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『サスペンス、角川文庫創刊70周年記念、角川文庫(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全229件

  • 484(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    鈴木光司
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    男はなぜ“日本”を捨てたのか!?

    自らの意志で特攻攻撃から生還した元特攻隊隊員……テレビプロデューサーの雪島忠信は、その男の行方を追い始めるが……!? 時代に翻弄される人間の価値観の本質を描いた、本格ヒューマン・ミステリー!
  • 616(税込)
    著者:
    宗田理
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    ご老人様大歓迎のバスツアー。しかしそれには裏があった。一見親孝行の見本のようなこのツアー、実は片道切符の地獄行き、保険金殺人の企画だったのである。だが、老人たちだって一筋縄ではいかない。知ってか知らずか、とんでもない行動に出て、殺人計画は徐々に狂っていく……。スラップスティックな笑いに満ちたサスペンス小説!

    旅行代理店のさえない社員・京三の唯一の自慢は、3歳年上の美貌の妻・ルリ。そのルリがツアー企画を打ち明けた。募集するのは老人ばかり20人。平家物語の遺跡をめぐる6泊7日のバスツアー。費用は15万円だが、実はそれは片道料金だけ。参加者は途中でみんな死んでもらい、保険金だけを全部もらおうというあこぎな話だった。うまうまとルリに丸めこまれた京三は、添乗員としてバスに乗るが、どうも参加した老人たちはこちらの狙いを知ってか知らずか、予想外の行動に出て殺人計画は狂っていく。果たして皆殺しツアーの行方は……?ウィットに富んだ文体で描いたスラップスティック・サスペンス小説!
  • 748(税込)
    著者:
    綾辻行人
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    伝説の『殺人鬼』、ついに降臨!!

    90年代のある夏、双葉山に集った〈TCメンバーズ〉の一行は、突如出現した殺人鬼により、一人、また一人と惨殺されてゆく……いつ果てるとも知れない地獄の饗宴。その奥底に仕込まれた驚愕の仕掛けとは?
  • 復讐、功名心、過去の清算。3人の思いが交錯するとき、運命は動き始める!

    「復讐を横取りされた。嘘?」元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。
    どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。
    鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。
    一方、自殺専門の殺し屋「鯨」、ナイフ使いの天才「蝉」も「押し屋」を追い始める。
    それぞれの思惑のもとに──。
    「鈴木」「鯨」「蝉」、三人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。
    疾走感溢れる筆致で綴られた、分類不能の「殺し屋」小説!
  • 748(税込)
    著者:
    前川裕
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    不気味すぎる近隣トラブルが日常を蝕んでいく――。戦慄のサスペンス。

    私立大学で教授を務める私が、病死した妻の葬儀を終えて帰宅した夜の10時過ぎ、自宅のインターホンが鳴った。「奥様、ご在宅でしょうか?」。インターホンのディスプレイに映る女性の姿に見覚えはなく、私が外に出たときには、女の姿は消えていた。あの女は誰だったのか。そんな思いに囚われながら、私は大学の総長選挙に深く関わっていく。やがて近所のゴミ集積場で身元不明の死体が発見され、私の身の回りで起こる不審な出来事と、混沌とした選挙戦のつながりまで見えてきて――。
  • 836(税込)
    著者:
    徳永 圭
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    愛していれば、何をしても許されるのか。 狂おしいほどの女の執念。衝撃の偏愛サスペンス。

    専門商社に勤める宗谷聡子は、仕方なく受けた健診で卵巣に腫瘍が見つかり自暴自棄に陥っていた。そんな中、弁理士の堂島との出会いが彼女を変えていく。付き合いを重ねるごとに想いが募るが、聡子は堂島の隠していた過去を知ってしまう。湧き上がる嫉妬と焦り。この人の子供を産みたい。やがて彼から突然の別れを告げられ、絶望に沈んだ聡子は禁断の行為に出る――。一途に追い求める女性の執念を描いた、偏愛サスペンス長編。
  • 748(税込)
    著者:
    喜多嶋隆
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    海洋生物の生態系を守る魚類保護官が、魚の大量死の謎に迫る海洋ミステリ

    4月の初め湘南の海岸に大量の白ギスの死体が打ち上がる事件が続いていた。異常を感じた市の要請で対策本部に呼ばれたのは、魚類保護官の銛浩美。魚の大量死に隠された謎と陰謀を追う!
  • 660(税込)
    著者:
    久坂部羊
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    凶悪がんの治療法を巡る国家プロジェクトは内紛に突入、医学界の裏側を描く

    がん治療開発国家プロジェクトは、治療の主導権を巡り内紛状態となった。その現実に胸を痛めた外科講師・雪野は、内科医の赤崎に相談するが、赤崎は雪野を利用し内科が有利になるよう画策をし…… 解説・外岡秀俊
  • 660(税込)
    著者:
    久坂部羊
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    がん治療を巡る各科の熾烈なポジション争い。医療サスペンス!

    診断から死まで二カ月。凶悪な「変異がん」が蔓延、政府はがん治療のエキスパートを結集、治療開発の国家プロジェクトを開始。手術か、抗がん剤か、放射線治療か、免疫療法か。しかしそれぞれの科は敵対し。
  • 戦争の残酷さを改めて問うた、十津川警部、長編シリーズ!

    フリーライターの森田章人は、月刊誌の依頼で仙台にやってきた。震災の被害が比較的少なかったといわれる仙台市から松島の周辺までをレポートするためである。森田は、松島での取材を終えて駅に戻る途中、墓地から離れたところに一基だけ立っている墓を見付ける。その墓石には、明らかに削られた後があり、小さく「立川家之墓」と彫り直してあった。違和感を憶えた森田は、その墓石を調べることにする。すると、どうやらその墓の主は、特攻隊員であり、さらに先日東京都内で死んでいることが分かった。そこへ、十津川警部が現れて、一緒に捜査に協力することに。戦争の残酷さを改めて問うた、十津川警部、長編シリーズ!
  • 836(税込)
    著者:
    乾ルカ
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    美青年テロリストから生き残れ。少女が未来を切り拓く、SFサスペンス。

    私が生きていることに、意味はあるのかな。かつて自分をかばって姉を失った高校2年生の優香は、乗り込んだ修学旅行の飛行機でハイジャック事件に遭遇する。飛行機は不時着するが、生き残った乗客はわずかに5人。テロ事件の犯人は、見慣れない青い花を身につけた4人の美青年だった。謎を秘めたまま迫りくる彼らと対峙して、生きることに無気力だった優香は変わりはじめる――。少女が未来を切り拓く、鮮烈なSFサスペンス。

    ※本書は二〇一四年十月に小社から刊行された単行本『11月のジュリエット』を、加筆・修正のうえ改題し、文庫化したものが底本です。
  • 748(税込)
    著者:
    周木律
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    四国壊滅!? 死者30万人!? 一気読み必至のパニックサスペンス!!

    原因不明の症状により、市町村単位で住民が集団死する事件が発生した。高知県を発端に“災厄”は四国全域に広がり、なおも範囲を拡大していく。そんな中、政府の対策本部では災厄の原因を巡って厚生労働省と警察庁が対立。ウイルス感染説を主張する厚労省キャリアの斯波は、真相解明のため自ら四国へと乗り込むが――。超弩級のスケール感と押し寄せる恐怖! 未曾有の危機に立ち向かう、一気読み必至のパニックサスペンス!
  • 616(税込)
    著者:
    原田康子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    あたし、あんたなんかこわくない。殺したかったら殺しなさい。逃げきれるもんですか、つかまって死刑よ! 押し入った逃亡中の犯人を激しくなじる奔放な21歳の娘。からまつの自然林にかこまれた北海道の別荘地で、とつぜん淳子を襲った燃える出来事とは……。孤独なさすらいを続ける女、恢復期の結核患者のゆれ動く複雑な心理を描いた著者会心の長編小説。

    10代から20代にかけ、病気と回復を繰り返す心の不安定な時に家出や駆け落ちを繰り返した21歳の淳子。ついに父の小切手を無断で使ったことを見咎められて、北海道で謹慎生活を送ることになる。ある日、彼女の下に逃亡中の殺人犯・礼太が転がり込んできた。理由もなく彼を匿った淳子は、やがて彼に対して奇妙な感情を抱くようになるのだが……。閉ざされた北の別荘で起きる男女の葛藤を描く異色サスペンス。
  • 平家の落人伝説のある土地をまわる「合掌の里めぐり」のツアーに参加したキャサリン。見学に訪れた鍾乳洞で、ツアー参加者の女性が殺される。さらに郡上踊りのさなか、同じくツアー客が川で溺死した。この二つの事件に関連性はあるのか? 真犯人をあぶりだすため、キャサリンは大胆な行動に出るのだが……。

    平家の落人伝説の五箇山、白川郷、高山、郡上八幡をまわる団体ツアー「合掌の里めぐり」に参加したキャサリンと浜口。見学に訪れた鐘乳洞で、ツアーに参加していた証券レディが頭を強打され殺されるという事件が発生した! さらに、郡上踊りのさなか、やはりツアー客の女子銀行員が川で溺れて死亡してしまう…。この二つの事件に関連性はあるのか?京都に戻ったキャサリンは、浜口の心配をよそに、容疑者に大胆な接近を試みる。―岐阜の小京都・郡上八幡を舞台に、推理界の女王が放つ、旅情溢れる長編サスペンス。
  • 「死んでいるのに生きている」主人公が陰謀に立ち向かう、ゾンビ・サスペンス!?

    ひき逃げに遭って病院に運ばれたオークラ製薬の青年営業マン長生太郎は、強烈な違和感に目を覚ます。自社の研究室で全身の血液を新開発の薬品に置き換えられ、痛みを感じない「生きている死体」として蘇ったのだ。
    新薬を開発した大学教授の失踪に危険を察したオークラ製薬は、太郎を東京に逃がす。平凡な毎日から一転、危険のただ中に放り出された太郎だったが、恋人の麻美を思う気持ちがさらなる危険に向かわせる……!
  • 横浜で起きたホテル占拠事件に“特捜班”が挑む! ドラマとは異なるオリジナル小説。

    公安機動捜査隊特捜班――通称“特捜班”。それは、凶悪事件の初動捜査を担当する、警視庁公安部に所属する特別チーム。特捜班の稲見は、横浜の39階建てホテルが武装集団に占拠されたとの報せを受ける。宿泊客550名が人質に取られるという非常事態。事件を秘密裏に解決せよという任務に挑むが――。金城一紀原案の設定をもとに気鋭の作家が紡ぐ完全オリジナルストーリー。一気読み必至の警察エンターテインメント!!
  • 748(税込)
    著者:
    逢坂剛
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    助けた女が持ちかけてきた埋蔵金探しの真相とは? 「岡坂神策」シリーズ!

    岡坂神策は、ある晩ひったくりにあった女を助ける。が、なぜかその女は、東京御茶ノ水に埋まっているという幕末埋蔵金探しを持ちかけてきて(表題作)。失踪した男の近所で起こった殺人事件の真相。ある女子中学生が転落死した事故の謎。人気女優から依頼された、恋人の尾行調査の結末。「カティンの森事件」に埋もれた闇など、ハードボイルドの巨匠逢坂剛が描く5つの大人のサスペンス。「岡坂神策」シリーズ短編集。(『カプグラの悪夢』改題) 解説:千街晶之

    ※本書は二〇〇一年八月、講談社文庫より刊行された『カプグラの悪夢』を改題、修正したものが底本です。
  • 528(税込)
    著者:
    山村美紗
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    幼い頃、飛行機事故で両親を失うも、自分はかろうじて一命をとりとめた千佳子。20年後、女子大生の千佳子は、旅行先の越前で、あの飛行機事故で彼女とともに生き延びた三人の一人だという男と出会う。彼の話に興味を持った千佳子だったが、翌日彼は他殺死体に……。20年のときを経て、人々の思いが交錯するサスペンス・ミステリー。

    赤ん坊の頃、香港で航空機事故に遭い両親を失った高岡千佳子。彼女自身は奇跡的に一命を取り留め、京都に住む資産家の祖父母の手で育てられた。それから二十年、大学生になった千佳子は、越前海岸への旅行中、小林と名乗る男と知り合う。彼は三人しかいなかった事故の生存者の一人だという。事故についての記憶がない千佳子は彼の話に興味を持つが、千佳子の秘密を知るという小林は、何者かに殺されてしまう…。それぞれの二十年が交錯したとき、悲痛な連続殺人の幕が開いた!ミステリー界の女王が放つ長編サスペンス。
  • 1,056(税込)
    著者:
    川崎草志
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    因習×感染症×種の進化――緊迫の伝奇サスペンス!

    死者の魂を送る「ツゲサン」を父から継いだ柊一。一方、柊一の近くの集落に住む誠は、地区の神社のご神体にまつわる不思議な話を耳にしていた。その頃、大学生の沙織は、感染症の疑い例により空港で足止めされた父に気を揉んでいた。そんな3人の人生に東南アジアで発生した脅威の感染症が影を落とす――。彼らの前に突然現れた安曇は、忍びよる脅威に一つの仮説を立てた。それは人類の進化の先にある絶望的な未来だった……。
  • 748(税込)
    著者:
    逢坂剛
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    謎の女の部屋で起きた、不可解な転落事故とは? 岡坂神策シリーズ、短編集

    ある女の調査を頼まれた岡坂神策。周辺を探っている最中、女の部屋で不可解な飛び降り事故が! 逢坂剛の大人のサスペンス。「岡坂神策」シリーズ短編集(『ハポン追跡』)が改題され、装い新たに登場!

    ※本書は一九九五年十月、講談社文庫より刊行された『ハポン追跡』を改題、修正したものが底本です。
  • 事故で記憶をなくした代わりに、予知能力を手にした八代。そんな彼の元に集まった4人の男女はみんな、死ぬほど辛いいじめの被害者だった。協力していじめ相手をやっつける“復讐クラブ”を立ち上げた5人は、ミッションを敢行し、大金まで手に入れる。しかし5人には、本人たちも知らない共通の秘密があった……。あの手この手の復讐作戦に思わずにやりとしてしまうコン・ゲーム・エンタテインメント。

    事故で記憶を失い、顔まで元と違う人相になってしまった八代。しかし彼は、人の顔を見るとその人の将来が見えるという超能力を身につける。そんな八代の下に集まった4人。年齢も性別もバラバラな彼らに共通するのは、みんな壮絶ないじめを受けて、八代の元に相談に来たというのだ。そんな彼らに八代は、いじめ相手をやっつける“復讐クラブ”の設立を宣言する。はたして彼らはどうやって復讐作戦を敢行するのか? サスペンスたっぷりのコン・ゲーム小説。
  • 572(税込)
    著者:
    宗田理
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    秘宝の黒真珠を手にした舞子に呼ばれて、タヒチに来た悠介。しかし迎えに来るはずの舞子は行方不明になってしまった。地元の美女・マハナにガイドを頼み、一緒に舞子を探す悠介の身に、次々不可解な事件が……。南国・タヒチを舞台に、秘宝をめぐって人間の欲望が渦巻く青春サスペンス。

    銀座のギャラリーで留守番のアルバイトをしていた美大生の悠介は、タヒチで秘宝の黒真珠「迷宮(ラビリンス)」を手に入れたギャラリーのオーナー・舞子から、突然タヒチに来るよう電話を受けた。しかし、押っ取り刀でタヒチに着いた悠介の前に舞子は現れない。困惑した悠介は、美人の現地ガイド・マハナとともに、舞子の行方を探し始める。そんな彼らの前で次々起こる謎の事件。舞子の、そして黒真珠の行方は……? 秘宝の魔力に魅入られた人々が引き起こす人間模様を描いた青春サスペンス。
  • 616(税込)
    著者:
    宗田理
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    大学の怪奇愛好会の夏休み合宿で、武田信玄、勝頼親子が滅びた旧跡をめぐる肝試しツアーが企画された。2チームに別れ、どちらがより肝っ玉が太いかを競おうというのだが、やっていくうちに本当に殺人を犯そうとする奴の魔の手が伸びてきた……。青春サスペンス。

    8月14日。東西大学怪奇愛好会の面々は、夏休みを利用して5日間の合宿を行った。合宿の目玉は5日間にわたる肝試しツアー。戦国武将の武田信玄、勝頼が滅んだゆかりの場所を、AB2チームに分かれてめぐろうというもの。ところがツアーの参加者が、毎日1人ずつ消えていく。そしてついには殺人をもくろむ奴の魔の手が迫ってきた……。スリリングな青春模様を描いた学園サスペンス。
  • 1,012(税込)
    著者:
    大沢在昌
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    やくざと警察。組織の「出る杭」コンビが巨大宗教の闇に挑む! 圧倒的スケールの名作サスペンス!

    政治家、観光業者、新興宗教――温泉街の利権を貪る寄生虫を見つけ出せ。

    組に莫大な借金を負わせた経済やくざの高見。
    身を隠すことになった地方の温泉街・大池市で再会したのは、大阪から単独捜査に来ていた珍妙な刑事、月岡だった。
    組織から嫌われた似たもの同士の二人は、さらに、同じ女に惚れてしまう。
    その女を発端に、大池市の政治家、観光業者までもが関係する巨大新興宗教「大山教」の跡目争いに巻き込まれ――。
    やくざと警察、はぐれ者同士が巨大新興宗教の闇に挑む、サスペンス巨編!
  • 660(税込)
    著者:
    赤川次郎
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    あなたはその瞬間、どうしますか?

    ハネムーンから戻った伸子は、突然、父親から20年前の殺人を告白される。果して、父に何があったのか…。社会的生命を賭けて自らの真実を追求する男と家族との葛藤を描く衝撃のサスペンス。
  • 792(税込)
    著者:
    川崎草志
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    ベストセラー『長い腕』の気鋭が放つ緊迫の伝奇サスペンス!

    ケニアで発生した殺人カビ。ほどなくして、防疫に従事するエミリーのもとに向井という日本人からオレンジカビの論文が届く。同じ頃、“わるいもの”が赤く見える幼稚園児の桂也は、赤いものの出所を突き止めようとしていた。一方、特定の人物への殺人衝動に悩む夫婦は、高校の恩師“向井”に一人息子を託して自死を選ぶ……。果たして向井とは何者か。赤いものの正体とは? 3つの物語が交わるとき、ある真実が浮び上がる!
  • 最強最悪の「ワケあり」 特殊捜査班、発足!

    首都圏を中心に密造銃を使用した連続殺人事件が発生した。警視庁の一之宮祐妃は、自らの進退を賭けて、ある者たちの捜査協力を警視総監に提案。一之宮と集められた4人の男女は、事件を解決できるのか。

    ※本書は、二〇〇一年に大創産業より発売された『チーム 女警視・渡辺暢子捜査ファイル』を大幅な加筆訂正の上、改題したものが底本です。
  • リベンジ・エージェント・不破が、法にかわって悪を嬲る――!

    元新宿署の刑事で、今ではカラオケボックス経営を隠れ蓑に「復讐請負人(リベンジ・エージェント)」を裏家業にしている不破竜次を一人の女が訪ねてくる。神保佳奈というその女は不破の元同僚刑事・中根卓也の婚約者と名乗り、中根の行方を探してほしいと依頼する。大物財界人を追っていたが警察内部が関与した疑いのある事件のため、命を狙われたのではないかと、佳奈は疑っていた。不破が事件を追ううちに、フィリピンの少女売春の組織が浮かび上がってくるが、真相がつかめたかに思われた時、奥多摩の山中で中根の切断された左腕が発見され、事件は思わぬ方向に……! 息もつかせぬハードボイルド・サスペンス!
  • 704(税込)
    著者:
    森村誠一
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    愛する家族を奪われた犯罪被害者たちが交わした報復の誓いの行方は――。 社会派サスペンスの傑作!!

    社員に裏切られ自殺した社長の娘、婚約者を理由なく殺害された青年、愛娘が暴走族に撥ねられた男、幼い娘を流れ弾で失った父――。四人の犯罪被害者が喫茶店で運命的に出会い、犯人への怨恨の念を確認し合った。一方、かつての加害者が次々と殺害される事件が発生。棟居・牛尾刑事は、一連の事件の背景に被害者の復讐があると突き止める。私情と法の間で正義とは何かを問いかける、圧倒的スケールの社会派サスペンスロマン。
  • 警察の不祥事を、速やかに揉み消せ。一気読み保証のエンタテインメント小説。

    神奈川県警警務部に設置された極秘の部署、特命工作班。その任務は、警察の威信を傷つける不祥事を調べ、必要に応じて隠蔽や揉み消し工作を行うことだった。覚醒剤中毒の男による通り魔殺人の捜査を命じられた岩永は、犯人の薬物入手ルートを調べ始める。悪徳刑事の関与を手がかりに、暴力団との癒着を明らかにしていく岩永だったが、やがて別の殺人事件とのつながりも見つかって!? 乱歩賞作家による、緊迫の警察悪漢小説!!
  • 704(税込)
    著者:
    木下半太
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    生き残りを賭けた騙し合い!ノンストップ・エンタテインメント!

    逃げるのは、もうやめだ。

    裏社会から抜け出せ!
    映画原作『サンブンノイチ』シリーズ!

    銀行強盗で得た大金を山分けし、日本各地に潜伏していたシュウ、コジ、健さん。だが3人とも“川崎の帝王”破魔翔に見つかり、連れ戻されてしまう。そして命じられたのは、「“川崎の魔女”渋柿多見子の現金輸送車の奪取」だった……!
    北海道から新たな勢力も進出し、3人はまたもや裏社会の覇権を巡る争いに巻き込まれる。息つく間もない駆け引きと騙し合い。果たしてシュウたちはどん底から抜け出せるか? 驚異のノンストップ・エンタテインメント!
  • 770(税込)
    著者:
    五條瑛
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    都会の夜闇にまぎれた、妖しい蝶よ――。都会の闇に迫る傑作サスペンス!

    女子高生、風俗嬢、キャッチガール、キャバクラ嬢――。アイドルばりの恵まれた外見で流行の服に身を包む彼女たちが忽然と消えた。人捜し専門の調査事務所を営む桜庭は依頼を受け、腐れ縁で「逃がし屋」の御曹司・桧林と、親友でヤクザの二代目・松村の協力を得て、失踪した女性たちの行方を追う。彼女らに近づくにつれ明らかになる哀しい現実とは……? 艶やかさの内側に氷を隠した蝶たちに、ちょっとさえない探偵・桜庭が迫る!
  • 748(税込)
    著者:
    小池真理子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    他人を尾行し、秘密を知ること――それは、震えるほどの興奮。

    大学院生の珠は、大学時代のゼミで知ったアーティスト、ソフィ・カルによる「何の目的もない、知らない人の尾行」の実行を思い立ち、近所に暮らす男性、石坂の後をつける。そこで石坂の不倫現場を目撃し、他人の秘密に魅了された珠は、対象者の観察を繰り返す。しかし尾行は徐々に、珠自身の実存と恋人との関係をも脅かしてゆき――。渦巻く男女の感情を、スリリングな展開で濃密に描き出す蠱惑のサスペンス。 解説・野崎歓
  • 660(税込)
    著者:
    LiLy
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    貴女のオンナスイッチを入れる、サスペンスフルな長篇小説。

    ―――先生、眠りの世界に私をさらって、今すぐに。表参道にある隠れ家サロン。シルクのシーツにくるまり、アロマの香りに満たされながら、眠りにおちる。とろけるような夢の中に、美しく色っぽいセラピスト・童夢が入ってきて、カウンセリングを開始する――。条件の良い結婚をすることに必死な20代の女、過去を引きずる30代のシングルマザー、息子に依存する60代の女と天涯孤独な作家。それぞれがスリープセラピーを通して、自分の内なる欲望に気づいてしまうが……!? 眠っていたオンナを目覚めさせる問題作。
  • 726(税込)
    著者:
    新津きよみ
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    自分自身の人生を生きていますか?

    郷田亮二は駆け出しの刑事。小学生の頃に同級生・佐智絵が殺され、その事件が時効を迎えたのをきっかけに、刑事の道を歩む決意をした。しかし二十年の時を経て、死んだはずの佐智絵が亮二の前に現れて……。
  • 836(税込)
    著者:
    西村寿行
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    南海の孤島――日本――極寒のアラスカと、広大なスケールで、闘う男の世界を描くサスペンス・アクションの傑作長編!

    若き医師・原田の留守を襲った突然の悲劇――拳銃で撃たれて血の海に横たわる父。明らかに凌辱を受けた上で殺されていた妹。そして原田の恋人までもどこかへ連れ去られたらしい……。――誰が何のために……?復讐心に燃え、原田は父が臨終のときに漏らした“ケイサツニ、クラシイ……”という言葉の意味を追跡しはじめた。が、その核心に迫った時に彼は、三十余年前に行われた残虐な事実と、それを抹殺しようとする巨大な権力の存在を知った……。サスペンス・アクションの傑作長編!
  • 528(税込)
    著者:
    夏樹静子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    離婚した夫が愛人宅で殺害された……? 不幸な女たちの間に生まれた殺意とは?

    鬱症状を訴えて精神科医を訪れた白水絹江は、福岡の老舗の商家の妻だった。何度もカウンセリングがつづくうち、彼女は舅、姑、小姑に囲まれた息苦しい日常生活と、夫の異常な女性関係の悩みをうちあける。――その後、絹江は離婚、夫は愛人宅で死亡した。若い愛人れん子は殺人容疑で起訴された。夫の首に残された索溝は何をもの語るのか? 三人の女たちの不幸な構図から生まれた、ひとつの殺意。
  • 704(税込)
    著者:
    夏樹静子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    息子の死……母親の怒りと憎悪の捜査が始まる! 表題作ほか七作を収録した傑作短編集。

    五歳になる一人息子が、遊びに出かけたまま戻ってこない。子供を捜しにいった母親は、心あたりの工事現場で、心臓が止まりそうなショックを覚えた。ダンプカーから落とされた土砂で生き埋めにされ、死んでいた! 過失致死か? それでは一体誰が……。母親の執念の捜査がはじまる。息子を喪くした母親の怒りと憎悪が胸の中で激しく燃えたぎった。だが、その憎悪の果てに彼女を待ちうけていたものは……。平凡な日常生活のなかで誰もが遭遇しうる事件をテーマとし、女性心理を見事に描いた傑作短編集。表題作ほか七篇を収録。
  • 528(税込)
    著者:
    西村寿行
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    末期癌の極限の苦痛から救う奇蹟の薬。その真実は? 長編ハードサスペンス!

    多発性骨髄腫――末期癌の中でも最も激しい痛みを伴うこの悪魔が、日邑勘造の全身を蝕んでいた。日々苦痛に顔を歪める夫を見るたびに、妻は“安楽死”ばかりが脳裡に浮ぶ。そこへ“古い友人”と名乗る老人が見舞いに現れた。妻が老人を残し病室を空けた一瞬、老人は日邑に何かを注射して忽然と消えた。目撃した看護婦が、事件を公にした。担当の医師は毒物注射を疑い検査を始めるが、予想に反し日邑は恢復の兆しを見せた……。突然姿を消した老人とは何者か。そして、極限の苦痛から解き放つ奇蹟の薬とは。現代医療の矛盾と安楽死問題に、一石を投じる長編ハードサスペンス。
  • 616(税込)
    著者:
    西村寿行
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    “かずら橋”を境に対立する町と村とを描くバイオレンス・サスペンス長編!

    一本の川にかかる“かずら橋”を境に、敵・味方でいがみ合う町と村があった。互いに相手を罵倒し、陰惨な暴力沙汰も絶えない。そしてこの対立と憎悪は、強姦事件、放火事件をきっかけに、ますますエスカレートしつつあった。――そんななかで起きたひとつの殺人事件。村の実力者が何者かの手によって撲殺されたのだ。村と町との対立と緊張は、ついに一触即発の状態まで高まった! 西村寿行が人の心のバイオレンスを描く、話題の長編サスペンス。
  • 572(税込)
    著者:
    西村寿行
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    娘・小菊の記述を元に再び強力ジープでの旅路へ! 名作ロマン『垰』第二弾!

    秋葉文七は、再び強力ジープ、ゴールデン・イーグルを駆って旅に出た。亡くなった娘の小菊が、以前歩いて記述を残した峠路を訪ね歩くのだった。しかし、彼がたどり着いた扼胆の集落は、小菊が人の住むところではなく、亡霊の世界であると記した場所であった。そして、夜闇の中に現われたのは……。次々と降りかかる苦難を、愛車とともに闘い乗り超える男の詩情と、亡き娘との熱き心の交流を描く、サスペンス・ロマンの傑作! 名作『垰』の続編。
  • 572(税込)
    著者:
    平山 瑞穂
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    ここは、永遠に卒業できない、終わらない学園――。

    誰も疑問に思わない学校というシステムにふと違和感を覚えたその日から、思いもよらない陰謀に巻き込まれ、壮絶な逃走劇を繰り広げる、暴力と愛、性と孤独、死と希望に満ちた、平山瑞穂ダークサイドの到達点。
  • 792(税込)
    著者:
    西村寿行
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    伝説の峠路を舞台に、亡き娘への想いを謳い上げ、道を拒む者たちと闘う男の世界を描き上げた、叙情あふれるサスペンス・ロマンの傑作!

    秋葉文七、四十八歳。妻を早く亡くし、一人娘・小菊までも事故で喪った彼は、ふと旅への郷愁にかられ、生前、小菊が辿った峠路をめぐるため強力ジープで出発した。道中、猿と戯れる娘との出会い。古き因襲の残る山村での不思議な出来事……。その一方で、文七のジープはなぜか何者かによって襲撃されるのだった。文七の波乱の彷徨はどこまでも続く……。伝説の峠路を舞台に、亡き娘への思いを謳い上げ、道を拒む者たちと闘う男の世界を描き上げた、叙情あふれるサスペンス・ロマンの傑作!
  • 616(税込)
    著者:
    西村寿行
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    妻を殺された男は復讐を誓い、やがて黒い血筋を巡る謀略に巻き込まれ……? 本格ハード・サスペンス巨編!

    海外研修の留守中に妻を殺された警視庁警部の舞坂正路は、職を辞し姿見えぬ犯人への復讐を誓う。木枯らし吹きすさぶころだった。事件前に北海道の実家に帰省していた妻は十月十日の夜ひとりで船を出していた。また同夜、近くをドライブ中に道警の三勢警視正が転落死していたことも判明した。この暗合を追う舞坂は、恐るべき謀略をもくろむ巨大な組織とその陰にひそむ不吉な血筋の存在を知った。舞坂は、ついに、夥しい死を運んだ呪われた血脈の遡及を始めるのだが――。本格ハード・サスペンス巨編!
  • 新潟、富山、石川…北陸を舞台に、十津川警部の推理が冴え渡る

    とき403号が終点の新潟駅に到着したとき、車内から刺殺体が発見される。持参していた履歴書は60代の男性だったが、30代のフリーライターだと判明。何のために変装したのか……。他、4篇を収録。
  • 748(税込)
    著者:
    森村誠一
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    巨匠が描く、渾身の長編サスペンスドラマ!

    実業家として順風満帆の道を歩む北沢には、絶対に知られてはいけない過去があった。それは失業していたどん底時代、赤松という見知らぬ男に誘われるまま、強盗殺人に手を貸してしまった事だった。大金を手にしてから5年後、北沢の前に、過去から亡霊があらわれて――!? サスペンス色満載の長編作品。
  • 自然の驚異、人間の怖しさ。 上質なホラー・サスペンス!

    北アルプス、“瞑りの楽園”に突如起こった地滑り。山小屋の経営者久作らは、山のいつもとは違う不吉な気配に戦いた。蝙蝠や蜻蛉の大量発生、幽霊の目撃談。次々と起こる不可解な出来事、ついに死者が--。
  • 銀行の元監査役の自殺から始まる、連続殺人事件に十津川警部が挑む!

    N銀行の元監査役が「神話の里で人を殺した」と遺書を残して自殺した。捜査を開始した十津川警部は、遺書に書かれた事件を追うことに……。日本各地にある神話の里は判明するのか。十津川シリーズ長編。
  • 550(税込)
    著者:
    松本清張
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    昭和30年代作品群から厳選した粒ぞろい短編集。

    昭和30年代短編集(3)。学問に打ち込み業績をあげながら、社会的評価を得られない研究者たちの情熱と怨念。「笛壺」「皿倉学説」「粗い網版」「陸行水行」の計4編。「粗い網版」は初文庫化。

    ※本書は、昭和30~40年代作品群から、研究者たちの孤独をテーマに4作品を選び、新たなタイトルを付けたオリジナル文庫が底本です。
  • 418(税込)
    著者:
    笹沢左保
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    男と女に聞こえた悪魔の囁き。本格サスペンス小説!!

    「ニシノソノシニコクハクタノミマス」。写真の裏に書かれていた謎の文章、そして現場に残された「ヨ人」の二字……。これこそ暴漢に襲われ、失明の末に自殺した夫による、犯人告発のメッセージではないのか? 麻衣子は、事件の鍵を握る西ノ園誉人に接近、二人きりで一カ月間のヨット航海にでる機会を掴んだ。めくるめく性の快楽に陶酔させられる麻衣子! そして、男はある重大な秘密を打ち明けようとするのだが……。愛憎渦巻く官能サスペンス小説の超大作。
  • 418(税込)
    著者:
    笹沢左保
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    不倫と心中、婚約者の不審死……。大二郎は奇妙に絡み合う事件の真相を追う!

    不倫の恋の清算のための心中で生き残ってしまった女――。自殺関与、死体遺棄の罪で懲役三年執行猶与二年。三条雄介と群馬・浅間隠山で心中をはかった小此木美紗に科せられた罰だ。美紗に捨てられた元婚約者の松平は、この心中事件に疑問をもち、三条の妻・八千代とともにその真相を追う。だが、美紗もまた三条の命日に十和田湖で「海で死ぬ」との手紙を遺し不審な死をとげた……。大人気、長編官能推理の大作。
  • 418(税込)
    著者:
    笹沢左保
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    絵里子を助けた数日後、今度は体を求めてきた謎の男。迫真のサスペンス長編!

    夜道で暴漢に襲われた絵理子は、持っていたゴルフクラブを夢中で振った。衝撃と絶叫の中、必死で逃げる絵理子は通りかかった男の車に拾われるが、男は別れ際に謎の言葉を残して去っていく。ところが数日後、名乗りもせずに別れたはずの男が絵理子の前に現われた。何を知っているのだろうか……。男は次第に悪魔の本性を現わし、絵理子の肉体を要求し始めるのだが……。魔性を秘めた男と女を、精緻な官能描写で描く、迫真の長編サスペンス。
  • 836(税込)
    著者:
    赤川次郎
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    ここから一歩出たら、我々は全く見知らぬ他人である――。

    ひょんなことから、三億円を盗み、分け合うことになった男女五人。共犯関係の彼らは、しかし互いの名前さえ知らない―。それぞれの大義名分で罪に加担した彼らに、償いの道はあるのか。社会派サスペンス。
  • 身につまされる笑いのあとに、背筋も凍る恐怖。読み出したら止まらない興奮の短編5連発!

    ◎部下と帰宅途中、飲酒運転の人身事故を起こしてしまった! ◎単身赴任先で浮気をしていたら、突然妻がやってきた! ◎やりすぎの領収書ゴマカシがついに経理の女の子にバレた! ◎トイレで専務と並んで用足し。どんな挨拶をしたらいいのか! サラリーマンなら誰でも体験しそうなピンチの数々。うまく脱出をはからねば、破滅があなたを待っている……。身につまされる笑いのあとに、背筋も凍る恐怖。読み出したら止まらない興奮の短編5連発!(『それは経費で落とそう』改題)
  • 462(税込)
    江戸川乱歩
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    娘の豊満な胸に、きっ先が鋭い刃物になった大きな振り子が迫ってくる……強烈な乱歩サスペンス

    頑丈な木枠に縛りつけられた娘の豊満な胸をめがけて、きっ先が鋭い刃物になった大きな振り子が迫ってくる。ついに振り子がその娘の乳房をえぐった! と思った瞬間、うすれゆく意識の中で、彼女は無気味な悪魔の笑い声を聞いた。殺された父の復讐と恋人の危機を救うため、凶悪な殺人鬼に対決する、青年有村清。だが、そのゆくてには恐ろしい奸智にたけた敵の罠が……。強烈なサスペンスでつづる江戸川乱歩の傑作長編「大暗室」ほか、毒草/百面相役者/疑惑/鏡地獄/を収録。
  • 10年前、楽園タヒチの海に浮かんでいた手首、そして今、八丈島での殺人予告が警視庁に

    八丈島で人が死ぬ――警視庁への怪文書どおり、島の峠で刺殺体が発見された。現地へ派遣された捜査一課の烏丸ひろみとフレデリック・ニューマン両刑事を待っていたかのように、第二の殺人が発生。被害者はリゾートクラブ新社長。しかし殺人はそれだけでは終わらない。10年前、南太平洋の楽園タヒチの海に浮かんでいた「手首」を発端に展開する怨念の惨劇は、新たな犠牲者を求めて暴走する。財津大三郎警部指揮の下、烏丸ひろみは目の前にいる真犯人をあぶり出すことができるか!
  • 妹を殺害された女優の姉、彼女が東照宮で撮影した妹の写真には驚愕の真相が隠されていた

    写真を趣味とする人気女優の鮎川麻貴は、ある日、妹の亜貴をモデル役として日光の東照宮へ撮影に出かけたが、その撮影を終えた直後に、妹は鋼鉄の矢で目を射貫かれて殺された! 麻貴と亜貴の姉妹は、事件前に互いの服を交換していた。殺意の標的は姉か、妹か? またも親友平田均が巻き込まれた事件の解明に朝比奈耕作が乗り出す。彼が注目したのは、悲劇の直前に姉が妹をモデルに撮った一枚の写真。そこに驚愕の真相が隠されていた……。
  • 352(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    今野敏
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    沖縄で何が起ころうとしているのか? SAT、そして米軍が動き出す!

    内閣情報調査室の磯貝竜一は、米軍基地の全面撤去を前提にした復興計画が進む沖縄を訪れた。だがある日、磯貝は台湾マフィアに拉致されそうになる。政府と米軍をも巻き込む事態の行く末は? 傑作長編小説。
  • 550(税込)
    森村誠一
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    大企業オーナーの娘二人を乗せ北アルプスで遭難した小型機。救援隊の一員として参加する各々の婚約者だが

    巨大な紀尾井企業集団に君臨する帝王・椎名禎介は、全身を癌に犯されていた。その娘、城久子と真知子を乗せた小型飛行機が北アルプスで遭難した。婚約者の佐多と島岡は、独自の救援隊を組み北アルプスへ向かうが悪天候のため、救援隊は“幻の谷”に閉じ込められた。そして恐怖の連続殺人が! 極限状態における人間の恐怖と愛憎を描いたサスペンス・ミステリー。
  • 704(税込)
    著者:
    金子ありさ
    著者:
    瀬々敬久
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    WOWOW 連続ドラマW原作! 本格リーガルサスペンス!

    大企業の訴訟を専門に扱い年収一億円以上を稼ぐ高級弁護士が巨大な権力と出会う時、運命の歯車が回り始める。人が人を裁く時、真実はどこにあるのか。その意味を問う本格リーガルサスペンス! 構成・天沢彰

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