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『角川文庫、佐藤愛子、101円~400円(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~10件目/全10件

  • 374(税込)
    著者:
    佐藤愛子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    心の痛手が貴女の人生を豊かにするのです。愛子女史による人生論エッセイ!

    「自分は全然わるくないのに、男のせいで、こんなに苦しめられている……」女は被害者意識が強すぎる。失恋が何ですか。心の痛手が貴女の人生を豊かにするのです。痛快、愛子女史の人生論エッセイ。
  • 418(税込)
    著者:
    佐藤愛子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    不意に湧き上がり体を貫く思い…文学の香り高い7篇

    春、娘が高校を卒業したので、母親と娘はスペイン旅行をした。母親と娘が起きてから眠るまで、片ときも離れず一緒にいるのは娘が生まれてから初めて。母親は仕事と恋愛にかまけて暮して来た。娘に初潮が訪れた時を母親は知らない。雨にふりこめられたマドリッドのホテルで、母親ははじめて娘の裸身を見た。弱々しいなりに描いている下腹部のカーブの果てに、太い陰毛が密生して萌えたつように盛り上っている。母親は息を呑んだ。未熟な娘の身体の中でそこだけが燃えていた。娘は未来に向って輝いていた。母親は老いを感じた。表題作ほか「梅が散る」「ひちふく」「電話の中の皿の音」「生き残りの記」「訪ねてきた男」「靴」。“性”をテーマにした短編集。
  • 418(税込)
    著者:
    佐藤愛子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    直情径行も立派なコミュニケーション・ツールである

    「いくつになってもすぐに興奮して我を忘れる癖が私にはある。それともうひとつ、いくつになってもベールをかぶせてものをいうことができない。心にないことはいえない、というのは子供のうちは美点だが、おとなになると欠点だと、よく人から教えられた。しかし教えられれば教えられるほど、ますます直情径行になって行く」と自戒する憤りの愛子が、自分で冒険を回避し、ノンベンダラリと平穏無事に生きて、生甲斐がないとボヤいている現代人にみまう、元気いっぱいのカウンターパンチ。愛子女史の痛快・人生論エッセイ。
  • やっぱり黙ってはいられない。正義のエッセイ、第4弾

    忙しい日常生活の中で出遭う様様な疑問や出来事(ハプニング)。見て見ぬふりをしたり、流されてしまったりすること、ありませんか? それが一番楽なことだと知っているから……。そんな生き方に活を入れるべく、愛子女史の御登場。不器用だけれどまっすぐな視点で、社会、教育、恋愛……私達の身近なテーマを痛快に斬りまくります。怒り、笑い、涙、そして人生の機微をたっぷりと堪能させてくれる、好評エッセイ「こんな…」シリーズ、第4弾!
  • 418(税込)
    著者:
    佐藤愛子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    小さな冒険、大きな怒り。爆笑必至のルポルタージュ

    万博のレポーター役――4分きっちりにおさまる感想を言うために夜中の2時まで練習したが、「いいです、結構です、すみません」が口癖のテレビ局の人に2分で突然カットされ、怒り心頭!! パトカーに同乗――からんでくる酔っ払いをいい加減にあしらったら、パトカーのナンバーを控えて110番に通報される?見聞きするにつけ、おまわりさん稼業にいたく同情!! その他、美の殿堂、ラブ・ホテル、ピンク映画、お化け屋敷など軽佻浮薄な現代の世相を探訪する、爆笑ルポルタージュ。
  • 418(税込)
    著者:
    佐藤愛子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    破滅へ突き進む伊達男の不思議を描く表題作ほか7篇

    映画プロダクション・ボリプテは創立1年にして、経営は既に末期的症状を呈していた。にもかかわらず、創立者・岡村邦彦は気持ちのいいバリトンをひびかせた闊達な話術で、なかなかのダンディぶりを発揮している――。ダンディ岡村の朝は手形決済にはじまる。手形を落してまわったが、そのたびに借金は少しずつ増えて行く。が、夜ともなると高級クラブに通い、ピアノに向ってショパンを弾き、ブルースを踊り、マダムと“夕空晴れて”を英語で唱和したりする。彼一流の伊達ぶりを、ペーソスあふれるユーモアのうちに描く表題作ほか「幻のつばめ」「かなしきヘルプ」「オニ教頭の春」「オブジェ夫人の恋」「素晴しい日曜日!」「烈婦なる哉」「女史へのプレゼント」を収録。
  • 418(税込)
    著者:
    佐藤愛子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    著者自薦の表題作ほか初期傑作3篇を収める

    大阪でも屈指のメリヤス問屋に、四人姉妹の末娘としてワガママに育った安代は、昭和17年の秋、美男子で秀才の海軍士官・加納敬作と結婚した。20歳の時だった。以来、武人の妻としてのたしなみを説かれて途方にくれ、出航の度に味わうショックに耐えながらも、幸せに満ちた結婚生活を送る。やがて、夫が出征して留守のうちに生れた子が女だったら無事、男だったら戦死、といった取り沙汰が流れているさなか、安代は男児を出産した。――著者自ら、「一番気に入っている作品」として挙げ、直木賞候補にもなった表題作。ほかに、「猫」「山」「女の庭」を収録。
  • 418(税込)
    著者:
    佐藤愛子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    断罪ではありません、日本男児への叱咤激励です

    すえ膳くわぬは男の恥、亭主の好きな赤烏帽子、悪妻は六十年の不作、悪女の深情け――と、わが国の格言古語の数々を考えてみると、かつての男が、いかに身勝手な屁理屈をこねて、女に相談もせずに、次々と格言を作っては女をごまかしてきたか!がわかる。今や、すべての格言古語は雲散霧消して、男の権威は地に落ちた。軽佻浮薄は現代のならいとはいえ、世の男性諸氏は、昔に比べ余りに容貌にこだわりすぎる。つまらぬ見栄をはりすぎる。変にオトナぶりたがる……。それらの一つ一つに例をあげ、日本男児としての心得をユーモラスに訓戒する、男性必読のエッセイ。
  • 418(税込)
    著者:
    佐藤愛子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    分かり合うことを失った現代の悲劇を説く辛口エッセイ

    「人間の誇り」は、今や現実生活の幸、不幸の前には一文の値うちもないものになってしまった。「価値の多様化」といわれた時代は過ぎて、「感受性の断絶」というべき時代にまで進んで来た。いやな男に操を奪われて自害する娘がいたら、今や彼女は同情されずにふしぎがられるだけだろう。主婦売春は我身を犠牲にして家庭を守ったと同情されてもである。我々の不幸は、わかり合えない世代が雑居していることだ。わかろうとしてもわからない。わからそうとしてもわからせられない。わからそうとすることがどだい無理なのだ。昭和の時代を見つめる愛子女史の辛口エッセイ。
  • 418(税込)
    著者:
    佐藤愛子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    巧みな筆致に溜息がもれる。揺れる女心、傑作7篇

    「あたしが求めるものは愛なのよ!」。OLの友美は29歳の今まで男から言い寄られたことも言い寄ったこともない。最愛の人にヴァージンを捧げるのが夢なのだ。ところが最近、自由奔放な恋愛を楽しむ同僚のアヤを前にして心中は穏やかではない。ヴァージンの誇りとひけめが彼女の中で渦巻くのであった。そんなある日、上司からドライブの誘いが……。表題作ほか「答はむつかしい」「親友」「姑の心得」「安吾の困惑」「サトルのマリア」「わらじ虫の家」。男と女の心に隠された細やかな機微とせつなさをユーモラスに描いた傑作小説集。

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