『ビッグコミックス、かわぐちかいじ(マンガ(漫画))』の電子書籍一覧
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ニューヨーク市長のブラックバーンに支援を求めたケネス。しかし、ブラックバーンは高笑いして、10数年前の行政訴訟の話をはじめた。それは、ケネスがニューヨーク市に対して起こしたもので、当時市長2期目のブラックバーンにとってはじめての屈辱となった出来事だった
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マリアの記者会見会場にやって来た鷹司。ヤマオカの養女レイチェルが、その実の娘だというパトリシアの発言が真実かどうかをレイチェル本人に確かめようとする。だが、当然マリアとふたりっきりで話をすることなどできない。どうしようかと、会場の地下駐車場で考えていた鷹司の目の前にガードマンに連れられたマリアがやってきた。が、そのマリアの背中には銃が突きつけられていた!
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城鷹志は、故郷・沖縄の病院にいた。たったひとりの肉親である母親の富子が、事故で死んだという知らせを受けたからだ。鷹志は父親を知らない。ヴェトナム戦争のとき、アメリカ海兵隊員として沖縄に駐留していたというだけで、名前はおろか顔さえも知らない…。天涯孤独の身となってしまった鷹志は、突然ワシントン総支局への転勤を命じられる。初の日系アメリカ大統領候補を密着取材してほしいというのだ。「何故オレが…」と訳が分からぬまま鷹志はアメリカへと旅立つ…
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1週間の密着取材から、ケネスの大統領への情熱を知った鷹志は、その情熱のルーツを探ろうとベトナム戦争からケネスを知るアーサーにインタビューを試みる。ケネスとアーサーが初めて出会ったのは、サイゴン陥落の3年前。当時“ダスト・オフ”と呼ばれる負傷兵の護送任務についていたアーサーは、腹部に銃弾を受け、重体の状態に陥っていた海兵隊員、ケネスを救助ヘリで搬送することになる。もう助からないだろうと思われていたケネスは、混濁した意識の中で必死に誰かに呼びかけていた。「……コ…すまない…お、俺は…戻れない。俺は……大統領…に……なる!」
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ケネスに同行して1か月。鷹志は、アーサーや、ケネスの義理の兄・チャールズから聞かされていた理想に燃えていた大学・ベトナム時代のケネスと、勝利のためなら手段を選ばぬ冷徹な現在のケネスに、ギャップを感じていた。そのギャップを埋めるため、鷹志はケネスの実姉、エリザベス・マクラウドを訪ねる。そこで鷹志は、ケネスにとって憧れであったジョセフのことを聞かされるのであった
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日系人として初めてアメリカ大統領候補となったヤマオカは、ヴェトナム戦争を「歴史的蛮行」と言い切り、「在外米軍基地の完全撤退」「自国防衛以外の戦争放棄」「国連軍の増強」を提案する。だが、この発言は軍関係者の猛反発を招き、彼の所属する民主党内部にも混乱を巻き起こした。彼の狙いはどこに……?
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南部諸州同日選挙(スーパーチューズデイ)の前日。ヤマオカの選挙対策本部長、アーサーは3日前から南部財界の大物テイラーとの面会を求めて、ロビーに詰めていた。が、彼は会おうともしない。午後、他の仕事をキャンセルして牧場へ出かけたテイラーは、牧童たちがスターカフェに出入りしているヤマオカの話に夢中になっているのを目撃。それが気にくわないテイラーは…
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戦慄のニッポン近未来予想図、ついに完結!札幌会議ですべては決まる!震災後、南北に分断され、米・中の分割統治を受けてきた日本、そこに割って入った舷一郎の再生特区、南日本による舷一郎暗殺計画と特区侵攻、それを迎撃するために隠密裏に手を組んだ米・中2大国の思惑……それらすべての帰趨は、札幌会議で決定されることになった。震災後の日本が生み出した二人の英雄、柳舷一郎と宗方操は、最後まで殺し合うのか?それとも手を握るのか?巨大な物語が今、美しい終末を迎える。
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