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『小学館文庫(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全2099件

  • ※本商品は、2024年5月2日配信『増補版 九十八歳。戦いやまず日は暮れず』第七章までが読める期間限定お試し特別版です。

    大ベストセラーの続編が大増量で文庫化!!

    大ヒットした単行本に、林真理子さんや綿矢りささんとの対談、爆笑エッセイや群ようこさんの寄稿を新たに収録した大増量の永久保存版!

    草笛光子さん主演の映画『九十歳。何がめでたい』の原作は、『九十歳。何がめでたい』と、その続編である本作。
    90歳を超えて刊行した『九十歳。何がめでたい』がなんと2017年の年間ベストセラー第1位になるほどの大ヒット。にわかに忙しくなった愛子センセイはヘトヘトの果てに昏倒!? 

    タイトルは、1969年に発売された直木賞受賞作『戦いすんで日が暮れて』の本歌取り。夫が作った莫大な借金をひとり背負い込んで奮闘する妻(=佐藤センセイ)の姿を活写し、愛子センセイが世に出るきっかけになった代表作の一つです。
    それから半世紀以上を経て、作家人生最後の一冊として発売した本エッセイ集のタイトルに『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』と付けたのは、こんな年になっても戦いは終わらず、日も暮れていない――。愛子センセイが長い人生を生きて来た実感です。愛子センセイがヘトヘトになりながら綴った抱腹絶倒のエッセイや林真理子さんや綿矢りささんとの対談をご堪能ください。

    ※この作品は単行本版『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』として配信されていた作品の文庫本版です。

    (底本 2024年5月発売作品)
  • ※本商品は、2021年8月6日配信『増補版 九十歳。何がめでたい』第八章までが読める期間限定お試し特別版です。

    映画化決定でふたたび話題沸騰!

    2017年「年間ベストセラー総合第1位」(日販・トーハン調べ)のエッセイ集が待望の文庫化。新たに本書が売れに売れた後の「怒濤狂瀾の日々」を綴ったエッセイや、旭日小綬章を受章した際の爆笑記者会見の模様、畏友・瀬戸内寂聴さんの解説を収録しています。

    小学生からお年寄りまで世代を超えてゲラゲラ笑いころげる面白さで、各界の著名人も笑って泣いて大絶賛!

    ◎安藤優子さん
    「とにかく痛快でした。言いたいこと言って、縦横無尽に切りまくる。でも不思議なくらい温かい」

    ◎瀬戸内寂聴さん
    「彼女の表現にはユーモアがあって、笑わせますよね。全28編、それぞれ必ず1回か2回は、思わずゲラゲラ笑ってしまいました」

    ◎辻村深月さん
    「読み終えて本を閉じ、思わずにはいられなかった。九十歳、それでもやっぱりおめでたい、と」

    ◎又吉直樹さん
    「本を読んで、久しぶりに笑いました!」

    2018年に亡くなった落語家・桂歌丸さんは「この本は年寄りの教科書。佐藤さんの“角張った生き様”は老い先短い自分がどこに向かうか考える上で、とても参考になりました」と仰っていました。

    ※この作品は単行本版として配信されていた『九十歳。何がめでたい』 の文庫本版です。
  • 最強にして最恐!? 土下座の好敵手現る!

    江戸は弘化年間、徳川十二代将軍家慶の治世。
    千代田城「松の廊下」で、土下座奉行こと牧野成綱は行く手をはばまれた。
    はばんだのは、老齢白髪の吉良義房。幕府の儀式典礼を司る高家の主だ。
    牧野の作法が礼を失しているというではないか。
    吉良にとがめられ、進退きわまった牧野は、必殺技の「土下座」を繰り出す――。
    一方、江戸の道ばたでは、人を斬る「辻斬り」でもなければ、金品を奪う「辻盗人」でもない、奇妙な悪事が流行り、町人を震え上がらせていた。
    探索に奔走する同心の小野寺重吾の前に、美貌な若侍の吉良桔梗之介が現れ、事態はとんでもない方へ……。
    意気衝天の剣戟捕物、みたび見参!
    小野寺重吾……北町奉行所の同心。あだ名は「しゅうとめ重吾」。
    牧野成綱……北町奉行。江戸城内で「どげざ駿河」と呼ばれる。
    咲く良……弱きを助ける美人喧嘩娘。「げんこつ咲く良」が通り名。
    八重……重吾の妹。「黙っていれば小町」と囁かれるほどの美形。
    遠山景元……南町奉行。人呼んで「いれずみ金四郎」。
    財前孝三郎……南町奉行所の廻り方同心。周りは「花がら孝三郎」と呼ぶ。
    夜目鴉の菊……関八州を股にかけた元大盗賊の老女。
  • 遺跡調査で掘り出されるのは、事件の予感?

     考古学専攻の田中灯里は、キャンパスに生えるたんぽぽを主食にするほどハードな極貧生活をおくる女子学生。遺跡発掘調査のアルバイトで学費を稼ぎつつ、食費を浮かせるために、人はいいが影の薄い西枝教授や男前だけど隠れ甘党な古賀先輩に、福岡グルメをたかるのが灯里の日課だ。
     そんな灯里は、昔から妙に運がいい。スコップ片手の発掘現場で、たびたび貴重なものを掘り当てる灯里は、運の悪さを自ら認める西枝教授にたいそううらやましがられている。ただし、灯里が見つけるのは、古代ロマンあふれる勾玉や土器の欠片ばかりじゃない。加えて五感も鋭いせいで、土の微妙な手触りの違いや植物のささいな変化に気付いてしまい、ついうっかり怪しいものを発見したり、白骨死体に遭遇したりすることも! そのたび、やっかいな騒動に巻き込まれ、灯里は古賀先輩とともに、事件やトラブルを解決するべく駆けまわることになって――!?
     注目をあびる気鋭の作家が「福岡あさくら」を舞台に描く、遺跡発掘×ミステリー!
  • 【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。

    乾坤一擲の大勝負に賭けた日本の「秘策」!

    『週刊ポスト』誌上で四半世紀以上にわたって連載中の、作家・井沢元彦氏による歴史ノンフィクションの金字塔『逆説の日本史』。
     文庫最新刊となる第26巻では、東洋の小国に過ぎなかった大日本帝国が、世界最強の陸軍とバルチック艦隊を擁する超大国ロシアに勝利し世界を驚かせた、日露戦争を軸に解説する。
     日本海海戦において、東郷平八郎率いる聯合艦隊が「丁字戦法」を用いて奇跡の勝利を挙げた、という「神話」は事実なのか? 二〇三高地攻略で多くの将兵を死なせた乃木希典は、果たして「愚将」だったのか?――これまで語られてきた日露戦争における「定説」を丹念に検証していくことで、隠されていた真実を暴き出す。
     また、井沢氏が「大日本帝国破滅への分岐点」であったと断言する「日比谷焼打事件」、エリート軍医と作家・考証学者といくつもの顔を持っていた森林太郎(鴎外)の功罪についても考察。知られざる日本近代史の闇に迫る。
     なお、巻末には「特別編」も収録。「言霊」という迷信に振り回され続ける頑迷固陋な歴史学界と、朝日新聞に代表される傲慢なマスコミを舌鋒鋭く糾弾する。

    (底本 2024年2月発売作品)
  • 715(税込)
    著:
    浅田次郎
    レーベル: 小学館文庫
    出版社: 小学館

    旅と食とユーモア満載の傑作紀行エッセイ!

    JAL機内誌『スカイワード』連載2017年~2020年分を収録。海外、国内での抱腹絶倒の出来事から身辺に起こる様々な出来事を絶妙の筆致で描く傑作エッセイ集。桜の季節の京都で遭遇した不思議な着物を着た人々を描く『見果てぬ花』、失踪していた老猫が帰るまでの顛末を描く『四日目の奇跡』 ビンテージカーになっても愛車に乗り続ける理由とは『めざせ!二十万キロ』など、全四十一編。

    ※この作品は単行本版『見果てぬ花』として配信されていた作品の文庫本版です。
  • 大ヒット!三ツ矢&田所刑事シリーズ第3弾!

    中野区のマンションの一室で若い女性が頭部を殴打され、意識不明の状態で発見される。永澤美衣紗という名の彼女はシングルマザーで、生後十ヵ月の娘、しずくは連れ去られる。現場には「私は人殺しです。」と書かれた便箋が残されていた。
    時は遡り、90年代初頭。北海道の鐘尻島では巨大リゾート「リンリン村」の建設が頓挫し、老舗料亭「帰楽亭」の息子、小寺陽介は将来に不安を感じていた。多額の借金をして別邸を建てた父は大丈夫なのか。そんな折、リンリン村の鉄塔で首つり死体が発見される。
    バブルに翻弄される北海道の離島と現在の東京。
    二点を貫く事件の驚くべき真相とは。

    大ベストセラー!
    『あの日、君は何をした』『彼女が最後に見たものは』に続く、三ツ矢&田所刑事シリーズ第3弾。
    抗えぬ生と死を圧倒的なスケールで描く、著者の最高到達点。
  • 傑作ミステリ『あの日、君は何をした』続編。

    クリスマスイブの夜、新宿区の空きビルの一階で女性の遺体が発見された。五十代と思われる女性の着衣は乱れ、身元は不明。警視庁捜査一課の三ツ矢秀平と戸塚警察署の田所岳斗は再びコンビを組み、捜査に当たる。
    そして、女性の指紋が、千葉県で男性が刺殺された未解決事件の現場で採取された指紋と一致。名前は松波郁子、ホームレスだったことが判明する。
    予想外の接点で繋がる二つの不可解な事件の真相とは――!?

    彼女はなぜ殺されなければならなかったのか。
    彼女はなぜホームレスになったのか。
    誰も知らない真実が明らかになる瞬間、世界が一転する。

    理不尽な死と家族の崩壊を圧倒的な筆致で描く、
    大ヒットミステリ『あの日、君は何をした』続編!!!
  • 埋もれた謎を解く!発掘×ミステリー第3弾!

     年末年始、怒濤の連続アルバイトを終えて、久しぶりに実家での休みを満喫していた女子大生の灯里。同じ考古学研究室に所属する古賀先輩からの「まかない付き」という言葉につられ、休み明け早々、発掘現場の手伝いをすることに。
     まったく人手が足りないという現場に向かった灯里は、現場近くの電柱にくくりつけられている奇妙な貼り紙を目にする。そこには『調査を止めろ! 呪われるぞ!』と書かれてあった。どうやらこれが人手不足の原因らしい。アルバイトの作業員たちから、近所の家々の郵便受けにも同じ内容のチラシが入れられていて、事実、この現場では、昔、死者が出たのだと聞いた灯里。不思議なことに、図書館にあるはずの発掘資料も一部がなくなっていた。呪いの噂が立つ現場で、灯里たちの発掘作業は続けられるが――?
     福岡県あさくら市を舞台に、極貧生活をタフに乗り切る灯里と、甘党で男前な古賀先輩が、発掘現場に隠された厄介な謎を解き明かす! 遺跡発掘×ミステリー、第3弾!
  • 極貧女子と考古学男子の発掘×事件、第二弾。

    福岡県の中央、あさくら市にある大学のキャンパスに通う田中灯里は、考古学専攻の貧乏女子学生。男前な古賀先輩にごはんをたかりながら、学費を稼ぐためアルバイトに精を出す毎日だ。
     ある日、古賀先輩が敬愛する西枝教授から、研究室で発掘した遺物に“偽造の疑い”がかけられているという不穏な話を聞いた灯里。変なところで運がいい灯里は、スコップ片手の発掘現場でたびたび貴重なものを掘り当てては、人はいいが運は悪い西枝教授から大層うらやましがられていた。疑惑の遺物は、先日の灯里がかかわった発掘調査で掘り出されたもの。ところが、同じ年代の地層から出たふたつの棺の中に、それぞれまったく時代の違う人骨が納められていたという。灯里と古賀先輩は、あり得ない事態に困惑するが……。
     発掘現場に隠されたやっかいな謎を、タフな女子大生・灯里と隠れ甘党な古賀先輩が解き明かす! 福岡スポットや名物グルメもたっぷりつまった、遺跡発掘×ミステリー第二弾!
  • 「すべての幸福は恋愛的瞬間から始まる」という、心理学博士・森依四月。彼の恋愛クリニックを訪れる患者は、皆風変わりで…。
  • 「すべての幸福は恋愛的瞬間から始まる」という、心理学博士・森依四月。彼の恋愛クリニックを訪れる患者は、皆風変わりで…。
  • 「すべての幸福は恋愛的瞬間から始まる」という、心理学博士・森依四月。彼の恋愛クリニックを訪れる患者は、皆風変わりで…。
  • 時は1970年代。田舎町に住むヤンチャでムチャでワンパクな男子高校生と町の駐在さんが“あいかわらず”繰り広げるイタズラ合戦第5弾。町に新しくやって来た通学バスの運転手が乱暴なことに腹をたてたママチャリ達は、バス停を勝手に増やす、というイタズラを思いつく。そこに偶然降り立った、挙動不審な女性が気になるジェミー。追っていくうちに、次第に彼女と親しくなるが、彼女には誰にも言えない秘密があった。
    書き下ろし作品『すもももももも』と番外編『ふりむき地蔵』そして特別編ショート『夏いちりん』を収録した、この夏いちばん熱い超豪華版。
  • 5分で読めて、あっと驚き、わっと泣ける。

    「生まれはここ湘南なのですが、父の仕事の都合で三歳からおとぎ話の世界に住んでいました」おとぎ話の世界からやってきたと語る転校生、その正体とは?(「湘南生まれ、おとぎ話育ち」)

    「彼氏の高校時代の初恋を摘出して欲しいんですが、保険ってききます?」結婚を前にし、初恋の思い出を忘れるため病院にやってきたカップルに待ち受ける、まさかの結末とは?(「初恋摘出手術」)

    大人気ショートショート集『余命3000文字』の著者が贈る、涙と笑いと、あっと驚くどんでん返し。通勤・朝読・就寝前、すきま読書を彩る作品集。待望のシリーズ第4弾。書き下ろしを含む全24編を収録!
  • 時代劇脚本の名手が贈る、入神の第17弾!

    ●第一話 初春祝言
    天保五年の正月、六平太は年礼回りの付添いに勤しんでいた。今日は木綿問屋信濃屋の主・太兵衛のお供だ。帰途、ならず者に乱暴されている商人を助けに入ろうとしたが、破れ菅笠を被り、黒袴を穿いた小柄な侍が先んじた。なんと侍の正体は?

    ●第二話 洗濯女
    六平太は同心・新九郎の相談に応じていた。上総から妹を探しにきた粂七の訴えだ。妹は洗濯屋に住込みで働いているはずだが、店に行ってみるとすでに畳まれていたという。数日後、主の釜五郎が見つかって、今は出合茶屋を営んでいるのが分かり……。

    ●第三話 父と子と
    小間物屋寿屋の娘・美鈴との仮祝言に迷う穏蔵は、踏ん切りをつけるべく、六平太と恋仲のおりきに頼みごとをしてみたものの……。一方六平太は、沢田庄助に関宿藩久世家の屋敷へ来てほしいと頭を下げられていた。女乗り物を救ってくれた縁だというが。

    ●第四話 春嵐
    六平太が師範代を任されている相良道場に女剣士が現れた。是が非でも腕比べをしたいと譲らない。気乗りしないが、師範・庄三郎の命もあって、仕方なく女剣士と立ち会う羽目に。そして寿屋の主・八郎兵衛からは穏蔵の返事があったと知らされて……。
  • 大ベストセラーの続編が大増量で文庫化!!

    大ヒットした単行本に、林真理子さんや綿矢りささんとの対談、爆笑エッセイや群ようこさんの寄稿を新たに収録した大増量の永久保存版!

    草笛光子さん主演の映画『九十歳。何がめでたい』の原作は、『九十歳。何がめでたい』と、その続編である本作。
    90歳を超えて刊行した『九十歳。何がめでたい』がなんと2017年の年間ベストセラー第1位になるほどの大ヒット。にわかに忙しくなった愛子センセイはヘトヘトの果てに昏倒!? 

    タイトルは、1969年に発売された直木賞受賞作『戦いすんで日が暮れて』の本歌取り。夫が作った莫大な借金をひとり背負い込んで奮闘する妻(=佐藤センセイ)の姿を活写し、愛子センセイが世に出るきっかけになった代表作の一つです。
    それから半世紀以上を経て、作家人生最後の一冊として発売した本エッセイ集のタイトルに『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』と付けたのは、こんな年になっても戦いは終わらず、日も暮れていない――。愛子センセイが長い人生を生きて来た実感です。愛子センセイがヘトヘトになりながら綴った抱腹絶倒のエッセイや林真理子さんや綿矢りささんとの対談をご堪能ください。

    ※この作品は単行本版『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』として配信されていた作品の文庫本版です。

    (底本 2024年5月発売作品)
  • 喪失の苦しみを優しくほどく、お葬式小説。

     人よりも“気”に敏感な体質を持つ清水美空が、スカイツリー近くの葬儀場・坂東会館で働き始めて一年が経とうとしていた。若者や不慮の死を遂げた方など、誰もが避けたがる「訳あり」葬儀を好んで引き受ける葬祭ディレクター・漆原のもと、厳しい指導を受けながら、故人と遺族が最良の形でお別れできるよう、奮闘する日々を過ごしている。
     葬儀場が繁忙期を迎える真冬のある日、美空は、高校の友人・夏海と偶然再会する。はしゃぎながら近況報告をし合う二人だったが、美空が葬儀場で働いていることを聞いた夏海は一転、強張った表情で美空に問う……「遺体がなくても、お葬式ってできるの?」。夏海の兄は、海に出たまま五年以上も行方不明だった。家族の時間も止まってしまっているという。
     交通事故に遭った高校生、自殺した高齢女性、妻と幼い息子二人を遺し病死した男性、電車に飛び込んだ社会人一年目の女性……それぞれの「お別れ」に涙が止まらない、あたたかなお葬式小説。

    ※この作品は単行本版『ほどなく、お別れです それぞれの灯火』として配信されていた作品の文庫本版です。
  • 第六天魔王・信長の首、頂戴つかまつる!

     元亀元年(一五七〇)六月二十八日(新暦七月三十日)、浅井・朝倉勢と織田・徳川勢が激突した姉川の合戦が、弓の名人・与一郎の初陣だった。父・遠藤喜右衛門が壮絶な戦死をしてから三年、家督を継いだ与一郎と、郎党の大男・武原弁造は、主君・浅井長政率いる四百の兵とともに巨大な山城・小谷城の小丸に籠っていた。まさに風前の灯だった。長政には、信長の妹で正室の於市との間に、五歳の長女・茶々以下三人の女子があり、於市ら四人を織田方に投降させるという。だが、十歳の万福丸と乳飲み子の万寿丸は、信長とは血の繋がりがない。信長は決して男児を許すまい。万福丸を連れて落ち延びよ。主命とはいえ、浅井家が果てようという時に、自分一人生き残るなど、与一郎には、及びもつかない。だが、死にゆく主人から嫡男を託されて、古風も美意識も矜持も吹き飛んだ。浅井家再興がなるまで守り抜く。与五郎と改名させた万福丸を弟に仕立てて、小谷城脱出を決行する与一郎。供は、元山賊の頭目・武原弁造ただ一人。天正元年(一五七三)旧暦八月二十八日未明、三人は敦賀を目指して出立した。
  • 1話4分、必ず騙される!31の恋愛掌編集。

    かつて天才ギタリストと称された佐木山義徳。セルマは彼を愛し共に暮らした。だがアルコールに溺れる佐木山の暴力を受け、セルマは彼から離れることに。そして今、復活を果たしたステージに現れた佐木山は……。(「ジャンゴリウムにて」)
    ある日、僕が拾った種。植えると花が咲いた。愛情込めて育てるうち、花には言語習得能力があり、会話を交わすようにさえなる。寂しがり屋の花にせがまれるまま、でっち上げの物語で花の美しさを称える僕。すると突然、「もっと美しくならなきゃ」と花は家を出て行き……。(「宇宙花と暮らしてみた」)
    少女は生まれつき耳が聞こえない。ある日、彼女の家にモーツァルトと名乗る人物がやってきた。大雨に立ち往生し、泊めてほしいと言う。彼は机を指で叩き、その振動を感じた少女はときめきを覚えた。美しい<音楽>だった。彼のことが忘れられぬまま、3年がたった頃……。(「アマデウスの雨宿り」)
    古今東西、老若男女を巻き込む様々な恋愛模様と、あっと驚くどんでん返し。1話4ページに詰め込まれたきらめきをご堪能あれ。
    「黒猫」シリーズ、「偽恋愛小説家」シリーズで圧倒的人気を誇る著者の新機軸ショートショート集!
  • 藤子・F・不二雄の名作を瀬名秀明が小説化。

    藤子・F・不二雄先生の不朽の名作漫画『大長編ドラえもん のび太と鉄人兵団』を、作家の瀬名秀明氏が小説化! 
    子どものころから大のドラえもんファンである瀬名秀明が描く、繊細で愛情あふれる本書。
    漫画のコマとコマの間に流れるのび太たちの切ない心情を描いていきます。
    解説は、同じくドラえもんファンの作家・辻村深月氏による書き下ろし。

    ※この作品は単行本版『小説版ドラえもん のび太と鉄人兵団』として配信されていた作品の文庫本版です。
  • 836(税込)
    著:
    中山七里
    レーベル: 小学館文庫
    出版社: 小学館

    名探偵は肩にいる!? 不可解連続殺人の謎。

    三津木六兵には秘密がある。子供の頃に負った右肩の怪我、その傷痕がある日突然しゃべりだしたのだ。人面瘡という怪異であるそれを三津木は「ジンさん」と呼び、いつしか頼れる友人となっていった。
    そして現在、相続鑑定人となった三津木に調査依頼が入る。信州随一の山林王である本城家の当主・蔵之助の死に際し遺産分割協議を行うという。相続人は尊大な態度の長男・武一郎、享楽主義者の次男・孝次、本城家の良心と目される三男・悦三、知的障害のある息子と出戻ってきた長女・沙夜子の四人。さらに家政婦の久瑠実、料理人の沢崎、顧問弁護士の柊など一癖ある人々が待ち構える。
    家父長制度が色濃く残る本城家で分割協議がすんなり進むはずがない。財産の多くを占める山林に希少な鉱物資源が眠ることが判明した夜、蔵が火事に遭う。翌日、焼け跡から武一郎夫婦の焼死体が発見された。さらに孝次は水車小屋で不可解な死を遂げ……。一連の経緯を追う三津木。そんな宿主にジンさんは言う。
    「俺の趣味にぴったりだ。好きなんだよ、こういう横溝的展開」
    さまざまな感情渦巻く本城家で起きる事件の真相とは……!?
    解説は金田一俳優でもある片岡鶴太郎氏。

    ※この作品は単行本版として配信されていた『人面瘡探偵』の文庫本版です。
  • 「初恋の味」はどこからきたのか?

    カルピスは、「初恋の味」として知られる国民飲料だ。ルーツは、モンゴル高原で遊牧民に食されていた乳製品。約100年前に三島海雲によって発見された。

    三島は僧侶にして日本語教師、さらには清朝滅亡で混乱下の大陸を駆け抜けた行商人だ。日本初の乳酸菌飲料を生み出し、健康ブームを起こした。

    没後、半世紀近く経ち、三島の名は忘れ去られた。会社も変わった。だが、カルピスは今も飲まれ続ける。三島からすれば本望かもしれない。「国利民福」を唱え、会社の利益よりも国民の健康と幸せをひたすら願った。

    カルピスの聖地・モンゴル高原まで訪ね、規格外の経営者の生涯に迫った傑作人物評伝。

    <近代文明の危機は、一九七三年よりも恐らく遥かに深まっているのだろう。救いの大きな鍵はきっとモンゴル的なるものにある。三島海雲の伝記と思想は今こそ学ばれねばなるまい>――解説・片山杜秀氏

    ※この作品は単行本版として配信されていた『カルピスをつくった男 三島海雲』の文庫本版です。
  • 両親を殺した悪夢に挑む、シリーズ完結編!

    やっとのことで就職が内定したあかねだが、ヲタ森からブラック企業の可能性を指摘されて不安になる。元“夢売り”の姫香はすっかりメンバーに馴染み、スポンサー企業の令嬢である翠も加わって、夢科学研究所はかつてなく賑やかだ。
    そんな折、介護福祉施設で謎の感染が起き、心臓麻痺で複数人が死亡する事件が発生。悪夢による不眠を訴えていた彼らは、「次はおまえだ――」と呪いの言葉を吐きながら、人に襲いかかっていた。
    そして、施設へ調査に赴いたフロイトは、あかねを庇って悪夢に感染する。フロイト自身が被験者となった実験で、脳波から浮かび上がってきたのは、世にもおぞましい“顔”だった。
    フロイトは、両親を殺し、祖父が生涯をかけて探し求めていた悪夢の正体を突き止めることができるのか。
    夢の中で、かつてないバトルが繰り広げられるシリーズ完結編!!
  • それは、仕掛けられた出会いだったのか。

    11歳の下野蓮司はある日、病院で目覚めると大人の姿になっていた。
    20年の歳月が流れ、そこに恋人と名乗る西園小春が姿を現す。「子ども時代と大人時代の一日が交換されたの 」
    一方、31歳の蓮司は11歳の自分の体に送り込まれ、ある目的のために、20年前の世界で小春の家へと急いでいた――。

    ※この作品は単行本版『ダンデライオン』として配信されていた作品の文庫本版です。
  • 生まれつきの人殺し“夢売り”の最初の事件。

    夢科学研究所に放火してフロイト達を殺そうとした“夢売り”こと卯田姫香が、「責任をとって」と乗り込んでくる。フロイトのせいで“罪悪感”が生まれ、悪夢にうなされて眠れないのだという。
    夢に出てくるのは、カラフルなメルヘン街のお菓子の家。姫香にヘッドギアを付けて脳波を調べる睡眠実験をすると、幼い頃、男の子をアイスクリームで溺死させた記憶が浮かび上がり……
    これは「最初の殺人現場」だと思い出す姫香。自分は「生まれつきの人殺し」だという彼女は、どんな罪を犯したのか――!?
    フロイト教授と、天才的なCGクリエイターのヲタ森、“夢”に関する卒論で卒業を目指すあかねが、悪夢の謎に迫る大人気ミステリ第4弾!
  • ネットで夢を売る「夢売り」の正体を追う!

    私立未来世紀大学。就職活動に出遅れた4年生の城崎あかねは、面接に落ちまくり、意気消沈ぎみの毎日を送っている。そんな折、夢科学研究所のホームページに、「夢が売られている」という情報が入る。調べてみると、ネットフリマアプリ「アボカド」で、『夢売り』なる人物が夢を販売しているようだ。
    売り手が買い手にどうやって夢を見せるのか、興味を惹かれたフロイト教授は、実際に夢を買ってみようと提案。身分を隠して、あかねが吉夢、フロイトが凶夢を購入する。そして待望の夢が届くが、それは全く予想もしていなかった恐ろしいものだった。
    ネット上から忽然と姿を消す『夢売り』、夢に呑み込まれていくあかね――。一方、『人殺しの夢』を購入した人物は、生々しい殺人の快楽に溺れていた。
    『夢売り』とは何者なのか? その意図は何なのか?
    フロイト教授の分析が冴えわたる、人気シリーズ第三弾!
  • 【ご注意】
    ※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。

    竹宮惠子の大ヒット自伝が、ついに文庫化!

    ★文中に多々登場する竹宮作品、書籍執筆時に著者が本当は入れたかった作品の中身(コミック立ち読みファイル)を、主だった12作品・計130頁の参考画像集として電子版だけに収録。


    石ノ森章太郎先生に憧れた郷里・徳島での少女時代。
    高校時代にマンガ家デビューし、
    上京した時に待っていた、出版社からの「缶詰」という極限状況。

    のちに「大泉サロン」と呼ばれる東京都練馬区大泉のアパートで
    「少女マンガで革命を起こす!」と仲間と語り合った日々。

    当時、まだタブー視されていた少年同士の恋愛を見事に描ききり、
    現在のBL(ボーイズ・ラブ)の礎を築く大ヒット作品『風と木の詩』執筆秘話。

    そして現在、教育者として、
    学生たちに教えている、クリエイターが大切にすべきこととは。

    1970年代に『ファラオの墓』『地球(テラ)へ…』など
    ベストセラーを連発して、
    少女マンガの黎明期を第一線のマンガ家として駆け抜けた竹宮惠子が、
    「創作するということ」を余すことなく語った必読自伝。

    漫画ファンはもちろん、そうではない読者からも
    感動の声が続々と寄せられ、
    朝日、読売、毎日など各紙書評や
    各種SNSで大反響だった単行本が、ついに文庫化。

    カラーイラスト増ページ、「文庫刊行によせて」を収録。
  • 女性が髪を切られる猟奇的殺人事件を追う!

    神田川で、若い女性の溺死体が発見される。真っ赤なベビードールを身につけた死体は、なぜか髪が剃り上げられていた。
    あかねは友人のカスミに頼まれ、急に来られなくなっ“河野さん”の代わりに、コスプレ姿でロリィタパブのティッシュ配りのバイトをすることに。一方、夢を可視化するプロジェクトを行う夢科学研究所に、はじめてのスポンサーがつく。高級スリープウェア会社から、「吉夢を見られる枕の開発」の依頼が舞い込んだのだ。フロイトたちは睡眠実験を始めるが、被験者の中に混じっていたスポンサーの娘の翠は悪夢に悩まされていた。
    そんな折、神田川の溺死体が“河野さん”だったことが判明し、15年前にも似たような事件が起きていたことが分かる。お祭りの日、神社の裏山で女の子が絞殺され、髪を切り取られた遺体で発見された「てるてる坊主殺人事件」――フロイト、ヲタ森、あかねの3人はこれを連続殺人事件と見て、真相を追っていく。
    多くの女の子が無惨な姿で殺された猟奇的未解決事件の犯人とは――
    夢を手がかりに事件に挑む、大人気ミステリー第2弾!
  • 心の闇を解き明かす。優しくて怖い花物語。

     住宅街にひっそりとたたずむ、レトロな雰囲気の「さくら花店」。一見ごく普通のフラワーショップだが、花に呼ばれるようにしてここにやってくるのは、傷ついて病んでしまった心を抱え、人知れず苦しんでいる人ばかり。生まれながらに植物の声を聞くことができる店主の雪乃は、人々を癒して救おうとする花たちの願いを受け、その手助けをしているのだ。
     ある日、幼馴染みの男の子と一緒に女子高生の静香が店にやってきた。美しく奔放な妹の誕生日祝いにと、白い百合を買い求める彼女。百合を配達しに静香の家に向かった雪乃は、庭に植えられた黒百合の様子を見て嫌な予感を抱くが……。
     花に求められれば危険もかえりみず走り出してしまう雪乃。渋々ながらもそれを見守りフォローする、人嫌いでぶっきらぼうな樹木医の将吾郎。そして雪乃と同じ能力を持つ、悩める少年ヒロ。風変わりな夫婦と居候が、植物にまつわる事件と心の闇を解き明かす!
     優しくて怖い花物語、第二弾登場。
  • 傷つき病んだ心を呼ぶ店――癒しの花物語。

    住宅街にひっそりとたたずむ「さくら花店」。レトロな雰囲気の小さなその店にやってくるのは、心に深い悩みを抱える客ばかり。それは植物たちが、傷ついた人の心を癒そうとして彼らを呼び寄せているからだ。
    そんな不思議な花店を切り盛りするのは、植物の声を聞くことができる、店主の佐倉雪乃。悲しい人々を救おうとする植物の願いを受けて、その手助けをするのが雪乃の仕事だ。
    今日もさくら花店には、暗い顔をした客がやってくる。
    「旦那を殺したら罪になるんですかね…」
    呟く女性の心を救いたいと言う可憐な花たちの横で、雪乃はそっと微笑む。
    「あなたはここへ呼ばれてきました。花は病んだ人を呼ぶんです。あなたは花に癒されるために、ここへ来たんですよ――」
    不思議な力を持つ雪乃を支えるのは、極度の人嫌いでぶっきらぼうな樹木医の夫、将吾郎。
    風変わりな夫婦の日々と、植物にまつわる事件を描く、優しくて怖い花物語。
  • “人を殺す悪夢”の正体に挑むミステリー。

     ある会社員が、自宅マンションから謎の飛び降り自殺をした事件。ネットのオカルト板で、彼が見ていたのと同じ“悪夢”を繰り返し見る人がいる、という噂が広まる。森の中を逃げ回り、得体の知れない怪物に襲われる――
     私立未来世紀大学の夢科学研究所。夢の研究をするフロイト教授と、彼の右腕であるCGクリエイターのヲタ森、彼らの助手をすることになった学生のあかねは、この悪夢の情報を募集する。同じ悪夢に悩まされているという美女・音羽楓花は、ヲタ森が再現した夢のVR映像を見ると恐怖を感じた様子で、行方不明になってしまう。
     <MUD MOLAN(マッド・モラン)>――フロイトがそう名付けた夢の中の怪物。それを見る者は次々に謎の死を遂げていて・・・。フロイト達は“人を殺す悪夢”の正体に迫っていく。
     大ヒットした『猟奇犯罪捜査班 藤堂比奈子』シリーズで熱狂的に支持される著者による渾身の新シリーズ始動!! 夢を切り口に怪事件に挑む前代未聞のミステリー(2018年2月発表作品)。
  • 869(税込)
    著:
    佐藤正午
    レーベル: 小学館文庫
    出版社: 小学館

    多くの作家をも魅了した著者の最高到達点!

    直木賞受賞後の会見で、著者は「勝手な想像ですが」と前置きした上で、
    「『鳩の撃退法』の存在がなければ、今回の直木賞受賞は考えられない。あれで機運が熟したのではないか」
    と語った。
    事実、本作は、山田風太郎賞選考委員はもちろんのこと、推薦文や書評、口コミやSNS等を通じて、驚くほど多くの作家たちから激賞された。

    【ストーリー】
    「このままじゃおれたちはやばい、ラストに相当やばい場面が待っているかもしれない。だけど厳密にやばいのはあんただよ。わからないか。夜汽車に乗って旅立つ時だよ」
    身を潜めてせっせと小説の下書きをつづけていた津田伸一は、社長からいきなり退職金を手渡され、いよいよ決断を迫られる。
    ついに“あのひと”が現れたのか? 
    鞄の大金は裏社会から流れてきたものなのか? 
    忽然と姿を消した家族、郵便局員の失踪、疑惑つきの大金、そして鳩の行方‥‥。多くのひとの運命を狂わせたあの日の邂逅が、たった一日の物語となって雪の夜に浮かびあがる。

    読み進めると、謎が深まる。読み返せば、伏線がわかってくる。
    上巻だけでは、この小説のおもしろさは半分も伝わりません。
    急展開も待ち受ける下巻の最後の1行まで、ぜひ「鳩」の行方を見届けてください。読み返すほど、おもしろいはずです。

    ※この作品は過去に単行本版として配信されていた『鳩の撃退法』 の文庫版となります。
  • 869(税込)
    著:
    佐藤正午
    レーベル: 小学館文庫
    出版社: 小学館

    小説名人による名作中の名作ついに文庫化!

    夢枕獏さん、京極夏彦さん、奥泉光さん、筒井康隆さんら選考委員から圧倒的な評価を受けた、第6回山田風太郎賞受賞作!

    山田風太郎賞の受賞からおよそ2年後、著者は『月の満ち欠け』で第157回直木賞を受賞したが、関係者のあいだでは本作が直木賞でも――といった声も出ていたという。
    連載に3年を要した本作は、著者本人も「墓碑銘にしたい」「思い残すことはないくらい、本当に集中して書いた」と語る、まさに渾身の作品です。

    【ストーリー】
    かつて直木賞も受賞した作家・津田伸一は、とある地方都市で送迎ドライバーをして糊口をしのいでいた。
    以前から親しくしていた古書店の老人の訃報が届き、形見の鞄を受け取ったところ、中には数冊の絵本と古本のピーターパン、それに三千枚を超える一万円札が詰め込まれていた。
    ところが、行きつけの理髪店で使った最初の一枚が偽札であったことが判明。
    勤務先の社長によれば、偽札の出所を追っているのは警察ばかりでなく、一年前の雪の夜に家族三人が失踪した事件をはじめ、街で起きる騒ぎに必ず関わる裏社会の“あのひと”も目を光らせているという。

    こんな小説アリなのか!
    小説表現の臨界点を超えた、まさに先が読めない展開――かつてない読書体験を約束します。存分にお愉しみください。

    ※この作品は過去に単行本版として配信されていた『鳩の撃退法』 の文庫版となります。
  • 759(税込)
    著:
    垣谷美雨
    レーベル: 小学館文庫
    出版社: 小学館

    「過去に戻れる聴診器」を使ってみたら…。

     33歳の医師・早坂ルミ子は末期のがん患者を診ているが、「患者の気持ちがわからない女医」というレッテルを貼られ、悩んでいる。ある日、ルミ子は病院の中庭で不思議な聴診器を拾う。その聴診器を胸に当てると、患者の心の“後悔”が聞こえてくるのだ。

    「過去に戻って、もう一度、人生をやり直したい」

     聴診器の力を借りて、“もうひとつの人生”の扉を開けた患者たちが見たものは――!?

    ●dream――千木良小都子(33歳)
    母は大女優。「芸能界デビュー」の夢を諦めきれなくて…

    ●family――日向慶一(37歳)
    俺はもうすぐ死ぬというのに、なぜ妻は金の話ばかりするのか。

    ●marriage――雪村千登勢(76歳)
    娘の幸せを奪ったのは私だ。結婚に反対したから、46歳の今も独り身で…

    ●friend――八重樫光司(45歳)
    中三の時の、爽子をめぐるあの“事件”。俺が罪をかぶるべきだった。

    この世の中の誰もが、「長生き」することを前提に生きている。
    もしも、この歳で死ぬことを知っていたら…

    家族、結婚、夢、友情。
    女性から圧倒的な支持を受ける著者が描くヒューマン・ドラマ!!
  • 時は1970年代。田舎町に住むヤンチャでムチャな男子高校生と、町の駐在さんが“あいかわらず”繰り広げるイタズラ合戦。待望の第2巻は、グレート井上くんが駐在さんの奥さんの妹に恋したり、ドスケベかつ、何故か子供に人気のある西条がいまだかつてないハートフルなイタズラ(むしろ犯罪!?)を持ちかけて……。  同作映画の感動メインストーリー「花火盗人」と、携帯サイト「モバゲー」での書きおろし「ポップコーン戦線」を収録した、超スペシャルバージョン!
  • 人気漫画家が描く「あれ」がない世界!

    巨大な隕石が地球を襲う--。科学者は滅亡以外の選択肢を予見できなかったが、地球は奇跡的に、難を逃れた、かにみえた。
     しかし、それは、かつてないレベルで金属を分解してしまう極小のバクテリアを地球上にもたらしてしまった。
     修学旅行で京都を訪れていた沼田高校の生徒たちも、大パニックに巻き込まれる。そんななかで、ひとり、浮いている男がいた。真吾は、何を考えているのかわからない、喧嘩がメチャ強い男だが、一度も自分の心が「ドキドキしない」ことに不思議な気持ちでいた。
     それは、未曽有の危機的状況においても、変りはなかったのだ。しかし、同じクラスの小動物のような女子、鈴音になぜか心を動かされてしまう。
     みんなで自宅へ帰るべく、生徒たちは東へと進路をとるが、思わぬ出来事が彼らを待ち受けていた。
  • 1,023(税込)
    著:
    池井戸潤
    レーベル: 小学館文庫
    出版社: 小学館

    現場銀行員による腐敗幹部との誇り高き闘い!リアリティーあふれる長編銀行ミステリー。

    「負け組」と言われる東京第一銀行の副支店長・蓮沼鶏二は、締め付けを図る本部と、不況に苦しむ取引先や現場行員との板挟みに遭っていた。一方、バブル期の経営責任もとらず、公的資金に頼りながら、なおも会長として院政を敷く元頭取を陥れようと策謀を巡らすリストラに遭った行員。その攻防から銀行ぐるみの不正の匂いをかぎつけた副支店長は、組織に反旗を翻す。攻守ところを変えるスリリングなドラマから現代サラリーマン社会の構造的欠陥を浮き彫りにする。
  • 美少女修法師・百夜が江戸の怪を調伏する。

     修法師百夜まじない帖第一弾「冬の蝶」から半年、待望の第二弾「慙愧の赤鬼」刊行。「冬の蝶」では、津軽から江戸の町にたどり着いたばかりの盲目の修法師百夜が、亡き侍の魂を身体に取り込み心の目と江戸の言葉を手に入れる。巻之二「慙愧の赤鬼」では、物の怪を鮮やかに調伏する百夜の評判が広く江戸の町に知れ渡り、ひっきりなしに祈祷や物の怪調伏の依頼が舞い込むようになる。

     (巻之二より)
     伐折羅大将が夜な夜な現れる糸物問屋の話。恐ろしい風貌の、その大将の正体は・・・国内にとどまらぬスケール感。異色の短編。(「神将の怒り」)
     大工の庄七の店に、突然大きなオニヤンマが現れる。オニヤンマに隠された謎と父娘の涙の物語。(「勝虫」)
     表題作「慙愧の赤鬼」では、東北から江戸の酒蔵に出てきた杜氏の孤独と家族愛が悲しくも切なく描かれる。
     全8話で綴られる、美少女修法師百夜が大活躍する物の怪調伏怪奇譚。大人気「修法師百夜まじない帖」シリーズ第二弾堂々刊行。
  • 大人気『ぼく駐』シリーズ第8弾!

    時は一九七〇年代。田舎町に住むヤンチャでムチャでワンパクな男子高校生と町の駐在さんが“あいかわらず”繰り広げるイタズラ合戦第八弾。

    駐在にマタタビを仕掛けた罰で、駐在に集まってしまった子猫の里親探しを押しつけられたママチャリたち。

    なかなかもらい手が見つからない中、彼らは「三毛猫のオスが遺伝学的に貴重で珍重される」ということに 着目し、“イカ墨”で三毛猫のオスをつくることを思いつく。

    結果、もらい手は殺到するが、三毛猫のオスは、想像よりもはるかに珍しく、テレビの取材まで来る、という騒ぎに発展して……。
    一方で、“カズミ”と名付けた猫を通し、ママチャリと和美ちゃんは急接近!

    二人の関係性と、人造三毛猫たちの行方はいかに――!?
  • 【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。

    映画『社長シリーズ』や『駅前シリーズ』でおなじみの喜劇役者三木のり平は、実は『雲の上団五郎一座』や『放浪記』などをはじめとする出演・演出で活躍した舞台人でもあった。戦後日本の喜劇界に偉大な足跡を残したこの名優の芸、笑い、酒、友人、女性などの全人生を、聞き書きの名手が構成した演劇的自伝。抱腹絶倒の一代記であるばかりでなく、今の“喜劇”と称するお笑いに対しての痛切な思いも語り尽くした遺言状でもある。
  • 異色のヒーロー・歌う警部マグレの事件簿!

    レストラン〈ブルーリップ〉の美人ウェイトレスが全裸死体で発見された。容疑者にはアリバイがあり、被害者には過去があり、目撃者には邪心があった。そこに現れたのが間暮警部。持ち前の美声で昭和の名曲を歌ってから言い放つ―「犯人はこの中にいます」。表題作ほか「別れても好きな人」「四つのお願い」「ざんげの値打ちもない」「さよならをするために」など懐かしいヒット曲の歌詞をなぞるような殺人事件の数々を、間暮警部が鮮やかな推理で解き明かす。
  • (半分)実話の人気ブログ小説待望の電子化!

    時は1970年代。田舎町に住むヤンチャでムチャな男子高校生7人と、町の駐在さんが繰り広げるイタズラ合戦。 「レーダー測定(ねずみ捕り)で自転車は捕まるのか!?」に始まる、バラエティ豊かな“ぼくたち”の作戦と、法すれすれのリベンジを繰り返す“駐在さん”の大人げない(?)攻防戦。  おバカで笑えて、熱くて泣ける、(半分)実話の人気ブログ小説、待望の電子化! 同作映画は2008年4月5日全国ロードショー。
  • 甲子園優勝から20年目の夏――松平孝太郎率いる弱小高校野球部ではふたごの新人生が活躍している。その姿に懐かしいあの兄弟が重なる。 上杉達也と和也。孝太郎がふたりの投球を受けた青春の日、浅倉南もそこにいた――。 あだち充原作の『タッチ』が初めて小説に。数々の名シーンはもちろんのこと、コミックには描かれていない隠れたエピソードも盛りだくさん。『タッチ』ファン必読、2005年秋公開の映画「タッチ」の感動もさらに広がる究極のサイドストーリー。あの不朽の名作が青春グラフィティ・ノヴェルとなってあらたに甦る。
  • シリーズ最新巻は、いたずら高校生と駐在さんとのミラクルな1年間。
    ジェミーとの大晦日からはじまって、和美ちゃんとママチャリの縮まりそうで縮まらない恋の行方を描いた1月「晴れて風なし」。元スケ番の孝昭の姉・早苗と白バイの警官・五十嵐との恋の行方を描く号泣必至の感動作、6月「スイートピーロード」を掲載した、笑って泣けてグッとくる短編集です。

    目次
    大晦日 ショート『ジェミー占星術』
    1月 特別編『晴れて風なし』 全6話
    2月 ショート『本当の英雄』
    3月 ショート『JAZZが似合う女』
    4月 森田じじい俳句選 春編
    5月 ショート『高校ウドン』
    6月 外伝『スイートピーロード』 全12話
    7月 西条くんのケンカ日記 全11話
    8月 ショート『ひと夏の経験』
    9月 ドキュメント『黒船』
    10月 番外編『換気扇エレジー』 全3話
    11月 ショート『森田くんの最高傑作』
    12月 特別編『ミカちゃんのサンタクロース』全13話
  • 583(税込)
    著:
    溝口敦
    レーベル: 小学館文庫
    出版社: 小学館

    里見組の直江重徳は西郷組長の仇、黒声連合・網干会長を撃って服役していたが8年ぶりに出所した。しかし時代は激変を遂げていた。里見組は解散し、幹部だった兄・篤彦も出家していた。黒声連合の後継者は政官と一体となって巨大利権を生む土地開発を進めていた。重徳は組の再興を誓い、利権強奪を企む。そして宿怨の血の抗争を再燃させていくのだった。
  • 627(税込)
    著:
    柏井壽
    レーベル: 小学館文庫
    出版社: 小学館

    京都発! 思い出の「味」、捜します。

    第一話 鍋焼きうどん―― 一番おいしかったものにもう一度出会うのは難しい。
    窪山秀治は数年前に妻を亡くし、定年後に新たな伴侶と巡り会った。彼女は秀治の大好物だけうまく作れないという。
    第二話 ビーフシチュー――プロポーズされたレストランが思い出せない!?
    師走に入ると、京の都もせわしない。二人の老婦人が、55年の食を求めて看板もない食堂に入っていった。
    第三話 鯖寿司――おいしさに勝るのは、思い出というスパイス。
    総理大臣である岩倉友海が探しているのは、50年も前食べさせてもらったおやつがわりの品だった。
    第四話 とんかつ――“おいしい”の一言を、忘れる料理人はいない。
    大分でピアノ教師をしている広瀬須也子の元夫は、京都でとんかつ屋を開いていたが、余命三ヶ月だという。
    第五話 ナポリタン――おいしいものを食べると、泣けてくる。
    浜松に住む女子大生・美月明日香が探しているのは、祖父が旅行先で食べさせてくれた黄色いスパゲティだった。
    第六話 肉じゃが――男のソウルフードは、おふくろの味。
    六本木ヒルズ在住の実業家・伊達久彦は、亡き母が作ってくれた肉じゃがを食べてみたいという。
  • 638(税込)
    著:
    嶽本野ばら
    レーベル: 小学館文庫
    出版社: 小学館

    純愛小説の名手がつづったキュートな物語!

    彼女の履いていた靴下の話がきっかけで付き合い始めた高校2年の僕たち。平凡な毎日を送っていたある日、彼女は唐突に僕に言った。
    「私ね、後、一週間で死んじゃうの」
    病気の進行を知り、運命を受け入れていた彼女は、残されたわずかな時間を自分らしく生きたいと願う。僕は心が追いつけないまま、彼女の望みをかなえることに奔走した。
    少し寒いからあたためてほしい。そう言って僕のベッドで眠った翌朝、彼女に死が訪れる――。
    透明なラストシーンが胸に迫ります。乙女派のバイブルと呼ばれた名作『ミシン』の系譜を正統に継いだ、切ない、切ない純愛ストーリーです。
  • 関係者が鈴木さんばかりの謎と真相に挑む!

     岸翔太と鈴木マリンのたんぽぽ探偵事務所、略してタンタンのところへ新しい依頼人が訪れた。鈴木清美殺害の容疑者にされたという鈴木丈太郎の無実を証明して欲しいというものだった。首を吊って亡くなっていた清美だが、その木には鈴が四つぶらさがっていた。
     調べを進めていくうちに、事件の関係者になぜか「鈴木」」姓が多いことに気付く。翔太の恩師である知識先生にも協力してもらい、この事件の謎と真相に迫っていく。最後には、マリンの両親にまつわる秘密が関わってきて……。
     翔太とマリンが活躍する、書き下ろしユーモアミステリー第2弾!
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    世に浸透するOAの波。文章を書くためには使いこなしに秘訣がある。ちょっとの工夫でハイテク文書作成の達人になれるのだ。パソコン文書の先駆者にして名人が世におくる、電脳文章作法の秘技、ここに堂どう公開!!

    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 時は1970年代。田舎町に住むヤンチャでムチャな男子高校生と、町の駐在さんが“あいかわらず”繰り広げるイタズラ合戦第3弾! 今回はドスケベかつアホ、けれどなぜか憎めない人気キャラ西条くんの初恋に迫る! それはまだ、ドスケベでもアホでもなかった小学生時代。相手は幼なじみの“ゆき姉”。そのゆき姉が8年ぶりに町に帰ってきて……。  西条くん初恋と再会物語『小さな太陽』と、書きおろし番外編『星のメドレー』を収録した超スペシャルな1冊!
  • 佐藤さんを巡る連続殺人にタンタンが挑む!

    たんぽぽ探偵事務所に、佐藤優子が調査の依頼にやってきた。脅迫状が届いたというのだ。その前に所長の岸翔太は、佐藤大和の殺害現場に名刺が残されていたことで、取り調べを受けていた。そして、相次いで「佐藤」という名字の人物が、殺されていく。
     翔太の相棒は、おしかけ社員で、言葉を知らないために時々変な会話になるが、可愛い鈴木海鈴、通称マリン。たんぽぽ探偵事務所、通称タンタンのこの2名のほか、翔太の大学の時の先生で、博学でありながらミーハーな所もある知識豊次郎と3人で、調査を進めていく。
     「佐藤」に拘る犯人の真意とは。
     マリンちゃんの不思議な魅力がいっぱいの、書き下ろしユーモアミステリー。
  • 大人気シリーズ「ぼく駐」待望の第7弾!
    時は一九七〇年代。田舎町に住むヤンチャでムチャでワンパクな男子高校生と町の駐在さんが“あいかわらず”繰り広げるイタズラ合戦第七弾。
     高校入学から間もなくして写真部に入部したママチャリは、駅前で撮った写真におかっぱ頭でもんぺ姿の少女が写りこんでいるのを発見する。
     これを機に“ぼくたち”は『心霊研究会』を結成。やがて、クラスで話題の「稲荷神社で聞こえる謎の笛の音」「千人針の怪談」がとある人物から語られていたことを知る。彼女の意図とは一体なんなのか!? 

     今回は“ぼくたち”と駐在さんが出会う前のプレストーリー『桜月夜』を収録!
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    「ゆとり教育」がはじまって、「国語」の授業時間が史上最低となった。そしその影響をもろにうけたのが教科書に掲載の「名作」であった。漱石の『坊ちゃん』も鴎外の『高瀬舟』もほとんどの教科書から消えてしまったのだ。文部省の「ゆとり」とは、内容を少なくして、効率よく学ばせたいというものだろうが、本当は逆である。残すべきは精神の根幹ともいうべき国民的名作である。名作が教科書から消えて、文化的損失は計り知れない。

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  • 著者自らが書いたベストセラー絵本の小説版!嵐の夜、仲間からはぐれて逃げ込んだ小屋で、オオカミのガブとヤギのメイは出会う。暗闇の中、2匹はお互いの姿を見ることもなく、夜通し語り合い、心を通じ合わせる。「嵐の夜に」の合言葉を決めて、翌日、会うことになった2匹だったが、白昼の下、自分たちが「食うものと食われるもの」であることを知る。それでも魅かれ合うガブとメイだったが、天敵同士のオオカミとヤギの群れは2匹に非情な命令を下すのだった。300万部のベストセラー絵本の著者が、新しいエピソード、異なる結末で描いた小説。「この小説だけに、本当のラストが書かれている」(著者)
  • 大人気『ぼく駐』シリーズ第9弾!“ぼく”と和美ちゃん、いよいよ急接近!?
    電子書籍限定のノーカット版は、“ぼくたち”のミュージカルシーンを大幅に加筆し、もっと“笑えて”“泣ける”大満足の一冊!

    “ぼくたち”の高校が、合唱コンクールの開催校に決まり、バレンタインのあてがない“ぼくたち”は、急きょコーラス部に入部。コーラス部には、バリトンくんが思いを寄せる長内さんと、“ぼく”と微妙な関係が続く和美ちゃんも所属していた。

    チョコ獲得のため、“ぼくたち”は、女子の前でミュージカルを披露しようと試みるが……。

    “ぼく”と和美ちゃん、いよいよ急接近――!?

    ブログ上でも人気の高い「プロポーズはテノールで」を一挙掲載!
  • 大人気シリーズ「ぼく駐」待望の第10弾!

    「殺人750」と呼ばれる中古バイクのエンジンを、なぜか欲しがるチャーリー。
    それにまつわる、チャーリーと、親友「渉くん」とのつらい思い出とは……!?

    一方で、1年生の坂本くんが家庭の事情で学校を退学しなければならないことを知ったママチャリたちは、2週間で500万円を稼ぐ方法にチャレンジするが――!?

    超大人気シリーズ第10弾は、読み応えたっぷりの友情物語『走れ! チャーリー号』を掲載!!
  • 時は1970年代。田舎町に住むヤンチャでムチャでワンパクな男子高校生と町の駐在さんが“あいかわらず”繰り広げるイタズラ合戦第6弾。

    冬のある日、イタズラのため巨大雪だるまを作っていたママチャリたちは、それにくっついているロザリオを見つける。落とし主を探すうちに、持ち主が耳の不自由な恵美ちゃんだと知った森田くんは、彼女に近づくにつれ、次第に恋心を抱くようになる。しかし彼女の後ろには、凶悪なグループの影がちらついていて……。「ぼく駐」ブログ連載史上、もっとも議論をよんだ問題作、「マリア様によろしく」を大幅に改稿して収録!
  • 「今日から俺は!!」人気漫画家最強の一作。

    見た目どこにでもいる普通の高校生(妹属性のアニオタ)・杵屋孝志は、ある日、ふと下校途中に立ち寄った神社で超絶美少女の巫女・霞に出会う。聞けば、自分は神に選ばれたのだという。
     なにかの悪戯か? 当然のごとく訝しむ孝志だったが、霞があまりに気になってしまい、どんどんと見えざる相手の思惑に巻き込まれていってしまう。
     一方で、ふがいない生活を続けている中年サラリーマンにも、同じような出来事が出来していた――。
  • のぶ! まだ泣いちゃだめだ! もっと泣きたいこと、いまからいっぱいあるぞ!」
    時は1970年代。田舎町に住むヤンチャでムチャでワンパクな男子高校生と町の駐在さんが“あいかわらず”繰り広げるイタズラ合戦第4弾。
    ある日、ママチャリ達は「ザリガニ池」で泣いている少年を見つける。少年はつい最近、近所の小学校に越してきた、いじめられっ子ののぶくん。
    のぶくんに、いじめられていた自分の過去をかさねた西条は、徐々に彼との交流を深めていく。ブログ小説「ぼく駐」の中でも人気の高い感動巨編『のぶくんの飛行機』を収録した、ファン待望の1冊。

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
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