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『文春文庫、1円~、2017年4月19日以前』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全2210件

  • 711(税込)
    著:
    夢枕獏
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    時は平安時代、京の都に安倍晴明という名高い陰陽師がいた。まだ闇が闇として残り、夜になれば人も、鬼も、物の怪も、同じ都の暗がりに、息をひそめて住んでいた時代だ。安倍晴明は従四位下、大内裏の陰陽寮に属する陰陽師。死霊や生霊、鬼など、普通の人間には見えない、妖しのものどもを相手に、この世ならぬ不可思議な難事件をあざやかに解決する。親友の源博雅は、霊感はまるでないが、刀では敵なしの強さ。力を合わせて物の怪に挑む。野村萬斎・主演で映画化された原作!
  • 652(税込)
    著:
    道尾秀介
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    大学生・秋内の目の前で、幼い友人・陽介はトラックに轢かれた。いきなり走り出した愛犬のリードに引きずられての、無惨な事故。陽介は助教授のひとり息子だった。あの時、犬はなぜいきなり走り出したのだろう? 居合わせた同級生たちは関係があるのか…現場で感じた違和感が忘れられない秋内は、動物生態学に詳しい間宮先生に相談して、自分なりの捜査をはじめる。そして予測不可能の結末が…! 青春の滑稽さ、悲しみを鮮やかに切り取った、俊英の傑作ミステリー。
  • 生まれつき心臓がわるく、学校に行ったことがない里香に高校生活を味わわせてあげたい! 裕一はお菓子づくりが趣味の巨漢・世古口司やスケベな悪友・山西保、幼馴染み・水谷みゆきの協力を仰ぎ、たった1日の里香のスクールライフ実現に向けて突っ走る。恰好悪くも必死、そして全速力の10代を描きあげた青春小説のバイブルにしてライトノベルの金字塔、第2巻。
  • 509(税込)
    著:
    又吉直樹
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    NHKでドラマ放送スタート!(出演・林遣都、波岡一喜、門脇麦)
    第一五三回芥川賞を受賞し、二〇一五年の話題をさらった「火花」が文庫化。
    受賞記念エッセイ「芥川龍之介への手紙」を併録。

    売れない芸人の徳永は、天才肌の先輩芸人・神谷と出会い、師と仰ぐ。
    神谷の伝記を書くことを乞われ、共に過ごす時間が増えるが、やがて二人は別の道を歩むことになる。
    笑いとは何か、人間とは何かを描ききったデビュー小説。
    第一五三回芥川賞を受賞し、累計発行部数283万部を誇る傑作が待望の文庫化!
  • 724(税込)
    著:
    逢坂剛
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    第49回吉川英治文学賞受賞作! シリーズ第二弾!
    父である「本所のへいぞう」を探すために、京から下ってきた女絵師。
    果たして、この女は平蔵の娘なのか。まったく新しい鬼平の貌。

    人前には自らの顔を決して見せない火付盗賊改の頭領、長谷川平蔵。
    オランダ渡りの秘薬の謎を探り、盗賊を率いる父娘を追う。
    ある日、自分の父であるという「本所のへいぞう」を訪ね、京から若い女絵師が下ってきた……。
    ハードボイルドの調べに乗せて描く、逢坂版平蔵シリーズ第二弾!
    特別対談・諸田玲子
    挿画・中一弥

    【目次】
    「寄場の女」
    「刀の錆」
    「仏の玄庵」
    「平蔵狩り」
    「鬼殺し」
    「黒法師」
  • 612(税込)
    著:
    逢坂剛
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    まったく新しい「鬼平」。ハードボイルド時代小説!

    「平蔵の顔を見た者は、だれもいねぇのよ」。
    盗賊・黒蝦蟇の麓蔵は復讐を遂げるため、いまは平蔵の手先となった女に案内を頼む(「平蔵の顔」)。
    両国橋の界隈で、掏摸を働いていた姉弟に目をつけたところ、思わぬ大事件に巻き込まれる(「繭玉おりん」)。
    火付盗賊改・長谷川平蔵のまったく新しい魅力を引き出した六編。
    特別対談・佐々木譲
    挿絵・中一弥

    【目次】
    「平蔵の顔」
    「平蔵の首」
    「お役者菊松」
    「繭玉おりん」
    「風雷小僧」
    「野火止」
  • 舞台俳優・家福をさいなみ続ける亡き妻の記憶。彼女はなぜあの男と関係したのかを追う「ドライブ・マイ・カー」。妻に去られた男は会社を辞めバーを始めたが、ある時を境に店を怪しい気配が包み謎に追いかけられる「木野」。封印されていた記憶の数々を解くには今しかない。見慣れたはずのこの世界に潜む秘密を探る6つの物語。村上春樹の最新短篇集。
  • 鬼才スタンリー・キューブリック監督による映画化作品でも有名な、世界最高の「恐怖の物語」

    雪に閉ざされたホテルに棲む悪霊が、管理人一家を襲う。天才キングが圧倒的筆力で描き出す恐怖! これこそ幽霊屋敷もの、そして20世紀ホラー小説の金字塔
  • 長引く不況下、不良債権処理は進まず、苦悩する銀行界。三洋銀行の同期3人は、重役のイスを目指しながら、日夜山積する問題に分刻みで追いまくられている。ある日、同期トップといわれていた支店長が過労で突然死した。相前後して、強力なライバル・富桑銀行との合併話が持ち上がる。推進派、反対派に分かれての、情報戦に裏工作、そして正面突破の奇策。逆転につぐ逆転の末、いったい誰が最後に勝ち組に残れるのか? 男たちの熾烈なサバイバルが始まった。
  • 438(税込)
    著:
    川上未映子
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    2008年の第138回芥川賞受賞作! 娘の緑子を連れて大阪から上京してきた姉でホステスの巻子。巻子は豊胸手術を受けることに取りつかれている。緑子は言葉を発することを拒否し、ノートに言葉を書き連ねる。夏の三日間に展開される哀切なドラマは、身体と言葉の狂おしい交錯としての表現を極める。日本文学の風景を一夜にして変えてしまった傑作。
  • 612(税込)
    著:
    葉室麟
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    二十年を経て、身分を遥かにへだてた男たちの友情は復活するのか? 江戸の寛政期、西国の小藩である月ヶ瀬藩の郡方・日下部(くさかべ)源五と、名家老と謳われ、南画の名手としても幕閣にまで名声が届いている松浦将監(しょうげん)。幼なじみで、同じ剣術道場に通っていた二人は、ある出来事を境に、進む道が分かれ、ながく絶縁状態となっていた。ともに五十歳をこえて二人の路が再び交差する時、運命が激しく動き出す。松本清張賞受賞の傑作時代小説。
  • 1999年に始まった一個人のウェブサイト「2ちゃんねる」が、どうして、2001年には一日のアクセス800万件、ユーザー300万人という、世界最大のインターネット掲示板に急成長したのか。主催者「ひろゆき」への8万字ロング・インタビューを通じて、「2ちゃんねる」の歴史、現在の盛況、これからの展望までを徹底解剖する。田原総一朗、糸井重里、山形浩生、宮台真司とひろゆきの対談4本も収録。新たに第10章では、ビジネス化も始まった「2ちゃんねる」の動向を「ひろゆき」に問う。
  • 中堅商社のマニラ事務所長小寺は本社の要請で未経験のラワン材取引きに手を染めた。しかし現地の人々との信頼の上にビジネスを進めようとする彼の前に、厳しい現実が次々とたちはだかってくる……。炎熱の地で困難な国際ビジネスに情熱を燃やす男たち。しかもそこは戦争の傷跡を色濃く残す地であった。第二次大戦当時の日本軍とフィリッピン人との関わり合いを一方に、現代の国際商戦をもう一方に置いて語る巧みな展開と、壮大なスケールで描きあげられた直木賞受賞作品。
  • 612(税込)
    著:
    伊坂幸太郎
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    こんな人物が身近に現れたら、彼/彼女は死神かもしれません──(1)CDショップに入りびたり(2)苗字が町や市の名前と同じ(3)会話の受け答えが微妙にずれていて(4)素手で他人に触ろうとしない。1週間の調査の後、死神は対象者の死に「可」「否」の判断を下し、「可」ならば翌8日目に死は実行される。ただし、病死や自殺は除外。まれに死神を感じる人間がいる。──クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う、6つの人生。金城武主演で映画化された原作です!
  • 649(税込)
    著:
    道尾秀介
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    注目度ナンバー1の著者による少年小説の傑作! 「ヤドカミ様に、お願いしてみようか」「叶えてくれると思うで。何でも」──家にも学校にも居場所が見つけられない小学生の慎一と春也は、ヤドカリを神様に見立てた願い事遊びを考え出す。100円欲しい、いじめっ子をこらしめるなどの他愛ない儀式は、いつしかより切実な願いへと変わり、子供たちのやり場のない「祈り」が周囲の大人に、そして彼ら自身に暗い刃を向ける……。鎌倉の風や潮のにおいまで感じさせる瑞々しい筆致で描かれ、少年たちのひと夏が切なく胸に迫る長篇小説。 第144回直木賞受賞。
  • 鬼才スタンリー・キューブリック監督による映画化作品でも有名な、世界最高の「恐怖の物語」

    雪に閉ざされたホテルに棲む悪霊が、管理人一家を襲う。天才キングが圧倒的筆力で描き出す恐怖! これこそ幽霊屋敷もの、そして20世紀ホラー小説の金字塔
  • 1972年「赤旗」平壌特派員となった私は、大阪の定時制高校で席を並べた親友の尹元一(ユンウォニル)を訪ねた。友は「地上の楽園」で幸せに暮らしているはずだった──なぜ金日成は帰国運動を必要としたのか。書かれざる日本共産党と在日朝鮮人運動の関係とは。「突出する力作」(深田祐介氏)、「人を動かす力をそなえた作品」(立花隆氏)。明らかにされる重大事実とともに理想を信じて北へ帰った人々の悲劇を描き、満票で第30回大宅壮一ノンフィクション賞に輝いた記念碑的名作。
  • 福島原発から胆沢ダムに至るまで、ダーティ・マネーの臭いがするところには「平成の政商」と呼ばれた水谷功の影がある。小沢一郎との関係、東電のトラブルの裏処理、裏金のつくり方、談合の実態、北朝鮮利権、有名演歌歌手を招いたディナーショー……。その卓越した取材力で日本のタブーに切り込んできた著者が「政官業」癒着の実態を暴いた傑作ノンフィクション。
  • 560(税込)
    著:
    赤川次郎
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    山間の温泉町へ向う列車から八人の乗客が蒸発してしまった。前代未聞の難事件に取り組んだ中年警部は行く先々で推理マニアの女子大生に出っくわす。捜査の邪魔だとカッカしていたオニ警部殿はいつの間にかこの美女にカッカ。そして二人はいつしか名コンビになる。著者のデビュー作であり、〈幽霊シリーズ〉第一弾となった表題作ほか、二人が出会った10の殺人、5つの事件、「裏切られた誘拐」「凍りついた太陽」「ところにより、雨」「善人村の村祭」を収録。
  • 幼馴染のミズ、誉、悠は廃校になった中学の最後の卒業生。揺らぐ三角関係の中心には、去年の夏休みに変死体で発見された担任教師をめぐる秘密があった。夏が再び訪れ、廃校舎に隠した罪の記憶が三人を追いつめてゆく……。ほの暗い恐怖を漂わせながら、少年少女の関係を瑞々しい感覚で描く。泣きたくなるように切なくて、予測不能に怖い。心がざわつく傑作青春ホラー小説!【扉イラスト・市川春子】
  • 三洋銀行名古屋支店に銃弾が撃ち込まれたのに続いて、横浜支店長が撃たれた! 動揺が走る行内。対応に苦慮する総合企画部長は、頭取から、銀行生き残りを賭け他行との合併を極秘に計画するよう命ぜられた。だが頭取はもともと合併反対論者で、合併推進派を排斥して、いまの椅子に座ったのではなかったのか。そんななか虎視眈々と巻き返しをねらう元の首脳陣たち……。金融ビッグバン、不良債権と、激震下にある銀行に生きる同期三人の男たちの姿をビビッドに描く、シリーズ第2弾。
  • 612(税込)
    著:
    角田光代
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    いじめで群馬に転校してきた女子高生のアオちんは、ナナコと親友になった。専業主婦の小夜子はベンチャー企業の女社長・葵にスカウトされ、ハウスクリーニングの仕事を始める。立場が違ってもわかりあえる、どこかにいける、と思っていたのに……結婚する女、しない女、子供を持つ女、持たない女、たったそれだけのことで、なぜ女どうし、わかりあえなくなるんだろう。女性の友情と亀裂、そしてその先を、切なくリアルに描く傑作長編。第132回直木賞受賞作。
  • 関ケ原決戦――徳川方についた伊右衛門は、この華々しい戦でも前線へ投入されたわけではない。勝ち負けさえわからぬほど遠くにあって銃声と馬蹄の轟きを聞いていた。しかし、戦後の行賞ではなんと土佐二十四万石が……。そこには長曽我部の旧臣たちの烈しい抵抗が燃えさかっていた。戦国痛快物語完結篇。
  • 35歳の奈津は売れっ子脚本家。仕事は順調だが、マネージャーである夫の支配的な態度に萎縮し、精神的にはギリギリの日々。そのうえ奈津は人一倍性欲が強く、躯の奥から溢れる焦りと衝動になんとか堪えていた矢先、敬愛する56歳の演出家・志澤とメール交換を始めたのを機に、女としての人生に目覚めていく。志澤の、粗野な言葉遣いでの“調教”にのめり込む奈津。そして生と性の遍歴が始まった…。柴田錬三郎賞ほか文学賞三冠受賞。文壇に衝撃を与えた迫力の官能長篇!
  • 編集者の私は、予備校時代を過ごした仙台を30年ぶりに訪れ感傷的になっていた。ハードロックとギターに明け暮れていた浪人時代、レコードを聴きたくて授業をサボって通った国分町のロック喫茶。それがいま目の前にある。まさかこの店が残っていたとは…。タイムスリップしたような錯覚を覚えながら、片想いの“彼女”を思い出しハッとする。閉じていた心の引き出しが開いた瞬間だった。これは「忘れられない香り」の記憶をテーマとして競作されたアンソロジーの一篇です。
  • これぞライトノベルの金字塔! 2003年、電撃文庫より刊行が開始されたこの『半月』シリーズは、またたく間にライトノベルファンにとどまらない広範な読者を獲得しました。そして2013年、装いも新たに刊行された文春文庫全4巻は、主人公たちの台詞を物語の舞台、伊勢弁に改めたリメイク版です。肝炎で入院中の高校生・戎崎裕一は、エロ本集めが趣味の多田さんや元ヤンキーの看護師・亜希子さんに翻弄される日々の中で、同い年の秋庭里香に出会う。人形のように美しく、本を愛し、そして女王様のようにワガママな里香は、難しい病気をかかえていた――。ドラマ、映画、漫画、アニメになったボーイ・ミーツ・ガールの聖典をぜひ電子書籍で!
  • 里香の主治医、イケメンにして天才心臓外科医の夏目吾郎。裕一と里香の恋愛を応援したり邪魔したり、その不可解な言動に裕一は翻弄されっぱなしだが、その夏目の青春時代が明かされる。「病人って面倒くさそう」と嘯く、臨床ではなく研究志望の野心家が、地方病院でワガママな子供相手に格闘するようになった陰には、最愛の恋人にして妻、小夜子の存在があった――。
  • 春になり、裕一は進級のためレポート三昧の日々。里香の手術はひとまず成功したものの、病状は予断を許さない。やがて二人はマルタン・デュ・ガールの『チボー家の人々』にそれぞれの思いを託し、物語はクライマックスを迎える――。病院という空間で、見えない明日を信じて生きる少年少女を活写し、“巡礼地”をも生んだライトノベルの金字塔、ついに完結!
  • 「童子のあやかしが出没し、悪さを働いているようだな、博雅」「よし。では、ゆくか晴明よ」。われらが都を魔物から守れ。百鬼が群れる平安京の闇の果て、幻術、風水術、占星術を駆使し、難敵に立ち向う希代の陰陽師・安倍晴明と笛の名手・源博雅。名コンビの活躍、すがすがしくて、いと、おかし。「天邪鬼」「下衆法師」「陀羅尼仙」「露と答へて」「鬼小町」「桃薗の柱の穴より児の手の人を招くこと」「源博雅堀川橋にて妖しの女と出逢うこと」の7篇を収録したシリーズ2巻目。
  • 774(税込)
    著:
    米澤穂信
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    アルバイト情報誌に掲載されていた仕事は「ある人文科学的実験の被験者」になれば、時給1120百円…つまり11万2千円がもらえるというもの。これは誤植か? そんな仕事が実在するのか? 破格の条件につられて応募し、選ばれたのは12人の男女。とある地下施設に閉じ込められた彼らは、<実験>の内容を知り驚愕する。それは、より多くの報酬を巡って参加者同士が殺し合う犯人当てゲームだった──。いま注目の俊英が放つ新感覚ミステリー登場! 映画化原作。
  • 京の北、丑の刻に貴船神社に現われる白装束の女。唇には釘、左手には人形、右手には鉄の鎚……自分を捨てた男を取り殺すため鬼と化す。男の窮地を救うため、安倍晴明と源博雅が目にしたものは!? 嫉妬に狂った女の悲しさを描いた「鉄輪」他「瓜仙人」「這う鬼」「迷信」「ものや思ふと……」「打臥の巫女」「血吸い女房」の7篇収録。平安の世を騒がす魍魎(もうりょう)に立ち向かう、若き晴明と博雅の胸のすく活躍! 「陰陽師」シリーズ第3弾。
  • 804(税込)
    著:
    諸田玲子
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    源平から元禄。時空を越えたファンタジー

    近江義仲寺で運命的な出会いをした松尾芭蕉と智月尼。
    最晩年の芭蕉のプラトニックな関係と、巴御前との魂の交感を描く歴史時代小説。

    大津にある義仲寺、その境内にある巴御前の塚に額ずく一人の尼に、
    声を掛けたのは旅の途中の松尾芭蕉であった。
    そして芭蕉最後の恋が始まるのだった。

    その尼・智と芭蕉の淡い恋に、遥か五百年の時空を越えて
    巴御前と木曾義仲の縁が美しく絡む。
    近江と鎌倉を、そして過去と今を往還する純愛ファンタジー。

    解説・島内景二
  • 日本の美が新たな姿でよみがえる
    日本人なら誰もが親しんできた百人一首の和歌を美しい英語に。英語を知りたい人にも日本の美をもっと知りたい人にも最適の一冊。

    ※この商品は固定レイアウトで作成されており、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • 天才・田中角栄がもっとも畏れた男とは?
    「財界鞍馬天狗」の生涯を描き出す決定版!

    日本興業銀行頭取、経済同友会代表幹事を歴任した中山素平。
    新日鉄発足、NTT民営化、国鉄分割、東京ディズニーランド開園……。
    時代を画する案件の向こうには、必ずこの男がいた。
    格差社会が叫ばれる今日、つよく温かいリーダーの実像を描き出す。
    「文藝春秋」連載時から話題沸騰、待望の文庫化!

    【目次】
    第一章 総理来たる
    第二章 石油危機
    第三章 二つの大事件
    第四章 国鉄分割化異聞
    第五章 アメリカから来た女性研修生
    第六章 魔法の国への扉・こころの産業
    第七章 中国プロジェクト
    第八章 “興銀ますらお派出夫”たち
    第九章 募金行脚
    第十章 尾上縫事件
    第十一章 さらば興銀特別顧問室
    第十二章 大統合の行方

    解説 加藤正文(神戸新聞姫路支社編集部長)
  • 529(税込)
    著:
    伊集院静
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    あなたも悩んでるうちがハナなんだよ

    息子が主人に似てバカなんです……。情けない質問の連発に怒りながら、人生の機微を伝えます。
    名言あり、苦言あり、箴言あり、ユーモアあり、ホロリとさせられることもあり、毒もあり。
    悩んでいる人の心には伊集院さんの言葉が響きます。

    伊坂幸太郎さん、湊かなえさんら人気作家たち、そして桑田佳祐さんの悩みも!
  • 765(税込)
    著:
    澤田瞳子
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    若冲の奇妙にして華麗な絵とその人生。
    大ベストセラー文庫化!

    緻密な構図や大胆な題材、新たな手法で京画壇を席巻した天才は、
    彼を憎み自らも絵師となった亡き妻の弟に悩まされながら描き続ける。

    京は錦高倉市場の青物問屋枡源の主・源左衛門――伊藤若冲は、
    妻を亡くしてからひたすら絵に打ち込み、やがて独自の境地を極めた。
    若冲を姉の仇と憎み、贋作を描き続ける義弟・弁蔵との確執や、
    池大雅、与謝蕪村、円山応挙、谷文晁らとの交流、
    また当時の政治的背景から若冲の画業の秘密に迫る入魂の時代長篇。

    解説・上田秀人
  • 言い交した娘を襲おうとした浪人を殺した丈吉は、久蔵の情状酌量もあって遠島ですみ、さらに赦免で江戸に戻ってきた。丈吉はその娘・おふみの行方を探すが、おふみは今は長屋の隣人の浪人で、一人で娘を育てる夏目佐内と互いを思いあっていた。そんな折、丈吉に弟を殺された博奕打ちの清蔵が、丈吉に賞金を懸けたという。それを知った左内は意外な行動をとる。さらにおふみの気持ちを知った丈吉は、身を引こうとするが……。
    好評シリーズ第29弾!
  • 週刊文春好評連載「悩むが花」第二弾!

    読者の悩みに、生きるヒント満載な言葉で答える人生相談第二弾。

    読者からの名問、珍問にときに親身に、ときに厳しく答える伊集院氏の魂から発せられる言葉の数々。
    「人が人を救うことはできない。しかし共に闘うことはできる」
    「すぐ役に立つものはすぐ役に立たなくなる」――
    膝を打ったり頭を垂れたりしながら読み進み、人生そんなに悪くないと思う一冊!
  • 江戸の盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられている、「鬼平」こと火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵の活躍を描く時代小説の金字塔。

    火付盗賊改方とは江戸の特別警察とでもいうべき組織。その長官を務める旗本の平蔵は、いまでこそ人あたりもよく笑顔を絶やさないが、若い頃は「本所の銕(てつ)」と呼ばれ、無頼の者からも恐れられた乱暴者だった。「悪を知らぬものが悪を取りしまれるか」と、人情の機微に通じた鬼平が悪を退治する。

    中村吉右衛門が鬼平を演じたテレビ版をはじめ、映画、舞台、マンガと様々な形で愛されてきたが、2017年に放映されたアニメ「鬼平 ONIHEI」も大きな話題に。
    2017年は「鬼平」が誕生して50周年。これを記念して全24巻を、ふりがなを増やして読みやすくなった決定版で順次、刊行。

    第九巻に収録されているのは以下の作品。

    わざわざ自分の人相書を平蔵へ届けさせた大胆な賊を平蔵が追う「雨引の文五郎」
    女賊を見張る五郎蔵とおまさ。二人の間に育ったこころとは。「鯉肝のお里」
    盗賊にも義理があれば、情もある。元盗賊の恩返しを描く「泥亀」
    「これが最後か・・・・・・」と、平蔵が観念したほどの〔凄い奴〕との死闘が繰り広げられる「本門寺暮雪」
    盗賊の頭が手下の女房に手を出した? 〔引き込み〕夫婦に災厄が起きる「浅草・鳥越橋」
    鬼の平蔵に毒を盛る! 悪党たちの姦計はどんな結末にいたるのか。「白い粉」
    平蔵が、その生涯で後にも先にも経験したことのない異変に遭遇する「狐雨」

    巻末に 池波正太郎のエッセイ「私の病歴」」を特別収録。
  • 史上初! 地理探偵・麻子が犯人を追いつめる!
    地理を愛する参考書編集者・麻子。難事件を地理の知識で見事解決。刑事コロンボより可愛く古畑任三郎よりユーモラスな地理ミス5編。
  • 江戸の盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられている、「鬼平」こと火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵の活躍を描く時代小説の金字塔。

    火付盗賊改方とは江戸の特別警察とでもいうべき組織。その長官を務める旗本の平蔵は、いまでこそ人あたりもよく笑顔を絶やさないが、若い頃は「本所の銕(てつ)」と呼ばれ、無頼の者からも恐れられた乱暴者だった。「悪を知らぬものが悪を取りしまれるか」と、人情の機微に通じた鬼平が悪を退治する。

    中村吉右衛門が鬼平を演じたテレビ版をはじめ、映画、舞台、マンガと様々な形で愛されてきたが、2017年に放映されたアニメ「鬼平 ONIHEI」も大きな話題に。
    2017年は「鬼平」が誕生して50周年。これを記念して全24巻を、ふりがなを増やして読みやすくなった決定版で順次、刊行。

    第八巻に収録されているのは以下の作品。

    豪傑のような見かけなのに腕のほうはさっぱり、という浪人の身の上におこった顛末を描く「用心棒」
    盗人と同心、男二人が命がけで心意気をみせた「あきれた奴」(「アニメ鬼平」第十二話原作)
    悪いことをしながら善いことをし・・・平蔵の人情裁きもあざやかな「明神の次郎吉」
    火付盗賊改方を襲う卑劣きわまりない男たちと鬼平が死闘を繰り広げる「流星」
    「男と女のあのことの底は、まことにそも深え深えもので」。妙な色男の物語「白と黒」
    平蔵の剣友、岸井左馬之助に嫁とりの話が・・・「あきらめきれずに」
  • 「笑点」司会に就任、「おんな城主 直虎」では今川義元を怪演、「紅白歌合戦」では審査員として登場……。入門から35周年を迎え、いま絶好調の人気落語家による呑気で、たまにしみじみの名エッセイ集。幻の名著を大幅加筆、ドラマ「下町ロケット」で共演した立川談春との対談も収録!【目次】ママさんコーラス入門/雪見鍋/おじさんのこと/カレーパンのこと/弟子希望者列伝/サンドバックをもらう/水槽飼育者の生活/鳩との日々/引っ越し日記/人生が二度あれば/大読書家への道/秩父夜祭日記/末広亭の楽屋の火鉢/ピノキオの夜/ベトナムウソツキ日記/実録・石和ざぶとん亭/台湾棒球見学隊/キューバの旅/[特別対談]落語の自由 春風亭昇太×立川談春 ……など。
  • 江戸時代に空を飛ぼうとした男がいた!
    近江国友の鉄砲鍛冶の一貫斎は旺盛な好奇心から、失敗を重ねながらも反射望遠鏡を日本で最初に作り上げる。
    「日本のダ・ヴィンチ」と呼ばれた男、稀代の発明家の生涯。
    直木賞作家、山本兼一さんの遺作が文庫で登場。

    近江国友村の鉄砲鍛冶である一貫斎は村の訴訟に巻き込まれ江戸に出ることになった。
    太平の世に鉄砲の注文は減り、村は景気が悪く寂れた状況にあった。
    江戸に出た一貫斎は持ち前の好奇心で交友を広げ、オランダ渡りの新式鉄砲の修繕を依頼される。
    見事に鉄砲を直した一貫斎は独自の工夫によって改良型まで作ってしまう。
  • 江戸時代に空を飛ぼうとした男がいた!
    近江国友の鉄砲鍛冶の一貫斎は旺盛な好奇心から、失敗を重ねながらも反射望遠鏡を日本で最初に作り上げる。
    「日本のダ・ヴィンチ」と呼ばれた男、稀代の発明家の生涯。
    直木賞作家、山本兼一さんの遺作が文庫で登場。

    江戸での訴訟に勝ち、国友村に戻った一貫斎は、江戸滞在中に請け負った反射望遠鏡の制作に夢中になった。
    レンズの制作で、失敗を重ねる最中に、墨をすらないですむ「懐中筆」や油を足さない「玉燈」等を発明し、潜水艦も模索する。
    後年日本のダ・ヴィンチと呼ばれる鉄砲鍛冶の生涯を描いた傑作時代職人小説。
  • 「ピラフ」を漢字で表すと? 「木枯らし1号」というのに、なぜ「春一番」? 猫好きが高じて“肉球”を1文字で表す漢字を探してみたら……。そして何やらエロチックな妄想をかき立てる「嬲(なぶ)る」という漢字をたびたび使ったあの文豪とは!? 漢和辞典編集者が漢字に関する様々な“面白いこと”を詰め込んだ、おもちゃ箱のようなコラム集。読んで楽しくためになる百六十話。※この作品では、ご覧になるビューワーによって、一部の表示や動作に差が出ることがあります。
  • 戦後日本のポップスシーンとともに生きたポップスター、はじめての自伝。

    日系2世のジャズ・ミュージシャンを父に持ち、十代のはじめからジャズを聴き始め、カントリー&ウェスタン、ロカビリーといった戦後復興期の音楽シーンをミュージシャンとして体験。
    グループサウンズの全盛時代には、ザ・スパイダースのメンバーとして、堺正章や井上順らとともにポップスシーンの頂点に立つ。
    その後もロックンロール、フォークと、さまざまな音楽に取り組み、そのハイレベルな音楽性は、小西康陽や小山田圭吾といった後進のミュージシャンからリスペクトされている。

    本書では、親友で早世した俳優の赤木圭一郎や、ミュージシャン、俳優、作家、デザイナーなどが出入りした東京・飯倉「キャンティ」の思い出、松任谷由実や吉田拓郎といったミュージシャンとの交遊を、都会育ちらしく洒脱に語る。

    2017年3月にがんで逝去するまで、つねに音楽活動やカルチャーシーンで強い存在感を発揮し、多くの人から「ムッシュ!」と愛された男の輝かしいクロニクル。

    ※単行本・文庫収録写真のうち、一部、電子版には収録されていないものがあります。※
  • 815(税込)
    著:
    吉村昭
    繪:
    永田力・繪
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    戦前の東京の暮らしを回想した珠玉エッセイが復刊。

    東京・日暮里で生まれ育った作家・吉村昭が、食べ物、風物、戦災など思い出を鮮やかに綴った。

    「日暮里を下町と言うべきかどうか。江戸時代の下町とは、城下町である江戸町の別称で、むろん日暮里はその地域外にある。いわば、江戸町の郊外の在方であり、今流の言葉で言えば場末ということになる」

    「私が日暮里で生れ育ったことを知っている編集者から、少年時代の生活を書くように、と何度もすすめられた。が、私は、まだそんな年齢ではなく、それに下町の要素が濃いとは言え、御郭外の日暮里を下町として書くのも気がひけて、そのたびに断ってきた。
     しかし、私も五十代の半ばをすぎ、戦前なら故老の末席に入ろうともいう年齢になったことを考え、思い切って筆をとることにしたのである」
  • 765(税込)
    著:
    中山七里
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    ドンデン返しの帝王、渾身の大作!
    若手時代に逮捕した男は無実だったのか?
    鳴海刑事は孤独な捜査を始めたが…社会派ミステリーに驚愕の真実を仕掛けた傑作。

    豪雨の夜の不動産業者殺し。
    強引な取調べで自白した青年は死刑判決を受け、自殺を遂げた。
    だが5年後、刑事・渡瀬は真犯人がいたことを知る。
    隠蔽を図る警察組織の妨害の中、渡瀬はひとり事件を追うが、
    最後に待ち受ける真相は予想を超えるものだった!
    どんでん返しの帝王が司法の闇に挑む渾身のミステリ。
    解説・谷原章介
  • さんまの人生哲学、たけしの野望
    人気タレントが番組中になにげなくこぼした一言が、彼らの来し方行く末を物語る。
    100人による100の名言で編む文庫オリジナル。

    お笑い芸人もアイドルも、ゆるキャラまでも、
    テレビの前ではその「人間性」がむき出しになる。
    ビートたけしの若き日の野望、明石家さんまの「生きてるだけで丸もうけ」。
    黒柳徹子は、宮沢りえは、田原総一郎は何を思い、カメラに向かうのか。
    人生に「ムダ」だけど大事なことはみんな、テレビが教えてくれる!

    【他にもこんな登場人物が!】
    綾野剛、有吉弘行、石橋貴明、伊東四朗、内村光良、蛭子能収、大泉洋、太田光、岡村隆史、片桐はいり、香取慎吾、樹木希林、甲本ヒロト、堺雅人、坂上忍、さかなクン、清水富美加、志村けん、笑福亭鶴瓶、関根勤、高田純次、武井壮、武田鉄矢、田村淳、タモリ、壇蜜、千原ジュニア、出川哲朗、所ジョージ、中居正広、長瀬智也、中谷美紀、二階堂ふみ、博多華丸・大吉、バカリズム、濱田岳、早見あかり、ふなっしー、ベッキー、星野源、又吉直樹、マツコ・デラックス、満島ひかり、ムロツヨシ、桃井かおり、百田夏菜子、安田顕、山里亮太、若林正恭……
  • 北町奉行所の吟味方与力である彦坂新十郎が、同心倉田佐之助の妹きくを娶って二年が過ぎ、「鬼彦組」にも新しい仲間が加わった。平穏な日々を送っていた新十郎が、いつものように奉行所に出仕しようとしていたところ、殺しの一報が入った。大川端の新大橋の近くで、若侍が腕を切り落とされて殺害されたというのだ。実は最近、二組の男たちが同様の手口で殺されていた。同じ下手人の仕業なのか、「鬼彦組」に解決の沙汰が下った!
  • 漱石をめぐる「謎」の数々を書いた名著が、没後百年のいま、よみがえる。

    日本近代文学の巨匠でベストセラー作家、夏目漱石。
    その没後、夏目家にのこされた印税覚書をもとに、一連の作品の部数を調べてみると……?
    漱石愛用の万年筆をめぐる、不思議なエピソードとは?

    漱石最晩年の門下生にして、漱石の長女、筆子と結婚した著者だから描くことのできた漱石の思い出、漱石山房での木曜会の様子、、そして芥川龍之介、久米正雄、鈴木三重吉、菊池寛など漱石をとりまく作家たちの素顔。
    漱石関連の八篇と、「新思潮」時代の回想二篇を納めた随筆集。
  • 初公開のメモにもとづく恐怖の政治家エンマ帳。

    祖父、父がともに参議院議員という環境に育った著者は、幼少時から多種多様な政治関係者に触れてきた。そうした環境で養われた政治家観をもとに、みずからが接した内外の政治家を取り上げ、忌憚のない筆をふるっています。

    政治に携わる人間には、権力に付随する責任を自覚してノーブレス・オブリージュ(高貴なる者の義務)を心得ている「政治家(ステーツマン)」と、権力に付随する利益や享楽を優先して追求する「政治屋(ポリティシャン)」の二種類があります。

    こうした観点から戦後日本の政治史で、ベスト5の「政治家」といえるのは、
    1)吉田茂、2)岸信介、3)佐藤栄作、4)中曾根康弘、5)石原慎太郎

    一方、国益より私益を優先したワースト5の「政治屋」といえば、
    1)三木武夫、2)小沢一郎、3)田中角栄、4)加藤紘一、5)河野洋平

    「著者はリベラルが嫌いなだけだろう」と感じる向きもあるかもしれませんが、そうではありません。
    自民党内のリベラルな人は、いささか無節操で、新聞世論に迎合するだけのタイプの政治家が多かった。それに比べて、同じリベラルでも野党にいる人はちょっと違うタイプの政治家もいました。本書の一章「憎めない政治家たち」に登場するのは、不破哲三、上田耕一郎、大出俊といった、反自衛隊反警察の共産党、社会党左派の論客たち。国会答弁でも、何度もやりあった「天敵の仲」ですが、こういう人たちは思想信条が首尾一貫しており、論敵ではあったけれども、どこかで心が通じ合うものを感じていたとのこと。

    こうした佐々節がさえるユニークな政治家論。
  • こまめに心を小掃除しよう!
    多忙な日々を送る女性に、簡単にできる整理法を提案。心の澱は気づかない内にたまってしまうもの。気持ちよく生きる為のヒント満載!

    *頭が疲れているのに眠れないとき
    *同じ事実も伝え方しだい
    *言葉にして自分をほめる
    *言いにくいことほど早く返事を
    *苦手な人から逃げていい
    *玄関で「出入り」を管理
    *「それどころではない」ときにこそ
    ...etc. 毎日を少しでも気持ちよく過ごすためのヒント集
  • 「役立つ。そして稼げる」知識と教養が身につく特別講義!

    同志社大学神学部の後輩へ向けての20時間におよぶ集中講義を完全収録。
    「やや刺激的かつ俗物的にいえば、年収1000万円を稼げる大人になるための知力を身につけるための授業です。
     したがってこの講義では、そうしたことを念頭に置きながら、就活、資格試験や外国語の勉強の仕方など、社会の実践の場で「役立つ。そして稼げる」知識と教養のあり方を、一緒に考えながら進めて生きたいと思います。」(本文より)

    ■おもな目次■

    <第1講>天国か地獄か
    型を身につけることは重要だ/自己愛を分析する武器としての神学/
    傷つきたくない自分という病/数学力が身を助ける/
    動機付け次第で暗記力はアップする  ほか

    <第2講>天使のように貪欲に
    カイロスとしての年号/資格試験予備校は教材が命/
    勉強のスケジュールにも締切を導入せよ/じつは難しくない司法試験/
    翻訳のあるものはすべて日本語でよい  ほか

    <第3章>悪魔のように勤勉に
    正しいウィキペディア活用術/パウロは「ポケモンGO」に何というのか/
    難しい語学には二重の要素がある/勉強の「踊り場」までは一気呵成に集中する/
    メモ起こしからノートづくりまで ほか

    <第4章>復活の日に向けて
    神童が伸び悩む理由とは/学生時代の三〇〇万円か、四十歳の一〇〇〇万円か/
    これが一五〇〇時間の勉強習慣のつけ方だ/遅刻は重大なペナルティ/
    「神学者」佐藤優はこうして生まれた  ほか
  • 人が人を裁くとは? 雫井ミステリーの最高傑作

    蒲田の老夫婦刺殺事件の容疑者の中に、時効事件の重要参考人・松倉の
    名前を見つけた最上検事は、今度こそ法の裁きを受けさせるべく松倉を追い込んでいく。

    最上に心酔する若手検事の沖野は厳しい尋問で松倉を締め上げるが、
    最上の強引なやり方に疑問を抱くようになる。

    正義のあり方を根本から問う、雫井ミステリー最高傑作!
  • 744(税込)
    著:
    千早茜
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    誰よりも理解しながら決して愛しあわない二人

    冷めた恋人、身勝手な愛人、誰よりも理解している男ともだち……
    29歳の女性のリアルな姿と彼女をとりまく男たちを描く直木賞候補作。

    29歳のイラストレーター神名葵は、
    関係の冷めた恋人・彰人と同棲をしながらも、
    身勝手な愛人・真司との逢瀬を重ねていた。

    仕事は順調だが、ほんとうに描きたかったことを見失っているところに、
    大学の先輩だったハセオから電話がかかる。
    七年ぶりの彼との再会で、
    停滞していた神名の生活に変化が訪れる――。

    解説・村山由佳
  • 人が人を裁くとは? 雫井ミステリーの最高傑作

    23年前の時効事件の犯行は自供したが、
    老夫婦刺殺事件については頑として認めない松倉。

    検察側の判断が逮捕見送りに決しようとする寸前、
    新たな証拠が発見され松倉は逮捕された。

    しかし、どうしても松倉の犯行と確信できない沖野は、
    最上と袂を分かつ決意をする。

    慟哭のラストが胸を締めつける感動の巨編!

    解説・青木千恵
  • 703(税込)
    著:
    安東能明
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    夜間犯罪発生率日本一の歌舞伎町を抱える新宿署には、
    “夜の署長”と呼ばれる伝説の刑事がいた――。
    「随監」で日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞し、
    同作を含むシリーズで警察小説の旗手となった著者が、
    新宿署を舞台にさらに“熱い”刑事たちを描く。

    多くの通行人が行きかう中、歌舞伎町の路上で女性がホスト風の男たちに拉致された。
    緊急配備がかけられほどなく犯人は逮捕、女性も保護される。
    実はその女性はホストにはまり、それが夫にばれて家出をし、
    さらに店にツケをためていたためホストに追い込みをかけられていたのだ。

    事件の構図は単純なものと思われたが、
    “夜の署長”の異名を持つ刑事課強行犯第五係統括係長の下妻警部補はなぜか、
    3か月前に起きた歌舞伎町のラブホテルでのデリヘル嬢殺人事件の現場と資料をあたっていた。
    東大法学部卒でキャリアの新米警部補・野上は、
    拉致未遂事件を早々に終わらせようとする上層部に反し、
    下妻とともに3ヶ月前の事件との関連を洗いなおす。
    するとデリヘル嬢殺しと拉致未遂事件に思わぬ接点が……(「未練」)。
    ほか4編収録。

    警視庁捜査一課の刑事だった下妻が、なぜ忘れ去られたように異動することなく新宿署に居続けるのか。
    彼の過去には何があったのか。
    新米刑事の野上は、いくつかの事件を通じ、下妻の凄みを知ることになる――。

    解説・村上貴史
  • 江戸の盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられている、「鬼平」こと火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵の活躍を描く時代小説の金字塔。

    火付盗賊改方とは江戸の特別警察とでもいうべき組織。その長官を務める旗本の平蔵は、いまでこそ人あたりもよく笑顔を絶やさないが、若い頃は「本所の銕(てつ)」と呼ばれ、無頼の者からも恐れられた乱暴者だった。「悪を知らぬものが悪を取りしまれるか」と、人情の機微に通じた鬼平が悪を退治する。

    中村吉右衛門が鬼平を演じたテレビ版をはじめ、映画、舞台、マンガと様々な形で愛されてきたが、2017年に放映されたアニメ「鬼平 ONIHEI」も大きな話題に。
    2017年は「鬼平」が誕生して50周年。これを記念して全24巻を、ふりがなを増やして読みやすくなった決定版で順次、刊行。

    第6巻に収録されているのは以下の七作品。

    自腹をきって探偵の費用を捻出する鬼平と配下の苦衷が伝わる「礼金二百両」
    伊三次、粂八といった鬼平自慢の密偵がめざましい活躍をみせる「猫じゃらしの女」
    鬼平の部下で小野派一刀流の剣士、沢田小平次が、師の仇と対決する「剣客」
    女密偵おまさが、平蔵への思いと、昔の男との間で悩む「狐火」(「アニメ鬼平」第13話原作)
    病で伏せる平蔵の寝間から大事な煙管が消えた。老人の酔狂を描く「大川の隠居」(「アニメ鬼平」第8話原作)
    ふとしたことから火付盗賊改方の御用をつとめた絵師が悩んだわけが明らかになる「盗賊人相書」
    昔の過ちが二人の人生を大きく変えた。その顛末をつづった「のっそり医者」
  • 江戸の盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられている、「鬼平」こと火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵の活躍を描く時代小説の金字塔。

    火付盗賊改方とは江戸の特別警察とでもいうべき組織。その長官を務める旗本の平蔵は、いまでこそ人あたりもよく笑顔を絶やさないが、若い頃は「本所の銕(てつ)」と呼ばれ、無頼の者からも恐れられた乱暴者だった。「悪を知らぬものが悪を取りしまれるか」と、人情の機微に通じた鬼平が悪を退治する。

    中村吉右衛門が鬼平を演じたテレビ版をはじめ、映画、舞台、マンガと様々な形で愛されてきたが、2017年に放映されたアニメ「鬼平 ONIHEI」も大きな話題に。
    2017年は「鬼平」が誕生して50周年。これを記念して全24巻を、ふりがなを増やして読みやすくなった決定版で順次、刊行。

    第7巻に収録されているのは以下の七作品。

    かつては知られた盗賊の寂しい末路が描かれる「雨乞い庄右衛門」
    女あそびの好きな、平蔵の長男、辰蔵の助平心が事件につながる「隠居金七百両」
    女だまし専門の引きこみが狙った店の、隠された事情が明かされる「はさみ撃ち」
    ひとりばたらきの女賊おけいの手腕に驚かされる「掻掘のおけい」
    すさんだ生活を送っていた若き日の因縁が、火盗改メ長官となった平蔵と結びついた「泥鰌の和助始末」(「アニメ鬼平」第9、10話原作)
    役目を離れ、老武士の悲願を助ける平蔵。人生の哀歓を描き出す「寒月六間堀」
    かたくなに「盗人の掟三カ条」を守る男たちが意地をみせる「盗賊婚礼」

    解説:中島梓

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