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『つめ、ハーレクイン(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全470件

  • ニューサウスウェールズ州、クレイドル・レイク──村人たちはみんな知り合いという、湖畔の小さな村だ。シドニーの大病院で働くファーガスはそこを転勤先に選んだ。最愛の娘を亡くした痛みを静かな環境で癒すために。同じころ、救急医のギニーも故郷のクレイドル・レイクに帰った。死期が間近に迫った愛する兄に治療を頼まれたからだが、弟二人も同じ遺伝性の病で失った彼女には、つらい役目だった。ファーガスとギニーが出会った瞬間惹かれ合ったのも不思議はない。二人は互いの目の中に同じ悲しみと苦悩を見たのだから……。だが、その愛をも揺るがす、さらなる試練が二人を待ち受けていた。
  • 660(税込)
    著者名:
    エマ・ダーシー
    翻訳者名:
    苅谷京子
    レーベル: ハーレクイン

    秘書のフルールはひどく不安な気持ちだった。勤め先の出版社の経営が、業界の巨匠――キット・マローンによって引き継がれたのだ。新しいボスとなるキットは、プレイボーイで自分の思うがままにふるまう人物らしい。案の定、初めて顔を合わせた日、フルールは信じられない言葉を彼の口から聞かされる。「これから一緒に僕の家へ行って愛し合おう」
  • フィービーとギリシアの大富豪ジェドは交際して一年、今なお二人は互いに夢中だった。彼に抱かれ、愛されて、幸福感に酔っていたフィービーは、ある日妊娠を知り、喜び勇んで彼に打ち明ける。だが、思いもかけないジェドの言葉に打ちのめされた。「愛人の妊娠を望む男など、この世にいない」ショックのあまり彼女は流産し、失意のうちにジェドの前から姿を消す。だが五年後、ある舞踏会で再会し、フィービーは動転した。彼女にはジェドと二度と会いたくない理由があった……。■傲慢なヒーローに対して簡単にはくみしない、凛としたヒロインが印象的な作品を描くジャクリーン・バード。今作も期待に違わぬ出色の出来で、読みごたえたっぷり。最後まで目が離せません!
  • 【傲慢ヒーローに振り回されて】絶対に隠しとおすのよ――彼が知る由もない、幼い息子の存在を。

    フィービーとギリシアの億万長者ジェドはひと目で恋に落ちた。彼に抱かれ、愛され、幸福感に酔っていたフィービーは、ある日妊娠を知り、溢れんばかりの喜びを彼に伝えた。だが、思いもかけぬジェドの言葉に打ちのめされる。「愛人の妊娠を望む男など、この世にいると思うのか?」ショックのあまり彼女は流産した。失意のなか彼の前から姿を消し、5年の歳月が流れた。ある舞踏会でジェドと再会したフィービーは、激しく動揺する。彼そっくりな幼い息子を育てているなんて知られてはだめ……。
    *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 天涯孤独のテスは、12歳年上のデインの探偵事務所で秘書をしている。3年前、父が再婚する予定だったデインの母とともに事故死し、途方にくれていたテスを、彼が救ってくれたのだ。ある日、事件に巻き込まれ、怪我をしたテスは、デインの家に泊めてもらうことになる。ずっと子供扱いされてばかりだった彼への想いがあふれ出し、バージンを捧げた。だがデインが愛の言葉を口にすることはなかった。「あれはただのセックスだ。きみと結婚はできない」絶望の中、テスは妊娠に気づき……。

    ■北米ロマンス界の最重鎮ダイアナ・パーマーが綴る、魅惑の年上男性との恋物語をお贈りします。愛することを拒むヒーローとの結婚生活――ヒロインの彼への想いが報われる日は来るのでしょうか?
  • シングルマザーのリズは、社長秘書として一生懸命働いてきた。だが子供の進学を控え、昇給を願い出ようかと迷っていた矢先、人情味にあふれる上司ロンが急逝してしまう。新社長に就任したロンの息子チャールズは冷酷な男だった。彼はリズのたっての願いをにべもなく断り、侮辱したのだ。悔しさと恥ずかしさをのみこみながら家路へ車を走らせていたとき、雪道で大破した超高級スポーツカーが目に留まった。運転手はもちろん、都会から来たばかりのチャールズ。リズは一瞬昼間の屈辱を忘れて車を寄せ、助手席のドアを開けた。大嫌いなボスなのに、不覚にも顔が熱くなってしまうのを感じながら。■永遠の人気テーマであるボス秘書ロマンスが得意なB・ウォレス。日本デビュー2作目をお贈りします。仕事では冷酷非道なボスも、プライベートでは情熱的な男らしさを隠さない――そんなギャップが人気の秘密でしょうか? 期待を裏切らない一作です。
  • キャサリンの弟は無類の博打好きだった。借金に借金を重ね、家を無断で売り払い、とうとう姉の名で金を借りた。二週間以内に五千ポンドを返せなければ、私は投獄される。途方に暮れるキャサリンは、弁護士から思いもよらない助言を受けた。“死刑囚と結婚すれば借金は帳消しになる”――その法律を逆手にとって、死刑囚と形だけの結婚をすればいいという。年寄り貴族の愛人になるくらいなら、そのほうがましかもしれない。彼女は同意し、監獄で髭ぼうぼうのむさ苦しい男と対面した。ブラック・ジャック・スタンドン。追いはぎの首領だ。けれど、手枷を外された男が髭を剃って身なりを整えると、そこには優雅な物腰の目をみはるような美男子が現れた。◆「放蕩者に会いたいとずっと思っていたの」――花婿はなんと囚人!逆境を打破して幸せをつかむべく奮闘する、夢見るキャサリンの波瀾万丈な恋の行方を描きます。どうぞご堪能ください。◆
  • 彼が求めているのは亡き許婚の身代わり。そこに愛はひとかけらもない。

    マディは、重い病を患う父の看病をしながらカフェで働く身。ある日、知り合った男性に頼み込まれて、恋人のふりをしているところへ、彼の兄レミレスが現れた。黒髪の優雅な男性にマディは目を奪われるが、それもそのはず、彼は世界中の女性の憧れの的、モンテゴヴァの皇太子だった。「君が弟と別れるなら、25万ポンド払おう。ただし……」彼は結婚を急かす母のため恋人役を演じるようマディに迫った。父の手術代の工面に悩んでいた彼女は、迷ったすえ承諾する。やがて、彼はなんと便宜結婚を申し込んできて――。

    ■家族を救いたい一心で、ヒーローに“買われた”貧しいウェイトレスのヒロイン。すぐに彼を深く愛するようになりますが、彼の心に今なお生き続ける亡き婚約者の存在を思うと、妊娠したかもしれないと言いだせず……。身分違いロマンスの決定版!
  • 床掃除に明け暮れていた私が、一夜にしてプリンセスになるなんて。

    父の死後、カシオペアは父が遺したホテルを相続したものの、欲深い継母と義姉に奪い取られ、使用人同然に働かされていた。ある冬の夜、温水プールで清掃をしていると、ホテルに滞在中のヴェリーナ国の王子リースがやってきた。陶然となったカシオペアは、思わず熱い抱擁に応えてしまう。「この続きはぼくのスイートルームで。すぐに迎えに来る」純潔を捧げる覚悟を決めて待ったが、彼が戻ることはなかった。翌日、リースはホテルを買ったと告げ、結婚を申し込んできた。王子様がなぜ急に私を花嫁に? カシオペアは狼狽するが……。

    ■着実にファンを増やしている気鋭のダニー・コリンズが描くのは、『シンデレラ』を彷彿とさせるロイヤル・ロマンス。一夜にして王子の花嫁になることが決まったヒロイン。宮殿でのめくるめく新婚生活は、些細な誤解がもとで脆くも崩れ去り……。
  • 監獄に入るか? 死刑囚の花嫁になるか?選択は、二つに一つ。

    キャサリンの弟は無類の博打好きだった。借金に借金を重ね、屋敷を無断で売り払い、とうとう姉の名前で金を借りてしまった。2週間以内に5000ポンドを返せなければ、私は投獄される!途方に暮れるキャサリンは、弁護士から思いもよらぬ助言を受けた。“死刑囚と結婚すれば借金は帳消しになる”その法律を逆手にとって、死刑囚と形だけの結婚をすればいいという。年老いた貴族の愛人になるくらいなら、そのほうがましかもしれない……。キャサリンは同意し、監獄で髭ぼうぼうのむさ苦しい男と対面した。ブラック・ジャック・スタンドン。追いはぎの首領だ。けれど、手枷を外された男が髭を剃って身なりを整えると、そこには優雅な物腰の目をみはるような美男子が現れた。

    ■「放蕩者に会いたいと、ずっと思っていたの」――花婿はなんと囚人! 夢見るキャサリンが監獄で出会った、美貌の男性の正体とは? はらはらドキドキの展開から目が離せません!
    *本書は、ハーレクイン・ヒストリカルから既に配信されている作品のハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ■青い湖と、輝くオーロラが美しい避暑地。なぜマギーは一人でここに来たのだろう?■自分の会社を部下にまかせて、J・Dはセスナ機でミネソタの湖の上空を飛んでいた。ふと眼下を見下ろしたとき、我が目を疑った。あの長い脚……あれは、まさしく僕のマギーだ!少年時代の夏休み、彼はこの湖でマギー・アダムズと出会った。海の精のような、長い脚の魅惑的なマギー。彼女はやせっぽちのJ・Dになど見向きもしなかった。だが、彼も大人になり、北欧の美神のごとく、たくましくなった。今度こそ、彼女を自分のものにしてみせる。そう誓ったJ・Dは、再会したマギーの唇をいきなり奪った。そしてマギーも応えたかと思ったとき、彼女は突然J・Dを突き放した――目に恐怖の色を浮かべて。■売れっ子のモデルとしてニューヨークで活躍していたマギー。彼女がすべてを捨てて、この湖に来たのはなぜ? 憧れの女性の心を開こうと四苦八苦するJ・Dは……。
  • 幼いころに母が頑固な父を捨てて男とかけ落ちして以来、ジュリエットは荘園の猟場管理人の父と二人で暮らしてきた。八年前、ジュリエットは荘園領主の一人息子シメオンと恋に落ちた。二人が抱き合っている姿を目撃した父に猟銃を突きつけられ、シメオンは突然ジュリエットとの結婚を宣言したのだった。だが結婚式の夜、ジュリエットは彼の手荒い扱いに深く傷つき、“何もかも間違いでした”と書き残してハネムーン先から姿を消した。そのまま母のもとに落ち着き義父と母の仕事を手伝ってきた彼女は、今では二人の片腕として靴のチェーン店の経営にたずさわっている。そんなジュリエットの前に再びシメオンが現れた。
  • キリーはあらぬ誤解から、元婚約者ラングの愛を失った。罠に掛けられ、裸で男性といるところを見られてしまったのだ。泣きながら弁解する彼女に、ラングは耳を貸そうともせず去った。あれから5年。彼以上に愛せる人にはいまだに出会えないが、23歳のキリーは、仕事が生き甲斐の日々を送っていた。ところが美しい女性に成長した彼女につきまとう男は少なくなく、いまは警備員の男からの執拗なセクハラに悩まされている。新しく着任した警備部長がボディガードを務めてくれることになり、キリーはオフィスで彼を迎えた。だがそこに現れたのは、ラング!私の心を引き裂いた男性と、24時間一緒にいることになるなんて。■〈ボディガード〉3部作最終話です。美しいキリーを狙う男から、何がなんでも守ってやると決意するラングですが、彼女を今でも強く求める彼自身の欲望が最も危険なことには気づいておらず。男のプライドと未練に引き裂かれるヒーローに悶えてください!
  • ローガンにとってその夜は、不愉快な邪魔とともに始まった。彼の会社は企業や個人向けに送迎車を手配しているが、深夜で運転手がおらず、彼が直接出向くことになってしまったのだ。それに、ナイトクラブで待っているのが、大物実業家のひとり娘、ジェンナ・フォーダイスとあっては断るわけにもいかなかった。だが車に乗せたジェンナはサングラスをかけ、頭に怪我をしている。ローガンは病院に行こうと勧めたが、ただ家に帰ると言うだけだった。しかたなく、彼は外科医の兄に連絡して自宅で診てもらうことにした。金持ちの娘が酔って怪我をしたあげく、スキャンダルを恐れて、車を呼んだと思っていたのに、診察後、兄は意外なことを口にした。「ローガン、彼女は酔ってなどいない。目がほとんど見えないんだ」★ハーレクイン・ディザイアの人気作家、クリスティ・ゴールドがスポットライト・プラスに初登場!難病にめげない、明るく、ひたむきなジェンナの姿がさわやかな感動を呼びます。★
  • 幼いころに母が頑固な父を捨てて別の男性とかけ落ちして以来、ジュリエットは由緒ある館の猟場管理人の父と二人で暮らしていた。やがてジュリエットは館の一人息子シメオンと恋に落ちた。二人が抱き合っている姿を目撃した父に猟銃を突きつけられ、シメオンは突然ジュリエットとの結婚を宣言したのだ。だが結婚式の夜、ジュリエットは彼の振る舞いに深く傷つき、“何もかも間違いでした”と書き残して姿を消したのだった。そのまま母のもとに落ち着き、義父と母の仕事を手伝ってきて8年。ある夜、母の別荘に独りでいた彼女の前にシメオンが現れ、言い放つ。「もう逃げられないぞ。今度こそ、ぼくの子供を産んでもらう」

    ■初恋の人シメオンが残した心の傷がようやく癒えかけたころ、彼と驚愕の再会を果たしたジュリエット。でも、シメオンが突然現れた理由を知って茫然とします。なんと彼の亡き父が遺言で、シメオンとジュリエットの子供を館の継承者に指定していたとは!
    *本書は、ハーレクイン・クラシックスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ベスはロデオのレースに出るため、評判のトレーナー、ジェドに訓練を受けている最中だ。しかし彼はベスをわがままで気まぐれな小娘だと軽蔑し、冷ややかな態度をとり続けている。なんとかしなくてはと思ったベスは、ふたりきりで車に乗っていたときに、ある行動に出た。「あなたに触れる練習をしたほうがよさそうね」シートベルトをはずし、運転中のジェドに体を押しつけたのだ。「何をやってるんだ! 自分の席に戻れ!」動揺するジェドを、ベスはさらにからかった。「あなたって優しくないのね」その瞬間ジェドは乱暴に車を止め……。
  • シリーズ2冊
    770(税込)
    著者名:
    マーゴット・ダルトン
    翻訳者名:
    霜月桂
    レーベル: ハーレクイン

    刑事に昇進して二年のジャッキーは、ある日ワシントン州の小さな町で起こった幼児誘拐事件を任される。被害者の母親は地元有力者の令嬢、父親はクロアチア人の大学講師。反目しあう元夫婦の周辺で事情聴取を進めるにつれ、謎は混迷を深めていく。少年の命だけは、なんとしても助けなければ……。ジャッキーは犯人を親族に絞りこみ、昼夜を問わず捜査を続けた。悲劇の母親、愛情あふれる父親、元州検事総長夫妻、クロアチア移民の大家族――善良な仮面の下で嘘をつき続ける悪魔は誰なのか? 全米で話題沸騰の人気シリーズ第1弾。
  • シリーズ6冊
    660(税込)

    ボスの恋人になれるのは夢の中でだけ。貴族の彼と私では住む世界が違いすぎる……。

    マリアは上司とともに、マイアミの最高級ホテルを訪れ、紺碧の海に臨む豪華なパーティ会場で、富豪モントロ一族と対面していた。目的は地中海の国アルマの王制復活のため王家の末裔たちを呼び戻すこと。だが先ほどから上司のアレックスは、一族の一人に口説かれる胸元のあいたドレス姿のマリアを渋い顔で見ている。でも、どんなハンサムな王子様にも大富豪にも私は惑わされない――初めてアレックスの秘書になって以来、ずっと彼に夢中だから……。貴族の彼をどんなに想っても、この恋が報われることはない。タキシード姿の今夜の彼は、いつにもましてセクシーだけれど。ところがロマンチックな曲が流れだすと、彼はマリアの手を取って……?

    ■皆様を夢の王国へご案内する、作家競作6部作〈地中海のシンデレラ〉。寝耳に水の依頼に翻弄される王家の末裔たちは、はたして幸せをつかめるのでしょうか? 続く2話目は、王家の血を継ぐ“秘密の命”を宿したエミリーがヒロインです。お楽しみに!
  • シリーズ13冊
    550990(税込)

    ロザリンドは、けばけばしいドレスに身を包みカジノで怪しげな男たちのコンパニオンを務めていた。だが、男のみだらな振る舞いに耐えきれず、逃げ出した。いくら友人に借金があるからといって、こんなことはできない。タクシーに乗るお金もなく、疲れた足を引きずって歩いていると、送っていこうと言う声がした。高級車から現れたその男には見覚えがあった。カジノで、娼婦を見るような軽蔑のまなざしを向けてきたスペイン人。いつでも男に身を売る女と思っているんだわ。彼女は恥辱に打ち震え、男を見据えると、きっぱり断った。■“ラテン系ヒーローとの恋物語”――情熱的で強引、圧倒的にセクシーなラテン系ヒーローの魅力が満載の名作をお楽しみください。
  • 《珠玉の名作本棚》ハーレクイン文庫に毎月2点、仲間入り!英国が誇る二大ロマンス作家による、愛と夢のつまったクリスマス短篇集!

    継母と継妹に虐げられて暮らすバーサは、自分の誕生会なのに悪趣味なドレスを着せられ、立ちつくしていた。招待客が美しい継妹にばかり興味を示すなか、医師のオリヴァーが平凡なバーサに声をかけた。「ここを抜けだして食事に行かないか?」(B・ニールズ『悲しきシンデレラ』)庭師のアンバーは大富豪ロッコの恋人だったが、二人の関係をゴシップ紙に売ったと彼に誤解され、冷酷に捨てられた──彼の子を宿していたのに。1年半後、再会したロッコに誘惑され、熱い夜を過ごすが、すぐに深く後悔する。彼から愛人になるよう迫られたのだ!(L・グレアム『届かなかったプロポーズ』)
    *本書は、クリスマス・ロマンス・ベリーベストから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 上司のマーカスの前で、キットはずっと“地味でお堅い秘書”を演じてきた。本当は、やぼったい眼鏡をはずし、ひっつめた髪を下ろして、ありのままの姿を知ってほしいけれど、そんなことをすれば彼への恋心まで見透かされてしまう。それに私には、ほかにも秘密がある……。ところがある日、キットのジレンマを吹き飛ばす出来事が起こった。マーカスが突然こう言ったのだ。「今度の週末は、君と一緒に過ごすことにしたよ」★大人気キャロル・モーティマーがオフィスの恋を描きます。さすが大御所、思いがけない展開は最後まで目が離せません。★
  • ■始まりは熱い口づけだった。もう一度、彼に会いたい。■「もう男にはうんざり」アンジェラは、バーで同僚二人にこぼしていた。彼女は不動産会社に勤務する有能なキャリアウーマンだが、つまらない男に引っかかっては、心に傷を負ってしまう。しばらく男性と縁を切ろうと誓った矢先、彼女はダンスに誘われた。背が高くて黒髪のハンサムな男性。なんてセクシーなの。力強く優しい腕に抱かれて踊るうち、決心は吹き飛んだ。そして突然キスをされ、アンジェラは舞い上がった。情熱にあふれた激しい口づけ。だが曲が終わるや、相手は名前も告げずに去っていった。もう、これっきりなの? 二度と会えないの……?
  • 880(税込)
    著者名:
    ヘザー・グレアム
    翻訳者名:
    風音さやか
    レーベル: ハーレクイン

    沈没船の引き上げ作業をしているダイバーのジュヌヴィエーヴは、海のなかで女性の死体と遭遇する。驚いた彼女に向かって、死体は声なき声でささやいた。「気をつけなさい」ジュヌヴィエーヴは仲間たちに報告し、全員で海中を捜すが、何も見つからない。死体を見たと言い張る彼女に、仲間たちは困惑する。なかでもソアは断固としてその話を信じようとせず、二人は反発し合う。だがその後、悪夢に悩まされるようになったジュヌヴィエーヴに寄り添ってくれたのは、ほかでもないソアだった。やがて一体の死体が浜辺に打ち上げられ……。
  • ひっつめ髪に、黒縁めがね。垢抜けない簡素な服。敬虔な母親の影響で、地味な装いを好む秘書のエリナーは、この3年間、ボスのカリーにずっと恋している。振り向いてもらえなくても、そばにいられればいい――そう思っていたある日のこと、エリナーは偶然聞いてしまった。ボスが彼女のことを“男に見向きもされない田舎娘”と言うのを。しかも、傷ついた心に追い打ちをかけるかのように、カリーは美しく洗練された恋人との婚約を発表する。絶望の淵に落とされ、エリナーはたまらず辞職を申し出るが……。
  • 父の突然の訃報と軽蔑のまなざし――それが彼との冷戦のはじまりだった。■彼が戸口に立って名乗った瞬間、アナの興奮は一気に頂点に達した。ギャレット・ホールデンといえば、一代で巨万の富を築いた億万長者ということを知らない者はいない。アナは、この血のつながらない兄のことを父ロビンからよく聞いていて、いつか会いたいと思っていた。会えた喜びも束の間、彼の口からこぼれ落ちたのは、ロビンが死んだという知らせだった。しかも葬儀はすでに終わっていた。あまりの衝撃と悲しみに呆然自失している彼女に、義兄は軽蔑の念を込めた視線を向け、言い放った。「ロビンの次は僕をたらし込むつもりか?」アナは悟った――自分が老人の財産を狙った悪女だと思われていることを。
  • 天才ピアニストと言われるアビーは疑問を感じていた。これまでピアノにすべてを捧げてきた私は、恋をしたこともない。このまま男性を知らず、バージンで生涯を終えるのかしら。そんなある夜、アビーは演奏中に見知らぬ男性に目が釘付けになり、バーで偶然再会した彼に誘われるまま相手の部屋に行く。リュックと名乗った男性は、多くを語らずに彼女をベッドに誘ったが、そのままいつのまにか眠ってしまったアビーを置いて姿を消した。しょせん私は女性としての魅力すら持ち合わせていないのだ。だが絶望し、ピアニストとしてのキャリアも捨てた彼女の前に、半年後、突然リュックが現れた。
  • キャリーは今、おなかに小さな命を宿していた。だがその子の父親ニコ・フィエレッツァはまだそれを知らない。ニコはニローリの王子でありながら王族の特権に頼ることなく、実力で建築家としてロンドンで成功している。ニコの秘書だったキャリーはひそかに思いを寄せていた彼に誘われ、熱い夜を過ごした。ところが翌朝の彼は別人のようによそよそしく、一夜限りの関係だったと悟り、キャリーは彼の前から消えた。それでも、子どもができたことは直接会って伝えなくては。ニコがどう受けとめるか、不安を抱えながらもキャリーは旅立った。王位継承をめぐってニローリに呼び戻された彼を追って。★まだまだ王位継承者の決まりそうもないニローリ。来月はニコの弟マックスが主人公。果たして次期の国王は誰?★
  • 770(税込)
    著者名:
    リン・ストーン
    翻訳者名:
    江田さだえ
    レーベル: ハーレクイン

    私は不治の病におかされていて、余命いくばくもないですって!ローラは家族の会話を漏れ聞き、大きな衝撃を受けた。これまでに恋をしたこともないのに、このまま死ぬのかしら。それならせめて残りの人生を悔いなく生きたいと、ローラは一度だけ会ったことのある謎めいた男性ショーンに結婚を持ちかける。ローラの莫大な財産を残らず彼に遺す代わりに、女性としての歓びをすべて教えてほしい、と。だが、やがてローラが妊娠していることがわかると同時に思いもかけなかった事実が明らかになり、情熱的だった花婿の態度が一変した。■自分の命に限りがあると知って、便宜的な結婚をしたローラ。花婿のショーンのことをいつしか本当に愛してしまいますが、その愛が裏切られるような事実が持ち上がり……。リン・ストーンの情熱的な世界をご堪能ください。
  • 仕事でイタリアのミラノを訪れたリリィは、身勝手な弟に泣きつかれ、通販カタログの写真撮影を引き受けた。すると撮影中、ドアが勢いよく開いて一人の男性が入ってきた。背の高い黒髪の男性は全身からいらだちと傲慢さを漂わせている。誰だか知らないけれど、この男性はモデルではない。すばらしい体の持ち主であることは一目でわかるけれど……。そう思ったとたん、リリィは不意に胸のときめきを覚えてうろたえ、無礼なほどつっけんどんな態度をとってしまった。その男性がイタリアでも有数の名家の一員である億万長者――マルコ・ディ・ルッケージであるとも知らずに。■長年のキャリアを誇るペニー・ジョーダンの筆が冴えるロマンスをお届けします。イタリアのコモ湖畔で繰り広げられる物語は緊張感にあふれ、主人公の揺れる心情が繊細なタッチで描かれています。
  • インテリアデザイナーとして前途洋々のはずだったマロリーは恋人スティーヴにだまされ、会社のお金をすべて持ち逃げされた。残ったのは多額の借金と愛犬チャーリーだけ。その借金を肩代わりして彼女を救ったのが今の夫トールだ。交換条件として結婚を求められ、しかたなく応じたマロリーは建設会社を経営する彼の客をもてなす女主人役を務めてきた。恋人を忘れられないまま、形だけの夫婦生活を続けていたある日、トールが突然スコットランド高地にある荒れ果てた古城を相続し、会社も家も売ってそこに移り住むと言いだした。またしてもマロリーに選択の余地はなく、新たな生活が始まった。◆日本でも多くの読者に愛されているジェシカ・ハート。今年度RNA(英ロマンス作家協会)が贈るロマンス小説の賞で栄誉あるファイナリストに輝いた彼女の新作をお届けいたします。◆
  • ★強要された結婚・・・・・・。ペイジは真実を知らぬまま彼を受け入れた。★アントニオはテレビ番組制作会社のヨーロッパ支局長。ある日、社長のコンラッドに呼ばれ、とんでもない話を切り出された。十七歳のころから家出を繰り返す娘のペイジを落ち着かせるために、結婚させたいというのだ。そして彼の選んだ相手が、アントニオだった。「娘と結婚すれば、私の地位は君に譲る。もし拒否すれば、君のライバルに同じ提案をする」アントニオはまるで脅迫だと憤ったが、ライバルに負けるのは耐えられず、結局申し出を受け入れた。地位を譲られたのち、離婚する手もあると自分に言い聞かせて。ペイジにとっても、その話は意外だった。十七歳のとき、冷たく拒絶されてからも、ずっと彼を忘れられずにはいたけれど。でも、今になっていったいどうして・・・・・・?再会は、どちらにとっても苦く、心ときめくものではなかった。
  • なんの感情もこもらぬ誓いのキス。
    私は、名ばかりのシンデレラ。

    婚礼衣装を着たアリスの胸は不安でいっぱいだった。
    マルディニアの王子リオとの政略結婚。
    偽りの花嫁となることを受け入れたのは、
    18歳の誕生パーティで出会った瞬間、リオに恋をしたから。
    ――いつの日か、彼も私を愛してくれるかしら?
    だがアリスの夢想は、リオの言葉で瞬時に打ち砕かれる。
    「念を押すまでもないと思うが、これは便宜結婚にすぎない」
    祝福を受けるたび、見せかけの愛を示し続けるリオ。
    感情のこもらぬ冷たいキスを受け、アリスの心は凍えそうだった。
    そして二人は一度も結ばれることなく、カリブの島へと旅立つ……。■恋い焦がれるプリンスの名ばかりの花嫁となったヒロイン。ハネムーン先の南国の太陽の下でなら、プリンスの氷の心をとかすことができるのでしょうか? ケイト・ヒューイットが描く、華やかなロイヤル・ロマンスをお楽しみください。
  • 伯爵の所有するポロクラブで厩務員として働くレイチェルは、仕事のかたわら障害馬術のオリンピック代表入りをめざしていた。ところがある日、ジャンプの練習中に落馬し、たまたま居合わせたディエゴ・オルテガに介抱される。彼は世界的なポロ選手で、プレイボーイとしても名高い。出会った直後からレイチェルはディエゴに惹かれ、ついに彼の誘惑に負けて一夜をともにしてしまう。レイチェルはめくるめくような夏の日々を送った。ほどなくディエゴの子供を身ごもったまま、姿を消すはめになるとは予期もせずに。■ハーレクイン・ロマンスで活躍中の作家シャンテル・ショーが、アルゼンチン生まれの傲慢なプレイボーイにもてあそばれるヒロインを描きました。激しい愛の行方にご期待ください。
  • ホリーは〈ホープチェスト牧場〉の秘書。ずっとボスのブレイクに憧れていたものの、彼は有能な秘書としてしか扱ってはくれない。それはそうよね。ホリーは鏡を見てひとりごちた。だて眼鏡にひっつめの髪、地味なスーツ。これでは女性として見てくれるわけがない。ところが、ブレイクは何を思ったのか、突然パーティへ一緒に行こうと誘ってきた。いい機会だわ。ホリーは変身を決意した。★水質汚染事件の犯人はやはりあの人物?本作をもちまして、シルエット・コルトンズはいったん区切りを迎えます。新たなコルトン家の人々を巡るシリーズを秋に刊行予定です。どうぞお楽しみに!★
  • 弁護士のケリーは、仕事を終えて郡庁舎から出てきたとたん、車中にキーをつけたまま、ドアをロックしていたのに気づいた。急ぎ、守衛に処理してもらおうとなかに引き返すが、守衛の姿はどこにもない。この風雨で、どうしたらいいのだろう?途方にくれて建物のなかをさまよっていると、やり手の判事のグレイ・コルトンと鉢合わせした。法廷で彼にいつも冷ややかな視線を向けられているため、ケリーは居心地の悪さを覚えずにはいられなかった。だが天候はどんどん悪化していき、やむをえず二人は庁舎で過ごすことに……。★シルエット・コルトンズは本作で大団円を迎えます。ラストシーンでは一族が勢揃い。後日談もお楽しみいただけます。★
  • ある夜、疲れきって仕事から帰ったアンナのもとに亡き兄に代わって領主となった幼なじみのライダーが訪ねてきた。身分の違いからアンナが淡い恋をあきらめた男性だ。久しぶりに会う彼はやつれたようすで、アンナの胸は痛んだ。ところがライダーはふいに敵意に満ちた目を彼女に向け、財産目当てに弟と結婚するつもりかとつめ寄る。身に覚えのないアンナは激怒して彼を家から追い出し、あとで誤解に気づいて謝りに来たときも門前払いにした。もうライダーとは二度とかかわりたくないと思っていた。一年後、幼い日の思い出深い地で再会するまでは。
  • 美貌を武器に次々と恋人を作っては、容赦なく捨てる悪女。モデルのヘザーには、いつもそんな評判がつきまとっていた。それが深く傷ついた初恋のせいだと知っているのは、従姉だけだった。だが今回ヘザーに言い寄ってきたレイスは、いつもの相手とは違った。危険なまでの魅力をたたえ、彼女への熱い関心を隠さない。レイスはモデルの仕事にかこつけてヘザーをオフィスに呼び出し、愛人になることを条件に大きな契約の話さえ持ち出してきた。「僕はきみが欲しい。きみも僕を求めるようにさせてみせる」レイスの言葉の激しさに恐れをなし、ヘザーは家に逃げ帰ったが……。■ペニー・ジョーダンの追悼特集としてお贈りする未邦訳作品。今月は1984年の作品をお届けします。波乱に富んだストーリー展開に、作家の実力の高さが随所にうかがえる傑作です。次回は12月、彼女の遺作がついに刊行されます。ご期待ください。
  • あなたとの思い出だけを胸に、この子を育てようと決めたのに……。

    シーラは大きなお腹を抱え、9カ月前の運命の夜に思いを馳せていた。とあるパーティで、高級なタキシードを着こなす男性と出会った。スレイドと名乗る彼は世界を股にかけて仕事をしており、ハンサムな容姿もさることながら、知性とユーモアで彼女を魅了した。たちまち惹かれ合い、月明かりの下で情熱的に結ばれたのもつかの間、夜明けとともに彼は旅立っていった――彼女の身に、小さな命を残して。でも、スレイドは永遠の関係や子どもを望むタイプじゃないわ。シーラは彼に妊娠を知らせず、独りで産み育てる決意をした。それなのに今、なんの前触れもなく突然、彼が帰ってくるなんて!動揺のあまり追い返すシーラだったが、そのときお腹に激痛が走り……。

    ■連絡先も残さずに去ったスレイドには秘密で、彼の子を産むことにしたシーラ。一方、彼女の大きなお腹の中にいるのは自分の子だと知ったスレイドは、思いもよらない行動に出て……。『百万人に一人のひと』(N-657)、『小さな天使の贈り物』(I-2405)の関連作。
  • わたしはスルタンの完璧な愛人。
    決して彼の花嫁にはなれない。

    「最後に、この週末を二人きりで過ごそう」ムラトの提案にケイトリンは黙って応じた。彼は砂漠の国クルハのスルタン。その命令は絶対なのだ。勤め先のホテルで見初められて1年あまり、彼のロンドン滞在中、ケイトリンは常にベッドを温める愛人として尽くしてきた。けれど、もう限界だった。心が悲鳴をあげていた。ムラトは隣国の王女との間で政略結婚の話を淡々と進めながら、ケイトリンには結婚後も会いたいと残酷にも申し出たのだ。愛されないなら、せめて最後に一度だけわがままを聞いてほしい。ケイトリンは対等の恋人としてスルタンのもとを去ると決めていた。■砂漠の国クルハのスルタン、ムラトの完璧な愛人として
    身も心も捧げてきたケイトリンの切ない心情に揺さぶられます。
  • 命乞いのための、愛のない結婚。
    それが彼女に許された唯一の選択だった。

    ハンナが独房に入れられてから、もう2日が経った。ボランティアとして砂漠の国スラナにワクチンを届ける途中、誤って隣国との国境を越えてしまい、不法入国の罪で連行されたのだ。折悪しく、この一件は政争に発展し、死刑を求める声が出始めた頃、驚くべき条件とともにハンナに救いの手が差し伸べられる。私にスラナ国のプリンスの妻になれというの?スラナ国王の甥で王位継承者であるカメルと結婚することで、隣国は彼女を解放し、すべてはまるく収まる。迎えに来たカメルの冷たい言葉と蔑みの目に怯えながら、ハンナは涙を浮かべた。命は救われるけれど、私は一体どうなるの?■その情熱的な作風が多くの女性から支持されている人気作家キム・ローレンス。砂漠の国のプリンスと結婚することで、命を救われたハンナ。新婚生活はまるで牢獄にいるような冷たさで……。
  • この身にふたたび命を宿しても、夫の心を虜にすることはできないの?

    アンジーは大富豪ロレンツォと2年前に離婚した。薔薇色の新婚生活は彼女の流産を機に一変してしまった。まるで火が消えたように夫の興味は仕事に移り、傷ついたアンジーは耐えきれずに家を出たのだった。ところが、彼女がようやく新たな一歩を踏みだそうとした矢先、ロレンツォが突然現れ、離婚は成立していないと断言すると、彼女の父親の会社への援助と引き替えに復縁を迫った。いやよ、もうあんな悲しい思いはしたくないわ。抗うアンジーをかき抱くと、ロレンツォは熱いキスで黙らせ……。

    ■ロレンツォに強引に連れ戻され、あらためて夫婦としてやり直すことを決めたアンジー。流産を機に突然冷淡になった彼を信じきれず悩んでいたとき、彼女にふたたび妊娠の兆しが現れて……。
  • 美しい御曹司にかなわぬ恋をした。ドレスを着てもお姫様にはなれないのに。

    フラッシュは生活費のために溶接というきつい仕事をこなしながら、2年前から副社長のイアンに片想いをしていた。富と権力に恵まれた彼は、大学も出ていない私の手の届く人じゃない。たとえ半年前、二人で夢のような一夜を過ごしていたとしてもだ。その証拠にイアンは翌日、てのひらを返すように私をあっさり捨てた。パーティの夜、背伸びしてドレスを身にまとい、彼に会いに行ったら、入口で警備員に追い返された屈辱は、いまも忘れられない。耐えきれなくなったフラッシュは、ついに会社を辞めると彼に告げた。するとこれまで無関心だったイアンから、突然自宅へ招待される。最後に私をもてあそぶ気? それでも彼女の心は自然と浮き立って……。

    ■数々の賞を受賞してきた実力派、T・ライスがハーレクイン・ディザイアに初登場です! ヒーローの人生の伴侶にはなれないと知っているヒロインは、彼と一緒にいたい一心からベッドだけの相手に甘んじようとしますが、その願いも拒絶されてしまいます……。
  • ■傲慢なプリンスにとって、愛は女性からの捧げ物でしかない。■「僕の子供を妊娠しているというのは本当か?」バハニア王国のプリンス、サディクにつめ寄られ、クリオは恐怖にのみ込まれそうになった。ああ、とうとうばれてしまったのだ。出会ってすぐに惹かれ合い、ベッドをともにしたが、貧しい生まれの自分は単なる情事の相手にすぎなかったと知り、傷ついたクリオは彼のもとから逃げ去った。いままでずっと連絡をくれなかったのだから、彼の目当てが王位継承権を持つ赤ん坊にあるのは明らかだ。「結婚しよう」サディクは一方的に告げたが、愛のない結婚を求めていないクリオにとって、それはプロポーズではなく、死刑宣告も同じだった。■『アラビアン・ロマンス:バハニア王国編』の第三話です。前作でヒロインだったザーラの妹、クリオが主人公。愛を求め続ける孤独な彼女の心を、プリンスが受け入れる日は来るのでしょうか?"
  • 愛していた男性から手ひどい裏切りを受けて以来、ルイーザは休暇も取らず家政婦の仕事に明け暮れてきた。男性の興味を惹かないよう、黒縁眼鏡をかけて髪をひっつめ、だぶだぶの灰色のスーツで地味に装って。だが、アルゼンチン出身の億万長者ラファエル・クルスに五年間仕えるうち、彼への思慕が抑えきれなくなってしまう。ラファエルは次々に美しい女性と浮き名を流すプレイボーイ。彼が新しい恋人とデートに出かけた夜、ルイーザは悲しみに耐えきれず、ひとりキッチンで泣いていた。そこに早めにデートを切り上げたラファエルが帰宅して……。■起伏に富んだストーリーで読者を引きつける、J・ルーカスの新作をお届けします。長い間、女らしさを封印してきたルイーザがラファエルの愛で劇的に美しく変化していく過程が見どころです!
  • 大伯母が亡くなり、葬儀をまかされたゾーイは、必要なものを取りに大伯母のアパートメントを訪れた。父親をさがしているという男性、ニコラスに廊下で声をかけられ、その息をのむほど魅力的な姿に一瞬にして恋に落ちそうになるが、素性もわからない相手だと思い直して家の中に逃げ込もうとした。すると、彼は自分がボスだと言わんばかりの堂々とした態度で、父親はどこにいるのかと彼女につめ寄った。いったいなんのことかさっぱりわからないとゾーイが答えると、ニコラスは目に怒りをたたえ、耳を疑うような言葉を吐いた。「君は父の恋人なのか?」★人からの賞賛を素直に受け入れられないヒロインの心の闇を懸命に理解しようとするヒーローの姿に心を打たれます。★
  • 夫の抱える底知れない暗い秘密が、
    甘いはずの結婚生活を破滅へと導く……。

    二人の出会いは電撃的だった。チェーザレの運転する車に轢かれそうになったアーヴァは、急いで車から降りたゴージャスな彼に目が釘付けになった。互いに名前を名乗り合う間も惜しいほど二人は瞬時に燃えあがり、気づけば車のボンネットの上で愛し合っていたのだ。コモ湖畔に大邸宅を構える億万長者チェーザレとの結婚と妊娠、愛娘の誕生──完璧な甘い夢だった。夫が妻子を顧みなくなるまでは。不在がちなチェーザレに寝室で冷たくあしらわれたとき、必死ですがるアーヴァの耳に、夫のとどめのひと言が聞こえた。「僕は君がほしかった。だが君を愛していると言ったことはない」
  • 「きみはぼくと結婚するんだ」夫を亡くしたばかりのカサンドラは、義理の兄ドミニクの言葉に愕然とした。これは私への復讐だろうか?それが亡き夫の遺言だと聞き、さらに打ちのめされる。結婚後すぐ、夫に金目当ての浮気女と誤解され、責められ続けてきた。けれど、不治の病を宣告された夫は人工授精を望み、娘を授かった。結婚を拒否するなら親権を争うとドミニクに脅され、カサンドラは途方にくれる――愛娘を手放すことなど考えられない。でも……裁判をしたところで勝ち目があるとはとうてい思えない。私はお飾りの妻として、愛のない結婚を受け入れるほかないの?■ドラマチックかつセクシーな作風で人気のマクシーン・サリバン。本作に登場したドミニクの弟、アダムがヒーローとなる関連作は、来年3/20刊行予定です。ある事情から、金策に窮した女性に3カ月だけ恋人のふりを頼みますが……。どうぞご期待ください!
  • 過去に男性から手酷い裏切りを受けて以来、家政婦のルイーザは休暇も取らず、仕事に明け暮れてきた。男性の興味を引かないよう、黒縁眼鏡をかけて髪をひっつめ、だぶだぶの灰色の服で地味に装って。だがアルゼンチン出身の億万長者ラファエル・クルスに5年間仕えるうち、彼への思慕が抑えきれなくなってしまう。ラファエルは次々に美女と浮き名を流すプレイボーイ。彼が新しい恋人とデートに出かけた夜、ルイーザは悲しみに耐えきれず、ひとりキッチンで泣いていた。そこにデートを早めに切り上げたラファエルが帰宅して……。■2009年に日本デビューしたジェニー・ルーカス。彼女の名を一気に知らしめるきっかけとなった、2011年の大ヒット作をお届けします。これぞジェットコースター・ロマンスの決定版!
    *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 看護師のタバサは、平凡な顔立ちにひっつめ髪の25歳。意地悪な継母や美人の継妹リリスにいつもけなされ、自分の見かけのことはよくわかっていた。でも、勤務する整形外科の男性入院病棟では、優秀で面倒見がよいと人気だったから、気にしたことはなかった。オランダから来た医師、マリウス・ファン・ビークに出会うまでは。とてもハンサムで腕も立つ彼は、いつも優しく穏やかで、タバサは生まれて初めて、惹かれずにはいられなかった。だから、洋服やお化粧も一生懸命がんばってみたのに……。彼は、よりにもよってリリスとつき合っているらしいのだ!■不動の人気を誇る作家ベティ・ニールズの、初恋シンデレラ・ストーリーをお届けします。継母と継妹のあまりの意地悪さには読者も思わず絶句すること必至ですが、気丈に振る舞うタバサに訪れる驚きのラストに、心はさわやかに晴れ渡ることでしょう。
  • パーカーは、マイアミを拠点にするギャリソン家の長男で、常に冷静なやり手の実業家として知られている。ギャリソン社の最高経営責任者でもある彼には、有能なアシスタント、アンナ・クロスがついていた。眼鏡をかけて髪をひっつめにしている、地味で冴えない女性だが、彼はアンナの仕事ぶりに満足していた。そんなある日、パーカーがいつものようにオフィスに入ると、バスルームから調子外れの歌声が聞こえてきた。あの声は……アンナか? 彼女はぼくのバスルームで何をしている?不審に思いガラス扉に近づいたパーカーは、目の前の光景に息をのんだ。★今月からミニシリーズ〈マイアミで愛して〉がスタートします。マイアミにその名をとどろかせるギャリソン一族。今月は一家の長男パーカーが登場します。突然、アシスタントを女性として意識しだした彼ですが、どうやら彼女には秘密がありそうで……。★
  • 兄の親友ヒューのことは、昔からよく知っている。頭がよくてハンサムで、いつもとびきりの美人を連れ歩いている。そんな彼が、地味で冴えない私に助けを求めてきた。上司の妻につきまとわれて困っているので、秘書が留守のあいだオフィスにつめていてほしいというのだ。笑顔がすてきな彼なのに、今度ばかりは血相が変わっている。「頼むよ、エイミー。たった二週間だから」しぶしぶ引き受けたけれど、心の動揺が抑えきれない。彼と毎日会うなんて、竜巻の中へ突っ込むようなものだわ。ずっと嫌いなふりをして、彼への思いを隠しつづけてきたのに。★期待の新星ナターシャ・オークリーのデビュー二作目をお送りします。苦労知らずに見えたヒューは、誰にも言えない悲しい秘密を抱えていました。エイミーはただの“親友の妹”を卒業して、彼の支えになれるのでしょうか?初々しい輝きを放つ作品です。★
  • 別世界から現れたギリシア人富豪が、
    貧乏学生の私にプロポーズ?

    リンは酒浸りだった母に代わり、妹リンディの世話をしてきた。だが母の死後、妹は若気のいたりで妊娠し、出産中に亡くなった。リンは男の子をジョージーと名づけ、決して手放さないと誓ったが、貧困のなかで学業と子育てを両立するのは難しかった。そんなある日、アナトール・テロニディスというギリシア人富豪が現れ、遺児の父親は、近頃亡くなった彼のいとこだとリンに告げる。愛しい妹の忘れ形見は、なんとギリシア名家の遺産でもあったのだ!ああ、なんてこと。彼を相手に、私が親権を保持できるすべなどない。ジョージーを失う恐怖に真っ青になったとき、彼が意外な提案をした。養子縁組が成立するまで、夫婦にならないか、と。■ひっつめ髪にすっぴん顔の地味なリンと、便宜的とはいえ結婚することを自ら決めたアナトールですが、彼女が子守りと間違えられたことに業を煮やし、むりやり美容室に送りこんで大変身を遂げさせます。久しぶりのJ・ジェイムズの新刊をお楽しみください。
  • 親友の妹だから親切にしてくれるの?その優しさが、今の私には切なくて……。

    兄の結婚式の最中だというのに、サブリナは気もそぞろだった。ついさっき、妊娠していることがわかったのだ。調子がいいだけで不実なお腹の子の父親とは、別れたばかり。どうしよう……。困り果てたサブリナの前に、救いの神が現れた。兄の親友トレントが彼女の異変を見て取り、力を貸すという。元恋人に妊娠を告げ、一人で産み育てると伝える気のサブリナをトレントは自家用ジェット機に乗せ、パリへ向かった。ところが元恋人は不在。途方に暮れて二人で行方を探るなか、男らしいのに気が利くトレントに、サブリナはおのずと惹かれた。だめよ、シングルマザーになる私に、恋する資格なんてないもの!

    ■『小さき絆がみちびく恋』『億万長者の忘れじの恋』に続く、3つめのロマンスをお届けします。ニューヨークの富豪一族が主人公となるゴージャスな関連作は、既刊も大好評。今回も超絶ハンサムで、クールで、自由に生きる億万長者ヒーローがとてもステキです!
  • 友人の誘いでパーティに出席したメルセデスは、ひとりの魅力的な男性に目を奪われた。だが目が合ったとたん、彼の視線にひそむ何かに凍りついた。なぜそんなふうにわたしを見るの?身構えたメルセデスをよそに、彼は背を向け立ち去った。友人によれば、男性の名はジェイク・タヴァナー。やり手の実業家で、結婚に興味がないことで有名だという。気にしてはだめ。見知らぬ男性のことなんて忘れてしまおう。メルセデスはどこか落胆しつつも、自分にそう言い聞かせた。まさか、彼と数週間後に婚約するとは夢にも思わずに。★二部作〈アルコラール家に愛を〉の第二話は、末娘メルセデスがヒロインとして登場します。これまで兄たちの恋を影ながら支えてきた彼女。いったいどんな恋に落ちるのでしょうか。★
  • リンは酒浸りだった母に代わり、妹の世話をしてきた。だが母の死後、妹は若気のいたりで妊娠し、出産中に亡くなった。リンは生まれた男の子を決して手放さないと誓うが、貧しい暮らしのなかでの子育ては難しかった。そんなある日、アナトール・テロニディスというギリシア人富豪が現れ、遺児の父親は、近頃亡くなった彼のいとこだとリンに告げる。愛しい妹の忘れ形見は、なんとギリシア名家の遺産でもあったのだ!ああ、なんてこと。彼を相手に、私が親権を保持できるすべなどない。大切な男の子を失う恐怖に真っ青になったとき、彼が法外な提案をした。養子縁組が成立するまで、夫婦にならないか、と。

    ■貧困生活を送るリンは、妹の愛しい遺児のためだけに、ギリシア人富豪アナトールとの便宜結婚に同意し、彼の豪華な住まいで暮らし始めます。ひっつめ髪にすっぴんのままのリンに業を煮やした彼は、無理やり彼女を美容室に送りこんで大変身を遂げさせ……。
    *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 午後5時からは、ひとつ屋根の下。尊敬するボスとの偽りの恋……。

    秘書のアビーが高名な富豪弁護士グレイの下で働き始めて1年。ボスは傲慢で実に扱いにくい半面、とても優秀で魅力的な男性だ。そんな彼が求める秘書であろうと、アビーはしかつめらしい服に眼鏡とひっつめ髪のスタイルで、有能な仕事ぶりを見せていた。だがある日、ボスの予定帳に書かれた取引相手の名に、激しく動揺する。二度と会いたくないと思っていた、卑劣で薄情な元恋人……。やむをえずグレイに事情を話し、もうここにはいられないと告げると、ボスは僕たちが公然と同棲すれば、相手は手出しできなくなると言う。二人で寝食をともに……? 戸惑いを見せるアビーに、彼は釘を刺した。「ベッドの心配なら無用だ。君は僕の好みじゃないから」

    ■1980年代にダイアナ・ブレイン名義で書かれた、貴重な作品の初邦訳です。見せかけの恋人関係をスタートさせた二人。偽りのはずなのに、アビーがよかれと思ってしていた地味な外見に、グレイが物申して……。本気になってはいけない、切ない恋の物語をどうぞ。
  • 秘書が眼鏡の奥に隠す、ギリシア富豪への十年愛。

    アレクサンドラは茶色い髪を引っつめ、眼鏡をかけて、巨大企業の経営者ディミトリオスの秘書を務めている。9年も前から彼に密かな想いを寄せ、仕事で尽くしているのだ。あえて地味な外見にこだわるのは、秘書として信頼されるため。なぜならディミトリオスは、罪深いほどセクシーなのに潔癖で、女はみな魔性で嘘つきだと信じている――特に、美しい女は。だから、彼のそばにいたいなら女らしさを見せてはいけない。それなのに、ふとしたときに眼鏡を外した姿を見られて以来、なぜか彼に熱く見つめられているような気がして……。
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • クリッシーは社長秘書。老齢の社長を心から敬愛していた。だから社長が病に倒れ、危険な状態で病院に運びこまれたとき、弁護士同伴でやってきた財産のことしか頭にない後妻を断固病室に通すまいとして激しく言い争うことになったのだ。一触即発の場面、クリッシーを救うように突如一人の男性が現れた。いったい誰?近づいてくる男性を彼女は呆然と見つめた。社長の孫息子のネイト・バレット?いいえ、そんなわけないわ。ネイトは親代わりの祖父を見捨てて外国へ行ったきりのはずだもの。「僕に会えなくて寂しかったかい、スイートハート?」男性はいきなりクリッシーを抱き寄せ、唇を重ねて甘いキスをした。★ジェニー・アダムズ、待望の新作です。新しい社長と秘書のあいだに張りつめる熱くて甘い“愛の磁力”をどうぞたっぷりとお楽しみください。★
  • マティルドは追いつめられていた。エクルズフォードの領主である父が亡くなったいま、強欲な従兄が城と領地の明け渡しを迫ってきかねない状況なのだ。折しも朗報がマティルドのもとに届いた。名高い騎士サー・ヘンリーが近くの宿屋に泊まっているという。すがるような思いで、マティルドは助力を求めに赴いたが……。
  • 二十一歳のスーザンには、リンディーという三歳の娘がいる。結婚式の直前に幼なじみの恋人が事故死して、スーザンは未婚の母になったのだ。シドニーに住む姉のもとに身を寄せ、都会暮らしを始めたところだ。リンディーは毎日出かける公園で知り合った男にすぐになついた。いつも同じベンチで宙を見つめて座る男―デイブ・ブラウンに。

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