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2014年5月厚生労働省児童福祉文化賞受賞作品【フルカラー58ページ】正直者の爺さんと婆さんの家に、かわいい犬がやってきた。どこへ行くにもついてくるこの犬が、ある日のら仕事で「ここを掘りなさい」と言った所から、大判小判がザックザック出てきたからさあ大変。その話を聞きつけた隣の欲張り爺さん夫婦は、さっそく犬を借りて、自分たちもお宝を手に入れようとしたものの、見事に当てが外れ、犬は死んでしまう。悲しみに暮れる正直爺さん達に、犬がのこしてくれたすてきな贈り物とは――。
テレビ東京/博報堂/トマソン
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厚生労働省児童福祉文化賞受賞作品【フルカラー387ページ5作品収録】『猫女房』気まぐれな長者が捨てた飼い猫が、隣の貧乏だが気のいい若者に拾われる。若者が優しくしてやると、猫は若者の手伝いを始める。ある晩、夢枕に立った猫は、もっと世話がしたいので、お伊勢さまにお願いして人間にしてもらうと言い、旅に出る。『三枚のお札』山に栗拾いに行きたい小僧さん。和尚さんは「鬼婆に気をつけろよ」と、三枚のお札を渡してくれた。どころが、夢中になって栗を拾っているうちに、夜になり、とうとう鬼婆につかまってしまった。縄でしばられた小僧さんは、トイレに行きたいとウソをついて、お札を一枚使ってまんまと逃げだすが…。『取っつく引っつく 』三人兄弟の長男は、山道で黄金色の化け物に遭遇し大声で「取っつくか、引っつくか」と怒鳴られて、命からがら逃げ帰る。弟の二太郎は、化け物を退治してやろうと、耳に栓をして向かったが、冷たい手でつかまれ怖くなって逃げ帰る。末っ子の三太郎は、立ち向かって行ったはいいが、化け物を背中に引っつけて戻ってきたから、家の中は大騒ぎ。『金のなる木』お腹の大きな奥方は、殿さまの宴会でつい屁をしてしまう。怒った殿さまは、奥方を城から追い出してしまう。奥方は山里でひとり男の子を産む。やがて成長した男の子は、父が誰かを知ると、山から枝をたくさん取って、それを背負って城のある町へと向かった。『てえてえ小法師』旅のお坊さんが、一夜の宿を求めた一軒の荒れ寺。それは、泊まった者が生きて帰らないという、化け物の出るお寺だった。ひるむことなく、お寺で一夜を明かすことにするお坊さん。やがて夜になると、不気味な声と、怪しい光りに包まれた奇っ怪なシルエットが次々とあらわれる。果たしてお坊さんは、化け物を退治できるのでしょうか。怪談めいたお話です。
0円〜880円(税込)
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2014年5月厚生労働省児童福祉文化賞受賞作品【フルカラー62ページ】村一番の分限者の娘は、評判の器量よし。年頃でもあり、父母と一緒に、神社でよい婿取りのお祈りを。ところが、それを知った怠け者の若者が一計を案じた。なんと、神さまに化けて、自分こそが一番の婿だと、お告げをしてしまった。これを信じた娘の父母は、怠け者の若者との縁談を進める。やがて婚礼の日。娘は、いやいや駕籠に乗りこみ、怠け者の家に向かったのだが、その途中・・・。
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2014年5月厚生労働省児童福祉文化賞受賞作品【フルカラー78ページ】ある貧乏寺の和尚さん。ある時、村人を困らせている化け狐と出会った。騙そうとする狐に、俺も狐だが、お前は化け方が下手だと言う。慌てた狐から、とうとうとんちで化け頭巾を手に入れてしまった。それを持ってお寺に帰った和尚さん。やがてお寺に、イヤミな見回りの僧正がやってくる。すると、僧正の前に、きれいな娘があらわれ、お酒まですすめるではないか。僧正がすっかりその気になると・・・。
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2014年5月厚生労働省児童福祉文化賞受賞作品【フルカラー60ページ】気の弱い大工の若者は、親友から勧められたほれ薬を使って、何とか米問屋の娘の気を引こうとする。だが、そのほれ薬を作るには、満月の夜に捕まえたつがいのイモリがなくてはならない。娘の気持ちをつかみたい一心で、若者は真夜中の沼へ行く。苦労してこしらえた、ほれ薬を使おうというその日、ほれ薬の粉は、風に吹かれて、思わぬ方へ飛んでいったからさあ大変。若者の恋は実るのか!?
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2014年5月厚生労働省児童福祉文化賞受賞作品【フルカラー61ページ】山の畑に草取りに来たお爺さん。そこに猿たちがやってきて、お弁当を食べてしまった。しかも、お爺さんのほうにやってくる。お爺さんがじっとしていると、猿たちはお地蔵さまと勘違い。お爺さんを抱え上げ、えっちらおっちらと、お堂に運んでしまう。まだお爺さんがじっとしていると、たくさんのお賽銭を投げていった。家へ帰り、その話を聞いた隣のお爺さん。自分も賽銭を手に入れようと、山の畑に行くのだが・・・。
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2014年5月厚生労働省児童福祉文化賞受賞作品【フルカラー63ページ】若い漁師浦島太郎は、ある日、浜で子どもにいじめられている子ガメを助けてやった。すると、漁に出た海でカメの親が現れ、子ガメのお礼にと、太郎を海の底深くの竜宮城へ連れて行く。竜宮城では美しい乙姫さまが出迎え、太郎をいたれりつくせりもてなしてくれた。そのあまりの楽しさに、太郎は時のたつのもすっかり忘れてしまう。やがて、故郷が恋しくなり、乙姫さまに別れを告げて、浜に戻った太郎がそこで見たものは…。
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