『つめ、朝日新書(新書)』の電子書籍一覧
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全国区で有名私学に勝るとも劣らない、地域の誇りと期待を担った「ご当地名門校」として貫禄を見せる公立高校は、「塾歴社会」とは距離を置き、進学実績を伸ばすだけなく、学校文化がもたらす教育力までを享受する。こうした学校を巡り、そのあるべき姿、進むべき方向性を考察する。
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定額働かせ放題、精神疾患・過労死、人材使い捨て、クレーム対応……志望者大激減と著しい質の低下。追いつめられる教員の実態。先生たちのリアルな姿を描き話題の朝日新聞「いま先生は」を再構成・加筆して書籍化。
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「科学ジャーナリスト賞2016」受賞作
<科学ジャーナリスト賞の贈呈理由>
出生前診断の歴史と現状を理解するのに役立つ大変な力作だ。妊娠中、あるいは、これから妊娠を望む夫婦にとって、よい指針となる作品だろう。出生前診断が命の選別につながるとの日本特有の社会状況に肉薄しているところも出色といえよう。(日本科学技術ジャーナリスト協議会ウェブサイトより)
羊水検査、絨毛検査、母体血清マーカー検査、
NIPT、着床前スクリーニング……
1970年代に始まり、次々に登場してきた胎児診断技術。
検査を受けるか否か。結果をどう受けとめるか。
晩産化が進み、産科医療も進歩するなかで、
多くの女性たちが重い問いに対峙し、葛藤している。
体験者の生の声、医療関係者の賛否両論に、
日本で唯一人の出産専門フリージャーナリストが迫る。
【目次】
第1章 動き出した次世代の検査
・出生前診断の本来の目的は「治療」
・新しい出生前診断のニュースで妊娠を決心
・NIPTは母体漿中の胎児DNAを調べる
・実施施設の不足が招いた大混乱
・正確に知りたい「本当の精度」/ほか
第2章 女性たちの出生前診断体験
・アンケートから浮かび上がった女性たちの気持ち
・あえて決断に向き合わないという作戦
・揺れ続ける心
・生む勇気を持つために
・体外受精と出生前診断の関係/ほか
第3章 「羊水検査」で出生前診断は始まった―ある医師の語りを中心に
・胎児が見えなかった時代
・生命の設計図との出会い
・治療だったはずの技術が、やがて検査に
・絶たれた対話
・技術を前に医師たちも苦しむ/ほか
第4章 1990年代「母体血清マーカー検査」をめぐる混乱
・「絨毛検査」が登場、学会による規制が始まった
・採血で調べる初めての検査「母体血清マーカー検査」
・インフォームド・コンセント一切なしのケースも
・上がり始めた抗議の声
・厚生省の科学審議会に専門委員会が設置される/ほか
第5章 超音波検査とグローバリゼーションの波
・超音波検査を応用した「コンバインド・テスト」
・一般医師が行う通常の超音波検査と専門家の検査の違い
・日本に不足している胎児超音波の専門施設
・「見ようとしなくても見えてしまう」ジレンマ
・NT計測も「知らせる必要はない」/ほか
第6章 これからの出生前診断
・NIPTは羊水検査を増やす?減らす?
・日本ダウン症協会は何に反対しているのか
・欧米は「結論は出ない」という結論に達した
・遺伝学者の願いが遺伝カウンセリングを生んだ
・「自己決定」の限界/ほか -
福島第一原発の惨状は目を覆わんばかりだ。原発震災を招いた原因は何なのか。「次」を防ぐ策はあるのか。
「揺れも津波も想定外」とする東電幹部や識者たち。しかし、時がたつにつれ「事故は人災」との指摘が強まっている。折しも列島は「地震激動期」に突入した。日本を救うために、原発震災の危険性をいち早く指摘していた著者が、「全原発を即、止めよ」と緊急警告する!! -
「勝さんに小僧っ子扱いされた──」。朝敵となった徳川慶喜に生涯忠誠を尽くした渋沢栄一と、慶喜に30年間も「謹慎」を強いた勝海舟。共に幕臣だった二人の対立を描き、知られざる維新・明治史を解明する。西郷、大久保、伊藤、大隈、福沢など、著名人も多数登場。
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「老い」と「失敗」には共通点がある。長らく「失敗」を研究してきた「失敗学」の権威が、80歳を超えて直面した現実を見つめながら実践する、「老い」に振り回されない生き方とは。老いへの対処に生かすことができる失敗学の知見を紹介。
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プライド(慢)、支配欲、快楽への欲求、そして「死にたくない」という思い――。自分のあるがままの心を見つめ、受け容れていくと楽になる。心を苦しめるものの正体を知り、平常心を身につけるための実践的な方法をやさしく説く。“平常心”が身につけば、生きるのが楽になる。
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ニュースとはなにか。そもそも情報とはなんだろうか。〈真実と偽り〉〈正義と悪〉の二項対立を超え、その狭間の無限の事象をとことん見つめて発信を続ける著者自らの証言。「世界はグレーゾーンで成り立っている」と唱える挑戦の記録。
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かつて「ジャパン・アズ・ナンバーワン」とまで称されたわが国は大きく凋落し、購買力は1960年代のレベルまで下落した。経済大国から貧困大国に変貌しつつある日本経済の現状と復活策を、60年間世界をみつめた経済学の泰斗が明らかにする。
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いつまでも心のときめきを、育て続けよう。人は最期のときを前にして、最も個性的な花を咲かせる──。八十代半ばの人気エッセイストが、不安な時代の日常をみつめ、限りある命を美しく生き抜く心構えをつづる。豊かな感性があふれる極上の一冊。
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お金がなくても地域のつながりや、人情味あふれる商店街があって幸せ。「ALWAYS三丁目の夕日」のような世界が地方にはまだ残っている、というのは「東京の勝手な幻想=おしつけ地方論」にすぎない。格差・貧困・仕事などリアルな地方を見つめることで、日本の本当の姿、問題点が見えてくる。
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ゴリラ学者が思いがけず京大総長となった。世界は答えのない問いに満ちている。自分の立てた問いへの答えを探す手伝いをするのが大学で、教育とは「見返りを求めない贈与、究極のお節介」。いまこそジャングルの多様性にこそ学ぶべきだ。学びと人生を見つめ直す深い考察。
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年間賞金ランキング上位常連、「中年の星」として同世代に希望を与えるプロゴルファー・藤田寛之。年齢に抗うことなく自信を冷静に見つめ、高みを目指すことをやめない強くしなやかな心身は、どう培われ、なぜ進化しつづけられるのか。藤田流「人生2週目の在り方」50のヒント。
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34年の短い生涯で約2万5千もの俳句を残した子規。中には遊里や遊女を詠んだ句も意外に多く、そのような句においても透徹した観察眼が味わえる。ユーモアあり、反骨精神あり、ダンディズムあり。見つめるものをあるがままに切り取り十七音で詠む表現者。そんな子規俳句を縦横無尽に読む、松山・東京・道後にわたる全三夜の子規トーク!
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戦後最悪の不況の中、縮こまって嵐が過ぎるのを待つのではなく、今こそ企業は自己改革に取り組むべきだ。ただ嘆いていても始まらない。朝の来ない夜はない。トンネルには必ず出口がある。暗闇の中でこそ、足元を見つめ直して組織を変革しよう。「壊すことから始める」「カネを惜しむな」「威張らない上司を養成せよ」……。トヨタ、パナソニック、資生堂など優良企業の事例を元に、気鋭の経営学者が生き残る企業の条件を探る。
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