『Timebook Town(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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舞台は近未来の日本。人工臓器が発達したおかげで、平均寿命は男性88歳、女性94歳を上回っていた。しかし、年金や健保関連の経費増大に悲鳴を上げた政府により、百歳ですべての人の人工臓器を停止する「人工臓器停止法案」が国会を通過した。光村ミサは間もなく百歳の誕生日を迎える「ひーばあ」を救うために、人工臓器の生産市場を独占している帝国人工臓器に入社し、ひーばあを救う方法を探ろうとするのだが……。ユーモアとアクション満載、ラストまでまっしぐらの痛快作!
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妻に捨てられ、定年後の日々を一人淋しく過ごしていた松原は、心機一転をはかるため、自分の“生前葬”を計画。葬儀屋を開業したばかりの元部下と一緒にプランを練っていると、ひとり娘の理紗がとんでもないことを言い出した。「ママに来てもらうために、ほんとの葬式と言うことにすれば?」。元妻に未練たっぷりの松原はこの提案に乗るが――。笑えてドキドキして、ちょっぴりホロリとするコメディ。
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大学院生・吉原は指導教授・鴫沢の心証を良くする為、教授主催の香席に参加する。そこで、20歳も年の離れた妻・佳子の作法を執拗にしかりつける教授を目にする。香席の後、吉原は佳子のお供として水墨画の展覧会に行くよう教授から頼まれる。一緒に出かける内に少しずつ惹かれあう二人。そんなおり、教授が脳梗塞で倒れ、後遺症で痴呆になり…。織田作之助文学賞佳作受賞者が、嫉妬の深さと、性愛のうねりを濃厚に描く。
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ひとりの中年女性が殺された。現場はマンションの1室。通報してきたのは、女の愛人だった。容疑者は複数。警視庁捜査一課の名物コンビ、岩海と坂野の捜査は難航。物証のない、証言、供述のみの心理戦が始まる…。人気占いサイト〈賢者の占術〉の〈相性占い〉が事件周辺の五角の人間関係をあぶり出し、真犯人逮捕の重大な手がかりを提供する! 直木賞作家・笹倉明による異色の占いミステリー。
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警察庁科学警察研究所の研究員・瑠璃垣冴は、元彼で現・警視庁捜査一課課長代理の青木圭二郎から頼まれて、連続レイプ犯検挙の手伝いをすることになる。長年の憧れだった捜査一課に出入り出来ると勇んで出かけたが、よそ者、特に女性に対する風当たりは強く、捜査は思うように運ばない。そんな時、再び事件が! そして彼女のプロファイリングを否定するライバルが出現し…!? 「消えずの行灯」で小説推理新人賞受賞の気鋭による初の携帯サイト向け書き下ろし作品。
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