『まちごとチャイナ、1円~、2019年9月11日以前』の電子書籍一覧
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魏の曹操、呉の孫権と渡りあった蜀の劉備玄徳、関羽や張飛といった勇将、天才軍師諸葛孔明らの繰り広げる『三国志』の物語は、多くの人を虜にしてきました。蜀の都がおかれた成都には、現在でも武侯祠や恵陵など、三国志ゆかりの地が残っています。また成都は日本でも親しまれている麻婆豆腐発祥の地。騾馬市に店を構える陳麻婆豆腐店はじめ、「麻」と「辣」、しびれる辛さの四川料理の本場としても知られます。2000年以上、四川の中心都市であった成都旧城の見どころを解説します。かんたんな図版、地図計19点収録。
【おまけ】まちごとチャイナ『四川省003成都旧城』とスマホアプリ上で連動して使えるPDF(日本語)の「成都地下鉄路線図」、「成都空港案内」の無料ダウンロードリンクつき。 -
波紋が広がるように、同心円状の街区をもつ成都。中心の成都旧城に隣接する周縁部は、かつての成都郊外にあたり、現在では市街部と一体化しています。そして成都最大の魅力のひとつである「パンダ研究基地」、文人に愛された「望江楼」や、杜甫ゆかりの「浣花渓」、周代にさかのぼる道教寺院「青羊宮」、皇帝陵墓の「永陵」というように、魅力的な景勝地が点在します。西部大開発の中心地でもある開発区もふくめ、成都周縁部の見どころを紹介します。かんたんな図版、地図計22点収録。
【おまけ】まちごとチャイナ『四川省004成都周縁部』とスマホアプリ上で連動して使えるPDF(日本語)の「成都地下鉄路線図」、「成都空港案内」の無料ダウンロードリンクつき。 -
重慶市西部に集中的に残り、世界遺産にも指定されている大足石刻。70年の月日をかけて彫られた宝頂山石刻、この地の節度使によって造営がはじまった北山石刻。大足では、シルクロードや華北で造像が見られなくなった唐末から五代、宋にかけて彫られた仏像が残り、いきいきとした造形、鮮やかな彩色をもつ石刻群は、中国後期仏教石刻の傑作にあげられます。大足五大石刻(宝頂山、北山、南山、石門山、石篆山)と、これら石刻への起点となる大足市街を紹介します。かんたんな図版、地図計13点収録。
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嘉陵江と長江の合流地点に開けた山城重慶。朝天門や湖広会館の立つ下半城と、解放碑、国泰芸術中心の立つ上半城ではその高低差が60mになり、棒棒と呼ばれる労働者が荷物を運ぶ姿はこの街の名物として知られていました。この棒棒たちに愛されて広まったのが、真っ赤なスープに薬味を入れて食べる「重慶火鍋」で、今では重慶の代名詞とも言える食べものとなっています。高層ビルが林立し、摩天楼を描く重慶市街を豊富な図版とともに案内します。かんたんな図版、地図計20点収録。
【おまけ】まちごとチャイナ『重慶002重慶市街』とスマホアプリ上で連動して使えるPDF(日本語)の「重慶地下鉄路線図」、「重慶空港案内」、ホテル&レストラン情報旅行ガイド「重慶STAY」の無料ダウンロードリンクつき。 -
嘉陵江北岸の「観音橋」、長江南岸の「南坪」、西郊外の「沙坪ハ」、南西の「楊家坪」。山城重慶を囲むように位置するこれら新市街は、近年めざましい発展を見せ、市街中心部の解放碑をあわせて重慶五大商圏と呼びます。また重慶の金融センター「江北嘴」、高鉄の発着する「重慶北駅」はじめ、重慶市域の拡大、郊外の都市化が進んでいます。これらの新商圏と明清時代の街並みが見られる「磁器口」、陪都時代に蒋介石の官邸がおかれた「黄山」など、重慶郊外と開発区の見どころを紹介します。かんたんな図版、地図計21点収録。
【おまけ】まちごとチャイナ『重慶005重慶郊外と開発区』とスマホアプリ上で連動して使えるPDF(日本語)の「重慶地下鉄路線図」、「重慶空港案内」、ホテル&レストラン情報旅行ガイド「重慶STAY」の無料ダウンロードリンクつき。 -
「山東省のいろは」をサクッと紹介【30分でわかる山東省】
ひとつの山とひとつの河がある省。泰山と黄河を擁する山東省は、黄河文明を象徴する地として春秋戦国時代から高い文化を誇っていました。孔子と儒教の故郷「曲阜」、中華屈指の聖山「泰山」、漢代から名前が知られる省都「済南」はじめ、沿岸部には美しいドイツ風の街並みが残る「青島」、山東半島北岸の港町「煙台」などが位置します。山東省とこの省の街の魅力を紹介します。かんたんな図版、地図計10点収録(山東省002~009と一部内容と地図が重複します)。
【おまけ】まちごとチャイナ『山東省001はじめての山東省』とスマホアプリ上で連動して使えるPDF(日本語)の「青島地下鉄路線図」、ホテル&レストラン情報旅行ガイド「青島旧市街STAY」「青島新市街STAY」「済南STAY」の無料ダウンロードリンクつき。 -
黄河がつくる平原地帯のなかで、ひときわ高くそびえる泰山。微動だにせずたたずむこの山は、「泰斗」や「泰山のごとし」といった言葉でも知られ、比類なきもののたとえとされます。中華全土を統一した秦の始皇帝は、紀元前219年、泰山に登って封禅を行ない、以後の中国皇帝も続いて、その地位は不動のものとなりました。麓の泰安から山頂へ続く6366段の石階段、8938mの距離の途上に点在するさまざまな寺廟や景勝地を紹介します。かんたんな図版、地図計18点収録。
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まちごとチャイナ『山東省007済南 ~黄河と泰山はざまの「山東省都」』
済南という地名は漢代に現れ、明清時代に山東省の省都となって、華北有数の繁栄を見せていました。街のいたるところに泉が湧くことから「泉城」とも呼ばれ、大明湖や千仏山といった景勝地でも知られています。明清時代の面影を残す「済南旧城」、近代、西欧との貿易のためにつくられた「商埠地」、東西郊外の「開発区」はじめ、拡大する省都済南の見どころを豊富な地図とともに紹介します。かんたんな図版、地図計28点収録。
【おまけ】まちごとチャイナ『山東省007済南』とスマホアプリ上で連動して使えるPDF(日本語)のホテル&レストラン情報旅行ガイド『済南STAY』の無料ダウンロードURLつき。 -
まちごとチャイナ『山東省005煙台 ~ブドウ酒と「海市蜃楼」求めて』。
1861年、山東省ではじめて開港された煙台は、西欧人から「芝罘(チーフー)」と親しまれ、当時の近代建築が埠頭に残っています。渤海沿岸のこの地域は、古くは秦の始皇帝が三度訪れて刻石を残し、その後、煙台北西65kmの蓬莱(登州)が中心地となり、607年、遣隋使の小野妹子も上陸しています。山東省第2の港町の「煙台」、蜃気楼の名所としても知られる「蓬莱」、日清戦争の舞台となった「威海」をあわせて紹介します。かんたんな図版、地図計20点収録。 -
まちごとチャイナ『山東省009曲阜 ~儒教の聖地「孔子故里」』。
今から2500年前、孔子が儒教の教えを説いた山東省の古都曲阜。街の中心には、孔子をまつる「孔廟」、孔子の子孫が暮らした「孔府」が残り、また北郊外には孔子の墓の「孔林」が位置します。これらは「三孔(曲阜の孔廟、孔林、孔府)」として世界遺産に登録され、ほかにも顔回や孟子といった儒教ゆかりの見どころが、曲阜やその郊外に点在しています。儒教に彩られた曲阜の街を、豊富な図版とともに案内します。かんたんな図版、地図計22点収録。 -
まちごとチャイナ『山東省004青島郊外と開発区 ~海岸線にそって「美しい青島」』。
20世紀末から開発が進められた新市街の「香港中路」は、今では青島の政治、経済の中心地となっています。また青島東郊外に位置する「ロウ山」は道教発祥地にもあげられ、風光明媚な景勝地が点在します。青島ビール祭りの行なわれる「石老人」、韓国人も多く暮らす「李村」、膠州湾口の対岸に位置する「開発区」など、青島郊外の街や見どころを紹介します。かんたんな図版、地図計19点収録。
【おまけ】まちごとチャイナ『山東省004青島郊外と開発区』とスマホアプリ上で連動して使えるPDF(日本語)の「青島地下鉄路線図」、ホテル&レストラン情報旅行ガイド「青島新市街STAY」の無料ダウンロードリンクつき。 -
まちごとチャイナ『山東省002はじめての青島 ~「異国情緒」あふれる黄海のほとりで』。
「青島のいろは」をサクッと紹介【30分でわかる青島】
ドイツ風の赤屋根建築、教会がならび、美しいビーチと樹木に包まれた青島。本場ドイツ仕込みの青島ビールが街のいたるところで飲め、黄海で育まれた豊かな海鮮料理も味わえます。旧ドイツ租界のあった「広西路」、里院と呼ばれる建物を残す「大鮑島」、20世紀初頭の別荘地「八大関」、新市街の「香港中路」、青島の郊外の景勝地「ロウ山」など、青島の見どころを案内します。かんたんな図版、地図計11点収録(山東省003~004と一部内容と図版、地図が重複します)。
【おまけ】まちごとチャイナ『山東省002はじめての青島』とスマホアプリ上で連動して使えるPDF(日本語)の「青島地下鉄路線図」、ホテル&レストラン情報旅行ガイド「青島旧市街STAY」「青島新市街STAY」の無料ダウンロードリンクつき。 -
まちごとチャイナ『山東省003青島市街~「ドイツ発」ビールと赤屋根と』。
赤いとんがり屋根、青い海、街をおおう緑。1898年からドイツの植民都市として建設された青島では、中国にありながらヨーロッパ(ドイツ)を感じられる美しい街並みが見られます。ドイツ風建築が残る「広西路」、青島黎明期からの民居里院が続く「大鮑島」、蒋介石と宋美齢らが過ごした別荘地の「八大関」、世界的ブランドの「青島ビール博物館」など、青島市街部を豊富な地図とともに紹介します。かんたんな図版、地図計22点収録。
【おまけ】まちごとチャイナ『山東省003青島』とスマホアプリ上で連動して使えるPDF(日本語)の「青島地下鉄路線図」、ホテル&レストラン情報旅行ガイド「青島旧市街STAY」の無料ダウンロードリンクつき。 -
まちごとチャイナ『山東省006臨シ ~栄華きわめた春秋戦国「斉の都」』。
紀元前11世紀、周建国最大の功労者であった太公望が封じられた臨シ。以来、斉の都となり春秋五覇のひとり桓公を輩出し、戦国時代(紀元前4世紀)には「臨シ城は戸数七万、町は富み栄えた」と伝えられます。また儒家、道家、墨家、法家などの諸子百家が集まり、各々が自由な思想を唱えた「稷下の学」も知られています。点在する春秋戦国、秦漢時代の遺構、新興工業都市としての臨シも案内します。かんたんな図版、地図計15点収録。 -
まちごとチャイナ『江蘇省012徐州 ~項羽と劉邦「兵家必争」の地』
江蘇省、山東省、河南省、安徽省の省境が入り組む蘇北の大都市徐州。中国有数の歴史をもつ街にして、徐州をめぐって紀元前の『項羽と劉邦』に登場する英雄たちが戦いを繰り広げました。また戦前の日本でベストセラーになった火野葦平『麦と兵隊』は、徐州会戦をテーマとしたことも知られます。「戯馬台」や「戸部山古民居」「五省通衢」「雲龍山」「雲龍湖」といった徐州の見どころ、この街を都とした項羽などの人物の魅力をあわせて紹介します。かんたんな図版、地図計17点収録。
【おまけ】まちごとチャイナ『江蘇省012徐州』とスマホアプリ上で連動して使えるPDF(日本語)のホテル&レストラン情報旅行ガイド『徐州STAY』の無料ダウンロードリンクつき。 -
故宮から南西に位置する旧宣武区は、清代庶民による都市文化が華やいだ街として知られます。文人の集った瑠璃廠や商店がならぶ大柵欄といった街並みが見られ、そこでは今でも北京人でにぎわっています。また仏塔である天寧寺塔、道教寺院の白雲観、またイスラム教徒が暮らす牛街など多彩な北京の顔が見られるこの地域を写真とともに紹介します。かんたんな図版、地図計16点収録。
【おまけ】まちごとチャイナとスマホアプリ上で連動して使えるPDF(日本語)の「北京空港案内」「北京地下鉄路線図」の無料ダウンロードリンクつき。 -
中国4000年の歴史を今に伝える万里の長城。北京北西部に位置する八達嶺長城は明代に建設され、その美しい姿を見せています。また八達嶺長城近くの昌平には明代の皇帝陵墓が残り、万里の長城ともども世界遺産に指定されています。万里の長城はなぜつくられ、どのようなドラマを見せてきたかという長城の歩みを、居庸関、慕田峪長城、金山嶺長城などとあわせて案内します。かんたんな図版、地図計27点収録。
【おまけ】まちごとチャイナとスマホアプリ上で連動して使えるPDF(日本語)の「北京空港案内」「北京地下鉄路線図」の無料ダウンロードリンクつき。 -
北京南西部に架かる盧溝橋は、美しいアーチのたたずまいを見せるほか、日中戦争はじまりの地としても知られます。またそこからさらに南西に進んだ周口店は今から50万年前の北京原人の化石が発掘された場所で世界遺産にも指定されています。古刹として知られる潭柘寺、500年前にタイムスリップしたかのような川底下村、また開発区の亦庄もあわせて案内します。かんたんな図版、地図計17点収録。
【おまけ】まちごとチャイナとスマホアプリ上で連動して使えるPDF(日本語)の「北京空港案内」「北京地下鉄路線図」の無料ダウンロードリンクつき。 -
ヴィクトリア・ハーバーに面して超高層ビル群がたち並ぶ香港島の北岸。アジア金融センター香港の心臓部である中環。そしてそこからピーク・トラムで登ったヴィクトリア・ピークからの眺めは世界でも有数の景観にたたえられます。灣仔、銅鑼灣、北角といった香港島北岸(東部)の街を案内します。かんたんな図版、地図計10点収録。
【おまけ】まちごとチャイナとスマホアプリ上で連動して使えるPDF(日本語)の「香港地下鉄路線図」「香港空港案内」「トラム路線図」「軽鉄路線図」の無料ダウンロードリンクつき。 -
北京の中央にたたずむ故宮。かつて紫禁城と呼ばれた故宮は、1420年から明清時代を通じて24人の皇帝が居城を構えたところで、中華4000年の粋がここにあると言っても過言ではありません。紅色の城壁に周囲を囲まれ、内部は龍のようにうねる黄色の瑠璃瓦が続く壮大な故宮をエリアごとにまとめ、またラスト・エンペラー愛新覚羅溥儀がどのような生活を送ったかも紹介します。かんたんな図版、地図計12点収録。
【おまけ】まちごとチャイナとスマホアプリ上で連動して使えるPDF(日本語)の「北京空港案内」「北京地下鉄路線図」の無料ダウンロードリンクつき。 -
華南最大の都市であり、この地方屈指の歴史を誇る広東省の省都広州。明代の1380年に完成した鎮海楼の立つ緑豊かな越秀山(越秀公園)の前方には、1911年の辛亥革命を指導した孫文をまつる中山紀念堂が堂々とした姿を見せています。唐代の627年創建のモスク懐聖寺、高さ57.6mの六榕寺花塔、古刹の光孝寺が街角に点在するなか、古い路地や革命家ゆかりの遺構も残っています。また広州古城の中心にあたり、「千年商都」と呼ばれる北京路には、2000年以上前の南越国宮署遺跡、超巨大な大仏寺、中国有数の大小馬站書院群、老舗店のならぶ歩行街が位置し、嶺南古都の魅力にあふれています。かんたんな図版、地図計30点収録。
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世界屈指の炭鉱都市として名高い撫順。この撫順は戦前から日本の満鉄によって開発されたという歴史があります。また撫順東郊外の新賓満族自治県には世界遺産にも指定されている関外三陵のひとつ永陵が位置します。満州族、満鉄、満州国などともに、撫順の街を紹介します。かんたんな図版、地図計13点収録。
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マカオ半島南西端に立つ媽閣廟は、マカオという名前の由来になった場所として知られます。マカオ・タワーをのぞむ西望洋山(ペンニャの丘)、世界遺産建築が集中する崗頂前地、古い時代のマカオの面影を残す福隆新街や十月初五日街を、マカオの街が形成されるまでの歩みとともに案内します。かんたんな図版、地図計8点収録。
【おまけ】まちごとチャイナとスマホアプリ上で連動して使えるPDF(日本語)の「マカオ空港案内」の無料ダウンロードリンクつき。 -
「江蘇省のいろは」をサクッと紹介【30分でわかる江蘇省】
上海に続く発展を見せている江蘇省。長江デルタに位置するこの地は、古くから江南文化を花開かせ、中国でもっとも豊かな場所と知られてきました。世界遺産の庭園が残る「蘇州」、遣唐使ゆかりの「揚州」、長江と運河の交わる「鎮江」、江南の帝都「南京」を案内します。かんたんな図版、地図計9点収録(グルメ情報などは掲載されていません。江蘇省002~011と一部内容と図版、地図が重複します)。
【おまけ】まちごとチャイナとスマホアプリ上で連動して使えるPDF(日本語)の「蘇州地下鉄路線図」「南京地下鉄路線図」の無料ダウンロードリンクつき。 -
故宮の東を南北に走る王府井。ここは20世紀初頭以来、北京随一の通りとしてにぎわってきました。また20世紀末以来、市街東部に中央商務区(CBD)が整備され、建国門や国貿界隈には高層ビルが林立しています。北京の新スポットとして知られる三里屯や798芸術区、CCTV、また北京近代の舞台となった東交民巷、東の郊外にあたる通州区をあわせて紹介します。かんたんな図版、地図計20点収録。
【おまけ】まちごとチャイナとスマホアプリ上で連動して使えるPDF(日本語)の「北京空港案内」「北京地下鉄路線図」の無料ダウンロードリンクつき。 -
「南朝四百八十寺、多少の楼台烟雨の中」(『江南春』)と晩唐の詩人杜牧が詠んだように、南京は仏教文化の咲き誇る南朝の都でした。郊外であったゆえに残ったという南朝陵墓の石獣や棲霞寺といった南朝ゆかりの景勝地、不幸な日中近代史の傷跡を伝える侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館、郊外に位置する数々の開発区。南京市街の南側と西側、郊外を案内します。かんたんな図版、地図計14点収録。
【おまけ】まちごとチャイナとスマホアプリ上で連動して使えるPDF(日本語)の「南京地下鉄路線図」の無料ダウンロードリンクつき。 -
首都北京をぐるりととり囲む河北省。清代は中央に懸かる直隷省と呼ばれ、北中国の政治や外交をになう直隷総督にひきいられた由緒正しい省として知られていました。20世紀以降の近代化とともに発展をとげた省都「石家荘」、清朝皇帝離宮(世界遺産)の残る「承徳」、始皇帝ゆかりの「秦皇島」、万里の長城が走る草原への最前線「張家口」など、河北省の多様な魅力を紹介します。かんたんな図版、地図計12点収録。
【おまけ】まちごとチャイナ『河北省001はじめての河北省』とスマホアプリ上で連動して使えるPDF(日本語)のホテル&レストラン情報旅行ガイド『石家荘STAY』『承徳STAY』『秦皇島STAY』『張家口STAY』の無料ダウンロードリンクつき。 -
街の北を「万里の長城(外長城)」が走り、モンゴル高原と中華世界の境「大境門」が立つ張家口。草原のシルクロードの拠点であったこの街の名は、モンゴル語「カルガン(張家口)」とともに遠くヨーロッパにも知られていました。戦前多くの日本人が進出した経緯もある張家口を、明清時代の街区を残す宣化、スノーリゾートの拠点として知られる崇礼県とともに案内します。かんたんな図版、地図計15点収録。
【おまけ】まちごとチャイナ『河北省005張家口』とスマホアプリ上で連動して使えるPDF(日本語)のホテル&レストラン情報旅行ガイド『張家口STAY』の無料ダウンロードリンクつき。 -
「潮州と汕頭のいろは」をサクッと紹介【20分でわかる潮州と汕頭】
広東語とは異なる潮州語が話されることから、陸の孤島とも考えられてきた潮州と汕頭。海鮮を中心とした潮州料理、宋代から東南アジアへ進出してきた華僑の開拓者精神、刺繍や伝統工芸でも知られています。古い街区を残す潮州と近代以降、潮州の外港として発展した汕頭の魅力を紹介します。かんたんな図版、地図計9点収録(広東省010~011と一部内容と図版、地図が重複します)。
【おまけ】まちごとチャイナ『広東省009はじめての潮汕』とスマホアプリ上で連動して使えるPDF(日本語)のホテル&レストラン情報旅行ガイド『潮州STAY』『汕頭STAY』の無料ダウンロードリンクつき。 -
市街から西の郊外にあたる西山の地には、古くから皇帝の離宮がおかれてきました。なかでも清朝末期に絶大な権力を誇った西太后が1年の大半を過ごした頤和園は、万寿山や昆明湖の地形にそって美しい楼閣が展開し、世界遺産にも指定されています。この頤和園のほか、円明園、香山公園と唐代より続く仏教寺院を紹介します。かんたんな図版、地図計15点収録。
【おまけ】まちごとチャイナとスマホアプリ上で連動して使えるPDF(日本語)の「北京空港案内」「北京地下鉄路線図」の無料ダウンロードリンクつき。 -
甬江を通じて東海に続く港町寧波は、中世から1000年に渡って日本の使節を受け入れる窓口となってきました。港を通じて伝来する異国の文化と交わるなか、寧波の学術文化は栄え、寧波商人は中国経済を左右するほどの力をもつようになりました。アジア最古の図書館「天一閣」、もうひとつの外灘「寧波老外灘」、寧波旧城の面影を残す「城隍廟」や「鼓楼」などを豊富な図版で紹介します(阿育王寺、天童寺は『浙江省008寧波郊外と開発区』の収録になります)。かんたんな図版、地図計12点収録。
【おまけ】まちごとチャイナとスマホアプリ上で連動して使えるPDF(日本語)の「寧波地下鉄路線図」の無料ダウンロードリンクつき。 -
「北京のいろは」をサクッと紹介【20分でわかる北京】
中国の首都北京。明清時代に皇帝が暮らした「故宮」、世界最大の建造物「万里の長城」など多くの世界遺産を抱え、路地には人々の生活が息づいています。一方で鳥の巣やCCTVをはじめとする巨大建築が姿を現し、朝夕の通勤時には猛烈な数の人々が行き交います。新旧が隣りあわせる北京の魅力を「28のポイント」にしぼって案内します。かんたんな図版、地図計20点収録(北京002~010と一部内容と図版、地図が重複します)。
【おまけ】まちごとチャイナとスマホアプリ上で連動して使えるPDF(日本語)の「北京空港案内」「北京地下鉄路線図」の無料ダウンロードリンクつき。 -
ニュータウンがおかれ、急速に開発が進む上海郊外の松江や嘉定。一方で、これらの街は19世紀以降に上海が発展する以前の明清時代から江南文化を花開かせた古都の性格ものぞかせます。上海からもっとも近い水郷七宝、自動車城として注目される安亭、また宝山製鉄所が位置する宝山もかんたんに紹介します。かんたんな図版、地図計13点収録。
【おまけ】まちごとチャイナとスマホアプリ上で連動して使えるPDF(日本語)の「上海地下鉄路線図」「上海浦東国際空港案内」「上海虹橋国際空港案内」「上海地下鉄歩き」の無料ダウンロードリンクつき。 -
フランスがつくった美しい街並みが残る淮海中路、またオフィスやショッピング・モールの集まる南京西路は上海の流行の中心地となっています。新天地や衡山路、虹橋など上海でもっとも注目されるエリア、また現代アートを発信する田子坊、紅坊国際文化芸術園区などを、上海伝統の集合住宅「里弄」、また租界時代、上流階級の暮らしぶりがあった庭つき邸宅とともに紹介します。かんたんな図版、地図計14点収録。
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台湾や福建省にも近い中国東南岸の汕頭。1860年に開港されてから急速に発展した港町で、内陸部の潮州と双子都市のような性格をもっています。1920~30年代に建てられた石づくりの欧風建築やこの地方独特の騎楼。多くの華僑を輩出し、改革開放にあたってはいち早く経済特区のおかれた汕頭の街を紹介します。かんたんな図版、地図計11点収録。
【おまけ】まちごとチャイナ『広東省011汕頭』とスマホアプリ上で連動して使えるPDF(日本語)のホテル&レストラン情報旅行ガイド『汕頭STAY』の無料ダウンロードリンクつき。 -
「遼寧省のいろは」をサクッと紹介【20分でわかる遼寧省】
日本からもっとも近い中国とも言える東北地方の遼寧省。遼東半島先端の大連や旅順、また清の古都瀋陽など魅力的な街が点在します。大連・旅順・瀋陽といった街と、遼寧省随一の歴史をもつ遼陽をかんたんに紹介します(グルメ情報などは掲載されていません。遼寧省002~009と一部内容と図版、地図が重複します)。かんたんな図版、地図計9点収録。
【おまけ】まちごとチャイナとスマホアプリ上で連動して使えるPDF(日本語)の「大連地下鉄路線図」「大連空港案内」「大連路面鉄道路線図」「瀋陽地下鉄路線図」「瀋陽空港案内」の無料ダウンロードリンクつき。 -
渤海湾にのぞむ浜海新区は、21世紀になって急速な経済成長を見せる中国のなかでも要注目エリアとして熱いまなざしがそそがれています。世界が注目する環境都市天津エコシティや、天津市街南部の天津文化中心など天津のいまを紹介します。かんたんな図版、地図計12点収録。
【おまけ】まちごとチャイナとスマホアプリ上で連動して使えるPDF(日本語)の「天津地下鉄路線図」「天津空港案内」の無料ダウンロードリンクつき。 -
珠江の対岸にそびえる高さ600mをほこる広州塔、そして広州西塔と東塔の描くトライアングルの摩天楼。広州大劇院、広東省博物館新館といったまばゆいばかりの現代建築群。1985年に開発のはじまった天河地区は、広州の新たな政治、経済、文化の中心地となっています。またこの天河と広州古城のあいだに広がる東山は、1911年の辛亥革命とともに華僑が帰国してつくられ、1920〜30年代の近代建築が残っています。伝統中軸線とは異なるもうひとつの広州、多様な広州の魅力を紹介します。かんたんな図版、地図計24点収録。
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清朝皇帝が夏を過ごした離宮の避暑山荘、ラサのポタラ宮やシガツェのタシルンポ寺など小チベット世界が再現された外八廟。世界遺産にも指定されているこれら承徳の景勝地は、清朝が最高の繁栄を迎えた17~18世紀の第4代康煕帝から第6代乾隆帝時代に90年の月日をかけて造営されました。そして清朝皇帝はこの地でモンゴルやチベットなど藩部の少数民族と謁見し、承徳は清朝の縮図とも言われてきました。避暑山荘と外八廟を中心に承徳の見どころを紹介します。かんたんな図版、地図計12点収録。
【おまけ】まちごとチャイナ『河北省004承徳』とスマホアプリ上で連動して使えるPDF(日本語)のホテル&レストラン情報旅行ガイド『承徳STAY』の無料ダウンロードリンクつき。 -
「重慶のいろは」をサクッと紹介【20分でわかる重慶】
上海から上流にさかぼること2500km。重慶は重工業の発達した内陸中国最大の都市として知られます。日中戦争時に蒋介石が都をおいた歴史、また開発区の両江新区にもふれ、はじめてこの街を訪れる人向けに、重慶の魅力を14のポイントにしぼって案内します。かんたんな図版、地図計7点収録(グルメ情報などは掲載されていません。重慶003と一部内容と図版、地図が重複します)。
【おまけ】まちごとチャイナとスマホアプリ上で連動して使えるPDF(日本語)の「重慶地下鉄路線図」「重慶空港案内」の無料ダウンロードリンクつき。 -
北京、西安、洛陽とともに中国四大古都のひとつにあげられる「南の都」南京。華やかな文化を咲き誇らせた六朝貴族、科挙合格を目指して貢院(試験場)に集まった文人、美しく着飾った妓女たち、南海へ繰り出した鄭和、「中国の革命の父」孫文といった人々が南京を舞台に活躍しました。艶やかで、多彩な魅力をもつこの南京旧城を案内します(明故宮・紫金山は江蘇省010、侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館は江蘇省011に収録)。かんたんな図版、地図計15点収録。
【おまけ】まちごとチャイナとスマホアプリ上で連動して使えるPDF(日本語)の「南京地下鉄路線図」の無料ダウンロードリンクつき。 -
中国四大仏教聖地のひとつ普陀山。858年、この観音菩薩の霊場を開山したのは、遣唐使として海を渡ったひとりの日本僧でした。多くの巡礼客が訪れる普済禅寺、法雨寺、慧済寺の三大寺院、美しい砂浜の広がる百歩沙や千歩沙、新たな普陀山のシンボルとなっている南海観音大仏など豊富な見どころが点在します。この仏教聖地の普陀山と、中国最大の漁場となっている舟山群島の島々をあわせて紹介します。かんたんな図版、地図計12点収録。
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中国四大都市「北上広深(北京、上海、広州、深セン)」のなかで、もっとも新しく、もっとも劇的に変化している都市が深センです。1978年、鄧小平の指導のもとではじまった改革開放路線で、香港に隣接する深センが経済特区に指定され、香港や台湾、日本、西側の資本が呼び込まれる「大いなる実験」がはじまりました。そして、ほとんどなにもなかった農村地帯から、わずか40年で、深センは世界的な都市へと成長をとげたのです。羅湖、福田、南山というように、それぞれの時代と場所の深センを追って、この街がどのように発展してきたかを紹介します。かんたんな図版、地図計22点収録。
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浙江省最大の人口を抱える温州は、中国各地に進出した商才をもつ温州商人を輩出した商業都市として知られます。一方で、日本の温州みかんの名称のもとになったほど柑橘栽培が盛んな土地で、街には1876年の開港後につくられた石づくりの建物も残っています。甌江のつくる豊かな山水から多くの文人に愛され、また浙江省南部の経済、文化中心地となっている温州を紹介します。かんたんな図版、地図計15点収録。
【おまけ】まちごとチャイナ『浙江省011温州』とスマホアプリ上で連動して使えるPDF(日本語)のホテル&レストラン情報旅行ガイド『温州STAY』の無料ダウンロードリンクつき。 -
「寧波のいろは」をサクッと紹介【20分でわかる寧波】
平清盛の日宋貿易、時代はくだって寧波の乱(1523年)を起こすことにもなった遣明使。海流の流れや東海に面した立地から、寧波は千年以上、日本と中国の使節・商人の往来する港町でした。唐代の821年に築かれた寧波旧城、郊外に残る阿育王寺や天童寺といった古刹、また長江デルタをけん引する開発区を紹介します。かんたんな図版、地図計8点収録(グルメ情報などは掲載されていません。浙江省007、008と一部内容と図版、地図が重複します)。
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マカオ半島東部にそびえる東望洋山。この丘陵の頂きからはマカオ市街をながめることができ、教会や灯台が立つ様子は南欧の風景を思わせます。またマカオ半島北部は道教寺院や地元のマカオ人が通う市場があり、人々の生活模様を感じられます。東望洋山はじめ、聖美基街區や三盞燈、望廈山などのエリアを紹介します。かんたんな図版、地図計8点収録。
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戦国七雄の一角、趙の都として知られた古都邯鄲。黄河と中原をのぞむこの地は、古くから商人の集まる十字路でもありました。当時、邯鄲を訪れていた呂不韋は「奇貨居くべし」と子楚の後見人になり、やがてこの街でエイ政(始皇帝)は生まれます。武霊王、廉頗、李牧らが活躍した古代都市、また能楽にもなった「邯鄲の夢」など、邯鄲の魅力を紹介します。かんたんな図版、地図計13点収録。
【おまけ】まちごとチャイナ『河北省007邯鄲』とスマホアプリ上で連動して使えるPDF(日本語)のホテル&レストラン情報旅行ガイド『邯鄲STAY』の無料ダウンロードリンクつき。 -
南宋(1127~1279年)の都として繁栄をきわめた杭州。南宋以後、「中国文化の中心は江南に遷った」と言われ、以来、杭州は江南文化の中心地となってきました。にぎわう河坊街、大逆流を起こす銭塘江、世界遺産の京杭大運河、そしてIT企業が集まる開発区や高層ビルの立つ銭江新城まで、「住在杭州(住むなら杭州)」と言われる街を紹介します。かんたんな図版、地図計19点収録。
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蘇州城外には、この地に南巡した皇帝が必ず訪れた「呉中第一の勝景」虎丘、また漢詩『楓橋夜泊』や『蘇州夜曲』で詠われた古刹寒山寺が位置します。一方で、蘇州旧城の東西にはふたつの開発区が設けられ、蘇州は躍進する長江デルタの経済中心地へと成長しています。蘇州郊外に残る豊かな自然や名勝を図版と写真をあわせて案内します。かんたんな図版、地図計12点収録。
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東莞という街の名前は、広州の「東」にあり、「莞」草(水草)の群生する場所を意味します。長いあいだ広州や増城、宝安(深セン)の周縁に過ぎなかったこの街が注目されるのは、20世紀末のこと。改革開放の流れを受けて急速に発展を見せた深センと広州のあいだに位置する立地が注目され、外資系企業が進出する「世界の工場」へと変貌をとげました。やがて製造業から金融、文化へと都市の性格も変わっていき、現在では香港、マカオをあわせた粤港澳大湾区の一角を構成しています。唐代以来、この地方の中心地として知られた「莞城」、アヘン問題に対して毅然と立ち向かった林則徐ゆかりの「虎門」を中心に東莞の魅力を紹介します。かんたんな図版、地図計25点収録。
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天津には近代、この街に租界(中国の法がおよばない半植民地)をおいた西欧諸国の建築が残り、美しいたたずまいを見せています。かつて「北京の四合院、天津の小洋楼」と呼ばれた五大道、また明代以来の伝統をもつ天津旧城など海河とともに歩んできた天津の中心部を紹介します。かんたんな図版、地図計13点収録。
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「マカオのいろは」をサクッと紹介【20分でわかるマカオ】
1999年に中国に返還されるまで、450年ものあいだマカオはポルトガルの統治を受けてきました。そのため、この街には美しい教会や南欧風の建築が続き、街全体が世界遺産のような趣きをしています。数ある見どころのなかからはじめてこの街を訪れる人向けのマカオ半島の23のポイントを案内します。かんたんな図版、地図計10点収録(グルメ情報などは掲載されていません。マカオ002~005と一部内容と図版、地図が重複します)。
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「瀋陽のいろは」をサクッと紹介【20分でわかる瀋陽】
瀋陽は東北最大の街にして、故宮、北陵(昭陵)、東陵(福陵)という3つの世界遺産を抱える古都でもあります。近世から近代へと激動の歩みをしてきた瀋陽。この街をはじめて訪れる人がおさえておきたいポイントを22にしぼって紹介します(グルメ情報などは掲載されていません。遼寧省007~009と一部内容と図版、地図が重複します)。かんたんな図版、地図計9点収録。
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東方明珠塔や上海環球金融中心はじめ、林立する超高層ビル群。黄浦江の東側に広がる上海浦東エリアは、1990年に開発がはじまり、今では世界中から企業が集まる中国屈指の金融センターとして知られます。未来都市にもたとえられ、中国の最先端を走る浦東新区を街の発展の道のりとともに案内します。かんたんな図版、地図計12点収録。
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豊かな自然に包まれ、南京を象徴する山として知られる紫金山。諸葛孔明が「龍がとぐろを巻く地」と語り、山の斜面を利用した「国父」孫文の中山陵、世界遺産の明孝陵が残っています。蒋介石による南京国民政府の政府機能がおかれた明故宮跡、中国最大の河港である南京港、壮大な橋梁の南京長江大橋など、紫金山、明故宮、玄武湖、中山北路、下関といった南京市街の東側と北側を案内します。かんたんな図版、地図計14点収録。
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美しい教会や南欧風の建築が立ちならぶマカオ。この街は1557年から1999年に中国に返還されるまで長いあいだ、ポルトガルの植民都市として歴史を積み重ねてきました。セナド広場はそのポルトガルの統治拠点とも言える場所で、美しいコロニアル建築が残っています。また東方でもっとも美しいと言われた聖ポール天主堂跡やマカオのキリスト教文化もあわせて紹介します。かんたんな図版、地図計9点収録。
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マカオ半島南東部は埋め立てられてできた新市街で、新口岸と呼ばれています。また近くにはリスボアをはじめとしたカジノがならび、この街のシンボルでもあるマカオ・タワーがそびえています。娯楽の街マカオを、マカオ料理やタイパ、コロアンといった島嶼部とともに紹介します。かんたんな図版、地図計14点収録。49P。
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北京市街の西に位置する北京動物園。中国を象徴する動物パンダの飼育で知られたこの動物園の周囲には、国家図書館や中国を代表する大学があることでも知られます。北京有数の繁華街西単、元代以来の伝統をもつ妙応寺白塔などの寺院、魯迅故居で見られるような古い胡同が残る西城区とともに、北京市街西部の街を案内します。かんたんな図版、地図計16点収録。
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黄浦江の岸辺の外灘(バンド)にならぶ欧風建築。これらは1920~40年代ごろ建てられたもので、当時、上海はイギリス、フランス、ロシア、日本など世界50か国の人々が集う「東アジアの魔都」として知られていました。外灘からまっすぐ西に伸び、流行の発信地となってきた南京東路、また19世紀に西欧の居留地「租界」ができる以前からの伝統をもつ旧上海県城(豫園などが残る)などオールド上海の魅力を紹介します。かんたんな図版、地図計15点収録。
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燕山山脈の南麓に位置する歴史ある県城の薊県。この街には中国最古級の木造建築である独楽寺が残り、また郊外には万里の長城のひとつである黄崖関長城が美しい姿を見せています。薊県の街と、この街から東に位置する清東陵(河北省)をあわせて紹介します。かんたんな図版、地図計9点収録。
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