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『角川文庫、1年以内(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

61 ~120件目/全272件

  • 1,012(税込)
    著者:
    宇江佐真理
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    数奇な道を辿りながら、一途に生きた女性を描く長編時代ロマン

    何ものにも縛られない自由な娘・遊と将軍家斉の息子・斉道の運命の恋――。

    江戸から西へ、三日ほど歩いたところにある瀬田村。そこの庄屋の愛娘・遊は、乳飲み子の頃にさらわれた。15年の時を経て、遊は狼女となって帰還する。一方、家斉の息子・斉道は、身体も弱く、癇癪持ちということもあり、気難しい性格をしていた。ある日、転地療養ということで瀬田村が選ばれ、斉道一行が訪れる。庄屋を訪ねていた斉道が出会ったのは、自由に生きる遊だった。やがて、二人は惹かれ合っていくが――。数奇な運命を辿った遊の凛とした生涯を描く、時代劇版ロミオとジュリエット。
  • 自分を知り、世界に出会う旅にでる

    ロンドンの骨董品店での偶然の出会いをきっかけに、トルコへ渡り自分自身を発見する旅に出る。自分の生活も仕事もすべてを整理して旅に集中し、内なる自分、出会いの必然性を知り、ついに真実に触れられると思った矢先――。
    キリスト教もイスラム教も宗教に関係なく、超越的なものとつながる境地に達するまでを描く自伝的小説。
    パウロ・コエーリョ『アルケミスト』やロンダ・バーン『ザ・シークレット』など、数々の名作を訳してきた山川亜希子氏が「文学的に美しく特に好きな本」と絶賛!
    文庫化に際して新たに「四十年後」の章(訳しおろし)を追加しました。

    原題:The Last Barrier
    著者:Reshad Feild
  • ヨーロッパ全域で未曾有の大停電、原子力発電所がメルトダウン!!

    テロリストによる電力送電線の攻撃でパニックに陥るヨーロッパ。機能不全に陥った世界で、イタリア人元ハッカー、マンツァーノがテロに立ち向かう。ドイツ発、衝撃のリアリティでおくるサスペンス巨編!

    ※本作品は『ブラックアウト』上下巻を収録しています。
  • 大停電はアメリカ合衆国へ波及、全世界が崩壊の危機に――!!

    ユーロポールの捜査に協力していたマンツァーノだが、災害の首謀者として疑われ、身柄を拘束されてしまう。一方、大停電は米国へも波及。このまま世界は崩壊してしまうのか――。緊迫のクライマックス!
  • ヨーロッパ全域で未曾有の大停電、原子力発電所がメルトダウン!!

    テロリストによる電力送電線の攻撃でパニックに陥るヨーロッパ。機能不全に陥った世界で、イタリア人元ハッカー、マンツァーノがテロに立ち向かう。ドイツ発、衝撃のリアリティでおくるサスペンス巨編!
  • 戦国鉄砲集団を率いた男の痛快長編。新装版で登場!

    木下藤吉郎に請われ、織田勢に荷担した孫市だったが、「信長にだまされた」と飛び出し、なんと信長最大の敵・石山本願寺の侍大将を引き受ける。信長に「尻啖わせ」、戦国を駆け抜けた快男児を活写する痛快長編。
  • 信長とはりあった戦国の快男児、雑賀孫市。待望の新装版!

    織田信長の岐阜城下にふらりと現れた男。真っ赤な袖無羽織に二尺の大鉄扇、日本一と書いた旗を従者に持たせたその男こそ紀州雑賀党の若き頭目、雑賀孫市。無類の女好きの彼が信長の妹を見初めて……痛快長編。
  • 信長とはりあった戦国の快男児、雑賀孫市の痛快な生涯!

    織田信長の岐阜城下にふらりと現れた男。真っ赤な袖無羽織に二尺の大鉄扇、日本一と書いた旗を従者に持たせたその男こそ紀州雑賀党の若き頭目、雑賀孫市。無類の女好きの彼が信長の妹を見初めて……痛快長編。

    ※本作品は『尻啖え孫市 新装版』シリーズ全2巻を収録しています。
    ※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。
  • 司馬文学の傑作にして、新選組小説の代表作が、読みやすい新装版で登場!

    勤王佐幕の血なまぐさい抗争に明け暮れる維新前夜の京洛に、その治安維持を任務として組織された新選組。騒乱の世を、それぞれの夢と野心を抱いて白刃とともに生きた男たちを鮮烈に描く。司馬文学の代表作。
  • 豊臣家衰亡を描いた司馬文学の傑作、待望の新装版!

    貧農の家に生まれ、関白にまで昇りつめた豊臣秀吉の奇蹟は、彼の縁者たちを異常な運命に巻き込んだ。平凡な彼らに与えられた非凡な栄達は、凋落の予兆となる悲劇をもたらす。豊臣衰亡を浮き彫りにする連作長編。
  • 1,078(税込)
    著者:
    司馬遼太郎
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    北斗七星に誓った剣の道。北辰一刀流開祖、千葉周作の生涯を描く。

    剣客にふさわしからぬ含羞と繊細さをもった少年は、北斗七星に誓いを立て、剣術を学ぶため江戸に出るが、なお独自の剣の道を究めるべく廻国修行に旅立つ。北辰一刀流を開いた千葉周作の青年期を爽やかに描く。
  • 夏希と沙羅は、つかの間の休日に、恐るべき犯罪者と遭遇する!

    警察庁サイバー特捜隊の真田夏希は、神奈川県警の小堀沙羅と久しぶりの休暇を得て、豪華クルーズ船で神戸に向かおうとしていた。ヴァカンス気分で乗り込んだ船だったが、犯罪者が紛れ込んだようで……。
  • 大人気オカルトお仕事物語、今度はまさかのイギリス出張で心霊調査!?

    仁明と「占い師」をめぐる一連の騒動に決着が付き、澪は次郎との約束通りまとまった休暇を取ることになった。
    そこで訪れたのは憧れの国、イギリス!
    澪はしばらく仕事を忘れ、溜まっていた有給を使って観光を楽しむつもりだった。
    けれどリアムからの相談で、なんとイギリスでも第六リサーチとしての仕事――心霊調査を請け負う流れに。
    それはリアムの兄・サイラスからの相談で、ブロードステアーズにてホテルに改装予定だった邸宅に、突如幽霊が現れだしたのだという。
    邸宅を手放すことに対して亡き妻の霊が怒っているのではないかと考えた所有者は、売却の契約を白紙に戻すと言い出してしまい、どうにか霊の正体を突き止められないかというものだった。
    果たして、次郎と晃も合流し、「第六」初の海外心霊調査が行われることに。
    言語も文化も違う土地での、心霊物件調査の行方とは……!?
  • 「行ってみよう」と思える味に、あなたもきっと巡り逢える。

    婚姻届を出してから数ヶ月、ほっと吐いた息が真っ白になる冬。
    札幌にある『くま弁』で共に働くユウと千春が考えたのは、道内で小旅行を何回もする――自分たちなりの新婚旅行。

    サロマ湖に夕張、留萌の黄金岬……
    いくつもの旅の中で美味しいものやたくさんの人に巡り逢う。
    しかし、無理がたたって旅先で業務用のバンが故障し、宅配の計画が頓挫してしまい――!?

    もっともっと北海道が好きになる、北のお弁当屋夫婦のものがたり。
  • 実在の出版社が舞台! ビブリオミステリの人気シリーズ最新刊。

    ベストセラー作家になっても変わらない日々を送る李奈 。いつものようにコンビニバイトを終えて自宅マンションに帰り着くと、そこには担当編集の菊池と同い年の小説家、優佳の姿が。じれた様子の2人ら“ある賞”の候補になったことを知らされる。加えてその後、コナン・ドイル著『バスカヴィル家の犬』の謎の解明を英国大使館から依頼される。その謎とは? いったいどんな目的で? そして、気になる賞の行方は……。
  • 726(税込)
    著者:
    小野はるか
    イラスト:
    夏目レモン
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    後宮の疑惑と謎を検屍術で解き明かす中華後宮ミステリ、第6弾!

    一段と厳しく冷え込んだ冬の朝、掖廷令・延明(えんめい)は凍死体の対応に追われていた。
    仕事をこなしながらも、延明は絆を深める検死女官・桃花(とうか)の口から発せられた、かつての因縁相手の名について動揺を隠せていなかった。
    桃花に会うのが怖い――。
    延明は複雑な気持ちにさいなまれる。
    そんな折、帝のおばである大長公主が亡くなったという知らせが飛び込んでくる。
    衰弱死か、病死か、はたまた凍死か。その死因はなぜか錯綜していた。
    大長公主の死をきっかけに、後宮は騒がしくなり……。

    一方、延命と桃花、一蓮托生の夢を共に追う二人の関係にも変化が――?

    後宮に囚われる哀しい女たちの定めが胸を打つ、
    大人気中華後宮×検屍ミステリ、第6巻! 
  • 人情深い眼差しで、すべてを見通す!?  江戸人情ミステリ待望の第2弾

    〈村田屋〉は、江戸で一番と名高い眼鏡屋。あるじの長兵衛の知恵は、困り事を抱える人から頼りにされている。懇意の十手持ちの新蔵に誘われ、長兵衛は王子村の旅籠を訪れた。夕餉の湯豆腐の美味しさに感激し、夢見心地でくつろいでいたところ、突如自身番に引き立てられてしまう。二人には、とある嫌疑がかけられているというが……。すぐれた頭脳と家宝の天眼鏡であらゆる事件を解決する。謎と人情が溢れる絶品時代小説。
  • 咲き始めた恋、だがかぐやに迫る黒い影とは。美しき和風ラブファンタジー!

    時は金鵄(きんし)国、第33代帝、天誠帝の御世。
    都から遠く離れた隠岐野の郡の辺境の里で、祖父母である讃岐家の翁と媼に育てられていたかぐやは、見た目は美しいが幼い頃から人とは異なる力を持っており、気味悪がった翁と媼に虐げられて育てられていた。
    自分のせいで仕事を失ったという祖父母への罪滅ぼしのために、貴族からの貢ぎ物を集めるための都合のよい人形として扱われることを心を殺して受け入れ、兄と慕う錺(かざり)職人の零月に唯一心慰められて生きていたが、本当は誰かにありのままの自分を愛してほしいと叶わぬ願いを抱えていた。

    そんなかぐやを鳥籠から解き放ってくれたのは――前帝の子であり、現帝からの信頼も厚い美丈夫、祇王隆勝だった。
    隆勝はこの国に跋扈する、妖影(かげ)と呼ばれる妖魔を討伐する黒鳶隊の大将をしており、かぐやの異能の噂を聞き、仮初めの婚姻の形を取ることでかぐやを連れ出してくれた。
    だが、かぐやは黒鳶隊の姫巫女として力を使うことを望まれ、また別の形で利用されるだけかと落ち込んでいたが、中将の海祢や少将の凛など、かぐやに偏見の目を向けない仲間たちと真剣に任務に向き合う中で、自分の意思を取り戻し、隊の一員として皆に認められたいという新たな願いが生まれるのだった。

    厳しくも優しく、いつも自分を見守ってくれる隆勝に心惹かれていくかぐや、そして隆勝も懸命に生きようとするかぐやを愛おしく思っていく。
    だがこれはあくまで仮初めの結婚。惹かれあいながらも、それぞれの事情によって2人は互いに一歩を踏み出し切れずにいた。

    そんな中、妖影の動きは一層活発になっていく。
    どうやら妖影を操る存在がかぐやを付け狙っているようで……?

    美しく心震える異能×和風恋愛ファンタジー!
  • 孤独な少女と青年。秘密を抱えた2人の、契約結婚からはじまる甘い恋。

    「おねがい久瀬くん。お金あげるから、わたしと結婚して」

    気鋭の新進画家である19歳の鹿名田つぐみと、彼女の絵のヌードデッサンのモデルを務めていた23歳の久瀬葉は、半年前に結婚したばかりの新婚夫婦だ。
    幼い頃のある事件で心に傷を抱えたつぐみと、彼女をそのまま受け入れ、美味しい料理に始まり、家事全般を引き受ける、明るくおおらかな葉。
    一見仲睦まじい若夫婦だが、実は葉は、つぐみが不本意な見合いから逃れるために3000万円で「買った」偽りの夫であった。

    つぐみは百年以上続く旧華族の名家に生まれ、長女として幼いながら懸命に折り目正しく振る舞い、婚約者までいた。
    だがある事件をきっかけに心を閉ざし、唯一優しくしてくれた祖父が遺した古い木造平屋の家に逃げ込んだのだ。
    以来、画家として生計を立てていたが、新たに舞い込んだひどい見合いを断るために、葉に契約結婚を申し込んだのだった。

    ひとつ屋根の下で一緒に暮らすうちに、少しずつお互いに踏み込んでいく、つぐみと葉。
    けれど2人の間には、あまりにも重大なある「秘密」があって……。

    これは、お金で愛を買った(つもりの)孤独な少女と、買われた(ことにした)魔性的な魅力を持つ青年の、もどかしくて切実な恋のはじまり。

    第8回カクヨムWeb小説コンテスト特別賞受賞作!
  • 男装の令嬢、後宮で巻き起こる事件を解決します!

    ある朝、後宮で宮女の死体が発見される。
    しかもそこには、皇后しか持つことを許されないはずの「鳳凰の簪」があった――。

    街が正月の活気にあふれる中、名家の娘・芙蓉(ふよう)は、後宮を司る皇太后から「ある人物と手紙のやり取りをしてほしい」と頼まれ、突然“文使い”に任命される。
    身元を隠すため男装するよう指示された芙蓉が、わけのわからないまま約束の場所に行くと、そこには美しい青年――蒼君(そうくん)と名乗る人物が待っていた。
    「お待たせしましたか」
    「待ったかだとは、愚問ではないか?」
    初対面からぶつかりながらも、蒼君から後宮の事件を聞いた芙蓉は持ち前の洞察力を活かすため、事件解決に乗り出すことに!
    そのさなか、何者かの刺客に襲われる芙蓉と蒼君。後宮の事件捜査のはずが、何やら不穏な雰囲気に――!?

    天真爛漫な男装少女と謎多き青年が後宮の闇に迫る! ハイスピード後宮ミステリ!
  • 946(税込)
    著者:
    窪美澄
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    この子のためならなんだってできる――子を守る母と支える僕、家族の一代記

    夫とは職場の友人を通じて知り合った。口数は少ないし、ぶっきらぼうだけど、優しい。結婚して智晴(ちはる)が生まれ、慎ましいながらも幸せな3人生活が始まった。しかし生活はなかなか立ち行かない。息子を預けて働きに出た由紀子は、久しぶりの仕事で足を引っ張りながらも何とか食らいつき、家庭と両立していく。そんな矢先に発覚した、双子の次男と三男の妊娠……家族が増えてより賑やかになる一方、由紀子の前に立ち塞がる義母の死、夫との不和、そして――。「家族は時々、形を変えることがあるの。だけど、家族はずっと家族なの」。どんな形をしていても「家族」としてどれも間違ってない、ということを伝えたかったと語る直木賞作家・窪美澄が放つ、渾身の家族小説。文庫版には家族のその後を描いたスピンオフ短編「ははのけっこん」も収録。解説・白石一文
  • 946(税込)
    著者:
    貫井徳郎
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    犯人は自殺。無差別大量殺人はなぜ起こったのか?

    大手銀行に勤める41歳の安達は、無差別大量殺傷事件のニュースに衝撃を受ける。40人近くを襲ってその場で焼身自殺した男が、小学校時代の同級生だったのだ。あの頃、俺はあいつに取り返しのつかない過ちを犯した。この事件は、俺の「罪」なのか――。懊悩する安達は、凶行の原点を求めて犯人の人生を辿っていく。彼の壮絶な怒りと絶望を知った安達が、最後に見た景色とは。誰の心にも兆す“悪”に鋭く切り込んだ、傑作長編ミステリ!
  • 858(税込)
    著者:
    柳広司
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    『ジョーカー・ゲーム』の著者が戦中を舞台に描くもう一つのスパイミステリ

    1925年に成立した治安維持法。歴史の闇の中であっても輝きを放つ、「敗れざる者たち」の矜恃とは――?
     
    『蟹工船』の取材と執筆に熱中するプロレタリア文学の旗手・小林多喜二。
    反社会的、非国民的思想犯として特高に監視される反戦川柳作家・鶴彬(つる・あきら)。
    同業他社の知人たちに不可思議な失踪が続き、怯える編集者・和田喜太郎。
    不遇にありながら、天才的な論考を発表し続ける、稀代の哲学者・三木清。

    己の信念を貫く男たちを、クロサキと名乗る内務省の男が追い詰めてゆく。
    彼らはなぜ罪なく裁かれたのか?
    累計130万部突破「ジョーカー・ゲーム」シリーズの著者が令和の世に問う、もう一つの傑作スパイ・ミステリ!
  • よわむし陰陽師×過去からやってきた武士。あやかしから江戸の世を守れ!

    陰陽道を用いたよろず相談所「いろは堂」を営む江戸の青年・晴亮は、真面目な反面、要領の悪い自分にコンプレックスを抱いていた。ある日平安時代から思いがけずタイムスリップしてきた武士・虎丸に出会い、彼とともに美しくも邪悪な鬼・霞童子の討伐に乗り出すことに。あやかし絡みの事件を解決するなか、晴亮は怖いもの知らずの虎丸に振り回されて……? お人好しな陰陽師と精悍な武士が、鬼を追って江戸の世を駆けめぐる!
  • 748(税込)
    著者:
    群ようこ
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    年齢と共に、使う物も変わる。今の私にはこれが一番。

    春夏秋冬を快適に。ひと手間の中に生活の楽しさがある――。
    歳を重ねると、愛用品の使い勝手が悪くなるタイミングが訪れる。御飯がおいしく炊ける土鍋が重く感じたり、枕の高さが合わなくなったり、大好きな編み物で疲れてしまったり……。そんな時こそ、もっと素敵な物に出会うチャンスかも。こだわるうちに、若い人より残りの時間は少ないのに、手がかかることが楽しくなってきた! 今の暮らしのサイズにぴったりな品を見つけ出す、宝物探しのような日々を綴った生活実用エッセイ。人気エッセイストが実際に使った物だけを全力でオススメ!
  • 才能がない自分でも、生きている意味はあるのか――?

    小学生でデビューし、スランプに陥っていた高校生小説家・綴喜文彰。また傑作を書けるようになると誘われ、あるプロジェクトに参加する。向かった山奥には料理人、ヴァイオリニストなど5人の元・天才たちがいた。彼らのミッションとは、AI・レミントンの力を利用し、天才として世間に返り咲くこと――。借り物の才能で幸せになれるのか? 天才ではない自分に価値はあるのか? 等身大の悩みが胸に突き刺さる、共感必至の青春小説!

    解説・桜庭一樹
  • 880(税込)
    著者:
    古内一絵
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    迷い込んだ宿には、美味しいごはんと、不思議な従業員が待っていた――。

    日常から逃げ出したいあなたへ――

    心に悩みを抱える人が迷い込む、森の中の不思議な宿「山亭ミアキス」。超絶美形のオーナーに不思議な従業員、ロビーでは暖炉が赤々と燃え、食事は絶品のアイルランド料理。しかし、泊まると間違いなく酷い目に遭わされる。ブラック部活に疲弊する少年、マタハラに悩む女性など、今日も救いを求める者がたどり着く。人をたぶらかす、謎めいた彼らの正体と目的とは――? 「マカン・マラン」シリーズの著者が描く、愛と涙の物語。
  • 葉室麟が遺した幻の作品が蘇る――。魂を揺さぶる珠玉の短編集

    中国の漢の時代、長安の知事と警察長官を兼ねる「京兆尹」という役職があった。謀反を未然に防いだ功によって抜擢された「不疑」は、厳格でありつつも慈悲を忘れず、辣腕と名高い。ある日、天子にしか許されない黄色の隊列を率いた謎の男が宮廷を訪れた。男が反乱によって殺されたはずの皇太子を名乗ったことで、宮廷は混乱の渦に巻き込まれる。書籍化初の中編「不疑」をはじめ、葉室麟が遺した渾身の作品、全6編を収録。
  • 704(税込)
    著者:
    林真理子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    自分の見える世界がすべてだと思っていた――あの頃の私がそこにいる。

    「私のことステラって呼んでね」初めて会った日、彼女はそう言った。つくり話のような自慢をする都会的なステラに、田舎から東京に出てきたフミコは憧れと嫉妬を抱きつつ、彼女と一緒に暮らし始めるが……。
  • 814(税込)
    著者:
    瀬那和章
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    輝石の力で人生逆転! 魔法×中華ファンタジー

    魔力を含んだ石に紋を刻むことで様々な効果を発現させる、輝石技術が発達した貴耀国。闇市場に高度な輝石を流す「災禍の彫刻師」によって国は乱れていた。辺境の村で彫刻師として細々と暮らしていた珠里は、輝石の取り扱いが厳格化したせいで仕事を奪われ、宮廷彫刻師になるため聖学府に入学する。独学で身に付けた知識は学士たちから揶揄されるが、講師の蒼元に才能を見出され――。
    技術と魔法の人生逆転中華ファンタジー!
  • 1,034(税込)
    著者:
    佐藤亜紀
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    天才でエゴイスト 誰も彼女には手が届かない――第74回読売文学賞受賞作

    【第74回読売文学賞(小説賞)受賞作】18世紀ベルギー、フランドル地方の小都市シント・ヨリス。ヤネケとヤンは亜麻を扱う商家で一緒に育てられた。ヤネケはヤンの子を産み落とすと、生涯単身を選んだ半聖半俗の女たちが住まう「ベギン会」に移り住む。彼女は数学、経済学、生物学など独自の研究に取り組み、ヤンの名で著作を発表し始める。ヤンはヤネケと家庭を築くことを願い続けるが、自立して暮らす彼女には手が届かない。やがてこの小都市にもフランス革命の余波が及ぼうとしていた――。女性であることの不自由をものともせず生きるヤネケと、変わりゆく時代を懸命に泳ぎ渡ろうとするヤン、ふたりの大きな愛の物語。
  • 人口の35パーセントが外国人! ここには、あなたの街の近未来がある。

    日本を代表するコリアンタウンである新大久保。一方ここ十数年で、ベトナム人、ネパール人をはじめ、東南アジア、インド、中東、中国などさまざまな国の人が学び、働き、暮らすようになっている。国内有数の多国籍タウンでいったいなにが起きているのか。その実態を見てみようとこの街に引っ越した著者が、人々との触れ合いを通して多彩な様相を綴った渾身ルポルタージュ。追加取材をもとに書き下ろした新章も収録。
  • 1,320(税込)
    著者:
    劉 慈欣
    訳者:
    大森望
    訳者:
    古市 雅子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    第54回星雲賞受賞作。中国大ヒット映画原作、SF短編集!

    ●ぼくが生まれた時、地球の自転はストップしていた。人類は太陽系で生き続けることはできない。唯一の道は、べつの星系に移住すること。連合政府は地球エンジンを構築し、地球を太陽系から脱出させる計画を立案、実行に移す。こうして、悠久の旅が始まった。それがどんな結末を迎えるのか、ぼくには知る由もなかった。「流浪地球」
    ●惑星探査に旅立った宇宙飛行士は先駆者と呼ばれた。帰還した先駆者が目にしたのは、死に絶えた地球と文明の消滅だった。「ミクロ紀元」
    ●世代宇宙船「呑食者」が、太陽系に迫っている。国連に現れた宇宙船の使者は、人類にこう告げた。「偉大なる呑食帝国は、地球を捕食する。この未来は不可避だ」。「呑食者」
    ●歴史上もっとも成功したコンピュータ・ウイルス「呪い」はバージョンを変え、進化を遂げた。酔っ払った作家がパラメータを書き換えた「呪い」は、またたく間に市民の運命を変えてしまう――。「呪い5・0」
    ●高層ビルの窓ガラス清掃員と、固体物理学の博士号を持ち、ナノミラーフィルムを独自開発した男。二人はともに「中国太陽プロジェクト」に従事するが。「中国太陽」
    ●異星船の接近で突如隆起した海面、その高さ9100メートル。かつての登山家は、単身水の山に挑むことを決意。頂上で、異星船とコミュニケーションを始めるが。「山」
  • 1,320(税込)
    著者:
    劉 慈欣
    訳者:
    大森望
    訳者:
    古市 雅子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    『三体』の劉慈欣、中国で100万部突破のSF短編集!

    ●突如現れた宇宙船から、次々地球に降り立った神は、みすぼらしい姿でこう言った。「わしらは神じゃ。この世界を創造した労に報いると思って、食べものを少し分けてくれんかの」。神文明は老年期に入り、宇宙船の生態環境は著しく悪化。神は地球で暮らすことを望んでいた。国連事務総長はこの老神たちを扶養するのは人類の責任だと認め、二十億柱の神は、十五億の家庭に受け入れられることに。しかし、ほどなく両者の蜜月は終わりを告げた――。「老神介護」
    ●神文明が去って3年。地球で、もっとも裕福な13人がプロの殺し屋を雇ってまで殺したいのは、もっとも貧しい3人だった。社会的資産液化委員会から人類文明救済を依頼された殺し屋は、兄文明からやってきた男から、別の地球で起こった驚愕の事態を訊かされる。「扶養人類」
    ●蟻と恐竜、二つの世界の共存関係は2000年以上続いてきた。恐竜世界の複雑なシステムは、蟻連邦によって支えられていたが、蟻世界は恐竜世界に核兵器廃棄を要求、拒絶されるとすべての蟻はストライキに突入した。「白亜紀往事」
    ●僕が休暇を取る条件は、眼を連れていくことだと主任は言った。デイスプレイに映る眼の主は、若い女の子。ステーションにいる彼女の眼を連れて、僕は草原に旅行に出かけた。宇宙で働く人は、もうひと組の眼を地球に残し、地球で本物の休暇を過ごす人を通して仮想体験ができるのだ。「彼女の眼を連れて」
    ●74年の人工冬眠から目覚めた時、地球環境は一変していた。資源の枯渇がもたらす経済的衰退を逃れようと、「南極裏庭化構想」が立案され実行された結果、深刻な事態が起こっていたのだ。「地球大砲」
  • かつて読んだ人も、初めて読む人も。いま、歴史的名作を「新解釈」で!

    老漁師サンティアーゴには、もう84日間も釣果がなかった。幼い頃から老人の見習いをしていたマノーリンは、一人前の漁師となったいまも老人を慕い、生活を気づかう。老人はそんなマノーリンをたのもしく思いながら、まだ自身のプライドも捨ててはいなかった。
    翌朝、ひとりで漁に出た老人の釣縄に、巨大なカジキがかかる。そこから、老人とカジキの命を賭けた闘いが始まった。不眠不休の極限を超える死闘のなかで、老人は次第にカジキへの畏敬の念と、強い絆を感じるようになっていく。やがて運命の瞬間が訪れ、満身創痍となった老人に、しかし海は、さらなる試練を課すのだった――。
    簡潔な文体と研ぎ澄まされた表現で、大いなる自然と自らの人生に対峙する男の姿を力強く描きだす、ヘミングウェイの最高傑作。
  • 合本版登場! 時は大正、舞台は帝都。優しい旦那様とまっすぐな花嫁の、幸せな異類婚姻ラブストーリーを一気読み!

    私は今日、顔も知らぬ方へ嫁ぐ――。

    雨月智世(うづき ともよ)、20歳。婚約者の玄永宵江(はるなが しょうえ)に結納をすっぽかされ、そのまま婚礼の日を迎えた。
    しかし彼は、黒曜石のような瞳に喜びを湛えて言った。

    「嫁に来てくれて、嬉しい」

    意外な言葉に戸惑いつつ新婚生活が始まるが、宵江は多忙で、所属する警察部隊には何やら秘密もある様子。
    帝都で横行する辻斬り相手に苦闘する彼に、智世は力になりたいと悩むが……。

    これは、優しい旦那様と一生懸命な花嫁の、幸せな物語。


    ※本電子書籍は「贄の花嫁」シリーズ全3冊を収録しています。
    【収録作品】
    『贄の花嫁 優しい契約結婚』
    『贄の花嫁 新婚旅行と水神様』
    『贄の花嫁 黒い夢と願いの子』
  • 大本命中華ファンタジーが待望の全作合本版で登場! 景国の新米巫女が活躍する王宮ラブファンタジーを一気読み!

    新米巫女の貞彩蓮(ていさいれん)は、景国の祭祀を司る貞家の一人娘なのに霊力は未熟で、宮廷の華やかな儀式には参加させてもらえず、言いつけられるのは街で起きた霊的な事件の調査ばかり。
    その日も護衛の皇甫珪(こうほけい)と宦官殺人事件を調べていると、美貌の第三公子・騎遼と出会う。
    なぜか騎遼に気に入られた彩蓮は、宮廷の後継者争いに巻き込まれていき……!?

    王宮×ラブ、大本命の中華ファンタジー!

    ※本電子書籍は「彩蓮景国記」シリーズ全3冊を収録しています。

    【収録作品】
    『天命の巫女は紫雲に輝く 彩蓮景国記』
    『天命の巫女は白雨に煙る 彩蓮景国記』
    『天命の巫女は翠花に捧ぐ 彩蓮景国記』
  • 726(税込)
    著者:
    尾道 理子
    イラストレーター:
    名司生
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    何者かにさらわれた董胡、その運命は――!? 王宮アジアンファンタジー!

    孤軍奮闘する皇帝・黎司を助けるため、薬膳師と妃の二重生活を送る董胡。宿敵・尊武とともに派遣された青龍の地で、医術の混乱をなんとか収めた矢先、董胡は何者かに連れ去られてしまう。姿を消した董胡に周囲が心配を寄せる中、董胡が目覚めた場所は壮大な高原が広がる、国境を越えたはるか異国の地だった。
    この地を春営地とするのはロー族の民。彼らは後継者・ロサリが患う原因不明の病を治してもらうため、董胡をさらってきたのだった。
    董胡はなんとか治療しようと対症療法で手当てするも、その根本はわからない。調べていくうち、彼ら一族に伝わる「神の実」が関係していることが判明し――。
    そのさなか、卜殷が編み出した特製の軟膏をこの地で目にした董胡は、それを持ち込んだ「酒呑先生」が遠い仙人窟に住んでいることを知る。
    卜殷である可能性に懸け、董胡は彼の無事と自身の生まれを探るため、危険な旅路を踏み出した……!

    この地にたどり着いたのは偶然か、必然か。いま運命が動き出す――。
    董胡の生い立ちの秘密に迫る、アジアンファンタジー第6弾!
  • 夢を破ってベストセラー!大人気シリーズの角川文庫版、第5弾が登場!

    マンガやアニメを楽しんでいて、ふと気になったことはないだろうか。時間を止めたら何が起こる? すぐに死んでは生き返る身体の秘密は? 至近距離で放たれた銃弾を避けられるのはなぜ!? 科学の力でこれらの謎を紐解いていく大人気シリーズ第5弾は、豪華書き下ろし3篇を加え、全30篇を厳選収録。世代を超えて愛される定番作品から、人気急上昇中のキャラクターまで、誰もが楽しめて役に立つこと間違いなしの1冊!
  • 770(税込)
    著者:
    松岡圭祐
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    TBS「THE TIME,」で話題の、青春バイオレンス文学!

    K-POPダンスの人気ユーチューバー、EEこと江崎瑛里華。その正体は、悲惨な出来事によって“幽霊”になったひとりの女子高生だった。一方、現実社会で“幽霊”の代わりを務める飯島千鶴は、タワマンの自室でひとり悶々としていた。2人とも訳あって素性は明かせない。しかし、出来心から千鶴は夜の街に繰りだし、悲劇の扉を開けてしまう。果たして彼女たちの運命は? 哀しいヒロインの復讐劇を描く壮絶シリーズ、慟哭の第三弾!
  • アラカンの家政婦さん、国会議員に立候補!シリーズ重版中!解説・君塚直隆

    アラカン(60歳すぎ)の家政婦さん、国会議員に立候補!?
    『あんたも私も楽しく生きなきゃ』でホントに当選できるのか??

    何歳になっても夢をあきらめない、奇跡と勇気と愛の物語、第3弾

    ロンドンの家政婦ハリスおばさんは、ある晩、運転手のベイズウォーターさんらと討論番組を見て政治について熱く語る。それを思いの外にほめられ気を良くするが、翌日お得意さんで政界の大物ウィルモット卿にもたっぷり演説したら、選挙に出ないかと誘われ、あれよあれよという間に立候補することに。しかし、実は卿にはあるたくらみがあって…。『あんたも私も楽しく生きなきゃ』の標語(スローガン)で本当に当選できるのか??シリーズ第3弾。解説・君塚直隆

    ハリスおばさんは、ロンドンの高級住宅街に顧客を多く持つ、通いの家政婦さんである。イギリスは現在でも階級意識が強い。おばさんはそのようなイギリス階級社会でも底辺に近いところにいる、まさに「庶民」「大衆」のひとりであった。そんなハリスおばさんが『あんたも私も楽しく生きなきゃ』という選挙スローガンで国会議員選挙に打って出るという設定は、当時としても破天荒なものだったはずである。その姿は、ともすれば殺伐として他人のことなど思いやれない当時の世相に対する痛烈な皮肉になっていたのかもしれない。――君塚直隆(関東学院大学教授)解説より

    ※本書は、1981年11月に刊行された『ハリスおばさん国会へ行く』(講談社文庫)を、現代向けに加筆修正し、角川文庫化したものです。原題:MRS HARRIS MP

    【絶賛の声】
    「ミセス・ハリスはフィクションの偉大な創造物のひとつであり、彼女と知り合いだと感じるほどリアルで、本当に不思議な存在だ。彼女の魅力は尽きない」(ジュスティーヌ・ピカルディ)
  • 第12回歴史時代作家協会文庫書き下ろし新人賞受賞! 待望の続編

    悪党を懲らしめる裏稼業「仕組み」を手伝ったことで、ある能力に目覚めた浪人の感九郎。そのことに戸惑いながらも、メリヤスを編んで心を落ち着けていたある日――仲間で戯作者のコキリが行方不明に。常より「不老不死」と嘯き、素性が謎に包まれていた彼女の失踪には何か理由がありそうだ。捜索の旅に出た感九郎たちだったが、背後に不穏な影が忍び寄る。コキリは見つかるのか? 世を編み直す編み物ざむらい、再び見参!
  • 748(税込)
    著者:
    天城智尋
    イラスト:
    woonak
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    1巻重版出来!人気上昇中の平安風あやかしお仕事×恋愛ファンタジー!

    時は平安時代。宮中で女房として働く梓子は、人ならざるモノが視えるために「あやしの君」と呼ばれ、一向に主が決まらずにいた。
    だが宮中で怪異の仕業と思われる事件が発生したことをきっかけに、梓子は帝の信頼厚い美貌の右近少将・光影と事件の真相究明に協力していくことになった。
    梓子は、亡き母から遺された特別な筆と草紙、そして歌徳の宿る高名な和歌の力を借りて怪異を封じ込めていくが、なぜか光影に気に入られてしまう。
    しかし光影は、当代一の色男と艶めいた噂の多い危険な人物。
    梓は警戒して接していたが、いくつかの事件を経て噂に塗れた光影の本当の人柄を知った梓子は、彼が持つ二条の邸に移ることを了承する。
    だが、梓子を本当の妹のように気に掛ける乳母兄の兼明から「待った」が掛かってしまう。
    兼明は勝手に梓子の結婚相手を見繕おうとしてくるが、また宮中で怪異が発生し……?
  • 1,012(税込)
    著者:
    田辺聖子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    青年源氏が老境へ――さらに源氏亡き後、薫と匂宮に引き継がれるラブロマン

    「梅枝」から「夢浮橋」まで。明石から戻った光源氏は、太上大臣に昇進し栄華を極める。しかし、最愛の紫の上が死を迎えたことにより、この世はまぼろし――とたちつくす。そして、源氏亡き後、二人の貴公子薫と匂宮に物語は引き継がれ――。田辺聖子が綴る、華麗な王朝絵巻。
  • メンタリストDaiGo氏推薦!45分の読書が奇跡を起こす。名著、新訳!

    メンタリストDaiGo氏推薦!
    「SNSやショート動画、不要な人間関係で自分の時間をムダに失う、つまり全ての人類へ。」

    この45分の読書が人生に奇跡を起こす。――時は金なりと言うが時間は金よりもずっと価値がある。しかも全ての人に平等に与えられ誰にも奪えない。どう使えば限りある人生をよりよく生きられるのか。「毎朝あなたの財布には24時間がつまってる」「1晩おきの1時間半がきらめく真珠に」「原因と結果の法則を叩きこめ」等、心に刺さるメッセージが満載。時代と国境を超え多くの知識人に愛される時間術の名著、新訳! 解説・特典も充実。
    原題 How to Live on 24 Hours a Dayの新訳!

    目次
    はじめに 賢いワーク・ライフ・バランスは一杯のお茶から
    第1章 毎朝あなたの財布には二十四時間がつまってる!
    第2章 知的好奇心を持てば本当の人生が送れる
    第3章 「時間がもっとあるとき」など決してこない
    第4章 一日のプロローグとエピローグという考えを捨てる
    第5章 一晩おきの一時間半がきらめく真珠になる
    第6章 一週間を六日とし週七時間半で奇跡を起こす
    第7章 史上最高の賢人たちの提案――「思考の集中」
    第8章 幸福になるための内省時間は夕方の帰り道に
    第9章 教養を身につけることで充実する毎日
    第10章 原因と結果の法則を叩きこみ退屈な人生を変える
    第11章 読書好きのあなたに勧める「熟慮を要する読書」
    第12章 日常に奇跡を起こす最初の一週間
     解説
     ハズリットのエッセイ「詩一般について」抄訳
     オシアン「セルマの歌」夏目漱石訳
     時間をめぐるシェイクスピアの名言
     訳者あとがき
  • しんどいときに読んでほしい、切なくて暖かい、「居場所」が見つかる物語。

    看護師3年目の胡麦は、医療事故の責任を押し付けられ、休職することに。
    気分がどん底まで落ち込む中、
    胡麦が紹介されたのは、海辺のカフェ・SESTA(セスタ)だった。
    そこでは医師の唐麻から、
    美味しいコーヒーとともにカウンセリングを受けられるという。
    物腰柔らかな彼と話し、心が軽くなった胡麦は、
    意外にもカフェで働くことに。
    そこで働く個性豊かな仲間たちも、
    見えない傷を抱えていると知り……。
    温かな「居場所」が見つかる物語。
  • あなたの家の心理的瑕疵、取り除きます。天才建築士と助手の事故物件事件簿

    憧れの建築士・天木悟に近づきたい。
    そう思って横浜の大学の建築学科に入学した織家紗奈。
    早速天木がゲストで参加する講義に参加したものの、
    壇上にいたのは天木だけではなく……。
    しかし講義終了後、織家は天木から「君は見える人だろう?」と声をかけられる。
    そして幽霊が見える力で「事故物件調査」のバイトをしないかと誘われ……。
    若手天才建築士の裏の顔はなんと、「心理的瑕疵」を取り除く建築士!? 
    天才とその助手の事故物件事件簿!
  • 鳥籠の中の少女は、居場所を見つけ光り輝く。美しき和風恋愛ファンタジー!

    時は金鵄(きんし)国、第33代帝、天誠帝の御世。
    都から遠く離れた隠岐野の郡の辺境の里にて、かぐやは祖父母である讃岐家の翁と媼に育てられていた。
    かぐやは見た目は美しいが、幼い頃から人とは異なる力を持っており、本人も知らぬ間に夜な夜なふらりと邸を抜け出し、気付くとこの国にはびこる妖影(かげ)と呼ばれる魔物を斃していた。
    その際にどこからともなく光る弓矢が現れ、髪も金色に輝くことから、気味悪がった翁と媼はかぐやを監禁し虐げながらも、彼女の美貌を見て求婚してくる貴族からの貢ぎ物で私腹を肥やしていた。
    かぐやはたまに屋敷を訪ねてくる、兄と慕う錺(かざり)職人の零月に唯一心慰められていたが、ここからはどこにも行けないと諦め、心を殺して生きていた。

    そんなある日、前帝の子であり、現帝からの信頼も厚い美丈夫、祇王隆勝が訪ねてくる。
    隆勝は妖影を討伐する黒鳶隊の大将をしており、かぐやの異能の噂を聞いてやってきたが、翁と媼からの仕打ちを知り、仮初めの婚姻の形を取ることでかぐやを連れ出す。
    かぐやは姫巫女として黒鳶隊に入れられ、中将の海祢や少将の凛といった仲間たちとも過ごす中で、次第に自分の意思を取り戻していくが、同時に厳しくも優しく自分を見守ってくれる隆勝に心惹かれていって……?

    美しく、心震える異能×和風恋愛ファンタジー!
  • 1,056(税込)
    著者:
    田辺聖子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    光源氏の波瀾万丈の人生を楽しく読み解いた、源氏物語入門書。

    桐壺から真木柱まで。元祖イケメン光の君の、幼少期~源氏38歳の冬までを収録、波瀾万丈のストーリーを楽しく読み解いた源氏物語入門書。古典文学に造詣が深く、男女の機微に鋭い田辺聖子が、田辺ことばで綴る魅力満載の現代語訳。
  • 民のために人生を捧げた名代官の感動物語! 書き下ろし。

    幕府御徒組頭の寺西封元は、突然、老中首座の松平定信に呼び出された。ただごとではないと、不安を胸に定信の元へ向かうと、封元は驚くべきことを命じられる。陸奥国白川郡塙の代官になれというのだ。そこは、飢饉で困窮し、民が逃げ出しているという。定信からの信頼に応えるため、封元は代官を引き受けるが、塙の地は赤子が捨てられる絶望の地だった──。苦しむ民のために自らの半生を捧げた、名代官の知られざる感動の物語。
  • あの冬の1か月、たしかに僕らは家族だった。

    「あんた、葬式来る?」博打うちだった父の訃報を聞いても、キャバレーの下働きで糊口をしのぎ、廃屋のような寮に帰って寝るだけの章介の生活は何も変わらなかった。しかしこの年末は、キャバレーに出演する3人の芸人が、1か月共に寮で暮らすという。手品ができないマジシャンに女言葉の男性歌手、年齢不詳の踊り子。苦労の多い人生を送りながらも毎夜フロアを沸かせる3人に囲まれ、やがて章介は「淋しい」という感情を思い出していく――。舞台で出会った4人の共同生活が、1人の青年の人生を変えてゆく。
    『家族じまい』『ホテルローヤル』の桜木紫乃が贈る、著者史上一番笑って泣ける”家族”小説。
  • ありのままの君でいていいんだよ。運命に抗う2人を描く心震える青春物語。

    常に〈優等生〉な木下柚葉は両親からの期待を一身に背負い、
    カメラマンになる夢すらも諦めて勉強ずくめの日々を送っていた。

    とあるきっかけで、柚葉はクラスで〈暴力男〉と噂されている広瀬絃と知り合う。
    不器用だが悪評とはかけ離れた優しい性格の広瀬と親しくなる中で、柚葉は少しずつ自分の本心と向き合えるようになる。

    しかし、ある事件を境に広瀬は教室に居場所を失い――。
    「自由に生きる」方法を探す、感涙の青春物語。


    ◇◇◇著者からのメッセージ◇◇◇

    誰かのなにげない言葉で救われたり、支えられたりすることってありますよね。
    言葉ではなくても、そばにいるだけで心強くなることもある。
    生きていたら嫌なことも辛いことも悲しいこともたくさんあるけれど、きっと人生はそれだけじゃない。
    ほんの一瞬でも、この物語が誰かの心にそっと寄り添えるものになれば嬉しいです。

    水月つゆ
  • 「食う」「寝る」と、もうひとつ大切なこと。

    年齢的にも仕事的にも後がない作家の横尾成吾。書くことを何よりも優先して生きてきたが、友人・弓子の思わぬ告白もあり、今後の自分の身の振り方を考えはじめる。一方、横尾の担当編集・井草菜種は、これまでヒット作を出したことがなく、焦燥感が募るばかり。やがて菜種は、自身同様に停滞中の横尾と本気で向き合い始める――。先の見えない時代に自分を信じて歩む、売れない作家と編集者。二人の人生が優しく迫る、再生の物語。
  • 748(税込)
    著者:
    坂口安吾
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    青春は暗いものだ。厭世の彼方に希望の光を見いだした、安吾の傑作

    青春ほど、死の翳を負ひ、死と背中合せな時期はない――。同人誌を編集するため、あるじが自殺して間もない芥川龍之介の旧宅に通った日々。苦悶がしみついているかのように陰鬱な部屋が思い起こさせるのは、青春時代に死んでいった仲間たちの姿だった。人間の喜怒哀楽の舞台裏に潜む、振り払い難き「死」の存在に、無頼派の旗手が独自の視点から肉迫を試みた。表題作「暗い青春」ほか、火花の如き輝きを放つ短編10編を収録。
  • 902(税込)
    著者:
    呉勝浩
    著者:
    下村敦史
    著者:
    長浦京
    著者:
    中山七里
    著者:
    葉真中顕
    著者:
    深町秋生
    他1名
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    組織に生きる者の矜恃。豪華警察小説アンソロジー

    「力が必要だ」――母と自分を虐待し別れたろくでなしの父親に復讐するため、暴力団員を目指す聖。中華料理店でアルバイトをしながら、神戸の金坂組のバッジをもらうチャンスを狙う聖は、組に出入りするサングラスをかけた迫力十分の男に弟子入りを懇願する。だが、男は素姓はそのうちわかると言い残し闇の奥へ消えた……(「聖」)。
    組織に生き、事件と隣り合わせの警官たちの生きざま。
    「孤狼の血」シリーズの柚月裕子、『スワン』『爆弾』で注目の呉勝浩、「刑事犬養隼人」シリーズの中山七里など、ミステリー界を背負う注目作家たちによる、豪華警察小説アンソロジー!
  • 858(税込)
    著者:
    赤川次郎
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    殺し屋を看取った日から、少女の周りで何かが動き出す。傑作長編ミステリ。

    朝の満員電車で、男が何者かに刺し殺された。殺害されたのは腕利きの殺し屋・鳴海。偶然そばに居合わせ、彼の死をみとることになった17歳のみゆきは、その日を境に奇妙な出来事に巻き込まれていく。「――殺したら?」たった一言を告げる電話と、みゆきの前に現れた謎の女子高生・佐知子。彼女は継母を憎み、その死を願って自ら殺し屋に近づいた少女だった――。2人の少女の不思議な友情と秘密を鋭く描き切る、傑作長編ミステリ。
  • 世界に向かって窓は開け放たれている――

    世界に向かって窓は開け放たれている。そこから吹き込む一陣の爽やかな風は、彼の地の景色を立ち上がらせ、旅情を誘う。ラオスやミャンマーのアジアの窓からは沸き立つ活気が。ロシアや北極の北の窓からは人間の営みが。アマゾンやニューギニアの南の窓からは生命の息吹が――。49枚の写真と情味あふれる解説文の二重奏が地球を鮮やかに彩っていく。国内外をくまなく旅したシーナによる、心躍る極上フォトエッセイ!
  • 『きみが明日、この世界から消える前に』著者が描く、高純度の恋愛物語。

    名門私立高校に進学した未森ひなたは、入学早々いじめに遭っていた。
    ひとり親の母を思うと不登校になるわけにはいかない……
    気丈に振る舞うも生きる希望を失っていたひなたを救い出したのは、幼馴染の柊太だった。
    1日限りと誓って学校をさぼり、思い出の場所をめぐる2人。
    ひなたの冷え切った心を少しずつほぐしていく柊太だったが、彼には今まで打ち明けられなかった秘密があって――。

    まさかの展開が心揺さぶる、高純度の恋愛物語。



    ◇◇◇著者からのメッセージ◇◇◇

    息苦しい人間関係の中で
    自分のことを嫌いになってしまいそうなとき。
    そんなときに思い出していただけるような
    一冊になれればと願って書きました。
    誰かの心をほんの少しでも軽くできますように。


    此見えこ
  • 変わり続ける車窓風景に人生と日本を見た、 鉄道紀行界の巨星二人の軌道

    鉄道は楽しい。 そして、鉄道は哀しい。

    「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う」内田百けん
    「鉄道の『時刻表』にも、愛読者がいる」宮脇俊三

    日本において鉄道紀行というジャンルを示した内田百けん。「なんにも用事がない」のに百けんが汽車で大阪に行っていた頃、普通の人にとって鉄道は、何かの用事を果たすために乗るものでした。それから四半世紀後、異なるアプローチでそのジャンルを背負った宮脇俊三。彼は、時刻表を小説のように愛読していたことを『時刻表2万キロ』で告白しています。鉄道や紀行文学の歴史とともに二人の足跡をたどる1冊です。
  • 858(税込)
    著者:
    月村了衛
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    組織の論理の中、いかに、人間でいられるか―。 風太郎賞受賞作家の会心作

    千日出版の教育部門で課長を務める秋吉に衝撃的な情報が入った。事業を率いる梶原局長の中3の息子が、謎の転落
    死を遂げたというのだ。部署が一大プロジェクト――大手進学塾と合併し社を独立、IT企業との提携のもと、最新技
    術を駆使した[引きこもり・不登校対策]を打ち出す新時代の高校を開校――に臨んでいたときだった。プロジェクトは一
    時中止になり、事故ではなく自殺という噂が社内では急速に広まる。梶原とは家族ぐるみの付き合いだった秋吉は、部
    下の前島と調査を開始するが、人事課の飴屋から警告される。以前から、社長派と専務派が対立する社内。会社の上層
    部は秋吉に隠蔽を働きかける。少年の死という状況のもと、彼らが気にするのは自社の利益追求と保身だった。信頼でき
    ない上司、暴走する部下、情報戦の様相を呈す社内派閥抗争……。もはや社内に信用できる者はいない――。子どもた
    ちの未来のために新しい学校をつくる、その志を持って教育事業を推進してきた秋吉の運命は。少年の死の真相は。

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