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『角川文庫、古処 誠二(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~3件目/全3件

  • 968(税込)
    著者:
    古処 誠二
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    第71回「毎日出版文化賞」「日本推理作家協会賞」(長編部門)W受賞作!

    「そうです。賀川少尉を殺したのはわたしです」第二次世界大戦のビルマ北部。日本軍警備隊が駐屯することになったある山村で、一人の将校が殺害される。村人には死因を伏せたまま、連隊本部から副官が派遣され事態収拾が始まるが、第2の殺人が起きてしまう。通訳を務める日本人商社員、依井の視点から描かれる正体不明の殺人者と協力者とは? 第71回「毎日出版文化賞」「日本推理作家協会賞」(長編部門)W受賞作! 「戦場」という閉鎖空間の山村を舞台に、重厚繊細に描かれた戦争ミステリの名作!
  • 880(税込)
    著者:
    古処 誠二
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    現地民と歩兵の心の闇、緊迫する心理戦、知られざる真実。戦争小説の白眉。

    現地民と歩兵の心の闇、緊迫する心理戦、知られざる真実――敗戦間近の英国領ビルマを舞台に、ペスト罹患者の封じ込めにやっきになる村に派遣されてきた日本人の中尉と、その警備にあたる軍曹の心理を描いた戦争小説。
  • 726(税込)
    著者:
    古処 誠二
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    死線をさまよい続ける極限状態で、人間が人間らしくあることは可能なのか―

    飢えとマラリア、過酷な山越えのための想像を絶する疲労の中、困難な道を進む兵隊たち。摩耗する心と体。俺はこのニューギニアの地に捨てて行かれるのか――。味方同士で疑心暗鬼に陥る隊では不信が不正を招き、不正が荒廃をはびこらせる。そんな極限状態で人間が人間らしくあることは果たして可能なのか。第二次大戦の兵站線上から名もなき兵隊たちの人間ドラマを冷徹なリアリズムであぶりだす傑作小説。

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