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文芸

中上健次 電子全集4 『エッセイ集 1960年代~70年代』

あらすじ・内容

中上健次は、評論、エッセイの書き手としても類い希な才能を発揮した作家だった……。彼の初心が窺える詩編にも注目!

ここに収めた諸篇からは、彼の初心とその持続の跡を窺うことが出来る。長編エッセイ「犯罪者永山則夫からの報告」(『鳥のように獣のように』)は、一九六八年に無差別連続ピストル射殺事件を起こした犯人で後に作家になった同世代の青年への根底的な問いであり、同時に自身へと差し向けられた、なぜ書くのかという初発の問いであった。『夢の力』には、坂口安吾論など本格的な作家論も収録、読むことが書くことへの刺激となり、意欲となって作品世界を増殖させてゆく創造の秘密が垣間見えてくる。『破壊せよ、とアイラーは言った』は、フリージャズのアルバート・アイラーへのオマージュだ。ジャズ喫茶で知り合ったかつてのフーテン仲間を回顧しながら、中上はセリーヌやサド、ケルアックやジュネについても言及する。当時、最先端の音楽であったレゲエ、最後の前衛演劇や映画について惜しげもなく語り尽くす中上。この一連のエッセイによって明らかになるのは、高卒で肉体労働者となった彼が、新宿という街をさながら愉楽に満ちた非制度的な教養形成の場に作り替えてしまうマジックだ。 

特別寄稿として、長女・紀の回想録「家族の道端」(4)を掲載。
付録:少年時代から、『文芸首都』時代、結婚式のスナップ等の若き日の中上に迫る「中上健次 写真館」(2)…青春の日々を収録。

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作品情報

シリーズ
紀州サーガ(中上健次電子全集)
著者
レーベル
中上健次電子全集
出版社
小学館
カテゴリ
文芸・小説
ページ概数
1010
配信開始日
2016/10/8
対応端末
  • PCブラウザ
    ビューア
  • Android
    (スマホ/タブレット)
  • iPhone / iPad
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文芸 中上健次 電子全集21 『中上健次と柄谷行人』

著: 中上健次

最終配信。“生涯の友”=柄谷行人との対話の全てがここにある。

中上健次と柄谷行人、ふたりの出会いは共に群像新人文学賞の最終選考落選者として招かれた、「三田文学」(当時の編集長は遠藤周作)の編集室においてだった。1968年のことである。70年代に入り、柄谷行人がイエール大学に招聘され渡米する時、中上はまだ羽田空港で貨物を扱う肉体労働者だった。それだけにこのふたりの出会いと生涯の交友は、ひとつの奇跡であり、事件でさえあったと言えるだろう。
ここに収録したのは、4回にわたる対談、「柄谷行人への手紙」、さらには「わが友 柄谷行人」(『鳥のように獣のように』所収)という初期エッセイ、雑誌「國文学」の柄谷特集に寄稿された「青い血、青アザ--柄谷行人」である。
柄谷行人は、後にも先にもやったことのない結婚式の仲人と、葬儀委員長を中上健次のために務めている。
「不思議な事だが、何から何まで違うのに関心が一致してしまい、こいつ俺と同じように青い血だな、青アザがあるなと思うしかない人間がいるものである」(「青い血、青いアザ--柄谷行人」)

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※この作品にはカラー写真が含まれます。

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「紀州サーガ(中上健次電子全集)」シリーズ作品一覧(全21冊)

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  • 文芸 中上健次 電子全集21 『中上健次と柄谷行人』

    最終配信。“生涯の友”=柄谷行人との対話の全てがここにある。

    中上健次と柄谷行人、ふたりの出会いは共に群像新人文学賞の最終選考落選者として招かれた、「三田文学」(当時の編集長は遠藤周作)の編集室においてだった。1968年のことである。70年代に入り、柄谷行人がイエール大学に招聘され渡米する時、中上はまだ羽田空港で貨物を扱う肉体労働者だった。それだけにこのふたりの出会いと生涯の交友は、ひとつの奇跡であり、事件でさえあったと言えるだろう。
    ここに収録したのは、4回にわたる対談、「柄谷行人への手紙」、さらには「わが友 柄谷行人」(『鳥のように獣のように』所収)という初期エッセイ、雑誌「國文学」の柄谷特集に寄稿された「青い血、青アザ--柄谷行人」である。
    柄谷行人は、後にも先にもやったことのない結婚式の仲人と、葬儀委員長を中上健次のために務めている。
    「不思議な事だが、何から何まで違うのに関心が一致してしまい、こいつ俺と同じように青い血だな、青アザがあるなと思うしかない人間がいるものである」(「青い血、青いアザ--柄谷行人」)

    【ご注意】※お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
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