛岡中学校時代、上京、節子、結婚ほか ■特別対談/岩城之徳、井上好子 ■インタビュー/小坂井澄、上田哲 ■啄木をめぐる人々 ■石川啄木年譜 ●泣き虫なまいき石川啄木 人びと劇場/平田満、石田えり、高橋長英、戸浦六宏、范文雀、大塚道子、木村光一ほか ■the座対談=井上好子/北村三郎 ■シンポジウム/野村芳太郎、山田太一、山田洋次、井上ひさし、井上好子 ■連載・夢まぼろし女剣劇(7)=森秀男 ■エッセイ/井上都 ほか。
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ダンスホールのあった街、いつの時代も華やかで特別な街、銀座。多くの写真からその変遷を辿る。
昭和22年の銀座が舞台となる戯曲『花よりタンゴ』の副題「銀座ラッキーダンスホール物語」にちなみ、銀座を特集した号。井上ひさしが記憶に残る銀座を語り、江戸から明治、大正へと往事の写真で今昔を振り返る。銀座1丁目から8丁目まで、昭和時代の懐かしい写真も満載。
<主な内容>■前口上=井上ひさし ■特集◎銀座/記憶絵葉書「銀座」=井上ひさし、銀座今昔、銀座の歴史、昭和時代の銀座、1・2丁目、3丁目、4丁目、5丁目ほか、エッセイ=海野弘、語りおろし=諸岡宏次、アルバム=落合高仁、収集 日本全国繁華街之図=宮沢尚 ■銀座年譜 ■the座対談=井上ひさし/小田豊二 ●花よりタンゴ 人びと劇場/ハナ肇、春日宏美、結城美栄子、島田歌穂、村山俊哉、外波山文明、松金よね子ほか ■連載・夢まぼろし女剣劇(8)=森秀男 ■エッセイ/井上都 ほか。
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名役者がどのようにして名人や達人になったのか――。古今東西の芸談満載!
“芸談”とは、芸道に関する秘訣や苦心などの話。当代の役者へのインタビュー、江戸から昭和まで活躍した名優の芸談を特集する。元禄の坂田藤十郎に初代中村富十郎から、三代目菊五郎、四代目半四郎、九代目団十郎、初代左団次に、明治の高田実、能の喜多六平太、文楽の吉田文五郎、昭和の長谷川一夫、宇野重吉、杉村春子、坂東玉三郎ほか役者の逸話を多数紹介。「人びと劇場」では舞台『雨』出演の名古屋章、江波杏子らの芸談も聞ける。また、『雨』稽古場での井上ひさしと長女・都による忌憚のない意見交換も見もの。
<主な内容>■前口上=井上ひさし ■芸談スクラップ=井上ひさし ■いま、芸を語る/山本安英、小澤栄太郎、渡辺美佐子、小沢昭一 吾妻徳穂×野村万之丞×中村扇雀 ■特集◎藝談・名優たちの伝説 幕間対談=渡辺保×小田豊二 ●雨 人びと劇場/名古屋章、江波杏子、金井大、森田育代、蔵一彦、伊藤てるみほか ■連載・夢まぼろし女剣劇(9)=森秀男 ■インタビュー=鵜山仁 ■稽古場にて=井上ひさし×井上都 ■エッセイ=井上都 ほか。
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惜しいのは才能ではなく命――野球人たちの戦争に焦点をあてる。長嶋茂雄と井上ひさしの野球対談も出色!
『きらめく星座』『雪やこんこん』とともに、井上ひさしの昭和庶民伝三部作とされる『闇に咲く花 ――愛敬稻荷神社物語』。この作品のテーマ、戦争がもたらした野球人たちの命運を振り返る。6ページにわたる、長嶋茂雄と井上ひさしの貴重な野球対談も収録。赤瀬川隼も野球短編小説を寄稿している。
<主な内容>■前口上にかえて=井上ひさし ■野球・ふらすとれいてっど=井上ひさし ■特集◎野球人たちの戦争/巨人軍最強5番打者伊藤健太郎が戦死した日、會見記=澤村榮治 昭和十八年一月ほか プロ野球・東京六大学野球戦没選手一覧 エッセイ=小田島雄志、岩城宏之、浅井慎平 ■the座対談=長嶋茂雄×井上ひさし ■幕間対談=池田恒雄×小田豊二 ■野球小説/一球譚=赤瀬川隼 ●闇に咲く花 人びと劇場/河原崎建三、浜田光夫、大橋芳枝、松熊信義、檜よしえほか ■連載・夢まぼろし女剣劇(10)=森秀男 ■インタビュー=横沢三男 ■エッセイ=井上都 ほか。
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