『歴史、井川香四郎』の電子書籍一覧
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あの村を助けられるか――
逃げきろうとする悪人。
させぬと追う隠居たち。
老中も巻き込む仕掛け。
「自分は被害者」と言いつつ過去の悪行をほっかむり。嘘つき悪徳商人を追う、ご隠居と和馬の乾坤一擲、幕府を舞台に仕掛ける罠!
ご隠居・吉右衛門は、小田原藩の災害復興のため現地に。そこで、材木問屋「飛騨屋」の主・徳兵衛と出会う。なぜか憔悴した様子の徳兵衛は、身代をなくして故郷の掛川へ帰る途中だという。そのころ江戸では小普請組旗本・高山和馬が「飛騨屋」と付き合いのある材木問屋「川越屋」の相談に乗っていたのだが、何やらきな臭く……。騙し騙されの仕掛けが巡らされ、悪が暴かれる! -
はっけよい…残った!
金にうるさい興行師の本当の目的は何なのか。
元相撲取りの岡っ引き熊公は、同じ相撲取りだった男の悪行の証を見つけられるか。
相撲好きの和馬とご隠居は、興行師の真意を汲めるのか。
定町廻り同心古味覚三郎と岡っ引きの熊公は、長屋で興行師の龍紋寺半蔵の手下に出くわす。彼らは同じ長屋に住む竹三という図体の大きな子が目当てだった。熊公は昔、相撲取りだった頃、評判の悪かった半蔵を知っていて、竹三を連れ去ったのも胡散臭いと睨む。一方半蔵は金にうるさいとの悪評にもめげず勧進相撲興行のため奔走。相撲で金儲けを目論む半蔵との評判に和馬は?
和馬は遠山奉行と激突、シリーズ第11弾! -
身の丈たけを知る料理人と天下を目指す料理人。
幸せはどちらにある?
産婆で骨接ぎ医の千晶ちあきに、なぜか夫殺しを頼む内儀。
夫もまた千晶に妻殺しを…。
縺もつれた二人の糸をほぐす、吉右衛門きちえもんの幸せ狂言芝居!
江戸で名の知れた料理屋「まん福」で修行した二人の料理人が、同じ時期に暖簾を出した。一人は寅三とらぞうといい天下一の料理人を目指し高級料理屋「とら福」の主あるじに。もう一人は猪之吉いのきちといい味は確かだが身の丈たけの料理を出す「ぼたん家や」の主に。ある日、寅三の別れた女房との子甲吉こうきちが拐かどわかされ、なぜか身代金千両の要求が寅三のところに。複雑に縺もつれた糸をほぐす吉右衛門きちえもんの狂言とは? -
困っている人を放っておけない和馬とご隠居。
危うい夫婦を救えるか。
閻魔堂のお宝は本当だった。
黄金に輝く髑髏のなかには慶長小判がぎっしり!
見つけてしまった夫婦にはさまざまなわざわいが……。
元呉服問屋の娘お歌は、店が火事で焼けてからは、病がちな亭主を抱え、普請場で働く毎日。閻魔堂にお宝があると聞き付けたお歌は探しに出かけ、小判の入った黄金に輝く髑髏の壺を見つけてしまう。小判を持ち出した亭主が盗みの咎でつかまりそうになるが、小普請旗本高山和とご隠居の吉右衛門に助けられる。髑髏の壺に翻弄される夫婦を救う、和馬とご隠居! -
皆の心に花を咲かせる、何でもござれのご隠居、遂に和馬を見捨てる?
屋敷門前に赤子が置き去り。
母親を知る産婆の千晶と、和馬は二人で母親を追うが、見つけた女は違っていた。
母親はいったいどこに?
小普請組旗本高山和馬の屋敷門前に赤ん坊が置き去りにされていた。母親に心当たりがある深川診療所の産婆・千晶は、蕨宿で見たという飛脚の話から和馬との親探しに。川止めで志村宿に足止めされるが、そこには育てられぬ赤子を託す「赤ん坊地蔵」があった。話を頼りに二人が中山道を下っていくと、桜というその母親が見え隠れするのだが…。二人は母親を見つけられるか!? -
国替えを望む若き藩主、阻もうとする家老たち。
不思議ご隠居の秘策!
若侍が襲われるところに出くわした旗本高山和馬は、今わの際に封書を託される。
封書には何が書かれて…? 幕閣に物申すご隠居の出番。
小普請組旗本高山和馬は、若侍が滅多斬りされるのに出くわす。今わの際に「…岡島敬之進…伯父…秋元…但馬守に…」と封書を託され、奏者番但馬守下屋敷に遺体と封書を届ける。だが、殺された岡島も襲った侍らも同じ上野館林藩の者と分かる。封書にはいったい何が…。きな臭さが漂う館林藩だったが、国替えを望む若き藩主を救うため、幕閣に物申すご隠居吉右衛門の遠謀。 -
貧乏旗本和馬が切腹!?
幕閣の居並ぶお白洲 に、吉右衛門は間に合うか
若年寄城中警護役になった、小普請組旗本の高山和馬は、小藩大名と瓜二つだった…。
幕府転覆が囁かれるなか、間違われた和馬は評定所に。
「 如何なされました、和馬様…しっかりなさいませ」。そう言いながら吉右衛門 がバッサリと刀を振り下ろした──ところで目が覚めたのだが、その悪夢がいずれ正夢になろうとは…。若年寄永井摂津守の城中警固を頼まれた小普請組旗本高山和馬は己の知らぬ間に将軍をめぐる幕閣の暗闘に巻き込まれ、本当に切腹することに。果たして救いの神、吉右衛門は間に合うのか!? -
私にも別の生き方がある!?
千晶は診療所に住み込みで働く産婆と骨接ぎ師だが、自分だけがいない別世界に、ある日突然、迷い込んで……。
神出鬼没の超人隠居と正義漢の貧乏旗本はも皆の心に花を咲かせる
「いいんだよ、その爺さんは…強靭で武芸百般…ほっといても大丈夫」と町方同心からいわれる吉右衛門だったが、本当に腰を痛め診療所に担ぎ込まれる。そこに意識も朦朧とした老人が運ばれてくる。医師の竹下はその顔を見て、老人に助けられた遠い記憶を蘇らせる。貧乏旗本の高山和馬とスーパー居候の吉右衛門、二人のお節介虫が騒ぎはじめ、語らぬ老人の過去を探ると…。 -
スーパー爺さん捕縛!
ところが悪徳家老は、平身低頭。一体なぜ?
貧乏旗本と居候のご隠居が、売り言葉買い言葉の大喧嘩。
正義の幸せ伝道師二人は…。
旗本の所領で疫病が流行り、二人は房州へ向かうが……。
「とんだ貧乏神だった……暇を出す。出てけ」「拾ってやった野良犬くらいにしか……ありがたくお暇を頂きます」─何でもござれの居候スーパー爺さん吉右衛門は、貧乏人への「施しが命」の旗本高山和馬と大喧嘩。そんな折、和馬の知行地で疫病が流行り始める。吉右衛門も主人を追い房州に行くが、佐倉藩に因われてしまう。ところが、藩の家老はその顔を見て平身低頭! なぜ? -
人助けが生甲斐の旗本、居候のスーパー爺さん、実は巷で話題の義賊?
長屋に小判が投げ込まれ……母子が拾う印籠の家紋は?
若き旗本とご隠居の二人は、今日も巷で人助けに邁進。だが金のないのが玉に瑕?
おまえはほんに何者なのだ。ずっと正体がはっきりしておらぬが? 世話になる小普請旗本・高山和馬の問いにも飄々と答をはぐらかす「ご隠居」は剣でも何でもこなすスーパー爺さん。困った人を救うのを生甲斐にする和馬と二人、来るもの拒まず今日も人助けに精を出すが、金がないのが玉に瑕。折しも世間では義賊がもてはやされ……。 -
幸せ配達人の貧乏旗本、謎多きスーパー隠居と、悩める人の心に花を!
旗本和馬とご隠居の二人は、施しと共に濡れ衣も晴らす。
そんな和馬に“大名の姫”が、蔵にある全てを手に求婚!
一人舞い上がる和馬は……。
心に花が咲く! 新シリーズ第2弾
自らの扶持をつぎ込んでも、悩める人を放っておけない貧乏旗本の高山和馬、神出鬼没のなんでもござれのご隠居・吉右衛門の二人は、人知れず人助けに奔走し、殺しの下手人とされた人の濡れ衣をも晴らすのだった。ある日、“大名の姫”を名乗り、所蔵する書画骨董すべてを貧しい人にと持参金代わりに求婚する娘が現われ、和馬は一人舞い上がるのだったが……意外な事実が! -
掛け軸、名刀、古壺……古物にこもる情、魂、怨とは!? 上条綸太郎が難事件を心眼で捌く! 女が嬰児を噛み殺す百鬼夜行(ひゃっきやぎょう)図。この不気味な絵をどうしても譲って欲しいという女が咲花堂に現われた。折しも、大店(おおだな)の子が神隠しに遭う事件が続出するなか、絵師・鳥山石燕の妖怪画を飾ると子供が帰ってくるという噂が流布していた。いったいなぜ? 咲花堂の上条綸太郎は、芸者・桃路、幇間・玉八らと絵図に秘められた怨念の謎に立ち向かうが……(『百鬼の涙』)。 大好評の江戸人情事件帖、刀剣目利きシリーズ第3弾!
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摩訶不思議な怪事件が続発。綸太郎の眼力が見抜いたものは? 出会い頭に御内儀(おないぎ)ふうの女とぶつかり、咲花堂の番頭・峰吉は瀬戸黒(せとぐろ)の名器を割ってしまった。女から弁償にと受け取った百五十両から、峰吉は首を括ろうとする女を助け、新たな名器に出会ったりと奇妙なことが頻発する。だが、金の縁(えん)より、人の縁(えにし)。その不思議な因縁を上条綸太郎は見抜いていた……(『藁の器』)。骨董をめぐる珍事件の数々、名手が描く人気沸騰の刀剣目利きシリーズ、第6弾!
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人の心の真贋も見抜く! 刀剣鑑定師にして名うての剣士、江戸に参上! 馬喰町から上州の駆け込み寺に向かったはずの女が、神楽坂の三日月坂で息絶えた。死因はわからず、爪が割れるほど土を掴んだ女の両手が無念さを物語っていた……。京に本店を構える刀剣鑑定で著名な「咲花堂」。その江戸店(だな)を任された上条綸太郎(かみじょう・りんたろう)は女の死に疑念を抱くが……(『秘する花』)。文化文政の江戸を舞台に、刀剣や骨董を鑑定する綸太郎の鋭い眼力が人の心の真贋をも見極める、書下ろし傑作時代小説シリーズ第1弾!
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貧乏正義漢の無役旗本、居候のスーパー爺さん、皆の心に花を咲かせる。
可哀想な人を日々助けるが、自らは貧乏にあえぐ若旗本。
その屋敷に一人の老人が…。何にでも長けた「ご隠居」が、若殿を幸せの伝達師に!
心に花が咲く! 新シリーズ第1弾!
「世のため人のために働け」の家訓を命に、小普請組の若旗本・高山和馬は金でも何でも可哀想な人たちに分け与えるため、自身は貧しさにあえいでいた。ところが、ひょんなことから、見ず知らずの「ご隠居」を屋敷に連れ帰るが、料理や大工仕事はいうに及ばず、体術剣術、医学、何にでも長けていた。和馬はこの老人と暮らすうち、いつしか幸せの伝達師に! 「ご隠居」は何者? -
讃岐綾歌藩の若君・桃太郎の正体は、跡継ぎに恵まれなかったため、男として育てられた姫君である。時折「町娘の桃香」として、江戸の待ち歩きを楽しんでいる。
桃香の立場で交流のある、深川の薬種問屋若主人・善右衛門の婚礼に参列中、善右衛門が突然、火付盗賊改方に捕縛された。幕府禁制の朝鮮人参を不正に売買した咎という。彼は無実を訴えるが、厳しい拷問を受けているらしい。
桃太郎君と親しい岡っ引き・猿吉と家臣・城之内らの調べによると、将軍暗殺を企てる不穏な動きとかかわりがあるらしい。陰謀を未然に防ぐべく、桃太郎君は「部屋子」の姿で単身大奥に潜入するが……。
「夢一輪」「大奥繚乱」「路上の露」「こんぴら奉行」の四編を収録。「若君」がお転婆な町娘に変身して、江戸に巣食う巨悪に挑むシリーズ新章、待望のスタート! -
桃太郎が女岡っ引に!? 快刀乱麻を断つ捕物帳界の新ヒロイン誕生!大好評!もんなか紋三捕物帳シリーズ! 〈若君〉が町娘に姿を変えて江戸に巣食う鬼を成敗! 讃岐(さぬき)綾歌(あやうた)藩の若君・桃太郎、実は女である。役目の合間を縫って深川の呉服問屋のご隠居の姪っ子・桃(もも)香(か)に早変わり、十手持ちの紋三親分のもとで、事件に足を突っ込んでいる。仇討、島抜け、連続殺人……次々起こる事件の背後に隠れた鬼を成敗せんと、南町奉行・大岡越前や謎の老女〈花咲か婆さん〉も巻き込んでの大立ち回り!? 大好評痛快捕物帳。
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人はいつでも、生き直せる――。温かい人情が胸を打つ、書き下ろし時代小説!
伊勢神宮から江戸にやってきた若き神主・白川丹波は、油問屋『出羽屋』主人・寛左衛門の心の内を探ろうとする。強引な商売で出羽屋を江戸屈指の大店に育て上げ、神も仏も信じぬと言い切る嫌われ者。だが彼は、誘惑を断ち切ってくれることで有名な神社のお守りを、大切に持っていたのだ。そんな折、出羽屋に押し込みが入る。この事件、寛左衛門の隠された過去が関わっており――。切なさが胸に沁みる、人気シリーズ第2弾! -
一輪の花に賭けた男!
肥後熊本で御用商人の絹問屋に婿入りした善兵衛。売れ行きが落ち窮地の店を救うため、藩の御家人となる決意をする。やがて、将軍家斉の生母が重い病気になり、母が好きな菖蒲を江戸へ届けよと幕府からの通達が。善兵衛は、肥後の菖蒲を届けるため江戸への道中に出るが……表題作をはじめ、大坂の人形浄瑠璃師・植村文楽軒が同心に追われる夜鷹を匿う真意をめぐるミステリー仕立ての名品「ひとつぶの銀」など、真摯に生きる人々たちの人間模様を描く珠玉の時代小説集!
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