『マンガの金字塔(マンガ(漫画))』の電子書籍一覧
301 ~360件目/全793件
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交通事故で切断してしまった少女の右手。緊急手術でうまく接合したのだが…実は恐ろしい手違いがあった!順調に回復してきたと思った私の右手、こんなにゴツかったかしら…?しかもすこし毛深いような?そんなある日私が寝ている間に…!?(収録作品「私の右手はだあれ?」より)私の田舎は旧家で、もう300年も続いているそうです。この夏、私はこのお母さんの実家で金縛りにあいました。なんとか目を開けると、そこには母が…!?少女の恐ろしい身も凍るような体験とは…!?(収録作品「離れ座敷の怪」より)少女の恐怖と怪奇体験がギッシリ詰まった谷間夢路の傑作ホラー短編集「怪奇夢路館」第1巻!
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原作に大友克洋・辻真先を迎えた、松森正の貴重な未単行本化傑作短編が電子書籍で登場! ふとしたきっかけから恐ろしい事件に巻き込まれるカップルの恐怖を、とことんスタイリッシュかつ疾走感満点に描いた表題作(原作・大友克洋)。そして戦国の風雲児時代の織田信長を、超美麗な筆致で魅せる「信長」前後編(原作・辻真先)を収録。こちらは電子書籍ならでは、カラーページをそのまま収録しています。類まれなる才能がガッチリ組み合った、必見の一冊です!
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色と欲と犯罪の氾濫する街・東京。そんな大都会の一角に、病んだ心の必殺掃除人・私立探偵トニー谷本探偵局がオープンした。記念すべき最初のお客はレイプ被害に遭ったという和服美人・中村タケ子。若い男が部屋に押し入り、お口で一発、パイズリで一発、仕上げにアソコで一発、合計三発も抜いていったのだという。早速タケ子の自宅で張り込みを開始するトニーだったが、事情聴取の最中タケ子がおもむろに服を脱ぎ始めて…!?単行本未収録エピソードも全て網羅した「トニーにおまかせ【完全版】」ここに登場!!「トニーにおまかせ」の全てがここに!!
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紅洋台高校――神奈川きってのラグビー部の名門校――の入学式。同じ中学から紅洋台のラグビー部入部のために進学してきた北小路弘と千石旭は、同じ夢を追いかけている同士であったが、入学早々「今年のラグビー部では、レギュラーの座があと一つしか空いていない」ことを知り、衝撃を受ける。ただ友人としてではなく、これからはライバルなのだ! ふたりはなんとかして最後のレギュラーの座を得んため、闘うことになった……熱き青春スポーツドラマの傑作!
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19世紀後半、アメリカの捕鯨船団が世界の海洋に進出していた時代。イシュメル少年は見も知らぬ港町で船をおろされ途方に暮れていた。なんとか古ぼけた安宿を探し、そこで「人食い人種」のクイークェグという男に出会う。聞けば彼も乗り込む船を探していることが分かり、イシュメルとクイークェグは一緒に適当な船を探しに出かける。そんな彼らが乗組員として採用されたのは、白鯨に片足を食いちぎられ、復讐の鬼と化したエイハブが船長の船であった…。白い悪魔と闘う船長エイハブとイシュメルら乗組員たちの運命は…!?ハーマン・メルヴィルの海洋冒険小説「白鯨」を構成・梶原一騎、作画・影丸譲也のタッグで劇画化!!
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加納康子、28歳。その妖艶な裸体を晒し巨大なベッドに寝そべりながら、彼女は考えていた。「うちは男の生気を吸い取ってんかもしれへんな……」大阪でホステスをしている康子は、その肉体を武器に何人もの男を惑わせ、溺れさせてきた。しかし本当に愛した男はヤクザの抗争で殺された。彼のことを忘れられないまま金づるのオヤジに抱かれていた時……その親父が突如腹上死! 康子と関係した男は死んでしまう……本当に、彼女は男の命を吸い取って生きている魔女なのか……!?
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「当時、マンガで現代の鮮やかな断面を切りとることができないか、というのが僕のテーマだった」(関川夏央による巻末掲載文「スポンサーからひとこと」より)。1979~1981年の間に「カスタムコミック」(日本文芸社・刊)に掲載された原作・関川夏央、作画・松森正による短編を収録した作品集。攻撃的な営業戦略で巨大商社の社長に登りつめた男の敗北を描いた「18階の男」、天才の名をほしいままにしたCMディレクターが死に至るまでの軌跡を描く「硝子の狼」、原子力発電所の炉心融解事故の現場に居合わせた4人の技術者たちを描く「正義の四人」など、作品が発表された当時の日本の断片ともいえるキャラクターを主人公に、時代に追い立てられたかのように生き、時に破滅していく人間たちの迫真のドラマが描かれる。
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オレの名は椎名竜作。横浜に事務所をかまえる私立探偵だ。一応スピーディな解決がモットーだが実は、先天性特異体質のため火事場のクソ力みたいな超人じみた瞬発力はあるのだが持続力がないという「24時間戦えない」探偵だ。当面の飲み代さえあれば遊んでいたいのに、ダチの妹で押しかけ助手の香緒理とトラブルの種がオレを逃しちゃくれない。今日も浮気調査から、ヤクザのちょっとした危ない依頼やらetc……。まったく、この稼業も楽じゃないぜ……
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歴史には我々の理解を超えた「何故」が存在する。1990年8月、対立する組織が銃撃戦を繰り広げる毎日の香港で、ある日、浮浪児たちは港の海に浮かぶ謎の人物と遭遇する。彼は持ち前の力と驚異的な瞬時の洞察力と運の力を持ち、カジノ連勝の上に、襲い来るマフィアの銃弾をも寄せ付けなかった。記憶喪失の彼は過去をとりもどす唯一の手がかりとして(09999)と刻まれた金属製の棺を追っていた。様々な舞台で人々との出会いやアクションの痛快超人ドラマ。
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テキサスの鷹と呼ばれる特捜検事は、ある日マフィアのアンナから呼び出され、マフィア日本支部の総支配人になってくれと持ち込まれる。億単位の金を貰い引き受けるが、翌日セカンド・ハウスで金のチェックをしていた所を警視庁多国籍犯罪捜査班に踏み込まれてしまった。片付けてアンナに報告し、指定された前進基地に行く鷹は隙を見てアンナに自白剤を打ち拷問にかける。すべては偽装潜入のための芝居だった。そして、情報を聞き出した鷹は…。
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黎明学園に新任教師として赴任した岬浩太郎は、とぼけた外見ながら実はかつて大学野球で活躍した神宮のヒーロー。学園内を案内されている最中、同好会から部に昇格したばかりだという野球部の練習中のグラウンドを通りかかった浩太郎は、ある生徒が投げたボールに目を引かれる。その生徒・北村大志は生活態度にやや難ありの問題児だが、中学時代は東京都内で一・二を争う投手でその実力は折り紙つき。「甲子園に行く」と宣言し野球部の顧問となった浩太郎だが、その矢先、女子マネージャーの明美と加世が他校の野球部員たちにレイプされて…。マネージャーの無念を晴らすために団結した浩太郎と野球部員たちの活躍を描く、ちょっと変化球気味の痛快青春野球マンガ!
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今日は日曜日、探偵部部長、岸田流星(通称コスモ)たちは、ファミコンのディスクシステムを買いに街へ出ていました。もちろん徹夜で並んで発売日に手に入れます。そして開封し、ディスクシステムの美しいフォルムに見とれるコスモ部長。このアングルが一番格好いいな!と、眺めていたら…。なんとそこにはプラスチック爆弾が…!!?今度の相手は爆弾魔(ボンバーマン)だったのだ…!80年台、一世を風靡した「ファミリーコンピュータ」通称「ファミコン」の人気ゲームをテーマに起こる事件の数々!レトロゲーム好き必見の一冊です!
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ドイツ第三帝国崩壊前夜に北極点の氷の下を潜航して日本へ向かった2隻のUボートが、アリューション海域に沈んでいるという。その船内には、戦後史の影で神話のように語り継がれてきた第三帝国の隠し財産、ヒットラーの遺産「M資金」が積載されていた…(「南アラスカ海流」)。しがないピアノ調律師の男に付きまとう殺し屋たち…男はかつてアフリカの戦場で「エル・オンブレ」と呼ばれていた傭兵だった――(「エル・オンブレ」)。運命に抗う男たちを描くハードボイルド作品集。
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日暮征二(ひぐれ せいじ)はエアー・ショーの飛行機乗り。かつては海上自衛隊のパイロットだったが、あることがあって除隊し、いまはアメリカのアリゾナ州で観光客相手のエア・ショーでゼロ戦に模したプロペラ機を飛ばして撃墜される役として日々の稼ぎを得る…。離婚した妻への慰謝料の支払いにさえ苦慮する征二の元に、ある日、黒須(くろす)という男が現れ、報酬8万ドルの仕事の話を持ちかけて来た。それは、旧日本海軍の爆撃機「銀河」を修理して飛ばせるようにするという内容だったのだが…、一体なんの目的で黒須は「銀河」を直そうとしているのか!? 過去に傷を持つはぐれものの日本人パイロットに持ちかけられた危険な依頼をハードボイルドなタッチで描く!
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神戸が異様な緊張に包まれていた。警察、政治家、そしてヤクザまでが手を組み、外国人を片っ端から捕まえては甲子園球場に集める……一体これはどういう事態なのか?! それは情報…確かな筋からの情報があったからだった。「外国人マフィアが今日、神戸に紛れ込む」と。一度地下に潜られたら、見つけ出すのは困難。それならば、との水際作戦だったが、日本の組織という組織が結集しても、マフィアを見つけ出すことはできなかった。しかし…!? 神戸を舞台に、悪が、暴力が、嵐を巻き起こす! バイオレンス劇画の傑作長編!!
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コヨーテが笑ったような顔、と言われる男、不動院民夫。彼は個人で事務所を開いているしがない探偵だ。今日も一人、ウラ若い女が彼を訪ねてきた…どうせいつもの離婚調停だろう? と思いきや、女はいきなり武器を持っているか? と彼に尋ねた。ある男と会ってほしい、その男は彼女の夫を殺した「殺し屋」だ、と。これはよくある依頼とどうも違うようだ…。ハードボイルドな世界観を背景に、男と女の不都合な真実を乾いた語り口で描いた珠玉の連作短編集!
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明治25年9月、「帝国主義」がまだ誇り高い言葉として使われてる帝都ロンドンにひとりの日本人青年・熊やん(南方熊楠)が降り立った。その風貌はスラムの住人たちよりもさらにひどく周りから蔑まされていたが、革命騒ぎで別れたキューバ島以来の親友八っつあん(岡本八之助)と会い、自分の穢い部屋に呼び飲み明かす。熊やんの研究は多種に渡り、論文は学会に反響を呼び、大英博物館の嘱託となっていた。だが嫌がらせにより英国にいられなくなってしまう――。夏目漱石、南方熊楠、コナン・ドイル、江戸川乱歩など明治時代の実在の著名人を配して描かれる連作ミステリー作品集。
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「狭い路地が無数にあり、露地には怪しげな家が建ち並び…小便くさい…」そんな、元は赤線だった名残が今でもそこここに漂う街を舞台に、まともな仕事に就けないチンピラや売春婦、低賃金にあえぐ工員など、底辺から抜け出せない男と女の絶望的な日々を描いた短編集。兄である劇画作家・つげ義春とならんで「劇画の名手」と称されたつげ忠男が1960年代後半から70年代に雑誌『ガロ』に発表した「懐かしのメロデイ」「青岸良吉の敗走」「どぶ街(一)(二)」 「与太」の4作を収録。
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「ガロ」にて多く漫画を発表。コアなファンを持つ伝説の作家による短編集。全体に漂う重く、しかし静謐な空気感が心に深く沁みる。――引っ越しをした僕は、近くに「きなこ屋」との看板を掲げた駄菓子屋を見つける。店の前にはいつもばあさんがいて、やがて僕とばあさんは顔見知りになった。人から聞いた話では、店は元はといえばきなこ菓子を売っていたそうなのだが、時代の流れについていけなくなったとかで…。(表題作「きなこ屋のばあさん」より)。他、「ある彫像」、「むし」、「昭和御詠歌」、「捜索」、「河童の居る川」を収録。
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仕事と恋人を一度に失った哀れな男が、ひょんな事からプロの詐欺師に!?二双商事に勤める犬丸鋭人はある日突然上司からクビを言い渡され、自暴自棄になり入ったパチンコ店ではペテンに引っ掛かり、挙句の果てには信頼していた元同僚に恋人を奪われ…。人生に絶望し電車に身を投げようとした鋭人は間一髪、関西弁の謎の青年・サブに救われる。鋭人は彼から、一緒にスキマ師(詐欺師の別名)をやらないかと持ち掛けられて…!?「詐欺を働く時の三要素は70%の度胸、20%の戦略、そして10%の運やで!」
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山松ゆうきち、五十六才、職業・漫画家。仕事が減り大好きなギャンブルにも思うように行けなくなった彼は、ある日、インドには漫画がないと聞いて一念発起!「無いものは売れるに決まっている。インドへ行って漫画本を出すぞおー」と単身インドへ!! 目標はインドで漫画本を作って大儲けすること…だが、言葉が全く分からず、空港からホテルに行くまでも一苦労。ホテルのボーイとやりあい、物乞いの少女に心悩ませ、オートリクシャの運転手に翻弄され…インドで漫画を出して大儲けするプロジェクトははたして成功するのか!? そもそも実現できるのか!? 作者が体当たりで挑んだ波乱万丈・唯一無二のインド体験エッセイ漫画!
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「オレがほしいのは……君の若さと才能だけだ」ロック界の帝王・内藤龍也(ないとうりゅうや)の事務所、オセロ・プロダクションにスカウトされた隆臣(たかおみ)。そんな時、同じようにオセロ・プロに声をかけられてから消息不明となったバンドマンの噂を聞くが――? 人気シリーズ『邪悪のジャック』でおなじみの著者により、端正な描線で丁寧に描かれる、日常に潜む紙一重の非日常の恐怖……。サスペンスフル・ホラー作品集、完全版として登場!
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非の打ち所がない女性・千原との見合いを何度もすっぽかして旅に出続けている雲平。千原が元大学教授の夫人ということで意識の高い相手かと思い、パンクした頭を冷やすために、来るとわかる度に旅に出ていたのだった。雲平の家族は「あんな奴もうほっときましょう」と言うが千原は「絶対に一度はお見合いさせていただきます」とあきらめない。雲平の妹は雲平に「おことわりするならちゃんとことわったらどうなの」と泣きながら責めるが…。
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水泳の飛び込み競技…それは10メートルの高さから飛込んだときに水面から受ける衝撃が1トンにもなるという過酷な競技。白鷺高校1年A組の転入生・潮崎水羽(みずは)はクラシックバレエのコンクールで何度も優勝し「天才」と呼ばれた少女。だが、世界的なプリマドンナだった母親の厳しい指導についていくことができず、母親への反発から中3でバレエをやめてしまった。高校生活は「ルーズに楽しく」過ごそうと思っていたが、内心「バレエと母親から逃げた」というコンプレックスを抱え込んでいた――。そんなある日、幼なじみの片思いの相手、2年生の沢村姫子との口論がきっかけで10メートルの飛び込み台からジャンプしてみせると啖呵を切ってしまう。白鷺高校は都内で唯一「飛び込み部」がある高校で、しかも姫子は「アイスプリンセス」の異名を持つ、オリンピック日本代表候補にも選ばれたアスリートだった。飛び込み台に上ったもののあまり高さに恐怖で尻込みしてしまった水羽。だが、それが水羽の負けん気に火を付け、飛び込み競技にのめり込んでいく…。飛び込み競技に青春を賭ける少女の明るくひた向きな姿を描いた傑作スポーツマンガ!
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「ある女性」を探し求めさすらう子連れ聖門茎十郎(せいもんけいじゅうろう)。そのセックスは向かうところ敵なし!!日本一のソープランド街である東京・吉原……大見世小見世あわせて160軒の盛況を誇る花の吉原に、近頃妙な男が出没し始めた……それが聖門茎十郎!!連日その店のナンバーワンを選んでは、職業意識に徹したはずのソープ嬢らをよがらせ泣かせ、ガタガタにタガを外させ帰っていく。何故かしかも自らの幼い娘を一緒に連れてくるという奇妙な習性を持つ……。はたして茎十郎の探す「ある女性」とは一体誰なのか!?
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横浜市行政法務課取締官・芦辺駿平(26歳)は、毎晩違う女を部屋に連れ込んでは夜景を見せて口説き落とすハードボイルドな青年。しかし彼には若干26歳にして中学2年生の娘・雪乃が居る。雪乃の母親・鈴香は難産に耐え切れず出産後すぐに他界し、雪乃と駿平は離れ離れに…なったはずなのだがひょんな事から感動の再会!?「鈴香の死後、他の女と付き合ったりせず母を愛し続けている」と信じている雪乃を傷つけない為に、理想の父親像を守っていく事を誓った駿平だったが…!?
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少年刑務所出身の松田天はとあるコーヒー屋に腕貸しの広告をはって3日めになるものの、依頼がなく困っていた。そんなとき、ストーカー男に困っているというべっぴんな女性から依頼が来る。相手は自分の嫌いな裁判官ときき、恨みのある天は大いに燃える。周りはこの依頼者には裏がありそうで怪しいと言うが、天は「先に頼んできたほうの味方や。どっちが良い悪いかなど関係ない」と言い捨てる。そしていよいよ指定されたホテルに潜入し、成功するが…。
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「人間は自分の首の上に落ちてくるギロチンの刃を磨いていただけだったのだ」(「五月の晴れた日」)。原作・関川夏央、作画・松森正のコンビによって『地球最後の日』をテーマに描かれた短編4作品を収録した傑作作品集。作家、関川夏央ならではのハードボイルドなセリフやエッセンスを随所に散りばめながら、核戦争による放射能汚染や致死率100パーセントのウィルス性ガン、軍事大国の日本侵攻など、「死」に直面した人々の命を懸けたドラマが展開していく。
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目は私たちにとって大切なものです。でも、普段はそのありがたみをあまり感じていません。人間は自分の目で見たものしか信じません。それは自分の目はウソを言わないからです。私、最近目がちょっと変なので、病院通いしています。担当の先生は若くてカッコ良くて優しいんです。先生に車で送ってもらえることになり、喜んでいたのですが、その時私は見てはいけないものを見てしまったのです――。人には見えないものまで見える目をもった少女の恐怖体験を描いた「目の怪」の他、全6編を収録した珠玉短編集!
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魑魅魍魎の蠢く卓上に魔性の女が舞い降りる!?彼女の名は沙耶!!対立する暴力団をバックにつけた大手開発事業団の間で行われる麻雀勝負、掛け金は開発予定地となった工場跡地。何百億という金が動き莫大な利益を生む土地を賭けた命がけの勝負に代打ちとして現れた沙耶。彼女が放つ魔性の一打は相手のすべてを喰らい、勝利を貪りつくす!喰うか喰われるしかない代打ちの世界に今、己の全てを賭けた怨念と復讐、そして哀しいまでの愛に満ちた狐火が灯る。勝負の先に沙耶は何を見据えるのか……
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古いが雰囲気のある居酒屋で酒を飲んでいる男。彼は煩悩と快楽について語っている。例えば、酔っ払って布団に入り、眠りに落ちる時の気持ちよさ。あるいはラーメンと一緒に春巻きをパリパリと食べている時の高揚感。ひとしきり話した男はスナックに行こうと思い店を出るが…。──作家本人が、酒、パチンコ、女等々についての体験を語る、思わず共感してしまうエッセイ風ギャグ漫画。
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いなくなった1ヶ月の間、私はどこへ行っていたと思う?実は富士山の青木ヶ原樹海へ行っていたのよ。死のうと思って。驚いた?意外と純情な女でしょ。樹海で死ぬなんてロマンチックだと思っていたのね。あの時、死に場所を求めて樹海の奥へ奥へと入っていったわ。でもそこで見たものは、ロマンチックな死に方なんかじゃなかった…。(収録作「樹海を彷徨う女」より)他、全7編を収録。谷間夢路の恐怖と官能の物語「Qの魔女伝」が電子書籍で復刊!
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東京に本社を置く総合商社・安土商事に、突如現れた(異動してきた)男、能面ヒデヒラ! 27歳独身、好きな言葉は「あなたサラリーマンやめますか、それとも人間やめますか」…。とても有能な人材だという前評判に、訝しむ東京本社の同僚たちであったが、異動初日から能面くんのとてつもないサラリーマン能力が大爆発! 常識を打ち破ることがいい仕事をする秘訣。スーパーサラリーマン、能面くんの大活躍をご覧あれ!? なお、趣味は不純異性交遊とのこと…。
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「ちきしょう、たまんねえぜ、ここの煮込みはよぅ」。居酒屋で、サングラスにパンチパーマの男が一人、酒を飲んでいる。そこに現れたのはグチを聞くのが仕事の「グチ聞き屋」。パンチパーマはグチ聞き屋に一杯飲ませて話を始め…。──飲み屋に、スナックに、ピンサロに、ダメな男達のドラマがある。哀愁漂うシュールギャグ短篇集。
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首都高の下でダンボールハウスに住む三人の男達。その内の一人、トメさんが一升瓶を持って来たので酒盛りが始まった。それにしてもどうやって酒を入手したのだろう。不思議がる二人に、トメさんは事のいきさつを話し始めた。なんでも彼は、割烹「志乃」の美人女将の前で切腹しようとしたらしいのだが…。──お金は無いが明るく生きるオッサン達の日常を描く、なぜか元気が出るギャグ作品集。
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加速していくたびに足や腕の先から血の気が引いて、体中の血が背中と尻にたまるみたいだ!そしてコーナーでの強烈な横G!スポンサーなしでイギリスに住み、F3000で活動している日本人レーサー、カイ・フカザワ。過去の戦績は優勝が2回、他は全てリタイア。過去にはフェラーリのテストドライバー候補No.1だったこともある。そんな彼にF1ドライバーとしてのチャンスが訪れる。しかも最初のレースは鈴鹿サーキットの日本GP…!? 90年前後の懐かしのF1ドライバーも多数登場するモータースポーツ漫画の決定版!
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孤鷹真璃(こだかまり)、通称マリー、25歳。銃器のプロフェッショナルにして女賞金稼ぎ(バウンティーハンター)。17歳のときから3年連続でアメリカの射撃大会で優勝し射撃競技の世界で将来を嘱望されていたマリー。だが二十歳の時、スーパーで銃乱射事件に巻き込まれ、父のように慕っていた射撃のコーチ・ロブは死亡。その時、初めて人間に銃を向け犯人を射殺したマリーは、ロブの亡くなる前の「その腕を生かせ、役立たせろ!」の言葉を胸に日本に帰国。バウンティーハンターとして依頼を受け、法を無視した悪人たちを狩り続ける――。凄腕の美人バウンティーハンターの活躍を描いたハードボイルド・ガンアクション!
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北九州・小倉の玄海高校の大番長・無双大介は「二代目無法松」の異名で地元で恐れられる破天荒な九州男児。ある日、憧れのトップアイドル明日香ルミが小倉を訪れたことで興奮した大介はコンサートに乱入し「三年以内にあんたをわしの嫁さんにしてみせる!」と本人に向かって大見得を切る。ルミを我が物にすべくさっそく東京へと向かった大介。だがルミ本人に徹底的に嫌われたうえ、ルミの所属する芸能事務所のバックにいる悪名高い暴力団「朱紋組」の妨害にあい、さらにはルミの複雑な家庭問題も…。のちに「日本のゴッドファーザー」「日本のオナシス」の異名で呼ばれ政界・財界を動かす大物中の大物となる無双大介の型破りな半生を描く大立志伝!!
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ゴルフのプロトーナメント出場を目指す、ピカちゃんこと金城光。普段は建築現場で鳶として働く38歳。美人の奥さんと可愛い娘を持つ彼がプロのトーナメントに出場したい理由とは…!?ゴルフクラブを握って5年。練習はあまり好きじゃなかった。さしたる練習もせずに、3年でスクラッチプレイヤーになっていた。確かにゴルフに出会うのが少々遅かったのかもしれない。しかし、生き様は不器用だが、ことゴルフに関しては器用になんでもこなしてしまう、そんな男だった。プロツアーへの第一歩、QT(予選会)への推薦状をもらうには、ピカが通う練習場の支配人中島の承認が必要だった。そして中島が課した条件とは、練習場に通うトップ4(四天王)に勝つことだったのだが…!?
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「コイツさえ、いなければカードは私のもの……」様々な要因でお金に困った人間の前に現れる黒づくめの女。彼女から送られたのは無限のお金をもたらす不思議なカード、通称マザー・カード。カードを使いこなせるかどうかは持ち主次第だが、無限の富をもたらすカードの魅力に一人、また一人と飲み込まれてしまう。そして果てしない欲望に取りつかれた持ち主はやがて……。無限にお金を引き出せる不思議なカードが紡ぐ所有者たちのオムニバスストーリー。
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手使が原幸造、38歳。妻と子供二人を育てる、平凡なサラリーマン。亡き父が残した遺訓「人生こつこつ」をモットーに、起伏なくつつましやかながらも幸せな人生をここまで歩んできた……しかし! 最近その言葉に疑問が出てきた。男なら! 下半身の幸せをもっと貪欲に求めてもいいのではないか!? 全く気持ちの盛り上がらない古女房ではなく、夜の世界へ飛び出してみても良いのではないか……!? 「男」の世界に目覚めてしまったオッサンの、愛と欲望のモーレツコメディ!
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鈴木美鈴(すずきみすず)24歳、夕刊ジャパン記者。有名大学卒、5ヶ国語を操るバリバリのキャリア・ウーマン。しかし突撃で取材した議員に尻を触られて思わずぶちのめし、政治部から第9編集部に異動になってしまう。ゴミ箱ばりにとっ散らかった魚臭い部屋で、麻雀三昧の部員たちに眉をひそめる美鈴だが、いざ現場で見る部員たちのいきいきした雰囲気に戸惑いつつも、初めての船釣りに挑戦する……。釣り取材にのめり込む美鈴に対して、一匹も挙げられないだろう、との予想を込めて部員たちは「オデコ」と呼ぶ。記者魂をかけて釣りと取材に奔走する「オデコ」を巡る、悲喜こもごものウーマン・フィッシング・ロマン!
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六本木のナイトクラブで演奏する凄腕のジャズ・ピアニスト、有山礼二。その裏の顔は、コードネーム「ライブマシーン(殺人機械)」と呼ばれる殺し屋だった――。アフリカの戦場で鍛え抜かれた傭兵としての技術と経験、そして殺人者としての資質を『Q』と名乗る華僑の男に見抜かれた礼二は殺し屋としてスカウトされ、Qに依頼されるままに政財界の大物たちを葬り去っていく。だが、Qからは知らされていなかったが、礼二が殺した男たちは、『弓弧会』と呼ばれる秘密組織のメンバーばかりだった。自分たちが何者かに狙われていると気付いた『弓弧会』は過激派テロリストたちを雇い、敵対者の捜索と殲滅を命じるが…。ハードボイルド・アクションの傑作!
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ぼく・中寺逸実(なかでら・いつみ)は、両親と早くに死別してずっと施設で暮らしていた。二年前、某資産家への養子話が決まりかけていたところへ、ぼくを探し当てた祖父・逸樹(いつき)がやって来たんだけれど、正直今更知らない祖父のところへ行く気はなかった。気が変わったのは、珍しい物のようにぼくを見る祖父の目が、やたら癪に障ったからだ――。それ以来、ぼくは祖父と二人暮らし。超人的に無口で無愛想な祖父だけど、ぼくが出くわす事件にいつもアドバイスをくれて……? 祖父とぼくの二人が様々な謎を解決する、日常系ミステリ・コミック!
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海洞丈夫(かいどう たけお)は16年前にデビューし、いきなり2週連続で優勝をしたプロゴルファー。将来を有望視されていたが、長年に渡り低迷が続いている。1991年8月、ミナトカップに出場した海洞は、大胆過ぎる攻めのゴルフと、右腕の古傷が災いし不甲斐ない結果に終わった。試合後の帰り際、海洞は、大会スポンサーであるミナト実業の社長と話をしていた。その内容は、海洞の辛く哀しい過去だった…。──腕と心に傷を負い、くすぶっていた男が人生をかけたゴルフに挑む、胸が熱くなる物語!
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深夜の六本木。写真週刊誌のカメラマン、白石孝三と椎名薫子は女性タレントのゴシップ写真を撮るためディスコの前に張り込んでいた。タレントの乗り込んだ車を尾行し、首相官邸の裏のビルの前で、カメラを構えて出てくるのを待つふたり。すると突然黒ずくめの男に車から降りて身分証を出せと命じられる。警察なら先にそっちが身分証を出せ、という白石だったが、男は大人数の部下とともに名のらぬまま二度とこのあたりに近づくな、と告げるのだった。一体何があるのか? 探りを入れた二人が見たものは、深夜の首相官邸から出てくる異様な数の車列だった…!!
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埼玉県は奥秩父の山奥・三峰の山中に、もはや周囲から取り残され廃墟のようになっている学校がある。私立奥秩父高校である。資金もなく、入学者も減る一方で、県から何度も廃校の勧告を受けているこの学校に、教師が呼ばれた。元明王高校野球監督・黒沢竜二。彼はこの廃校寸前の高校を甲子園に連れていくために特別に呼ばれたのだ。しかし当の野球部は2年前に廃部。つまり、野球部を作るとこから始めなくてはならない。ほぼ不可能なこの挑戦、諦めかけていた黒沢の目に一人の一年生が留まった。彼こそ秘められた才能を持つ野球の申し子・南城大和だった!
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“ボンベイ・ブラッド”と呼ばれる希少な血液型を持つ日系英国人ショウ・アカバは、イギリスのF1チーム「ソアーズ」のセカンド・ドライバー。今シーズンF1初参戦の「ソアーズ」は第7戦まで一度も完走できていないものの、第8戦イギリス・グランプリの決勝では、18位からスタートしたショウが快進撃を見せていた。シルバーストーン・サーキットの名物「ストウ・コーナー」でぎりぎりのコーナーリングで勝負を仕掛け先行車をかわしていくショウ。その「ストウ・コーナー」こそ、9年前、“赤いペガサス”と称されたグランプリ・チャンピオンであるショウの叔父、ケン・アカバが事故を起こし命を落としたコーナーだった…。村上もとかによる傑作レースマンガ『赤いペガサス』の続編となる本作。原作は村上もとかが手がけ、作画は村上のアシスタントを長年務めた千葉潔和が担当。手に汗握る迫真のレースシーンと熱いドラマが繰り広げられる!
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スポーツとは一生縁が無いものと思ってきた…鉄棒にぶら下がればそれっきり、かけっこすればいつもビリ、野球をやってもサッカーをやっても邪魔者扱い。それがゴルフと出合って、頑張れば自分にもやれるんだと感じた喜び…。若手サラリーマン・長井輝男は、仕事・恋愛・人間関係全てを犠牲にしてゴルフに打ち込んできた。三度目の挑戦で初めて手にしたパブリックアマチュア選手権の決勝ラウンド。何としてでも全国大会に駒を進めたい!実直にゴルフと向き合うサラリーマンの姿を描いた名作。
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N大学の生殖生理学講師・兵藤拳治は授業でエッチな言葉を連発する一見冴えないフツーの青年。しかしその正体はかつてヨーロッパで快楽という快楽を極め尽くした伝説のジゴロで、抱かれた相手は一生の快楽を感じきってしまう程の腕。最高のジゴロとして日本人で唯一称号を与えられた「ミスターフラミンゴ」なのだ!ある日兵藤の元に花嫁姿の美少女・綾が駆け寄ってきて、「私とセックスしてください!」と懇願。財閥の令嬢である綾は親の決めた相手と結婚する事になっているが、その前に最後の快楽を求めて兵藤の元へ現れたのである。果たして兵藤は綾の切実な訴えにどう応えるのか…!?
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看護師の美奈子は美人かつクソ真面目でまさにナースの鑑と言える存在。しかしあまりにも真面目過ぎる性格ゆえ、悩み苦しんでいる男性患者を見ると放っておけずエッチで慰めてしまう。しかも美奈子自身はその時の記憶が残らない…行為の間は完全なる「天使」が彼女に憑依してしまうのだ。美奈子のムチムチな身体で思い切り果てた男性患者達は生きる気力を取り戻す者、冷え切っていた妻との関係を修復した者、女性不信が改善された者など様々。今日も孤独な男性患者達が、美奈子の加護を求めナースコールを押しまくる…!!
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信をなくしたら博徒は廃れる。これが赤城の山から見渡す限りのなわばりを持つ国定一家、天下無双の国定忠治の信条だった。ある日、忠治はイカサマをしてしまった兆平に制裁を加えるがそれは身ごもった女房のためだったのを知り見逃す。だが兆平は忠治に恨みを持つ原七に殺されてしまう。原七は忠治に関わった者全てに復讐していたのだ。「俺が憎ければ殺しに来いってんだ、来ないなら俺が行ってやる」。忠治はご法度の関所破りを犯し、敵討ちに出た! 時代の波に翻弄され歴史の泡と消えていった男と女を描く時代劇シリーズ第1弾!
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