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『ジョージ秋山』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全332件

  • 宇宙から空飛ぶ円盤に乗って、やってきたケンネル星人。彼らの目的は、地球人と友好関係を結ぶことだった。しかし私利私欲に走る大人たちは、サンスウたちに協力的ではなかった。地球存続のため、常に正義と共に戦ってきた少年たちだったが…。神の死んだ後の正義とは……!? 問題作、衝撃のラスト!!
  • 「正義」の元に水爆を落とそうとする「連合正義軍」。サンスウたち9人は、ムーンを使って連合正義軍の前に立ちはだかるが、そんな中ヨウチエンがさらわれてしまった! 一人でも欠けると動かないムーン。ヨウチエンは連合正義軍から逃げ出せたものの、高熱で動けなくなってしまったヨウチエンは、ムーンを動かすことが出来なかった!
  • 突如、街に現れ、人々を襲う鉄人間が現れる。カテイカがさらわれ、春秋伯爵を疑うサンスウは、伯爵の家に忍び込む。そこにはムーンと同等の巨大ロボットが存在していた! 一方、さらわれたカテイカは、伯爵に「サンスウを殺せ」と催眠術をかけられ、サンスウを襲う。そんな中、伯爵の巨大ロボットが街を襲い始める……!!
  • 神は死んだ――大富豪の魔魔男爵は、巨額を投じ、ロボット「ザ・ムーン」を発明。そしてムーンを9人の少年少女たちに託す。ムーンは、サンスウ、カテイカ、シャカイ、双子のリカ、ズコウ、コクゴ、オンガク、ヨウチエンの9人の少年たちの心を一つにすることによって動き、一人でも欠けると動けないのだった! 「正義」を投げかける衝撃作、ここに登場!!
  • 激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。

    ▼第1話/ちょっといい話▼第2話/春の海▼第3話/お花見用心棒▼第4話/雨降り人情▼第5話/ねこまんまの唄▼第6話/無頼の筆▼第7話/水戸黄門散歩記▼第8話/ごろりてまくら▼第9話/うかれ人達 ●登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場、夢屋の頭。柔軟かつ強靱な精神の持ち主)、新之助(雲の長男。大人物を夢見る熱血少年)、カメ(雲の妻)、欲次郎〈とっつあん〉(夢屋の帳場をまかされている老人) ●あらすじ/水戸から出稼ぎに来ている父親が病気になったという知らせを聞いて、品川まで駆け付けてきた少年。ところが、なんの心当りもないのに、やくざ者にさらわれそうになる。その場は浮浪雲に助けられ、無事に父親のいる旅館に着く。少年は一生懸命に父親の看病を続けるが……(第1話)。▼ある日血だらけになって家に帰ってきた新之助。新之助はただの喧嘩だというのだが……。様々な人間関係が付きまとう人生を、軽やかに生きる浮浪雲流のコツとは?(第2話)。▼野盗から村を守るため、村娘を報酬に用心棒として雇われた雲と青田師範。浮浪流ウエスタン活劇!?(第3話)
  • 激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。

    ▼第1話/妻遊記▼第2話/ちゃらんぽらん▼第3話/じゃらくの雨▼第4話/少年無宿▼第5話/大道無門▼第6話/雪だるま▼第7話/学なりがたし▼第8話/生きものたち▼第9話/梅は咲いたか ●登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場、夢屋の頭。柔軟かつ強靱な精神の持ち主)、新之助(雲の長男。大人物を夢見る熱血少年)、カメ(雲の妻)、欲次郎〈とっつあん〉(夢屋の帳場をまかされている老人) ●あらすじ/出先で殺人現場の第一発見者となってしまったカメ。取調べに来た男前の役人に心ときめき、女としての自分を考え直す。しかし浮かれているのも束の間、犯人の顔を知ってしまったカメに犯人の影が迫る!(第1話)。▼夜も帰らずに遊び歩いている浮浪雲に、そろそろカメも堪忍袋の緒がきれそう……!?。みかねた新之助やとっつあんは、雲の態度を改めさせようとするのだが……(第2話)。▼強がって悪さばかりしている放蕩息子の道太郎を、本当は思いやりがあって優しい子だと信じる父親。自分に足りない何かに気が付いている道太郎だが、それが何かに気が付いた時には……(第3話)
  • 激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。

    ▼第1話/明鏡止水▼第2話/うわの空▼第3話/一期一会▼第4話/死んでもともと▼第5話/草笛の丘▼第6話/冷やしそうめん▼第7話/ちんぷんかんぷん▼第8話/夏バテ▼第9話/女郎花(おみなえし) ●登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場、夢屋の頭。柔軟かつ強靱な精神の持ち主)、新之助(雲の長男。大人物を夢見る熱血少年)、カメ(雲の妻)、欲次郎〈とっつあん〉(夢屋の帳場をまかされている老人) ●あらすじ/そろそろ嫁をもらってもいい歳なのだが、自分に自信をもてない研ぎもの師の徳蔵。ある日人間は顔じゃないと、とっつあんに一喝されてしまう(第1話)。▼人に自慢をしたり、説教をしたりするのが好きな数珠屋。しかし相手は自分より弱い立場の者ばかり。たまりかねた青田師範たちにかわって、浮浪雲がお灸をすえる(第2話)。▼雲に本を書かせようとやってきた、版元の蔦屋だが、雲には逃げられてばかり。一方、青田師範は蔦屋に認められようと、必死になって創作に打ち込むのだが……(第3話)。 ●その他の登場キャラクター/十返舎一九(第3話)
  • 激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。

    ▼第1話/しみじみ物語▼第2話/泣き笑い▼第3話/北風の女▼第4話/水平線▼第5話/哀愁の父親▼第6話/必殺!鬼殺し▼第7話/六波羅密多▼第8話/つくしんぼ▼第9話/そよ風の季節 ●登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場、夢屋の頭。柔軟かつ強靱な精神の持ち主)、新之助(雲の長男。大人物を夢見る熱血少年)、カメ(雲の妻)、欲次郎〈とっつあん〉(夢屋の帳場をまかされている老人) ●あらすじ/女癖の悪い亭主と別れ、商売を始めているカメの友人、お民。商売はうまくいっているが、もの足りなさも感じてしまう。お民は、カメと浮浪雲がうまくいっているのを見て、夫婦のありかたというものをあらためて考える(第1話)。▼仲間に臆病者と言われて気にしている新之助。強い男になるにはどうしたらいいのだろうかと、渋沢先生や、雲に相談するのだが……(第2話)。▼父親が誰かわからない子供を身篭もったお楽。言い寄ってくる男がかわいそうで、たびたびこういうことになってしまう。こんなお楽に雲は……(第3話)
  • 激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。

    ▼第1話/ほほえみ▼第2話/うっちゃり▼第3話/左うちわ▼第4話/オジサン▼第5話/狸寝入り▼第6話/心の季節▼第7話/彼岸の人▼第8話/たこつぼ▼第9話/しんきんそうかん ●登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場、夢屋の頭。柔軟かつ強靱な精神の持ち主)、新之助(雲の長男。大人物を夢見る熱血少年)、カメ(雲の妻)、欲次郎〈とっつあん〉(夢屋の帳場をまかされている老人) ●あらすじ/いつでも微笑みをたやさない娘、さやか。彼女が来てから長屋中が明るくなったと、長屋の人々からの評判もいい。気の多い青田師範は、そんなさやかに興味を持ち始めたようだが……(第1話)。▼新之助は、どこかぬけたところのある安吾という子供の世話を頼まれた。毎日世話をしていたことが認められ、奉行所の今年の模範少年に選ばれた新之助だったが……(第2話)。▼相も変らず仕事もしないで女遊びに忙しい浮浪雲。しかしどういうわけだか周囲の者の信頼は厚い。渋沢先生によれば、雲の平常心が人の心から心へと、以心伝心で伝わるからだという(第3話)
  • 激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。

    ▼第1話/晩秋の鐘▼第2話/まごころ▼第3話/カヤクごはん▼第4話/夫婦松▼第5話/唯我独尊▼第6話/いつも青空▼第7話/雪割り酒▼第8話/想春譜▼第9話/無碍(むげ)の空 ●登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場、夢屋の頭。柔軟かつ強靱な精神の持ち主)、新之助(雲の長男。大人物を夢見る熱血少年)、カメ(雲の妻)、欲次郎〈とっつあん〉(夢屋の帳場をまかされている老人) ●あらすじ/京の釈迦仏を品川まで運び、出開帳をやるという壮大な計画を思いついた浮浪雲。大きな金が動くこの計画に目を付けた検校は、京へ向かう雲に追っ手を差し向ける(第1話)。▼友人の厳しい父と違い、何も教えてくれない浮浪雲に少々物足りなさを感じている新之助。相談に行ったカメに渋沢先生は、教師は教えるものだが、父は教えるものではないという(第2話)。▼厳しい取り立てに、人々から鬼万と恐れられている借金取りの万五郎。根は優しい万五郎が、血も涙もない男を無理してでも装っている理由とは……(第3話)。
  • 激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。

    ▼第1話/おとうさんの詩▼第2話/ひっちゃかめっちゃか▼第3話/八方美人▼第4話/向学心▼第5話/ともだち▼第6話/すすはらい▼第7話/幸せの犬▼第8話/あかぎれ▼第9話/かくし味 ●登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場、夢屋の頭。柔軟かつ強靱な精神の持ち主)、新之助(雲の長男。大人物を夢見る熱血少年)、カメ(雲の妻)、欲次郎〈とっつあん〉(夢屋の帳場をまかされている老人) ●あらすじ/渋沢先生が友達の命日だからといって出かけた先は、日本一の大金持ち、薬種問屋の信頼堂だった。一緒について行った新之助は、幼い頃に父親を捨てたという信頼堂の主人の話を聞く(第1話)。▼振られたばかりの青田師範は「女心はひっちゃかめっちゃかで、女はみんな淫乱だ」と、彼女ができたばかりの友人や新之助に八つ当たりをする(第2話)。▼周りの大人たちを見て育つ子供たち。子供の頃に海で溺れたところを勇気のある若者に助けられた、舞という少女を通して語られる、子供の成長過程において大切な事(第3話)
  • 激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。

    ▼第1話/ころころ▼第2話/天高く▼第3話/天下御免▼第4話/自由無碍(むげ)▼第5話/冬の心▼第6話/八兵衛(やへえ)の渡し▼第7話/閑話ニ題▼第8話/大砂塵▼第9話/寒中遊泳 ●登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場、夢屋の頭。柔軟かつ強靱な精神の持ち主)、新之助(雲の長男。大人物を夢見る熱血少年)、カメ(雲の妻)、欲次郎〈とっつあん〉(夢屋の帳場をまかされている老人) ●あらすじ/商売の元手金を、おゆきという女に入れ込んで使い果たしてしまった若旦那。このままでは大旦那に勘当されるのは目に見えている。そんなある日おゆきを気に入った男が、500両でおゆきを譲り受けたいと申し出る……(第1話)。▼一緒に添い寝をしてくれるというので、若い娘の間で人気の浮浪雲。年頃の娘を叱れない父親や、情けない男ばかりが多い中、年頃の娘たちは何を必要としているのだろうか?(第2話)。▼外に女をつくり、妻と女の間を行ったり来たりしている高次郎。日常でつながっている妻と、性だけでつながっている女。高次郎にとって、本当の安らぎのある場所とは……(第3話)
  • 激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。

    ▼第1話/西伊豆日記▼第2話/虫の音▼第3話/離婚ばなし▼第4話/女心母心▼第5話/てんてこ舞▼第6話/精神満腹▼第7話/炊きたてご飯▼第8話/花咲く少女▼第9話/男ざかり ●登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場、夢屋の頭。柔軟かつ強靱な精神の持ち主)、新之助(雲の長男。大人物を夢見る熱血少年)、カメ(雲の妻)、欲次郎〈とっつあん〉(夢屋の帳場をまかされている老人) ●あらすじ/島の地獄の暮らしにくらべたら、わたしの苦労なんて……と、昼も夜も働きながら、島流しになった男の帰りを待つ女。ある日とうとう男が島から帰ってくることになったのだが……(第1話)。▼七十のおばあさん相手に遊びまわる雲を、周囲の者は笑う。しかし問屋場の新入り、菊は、そんな雲を見て、男として惚れ込む(第2話)。▼今度けんかをしたら離婚をしようと決心した女。夫婦の間で足りなかったものは思いやりの心……。亭主は亭主なりに思いやりを持っていたというのだが……!?(第3話)
  • 激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。

    ▼第1話/春風たいとう▼第2話/潮騒の宿▼第3話/日々是口実▼第4話/天下一品▼第5話/青春かんこどり▼第6話/雨安居(うあんご)▼第7話/妻の細道▼第8話/おいぼれ▼第9話/こもちわかめ ●登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場、夢屋の頭。柔軟かつ強靱な精神の持ち主)、新之助(雲の長男。大人物を夢見る熱血少年)、カメ(雲の妻)、欲次郎〈とっつあん〉(夢屋の帳場をまかされている老人) ●あらすじ/けんかをしていて、もののはずみから母親を殴ってしまった新之助。カメはこのことがショックで、落ち込んでしまう。新之助も気にしているのだが、なかなか素直に謝れない(第1話)。▼男嫌いの女が、一人旅で品川にやってきた。しかし、泊まった宿の番頭が女を四六時中見張っている。我慢できなくなった女は、カメと一緒に番頭を懲らしめようとするが……(第2話)。▼知恵というものはどうやって身に付けたらいいのか悩む新之助。そんな時、カメが医者に頼らずに、病気やけがを治す知恵をたくさん持っていることに気が付く。渋沢先生は新之助に、知恵は心の余裕から生まれるものだと教えてくれる(第3話)
  • 激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。

    ▼第1話/ニ羽のカモメ▼第2話/水音▼第3話/君子の酒▼第4話/もうひとつの海▼第5話/日暮し▼第6話/笛吹けど踊らず▼第7話/五風十風▼第8話/にんしんしょう▼第9話/漂泊の人 ●登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場、夢屋の頭。柔軟かつ強靱な精神の持ち主)、新之助(雲の長男。大人物を夢見る熱血少年)、カメ(雲の妻)、欲次郎〈とっつあん〉(夢屋の帳場をまかされている老人) ●あらすじ/けんかばかりしている新之助と花の兄妹。しかも花は、新之助に意地悪されてばかりいる。しかし、兄を思う気持は人一倍強い花であった(第1話)。▼実の父に捨てられてしまった少年は、母に楽をしてもらおうと、さまざまなアイデアを凝らし商売を始める。大江戸発明少年物語(第2話)。▼舟大工の虎は酒が唯一の楽しみ。しかし、何事にも慎みが大切だという養生訓の通り、酒で痛い目に遭ってしまう。同じ酒好きの浮浪雲。酒には飲まれない彼の、酒との付き合い方とは……?(第3話)
  • 激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。

    ▼第1話/無躾居士▼第2話/母恋い念仏▼第3話/初夏の人▼第4話/ふらり舟▼第5話/つつがなく▼第6話/人さまざま▼第7話/お正月▼第8話/鱶(ふか)の寝喰い▼第9話/暮れの秋 ●登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場、夢屋の頭。柔軟かつ強靱な精神の持ち主)、新之助(雲の長男。大人物を夢見る熱血少年)、カメ(雲の妻)、欲次郎〈とっつあん〉(夢屋の帳場をまかされている老人) ●あらすじ/女が原因で妻と別れたばかりの若者。多少なりとも浮浪雲に影響を受けたという若者に渋沢先生は、うわべだけを真似するからそういうことになるのだと言う(第1話)。▼病気の母親の世話をしながら生計を立てている貧しい姉妹。母親の薬代に困った姉は、幼い妹を残し江戸へ出て女郎になる決心をする……(第2話)。▼使用人の女をはらませて、どこかへいなくなってしまった商家の若旦那。どうやら品川にいるらしいという噂を聞いて、女は父親と一緒に若旦那を探しにやってきたが……(第3話)
  • 激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。

    ▼第1話/しあわせの雪▼第2話/日溜り▼第3話/女の橋▼第4話/池袋の女▼第5話/艶吹雪▼第6話/疑惑の人▼第7話/ときめき▼第8話/シャカモト竜馬▼第9話/ごぶごぶ ●登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場、夢屋の頭。柔軟かつ強靱な精神の持ち主)、新之助(雲の長男。大人物を夢見る熱血少年)、カメ(雲の妻)、欲次郎〈とっつあん〉(夢屋の帳場をまかされている老人) ●あらすじ/病気の母親に代わって働く少年。一生懸命に頑張っているのだが、ある日まったくお金がなくなってしまった。思い余って賽銭を盗んでしまった少年を、鬼虎という評判の悪い十手持ちが追う……(第1話)。▼目の不自由な勝の市は、ある日奇跡的に目が見えるようになった。しかしそれから勝の市は、「観る」ことを忘れてしまったと話す(第2話)。▼大きな商家へ嫁いだ娘の始めての里帰り。人間的に大きく成長した娘に母は驚く。浮浪雲が、女が幸せになる秘訣を教えてくれたのだという(第3話)。
  • 激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。

    ▼第1話/円転自在▼第2話/たき火▼第3話/女の細道▼第4話/鏡もち▼第5話/花の人生▼第6話/苦楽逆転▼第7話/欲次郎恋歌▼第8話/えらばれた女▼第9話/御意見無用 ●登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場、夢屋の頭。柔軟かつ強靱な精神の持ち主)、新之助(雲の長男。大人物を夢見る熱血少年)、カメ(雲の妻)、欲次郎〈とっつあん〉(夢屋の帳場をまかされている老人) ●あらすじ/渋沢先生から人間の3つの性質について話を聞いた青田師範。自分が善人でもなく、悪人でもない小人(しょうじん)なのではないかということに気が付き、悩む(第1話)。▼剣に優れ、禅にも優れているという、剣禅一致の境地に達した山岡なる人物が品川にやってきた。かなりの大人物なのだが、浮浪雲に興味があるらしく、会ってみたいと言い出した(第2話)。▼雲の父親に間違えられて気を良くしているとっつあん。2年前に家出した母親を探しているという兄弟に力を貸す雲。子と親の複雑な関係を描く(第3話)。 ●その他の登場キャラクター/西郷隆盛(第5話)
  • 激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。

    ▼第1話/五事五有▼第2話/無舌居士▼第3話/明日は晴れるか▼第4話/痛快ほがらか道中▼第5話/直立不動▼第6話/朝明けの人▼第7話/大当り▼第8話/真実一路▼第9話/大根おろし ●登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場、夢屋の頭。柔軟かつ強靱な精神の持ち主)、新之助(雲の長男。大人物を夢見る熱血少年)、カメ(雲の妻)、欲次郎〈とっつあん〉(夢屋の帳場をまかされている老人) ●あらすじ/あまりにも父親らしくない浮浪雲に愛想をつかす一歩手前の新之助は、雲に対して、周囲の人が好意を寄せるのが不思議で仕方ない。新之助は、自分の思っている父親像というものを話し始めるが……(第1話)。▼新之助が手に負えなくなってきて、少し淋しさを感じているカメ。橘屋千蔵という人気噺家の独演会の切符を手に入れるのだが……(第2話)。▼酒を飲まなければ気のいい増蔵は、一度酒が入れば女房子供を泣かせてばかり。そんな増蔵が、どうも雲と友達になりたい様子なのだが……(第3話)
  • 激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。

    ▼第1話/女の口説き方▼第2話/天下泰平▼第3話/天に代って▼第4話/以心伝心▼第5話/四苦八苦▼第6話/呵呵大笑▼第7話/海千山千▼第8話/さんまの煙▼第9話/お神酒どっくり ●登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場、夢屋の頭。柔軟かつ強靱な精神の持ち主)、新之助(雲の長男。大人物を夢見る熱血少年)、カメ(雲の妻)、欲次郎〈とっつあん〉(夢屋の帳場をまかされている老人) ●あらすじ/もてて困るのが悩みだという青田師範。好きな女の子に振られて悩む新之助。新之助は浮浪雲に、どうして自分はもてないのだろうかと相談を持ちかける。雲の言う、いい男とは?(第1話)。▼誰を見ても、何を見ても、「かわいそうだなあ」と呟いてばかりの雲。そこへ歳末助け合い運動をしている書役さんにばったり出会う。なかなか助け合いに協力してくれる人がいないと嘆く書役さんに雲は……(第2話)。▼将軍家の家来であることをいいことに、品川で好き勝手な行ないをする御茶壷奉行の一行。目に余る悪行に、雲の怒りが頂点に……(第3話)
  • 激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。

    ▼第1話/鳴かず飛ばず▼第2話/かなしいおんな▼第3話/新之助大冒険▼第4話/空蝉(うつせみ)▼第5話/とうなす南瓜▼第6話/何者物者記(なんじゃもんじゃき)▼第7話/母からの手紙▼第8話/貧乏とっくり▼第9話/秋風吹きて ●登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場、夢屋の頭。柔軟かつ強靱な精神の持ち主)、新之助(雲の長男。大人物を夢見る熱血少年)、カメ(雲の妻)、欲次郎〈とっつあん〉(夢屋の帳場をまかされている老人) ●あらすじ/長州や薩摩とつながっているのではないかという疑いをかけられた浮浪雲は、一日中行動を監視される。しかし、なにもせずにいる雲に業を煮やした奉行所の連中は、新之助誘拐を試みる……(第1話)。▼酒飲みの父親を持ち、幼いころから苦労をしてきたお久美という女。気が付けば三十を超え、器量もよくなく、何のいいこともない毎日を送っている……(第2話)。▼新之助が夜道を歩いていると、侍の親子が何者かに襲われているところに遭遇した。侍の少年を助けようと、一緒に逃げる新之助だが、相手もさるものしつこく新之助たちを追い回す……(第3話)
  • 【全3巻収録】なんで人間らしく生きなきゃならないんだギャァ……

    生まれてこないほうがよかったのに。
    飢餓という極限状態の世の中に生み落とされたアシュラ。
    大きな社会問題となったジョージ秋山氏の名作が電子書籍で復活!
    ジョージ秋山氏の魂のメッセージがここに!

    <著者情報>
    ジョージ秋山(じょーじ・あきやま)
    1943年生まれ。1966年に別冊少年マガジン「ガイコツくん」でデビュー。人間を赤裸々に描く漫画で常に注目を浴び、70年には「銭ゲバ」「アシュラ」「日本列島蝦蟇蛙」などの問題作を次々に発表する。73年から始まった「浮浪雲」は、30年以上経った今も連載が続き、単行本も80巻に達するロングセラーとなる。同作品で第24回小学館漫画賞を受賞。また、「銭ゲバ」「浮浪雲」「恋子の毎日」といった多くの作品がドラマ化、映画化されるなど、その人気は多方面にわたる。
  • 人々が飢饉に苦しむ中世を舞台に、ケダモノのように生きてきた少年・アシュラがたどりつく結末を描いたジョージ秋山の問題作「アシュラ」の完結編。迷いの六道、その中でもあわれで痛々しい阿修羅道について旅人へ語る法師は、まさに阿修羅道を突き進んで生きる少年・アシュラを思い出す。同じ頃、腹をへらしたアシュラは、ある家族の家に入って食べ物を恵んでもらおうとするが……!?
  • 奴隷船が沈没したために流刑島へ漂着した黒人の少年“ゴンズイ”の活躍を描いた海洋アクション。沈没した奴隷船に乗っていた黒人の少年は、大きな樽に入って海上を漂い、罪を犯した者が送られる流人島に漂着する。その後、赤ん坊を亡くした女性・アズサに乳を吸わせてもらい、ゴンズイと名付けられた黒人の少年は、島を取りしきるリュウに追われ、アズサとともに崖から転落して……!?
  • タア坊、ハトコ、サンダース、河上君らが登場! 1~2巻はギャグマンガですが、2巻の後半から友情や正義、努力などをテーマにした学園ストーリーに変化します。 忘れかけていた子供の世界がよみがえる!
  • 藩主大久保忠真の命を受け、荒れ果てた農村・桜町領三か村の復興へ向う金次郎。しかし、桜町領では、土地だけではなく村民の心も荒れ果てていた。金次郎は、荒廃した村を興すのは、村民の心から耕さなければいけない、と村民たちに博打を禁じ、鍬を買い与えるが…。
  • ハト殺しの犯人がブタ松とわかって、よたろうとサンダースは仲良しに。サンダースと一緒にブタ松にかけあいに行った叶君は、ブタ松になぐられたサンダースを助けられなかった。 翌日学校では、みんなが叶君をバカにし始めた。
  • 小田原の栢山村の裕福な農家に生まれた金次郎。父は、村人たちにお金やお米を貸し、栢山の善人と呼ばれていた。そんなある日、村を川の氾濫が襲う。金次郎の家の田畑は流され、突然貧しい暮らしを迫られる…。薪を背負い、歩きながら読書に励む二宮金次郎。彼の苦悶の生涯にジョージ秋山が迫る力作!
  • よたろうは大工の家の次男。仲の悪い家族にあって明るいよたろう。後半、メグミちゃんが登場! 1~2巻はギャグマンガですが、2巻の後半から友情や正義、努力などをテーマにした学園ストーリーに変化します。 忘れかけていた子供の世界がよみがえる!
  • 落ちぶれた家の再興に成功した金次郎は、キノを嫁にする。しかし、寝食を忘れ勉学に励む金次郎と、キノとの関係は、日に日に悪化してゆく。一方で金次郎は、家老服部十郎兵衛の家に出入りし、藩主の目にとまるが……!!
  • 440(税込)
    著:
    ジョージ秋山
    レーベル: ――

    私は友人を殺した――で始まる、永劫の鬼才ジョージ秋山、衝撃の告白。妄想なのか、それとも現実なのか……。自身の混沌とした苦悩を綴った著者入魂の衝撃作――。
  • 平和な将棋谷村に“シャカの息子”と呼ばれる男がやってきた。彼は、三つ子の女従者たちを従え、借金に苦しむ村の娘のために大金を差し出したり、村に500万の現金を撒いたりと不可解な行動を続ける。そんな中、村人が次々と高熱に倒れ始める……!!
  • シャカの息子の家で手当てを受けた聖子は順調に回復する。一方、手際よく薬を手配するシャカの息子の行動を怪しいと感じた止夫は、彼の手によって連れさらわれたはずの聖子を探すが……!!
  • おクマの指示で、毎晩おみよの元を訪れる幸助。幸助はおみよの父に金を渡し、娘のおみよを手込めにする。ある日、桜町領三か村に「なやみやくるしみをもっておいでなさい」と書いた紙を配る巫女の姿をする女が現れ、村民の心を癒してまわるが…。
  • ●広島セ・リーグ優勝記念巻頭カラー!『江川と西本』森高夕次+星野泰視●『BEGIN』史村翔+池上遼一●『響 ~小説家になる方法~』柳本光晴●『岡崎に捧ぐ』山本さほ●『銀平飯科帳』河合単●『雄飛』小山ゆう●『くどき屋ジョー リバイバル』ジョージ秋山●『コタローは1人暮らし』津村マミ●『機動戦士ガンダム サンダーボルト』太田垣康男+矢立肇+富野由悠季●『第3のギデオン』乃木坂太郎+山中聡●『味いちもんめ 世界の中の和食』倉田よしみ+あべ善太+花形怜●『今日からゾンビ!』石川優吾+荒木宰●『フットボールネーション』大武ユキ●『淋しいのはアンタだけじゃない』吉本浩二●『スティーブズ』うめ+松永肇一●『UNTOUCHABLE』末松正博●『ワンダーランド』石川優吾●『大人の青春くん』とがしやすたか●『天国ニョーボ』須賀原洋行●『ダーリンは71歳』西原理恵子●『広島カープ勝手にMVP大賞』●『地平線の先まで見る目がありながら行く方法を知らない』●『ひとガキ』内澤旬子
    ※「ビッグコミックスペリオール」デジタル版には、紙版の付録、特典等は含まれません。
  • 激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。

    ▼第1話/蜜月▼第2話/眉月▼第3話/茶飯事▼第4話/一夜妻▼第5話/漫ろ歩き▼第6話/浮浪家の謎▼第7話/熟年▼第8話/疑惑の朝帰り▼第9話/夫婦誉れ●主な登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場「夢屋」の頭。飄々とした遊び人)、おカメ(雲の妻。夫や子供たちを大きな愛で包む女性)、新之助(雲の息子。真面目な少年)、お花(雲の娘。お転婆だが、なかなか鋭い)●あらすじ/おカメの仲介で、無骨者の人気戯作家・文七のもとへと嫁いだお鈴。一緒になって10日、文七が戯作を書くことだけに集中できるようにと、愛情を持って生活すべてに気を配るお鈴だったが、当の文七は、そんなお鈴のことを家政婦代わりとしか考えておらず…!?(第1話)▼買い物帰りに、石田屋の女房が浮気しているところを見てしまったおカメ。妻の浮気が流行っていると浮浪雲に相談すると、それは「亭主が悪いからですよ」というのだが…!?(第3話)●その他の登場人物/欲次郎(「夢屋」の番頭。実務に長けたやり手)、渋沢先生(博学多才の隠居老人。新之助らの良き相談相手) ●本巻の特徴/本巻では、今まで謎に包まれていた浮浪雲の過去も明らかに!! あんなに自由に生きている浮浪雲が、昔は○○の○○だったなんて…? さらには浮浪雲の年齢までも暴かれる!?
  • 流れる雲の如し…処世術は浮浪雲に学べ!!

    品川宿の問屋場「夢屋」の頭である浮浪雲は、散歩がてら道行く女性に「おねえちゃん、あちきと遊ばない?」などとと声をかけてくる飄々とした遊び人。妻のおカメは、そんな浮浪雲を大きな愛情で包み込む・・・

    坂本竜馬暗殺後、女房のおりょうはしばらく品川に身を潜めていた!?幕末の動乱に生きた坂本竜馬と浮浪雲のちょっぴり不思議な話を収録。
    「竜馬の女房」他全9編。
  • 激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。

    ▼第1話/さざなみ▼第2話/陽気な季節▼第3話/いじめ▼第4話/そよ風邪▼第5話/はらはら雨▼第6話/おんなぶとり▼第7話/馬鹿万人▼第8話/おてんとうさま▼第9話/五十歩百歩 ●登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場、夢屋の頭。柔軟かつ強靱な精神の持ち主)、新之助(雲の長男。大人物を夢見る熱血少年)、カメ(雲の妻)、欲次郎〈とっつあん〉(夢屋の帳場をまかされている老人) ●あらすじ/私はブスだからお嫁に行けないというお花。そんなお花にカメは、女はいつも優しい気持で、美しい心で、縁のある人を幸せにしてあげるんだと思っていることが大切だと言う(第1話)。▼カメが床下に貯め込んでおいたへそくりが無くなってしまった。カメは我が子を疑いたくはないと思いつつも、新之助を疑い始めてしまう……(第2話)。▼暖かい家庭に育った重太郎。明るく、勉強もでき、一見何の問題もない好青年なのだが、実はいじめに加担していた……。渋沢先生は、いじめる側の原因というのは、家族のありかたに問題があると言う……(第3話)。
  • 本物の格好いい生き方が、ここにある!

    品川宿の問屋場「夢屋」の頭である浮浪雲は、散歩がてら道行く女性に「おねえちゃん、あちきと遊ばない?」などと声をかけてくる飄々とした遊び人。妻のおカメは、そんな浮浪雲を大きな愛情で包み込む・・・・・・

    浮浪雲の何事にもとらわれない軽やかな生き方が、共感と感動を呼ぶ大ベストセラー作品の最新第92集が登場。今集は、働き者の父とそれを支える息子の感動物語「都のホオジロ」や、突然江戸で流行した伝染病を巡る騒動を描いた「ほっとけ」など珠玉の9作品を収録!
  • 激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。

    ▼第1話/ほんとにいい男▼第2話/うつくしい世界▼第3話/私恋愛論▼第4話/花一輪▼第5話/未解決黒頭巾▼第6話/こすにこされぬ▼第7話/馬鹿者たち▼第8話/雪やど▼第9話/一本松少年隊▼第10話/幻の邪魔台国 ●登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場、夢屋の頭。柔軟かつ強靱な精神の持ち主)、新之助(雲の長男。大人物を夢見る熱血少年)、カメ(雲の妻)、欲次郎〈とっつあん〉(夢屋の帳場をまかされている老人) ●あらすじ/「世の中にいい人なんていない」と言いきる浮浪雲。これを聞いて、始めはこの考えを受け入れていた新之助だったが、病人から診察料も取らずに忙しく駆けずり回る医者の松月庵先生を見て、この考えに疑問を持ち始める(第1話)。▼2年前に病気で死んだ友だちの命日に、海にたたずみ一緒に遊んだ頃のことを思い出す新之助。若くして死んだ福之進と、新之助との友情を通して、「友だち」の大切さや人間の結びつきのありかたが語られる(第2話)。▼新之助が青田師範の家に遊びにいくと、部屋は綺麗に片付き、かんざしやら腰巻きやらがあったりと、なにやら女の気配がする。積極的で、けなげな彼女にぞっこんの青田師範。困っているという彼女を、全てをなげうってでも助けようとする師範だったが……(第3話)
  • 激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。

    ▼第1話/いろはにほへと▼第2話/ずんばらりん▼第3話/おかめぶた▼第4話/喜哀楽▼第5話/青田先生▼第6話/問屋の只今▼第7話/春の風景▼第8話/ながめせし間に▼第9話/人情太平記▼第10話/ひまわり ●登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場、夢屋の頭。柔軟かつ強靱な精神の持ち主)、新之助(雲の長男。大人物を夢見る熱血少年)、カメ(雲の妻)、欲次郎〈とっつあん〉(夢屋の帳場をまかされている老人) ●あらすじ/病気の母親を抱え、働きながら独学で西洋医学を目指すどじょう売りの少年、定吉。少々だらけ気味だった新之助は、定吉の勉強ぶりを見て、負けてはいられないと決意を新たにする(第1話)。▼悪名名高い腹々屋が湖の埋め立て工事を始めた。工事の影響で湖は汚染され、反対運動の責任者は原因不明の死を遂げた……。これ以上黙ってはいられないと、新之助を筆頭に浮浪雲たち夢屋の面々が腹々屋に乗り込む!!(第2話)。▼温泉旅行へ出掛けた雲たち一家。何もない山奥なので、新之助は退屈でしかたがない。一方カメは、家事から離れてのんびりくつろぎ、風呂に食事に満足気。カメの感じる女の幸せとは?(第3話)
  • 漫画家50年。誰も描き得ぬ人生がここに!

    妻子とうまくコミュニケーションがとれず、酒と薬に溺れる男の行く末は…「さびしい人」。
    突然、年若の妻との別離を決めた大店の主。その真意は?…「ごめんね」。
    悩める新之助に、父である浮浪雲が伝えたこととは?…「烏がなくから」。
    財産目当てに色仕掛けで孤独な老人をたらし込む女。その目論見は?…「しょぼくれ」。他全9編収録。<生>が鮮明に見えてくる。
  • 鬼才が描く短編の切れ味を堪能せよ!

    障子の破れ目からお月様を眺めて涙を流す女房。その姿を見て旦那は…
    ?「おたがいさま」。
    “幸せとは何か”を探して、新之助は江戸の町をほっつき歩いて…「そこの細道」。
    生き別れになっていた孫娘との再会で、生きる希望が湧いてきた老人を描いた「とっつあんの饅頭」。
    他、希望と絶望を繰り返し、「人生捨てたもんじゃない」と感じさせる鬼才・ジョージ秋山の切れ味冴え渡る全9編収録。
  • 激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。

    ▼第1話/与作の森▼第2話/ひとがら▼第3話/春模様▼第4話/おちんこ裁判▼第5話/ごろね奉行▼第6話/考える空▼第7話/ピンヘッドヒーロー▼第8話/うゐのおくやま▼第9話/川流れ ●登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場、夢屋の頭。柔軟かつ強靱な精神の持ち主)、新之助(雲の長男。大人物を夢見る熱血少年)、カメ(雲の妻)、欲次郎〈とっつあん〉(夢屋の帳場をまかされている老人) ●あらすじ/大旦那が息子のために残した財産。森に隠したその財産のありかを唯一知る与作。成人した若旦那は、財産の隠し場所を知ろうと躍起になるが、与作はその場所をなかなか教えようとしない……(第1話)。▼表面では愛想よくしているが、心の中には汚い思いがいっぱい……。そんな自分が嫌になってしまったと悩む新之助。渋沢先生は、父である浮浪雲に相談することを勧めるのだが……(第2話)。▼人間、生きていくのに頭は使わないほうがいい……? 脳の8割は、どうせどうでもいいことを考えているのだから、そんなものは捨ててしまえと渋沢先生。その方が生きていくのが楽だとか……(第3話)。
  • 激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。

    ▼第1話/段段流(だんだらりゅう)▼第2話/破れ傘▼第3話/東海道中膝枕▼第4話/股旅▼第5話/ひなたぼっこ▼第6話/岸壁の父▼第7話/まごころ▼第8話/大草原の対決▼第9話/朝帰り ●登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場、夢屋の頭。柔軟かつ強靱な精神の持ち主)、新之助(雲の長男。大人物を夢見る熱血少年)、カメ(雲の妻)、欲次郎〈とっつあん〉(夢屋の帳場をまかされている老人) ●あらすじ/新撰組に仕事を頼まれた夢屋だが、浮浪雲は新之助を使いによこしてみたりで、ハナっから相手にしようとしない。業を煮やした近藤勇は、直接雲に会って話をつけようとするが……(第1話)。▼人間嫌いで、人生あきらめ顔の若者。この若者を立ち直らせようと、とっつあんは、どうにでも好きなようにやってくれと雲に頼むのだが……(第2話)。▼旅に出るという教え子の娘たちの護衛役を、密かに期待していた青田師範だったが、護衛役に選ばれたのは雲だった。女好きの雲が護衛役に選ばれた理由とは!?(第3話)。 ●その他の登場キャラクター/新撰組・近藤勇(第1話)
  • 激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。

    ▼第1話/恩讐のこなた▼第2話/団塊の人▼第3話/ありがとうございます▼第4話/真実迷路▼第5話/醜女(しこめ)殺し▼第6話/泡沫の日々▼第7話/江戸小咄▼第8話/女たらし▼第9話/ざる蕎麦の女

    ●主な登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場「夢屋」の頭。飄々とした遊び人)、おカメ(雲の妻。夫や子供たちを大きな愛で包む女性)、新之助(雲の息子。真面目な熱血少年)、お花(雲の娘。お転婆だが、なかなか賢い)
    ●あらすじ/人一倍頑張って働き、若くして大きな店を築いた蓑吉。そんな彼のもとに幼なじみの義助がやってきた。親友の訪問を喜び、心を尽くしてもてなす蓑吉だったが、多忙のため、酔い潰れてしまった義助を置いて仕事へ出てしまう。その間に、意地悪な番頭に追い出されてしまった義助は、友人の仕打ちに絶望して…(第1話)。
    ●本巻の特徴/定年間近の男が自分の人生を振り返る「団塊の人」、うるさく干渉する父親とそれに反発する娘の関係を描いた「ありがとうございます」、青田先生が亡き親友の妻子のことで思い悩む「真実迷路」ほか、心温まる全9編を収録!!
    ●その他の登場人物/欲次郎(「夢屋」の番頭。実務に長けたやり手)、渋沢先生(博学多才の隠居老人。新之助らの良き相談相手)、青田先生(新之助の通う塾の先生。大志を抱く好青年)
  • 激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。

    ▼第1話/義見てせざるは▼第2話/人生四十八手▼第3話/姑が来たよ▼第4話/学問のすすめ▼第5話/一直線▼第6話/血がたぎる▼第7話/我宿草(わがやどぐさ)▼第8話/蛙とびこむ▼第9話/春と阿修羅▼第10話/謎のピラニヤ軍団 ●登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場、夢屋の頭。柔軟かつ強靱な精神の持ち主)、新之助(雲の長男。大人物を夢見る熱血少年)、カメ(雲の妻)、欲次郎〈とっつあん〉(夢屋の帳場をまかされている老人) ●あらすじ/釣りに出かけた帰り道、人が襲われている所に出くわした浮浪雲と新之助。無視しましょうという雲に対し、正義感の強い新之助は無視ができない。しかしこの人助けから、雲一家は事件に巻き込まれてしまう(第1話)。▼連続優勝で大人気の大関、琥珀光が品川にやってきた。威風堂々とした彼だが、雲の姿を見かけるやいなや雲の所へ駆け寄り、膝を折って泣き始めた。5年前のお礼を言いたいという琥珀光。雲は全然心当りは無いというのだが……(第2話)。▼雲の母親がやって来るというので、家中の部屋という部屋がぴかぴかに……。雲も、扇子を片手にきちんとした身なりで正座をしている。さて、雲一家は、何事もなく姑を迎えることができるのか!?(第3話)。 ●その他の登場キャラクター/勝海舟(第6話)
  • 人は、他人がいるから幸せで、不幸だ。

    吉良邸の井戸で黄金の光を目撃した新之助が…!?「黄金伝説」。
    浮浪雲のいいかげんさが、どうにも許せない青田師範がガツンと…!?「ぺにしりん」。
    品川宿で保険金殺人が起きる!浮浪雲とカメさんの夫婦は…!?「生命金」。
    最愛の母を喪った息子。死ぬのは悲しい。でも生きるのももっと悲しい……「慈悲」。

    人と人が集まって街になる。人は人がいて笑い、人は人がいて泣く。
    馬鹿で哀しい人間関係を描いた珠玉の全9編収録。
  • 激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。

    ▼第1話/カメ讃▼第2話/恋する蝦蟇(がま)▼第3話/がんもどき▼第4話/涼風▼第5話/タケちゃん▼第6話/秋の夜長は気をつけて▼第7話/カメの子ワタシ▼第8話/禅の風景▼第9話/浮き世ばなれ●主な登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場「夢屋」の頭。飄々とした遊び人)、おカメ(雲の妻。夫や子供たちを大きな愛で包む女性)、新之助(雲の息子。真面目な少年)、お花(雲の娘。お転婆だが、なかなか鋭い)●あらすじ/妻・カメについて語ってくれと言われて、少々渋りながらも話を始める浮浪雲。まずは、カメのやりくり上手な一面を語り始めた。四百文の瀬戸物を二百文で手に入れた話…。一緒に食事に行った時、そのお店の名前にひっかけて代金を安くさせた話…。次から次へと、カメを讃えるエピソードは続き…!?(第1話)▼悪徳高利貸しをしている蝦蟇勝屋(がまかつや)の主人・幸三は、町で見かけた女性のことが忘れられず、夢にまで見るようになっていた。その女性とは、何を隠そうおカメのこと。しかし、その素性も名前すらも知らない幸三は、「亭主がいても、金の力で必ず嫁に…」とまで思うようになっていた。そんなある日、偶然にもおカメに出くわした幸三は…!?(第2話)●その他の登場人物/欲次郎(「夢屋」の番頭。実務に長けたやり手)、渋沢先生(博学多才の隠居老人。新之助らの良き相談相手) ●本巻の特徴/浮浪雲にこの妻あり! カメさんの活躍もたっぷり収録!!
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    ▼第1話/迷(まよ)い子▼第2話/春の周辺▼第3話/梅春婦▼第4話/生きる▼第5話/人情橋▼第6話/よっぱらい▼第7話/お姑(かあ)さま▼第8話/人妻乱気流▼第9話/ご機嫌(きげん)よう▼第10話/人事異動 ●登場人物/浮浪雲(品川宿「夢屋」の頭。飄々とした遊び人)、おカメ(雲の妻。大らかな性格)、とっつあん(夢屋の番頭。実務にたけたやり手) ●あらすじ/近ごろ、気力がなくなってきた様子の新之介。学問所でも先生から怒られてしまう始末である。そんな新之介に渋沢先生は、三田屋の音次郎の話を聞かせる。今では更生した音次郎は、昔はかなりの放蕩息子であった。賭博の借金もかなりあり、やがて、店の金を持ちだし、家を出てしまうようになったというが……(第1話)。▼日本一の廻船問屋「鈴木屋」の御曹司、宗一郎は、ある日父親に「愛人・美佐子と別れてくれ」と言い出した。美佐子は、本妻の籍を勝手に抜き、自身が本妻の座に収まり、息子である慶一郎を跡継ぎにさせようとしているようであった。そして宗一郎は、「鈴木屋の跡は継がない」と言い、家を出てしまう。美佐子は医者を目指している慶一郎に、「商いは私が教えるから」と、鈴木屋の跡を継ぐよう説得するが……(第2話)。▼牢屋に入っている老人・正次郎の元に、雪路という女から毎日差し入れが届いていた。だが当の正次郎は雪路には心あたりがない。一方、役人の孫三郎は、ごろね奉行に正次郎釈放を懇願していた。この二人の間には過去、何がしかの接点があるようであるのだが……(第5話)。
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    ▼第1話/みそっぱ▼第2話/ももんじ▼第3話/くらやみ駕籠▼第4話/冬の花▼第5話/肉林道中▼第6話/好日▼第7話/風雲の財布▼第8話/雪日和▼第9話/如意房

    ●主な登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場「夢屋」の頭。飄々とした遊び人)、おカメ(雲の妻。夫や子供たちを大きな愛で包む女性)、新之助(雲の息子。真面目な熱血少年)、お花(雲の娘。お転婆だが、なかなか賢い)
    ●あらすじ/朝一番、夢屋へ向かう長寿庵先生。昨日、カメさんに喘息の薬を処方したというのだが、当のカメさんはまったく薬のことなど身に覚えがない様子。一方、品川宿の往来には、少女の行方を訪ね歩くひとりのお婆さんがいた。消えた薬とその少女には、一体どんな関係があるのか…!?(第1話)
    ●本巻の特徴/仲良く美しい姉妹が、昔住んでいた品川を訪れた。町を巡りながら過去を思い返す姉妹。そんなふたりの最終目的地とは? 家族とは、人生とは…時代を超えて私達に問いかける、感動の全9編!!
    ●その他の登場人物/欲次郎(「夢屋」の番頭。実務に長けたやり手)、渋沢先生(博学多才の隠居老人。新之助らの良き相談相手)
  • 激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。

    ▼第1話/天国からの手紙▼第2話/亭主死になさい▼第3話/江戸H川柳▼第4話/生き仏ですよ▼第5話/神様のかさぶた▼第6話/はぐれ将軍▼第7話/花笠道中▼第8話/丼めし▼第9話/ふつうの女房

    ●主な登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場「夢屋」の頭。飄々とした遊び人)、おカメ(雲の妻。夫や子供たちを大きな愛で包む女性)、新之助(雲の息子。真面目な熱血少年)、お花(雲の娘。お転婆だが、なかなか賢い)
    ●あらすじ/高く積まれた荷が崩れ、その下敷きになった徳三郎。ケガをした彼のもとに、荷を積んだ留吉とその親父さんが見舞いに訪れるが、息子を叩いて詫びさせようとする親父さんを見た徳三郎は、亡き父もそういう人間だったとこれを非難。そこから徳三郎と親父さんの争いになってしまい…(第1話)。
    ●本巻の特徴/亭主を早死にさせる十箇条とは? 恐るべき夫の殺め方「亭主死になさい」、おすけべ節の百花繚乱「江戸H川柳」、天然痘との戦いを描いた「神様のかさぶた」ほか、全9編を収録。
    ●その他の登場人物/欲次郎(「夢屋」の番頭。実務に長けたやり手)、渋沢先生(博学多才の隠居老人。新之助らの良き相談相手)、青田先生(新之助の通う塾の先生。大志を抱く好青年)
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    ▼第1話/春うらら▼第2話/趣味の園芸▼第3話/宵待ち枕▼第4話/なぞなぞ▼第5話/桶いっぱいの涙▼第6話/▼第7話/ごはんですよ▼第8話/離縁ですよ▼第9話/泥棒ですよ▼第10話/男の飾り▼第11話/ともだち ●登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場、夢屋の頭。柔軟かつ強靱な精神の持ち主)、新之助(雲の長男。大人物を夢見る熱血少年)、カメ(雲の妻)、欲次郎〈とっつあん〉(夢屋の帳場をまかされている老人) ●あらすじ/家は火事に遭う、息子は死ぬ、妻は男と逃げる……。悪いことが度重なって降りかかる男。しかし新しい妻をもらってから、明るく楽しい生活を送ることができるようになった。だが、再び良くないことが……(第1話)。▼庭中に花の種をまき、夢中で育てる浮浪雲。趣味を持たないと、人間に面白みがでないという青田師範も、長唄や囲碁を習っているという(第2話)。▼新婚ホヤホヤの桜から相談を受けたカメ。結婚してから半年の間、亭主が彼女に指一本触れようとしないのだという。亭主がホモではないかという疑いをもちはじめた桜は、押入れに隠れて亭主を見張ることにした。桜がそこで見たものは……!?(第3話)。
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    ▼第1話/ともしび▼第2話/め組の文さん▼第3話/水色の便り▼第4話/散歩の達人▼第5話/心のこり▼第6話/お美代ちゃん▼第7話/ピンクの日傘▼第8話/あとの祭り▼第9話/しみじみ汁
      
      ●主な登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場「夢屋」の頭。飄々とした遊び人)、おカメ(雲の妻。夫や子供たちを大きな愛で包む女性)、新之助(雲の息子。真面目な少年)、お花(雲の娘。お転婆だが、なかなか鋭い)
      ●あらすじ/女手ひとつで子供を育てているお満は、昼間に仕事をしているため、いつも幼子を抱えて暗い夜道を家路に就く日々。だが彼女の向かいの家は、毎晩必ず夜中まで明かりが灯っており、気になったお満は、ある日大家さんに尋ねてみることに。すると、その家に住む男は島帰りのならず者だという話で…(第1話)。
      ●本巻の特徴/子供ができず、夫は職にあぶれて…と、己の不運を嘆くばかりのお文。富くじや手相などに手を出すようになった彼女の“運”にまつわるエピソード「め組の文さん」など、全9編を収録。
      ●その他の登場人物/欲次郎(「夢屋」の番頭。実務に長けたやり手)、渋沢先生(博学多才の隠居老人。新之助らの良き相談相手)、青田先生(新之助の通う寺子屋の先生)
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    ▼第1話/少年挽歌▼第2話/ある落日▼第3話/金権魔者▼第4話/男意気▼第5話/童歌が聞こえる▼第6話/馬酔木(あしび)▼第7話/極楽蜻蛉▼第8話/振駄無(フリーダム)▼第9話/忍辱衣(にんにくごろも)▼第10話/恐怖の爪 ●登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場、夢屋の頭。柔軟かつ強靱な精神の持ち主)、新之助(雲の長男。大人物を夢見る熱血少年)、カメ(雲の妻)、欲次郎〈とっつあん〉(夢屋の帳場をまかされている老人) ●あらすじ/友達が新之助に紹介してくれた女の子は、以前から新之助が気にかけていた女の子だった。心の中にムラムラとわきあがる、「女」に対する気持ちを抑え、プラトニックなデートを重ねる新之助。確かに、新之介は「いい人」ではあったのだが……(第1話)。▼「人生楽あれば苦ありですよ」と、欲次郎に言われた浮浪雲。今が楽しければいいと、毎日ぶらぶらしているが、このままだと数十年後には誰にも相手にされない、孤独で哀しい生活が待っている!?(第2話)。▼人殺しの現場を目撃してしまった新之助は、犯人の男から命を狙われてしまう。危ういところで新之助を助け、下手人を捕えた雲。しかし、犯人のバックには、強大な権力を持った藤原検校という男がついていた……(第3話)。 ●その他のデータ/坂本竜馬死す(第7話)
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    ▼第1話/全部善哉(ぜんぶぜんざい)▼第2話/いいかんじ▼第3話/亀が走る▼第4話/こくはつ▼第5話/幕末健忘症(ばくまつけんぼうしょう)▼第6話/遥かなる母情▼第7話/秋の空▼第8話/あんた▼第9話/泥の花 <sub> </sub>
    ●登場人物/浮浪雲(品川宿、「夢屋」の頭。飄々とした遊び人)、おカメ(雲の妻。夫や子供らを大きな愛で包む女性)、新之助(浮浪雲の息子。真面目な少年)、お花(雲の娘。お転婆だが、なかなか鋭い) <sub> </sub>
    ●あらすじ/浮浪とその妻・おカメの間には今日も笑いが絶えない。一方、「夢屋」で働く男衆の一人は、その意志の弱さが原因で女房をイライラさせてばかりだった。そんなある日、その男衆は、浮浪に家庭円満のコツを質問するが…(第1話)。▼仏の源ェ門と呼ばれる富士屋源ェ門の元で働く文吉は、ある日、道端でばったり出会った浮浪から突然、自分の主の源ェ門が“明け烏の源”という名の盗賊だと言われる。信じられなかった文吉だが、ごろ寝奉行までが同じことを言うため、之を信じる気持ちが日増しに強くなってゆく…(第2話)。▼その他の登場人物/欲次郎(夢屋の番頭。実務に長けたやり手)、ごろ寝奉行(浮浪雲の友人。ズバリと事件を裁く迷奉行)、渋沢先生(博学多才な楽隠居。新之助らの良き相談相手)。
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    ▼第1話/美味(おい)しい人々▼第2話/カメさんの事件簿▼第3話/風の子▼第4話/ちぎれ雲▼第5話/一円融合(いちえんゆうごう)▼第6話/出番ですよ▼第7話/寿三郎伝▼第8話/今どきの女房▼第9話/夜伽噺(よとぎばなし)<sub> </sub>
    ●登場人物/浮浪雲(品川宿、「夢屋」の頭。飄々とした遊び人)、おカメ(雲の妻。夫や子供たちを大きな愛で包む女性)、新之助(浮浪雲の息子。真面目な少年)、お花(雲の娘。お転婆だが、なかなか鋭い) <sub> </sub>
    ●あらすじ/ ある日、カメは三田村屋のおかみから、「夫の妾を世話したいのだが、だれかいい人の心当たりはないか」と尋ねられる。奇妙な頼み事に面食らったカメだが、おかみの熱意にほだされて引き受けることに…(第1話)。▼カメはある日、ずぶぬれの秋山堂を見かける。取りあえず、着替えと風呂を世話したカメは、秋山堂の口から「実は、見知らぬ者によって川に突き飛ばされた」という話を聞く…(第2話)。<sub> </sub>
    ●その他の登場人物/欲次郎(夢屋の番頭。実務に長けたやり手)、ごろ寝奉行(浮浪雲の友人。ズバリと事件を裁く迷奉行)、渋沢先生(博学多才な楽隠居。新之助らの良き相談相手)。
  • 平成の今こそ繰り返し読んでほしい!

    品川宿の問屋場“夢屋”の頭である浮浪雲。ふうわりふらりと風に吹かれて、何を考えてんだかさっぱりわかんない。
    それでいて、何か一大事があると、みんな浮浪雲を頼ってくる。
    浮浪雲ってえ奴は、不可思議で、謎で、難しい。


    平凡に生きることがいかに貴重であるかを説く『平々凡々』。
    『いんとく』のラストの台詞「馬鹿野郎、自分で考えろい」。
    『愁傷の日々』で交わされる女房の往生際での会話の切迫。
    余命三か月の女房に対し、哀しみの感情が湧いてこない亭主の
    リアルすぎる苦悩を描いた『鬼嫁ですよ』………
    魂の救済と慰安を求めるすべての人へ。
    全九編収録。
  • 激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。

    ▼第1話/宿場女郎▼第2話/戸塚ッ原の対決▼第3話/木曽路から来た男▼第4話/品川慕情▼第5話/街道工事不正事件▼第6話/くりからもんもん▼第7話/幽霊駕篭▼第8話/黒の舟唄▼第9話/風流トンヤレ節 ●登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場、夢屋の頭。柔軟かつ強靱な精神の持ち主)、新之助(雲の長男。大人物を夢見る熱血少年)、カメ(雲の妻)、欲次郎〈とっつあん〉(夢屋の帳場をまかされている老人) ●あらすじ/「3年経ったら迎えに来る」と言い残し、京へ発った男を信じて待つ遊女。約束当日に現われた男には追っ手が……。けなげな遊女のために浮浪雲が一肌脱ぐ!(第1話)。▼街道一の親分、清水次郎長とその一家が品川宿にやってきた。やりたい放題の次郎長に品川一の春秋親分は、このままでは面目が立たないと、次郎長に喧嘩状を送りつける。それを知った雲は……(第2話)。▼客の女をてごめにした問屋場の新入り、鮫造。それを苦にした女は自殺。しかし反省の色もない鮫造に雲は……。雲の妻カメ、息子の新之助登場!!(第3話)。▼借金を返すために旅籠で働くお美代。問屋場の文次は、お美代と一緒になろうと仕事に精を出す。しかし、お美代に関しての良くない噂を聞かされた純情な文次は……(第4話)。 ●その他の登場キャラクター/清水次郎長(第2話)
  • 激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。

    ▼第1話/こころも、とめず▼第2話/幸福の道▼第3話/振り飛車女房▼第4話/そろそろ▼第5話/ようち説法▼第6話/なぞの初笑い▼第7話/二人羽織▼第8話/春の道▼第9話/父子酒 ●登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場、夢屋の頭。柔軟かつ強靱な精神の持ち主)、新之助(雲の長男。大人物を夢見る熱血少年)、カメ(雲の妻)、欲次郎〈とっつあん〉(夢屋の帳場をまかされている老人) ●あらすじ/自分の性欲は度が過ぎているのではないかと悩む青田師範は、さっそく渋沢先生に相談する。渋沢先生は、性欲を超越しているという友人の“たくわん”という人を紹介してくれた(第1話)。▼人間、あくせくしないでも生きていけるという浮浪雲の意見を鵜呑みにして、勉強をやらなくなってしまった新之助。それを見たカメは激怒、教育方針の違いから、カメと浮浪雲の間で揺れる新之助であったが……(第二話)。▼結婚して二年目の夫婦。将棋を毎日勉強している夫に、ある日妻が挑戦するが簡単に負けてしまう。しばらくたって、再び夫に挑戦した妻は、夫より格段に強くなっていた……(第3話)。

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