『文芸・小説、二見書房、1円~、2017年2月17日以前』の電子書籍一覧
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「投稿」ブームの先駆けとなった元祖「素人投稿」シリーズからのベスト・セレクション第二弾!
「とっても上手よ……」
後輩女性社員の秘密を握って残業時に迫る会社員、甥の水着姿に欲情して股間に手を伸ばす伯母、生徒の体を弄ぶ金髪英会話教師、友達のカレシを寝取ってしまった主婦、息子と娘に「正しい」性教育を施す母親……「投稿ブーム」の先駆けとなり、現在も刊行が続くロングセラー、「素人投稿」シリーズから選りすぐったベスト・セレクション第二弾!! -
二刀を操る宮本無二斎、厳流佐々木小次郎──。
好敵手との決着は?
剣豪大名北畠具教の館にて日の本の兵法者が集い闘う。
亡き師塚原卜伝が遺した謎の三文字『鞘の内』とは?
居合の開祖、波瀾の人生!
林崎甚助重信、三十二歳。後の世に居合道の祖と崇められる剣聖は、剣豪大名と名高い伊勢国の北畠具教の招きに応じ、日の本の兵法者が競う御前試合に臨まんとしている。重信の胸に昨年の命懸けの闘いが蘇ってきた。その男の陣羽織の襟には「日本無双兵法者 厳流佐々木小次郎」とあった。そしてもう一人。二刀を操る宮本無二斎。多芸御所での試合が始まろうとしていた。 -
将軍吉宗の命で開設の小石川養生所が九年で悪徳医師らの巣窟に!
江戸庶民の病を癒すはずの養生所が大変な事態に! 将軍の影目付・柳生俊平は一万石大名の契りの二人と、初代赤鬚を助けて悪を討つ。
享保七年(一七二二)に将軍吉宗の命により江戸庶民の病を癒す理想を掲げて開設された小石川養生所は、わずか九年で、悪徳医師らの巣窟と化し荒みきっていた。将軍家剣術指南役の柳生家一万石の第六代藩主となった俊平は、将軍吉宗から直々に影目付を命じられ、「一万石大名の契り」を結んだ伊予小松藩主一柳頼邦、筑後三池藩主立花貫長と、養生所の悪党どもに立ち向かう。実在の大名の痛快な物語、続々重版の新シリーズ第2弾! -
半村良の衣鉢を継ぐ話題の女流新人が贈る大江戸人情推理!
父は、八丁堀同心の手先。娘は、味が評判の料理屋の人気者。
事件とあらば走り出す父娘のもとに、今日も市中で殺しの報が!
美人で気のきく看板娘・お麻が働く料理屋「子の竹」は、日本橋の横丁にあって今日も大入りだ。騒動は両替商・上総屋の主人が殺されて始まった。緋色のしごきで絞め殺されたのだ。疑われた内儀のお浦は沙汰の前に死んだ。迷宮入りと思われた矢先、神田堀に浮かんだ女の死骸にも緋色のしごきが! お浦の無念を晴らすべく、お麻は推理を巡らせて……。 -
誘惑飛行にテイクオフ!
四人のCA(キャビン・アテンダント)が、その魅力的な肢体で、男性客に迫って──
そこそこ真面目だがダメ男好きな中堅の美咲、奔放で男性ゲットに積極的な理子、お嬢さま育ちで処女の新人・清乃、大人っぽい美しき人妻・やよい──艶やかな4人のCAが、その魅力的な容姿を使って、機内で、ステイ先で様々な男に接近し、一夜の快楽を貪っていく──。「第二回団鬼六賞」ファイナリストの元CAによる絶頂行き官能。 -
「最近、洗濯物がヘンなの……」
盗んだ下着を戻しておいたら、持ち主に下着泥棒の相談をされて──
高矢は姉の部屋に忍び込み下着をあさることで性欲を解消していた。それが見つかり、姉から性に関するいろいろを教わる。しかし根付いた下着への執着は治まらず、近所の美人若妻・瞳の洗濯物を盗み、また返しておいたのだ。瞳に部屋に呼ばれ、下着泥棒のことで相談されるうちに怪しい雰囲気に……。青い欲望を描く、官能エンターテインメント!!
※『姉 黒い生下着』(一九九二年・マドンナ社刊)を修正し、改題したものです。 -
魚の目が怖いと怯える奇妙な料理人見習いは、大磯の船宿の跡取り!
江戸で唯一の旅籠付き小料理のどか屋に、同心が駆けこんだ。
大川端に書き置きを残して、のどか屋の見習いが消えたというのである。
江戸で二度の大火を経て、元侍の時吉とおちよの「のどか屋」は、これまで前例のない「旅籠付き小料理屋」となった。そこへ、大磯の網元船宿の跡取り由吉が見習いとして修業のためにやって来た。この由吉、料理の腕はそこそこなのだが、なぜか魚をさばく段になると、立ちすくんでしまう。魚の目が怖くて、かわいそうだというのである。そんなある日……。
《本書に登場する小料理》
・長芋の小判焼き ・鰹の皮の葱巻き ・白魚づくし
・筍の姫皮の梅肉和え ・蕪と油揚げのほっこり煮
・豆腐飯 ・心の茶碗蒸し ・鯛飯 ・平目の三種盛り
・胡椒飯 ・小鯵の南蛮漬け -
やくざが大名になる!?
世継ぎ騒動に揺れる美濃恵那藩から影御用。
十二歳で大名家を出された若君が十一年ぶりに帰った。長男が急逝したためである。
若君は果たして本物なのか。居眠り同心、捨て身の探索。
徳川譜代の名門、美濃恵那藩十万石の江戸藩邸から公用方の大浦喜八郎が、北町奉行所から帰途の蔵間源之助に、越中橋の袂で声をかけた。くれぐれも口外無用にと、内密の影御用を依頼してきたのである。元凄腕の筆頭同心で今は居眠り番と揶揄される源之助に、十二歳で大名家を出て十一年ぶりに帰ってきた藩主次男の真贋を探索してほしいというのである。 -
由布姫と供が襲われ、腰元の志津が殺された。
誰が? 何を狙って?
三万五千石の夜逃げ若殿と許婚の由布姫に謎の刺客!
弥市親分の依頼で探索中の旗本笹原家と柿田家の抗争ゆえか? 巨大な敵が迫る。
稲月藩三万五千石の若君・千太郎の許嫁で将軍家御三卿田安家ゆかりの由布姫が襲われ、腰元の志津が殺された。そして謎の刺客は千太郎にも迫った。だが、まったく姿を見せない恐るべき敵であった。いったい誰が何のために千太郎と由布姫の命を狙うのか? 一方、旗本どうしの抗争の探索を頼まれたのだが……。 -
陰富売りが殺され、大店の主が首を吊った。背後で笑う黒幕とは?
御法度の高額の陰富を操る悪党を暴け──お役ではない探索に熱中するのは、世の裏にこそ人の本音があるから。棒手裏剣が敵に迫る。
将軍家の菩提所を守る上野の山同心への出向を命じられた南町奉行所の巻田禎次郎は、昨日は谷中の感応寺で富くじの富突きがあるので三人の配下と出向いた。翌早朝、不忍池の端で若い男が殺されているのに出くわした。正規の富くじの裏で横行する「陰富」の売人であるらしい。さらに大店の主が首を吊って……。
人の世は重き荷を…新シリーズ第2弾! -
「ああっ、上手ね。もっと──」
少年を待ち受ける女性たちの「儀式」の数々!
両親を事故で亡くした恭太を、父の実家・蒲地家の使いの女医が迎えにきた。村で過ごすうち、蒲地家の抱える秘密が次第にわかってくる一方で、女医に淫らな検査をされたり、美しい叔母が忍んできたりと性体験を積んでいく恭太。そんな彼に女たちとの「儀式」が待ち受けていて……。
「21世紀最強の官能小説大賞」を受賞した『夜の研究棟』に続く〈「館」三部作〉の第二作!
※『姦の館 女肉の少年解剖』(1999年・マドンナ社刊)を一部修正し、改題。 -
粋な剣、粋な芸、粋な男を目ざす栄次郎の魅力を円熟の筆で描く!
渋江藩十万石の大名、筒井能登守忠久の下屋敷で催された。『京鹿子娘道成寺』の最中に最初の異変は起きた……
御徒目付矢内家の次男で、部屋住の栄次郎は、田宮流抜刀術の達人で、杵屋吉右衛門門下生でもあり三味線の名手でもある。ある日、渋江藩下屋敷に招ばれ、『京鹿子娘道成寺』を披露の最中、最初の異変を目撃する羽目になった。なんと藩主の能登守が顔面蒼白となり家来に背負われ席を退座したのである。一体、何が起きたのか……? やがて事件は、栄次郎を危地に……。 -
「お姉さんがよーく見てあげるね?」
やさしい手ほどきの先に待ち受ける、女たちの罠……
父の会社倒産で、遠縁の家で生活することになった克樹。その家を訪ねた日、妖艶な魅力を保つ未亡人・志帆とその娘・優香による痴態を目撃してしまう。女三人の家で、募る性欲を抑えきれない彼の部屋を、ある夜、志帆が訪ねてくる。以降、いつのまにかこの家の女性たちの快感の道具として使われていることを知り──。奇才による魔惑の官能エンターテインメント! -
久松松平家の十一男が将軍家剣術指南役・柳生家第六代藩主に!
実在の大名の痛快な物語、新シリーズ第1弾!
伊予小松藩主の一柳頼邦、筑後三池藩主の立花貫長と一万石大名の契りを結んだ俊平は、八代将軍吉宗から密かに影目付を命じられた。
徳川家御一門である久松松平家の越後高田藩主の十一男は、将軍家剣術指南役の柳生家一万石の第六代藩主となった。享保十五年(一七三〇)九月朔日、江戸城表御殿菊の間において柳生俊平は、伊予小松藩主一柳頼邦、筑後三池藩主の立花貫長と初体面で意気投合、一万石大名の契りを結んだ。同じ頃俊平は、八代将軍吉宗から密かに影目付を命じられ難題に取り組むことに……。 -
半村良が密かに育てた期待の女流新人! 大江戸人情ミステリー
味で評判の小体な料理屋。美人の看板娘お麻の父は、八丁堀同心の手先、治助。似た者どうしの父娘に、今日も事件が舞いこんで…
一日千両の商いという日本橋から入った横丁・浮世小路で人気の料理屋「子の竹(ねのたけ)」では、美人の看板娘・お麻が今日も大忙しだ。大店「赤倉屋」の主人・清衛門の一人息子が川に落ち、事件は始まった。清衛門は息子の命の恩人・元三に礼を言い、過分な謝礼を申し出るが、なぜか逃げられてしまう。元三は何かを隠している!お麻の尾行が始まった。 -
「ふふっ、感じやすいんだな……」
冷えた肉体に、見知らぬ男が火をつける──
奈津子は、IT会社の社長の夫と一人息子との三人家族の主婦として暮らしていた。夫は、一年前から帰宅も減り、奈津子には冷たい態度だ。そんな中、警察に追われている男が侵入。無実を訴える男の姿とその野性味あふれるたたずまいに、日頃満たされていないこともあり、奈津子の心と体は揺らぐが──。
書下し官能エンターテインメント! -
「どうしてほしいの?」
「投稿」ブームの先駆けとなった元祖「素人投稿」シリーズからのベスト・セレクション第一弾!
再婚相手の息子と二人きりの夜に関係させられてしまった熟妻、アイドル女教師に頼み込んで初体験させてもらった高校生、夜の病院で白衣の下を露にして年下の事務員を誘惑する看護師、部下の制服姿にしか欲情できないフェチな上司……「投稿ブーム」の先駆けとなり、今も刊行が続くロングセラー「素人投稿」シリーズから選りすぐったベスト・セレクション第一弾!! -
「いけません。私はそんなことのために来たんじゃ……」
自宅の派遣看護婦を父と息子が──
孝志の義父・秀行は自らの立場を使って、本来一カ月入院すべきところを自宅での療養で許されることになった。それだけでなく、つきっきりの世話をさせるための専任の看護師・加那子を派遣させたのだった。彼女を一目見たときから好きになってしまった孝志だが、秀行も治療にかこつけて加那子に迫り──。それを目撃してしまった孝志は……。傑作官能エンターテインメント!
◎『僕の派遣看護婦 特別診療』(二〇〇一年・マドンナ社刊)を一部修正及び改題したものです。 -
火盗改の頭から直々に密偵連続殺害の謎解きを頼まれ死地に挑む!
元筆頭同心で今は居眠り番、蔵間源之助の目が覚めた。法で裁けぬ禁断の「往生堀」に巣食う悪党どもを許すな。「血飛沫の寛次」の謎とは?
北町奉行所の凄腕筆頭同心・蔵間源之助は故あって「居眠り番」と揶揄される閑職に左遷された。同心の矜持を保つべく始めた「影御用」だが、町中の打物屋に雨宿りした折、火盗改の頭から内密の探索を依頼された。八日間に三人もの火盗改密偵が謎の死を遂げたが、その真相を探ってほしいというのである。そして……。「往生堀」という無法地帯が浮かんできた。 -
誰も書かなかった五稜郭の盛衰とこの城に殉じた最後の侍達!
「爆裂弾を用いて、箱館の町と五稜郭城を火の海にする」という重大、切迫情報が、奉行の小出大和守にもたらされた……
慶応二年(一八六六)三月。江戸城最奥の御用部屋は、張りつめた空気に支配されていた。その緊張と静寂は、老中首座の水野忠清の「ネズミ共め」という怒りの声によって破られた。「水戸天狗党の生き残りで参謀役の神尾新之介が、爆裂弾を用い、箱館の町と五稜郭を焼き亡ぼすため蝦夷地へ潜入した」という報告を、南北両町奉行から受けたからであったが…… -
長男・太一郎=徒目付組頭
次男・黎二郎=ヤクザ用心棒
三男・順三郎=学問所に通う
幼き日に父が謎の死!
母に厳しく育てられた三兄弟の絆が悪に挑む!
組頭に昇進した長男の耳に、父の死にまつわる黒い噂が。そして突然、襲われる母親。闇公方とはいったい……? 三兄弟の戦いが始まる!
三百石の旗本来嶋家には、徒目付組頭の長男・太一郎、部屋住みながらヤクザの用心棒の次男・黎二郎、学問所に通う三男・順三郎の三兄弟がいる。幼くして父を亡くしたため、母の言葉は絶対だったが、母から聞いていた父の死因とは違う話が漏れてきて……。そして突如、母が襲われる。いったい亡き父に何があったのか。三兄弟の闇との戦いが始まる。 -
「す、すごいよ……ママっ」
父親 母親
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息子 叔母
春紀には10年前に自分を置いて家を出て行った母親がいる。母がいなくても母の妹=叔母がずっとそばにいて支えてくれた。ある日、転校してきた同級生から「母親」だと紹介された女性が当の実母であることがわかり……。その後、「母の失踪」にからむ真実を知った彼は、叔母、そして母親に淫らな復讐を始めるのだった──。濃厚な禁断エンタテインメント!
◎『母と叔母と… 僕の禁じられた夜』(二〇〇五年・マドンナ社刊)を大幅に改訂し改題したものです。 -
カラダで覚える外国語──!
社命による半年の語学学習。そこは、淫らな目的の人妻、セクシー美人講師など、誘惑のコミュニケーションだらけで……
突然、中国支社への異動を命じられた俊三は、半年という期限の中で、外国語学校に通い始めることに。同じクラスになったのは、アジアの若い男性と付き合うのが目的の人妻、セクシーな美人講師、そして、個人レッスン担当の清楚な女子留学生……。彼女たちと、肉体でも「コミュニケーション」をして、上達していくのだが──。人気作家による書き下ろし語学マスター官能!! -
十四歳の娘の弟子入りを頑なに拒む老絵師の心の扉を開くのは?
旅籠付き小料理のどか屋に兄の形見の絵筆を胸にした娘と父母が宿をとった。
同じ日、上州から船大工を名乗る五人組が投宿して……。
刀を包丁に持ち替え江戸に出て料理人となった時吉とおちよの旅籠付き小料理のどか屋に、十四歳の娘を連れた両親が宿をとった。娘はけなげにも、兄の形見の絵筆を胸に、根岸に住む八十過ぎの老絵師の弟子になりたいと願う。同じ日、上州から来たという五人組の船大工が投宿した。ところがこの五人、なにやら素振りがいぶかしい。二組の“訳あり”の投宿者に何が起こるのか。
《本書に登場する小料理》
◎彩り焼き(海老・玉子・葱)
◎松茸飯
◎加須天以羅芋
◎鰯の卯の花和え
◎甘薯づくし(蒲鉾芋・五色芋・海苔巻き芋・芋金団)
◎穴子づくし
◎秋刀魚の菊巻き
◎耳うどん鍋
◎海苔飯 -
鳶の万造の女と称する娘盗人が自首してきた。
泥棒日記を手土産に…
はたして娘の真の目的は?
泥棒日記を武器に万造一味を、一網打尽にしたい弥市親分。
三万五千石の夜逃げ若殿と許婚の由布姫が謎を解く!
下総稲月藩三万五千石の若殿・千太郎君は御三卿田安家ゆかりの由布姫との祝言を前に藩邸を夜逃げ。骨董目利きの才と剣の腕で、江戸の難事件に挑む山之宿の弥市親分を助けている。 この日、弥市親分に若い女が追いすがり、盗人稼業から逃げたいので助けてほしいという。かわりに大泥棒の日記を土産にするとも……。 -
三尺超えの名刀来信国を五尺の男が一気に抜く。
秘技の裏に瞠目の人生。
父の仇を討つべく八歳より母の導きで血の滲む修行。
長剣抜刀「卍抜け」に開眼し、十八歳で仇討ち旅に出て…。
居合の開祖、波瀾の人生!
父の仇を討つべく八歳より母の導きで血の滲む修行。長剣抜刀「卍抜け」に開眼し、十八歳で仇討ち旅に出た林崎重信。十一年ぶりに出羽の地を踏んだ重信を狙う刺客。かつて重信が討ち果たした仇の息子であった。この刺客に、諜者らしき男が語りかけた。「おぬしの仕事は、最上義光の一命を断つこと。私怨を晴らすのにかまけて、信長公よりご依頼の儀を疎かにされては困る」 -
麝香の香りをさせる女密偵の思惑を《仏》の重蔵が暴く!大店の主殺しが続くが、どこも病、自殺という。いったい誰が何のために? 誰もが口を閉ざす中、重蔵が襲われる……。大店の主が殺される事件が続く中、戸部重蔵の前に、火盗の密偵だと名乗る色気たっぷりの年増女が現れる。家族も口を閉ざし、殺された商人たちにつながりも見えず、探索は進まないが、なぜかあちこちで女に出くわす。元は盗っ人《夜桜》のお高として有名だったというが、女は本当に火盗の仕事を?そして重蔵が襲われる……。商家の主殺しと女密偵の謎を、重蔵は解けるのか。
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あの三代将軍家光が城を抜け出て大暴れ! 第2弾南海の龍・紀州頼宣が甥の将軍家光に叛意! 幕府軍船「天下丸」は…独眼竜正宗がかつてイスパニアに派遣した南蛮帆船の絵図面を紀州頼宣が狙う。花川戸の口入れ屋の用心棒に姿をかえた家光は……。「天下人たる余は世間を知らなすぎた。見聞を広めるべく江戸の町に出る」と宣言して三代将軍家光は、浅草花川戸の口入れ屋[放駒]の家に用心棒として居候することに。富岡八幡宮の相撲小屋の前で、力士志願の大男に声をかけられた。父は船大工で伊達正宗の南蛮帆船の建造にたずさわったという。これが縁で……。
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寝技、教えます!?道場二階にやってくるのは、女師範、美人妻、爆乳母──大学の先輩が女性向けの護身術の教室を始めることになり、その道場の二階に管理人として住むことになった雄司。痴漢役などで手伝うこともある、という話だったが、早速その女性師範から迫られ、童貞を失う。それを境に、「童貞」のふりをしつつ、美人大学講師、道場を貸している大家の妻たちと関係を持ってしまうが──。斯界一の売れっ子作家による書き下ろし官能!
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上野のお山に事件の風。姑の嫌味もなんのその、新任の人情同心大奮闘。将軍家の菩提所、上野の山を守るのが山同心の仕事。生真面目で人のいい禎次郎の初出仕の日、お山で百姓風の奇妙な三人組が……。八丁堀同心の三男坊・禎次郎は縁があって婿養子となって巻田家に入り、吟味方下役をしていたが、将軍家の菩提所を守る上野の山同心への出向を命じられた。初出仕の日、禎次郎は姑の嫌味を聞き流しつつ出かけ、お山で三人の怪しげな百姓風の男たちが妙に気になった。これが世を騒がせる“事件”の発端であった……。我らが婿殿、大奮闘! 新シリーズ第1弾!
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「見たかったんでしょ、ここ?」隣の一軒家に引っ越してきた清楚な未亡人。覗いた先には驚きの光景が──!?誠はアパート住まいだが、周囲にできた建て売り住宅群の主婦たちの誘惑がハンパない。セックスレスの主婦、好色な専務夫人……彼女たちとの接触で“充実した”日々を送っていた。ある日、空いていた隣の住宅に女性が引っ越してきた。なんと、未亡人!! 誠は一目で興味を持ち、隣家の様子を覗く日々が続くが──。人気女流作家による、待望の書き下ろし長編官能!
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アイリス・ジョハンセンが描くスリルとときめきのラブ・ロマンス! 美貌のフィギュア・スケーターと彼女を見守り続けた後見人年の差を越えた純愛のゆくえは――二十歳のダニーはフィギュア・スケートのオリンピック選手。幼い頃に両親を亡くして以来、オリンピックの金メダリスト、アンソニーの庇護のもと競技に打ち込んできた。ダニーは自分を大切に守り育ててくれた後見人を慕い、いつしかそれは淡い恋心に変わっていくが、どこか距離を置いて接するアンソニーの態度にもどかしさは募るばかり。そんなおり、オリンピック直前の大会でミスをしたダニーはアンソニーから故郷の屋敷に呼び出され、そこでふたりの関係を一変させる出来事が起きて……!?原題:White Satin
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例繰方(れいくりかた)幹部から影御用。凄腕与力が下した吟味に疑惑、再調査せよ!同心の死に事件性はなし? 吟味方切れ者与力の沙汰に居眠り同心が斬り込む!伝馬町の牢の盗賊は本物? 岡っ引京次、捨て身の潜入!北町奉行所の元筆頭同心で今は居眠り番と揶揄される蔵間源之助の許に、例繰方与力の桃井陣十郎が訪れた。配下の同心が大川で溺死したが、その死に事件性はなしと断じた吟味方凄腕与力の判断に疑念があるといい、内密に調査してほしいというのだ。一方、伝馬町の牢屋敷にいる盗賊「風の清次郎」が本物か否かを調べるべく、岡っ引京次は罪人に化けて牢に潜入したが……。
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彼には捨てておきたいものがあった!美人女教師、同級生、従姉の若妻、教育実習の女子大生、同級生の母親と……藤夫には、アメリカに駐在している両親の留守を利用して、やっておきたいことがあった。まずは、童貞を捨てること。その相手とは時間をかけて詳細な「観察メモ」を作っていた高校時代の美人女教師。ついに性の快感を知ってしまった彼はエスカレートし、同級生、従姉の若妻、教育実習の女子大生、同級生の母親──に迫っていく。怒濤のデビュー作。
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ぎゅうぎゅうの満員電車、今日も蠢く指がある──「そ、そんな……!?」55歳で希望退職した義和は、月一回ハローワークに行くために電車に乗っていた。満員電車の中、ふと気づくと女性の胸のふくらみの感触が。この日、痴漢の味を覚え、性的欲求を久々に甦らせた彼はどんどんと大胆な行動を始めるが、ある日目の前に立ったのは会社のかつての部下だった……。絶頂行き書き下ろし官能エンターテインメント!
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美人人妻(PTA会長)派 VS 社長夫人(アンチ会長)派──赴任二年目の男性教師が巻き込まれた夜の誘惑肉弾戦!赴任二年目の新任教師・崇士は、小学校のPTAを二分する派閥争いに巻き込まれることに。清楚な美人妻・慶子派とワイルドな社長夫人・珠実派──各陣営のお色気たっぷりな母親たちからさまざまな形で誘惑され、PTA行事の議決に圧力をかけられるが……。豊満な肉体が行間で躍りまくる書き下ろし官能エンターテインメント!
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江戸で唯一、初めての旅籠付き小料理屋! 新たなる挑戦が始まる。
大火で焼失したのどか屋の思いもよらぬ再建策――!
辛い坂道で後ろから荷を押してくれるような料理屋の宿に、訳ありの家族客が…。
侍を捨て江戸に出て料理人となった時吉と女房のおちよの岩本町の小料理のどか屋は、大火で焼け落ちた。紆余曲折があり、さまざまな人の助けも得て、のどか屋は横山町に旅籠付きの小料理屋として再開することになった。辛い坂道で後ろから荷を押してくれるような料理が評判の「ほっこり宿」に安房の館山から来たという、なにやら訳ありの三人の親子連れが草鞋をぬいだが……。
******今回登場するお料理******
◎砂金(さきん)寿司 ◎豆腐飯 ◎鰯の蒲焼き
◎枝豆のかき揚げ ◎鮎の胡椒酒焼き
◎蛤寿司 ◎小竹葉豆腐 ◎かくや丼
◎穴子の八幡巻き ◎鰹のいぶし造り
◎夕鯵なめろう ◎鱸の蓼味噌焼き
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若殿に父の藩主から、日光東照宮探索の密命。待ち受ける謎と死の刃。三万五千石の夜逃げ若殿は、許嫁の由布姫、弥市親分と旅に出て奇妙な男を助けた。日光奉行所と宇都宮藩が絡む怪事件の幕開けだった!「将軍家の松姫様が日光へ代参される。事前に現地を探索せよ」という父・稲月三万五千石の藩主からの密命が、藩邸を夜逃げした若殿・千太郎君に届いた。許嫁の田安家ゆかりの由布姫、山之宿の弥市親分と若殿は、日光への道中で奇妙な男を助けたのだが、これが日光奉行所と宇都宮藩が絡む怪事件の幕開けだった。
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大殿の落胤である己の出自と向き合うべく、ついに決断の時が来た。「棟上げ祝い事件」で多忙な公事宿を手伝う若き侍に、藩江戸家老派から刺客が!実父である大殿と藩のため公事宿の仲間と立ち向かう。――公事宿のあるじ喜平も読みきれなかった「棟上げ祝い事件」の裏の裏とは?理不尽に養父母の命を断たれた秋川藩の若き剣士は、矢野数馬と名を替え江戸に逃れ、公事宿暁屋で筆耕をしつつ、藩の内情を探っていた。折しも「棟上げ祝い事件」の公事に走り回る数馬のもとに従兄の新一郎が現れ、国元で大殿の隠し子が再浮上し、落胤たる数馬に江戸家老一派から刺客が向けられたという……。
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闇に蠢く悪の所業を、心を明かさぬ《仏》、重蔵の剣が両断する!江戸で夜鷹殺しが続くが、いったい誰が? なぜ?囮を使っての探索に、下手人は挙がるのだが、その裏にはある陰謀が!心形刀流の練武館で鍛えた与力・戸部重蔵を同門の刺客が襲う!「ねえさん、いいかい?」夜鷹は半信半疑だった。男の方から声をかけてくるなど、まずないからだ。だが、気づいたときは遅かった――。夜鷹殺しが続く中、重蔵は密偵を囮に女形の役者を捕らえるが、男は、「二度も女騙りにだまされるなんて」と口走るのだった。それ以上語ろうとしない男は何かに怯えているようにも?ある夜、重蔵は剣の同門らしき男に闇討ちに遭い…。
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「た、食べちゃいたい……」人妻の言葉は、甘い吐息とともに──「今までと違うことを書いて、新鮮味を出さなければ」人気官能作家・如月吾郎は焦っていた。自身の嗜好を投影した作品への疑問からついに結論を出す──妄想に頼らず実践によって何かを掴むぞ! そして、さまざまな女性相手に実体験を重ねる日々が始まったが……。官能界一の売れっ子作家による書き下ろしエンターテインメント!
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幼子さえ売り買いする口入れ屋悪兵得衛に、成人した幼子らが迫る。十九年前に赤子で売られた長七は武士の父を求めて、十五年前に十歳で売られた友吉は生き別れの弟妹を求めて、公事師らと共に闘う。秋川藩の若き剣士矢野数馬は養父母の命を断たれ江戸に逃れて、馬喰町の公事宿暁屋に居ついている。暁屋の養子友吉はふとしたことから品川宿の口入れ屋徳兵衛と出会い、十五年前、十歳の時のこの男に売られ、弟妹と生き別れになったことを思い出した。友吉は弟と妹を探すべく、公事師らと、悪兵衛こと徳兵衛に迫る。
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《仏》と呼ばれる与力の、微笑む顔の奥に隠れる、悪を許さぬ非情の正義。腕利きの用心棒たちと頑丈な錠前にもかかわらず、金蔵から千両箱を盗み出す《霞小僧》を追う重蔵が、奉行襲撃の闇を解き明かす。二月続いて、札差の金蔵から千両箱が一つずつ盗まれる。人間業とは思えないその手口に、さすがの町奉行所与力の戸部重蔵もなす術がなかった。そんな折、町奉行矢部定謙が刺客に襲われる現場に遭遇、撃退するが、奉行は「老中の手の者か」と素っ気ない。今度は同じ札差から根こそぎ金が奪われ、奉行の役宅にも不穏な空気が……。《仏》の重蔵は、重なる危機を解決できるか。
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奉行から極秘の下命!将軍の鷹場で連続する猟奇殺人探索の影御用。北町奉行所の元筆頭同心で居眠り番の蔵間源之助に覆面で斬りつけた侍が翌朝、寺社奉行の用人と称して秘密の御用を依頼してきた。北町奉行所の元筆頭同心で今は居眠り番と揶揄される蔵間源之助は碁を打った帰り道、夜五つを回った頃、八丁堀の屋敷近くで、四人の黒覆面の侍たちに斬りかかられた。だが、腕は不確かなようで、数合ののち、四人は姿を消した。しかし、その翌朝、なんと四人のうちの首領格の男が源之助の仕事場を訪れ、寺社奉行の用人と名乗ったのである。そして秘密の御用を頼んできた。
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ご奉仕しますか「特選小説」誌の大人気連載シリーズ。世の男性の股間をすっきりさせる短編集!!寝たきりの祖父の寝室では、世話をしてくれている家政婦が祖父の顔の上にまたがって腰を細かく動かしていた。それを目撃した童貞の翔太は……。雇い主の命令なら「承知いたしました」と従順に応じる家政婦・良美が、淫ら心に支配された男たちの股間を満足させる──「特選小説」誌読者アンケートで常に上位疾走中の超人気短編集!!
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大火に逃げ惑う人々。でも人の情がある限り江戸の町は負けない!
のどか屋が焼け落ちても、身ひとつ、命さえ助かれば、いくらでもやり直せる!
……と、赤子の泣き声が。捨て子? 放ってはおけない。
武士を捨て江戸に出て料理人となった時吉は、女房おちよと岩本町で小料理のどか屋を営んでいる。昼飯の客で賑わう見世に、半鐘の音が飛び込んできた。火は近い。早く逃げないと大変なことになる。背に小さな倅を背負い、女房と風下に向かって逃げ出した。……と、火の粉が舞う道の端から赤子の泣き声が聞こえる。捨て子か、双子の赤子だ。放ってはおけない。
《今回登場するお料理》
昼御膳(若芽雑炊・焼き魚・切干大根煮付け)
山家(さんか)寿司
寒鰤の照り焼き
たたき牛蒡の胡麻酢和え
炒め飯
ほうとう鍋
おでん鍋
幸い飯(大根菜飯)
風呂吹き大根 -
元CAによる衝撃の官能小説!さらに淫らになって乱れまくる待望の書き下ろし作品!!CA(キャビン・アテンダント)の合間を縫ってモデルの仕事をしていた絵里。あることを機に本格的にモデルへと転身することに。だが、その世界に入ってみると、若手カメラマンからは撮影中にセクハラされ、テレビ局の有力幹部とは3Pまで……。強力なライバル・優奈の存在もあって、その行為はどんどんエスカレートしていくのだが──。人気女流作家による衝撃の書き下ろし官能小説!
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栄光も喝采もなく五稜郭に殉じた士(おとこ)達のレクイエム!
樺太アイヌと蝦夷アイヌを結託させ戦乱発生を策すロシアの謀略情報を入手した奉行小出は、直ちに非情なる命令を発した……
それは驚愕の情報だった。「ロシアが樺太アイヌと蝦夷アイヌを結託させ、北の地に戦乱を起こそうとしている」というのだ。小出奉行は調方支倉幸四郎を呼び、「首謀者の生死は問わぬ。直ちに阻止せよ」と厳命した。探索から現地主謀者は松前の北方に屹立する大千軒岳に潜伏しているとの急報が……。
著者渾身の北方のレクイエム! -
聖液は身を清めてくださいます
肉体奉仕を厭わないほど司祭を盲信する修道士のルカ。ガルバスの召還者となってしまった今、悪魔にも快楽を植えつけられることに……。背徳の淫愛!
「裏切れ。絶望とともに俺に抱かれろ」司祭の儀式失敗により悪魔ガルバスの召還者となってしまった修道士のルカ。望みを言えばガルバスは去る。しかしある秘密を抱えたルカはおよそ人間らしい感情の機微を持ち合わせていなかった。犯せば喘ぐが、あるのは卑俗な司祭に対する盲信のみ。言い知れぬ苛立ちに囚われたガルバスは、身体の一部を代償に禁じ手を使う。頑なな修道士を縋らせ、欲望に逆らえなくさせるために――。 -
女医もナースも美女ぞろいの病院で健康診断──何も起こらないわけがない!?会社の指示で、人間ドックを受診することになった健太郎。その病院の検査担当は美人が多く、しかも親身に接してくれるものだからドキドキの連続。心電図では吸盤を付けるときに肌を撫でられ、超音波検査でも暗い密室で女医と二人きり。ローションをいやらしい手つきで塗り広げられ、そのまま「触診」を……。人気作家による書下し白衣官能!
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人生はこれからが本番よ!65歳でマンショントラブル! どうする? どう生きる?部屋の広さは1/2、モノは1/3に減らした著者が贈る暮らしを小さくしながら、工夫して前向きに生きる秘訣。マンショントラブルからシンプル生活へ第1章 何を捨てる? 何を残す?第2章 狭くてもお気に入りに囲まれて暮らす第3章 小さいキッチンでも食事は楽しめる第4章 60代、女はまだまだこれからよ第5章 88歳の母から学ぶ暮らし方第6章 人生後半を輝かせるのは人・友達・仲間アンチエイジングも死後の準備もしない! おひとりさまを応援し続ける著者が実践している、人生の後半を後悔せずに楽しく生きるコツ。
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