『文芸・小説、内田康夫、1円~、2017年2月17日以前』の電子書籍一覧
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三州への道中、殺人事件に遭遇。嫌疑をかけられた浅見母子の活躍を描く
浅見光彦は、母雪江の三州への旅のお供を命じられた。道中〈殉国の七士の墓〉に立ち寄った時に出会った愛国老人が蒲郡の海岸で発見される。誰がどこで殺したのか? 嫌疑をかけられた浅見母子が活躍する異色作。 -
富山県八尾で老舗旅館の若旦那が謎の死を遂げた。自殺で終わらせようとする警察に疑問を感じた浅見光彦と軽井沢のセンセは、胡弓の音色響く風の盆祭りのなか、調査に乗りだす。八尾、飛騨高山、神岡を辿るうちに見えてきた「おわら」をめぐる対立に引き裂かれた恋人たちの過去――。哀切な調べにのって浅見光彦の推理が冴える傑作長編ミステリ。
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品種改良は、神への冒涜なのか――? 茨城県農業研究所の職員が、秋田県の西馬音内盆踊りの最中に謎の死を遂げる。茨城県霞ヶ浦では、長岡農業研究所の職員が水死体で上がった。お手伝いの須美子の依頼で調べ始めた浅見光彦は、巨大な利益を生む「花粉症緩和米」が事件を繋ぐと直感する。「米」をめぐり浅見光彦が奔走する傑作社会派ミステリ。
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加賀の海から水死体で発見された男。北海道・余市の自宅には、底に「卯」の字のある一体の古い素焼き人形が残されていた。事件から五年、かすかに残った男の足跡を辿る浅見光彦は、北九州・北陸・北海道を結ぶ長大なラインに行き当たる。それは江戸から明治期に栄華を極めた、北前船の航路と重なっていた。列島を縦断し歴史を遡る光彦の推理。ついに驚愕の真実が、日本海から姿を現す。
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浅見陽一郎刑事局長は、越前大観音堂の用地取得に絡む不正に目をつぶるよう、関係者から圧力を掛けられる。その場には、かつて父から贈られた竹人形を披露する女もいて、窮地に追い込まれる陽一郎。兄の依頼で真相を探るべく北陸へ向かった光彦は、竹細工師殺害事件に遭遇し、容疑者として巻き込まれてしまう。名探偵は、父の汚名を晴らせるか!
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「オニコウベデアッタ」秋田県雄勝町での小町まつりの最中に老人がこう呟いて絶命した。事件を目撃した光彦は町役場観光課の職員と調査を開始するが、警察からの圧力がかかる。遺体からは毒物が検出されたのに、何故か自殺と断定。さらに第2の殺人も発生! 深まる謎の向こうに超大企業と大物政治家の影を見た光彦に巨大な闇が迫る。傑作推理小説!
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水中綱引きの神事で賑わう福井県若狭の名勝日向湖に男の死体が流れ着く! その1年後、東京・高島平で広告代理店勤務の細野久男が絞殺された。細野が死の前に、同人誌に発表していた短編小説「死舞」には、若狭を舞台とし、黒い服の男の謎の行動と暗い過去が描かれていた。浅見光彦は、小説が結びつける2つの殺人事件の接点に引きつけられ、若狭へ向かう!
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彫刻家の自宅から“妖精”が消えた。同じ頃、荒川河川敷で絞殺死体が見つかる。一見、何の繋がりもない二つの事件に、四桁の数字という共通点を見つける浅見光彦。ここから一気に事件は解決へ向かうと思われたのだが、ミステリアスな人間模様が明るみに出るなど事態はさらに錯綜する――。地元・東京都北区で起こった事件に、名探偵が挑む!
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「天海僧正=明智光秀説」の取材で日光東照宮を訪れた浅見光彦は、華厳の滝で飛び込み自殺に遭遇する! さらに崖下から近くの大牧場主・智秋家の次男の白骨死体が発見された! 彼は2年前に「日光で面白いものを発見した」という言葉を残して失踪、車だけが山形県の日向川で発見されていた――。次男を慕う智秋家の令嬢・朝子の依頼で光彦は「日光」の謎に挑む!
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「浅見光彦シリーズ」、『神苦楽島』の舞台は淡路島。秋葉原で若い女性の不審死に遭遇した浅見光彦は、出張先の淡路にて日本神話、民俗、古くからの習慣が絡み合う、不可解な殺人事件に巻き込まれる。やがて政治家の陰謀まで見え隠れし、事件の背後にある組織に光彦は戦慄(せんりつ)するのだった──。
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九州へと向かうフェリーで、光彦と出会った元刑事の後口が、静岡の御前崎の海岸で死体となって発見された。彼は、30年前に、長崎・軍艦島で起きた連続変死事件を追っていた。光彦は、後口の足跡を辿るうち、娘が暮らす長野の松代で出会った人物に興味を抱いていたことを知った。浅見光彦、100番目の事件は、手ごわすぎる。
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浅見光彦は「旅と歴史」の依頼で、長崎県五島列島へ教会堂の取材に行くことになった。飛行機嫌いの浅見がフェリーで九州へ向かっていると、船中で元刑事の後口と出会い意気投合する。彼は浅見を案内しながら、軍艦島で起きた未解決の連続変死事件について語る。だが、後口は娘が住むという長野県へと向かう途中で、静岡県御前崎の海岸で遺体となって発見された。現地で浅見は、後口と意外な人物との接点に気づいたのだが――。浅見光彦シリーズの快作が合本化!
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房総の海に浮かぶ小島・美瀬島。浅見光彦の父・秀一は21年前、当地で海難事故に遭った。生贄送りの因習があるこの島で九死に一生を得た彼は、朦朧とした意識のなか「こんなに続けて何人も送ることはない」「そうだな、来年に回すか」と囁く声を聞き、その翌年、心臓発作で落命した。光彦は父の死の謎に興味を抱き、現地へと向かった。そこで接触してきた男は、風光明媚なこの地で起きた連続失踪事件の究明を浅見に託し、姿を消した――。大人気の浅見光彦シリーズの名作が合本となって登場!
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「都賀留三郡史」なる書物の真偽を確かめるため、青森に赴いた浅見光彦。発見した神社の宮司は、史実であると譲らない。一方、偽書だとする人々の死。「アラハバキ神」の祟りなのか。そして、またお遍路の女性が殺された。神をも嘲笑うような人間の底なしの業に翻弄される光彦……。長篇旅情ミステリーの傑作。著者による書き下ろし自作解説もつきます。
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秋葉原で若い女性の不審死に遭遇した浅見光彦は、出張先の淡路にて日本神話、民俗、古くからの習慣が絡み合う、不可解な殺人事件に巻き込まれる。やがて政治家の陰謀まで見え隠れし、事件の背後にある組織に光彦は戦慄するのだった――。古事記に描かれた「国産み」神話、伊勢や奈良の遺跡、淡路の「拝み屋」の呪詛、民間信仰などが登場する一方、官僚や政治家と大企業の癒着、怪しい団体まで描かれる傑作長編ミステリー、待望の合本!
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「浅見光彦シリーズ」、『神苦楽島』の舞台は淡路島。秋葉原で若い女性の不審死に遭遇した浅見光彦は、出張先の淡路にて日本神話、民俗、古くからの習慣が絡み合う、不可解な殺人事件に巻き込まれる。やがて政治家の陰謀まで見え隠れし、事件の背後にある組織に光彦は戦慄(せんりつ)するのだった──。
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アラハバキ神の祟りを思わせる死と相前後して、一人のお遍路の女性が殺されていたが、そのお遍路さんと八荒神社の巫女に接点があったことがわかる。そこに隠された真実を探り当てたとき光彦は、神をも嘲笑うような人間の底なしの業(ごう)に翻弄される……。長編旅情ミステリーの傑作。著者による書下ろし自作解説つき。
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光彦は、長崎・軍艦島の生まれである教師の篠原雅子とともに、御前崎で元刑事の後口が殺された事件を探るうち、島で不審死した神主が、「大切なもの」を娘に託したことを知る。30年前の夜、島では何が起こったのか……。そして、誰もが口をつぐむ過去の真相とは? 光彦の前に、最大の「巨悪」が姿を現す。自作解説付き。
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「浅見光彦の目線を通して社会や事件を見ると、本来は不愉快なだけであるはずの現象にさえ、奇妙な魅力を感じてしまいます。彼が謎を解き、事件を解決した時、どんなに悲惨な事件であったとしても、何かしら救われたようなカタルシスを覚えるのは僕だけなのでしょうか」(著者) 旅情派ミステリーと社会派推理、その結実はいかにして出来上がったのか? 総集編第3弾!
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「年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず――ですが、深い浅いはともかく、付き合った編集者の数はおそらく100人近いのではないでしょうか。その人たちのことはすべて懐かしい。取材旅行先での小さな出来事も、全部思い出せます」(著者) ベストセラー作家と編集者の関係や、取材先での驚くべき秘話を余すところなく綴った、総集編第2弾!
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「本書に書き綴られたエッセイは、内田康夫という実作者の本音であることも事実です。創作の背景にあるものを、包み隠さずさらけ出してもいます。これから内田作品を読もうと思って下さる方への道案内になれば幸甚。あるいは、これからミステリーでも書いてみるかと思っている若い人の、何らかの指針になればと思います」(著者) 大好評シリーズ、総集編第1弾!
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名探偵(ルポ・ライター)・浅見光彦は事件に巻き込まれた。――天城峠付近の崖下(がけした)で発見された老人の死体。そして、疑惑に満ちた、アイドルタレント・桜井夕紀の心中事件。浅見と夕紀は、前に雑誌のインタビューで会って意気投合していたのだ。老人が残していった千社札を尋ね歩くうち、この二つの事件が交差した!?……伊豆に伝わる手毬歌(てまりうた)が、おそるべきトリックを暗示する本格推理。
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私(内田康夫)の所へ、名探偵・浅見光彦あての手紙がとどいた。“殺人容疑者にされた父を助けてほしい”という長崎の少女の依頼である。浅見を捜してみると、なんと彼は長崎にいた。別の事件、グラバー邸殺人事件を追っていたのである。……死者が遺した“蝶々婦人の怨み”とは? 絶賛“旅情ミステリー”シリーズ会心作。
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「赤い寺 白い犬」神戸・三宮(さんのみや)で浅見光彦(あさみみつひこ)がヤクザから救った女性は、この紙片を残して、忽然(こつぜん)と姿を消した。その夜、現場に居合わせた元船長松村が神戸港で殺され、アリバイのない浅見に嫌疑が……。一方、芦屋の海運会社会長宅・小野田家を訪れた客2人が相次いで殺される。消えた女との接点は何か? 小野田家の孫娘亜季は、浅見光彦に救いを求めた!
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都内のホテルで弘前(ひろさき)の古書店主が殺された。殺人現場から消えた太宰治の肖像画はどこに? 遺(のこ)されたメモ“コスモス、無残……”の意味は? 名探偵・浅見光彦は津軽へとぶ。被害者が主宰した「『津軽』を旅する会」に事件の鍵があるとにらみ、参加者を訪ね、そのコースを辿る。蟹田(かにた)─金木(かなぎ)─五所川原(ごしょがわら)……そこには奇妙な証言の数々が! 津軽半島を旅情豊かに描く本格推理。
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幼少時の浅見光彦が遭遇した事件と現代の事件をつなぐものは!?
春分の日の午後、僕は軽井沢のセンセから平塚亭(ひらつかてい)に呼び出された。春のお彼岸に内田家の墓に花を飾る女性がいるので調査してほしいという。ひと月後、内田家の隣の墓の持ち主が殺された。兄・陽一郎(よういちろう)は被害者とは旧知の仲らしい。それは幼少時の僕だけが憶えていない、軽井沢の事件につながっていて……。 浅見光彦自身の言葉で語る、過去と現在を結ぶ殺人事件! -
浅見光彦の親友・松田将明は、お見合いのために山口県へ。萩に向かう列車から見かけた赤い傘の女性に心惹かれ、彼女が佇む場所を訪れる。そこに落ちていた萩焼のネックレスを拾ったことから松田は事件に巻き込まれる。この購入者の元市会議員が遺体で発見されたのだ! 赤い傘の女性は何者か? 松田は取材に来ていた浅見とともに萩、美祢防府、長門を駆け巡り真相に迫る!
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名探偵・浅見光彦と「信濃のコロンボ」初共演!
謎の言葉「ホトケのオデコ」を遺(のこ)して、インチキ商法で世間を騒がせた商事会社の幹部社員が事故死した。全国手配で浮かんだのは、政界に隠然(いんぜん)たる力を持つフィクサーの影。一方、軽井沢で、警視庁の公安部員が不審な死を遂げた――。お馴染み名探偵・浅見光彦(あさみみつひこ)と、「信濃(しなの)のコロンボ」こと竹村(たけむら)警部が初共演! 霧の軽井沢を舞台に、上流社会と日本の暗部を暴く! -
品川区役所で働く直子は、税金の督促で訪ねた男から、彼女が長野県出身者なのを理由に書類を渡される。一カ月後、その男・岡根は長野県内で遺体で発見された。周囲に怪しい男も出現し、不安に怯えた直子は夫の友人・浅見光彦に相談する。一方、長野で岡根殺人事件を担当するのは「信濃のコロンボ」竹村警部だった。不正支出金と知事選を巡る巨悪に二人が挑む!
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横浜でTVレポーターの女性と、会社員の男性が殺された。事件を探る横浜テレビの藤本紅子と被害者の遺児、浜路智子。二つの事件の接点を求めて、名探偵(ルポライター)・浅見光彦は外人墓地を訪れたが、そこには……!? 横浜を舞台にした童謡「赤い靴」と「青い眼の人形」に隠された秘密! 山下公園、金沢八景……旧(ふる)くて新しい街・横浜でくりひろげられる美しいミステリー。
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民話と伝説の里、岩手県・遠野の五百羅漢で女性の絞殺死体が発見された! 被害者は東京の会社に勤める貴代。遺品のカメラには同行するはずのなかった同僚・貞子の笑顔が! 貞子には経理上の不正も発覚し、容疑者として浮上するが、一ヶ月後自殺死体として発見される。先輩二人の死に疑いを持った留理子は、巧妙に仕組まれた事件の謎を執念の推理で解き明かせるのか!?
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明石原人を取材中の女性記者が失踪した。依頼を受けた浅見光彦は神戸へ向かう。
大阪の新聞社に勤める新人記者・前田淳子が失踪した。依頼を受け、神戸に飛んだ浅見光彦は、淳子と最後に会った女子大の後輩・崎上由香里と捜索を始める。明石原人について取材中だった淳子は、当日二人連れの男を気にしていたという。足取りを追う浅見が発見したのは!? 源氏物語の舞台となった風光明媚の地を血に染める悲劇。連続殺人の謎に浅見光彦が迫る! -
浅見家のお手伝い・吉田須美子が警察に連行された。群馬県の吾妻町で起きた、焼死事件の殺人容疑者として。被害者・大戸は、政界に触手を伸ばす金融会社の専務で、妻とともに失踪中だった。そして妻も、伊香保町ロープウェイの崖下で転落死! 謎に挑む浅見光彦。伊香保で晩年を過ごした竹久夢二の不可解な過去。……戦慄と殺意が奔る、“旅情ミステリー”の白眉。
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「タカハシノヤツ……」夜の新宿で恋人とデートをしていた草西英の前で、中年男が死の伝言を残して死んだ。男は富山県にある養護学園の園長代理だった。警視庁・岡部警部は、英からの通報をもとに捜査を始める。やがて新宿の事件は、倉敷のアイビースクエアで起きたOLの服毒死と繋がる――。美しい倉敷の風物を背景に、東京、富山にまたがる謎に挑む旅情推理の傑作!
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薄明の小樽港に女の漂流死体。取材旅行の途次、死体を発見した名探偵(ルポ・ライター)浅見光彦と、偶然事件に巻き込まれたOL津田麻衣子は、独自の捜査を開始した。さらに被害者の妹も不審な自殺。二つの死体には黒揚羽蝶が残されていた。蝶の謎を追い、浅見と麻衣子は信州・安曇野を訪れるが、そこには……? 旅情と本格推理の見事な融合(ブレンド)。
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名探偵・浅見光彦の背後に迫る不気味な組織!? 名推理が随所で冴える長編大作。
札幌のイベント会社専務・越川春恵は、夫・伸夫の行動に不審を抱いた。原因はプロモーターの白井信吾に? 春恵の依頼で、戸田亘が白井の身辺を探りはじめるが、謎の言葉を残して失踪。名探偵・浅見光彦が戸田の行方を追い札幌へ飛ぶが、殺人事件に巻き込まれる。一人の男の蒸発が、北海道開発を巡る利権の暗闘を暴き出す!? 闇に潜む巨怪を撃つ浅見光彦の危機、そして名推理! -
〔警告、秋田には魔物が棲んでいる。〕巨額の使途不明金問題で大揺れの秋田県に、副知事として赴任する望月世津子に届いた、不吉な警告文。大学の後輩である世津子の身を案じた浅見陽一郎は、弟の光彦に私設秘書としての同行を依頼した。 さらに二つの不可解な自殺事件が……。 旅情ミステリーと社会派の見事な融合。ボディガード・浅見光彦の名推理が巨悪を暴く!
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札幌のイベント会社専務・越川春恵は、夫・伸夫の行動に不審を抱いた。原因はプロモーターの白井信吾にある? 春恵の依頼で白井の身辺を探る戸田亘は、謎の言葉を残して失踪。名探偵(ルポライター)・浅見光彦は戸田の行方を追い札幌へ飛んだが、待ち受けていたのは北大植物園の絞殺死体だった!……一人の男の蒸発が、北海道開発を巡る利権の暗闘を暴き出した!? 大作の上巻。
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浅見光彦と軽井沢のセンセが、奇妙な殺人事件と遭遇!衝撃の殺人トリック。
補陀落渡海(ふだらくとかい)。観音浄土での往生を願い、死を覚悟で小舟に乗って熊野那智(くまのなち)から旅立つ儀式。それが現代に再現されると聞いた推理作家の内田康夫は、いやがる浅見光彦を誘い取材旅行に出た。熊野詣(くまのもう)での古道をたどる2人が遭遇したのは、南紀山中での奇妙な殺人事件だった。犠牲者は渡海再現で僧に扮(ふん)する男の妻だという。浅見の不吉な予感をよそに、渡海は強行され……。 -
三州に出かけた浅見光彦に、殺人の疑い――。
浅見光彦(あさみみつひこ)は、母・雪江(ゆきえ)にお供を命じられ、三州(愛知県東部)へ旅に出るはめとなった。目的は「殉国七士の墓」に参拝すること。そこで出会った老人が、翌朝、死体で発見された。警察から疑いをかけられた光彦は、犯人を捕まえて、身の潔白を証明すると宣言。伊良湖(いらご)岬、三河湾の美しい風景のなかで、“名探偵”光彦が、複雑な真相を鮮やかに解き明かしていく――。 -
浅見光彦(あさみみつひこ)の母が東京・駒込の霊園で殺人事件の第一発見者となった! 被害者は、山陰の小京都・津和野で隠然たる勢力を誇る旧家・朱鷺(とき)一族の長老・勝蔵(かつぞう)だった。事件の真相を追って津和野に向かう光彦は、「赤いトンネル」の記憶に呼び寄せられて津和野を訪れた樋口(ひぐち)母娘とともに、連続殺人事件に巻き込まれてゆく! 歴史を背負った町の光と影を描く旅情推理の傑作!
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残された「アサヒ」という言葉の謎を浅見光彦が追う!
「アサヒのことはよろしく頼みますよ」列車の中でそう話していた男が都内のホテルで殺された。たまたまこの言葉を耳にした母、雪江(ゆきえ)に、浅見光彦(あさみみつひこ)は事件の真相を調べるように命じられる。言葉の真相を探すため、光彦は「アサヒ」を追う旅に出た。調べるほど混迷の度を濃くしていく被害者の周辺。「アサヒ」という言葉につながった真実はどこにあるのか……。 -
事件はまず、浅見光彦の自宅付近にある平塚(ひらつか)神社で起きた。商社マンが謎の言葉を残して刺殺されたのだ。さらに、古都・金沢で、惨劇が発生した。兼六園(けんろくえん)近くの「美術の小径(こみち)」の急な石段から、女子学生が突き落とされ死亡したのだ。彼女は商社マンの最後を、偶然目撃していた!? ……2つの殺人事件の繋(つな)がりを求めて北陸に飛んだ光彦は、事件解明の鍵をつかんだが……。
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霧の底に沈み幻想的なたたずまいをみせる湯布院。この静かな盆地の町で、疑獄事件の渦中の前文部次官秘書が首を吊った。数カ月後、前次官と関係のある旧家の高梨家を、和泉教授夫妻が訪れた。和泉直人は哲学出身の法律学者、しかも犯罪心理学では世界的に認められている。旅行中に、妙なことから預った男の子? 和泉が着いたその日から、高梨家では連続殺人が!
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「白鳥の」――製菓業界紙の社長が刺殺された新潟県新津のホテルの床には血文字が遺されていた! 死体を発見したのは取材に同行した浅見光彦。宿泊者の中から不審人物が急浮上するが、直後に熱海で溺死体となって発見される。ダイイング・メッセージの意味は犯人の名前か、近くの瓢湖の白鳥か、特急列車の名前か? 実在の未解決事件をモチーフにした旅情推理の金字塔!
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城崎、出石……美しい温泉街で起こる奇怪な事件の謎に名探偵・浅見光彦が挑戦!
名探偵(ルポライター)・浅見光彦(あさみみつひこ)が、兵庫県の城崎温泉を訪れたのは、母親雪江のお伴でだった。だが、浅見の行くところ、必ず事件あり。城崎の通称「幽霊ビル」で奇怪な事件が起こっていたのだ。以前、首吊り、服毒死と変死事件が続き、今度で三回目。興味を持った浅見は、『旅と歴史』の取材、母親のお守りをこなしながら、城崎、出石(いずし)、豊岡(とよおか)……と事件の謎に挑んでいくのだった。 -
浅見光彦の母・雪江を轢(ひ)いた加害者が死んだ!? 瀬戸大橋初の自殺者、不可解な謎!
母・雪江(ゆきえ)が旅先で交通事故に遭い、記憶喪失になってしまった。ほどなく記憶を取り戻したある日「瀬戸大橋自殺者第1号?」というニュースを見て声をあげた。自殺したという久保彩奈(くぼあやな)が、雪江を轢(ひ)いた加害者だったのだ。事故を苦にした自殺かもしれない、という母の命(めい)により、浅見光彦(あさみみつひこ)は高松の彩奈の家を訪れる。彼女の死には、不可解な点が残されていた! -
風光明媚な志摩半島の英虞(あご)湾は真珠の養殖で知られる。そこに、男の他殺死体が浮かんだ。被害者は作家の袴田啓二郎(はかまだけいじろう)、刑務所体験を書いた小説で人気を得ていた。所轄の鳥羽(とば)署は、かつての黒い交遊に関連するものとみて捜査を開始した。ちょうど美少女海女(あま)を取材中の浅見光彦は事件を知ったが、この名探偵を嘲笑(あざわら)うかのような、第2の殺人! 光彦、苦心の探偵行。
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丹波篠山(たんばささやま)にいるはずの父が、なぜ700キロも離れた多摩湖畔で死んでいたのか? 車椅子の美少女・橋本千晶は父の死を、その明晰な頭脳で推理しはじめる――。〔221588〕六つの数字は何を意味するのか? 「ハリのないハチ」とは何か? 千晶の執念は刑事を動かして、完璧のアリバイを誇る完全犯罪を追い詰める!
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失踪(しっそう)した男を追い札幌に飛んだ浅見光彦は、北大植物園とひかり公園での殺人事件の渦中(かちゅう)に。両事件の鍵を握るプロモーター白井の不可解な行動。光彦は刑事局長の兄・陽一郎に白井の身辺調査を依頼したが、逆に手を引けとの忠告……。光彦の背後に迫る不気味な組織、謎の老人の正体とその目的は? 闇に潜(ひそ)む巨怪(きょかい)を撃つ浅見光彦の危機、そして名推理! 長編大作完結編。
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北海道の釧路湿原で、他殺の疑いがある男の死体が発見された。国立公園管理官の友利恵一は自らの新婚旅行をキャンセルして現場に向かったが、嫌疑はなんと、友利にかけられた。被害者との確執が明らかにされたからである。――そしてじつは、友利の新婚の妻・郷子は、『湯布院殺人事件』の名探偵・和泉直人教授と麻子夫妻の娘だった。教授夫妻は事件に挑戦した!
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愛知県犬山市の明治村にある品川灯台で、大京物産の社員・高桑雅文の遺体が発見された。死因は刃物で刺された失血死。遺留品の中に血のついた京王電鉄の回数券が見つかる。その血液は被害者とは別のものだった。美濃和紙の取材をしていた浅見光彦は、ニュースで事件を知る。見覚えのある高桑の顔──。好奇心がとめられずに現場へ! 凶器が包まれていた和紙が語る、旅情ミステリー。
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浅見光彦、三浦半島から金沢へ!
砂の記憶に幻惑され、男は還らぬ人となった――。明治から昭和初期にかけて活躍した文豪・泉鏡花。彼の代表作のひとつ『草迷宮』のモデルになったという神奈川県三浦半島の旧家で、ルポライター浅見光彦が取材をした老人は、「金沢へ行く」と言い残して数日後、歌舞伎の「勧進帳」で知られる石川県「安宅の関」で死体となって発見される。浅見はその死の真相に近づくため金沢へ向かうが、老人の足跡は意外な場所で途切れていた。老人の「旅」の目的に思いを馳せる浅見の前で、やがて第二の殺人が発生してしまう……。名探偵・浅見光彦の推理は!? 傑作旅情ミステリー! 著者自作解説付き。 -
桑畑の黒い地面からまるで人間の手足がはえているような格好で死体が発見された。惨劇の状況が萩原朔太郎の詩そのもの。警視庁の岡部警部が被害者の上野義則を呼び出した人物を追うと、上野の出身地群馬県で起きた三十年前の中学教師殺人事件に突き当たった。上野は当時、教師の妻の犯行を証言した中学生の一人だったのだ! 岡部は二つの事件の関連を読み、教師の息子の行方を追う!
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熱海の和菓子店・芳華堂で一家三人が変わり果てた姿で発見された。生存は絶望視されたが、娘の一恵だけは一命をとりとめた! 警察は借金苦の一家心中と結論づけるも、一恵は納得がいかない。なぜなら瀕死状態の際、幽体離脱をして、犯人の姿を見たのだから……。一方、浅見光彦は推理作家の内田康夫と訪れた和菓子店・月照庵の女将から姪の一恵を助けてほしいと事件解決を依頼される。
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箱根にある大物俳優の別荘に、十二人の有名芸能人とルポライター浅見光彦が招かれていた。不審な死亡事故が二年続いて起こった因縁のパーティ。予定通りに始まった直後、男優永井が何者かに毒殺された。それは連続殺人の序曲だった…。監視を依頼され、同席していた光彦がその不可解な動機、トリックの解明に敢然と挑む!
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野沢光子は姉・伸子の紹介で知り合った宮田治夫と「高村光太郎・智恵子展」へ出かける。そこで光太郎の彫刻「蝉」を熱心に見ていた男が記憶に残った。ところがその男が福島県・安達太良(あだたら)山の麓で殺され、宮田も島根県・江川(ごうのかわ)で水死体で発見される。事件後、脅迫めいた「怪電話」に伸子は悩まされることになり、妹の幼なじみ・浅見光彦に相談を持ちかける。この二つの事件を結ぶものは?
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