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『創文社オンデマンド叢書、雑誌を除く(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全671件

  • シリーズ39冊
    4,4558,415(税込)

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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    聖書解釈や神学者の注解を体系的に集大成した全45巻からなるキリスト教神学の金字塔

    1 神の存在と本質 (第1部)1-13問
    『神学大全』邦訳序文
    凡例
    目次
    序言
    第一問題 聖教について──それはどのような性質のものであるか、またその及ぶところ如何
    第一項 哲学的諸学問のほかになお別個の教えの行われる必要があるか ~ 第十項 聖書は一つの字句のもとに幾つかの意味を含むものであるか
    第二問題 神について──神は存在するか
    第一項 神が存在するということは自明的なことがらであるか ~ 第三項 神は存在するか
    第三問題 神の単純性について
    第一項 神は物体であるか ~ 第八項 神は自己以外のものと複合を構成するか
    第四問題 神の完全性について
    第一項 神は完全なものであるか ~ 第三項 被造物は神に似たものであることができるか
    第五問題 善一般について
    第一項 善はことがらの上で有と異なるか ~ 第六項 善を分つのに、貴いもの・有用なもの・快適なものという区分を以てするのは適切であるか
    第六問題 神の善たることについて
    第一項 善であるということは神に適合するか ~ 第四項 ものが善であるのはすべて神の善たることによってであるか
    第七問題 神の無限性について
    第一項 神は無限であるか ~ 第四項 多ということにおいて無限なものが実際に存在しうるか
    第八問題 事物における神の実在について
    第一項 神は万物において存在しているか ~ 第四項 遍在ということは神に固有なことがらであるか
    第九問題 神の不変性について
    第一項 神はあらゆる意味において不変なものであるか 第二項 不変であるということは神に固有のことがらであるか
    第十問題 神の永遠性について
    第一項 永遠とは、『果しなき生命の、同時に全体的な、完全な所有』である、という定義は適切か ~ 第六項 単に一つの悠久があるのみであるか
    第十一問題 神の一体性について
    第一項 一は有の上に何ものかを附け加えるか ~ 第四項 神は最高度において一なるものであるか
    第十二問題 神は我々によってどのような仕方で認識されるか
    第一項 被造的な知性は神をその本質において見ることができるか ~ 第十三項 自然的本性的理性によって得られる以上の高次な神の認識が、恩寵によって得られうるか
    第十三問題 神の名について
    第一項 神に適合する何らかの名称があるか ~ 第十二項 肯定命題が神について形成されることができるか

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    トマス・アクィナス
    1225頃~1274。スコラ学の代表的神学者。ドミニコ会士。アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。
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    法思想とは、さまざまな人や団体が法に対して持つ考え方を知的に検討したもので、時代によって変遷する。日本近代の法思想を探究する。
    明治以降、西洋の法体系に出会い、日本の近代的な法律が誕生した。法はどうあるべきなのか、どのような思想に基づいているのかの歴史を解き明かす。
    【目次】
    I 啓蒙思想家たち
    1 西周における人間と社会
    一 朱子学と徂徠学
    二 『性法略』序
    三 『百一新論』
    四 『生性発蘊』
    五 『人世三宝説』
    六 『燈影問答』
    七 『兵賦論』
    八 続『兵賦論』
    九 『原法提綱』
    一〇 結語
    2 文久元年の津田真道
    3 穂積陳重の法進化論
    一 儒学・国学から進化論へ
    二 適者生存
    三 発展段階説
    四 祖先崇拝
    五 法理学と法哲学
    II 憲法学者たち
    1 日本憲法学の国家論
    一 穂積八束の国家論
    二 一木喜徳郎の国家論
    三 美濃部達吉の国家論
    四 美濃部・上杉論争
    五 宮沢俊義の国家論
    2 穂積八束伝ノート
    一 家系
    二 勉学
    三 留学
    四 栄光の座
    五 生活態度
    六 最後の年
    3 穂積憲法学
    一 家と国
    二 国体と政体
    三 立法事項と大権事項
    四 「立憲ノ美果」と「民衆専制」
    五 「一種の風潮」
    4 リチャード・H・マイニア『西洋法思想の継受』について
    5 美濃部達吉の法哲学
    6 上杉慎吉伝
    一 生い立ち
    二 初期の「機関説」
    三 留学中の「回心」
    四 大戦前の時代認識
    五 国体論争
    六 藩閥・政党・天皇
    七 普通選挙
    八 国家主義運動
    九 大正一五年秋
    一〇 国家形而上学
    一一 最晩年の上杉
    III 戦後法思想の諸問題
    1 敗戦史の法哲学
    2 国民主義と天皇制
    一 ポツダム宣言と「国体」
    二 美濃部達吉の「国体」護持論
    三 宮沢俊義の「八月革命説」
    四 尾高朝雄の「ノモス主権論」
    五 和辻哲郎の文化的天皇論
    六 何が残ったか?
    3 二つの憲法と宮沢憲法学
    4 マッカーサーと戦後民主主義
    一 一九四五年の世界
    二 マッカーサーの「正義」
    三 マッカーサー崇拝
    四 終末論的平和論
    五 マッカーサー父子とリンカン
    あとがき

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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    ロシア近代化の起点であるピョートル1世の諸改革と、農村がおかれた諸々の状況と変化の過程を基礎史料から描く、我国初の画期的研究。

    【目次より】
    まえがき
    目次
    序論 ピョートル改革の基本的性格
    一 北方戦争の時代
    二 軍事、行政改革
    三 財政改革と工業化
    四 教会改革と啓蒙
    五 改革と民衆
    第一章 戦時下の農村社会
    第一節 世帯調査(一六七八─一七一〇)
    第二節 兵士、労働者の徴用 「空白」の諸原因(その一)
    第三節 逃亡と世帯隠し 「空白」の諸原因(その二)
    第四節 ランドラート調査
    第二章 農村社会の諸相
    第一節 領主経営と農民経営
    第二節 領主的諸規制
    第三節 農民の日常的諸要求
    第四節 『貧富の書』における農村社会像
    補論 村の教会と聖職者について
    第三章 人頭税の導入と農村社会
    第一節 世帯税から人頭税へ
    第二節 人口調査 人頭税の導入過程(その一)
    第三節 軍隊と農村 人頭税の導入過程(その二)
    第四節 農村の疲弊と政府の対応
    終章 近世農村の成立
    引用欧文文献目録
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    土肥 恒之
    1947年生まれ。西洋史学者。一橋大学名誉教授。専門は、近世ロシア農村社会史。
    小樽商科大学商学部卒業、一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了、同大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。社会学博士。
    著書に、『ロシア近世農村社会史』『「死せる魂」の社会史』『ロシア皇帝の虚像と実像』『ピョートル大帝とその時代』『岐路に立つ歴史家たち』『ステンカ・ラージン』『よみがえるロマノフ家』『興亡の世界史 ロシア・ロマノフ王朝の大地』『図説 帝政ロシア』『ロシア社会史の世界』『西洋史学の先駆者たち』『ピョートル大帝』など、
    訳書に、B・O・クリュチェフスキー『ロシア農民と農奴制の起源』などがある。
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    【内容紹介・目次・著者略歴】
    宋学における道問性と尊徳性という共通認識と思考枠組の変遷を、「礼」の解釈を軸に分析した画期的業績。

    【目次より】
    はしがき
    I 天
    一 天譴論
    二 郊祀論
    三 天理による統合
    四 朱熹による展開
    五 天譴論の再現
    六 郊祀論の再現
    II 性
    一 北栄の性説
    二 朱熹の定論
    三 心身情性
    四 無善無悪
    五 朱陸の異同
    六 非難と調停
    III 道
    一 主題の構成
    二 理学の開山
    三 虚像の成立
    四 従祀の昇降
    五 唐宋の変革
    六 道統の後継
    IV 教
    一 聖人の教え
    二 礼学の意義
    三 冬官の補亡
    四 教化の職官
    五 家礼と郷礼
    六 漢字と宋学
    参考文献
    あとがき
    年表
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    小島 毅
    1962年生まれ。思想史家。東京大学大学院人文社会系研究科教授。専門は中国思想史(とくに儒教史、陽明学)。東京大学文学部中国哲学専修卒業、同大学院修士課程修了。
    著書に、『中国近世における礼の言説』『宋学の形成と展開』『東アジアの儒教と礼』『朱子学と陽明学』『中国の歴史07 中国思想と宗教の奔流 宋朝』『近代日本の陽明学』『海からみた歴史と伝統 遣唐使・倭寇・儒教』『靖国史観 日本思想を読みなおす』『足利義満 消された日本国王』『父が子に語る日本史』『父が子に語る近現代史』『織田信長 最後の茶会』『江と戦国と大河』『歴史を動かす』『儒教が支えた明治維新』『子どもたちに語る日中二千年史』など多数。
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    詩人、随筆家、翻訳家、また、クラシック音楽への造詣も深い著者は、山や自然を描いた詩や散文の秀品を多く残した。
    本書は、詩集である。
    その空の下で (妻に代わりて)
    安達太良山もここから先は足で登るか、
    ガラガラ廻っている味気あじきないあのリフトで
    吊り上げられて行くかするよりほかはない。
    山麓をいろどる落葉松からまつの新緑、遠い郭公、
    峰の高みに真白な残雪の帯、
    そして頭の上は、見よ、この空だ。
    おばさまが言ったという「智恵子のほんとの空」、
    東京ならぬみちのくの空が、
    「あどけない話」どころか真底女人の
    思い入ったまじめさで、少し悲しく、
    深く青々とひろがっている。
    私はこの空を今は亡い人のその昔の郷愁と
    同じ思いでしみじみと見上げる。
    足もとには猩々袴か燕オモトか
    つやつや光る強い緑の芽がぎっしり。
    これもあのかたの故郷の山の草だと思えば、
    踏むどころか、記念に一株掘るどころか、
    気をつけて、丁寧に、
    跨いで、 行く。
    【目次より】
    されど同じ安息日の夕暮れに
    アイヒェンドルフ再読
    よみがえる春の歌
    音楽会で
    シューマンと草取り
    一つのイメージ
    ほほえましいたより
    復活祭
    晩年のベルリオーズ
    上高地にて
    森林限界
    詩人と笛 その一、その二
    夏行
    恢復期の朝
    鎌倉初秋
    明月谷
    岩雲雀の歌
    古い山の地図を前にして
    雲表の十月
    霧ガ峯の春
    カエデの勉強
    続けかしの歌

    ヴィヴァルディ
    『諸国の人々』
    勉学篇
    バッハの『復活祭オラトリオ』から
    二つの現実
    讃称
    エリュアール
    浄土平
    その空の下で
    春愁
    命あって
    黄道光
    トンボの谷
    詩「無常」の作者に
    過去と現在
    安らぎと広がりの中で
    沈みゆく星に寄せて
    後記

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    詩人、随筆家、翻訳家、また、クラシック音楽への造詣も深い著者は、山や自然を描いた詩や散文の秀品を多く残した。
    「この仕事について
    ジョルジュ・デュアメルの『わが庭の寓話』との語らいを漸ようやく終わり、私はやれやれという気持で今一息ついている。彼と手を連ねてゆっくりとその邸内や庭や近隣の田舎を歩きながら、どんなに彼の話を聴き、どんなに色々の物を見、どんなにたくさんの事柄を学んだことだろう。思えば友であると同時に先輩であり、又一人の賢者でもあるデュアメルという人間を、その日常生活の中で観察するという幸福を私は持ったのだった。そして又この友はさまざまな機会に暗示を与え、それとなく教えを垂れて私を賢くした。もしも彼がいなかったならば、もしも彼から注意されなかったならば、どれだけ多くの貴重な事を私が見過ごし、聴き流してしまったことだろう。
     「僕も寓話を書けたらばと思います。僕の庭の寓話を。しかし残念な事に僕は庭を持っていないのです」と言って嘆く或る青年の言葉が一晩じゅう彼を考えこませる。そして彼はこう言う。「まだ庭という物を持たなかった頃、私はリュクサンブールの林の中で寓話の咲くのを眺めたものだ。熱心な愛好者にとって、寓話を育てるためにならほんの小さな庭が一つあれば充分だ」そして控え目に言う、「私ならば窓のへりに置いた一鉢からでも、それを生長させるだろうと思うのだが」と。
     こう言われてみて、さて今自分の窓からの狭い谷間の風景を眺めただけでも、デュアメルのような心と眼とをもってすれば、寓話の花は此処にも彼処あそこにも咲いている。時しも秋の終わり冬の初めで谷を囲む山麓の林は黄に赤に、鳶色に紫に皆美しく彩られ、その上に拭き清められたような青空がひろがり、穏かな日光が燦然と照り渡っている。そしてたまたまその大空の西の方にたった一つ浮かんでいる白い小さい片積雲が、語られた物語の終わりの一句か、語られる話の書き出しのように見える。しかし「窓のへりの一鉢」どころか窓の向うの豊麗な風景からでさえ、もしもわれわれに表現の力と豊かな人生智とが無ければ、たった一つの寓話でも此処から生み出すことはできないだろう。」(本書より)

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    20世紀に入り、インド独立の機運が高まってから、イギリスの統治が終わるまでの歴史を、イギリス側の重要人物の動きを基に読み直す。
    1858年、インド大反乱を経て、イギリス東インド会社を解散、ムガル帝国の君主を排除して、直轄植民地とした。
    本書は、植民地経営の終盤に焦点を絞り、20世紀に入り、インド独立の機運が高まってから、イギリスの統治が終わるまでの歴史を、イギリス側の重要人物の動きを基に読み直す。
    第13代副王ハーディング卿の時代に、英国王ジョージ5世とメアリー王妃の初訪問から、第一次世界大戦、第二次世界大戦を経て、独立運動の高揚、インド内の宗教対立を経て、1947年ネルー首相による独立宣言までの歴史を丹念に描く。
    【目次】
    はしがき
    第一章 インド担当相エドウィン・モンタギュー 一九一〇年~一九二二年
    一 意識の創出
    (一) 情報の受容(イギリス)
    (二) 情報の受容(インド)
    二 政策の形成
    (一) 『対インド宣言』
    (二) 『モンタギュー・チェルムスファド報告』
    三 政策の破綻
    (一) カーゾンの反対
    (二) ガンディーの反対
    (三) モンタギューの錯誤
    むすび 命運
    第二章 総督アーウィン卿 一九二六年~一九三一年
    一 アーウィンのインド像
    二 宥和と反発
    (一) サイモン委員会
    (二) 『アーウィン声明』
    (三) ガンディーの反応
    三 むすび 『ガンディー・アーウィン協定』
    第三章 チャーチル 一九二九年~一九三五年
    一 基調
    二 宣伝
    三 組織
    四 暴露
    五 弔鐘 むすびにかえて
    第四章 総督リンリスゴウ卿 一九三六年~一九四二年
    一 性格
    二 「分割統治」
    (一) 州自治
    (二) インド連邦
    三 失策
    (一) 宣戦
    (二) 反応
    四 むすび 想像力と洞察力の欠如
    第五章 サー・スタフォード・クリップス 一九四二年
    一 状況
    二 派遣の決定
    三 説得の行使
    四 調停の失敗
    五 余波
    第六章 総督ウェーヴェル卿 一九四三年~一九四七年
    一 統合
    二 崩壊
    三 亀裂
    四 むすび 投影
    第七章 クレメント・アトリーと総督マウントバットン卿 一九四七年
    一 去来
    二 『複数分割計画』
    三 『二分割計画』
    四 虹と旗
    あとがき
    参考文献
    索引
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    本書ははげしい論争がくりかえされてきたイギリス封建制の起源および性格にかんして、巨大なスケールと緻密な実証を兼ね備えた名著として名高く、二十世紀史学がいまなお乗り越えられない十九世紀古典学説の金字塔である。すなわち、著者は荘園の起源をアングロ・サクソン文明の伝統に求めるゲルマニストの立場に立ちながら、荘園のもつ共同体的性格と近代個人主義との差異をあざやかに描き出している。巨匠の名にふさわしくヴィノグラードフの中世像の全容をあますところなく示している書である。
    【目次より】
    序文
    第一篇 サクソン以前の時代
    第一章 ケルトの種族制度
    第一節 血族制
    第二節 土地保有
    第二章 ローマの影響
    第一節 ローマ人とブリタニアのケルト人
    第二節 土地の私有と課税
    第三節 領地
    第一篇への註
    第二篇 古サクソン時代
    第一章 サクソンの征服
    第一節 サクソンの定住に関する一般的見解
    第二節 身分と階級
    第二章 人民の集団
    第一節 血族
    第二節 聚落
    第三章 聚落における分前
    第一節 賦課単位としてのハイド
    第二節 耕地単位としてのハイド
    第四章 開放耕地制
    第一節 農耕上の諸制度
    第二節 聚落の機構
    第五章 保有の歴史
    第六章 マナーの起源
    第二篇への註
    第三篇 封建時代
    第一章 ドゥームズデイ調査の諸原理
    第二章 所有権と農耕
    第三章 社会階級
    第三篇への註
    ヴィノグラードフの略歴・著作目録   鈴木利章
    あとがき   富沢霊岸
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    1642ー1649年に絶対王政を打倒すべく起こったのが、清教徒(ピューリタン)革命である。その当時の政治的主張は、国王派、議会派、中立派、盟約派、カトリック同盟など、さまざまな主張が入り乱れていた。本書では、革命に思想的バックボーンを与えた思想を明らかにする。
    【目次より】
    目次
    はしがき
    凡例
    序説 ピューリタン革命の経済的背景
    I 反独占運動の発展
    [1] 王室独占の解体
    [2] 自由貿易論の展開
    [3] ギルド民主化運動
    II 農業・土地問題
    [1] 土地所有関係の変革
    [2] 囲込みと農業改良思想
    第一章 左翼民主主意義の成立 ジョン・リルバーンとレヴェラー運動
    I 分析の視角
    II リルバーンの思想的発展とその背景
    III レヴェラー運動の展開とリルバーン
    IV 『人民協約』の成立
    V 『人民協約』の発展
    VI レヴェラー運動の性格
    第二章 社会主義ユートウピアの構想 ジェラード・ウィンスタンリとディガー運動
    I 研究史的展望
    II ウィンスタンリの神学的歴史・社会観の成立
    III ディガー運動の実践へ
    IV ユートウピアの構想とその特質
    第三章 革命的無政府主義の先駆 第五王国思想の発展
    I 問題の所在
    II 「第五王国」思想の展開
    III 第五王国派の成立
    IV ジョン・ロジャーズの社会思想
    V プロテクター政権と第五王国派
    VI 第五王国派の性格
    第四章 不服従運動とその思想 初期クェーカーの社会思想
    I 問題の提起
    II クェーカー主義の成立
    III プロテクター政権とクェーカー運動
    IV 「内なる光」と社会批判
    V 初期クェーカーの社会思想
    第五章 エピローグ 総括と展望
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    農業の立ち遅れていたインドネシアの食料自給率を上げるために、1965年にビマス計画(食糧自給集団集約栽培計画)が開始された。インドネシア国民銀行は、農民にマイクロ・クレジットを与え、それを元手に、農民は種、肥料、農薬などの資材を供与し、政府の営農指導員が教育を行った。その成果により、米の増産が図られ、輸入量が減少した。その計画は、単なる増産にとどまらず、加工、調整、流通、農村開発も射程に入っていた。農業経済学の実例を記録した一冊である。
    【目次より】
    はしがき
    序論 ビマス計画にかんする研究の過程と課題
    1 研究の経過 ー 3 研究の目的と課題
    第1章 インドネシア経済における米
    1 インドネシアの経済安定と米 スハルト政権の米増産政策の直接的背景 2 インドネシア経済に占めるコメの重要性 スハルト政権の米増産政策の間接的背景
    第2章 インドネシア米作の自然的基礎
    1 インドネシアの位置・面積・地形 ー 3 インドネシアの地質および土壌
    第3章 インドネシア農業の特質
    1 インドネシア経済における農業の重要性 ー 7 家畜組制度
    第4章 インドネシアの米の生産と流通
    1 米の生産 2 米の流通と消費
    第5章 スカルノ政権の経済開発計画と米増産計画
    1 スカルノ政権下の米増産計画とスハルト政権下の米増産計画との関連 ー 6 ビマス計画
    第6章 スハルト政権と米増産計画 ビマス計画の発展と「米危機」
    1 ビマス計画の強化 ー 3 第1次開発5ヵ年計画と米増産計画
    第7章 ビマス・ゴトンロヨン計画
    1 ビマス・ゴトンロヨン計画の背景と動機 ー 6 ビマス・ゴトンロヨン計画の評価
    第8章 改良ビマス計画
    1 改良ビマス計画の背景 2 改良ビマス計画の発展
    第9章 米増産計画の修正と第二の米危機
    1 米増産計画の修正 2 第二の米危機と米増産目標の引上げ
    第10章 ビマス計画の評価と教訓
    1 岐路にたつビマス計画 ー 4 ビマス計画のありかた
    第11章 インドネシア米増産の展望 農業の将来と関連して
    1 至上命題としての米増産 ー 3 インドネシア米作の将来
    補論 第2次開発5ヵ年計画と米増産
    1 第2次開発5ヵ年計画 2 第2次開発5ヵ年計画における米の増産計画

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    18世紀の大哲学者カントが、善、悪、自由意志、義務、人格など、倫理が取り扱うべき需要課題を書いた『道徳形而上学の基礎づけ』。この重要著作をどのように読み解いていくべきなのか?
    【目次】
    はじめに
    第一章 出発点としての「常識」
    第二章 「定言的命法」の根本法式
    第三章 第一導出法式 普遍的自然法則の法式
    第四章 第二導出法式 目的それ自体の法式
    第五章 第三導出法式 意志の自律の法式
    第六章 「目的の王国」 「意志の自律」の「理念」から導かれるところの
    第七章 三つの導出法式の統合と結語
    あとがき

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    永劫回帰とは? 超人とは? 京都学派の巨人による、寓意に溢れるニーチェの主著『ツアラスツストラ』を読む人のための手引き。
    京都学派の巨人の一人である著者が、難解で知られるニーチェの『ツァラトゥストラ』を丁寧に読み解いていく。わかる人も、わからない人にとっても、有益な入門書。日々生きていく中の課題に新鮮な見方を与えてくれる一冊です。
    【目次より】

    緒言
    第一章 ツァラツストラとニーチェ
    第二章 ツァラツストラの誕生
    第一節 「悦しき科学」との関係
    第二節 ツァラツストラの成立過程
    第三章 ツァラツストラの構造
    第一節 序説について
    第二節 「彩られし牛」と呼ばれる町での説教 第一篇
    第三節 「幸福なる島々」における説教 第二篇
    第四節 漂泊者の言葉と快癒者の言葉 第三篇
    第五節 ツァラツストラの誘惑 第四篇
    第六節 大なる正午とツァラツストラの死 書かれざりし第五篇と第六篇
    第四章 教説としての超人
    第一節 歴史的未来としての超人
    第二節 歴史的批判者及び創造者としての超人
    第三節 生の肯定者としての超人
    第五章 実存としての超人
    第一節 重力の精とは何か
    第二節 嘔吐としての生 ワグネル、レー・ルー
    第三節 ニヒリズムの最も極端な形式としての永劫回帰
    第四節 肯定の最高方式としての永劫回帰
    再刊にあたって   久山康
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    イエス・キリストとは何か? トマス・アクィナスの「神学大全」の註解を通して、彼が独自な存在論の観点からイエス・キリストを存在と働きの両面から総合的に捉えていることを解明した、新たなキリスト論展望。
    「我は誰なりと思うや」とのイエスの問いに、弟子たちは「生ける神の子キリストです」と答えた。「イエス・キリストは真の人間であり神である」という使徒伝承はキリスト論の原点であり、その教義(ドグマ)は4世紀から6世紀にかけて異端論争を通して形成されてきた。トマス・アクィナスは「神学大全」第3部でキリスト論の全貌を語っているが、著者はその註解の仕事を通して、トマスが独自な存在論の観点からイエス・キリストを存在と働きの両面から総合的に捉えていることを解明し、その独創性を高く評価する。近世以降に盛んになった歴史的実証的なイエス伝研究の限界を明らかにして、新たなキリスト論を展望し、さらに信仰と理性のあり方を平易にといた講演。
    【目次】
    「長崎純心レクチャーズ」について   片岡千鶴子
    第一日
    I キリスト論とは
    1 キリスト論とイエス伝
    2 連続講演のプラン
    II 使徒的伝承
    1 キリスト論のはじまり
    2 「神の子」の意味
    3 使徒的伝承
    4 パウロ
    5 ヨハネ
    6 グノーシス
    III 教理史から
    1 アリウス派論争
    2 ネストリウス派論争
    3 キリスト単一性論
    IV 東西教会の分裂
    1 分裂以前の東西教会
    2 アウグスティヌスとFilioque
    第二日
    1 ヨハネ福音書とロゴス
    2 翻訳の問題
    3 ロゴスと神の同一性と区別
    4 ヒポスタシスという言葉
    5 ギリシアの神秘主義の伝統
    6 受肉とキリスト論
    7 キリスト論の難問
    8 ダマスケヌスによる総合
    9 トマスの独創性
    10 トマスの存在論
    11 エッセと「いのち」
    12 イエス伝の問題
    第三日
    1 トマス以後のキリスト論
    2 ドグマ的キリスト論への批判
    3 ハルナックの教理史
    4 ドグマとは何か
    5 ドグマを決定するもの
    6 ドグマの言葉
    7 聖書の問題
    8 存在論とドグマ
    9 イエス伝への反省
    10 トマスの現代的意義
    あとがき
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    新旧両派の宗教的抗争に渦まく16世紀スペインを舞台に、太子ドン・カルロスと父フィリップ2世の対立はのっぴきならないまでに深まっていく。本書は近代史学を完成させたランケが、様々に歪められた文書の森の中から厳密な史料批判を通して、当時の国際情勢の中で父とこの対立の悲劇が終幕をめざして進行するすばらしいまでに深い歴史的世界を描いた名著。
    【目次より】
    訳者のはしがき
    ドン・カルロス
    I 批判的論述
    一 これまでの諸叙述の分析
    二 最も重要な論点の検討
    II ドン・カルロス伝
    一 ドン・カルロスの素性
    二 幼少時代
    三 国政への関与。結婚の諸案
    四 オランダに対する関係。フリップ二世の宗教政策に関する余論
    五 父に対する太子の反抗的態度
    六 太子の逃亡計画。彼の監禁
    七 太子ドン・カルロスの死
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    「ヘブル書」とは、『新約聖書』の中でももっとも文学的とされる書である。書かれた時期は、80から90年ごろとされ、迫害の時代のものとされている。宛先人も差出人も明記されていない書簡の形式をとっている。キリストを大司祭とし、教会を神の民とするなど独特の神学的ドグマが展開されている。
    【目次より】
    序言
    第一章 序論
    第二章 この手紙における旧約聖書釈義の方法
    第三章 神の子(一) 一章一節――二章四節釈義
    第四章 神の子(二) 二章五――一八節釈義
    第五章 大祭司としてのキリスト(一)
    第六章 大祭司としてのキリスト(二)
    第七章 新しい契約の仲保者としてのキリスト
    結論
    略語表・参考文献
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    ヨブ記は旧約聖書所収の書物。神の裁きと苦難の問題を扱う。特に、正しい人に悪いことが起こる「義人の苦難」の文献として知られる。
    『旧約聖書』中の書物。執筆者はモーセとされているが、実際の作者は不明である。『ヨブ記』の中心テーマは、神の裁きと苦難であり、また「義人の苦難」が扱われている。つまり、なぜ良き人が苦しむということが起こるのかを問うている。「ヨブ記」には、神の前に出現するサタンが描かれてもいる。
    【目次より】

    ヘブル語アルファベット発音表
    参考とせる註解書その他
    プロローグ(ヨブ記一―二章)
    ヨブの敬虔と幸福(一ノ一―五)
    神とサタンとの対話(第一回)(一ノ六―一二)
    最初の試練(一ノ一三―二二)
    神とサタンとの対話(第二回)(二ノ一―六)
    ヨブの病、再度の試練(二ノ七―一〇)
    友人の訪問(二ノ一一―一三)
    ダイアローグ(ヨブ記三章―四二章一ノ六)
    ヨブの発言 その嘆き(三章)
    エリパズの弁論(四章)
    エリパズの弁論の続き(五章)
    ヨブの答え(六章)
    ヨブの嘆き(七章)
    ビルダテの登場(八章)
    ヨブの答え 皆同一(九章)
    再び生の否定(一〇章)
    ゾパルの登場(一一章)
    三たびヨブの反論(一二章)
    ヨブの道(一三章)
    絶望の生(一四章)
    私訳
    旧約口語訳について
    ヨブ記におけるサタン
    Tur-Sinai の The Book of Jobなど
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    ソヴィエト・ロシアは果たして天国なのか、地獄なのか?
    ロシアの過去も現在もその賛美者と憎悪者の手によって甚だしく否曲されている。非科学的な感情論でなく、隣国ロシアを正しく理解することこそ、我々日本人に課せられた刻下の急務といいえよう。(原本帯より)
    862年にノブゴロドにリューリクが都市を築き、882年にノブゴロド公国のオレグがキエフを征服し、キエフ大公国となった。988年には、ウラジーミル1世が東方正教会のキリスト教を受け入れ、スラヴ文化との統合を目指した。13世紀のモンゴルの侵攻による崩壊、16世紀のロシアツァーリ国建国、ロマノフ朝のロシア帝国成立、18から19世紀の拡大、ナポレオン戦争での勝利を経て、1917年のソヴィエト連邦の誕生までをまとめた格好の入門書。
    【目次】
    はしがき
    第一章 キエフ時代
    第二章 モスクワ時代
    一 モスクワ公国の台頭
    二 イワン三世
    三 イワン四世(雷帝)
    四 『混乱』
    五 ピョートルまでのロマノフ王朝
    第三章 ペテルブルク時代
    一 ピョートル大帝
    二 エカチェリーナ女帝(二世)
    三 ツァーリズムの崩壊
    四 ソヴエト政権の成立
    ロシヤ史主要参考書
    系譜
    ロシヤ史年表

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    「類や種」といった「普遍」は、実在するのか、観念的にしか存在しないのかをめぐる中世最大の哲学論争を問い直す。論理学の最重要書であるポルフュリオス『エイサゴゲー』の冒頭に、「類や種(すなわち普遍))実在するのか、それとも単に理解のうちに存在するのみなのか」という問題を提起していた。ボエティウスによる『エイサゴケー』のラテン語訳と注解が西欧中世に伝わっていたが、当時の学者たちは実在論の立場を受容していたが、11世紀後半になって大論争へと発展した。本書は、その前段階の中世の知的状況を追究する。
    【目次】
    序文
    初期スコラ哲学におけるアリストテレス的実念論
    一 ポルフュリオスの問いにたいするボエティウスの註解
    二 初期スコラ哲学における展開の始源
    三 バスのアデルハルドゥスの教説
    四 モルターニュのワルターの「状態」(status)説
    五 もう一つの「状態」説
    六 「無差別」説
    七 ソワッソンのガウスレヌスの「総体」説
    八 ギルベルトゥス・ポレタヌスの教説

    初期スコラ哲学における唯名論
    一 序論
    二 十一世紀以前の唯名論
    三 唯名論の起源
    四 ロスケリヌスの唯名論
    五 ロスケリヌスにおける「部分」の概念
    六 アベラルドゥスの唯名論
    七 結語

    補遺 アベラルドゥス宛てロスケリヌス書簡
    解説
    索引
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    初期のハイデガーの著作『存在と時間』は、序論に記された計画の3分の1だけで刊行された。その後、中期にあって自ら「転回(ケーレ)」を公にしたのが、1947年の『「ヒューマニズムについて」の書簡』である。後期のハイデガーに至る過程に焦点を当てて論じる。
    【目次より】
    まえがき
    主要著作とその引用記号
    I ハイデガーと形而上学
    II ハイデガーにおける思索の転回の端初 一九二〇年代後半の〈無〉〈世界〉〈存在〉をめぐって
    III ハイデガーにおける思索の旋回 一九三〇年代における〈自然〉〈人間〉〈神〉をめぐる十五の問い
    IV 一九三〇年代におけるハイデガーの思索の意味
    V ハイデガーとニーチェ
    1 ニーチェの「力への意志」とハイデガーの思索
    2 ハイデガーのニーチェ批判 『ニーチェ』第一巻に即して
    VI 一九四〇年代におけるハイデガー その思索の意味
    付編
    I ハイデガーから見たサルトル 実存主義・ヒューマニズム・現象学批判
    II ハイデガーの大学論
    III 『デア・シュピーゲル』誌記者との対話 一九六六年九月二十三日
    IV ハイデガーと現代の哲学
    初出一覧

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    文芸批評家、劇作家、小説家で、文化功労者の著者は、私小説批判で知られている。明治期の二大文豪、漱石と荷風の若き日を論じた著作である。
    【目次より】
    永井荷風
    I 荷風の青春
    II アメリカを中心に
    III フランスを中心に
    IV 肉化と再生
    夏目漱石
    I 漱石の青春
    II 文明批評
    III 漱石の旅行記

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    京都学派を代表する哲学者の高坂・西谷、科学史家の下村、倫理学者の三宅、西田幾多郎・フッサールに学ぶも京都学派とは距離をとった哲学者・務台ら、超一流の哲学者たちが、「哲学」について縦横無尽に語り尽くす。
    【目次より」
    第一章 哲学とはなにか 哲学の本質および方法
    哲学の方法としての対話
    第二章 物質とはなにか 自然哲学
    問題への展望 下村寅太郎
    第三章 生命とはなにか 生の哲学
    問題への展望 三宅剛一
    第四章 歴史とはなにか 歴史哲学と唯物史観
    問題への展望 高坂正顕
    ヤ革命観
    二つの終末観の総合
    第五章 人間とはなにか 人間学および実存哲学
    問題への展望 西谷啓治
    ハイデッガーのニヒリズム
    死の問題
    第六章 人間はいかに生くべきか 道徳的危機とヒューマニズム
    道徳的危機の問題
    編集後記
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    数理マルクス経済学の基本図書。資本家が投下した資本から生み出された剰余価値を自ら消費すれば、単純再生産となり、剰余価値の一部を新たに資本投下して、拡大再生産となる。社会的総資本は、生産のみならず流通にも投下され、それを考慮して資本総体の動きを数理的に捉えるための理論の入門書。
    【目次より】
    はしがき
    序論
    一 再生産の一般性と特殊性
    二 再生産の二重性
    第一篇 物質的財貨の再生産
    第一章 労働生産性
    第一節 労働生産性の概念
    一 労働の限界生産力および貨幣費用による労働生産性の規定
    二 投下労働量による労働生産性の規定
    第二節 労働生産性を規定する諸要因
    一 基本的要因=生産力
    二 副次的要因
    三 生産方法の選択
    第三節 労働生産性と物質的財貨の再生産
    一 生産財補填と労働生産性
    二 労働力の再生産と労働生産性
    三 社会発展と労働生産性
    第二章 生産諸要素
    第一節 労働力
    一 総人口
    二 総人口のうちで労働にたずさわる成員の比率
    三 労働する成員のうちで物質的財貨の生産に従事する成員の比率
    四 年間に物質的財貨の生産のために労働する日数
    五 一日の労働時間および強度
    第二節 生産財(労働生産物たる生産手段)
    一 生産財の期首存在量
    二 生産財の稼働度
    第三節 自然的生産手段
    第三章 生産編成
    第一節 生産編成と物質的財貨の再生産
    一 労働生産性と生産編成
    二 生産要素の存在量と生産編成
    三 総生産物・純生産物・剰余生産物
    第二節 単純再生産の編成
    一 剰余生産物なき場合
    二 剰余生産物の存在する場合
    第三節 拡大再生産の編成
    一 労働生産性の不変な場合
    二 労働生産性が変化する場合
    第四章 生産物の再生産的充当
    第一節 生産財補填、労働力再生産のための生産物充当
    第二節 最大生産規模と現実生産規模
    第二篇 生産関係の再生産
    第一章 生産関係の基礎
    第一節 生産関係の概念
    第二節 生産関係の基礎
    第二章 生産関係の基礎の再生産
    第一節 生産関係再生産と上部構造
    第二節 生産関係再生産と分配様式
    第三節 生産関係再生産と物質的財貨の再生産
    第三篇 生産様式の再生産
    第一章 物質的財貨の再生産による生産関係の規定
    第二章 特定の生産関係の下での物質的財貨の再生産
    第一節 原始共同体での物質的財貨の再生産
    第二節 奴隷制社会での物質的財貨の再生産
    第三節 封建制社会での物質的財貨の再生産

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    詩人、随筆家、翻訳家、また、クラシック音楽への造詣も深い著者は、山や自然を描いた詩や散文の秀品を多く残した。
    本書は、書簡集である。
    書簡の宛先は、伊藤海彦、石黒栄子、串田孫一、石黒光三で、20の書簡を収録する。
    【目次より】
    伊藤海彦宛*昭23・9・28
    伊藤海彦宛*昭23・10・21
    伊藤海彦宛*昭24・1・26
    伊藤海彦宛*昭24・1・31
    伊藤海彦宛*昭24・3・30
    伊藤海彦宛*昭24・4・8
    石黒栄子宛*昭24・4・17
    串田孫一宛*昭24・5・2
    石黒光三・栄子宛*昭24・10・31
    串田孫一宛*昭25・1・12
    石黒光三・栄子宛*昭25・7・7
    串田孫一宛*昭26・4・9
    石黒栄子宛*昭26・5・1
    串田孫一宛*昭26・5・17
    串田孫一宛*昭26・6・21
    串田孫一宛*昭26・6・30
    石黒栄子宛*昭26・7・7
    串田孫一宛*昭26・11・5
    串田孫一宛*昭26・12・6
    串田孫一宛*昭27・1・29
    串田孫一宛*昭27・10・3
    後書****伊藤海彦
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    現代における秀句を哲学者・宗教学者の著者の手ほどきで鑑賞する。俳句、短歌の秀句を選び、じっくりと未読する。筆者の端正な筆致で歌に込められた魅力を解き放つ。句作のガイドとしても最適な一冊。
    【目次】
    俳句の部




    短歌の部




    あとがき
    作者紹介
    作者別作品索引
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    新約聖書の山上の垂訓「地の塩、天の光」にちなむ。塩は、腐敗を防ぐことから、優れたものの比喩で、キリストの教えを示している。本書で、キリスト教学者が信仰の意味を説く。塩とは腐敗を防ぎ、役立つものの比喩であり、愛と慈悲の象徴でもある。
    【目次】
    まえがき 宣教第二世紀を迎えて
    I
    キリスト者の信仰
    喜ばしきおとずれ
    復活の証人
    クリスマスの恩寵
    十字架の死と復活
    II
    キリスト者の生活
    キリストにある人間
    人生の革新と社会の革新
    ナチズムとドイツの知識人 極限状況におけるエリートの存在型態
    日本のキリスト者の戦争責任
    III
    キリスト者としてこう考える 警職法改正の問題をめぐって
    現代の政治神話に抗して
    安保条約改定の意味するもの
    原子時代の戦争と平和
    デモクラシーの危機に際して 強行採決の政治的意味
    日本の民主主義を創るもの むすびに代えて
    あとがき

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    市場経済では,需要と供給が一致するように価格が決まるという前提に基づく理論。需要と供給が一致した状態が均衡である。ある産業や企業だけの均衡を扱うのが、「部分均衡論」である。市場のあらゆる財・サービスの均衡を扱うのが「一般均衡論」である。
    【目次】
    福岡正夫論文集刊行について
    第1部 線型経済学の諸問題
    完全雇用と固定的生産係数
    柴田博士のカッセル批判をめぐって
    カッセル一般均衡体系の再検討
    線型経済学と伝統理論
    投入産出モデルと市場機構
    投入産出の不等式体系
    動学的レオンチェフ体系における双対安定の非両立性について
    ゲーム問題の若干の特殊な解法について
    第2部 一般均衡理論の基礎をめぐって
    均衡点存在問題の一考察
    価格調整関数と存在定理 一つの注解
    存在問題の再考察
    安定条件と調整速度 一つの批判的覚書
    ヒックス教授の需要理論
    価格決定における需要の役割
    均衡理論の進路
    ケインズ経済学のミクロ理論的基礎 展望と評価
    マクロ分析とミクロ分析
    第3部 成長理論およびマクロ経済学
    再生産表式と均衡成長
    再生産表式モデルにおける双対安定性について
    新古典派定理と2部門成長モデル
    最適成長理論 展望
    インフレーション理論の展望
    貨幣的成長のケインズ・モデル
    カルドアの成長理論
    ケインズと現代経済理論
    ケインズ経済学の現局面
    あとがき
    索引
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    詩人、随筆家、翻訳家、また、クラシック音楽への造詣も深い著者は、山や自然を描いた詩や散文の秀品を多く残した。
    本書は、散文集である。
    【目次より】
    鎌倉住まい
    春信
    再生の歌
    内と外(1)
    内と外(2)

    早春
    鎌倉随想
    音楽
    バッハへ傾く心
    古い手箱と「別れの曲」
    オーヴェルニュの歌
    笛とレコード
    モーツァルト
    スカルラッティ
    一枚のレコード
    『ヨハネ受難曲』について
    ブルーノ・ワルター
    バイヤールの印象
    「目ざめよと呼ばわる声す」
    三詩人
    『高村光太郎全詩稿』のために
    「蝉を彫る」
    星座早見
    『道程』との出会い
    「ぼろぼろな駝鳥」
    千家元磨の人と作品
    千家元磨の詩の解説
    賢治を憶う
    思い出の山
    上高地行
    山と音楽
    思い出の山と人
    夜明けの山の写真に添えて
    ひとりの山
    書評
    串田孫一さんの『ゆめのえほん』
    『東京回顧』
    石川翠詩集
    三人の永遠の音楽家
    余録
    ロマン・ロランの声
    電話寸感
    信州の酒に寄せて
    自然の音
    初めて『郷愁』を読んだころ
    「井荻日記」について
    私のヘルマン・ヘッセ(1)
    私のヘルマン・ヘッセ(2)
    白山小桜の歌
    『ベートーヴェンの生涯』
    「此の家の以前の子供」
    デュアメルの訳書に添えて
    一詩人のブールデル見学
    後記

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    宗教改革によって誕生したプロテスタンティズムの精神の歴史的意味を読み解き、現代においてどのような意味を持ちうるかを探究する。
    【目次】
    宗教改革の精神と現代
    I ルターと宗教改革の精神
    1 ルターとその時代 
    2 宗教改革の精神
    3 プロテスタント的人間
    4 現代カトリシズムの問い
    II 無教会運動の歴史と神学
    1 内村鑑三と無教会の精神
    2 無教会のエクレシア観
    3 無教会の聖書思想
    4 無教会の神学思想
    5 無教会と教会との対話
    III 現代社会における教会革新
    1 現代社会における教会
    2 教会の社会的責任
    3 教会観の根本的転換
    4 教会革新のための基本線
    5 脱コンスタンティヌス時代の教会
    宗教改革と芸術の精神
    IV ルターのクリスマスの歌 讃美歌による福音宣教
    1 ドイツ宗教改革と讃美歌
    2 ルター讃美歌の特質
    3 ルターのクリスマスの歌
    V 騎士と死と悪魔 デュラーの信仰と芸術
    1 デュラーとの出会い
    2 騎士と死と悪魔
    3 デュラーと宗教改革
    VI 音楽のささげもの J・S・バッハの信仰的世界
    1 バッハ復興
    2 ルターの神学とバッハの音楽
    3 信仰者バッハ
    あとがき

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    「本質的存在」と「現実的存在(実存)」は、ギリシア哲学者プラトンのイデア論以来、哲学上の大きなテーマであり続けています。近代に入り、19世紀にはキルケゴールが改めて「実存」を問い直し、20世紀にはハイデガー、ヤスパース、サルトルとその系譜が引き継がれました。ヤスパースの実存哲学の専門家である著者が、「実存」を徹底的に問い直します。
    【目次より】
    まえがき
    第一章 まことを求めて
    一 本物の音色 二 真理と自由 三 現代の反省 四 母性について
    第二章 アメリカ文化とドイツ精神
    第三章 道徳教育の反省
    第四章 ヤスパースの教育観
    第五章 ヤスパースの歴史観
    第六章 追憶
    一 ヤスパース 二 ハイデッガー
    第七章 カール・ヤスパース 生涯と思想
    第八章 シェーラーにおける人間の地位
    第九章 ヤスパース 『真理について』以後
    第十章 ヤスパースの時代批判
    第十一章 実存哲学の実践的性格
    第十二章 ハイデッガーにおける存在と実存
    第十三章 [附録]生きる力(カール・ヤスパース 斎藤武雄訳)
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    京都学派の哲学者であった著者の本格的哲学論考。「近代の超克」を引き継ぐべき著者は、戦後早々に哲学的思索をやめてしまう。その思想の軌跡に迫るための必読書。
    【目次より】
    第一論文
    一、本題名中の『歴史的境位』について
    二、本題名中の『実存倫理』について
    三、副題名『神人と人神』について
    四、収録論文とその成立過程について
    五、主体的現象学について
    六、全文を反省して
    第二論文
    第一節 行為的人間
    第二節 悲劇の誕生
    第三節 悲劇の性格
    第四節 悲劇的個体
    第五節 悲劇的行為
    第六節 ヒュブリスとネメシス
    第七節 善悪と運命
    第八節 和解とカタルシス
    第九節 歴史の悲劇性
    第三論文
    第一節 黄金時代の想起
    第二節 ユートピアの期待
    第三節 ゼーノーンの反復
    第四節 エピクテートスの克己の倫理
    第五節 マールクス・アウレーリゥスの孤高の倫理
    第六節 倫理と歴史的現実
    第四論文
    第一節 苦難の根本義
    第二節 倫理と宗教の相剋
    第三節 自主性のパラドックス
    第四節 苦難の反復
    第五節 苦難の超剋
    第六節 神人と人神の相即の課題
    第五論文
    第一節 問題提起
    第二節 カントの宗教論の主体的必然性
    第三節 敬虔主義と啓蒙主義
    第四節 理性的道徳宗教の第一歩
    第五節 善悪の主体的相剋とその宿命
    第六節 道徳的理念の宗教的理念への転化
    第七節 心術の変革
    第八節 自由の具現の現実的媒体
    第九節 近代的理念の実存的限界
    第六論文
    第一節 ニヒリズムの到來
    第二節 ニヒリズムの道徳的背景
    第三節 クリスト教とニヒリズム
    第四節 ヘレニズムとヘブライズムの抱合
    第五節 近代科学とニヒリズム
    第六節 道徳と宗教の亀裂
    第七節 人神のニヒリズム
    第八節 虚無への虚無
    終論
    第一節 イエスの弁証
    第二節 自由の実存
    第三節 愛の弁証法
    第四節 受難と悔改の倫理
    第五節 使徒対天才
    第六節 イエスを師として
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    本書は第1部「実践の法理―司法過程における主体性の理論」および第2部「法理の実践―わたくしの少数意見」からなる。第1部中「判例による法形成」は、著者が最高裁判所裁判官退官後に試みた数回の講演を収録、司法のあり方を多角的に掘り下げたもので、わかりやすく語られており、第2部の少数意見の解説にもなっている。著者が世に問う意欲的な労作である。
    【目次】
    はしがき
    第一部 実践の法理――司法過程における主体性の理論
    第一章 裁判官論
    第一節 裁判官の良心
    第二節 学者と裁判官
    第一款 学者的良心と裁判官的良心
    第二款 裁判官の椅子――学界からの最高裁判所入りをして
    第三款 学問の道と裁判の道――この一筋につながる
    第四款 裁判官を助ける者――最高裁判所調査官とアメリカのロー・クラーク
    第三節 「法と社会」の動態と裁判官の任務
    第一款 「アクションとしての法」の理論――ジェロウム・ホール教授の「法学の基礎」
    第二款 社会の現実と司法の運用――イタリアにおける状況
    第四節 裁判官と少年審判
    第一款 少年審判と法の適正な手続――少年法改正の基礎問題
    第二款 少年審判における適正手続の理念
    第三款 裁判の「感銘力」――少年審判か刑事裁判か
    第四款 少年法の基本理念と少年審判の今後のあり方――少年法施行満三十五年にあたって
    第二章 判例による法形成
    第一節 「判例」というものについて
    第二節 裁判における主体性と客観性
    第三節 現代社会における判例の任務
    第四節 最高裁判所と日本の裁判
    第五節 法的安定性と判例の役割
    第二部 法理の実践――わたくしの少数意見
    第一章 判例の役割
    第二章 憲法の諸問題
    第一節 平等の原則(憲法一四条)
    第二節 政教分離の原則(憲法二〇条・八九条)
    第三節 表現の自由(憲法二一条)および罪刑法定主義(憲法三一条・七三条六号)
    第四節 公務員・公共企業体職員の労働争議権(憲法二八条)
    第五節 裁判を受ける権利(憲法三二条)と迅速な裁判(憲法三七条)
    第六節 自白と補強証拠(憲法三八条)
    第七節 二重の危険の禁止(憲法三九条)
    第三章 刑法の諸問題
    第一節 共犯
    第二節 個々の犯罪――定型説の適用
    第三節 罪数と行為論
    第四節 刑の執行猶予言渡の取消をめぐる諸問題
    第四章 刑事訴訟法の諸問題
    第一節 刑事訴訟法の基礎理論
    第二節 強制処分と証拠法
    第三節 上訴および非常上告
    第四節 少年保護事件
    第五章 民事、行政、労働の分野における諸問題

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    詩人、随筆家、翻訳家、また、クラシック音楽への造詣も深い著者は、山や自然を描いた詩や散文の秀品を多く残した。
    本書は、詩集である。
    【目次より】
    空と樹木(大正十一年) 四四篇
    海へ
    健康の朝
    カルナヴァル・ロマン
    カテージ・メイド
    野薊の娘
    スコットランドの娘
    田舎娘
    暁を呼ぶ声
    テニスの試合
    夜の樹々と星と私と
    悦び
    散歩
    嵐の翌朝
    冬空を讃う
    雨後の住来
    スイート・ピー
    芝生

    ボン・ボック
    田舎の夕暮

    胸の松明
    小景
    窓から

    友だちが帰ったあと
    雲と落日
    四十雀
    藪鶯
    生活
    新らしい季節
    帰り道
    冬の田舎
    欅に寄す
    或る宵
    井戸端

    台所
    東京へ
    雪どけの日から
    小さい墓地
    収穫
    幸いの日
    雲雀
    高層雲の下(大正十三年) 四二篇
    新らしい風
    高層雲の下
    野の搾乳場
    河口の船着
    最後の雪に
    野の小川
    私の聖日曜日
    音楽
    夕ばえにむかって
    明るい窓
    ヴェルアーランを憶う
    若い主婦
    昆陽先生の墓にて
    古いこしかた
    草上の郵便
    村の盂蘭盆
    我が家の台所
    裏道
    日没の時
    静かな夏
    土用の入
    水際
    晩夏
    秋風
    女等

    九月の樫

    秋の朝
    古典の空
    樹木讃仰
    朝狩にて
    花崗岩
    健康
    もず
    蹄鉄打ち
    落葉
    冬の木立
    眠られぬ夜のために
    日の暮
    蛇窪に別れる
    自我の讃美
    曠野の火(昭和二年) 三六篇
    小作人の墓銘
    曳船の舵手
    老教授
    ひとり者の最後の春

    大根
    冬の林
    私の古い長靴
    春を待つ間
    久濶
    天然の一日

    初夏の小屋
    平戸島への消息
    西瓜
    老いたる樫
    小鳥
    積乱雲
    秋の歌
    朝の半時間

    かがやく稲田
    夜あけの嵐
    兜虫
    甲州街道の牛
    冬の蠅
    朝の甲州街道
    土と落葉と水溜り

    私のかわゆい白頭巾
    夕暮の歌

    精神的寂静
    クリスマス
    青い鳥
    故郷にて
    後記
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    法制史の立場から、幕藩体制国家の地方支配体制を体系的かつ総合的に検討した服藤法制史の集大成。本巻は、「幕府法と藩法」。
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    西田幾多郎に師事した哲学者だったが、戦後マルクス主義唯物論者に転向した著者が、「平和」について論じた12の講義をまとめた著作である。戦争の原因分析や、戦後日本や世界情勢についての深い洞察がある。
    【目次より】
    目次
    まえがき
    第一講 戦争はどうしておきるか
    一 戦争の原因

    五 植民地再分割のための戦争
    第二講 第一次世界戦争はどうしておきたか
    一 自由競争から独占へ

    四 植民地政策の必然性
    第三講 第二次世界大戦はどうしておきたか
    一 第一次大戦後の世界情勢

    八 ファシズムの形成
    第四講 戦後の世界情勢 その一
    一 全般的危機の第二段階とその特徴

    七 アメリカの侵略的諸計画
    第五講 戦後の世界情勢 その二
    八 朝鮮戦争とその結果

    一五 資本主義国家のファッショ化
    第六講 戦後の世界情勢 その三
    一六 植民地体制の崩壊

    二八 ラテン・アメリカ諸国
    第七講 戦後の国内情勢
    一 敗戦後の日本

    五 MSA体制と平和勢力の発展(一九五三年―一九五四年)
    第八講 世界平和運動の発展
    一 第二次世界戦争以前の世界平和運動

    四 ヴェトナム休戦以後
    第九講 日本の平和運動の発展
    一 第二次世界戦争以前の平和運動

    五 第三期 対決期 MSA体制と原水爆に反対し、ソ中との国交回復運動の高まる時期
    第十講 平和的共存の可能
    一 新らしい事態

    六 平和的共存の可能
    第十一講 日本平和運動の諸問題
    一 再軍備の問題

    十 組織の問題
    第十二講 質疑応答
    一 ソ同盟は平和を主張しながらなぜ軍備をもつか

    十一 基礎科学の勉強について

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    「平家物語の解釈でも評釈でもない。「自然(じねん)」とか「不思議」とか「運命」という言葉を媒介にしての「平家物語」の精神風土の追究である。これらのありふれた言葉が、大野君の緻密な思索と構想によって、深い背景をもって新鮮にみごとによみがえった。王朝末から鎌倉へかけての動乱の過渡期の不安と絶望が、反って人間をしてその実存に目覚めさせ美しく深い精神の花をひらかせた。読者はこの書によって、あらためてその由来と事実を知るだろう。」--唐木順三
    【目次】

    平家物語における時間認識の問題 あはれと運命と無常との関連
    平家物語における死の問題
    その一 自然についての考察
    その二 穢土についての考察
    その三 不思議についての考察
    浄土教における「不思議」の考察 法然・親鸞・一遍
    索引

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    宇宙の誕生から、生命の出現、人類の起源、進化、そして人類の歴史「人類史」の登場と発展について、弁証法的世界観により壮大に描いたエキサイティングな「世界の歴史」を読む。
    【目次より】
    目次
    総説
    第一章 宇宙のはじめ
    一 動的宇宙観
    二 宇宙の起原
    三 銀河系と太陽系
    四 地球の科学
    第二章 生命の起原
    一 生命の本質
    二 生命の誕生
    三 生命の発展
    第三章 人類の起原
    一 自然史の総括
    二 生物進化の法則――競争と共存
    三 労働が人間をつくった
    四 人類史のあけぼの
    五 氷河期について
    六 遺存種について
    第四章 弁証法的世界
    一 自然の発展における非連続の連続
    二 サルとヒトとの非連続の連続
    三 価値理念の発展
    四 弁証法的世界 その一
    五 弁証法的世界 その二
    六 弁証法的世界 その三
    七 叡智的自然
    第五章 生産労働の発展と社会の進歩
    一 物質的自然の発展法則
    二 生物的生命の発展法則
    三 生物の社会と人間の社会
    四 生産労働の発展と社会の階級化
    五 階級的社会の一典型としての奴隷制
    六 本章のまとめ
    第六章 生産労働と知性の進歩
    一 カントの「純粋理性批判」
    二 ヘーゲルの「世界理性」
    三 反映と反応、認識と実践
    四 構造と機能
    五 生産の発展と知性の進歩
    六 観念論的認識論から弁証法的認識論へ
    七 自然と理性の弁証法的統一
    八 社会発展のバロメーターとしての科学的知性
    第七章 生産労働の発展と民主主義
    一 社会発展の三要因
    二 分業の発展にともなう個の自覚と社会的連携の自覚
    三 社会圏の拡大とヒューマニズムの成長
    四 奴隷制から封建制への自由の進歩
    五 資本主義的自由と利己的個人主義
    六 貨幣の物神化と人間性の荒廃
    七 階級闘争とプロレタリア民主主義
    第八章 社会主義とプロレタリア民主主義
    一 社会主義の必然性と現代社会主義のゆがみ
    二 ゆがみの原因をたずねて
    三 人類の未来について

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    政治において「ロゴス(理念)」はどうあるべきなのか。パトス(熱情)に突き動かされがちな政治を改めて問い直す。
    【目次】
    目次
    はじめに
    第一部
    政治のロゴス(その一) 魂と国家
    政治のロゴス(その二) 「へつらい」の構造
    政治のロゴス(その三) イデオロギーの系譜
    第二部
    「承認」の問題 『精神現象学』をめぐって 
    「認識」と「承認」 「承認」の現象学のためのノート
    「承認」の構造
    はじめに
    I 「認識の終り」としての「承認」 ac-knowledgeという語の解釈学的構造分析 
    II 「認識の繰り返し」としての「承認」 re-cognizeという語の解釈学的構造分析 
    終りに
    あとがき

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    神学者にして牧師の著者は、「神の痛みの神学」を提唱した。「神の痛み」とは、神が神の愛に反逆し、神にとって罪人となった人間に対して、神自身が怒りを自らに引き受け、その上で罪人を愛する神の愛のことである。また、著者は日本基督教団内部における、会派問題に対処したり、信仰告白の制定などにも貢献したことでも知られている。その著者による、日本のおけるキリスト教の存在と歴史の解説である。
    【目次より】
    I
    日本のキリスト教
    「日本の神学」ということ
    II
    『神の痛みの神学』について
    「神の痛みの神学」をめぐる外と内
    ヨーロッパ神学との対話のために
    III
    内村鑑三における「世界」と「日本」
    小塩力著『高倉徳太郎伝』をめぐって
    簡朴に静寂に重厚に 小塩力の神学
    学生キリスト教運動(SCM)の歴史を回顧して
    IV
    エキュメニズムの理解
    モントリオール通信
    日本基督教団信仰告白について
    宗教改革と日本基督教団
    日本基督教団二十五年の歩み
    教団二十五年
    V
    他宗教への態度
    『維摩経義疏』の一節
    日本の宗教哲学
    田辺 元
    田辺先生をしのぶ
    田辺先生における師弟関係
    VI
    ヘブル書十一章三節についての一考案
    キリスト論における苦難の問題
    イエス・キリストの苦難と復活
    キリスト教教育の神学的検討
    山本新著『文明の構造と変動』について
    『氷点』をめぐって
    世俗の問題
    発表年月
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    戦後間もない1950年初期に、保守的な動きが強まった。当時は、敗戦の直後ということもあり社会主義的・民主的な思想が隆盛していた中で、保守的な思想が反動として復活したことに対し、日本の進むべき方向性を示した本書は、当時の日本の思想状況を知るための貴重な資料である。
    【目次】
    はしがき
    第一部 民主主義のために
    革命と道徳
    革命と大学
    革命と暴力
    社会民主主義と国会の保守性
    総選挙を顧みて
    ひとごとではない
    革命問答
    反動問答
    この数年間民主主義は日本において進歩しつつあるか
    第二部 平和主義のために
    民族主義と国際連帯主義
    内乱
    思想の争いは必らず戦争になるか
    アメリカとソヴエトはどういうわけで協調できないのか
    平和論争の盲点
    私の愛国心
    毛沢東と中国革命
    日本・中国・ロシア
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    プロテスタントの宗教学者が編み、著した日常をめぐる滋味あふれる俳句と短歌の鑑賞の手引き。
    【目次】
    俳句の部




    短歌の部




    あとがき
    作者紹介
    作者別作品索引
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    法学の泰斗であり、実務家として弁護士も務めた著者が、法にまつわるさまざまな話柄を取り上げ綴る随筆集。
    【目次】
    はしがき
    法律の視野からの文芸を見る
    シェークスピーアと法律
    チャタレー夫人の苦笑
    鴎外とユーモアと皮肉
    モデル問題
    肉体文学と法律
    創作か模倣か
    創作と模倣との境
    著作権・出版権と最近の出来ごと
    鰐と法律
    詩人と犯罪
    ポーとコナン・ドイル
    ユーゴーとゴーチェと著作権
    ノラは帰るか
    文芸と法律
    美術・師・友
    芸術と道徳
    美術品及び美術家の法律的保護
    日本文化の出なおし
    蔵書印と蔵書票
    牡丹を描く
    画友、葱南木下杢太郎を憶う
    杢太郎二十五周忌、喜久雄二十周忌に参じて
    医学・文学・南画
    阿部家正月画会のこと
    切支丹宣教師の見た慶長時代の日本
    蓬里雨子を想う
    ルヴォン先生と日本文学
    現代詩歌のころ
    富井先生を憶う
    織田萬博士と乃木大将
    鵜沢博士と人身売買
    ある哲学者の死
    老法学者の遺言を読む
    旅情点滴
    エルサレム紀行
    マンデルバウム門
    カイロ紀行
    壮大カルナックの柱列
    ヒットラーの山荘を訪う
    ヴェルレーヌの歩みし辺り
    真珠とコダック 其他
    真珠とコダック
    リヒドと法律
    法律大いに笑う
    遺産相続はうまくいっているか
    ソクラテスとある判事の死
    権利の善用
    天の逆鉾
    孔子と契約
    戴冠式事件
    重役の停年制・婚姻の目的
    素人の法律家
    素人の法律家後聞
    盥まわし
    三つの事故とその対策及び救済
    争議の目的と限界
    企業の取引逼迫と事情変更の原則
    七味からし
    鉛筆
    鮎釣りの解禁日を迎えて
    鰆の味
    真実とユーモア
    動物園と憲法
    猿と法律
    手形で釣銭をかせぐ話
    法律官僚
    真実は何よりも雄弁に弁護する
    幼児は叫ぶ
    光と水についての史話
    ディオゲネスと日照権
    眺望権について
    自然公害についての随想
    宝暦治水と明治維新
    皓川詩稿
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    農業経済学者の著者による、熱帯・亜熱帯に属する東南アジアの農業開発についての論考が本書である。
    【目次より】
    はしがき
    序論 「南北対立」と「人口食糧」との問題
    I 東西対立から南北対立へ
    II 低開発国における人口と食糧とのアンバランス
    III 農業開発問題の重要性
    第1章 東南アジア農業開発にたいする日本の動き
    第2章 東南アジアの地域的特質
    I 東南アジアの地域設定
    II 東南アジアの地理学的統一性
    III 東南アジアの地理学的多様性
    IV 東南アジアの流動性
    第3章 東南アジアの経済開発戦略
    I 低開発国経済開発戦略の基本問題
    II 工業化論の経済理論的批判
    III 東南アジア経済開発の戦略決定にかんする与件
    第4章 東南アジア農業の特質
    I 自然的基礎
    II 人口寡少と可耕末墾地の存在
    III 単一耕作的輸出農産物と多年生作物の地域的卓越性
    IV 農業生産の二重構造 自給生産と商品生産、小生産者とプランター
    V 米作の卓越性と食糧過不足国の分化
    VI 農業における低位生産性と不完全雇傭
    第5章 東南アジア農業開発の目的と目標
    I 東南アジア農業開発における目的
    II 東南アジア農業開発における目標
    第6章 東南アジア農業開発の主体
    I プランター
    II 耕作農民
    III 政府
    第7章 東南アジア農業開発の条件
    I 資本条件
    II 社会経済的条件
    III 技術的条件
    IV 価格条件
    V 交通条件
    第8章 東南アジア農業開発と外国援助
    I 低開発国にたいする外国援助
    II 東南アジア農業開発にたいする外国援助
    第9章 東南アジア農業開発における日本の役割
    I 農業技術協力の重要性
    II 農業技術協力の問題点
    III 一次産品開発輸入の問題
    補論 東南アジア農業開発の日本農業におよぼす影響
    I 東南アジア農業開発の日本農業への影響の形態
    II 東南アジア農業開発と日本農業保護主義
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    法学者、歴史学者、教育者、宗教家である知の巨人・廣池千九郎が著した東洋法制史関係の著書である。
    「東洋法制史序論」「中国古代親族法の研究」「中国喪服制度の研究」「韓国親族法における親族制度の研究」を所収。
    世界平和と人類の幸福を実現するための「モラロジー(道徳科学)」を創始した法学者廣池千九郎氏の遺著である本書は、「東洋法制史序論」「中国古代親族法の研究」「中国喪服制度の研究」「韓国親族法における親族制度の研究」を所収する。
    【目次より】
    序 廣池千太郎
    東洋法制史序論 東洋於ける法律と云ふ語の意義の研究
    序 穂積陳重 戸水寛人
    緒言 凡例
    第一章 序説
    第二章 中国に於ける法律と云ふ語の意義
    第三章 中国に於ける法律と云ふ語の意義と中国に於ける善の根本実質
    第四章 中正、平均が天道に一致すと云ふ観念の結果によりて、法律は直に天道に一致すとの観念を生ぜし事を論ず
    第五章 法律は天道に一致するものなりとの観念より、聖人の命令并に其制定せる法律は直に其理想的法律として認めらるるに至りし事を論ず
    第六章 中国に於て聖人の命令并に其制定せる法律が中国の理想的法律として用ゐらるる結果、普通凡庸の主権者の命令并に其制定せる法律が亦之に準ぜらるるに至りし事を論ず
    第七章 中国に於て人為法律の闕点を救済する方法
    第八章(上) 中国に於ける法律と云ふ語の固有の意義なる中正、平均と一致する各種の思想
    第八章(下)中国に於ける法律と云ふ語の固有の意義なる中正、平均と一致する各種の思想に淵源せる政治上法律上の各種の現象
    第九章 日本に於ける法律と云ふ語の意義
    第十章 結論
    中国古代親族法の研究
    緒言
    第一章 親族と云ふ文字の意義
    第二章 親族関係の発生及び消滅
    第三章 親族の範囲
    第四章 親等制度
    第五章 親族関係の効果
    第六章 家
    第七章 宗族
    第八章 姓氏
    中国喪服制度の研究[中国親族法外篇]
    緒言
    第一章 喪服制度の起原
    第二章 喪服制度の沿革
    第三章 喪服制度の立法上の基礎
    第四章 喪服制度の形式
    第五章 喪服著除の順序
    第六章 喪服制度の運用
    第七章 著服の効果
    第八章 著服制度は法律上の人格を定むる標準なる事を論ず
    韓国親族法に於ける親等制度の研究
    自序
    第一 親等の意義
    第二 中国法に於ける親等制度の概要并に日本に於ける其概要
    第三 韓国の親等制度の他の東洋諸国のそれと異なる要点

    第九 韓国親族法に於ける行列の制度
    第十 結論

    解題 内田智雄
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    西田幾多郎に師事した哲学者だったが、戦後マルクス主義唯物論者に転向した著者の著作集。全8巻。第一巻は、「自叙伝」である。
    【目次より】
    目次

    わが思想の遍歴
    まえがき
    ロシア語版序文
    ロシア語版あとがき   エリ・シャフナザロワ
    わが思想の遍歴
    唯物論十年 続わが思想の遍歴
    まえがき
    ロシア語版序文
    ロシア語版あとがき   ペー・フェドセーエフ
    唯物論十年
    私の人間変革
    まえがき
    前編 天空にあこがれて
    後編 大地に立つ 
    入党のことば
    わが入党の動機
    奇跡の友情 モスクワの女性からの手紙
    日本のみなさんへ   エリ・シャフナザロワ
    まえがき
    奇跡の友情
    柳田謙十郎略歴年譜
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    鈴木大拙に師事した禅の思想的研究者である著者が、道元の主著である『正法眼蔵』の成立とその内容を徹底的に解説する。
    【目次より】

    [第一部]
    第一章 道元の遍歴 入宋参学の跡
    第二章 正法眼蔵の成立に対する一私見
    附・特に「嗣書」について
    第三章 道元の眞筆本について
    第四章 正法眼蔵の「示衆」とその各巻の題号
    [第二部]
    第五章 正法眼蔵私釈
    全機
    都機
    諸法実相
    見佛
    古鏡
    空華

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    「民法研究シリーズ」の1冊。法学の泰斗による、民法と著作権法にまつわるさまざまな問題を具体的事例も多く取り上げ、検討する。法学者であり、実務家として弁護士も務めた著者の専門分野である、民法(債権法)と著作権法についての研究書。
    【目次】
    第一部 民法上の諸問題
    一 填補売買論
    二 商法典廃止論

    七 履行における追完について ことに損害賠償の方法としての考察
    八 表現の自由について
    九 インフレーションと事情変更の原則
    一〇 権利の善用について 著作権法上のFair useの理論を機縁として

    一五 抵当権法制改正の諸問題
    一六 ローマ字の印鑑は無効か
    第二部 著作権法の諸問題
    其一 特殊問題研究
    一 万国著作権条約の(c)条項と日米関係
    二 疑わしい日本の著作権表示
    三 映画と週刊誌との著作権について(講演)
    四 オリンピック標章の法律的保護について

    七 漱石問題所感(著作権と出版権)
    八 商標権と著作権
    九 著作権法と隣接権について(講演)
    其二 著作権に関する全般的殊に立法的問題
    一 審議会発足に際して
    二 世界に順応する態度を
    三 著作権法改正とわたくしの所見

    九 著作権法の改正について
    第三部 判例研究
    一 特許法第一条の工業的発明の意義

    三 著作権法第三〇条第一項第八号は憲法第二九条に違背するか
    四 行為基礎論
    五 使用者責任
    第四部 意見書、鑑定十五題
    一 東京電燈株式会社の米貨組及び英貨組社債に関する件
    二 海外売出大阪市築港公債立替金請求事件に関する意見書
    三 甲が発明した化学的絹糸製造方法につき、乙がその工業化を契約した場合に乙の一方的契約解除により侵害せられた甲の権益及び其保護手段

    六 共済組合の保険事業経営の可否其他
    七 力技士仕合のスナップ写真を広告によって複製した場合
    八 高層建築に於ける二階以上の階層所有権の土地所有権に対する関係の保護について

    一三 意匠登録の無効に関する鑑定書
    一四 スイス国で発行せられた図案集中の一図を日本に於て商標として使用するの可否に関する意見書
    一五 応用美術の保護に関する各国の法制の調査及び、それを日本で標識として利用することの可否についての鑑定、意見
    第五部 法学諸家追想
    一 エスカラ教授を憶う
    二 鳩山秀夫先生の人と学問
    三 織田萬先生を憶い出
    四 ローマ法の春木一郎先生
    五 滝川幸辰博士を憶う
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    神学者にして牧師の浅野順一の「著作集」全11巻の第1巻「予言者研究1」。
    【目次より】
    目次
    序   高倉徳太郎
    序(改版)
    エリヤの宗教改革
    一 序言
    二 予言者エリヤの時代的背景
    三 対カナン文化の問題
    四 アハブ時代の宗教及び道徳問題
    五 エリヤの宗教改革運動
    六 結語
    アモスの宗教
    一 彼の人物
    二 彼の時代
    三 神観
    四 宗儀の問題
    五 罪観
    六 審判
    ホセアの宗教
    一 彼の人物と時代
    二 彼の家庭
    三 神観
    四 罪観
    五 審判
    六 結語
    イザヤの贖罪経験 イザヤ書第六章の研究
    一 彼の見たる幻
    二 神観
    三 贖罪
    四 召命
    五 審判
    ミカの宗教思想
    一 序言
    二 彼の人物と時代
    三 彼の神とイスラエルの罪
    四 審判と希望
    五 結語
    エレミヤの召命経験 エレミヤ記第一章の研究
    一 序言
    二 彼の生い立ち
    三 万国の予言者
    四 巴旦杏の枝
    五 沸騰る鍋
    六 結語
    神とエレミヤ
    「主の僕」の歌 イザヤ書四二・一―四、四九・一―六、五〇・四―九、五二・一三―五三・一二の研究
    一 序言
    二 「主の僕」の歌の成立
    三 異邦人の光
    四 苦難の僕
    五 「主の僕」とイエス・キリスト
    六 結語
    附録 旧約研究の方法論について
    《旧約聖書》

    第一章 旧約聖書の意義と価値
    イ 一般文化的価値
    ロ 旧約と新約との関係
    ハ 旧約宗教の特質
    二 旧約聖書に対する解釈
    第二章 旧約聖書の正経性
    第三章 律法の意義とその発達
    イ 律法と契約
    ロ モーセ五書の資料
    ハ 律法の成立
    ニ 天地の創造と始祖の信仰
    ホ 出埃及とモーセ
    第四章 旧約の歴史書
    イ 歴史記述の意義と目的
    ロ カナン侵入と定住
    ハ 王国の建設
    二 南北朝時代
    第五章 予言者及び予言文学
    イ 予言者の意義と使命
    ロ アモスとホセア
    ハ イザヤ
    ニ ヨシアの宗教改革及びエレミヤ
    ホ エゼキエル
    へ 第二イザヤと「主の僕」の歌
    第六章 詩歌、教訓及び黙示
    イ エズラ、ネヘミヤとユダヤ教の発達
    ロ 詩篇の宗教
    ハ ヨブと苦難
    ニ 知恵と懐疑
    ホ 終末の書
    参考書目
    解説   大内三郎 木田献一

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    西田幾多郎とカール・バルに学んだ神学者・哲学者の著者が、文豪夏目漱石の世界に迫る。「則天去私」に至った明治の作家の心の内奥に迫る。
    【目次より】
    新版の序

    第一章 倫敦の経験(「自己本意」の決意)
    一 漱石の「自己」というもの
    二 『私の個人主義』と謂わゆるエゴイズム

    九 彼の不安は何故消えたか
    十 彼が倫敦で「新しく掴んだ」「自己本位」の真義 それと「東洋趣味」及び「生涯の事業」との関係
    十一 「自己本位」の信念は何故『文学論』の著述を断念した後にもその力を保ち得たか
    十二 『私の個人主義』に於ける漱石の体験分析の曖昧とその原因
    第二章『文学論』と神経衰弱
    一 帰る日まで
    二 帰ってから
    三 『文学論』の骨組

    七 日露戦争 友人と門下生 表現の意欲
    八 漱石は何故彼の『文学論』を「学理的閑文字」と呼んだか 漱石の神経衰弱及び創作の意欲そのものと、それについての漱石自身乃至諸家の批評との間の隔たり
    第三章 作品の発展 その一
    第一節 『野分』まで
    第二節 『虞美人草』
    第三節 『坑夫』
    第四章 作品の発展 その二
    第一節 『三四郎』
    第二節 『それから』
    第三節 『門』
    第五章 作品の発展 その三
    第一節 『思ひ出す事など』 修善寺の大患とその意義について 
    第二節 『彼岸過迄』
    第三節 『行人』
    第四節 『こゝろ』
    第六章 「則天去私」とその後の作品
    第一節 『硝子戸の中』と「則天去私」
    第二節 『道草』
    第三節 『明暗』
    結論
    あとがき
    新版の跋
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    主に永青文庫所蔵の熊本藩法制史料の中から、「刑法草書」を中心に刑事関係の基礎的史料を選び、解題を付して編集。2部構成で、第1部では「刑法草書」の立法、第2部ではその運用に関する史料をそれぞれ翻刻収録した。
    【目次より】

    解題
    第一部
    1 宝暦四年捧呈、同五年施行の刑法草書
    1 御刑法草書 一冊 2 御刑法草書 一冊
    2 宝暦十一年施行の刑法草書の草案
    1 堀平太左衛門起草の試案 一冊 2 第一次草案ならびに編纂委員意見 四冊 3 第二次草案ならびに編纂委員意見・付札例書 三冊
    3 暦十一年施行の刑法草書 三冊
    4 天保十年施行の御刑法草書附例 二冊
    附録 刑法新律草稿 一冊
    第二部
    1 熊本藩刑律和解及御裁例 四冊 2 参談書抜 一冊 3 御刑法方定式 一冊 4 旧章略記 一冊(抄録) 5 死刑一巻帳書抜 一冊 6 除墨帳 一 冊(抄録) 7 小盗笞刑 一 冊 8 益田彌一右衛門上書堀平太左衛門返答之書付 一 冊 9 肥後経済録 一 冊(抄録) 10 隈本政事録 一 冊(抄録) 11 肥後物語 一 冊(抄録) 12 通俗徒刑解 一 冊(抄録) 13 銀台遺事 一 冊(抄録) 14 肥後熊本聞書 一 冊(抄録) 15 拷問図 一巻
    第一部
    1 宝暦四年捧呈、同五年施行の刑法草書
    1 御刑法草書(宝暦四年捧呈) 2 御刑法草書(宝暦四年捧呈、同五年施行、施行中随時修正増補)
    2 宝暦十一年施行の刑法草書の草案
    1 堀平太左衛門起草の試案
    律艸書
    2 第一次草案ならびに編纂委員意見
    御刑法例書  御刑法艸書 盜賊・人命  御刑法艸書 訴訟・詐偽・受贓・関津・捕亡・犯姦  御刑法艸書 闘殴・雑犯
    3 第二次草案ならびに編纂委員意見・付札例書
    御刑法例書   御刑法草書 盗賊・詐偽・奔亡・犯姦   御刑法草書 闘殴・人命・雑犯
    3 宝暦十一年施行の刑法草書
    刑法例書   刑法艸書 盗賊・詐偽・奔亡・犯姦   刑法艸書 闘殴・人命・雑犯
    4 天保十年施行の御刑法草書附例
    御刑法草書附例 乾 名例・盗賊・詐偽  御刑法草書附例 坤 奔亡・犯姦・闘殴・人命・雑犯  附録 刑法新律草稿
    第二部
    1 熊本藩刑律和解及御裁例 2 参談書抜 3 御刑法方定式 4 旧章略記(抄録) 5 死刑一巻帳書拔 6 除墨帳(抄録) 7 小盗笞刑 8 益田彌一右衛門上書堀平太左衛門返答之書付 9 肥後経済録(抄録) 10 隈本政事録(抄録) 11 肥後物語(抄録) 12 通俗徒刑解(抄録) 13 銀台遺事(抄録) 14 肥後熊本聞書(抄録) 15 拷問図
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    詩人、随筆家、翻訳家、また、クラシック音楽への造詣も深い著者は、山や自然を描いた詩や散文の秀品を多く残した。
    「私の牧場は家のうしろにある。広くて平らで、ここから見えるかぎりでは谷の上でのいちばんいい場所だ。さまざまな木が、たとえばハンノキだの、いろいろな種類の灌木だのが、この草原くさはらをかこんでいる。しかしまたそこには二本のトネリコや、梢にみごとな葉のかんむりを茂らせた一本のカエデのような大木も立っている。そしてその向こうには、山を正面にして針モミの林があり、暗い色をした深い森林がよこたわっている。  地面は南がわでわずかに高くなっている。岩にも、はざまにも、もちろん雄大なおもむきはなく、ただ空へむけて二つのやさしい丘がもり上がって、そのてっぺんに生垣いけがきの断片と、シダや広葉ヘビノボラズの藪のもやもやとが載っているだけである。しかし、春は年ごとにまずそこの土から萌え出る。とは言ってもその春たるや哀れにもはだかで、乞食同様、ほとんど何物をも産まず、ただ少しばかりの緑の色と、もじゃもじゃしたフキの花茎を二三本、古草のあいだに見せるばかりである。
    夏になると、しばしば、何週間ものあいだ、熱した匂いの雲がイチゴ類の実の上に立ちまよう。それに草のいきれや砕けた土の匂いもして、そういう香りが怪しくも血液にまじりこむ。キリギリスが力いっぱい鳴き立て、褐色のトカゲが石の上にひらたく身を伏せて、 暑熱のなかでその脇腹をぴくぴく動かしている。しかしすべての物の上には静寂があり、更にその上に苛烈な天空が、その青さの全重量をかけて横たわっている。
    そして寒い季節になっても、なお岩かげには霜の手のとどかない場所がある。そういう場所には何かしら親しみぶかい物が残っていて、ヒカゲノカヅラとか、緑の地衣とか、オランダゲンゲのような草が見られ、軽率な甲虫が苔の中にあおむけになって眠っているのである。」(本書より)
    【目次より】
    牧場の讃美
    牧場の本
    あとがき
    著者自作の切抜絵

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    哲学者にしてキリスト教神学者である著者による「理性」と「信仰」をめぐる論考。時に、対立する「理性」と「信仰」はどのような関係にあるのか? 「信仰」は「理性」を超えるものなのかなどを、問い直します。
    【目次より】

    第一章 キリスト教哲学の根本問題
    第一節 キリスト教哲学の可能性について

    (一) 創造における理性と信仰
    (二) 堕罪における理性と信仰(イ)
    (三) 堕罪における理性と信仰(ロ)
    (四) 新生における理性と信仰(イ)
    (五) 新生における理性と信仰(ロ)
    第二節 キリスト教哲学成立の歴史

    (一) ギリシャ哲学における理性と信仰
    (二) 教父哲学における理性と信仰(イ)
    (三) 教父哲学における理性と信仰(ロ)
    (四) アウグスチヌスの理性と信仰
    (五) 中世哲学における理性と信仰
    第二章 時と永遠について
    序説
    第一節 聖定における時と永遠の位置
    第二節 創造における時と永遠
    第三節 摂理における時と永遠
    (一) 業の契約と時間の構造
    (二) アダムの堕罪と時間
    (三) 恵みの契約と時間の遠近法
    第四節 新約の時と永遠
    (一) 新約的時間の遠近法
    (二) 終末における時と永遠
    結語
    「補論」一般史と救済史の関係について
    第三章 自然の意味について

    第一節 
    (一) ギリシャ的自然観
    (二) 中世的自然観
    附論 トーマス・アキーナスの自然観
    (三) ルネッサンスの自然観
    第二節 近世初頭における自然科学とプロテスタント信仰
    (一) 予定論と科学(イ)
        予定論と科学(ロ)
    (二) 第二原因としての自然法則(一)
        第二原因としての自然法則(二)
    第三節 聖書の自然観

    (一) 創造における自然
    (二) 摂理における自然
    (三) 終末における自然
    第四章 知性の改善

    第一節 理性の訓練
    (一) プラトンの知識論
    (二) 知識形成の基盤としての神と自己の存在認識
    第二節 危機に立つ理性
    (一) 史学的見方
    (二) 社会学的見方
    (三) 哲学宗教的見方
    結論
    「附論」ルネッサンスと宗教改革
    附録(一) 自然的秩序と目的論的秩序 カントの目的論の構造と批判
    附録(二) カントの目的論における普遍と個物の関係について
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    1973年にノーベル経済学賞受賞者のレオンチェフが最初に作成した「産業連関表」とは、産業間のつながりを示すマトリックス。ある産業は、他の産業から原材料などを購入し、これを加工して別の財・サービスを生産する。そして、生産した財やサービスをまた別の産業部門に対して販売する。このような財・サービスの「購入→生産→販売」という連鎖をマトリックスとして表示するのが産業連関表である。産業連関表を利用すると、ある産業に新たな需要が発生した場合、どのようにその生産が波及していくのかを計量化可能になる。本書は、マクロ経済学の中の企業活動の領域の入門書。
    【目次より】
    はしがき
    第一章 産業連関表と産業連関分析
    緒言
    産業連関論の概略
    産業連関論と経済政策
    第二章 産業連関の静学理論
    物量的産業連関システムと価値的産業連関システム
    均衡産出量の決定
    均衡産出量の図形的説明
    均衡産出量の正値条件
    逆係数の図形的説明
    波及構造の定性分析
    波及構造の定量分析
    産業連関システムと価格の決定
    第三章 産業連関論と企業理論
    I サミュエルソンの代替定理
    代替の可能性
    等生産量曲線
    収穫不変性の仮定
    生産方法の決定
    サミュエルソンの代替定理の批判
    II クープマンスの代替定理
    新しい企業理論 線型計画論
    労働の有効配置
    クープマンスの代替定理の批判
    III クラインの代替定理
    クラインの代替定理
    ヒックスの企業理論
    価値的投入係数の固定性
    規模に関する収穫の可変性
    クラインの代替定理の批判
    第四章 産業連関論と一般均衡理論
    一般均衡論におけるワルラスとヒックス
    一般均衡理論
    利潤率均等の法則と代替定理
    消費者の選択理論
    産業連関論と一般均衡理論
    第五章 産業連関論とケインズ経済学
    ケインズ経済学とケインズ哲学
    産業連関論における国民所得
    産業連関論とケインズ経済学
    第六章 産業連関の動学理論
    動学的産業連関システム
    産業の均等発展と不均等発展
    国民所得分析と循環的成長
    産業連関分析と循環的成長
    第七章 産業連関論と外国貿易
    輸出入を含んだ産業連関システム
    国内産出額および輸入額の決定
    線型計画論による輸入計画の編成
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    詩人、随筆家、翻訳家、また、クラシック音楽への造詣も深い著者は、山や自然を描いた詩や散文の秀品を多く残した。
    本書は、詩集である。
    田舎のモーツァルト
    中学の音楽室でピアノが鳴っている。
    生徒たちは、男も女も
    両手を膝に、目をすえて、
    きらめくような、流れるような、
    音の造形に聴き入っている
    そとは秋晴れの安曇平、
    青い常念と黄ばんだアカシア。
    自然にも形成と傾聴のあるこの田舎で、
    新任の若い女の先生が孜々として、
    モーツァルトのみごとなロンドを弾いている。
    【目次より】
    冬の雅歌
    不在
    妻に
    ハインリッヒ・シュッツ

    霧と風の高原で
    岩を研ぐ
    春の葡萄山
    モーツァルトの午後
    出合い
    歳月
    田舎のモーツァルト
    ひとりの山
    七月の地誌
    回顧
    車窓のフーガ
    高処の春
    あかがり
    復活祭の高原
    山中取材
    野の仏

    或る石に刻むとて
    湖畔の朝

    和田峠
    馬籠峠
    上越線にて
    受胎告知
    春興
    桃咲く春
    高地牧場
    故園の歌
    十年後
    朝の門前で
    草津白根
    予感
    飼育場風景
    後記
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    詩人、随筆家、翻訳家、また、クラシック音楽への造詣も深い著者は、山や自然を描いた詩や散文の秀品を多く残した。
    ドイツの大作家ヘルマン・ヘッセによる自然や町や人をめぐる随想集の翻訳。カラー挿画8点を収録。
    【目次より】
    素描三題
    アポロ蝶

    夕暮の色
    アネモネ
    碧い遠方
    秋が来る
    ゴットハルトにて

    菩提樹の花
    ファードゥッツ
    コモ湖畔の散策
    古い音楽
    故郷
    南欧の夏の日
    春の散歩
    小径
    或る旅の覚え書
    テッシンの聖母祭
    なくなった小刀
    水彩画をかく
    訳者後記
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    なぜ、人間が作った事や物が、逆に人間を支配するようなことが起こるのだろうか。あらためて、疎外が生み出す問題を哲学的に追究する。
    【目次】
    はじめに
    一 『精神現象学』における「自意識」の研究序説
    一 「欲求」の構造
    二 「承認」の概念
    三 「承認」をめぐる「生死の闘い」
    四 「主と奴」(一方的承認)の弁証法
    五 「支配と隷属」と現代の問題
    二 『精神現象学』における疎外の問題
    三 言葉と疎外(その一) マルティン・ブーバーの言語論をめぐって
    四 言葉と疎外(その二) ヘーゲルと現代の問題
    五 カント哲学の構造と疎外の問題
    あとがき

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    「知識学」とは、ドイツの哲学者フィヒテが提唱した学問。「知識」に基礎を与える「知」の形而上学として、「真の哲学」として構想された。本書はその全貌を知るための必読書である。
    【目次より】

    訳者覚え書き
    第一部
    序論 知識学の概念
    第一章 絶対知について
    第二部
    [序論]
    [第一章 感性界]
    [第二章 道徳的世界]
    [第三章 両世界の結合]
    訳注

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    哲学者であり、キリスト教神学者でもある著者による、新約聖書、原始キリスト教、科学、儀礼や鈴木大拙などについての論集。
    【目次より】

    第一部
    一 新約聖書のキリスト論
    二 コロサイ人への手紙一・一五―二〇におけるキリスト論について
    三 平和の君キリスト エペソ人への手紙二・一四―一八解釈の試み
    四 新約聖書における神義論
    五 新約聖書における死の理解
    六 原始キリスト教における黙示思想 E・ケーゼマンの提題をめぐって
    第二部
    七 神の知恵と人間の知恵
    八 死生観 無常観と被造物感
    九 祈りと沈黙
    一〇 生と死の彼方へ
    一一 科学とヒューマニズム
    第三部 
    一二 日本における福音の理解の可能性
    一三 日本におけるキリスト教の将来
    一四 インマヌエルの原事実
    一五 キリスト教の本質を求めて 石原謙博士におけるキリスト教史学の成立
    一六 宗教と儀礼
    第四部
    一七 カール・レーヴィット先生
    一八 石原謙先生の追想
    一九 石津照〓博士を追想して
    二〇 鈴木大拙先生とキリスト教
    二一 真実を求めて歩むキリスト教 小田切信男博士
    二二 前田護郎博士 『ことばと聖書』
    二三 神田盾夫先生の学風
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    詩人、随筆家、翻訳家、また、クラシック音楽への造詣も深い著者は、山や自然を描いた詩や散文の秀品を多く残した。
    本書は、散文集である。
    【目次より】
    音楽
    バッハをめぐって(一)
    バッハをめぐって(二)
    冬の或る日
    『ベートーヴェンの生涯』
    今と昔
    ブクステフーデ
    森の歌
    合唱と私
    自然
    甲斐路の春
    浅間山麓の一日
    美ヶ原の秋
    武蔵野の鳥
    知多半島の一角
    思い出の山の花たち
    山にゆかりの先輩
    道二題
    図鑑について
    先人と友人
    デュアメルのかたみ
    デュアメルの追悼
    カロッサの教訓
    若き日の友の姿
    交友抄
    わが師わが友
    祝詞に代えて
    清閑記
    一詩人の告白
    道にて
    詩人の朝
    近況
    たしなみの美
    わが愛誦の詩(一)
    わが愛誦の詩(二)
    ふるさとの一角
    山小屋からの電話
    その頃の孫
    雑草
    『思索する心』
    新しい印章
    たまたまの余暇
    私の一冊の本
    旅の宿
    高村光太郎
    大いなる損失
    あの手のイメージ
    ふたたびの春
    高村さんとの旅
    初めて見たアトリエ
    晩秋の午後の夢想
    片思いの頃
    智恵子さんの思い出(一)
    智恵子さんの思い出(二)
    後記
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    国家など行政団体が、経費に充当するために、徴収する税金は経済理論的にどのような意味があるのか? 日経・経済図書文化賞受賞作。
    財政学において、租税は重要なテーマである。本書では、公共経済学の視点から租税の経済分析を行う。より具体的には、租税帰着の理論と最適課税の理論が主題となる。本書は租税理論の研究者・専門家のみならず、財政問題に関心のある人々にとって必読書である。
    総ページ数 330
    判型 A5
    【目次】
    まえがき
    第 I 部 租税帰着の理論
    第1章 静学的租税帰着の理論
    1.はじめに
    2.静学的租税帰着モデル
    3.モデルの因果律
    4.比較静学分析
    5.結び
    数学付録
    第2章 動学的租税帰着の理論
    1.はじめに
    2.動学的租税帰着モデル
    3.予備的考察
    4.比較動学分析
    5.結び
    数学付録
    第3章 地域間租税帰着の理論
    1.はじめに
    2.地域間租税帰着モデル
    3.比較静学分析
    4.結び
    数学付録
    第4章 動学的階級間租税帰着の理論
    1.はじめに
    2.モデルの記述
    3.長期均衡の諸性質
    4.差別的帰着の評価
    5.結び
    数学付録
    第 II 部 最適課税の理論
    第5章 公共的競争均衡と租税体系
    1.はじめに
    2.公共的競争均衡モデル
    3.一つの反例
    4.公共的競争均衡と租税体系の両立可能性定理
    5.両立可能性定理の証明
    6.残された課題
    第6章 住民の地域選択と分権的地方財政制度
    1.はじめに
    2.短期モデルの構造
    3.住民の地域選択過程
    4.ティブー的均衡の厚生上の意義
    5.残された課題
    第7章 ピグー的租税・補助金政策の有効性
    1.はじめに
    2.モデル、パレート効率性、ピグー的均衡
    3.予想調整過程とその安定性
    4.ピグー的料率の調整過程とその安定性
    5.価格調整過程とその安定性
    6.結び
    第8章 通時的経済における租税政策の役割
    1.はじめに
    2.モデル
    3.黄金律均斉成長経路の安定性
    4.租税政策の役割
    5.一つの応用例 年金制度
    第9章 最適間接税の理論 展望
    1.はじめに
    2.最適課税問題の基本構造
    3.最適課税ルールの相対的意義
    4.最適課税問題の新展開
    索引

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    文学研究の大家が、日本文学における「男と女の間」について問題史的に考究したのが本書である。神話の「性」、古事記の男と女、万葉の恋歌ノート、伊勢物語と色好み、源氏物語の好色性、兼好の「色好み」論の6章で構成される。
    【目次】
    目次

    一 神話の「性」 伊邪那岐・伊邪那美の二神をめぐって
    二 古事記の男と女 集団的なものから個人的なものへ
    (1) 伊邪那岐命と伊邪那美命、あるいは国生みについて
    (2) 大国主神の婚姻、あるいは国覓ぎについて
    (3) 大雀命と石之日売命、あるいは嫉妬について
    三 万葉の恋歌ノート 「恋ひ死ぬ」「恋ひわたる」「恋ひわぶ」考
    四 伊勢物語と色好み 男と女の人格的平等性について
    (1) 閑暇と色好み
    (2) 色好みと「昔男」
    五 源氏物語の好色性 犯しと贖罪
    (1) 一条天皇と道長
    (2) 紫式部と光源氏
    六 兼好の「色好み」論 情趣としての恋

    あとがき
    索引(人名・書名・事項)

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