『ビジネス、501円~800円』の電子書籍一覧
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藤田和日郎が明かす新人漫画家養成術。
「うしおととら」「からくりサーカス」「月光条例」そして「双亡亭壊すべし」で少年漫画界を熱く走り続ける藤田和日郎。
その仕事場からは数多くの漫画家が巣立った。
今回、藤田和日郎のアシスタントになった架空の新人漫画家が、連載を勝ち取るまでを描く体裁で、藤田氏が自身の漫画創作術、新人漫画家の心構えやコミュニケーション術を語り下ろしました。
藤田和日郎の初代担当者も新人漫画家の担当編集者として登場。 -
「電脳のサムライたち」シリーズ、第4弾のテーマは、アニメと並ぶ、日本が世界に誇るゲームコンテンツ。創世記のアーケード・ゲームから、ファミコン、スーファミ、プレステ、X-BOXまで、群雄割拠のゲーム業界で生み出された、数々の名作ゲームの創作秘話を、神クリエイターたちが証言!
登場するのは、チュンソフトの中村光一、ハドソンの中本伸一、コーエーの襟川陽一、「サクラ大戦」の広井王子、「スペースインベーダー」の西角友宏、ナムコの中村雅哉、「ゼビウス」の遠藤雅伸、「パックマン」の岩谷徹、エポック社の堀江正幸、「スーパーマリオ」「ゼルダの伝説」の宮本茂、任天堂の山内溥、ハドソンの工藤浩、SCEの丸山茂雄&久夛良木健、スクエアの坂口博信、スクエアの鈴木尚、エネミーゼロの飯野賢治、セガの入交昭一郎……など(すべて敬称略)。
2000年7月に青春出版社から出版された『ゲーム大国ニッポン神々の興亡――2兆円市場の未来を拓いた男たち』を改題して電子化したものです。 -
創業(1981年9月)から東証一部上場(1998年1月)までのソフトバンクの驚異的な急成長の軌跡を、孫社長自身に2年近く取材をしてまとめたノンフィクション作品『孫正義 インターネット財閥経営』(実業之日本社刊)の電子版。
“300年続くインターネット財閥”を目指すと宣言したソフトバンク新30年ビジョン発表(2009年6月発表)は、果たして達成されるのか――。
・人生には限られた時間しかない
・孫のナンバーワン戦略
・病に倒れた孫を襲う内憂外患
・時代の寵児とならしめた孫の二乗の兵法
・孫正義と西和彦 宿命のライバル
・ソフトバンクに挑み、敗れていった徒花たち
・市場を席巻したDOS――などを収録。 -
いつの間にか、いつでも、どこでもインターネットにつながっていることが当たり前の時代になった。そんな時代を切り開き、作り上げた男たちのノンフィクション・ストーリー『電網創世記』(実業之日本社刊)を電子化。
日本のインターネットの父といわれ、“インターネット・サムライ”のニックネームを持つ村井純(慶應義塾大学環境情報学部長・WIDEプロジェクト・ファウンダー)とその仲間たちを中心に、日本のインターネット創世記が丹念に描かれる。
・ARPANET/冷戦の陰で誕生したコンピュータ・ネットワーク
・JUNET “インターネットの父”誕生
・INETクラブ/さしのべられた救いの手
・WIDEプロジェクト/官対民、ドン対若手の対立を乗り越えて
・IIJ/日本初の商用プロバイダ誕生までの長い道のり
・東京インターネット/IIJ設立から2年でライバルが登場
・パソコン通信/本格的ネット時代への助走
・ベッコアメ・インターネット/草の根BBSからプロバイダへ
・ワールド・ワイド・ウェブ/ホームページ、登場
・MOSAIC、ネットスケープ/ブラウザ戦争、勃発
・Yahoo!/ネットの“水先案内人”……などを収録。
(底本 2002年11月発売) -
“パソコンの天才”といわれたアスキーの西和彦と“パソコンの神童”といわれたソフトバンクの孫正義の二人を主役に据えたヒューマン・ドキュメンタリー!
ビル・ゲイツとの盟友関係を軸に、日本のパソコンビジネス黎明期を席巻した西和彦とアスキーの20年を俯瞰。『電脳のサムライたち 西和彦とその時代』(実業之日本社刊)として単行本化されたものを再電子化する。インテルが開発した8ビットのマイクロプロセッサ『8080』によってはじまるパソコンビジネス史――草創期からインターネット時代開幕直前まで――を記すノンフィクション。
・早稲田大学理工学部の学生だった西和彦らによるアスキー出版(のちのアスキー)の設立(1977年5月)から盟友ビル・ゲイツとの出会い、そして日本のパソコン市場を席巻したアスキーマイクロソフト時代
・西和彦が仕掛けたパソコンの統一規格『MSX』と、それに反発するソフトバンク孫正義の攻防、名機の誉れ高い『PC-100』の開発秘話、『PC-100』にバンドルされたワープロソフト『JS-WORD』とジャストシステム『一太郎』の知られざる関係
・西和彦と盟友ビル・ゲイツの決別から、西のアスキー社長就任、アスキーの店頭公開によるジャパニーズドリームの実現
・創業以来続いていたアスキーのトロイカ体制の崩壊、債務急増とリストラ、20年にわたって日本のパソコンビジネスをリードしてきた西の思い――などを収録。
(底本 1997年12月発売) -
14人のフリーランスの生き方から稼ぎ方・生き抜く術を学ぶ!
世の中にはたくさん非会社員として働く人たちがいて、それぞれ独自の方法でがんばっている。
「そういう人の話を聞きたいな」と思ってはじめた連載が『非会社員の稼ぎ方』だ。
“稼ぎ方”とタイトルにあるけれど、実際には「その人がこれまで歩んできた人生の道のり」を伺っている割合が大きい。
「現在、具体的にどのような手段で稼いでいるのか」というのも聞いていて面白いが、実は数年で変わったりする。流行りすたりもあるし、法律が変わったり、テクノロジーが進化することもある。コロナ禍以降は、さまざまな仕事のありようが変わった。
つまり枝葉末節の部分だと思う。
だが「その人が歩んできた人生の道のり」は太い幹の部分だ。時間が経っても土台部分は変わらない。
その土台の話を聞くことで、その人の本質的な『生き方=稼ぎ方』を知ることができるのではないか? と僕は思っている。
本書は、東洋経済オンラインで人気連載中の『非会社員の稼ぎ方』から、本書のテーマに沿って、記事を抜粋し、一部修正と加筆を加えてまとめたものです。特に、エピソードのあとにある「成功の心得」を新たに加え、フリーランスの方やフリーランスを目指している方に向けて、わかりやすく解説しています。
選りすぐりの14人の生き方から、「安定をかなぐり捨てた世界を生き抜く」フリーランス成功術を学びとっていただきたい。 -
スティーブ・ジョブズ、イチロー、宮崎駿、レディーガガ、マドンナ、
北野武、マイケルジョーダン、甲本ヒロト、ホセ・ムヒカ、
ロッキー・バルボアらが贈る魂のメッセージ
夢の実現、反戦、追悼、引退、非差別、人権。
・目標が定まらないとき
・岐路に立たされたとき
・私生活や仕事で躓いたとき
ここで取り上げた言葉はあなたに
何かしらの指針を与えてくれるに違いない。
本書は、古今東西を問わず、
今の時代を生きる人々の心に響くスピーチ50本を収録。
チャールズ・チャップリンは映画「独裁者」の最後に訴えた。
『奴隷を作るために戦うな。自由のために戦え』
ウルグアイ元大統領のホセ・ムヒカは「地球サミット」でこう述べた。
『幸福こそが人類の最も重要な原料だ』
社会学者の上野千鶴子は東大入学式で厳しい祝辞を贈った。
『頑張っても、それが公正に報われない社会があなたたちを待っています』
■目次
●第1章 贈る言葉
・U2 願うことは簡単だ。じゃあ、何ができる?
・スティーブ・ジョブズ ハングリーであれ。愚か者であれ
・ジョージ・ソーンダーズ 人生最大の公開は、優しくなりきれなかったこと
・つんく あなたの代わりはいないんだ
・北野武 両陛下がご覧になった映画が、「アウトレイジ」ではないことを祈るばかりです
・豊田章男 自分だけのドーナツを見つけてください
・ミッシー・エリオット 皆さんは、あきらめるには遅すぎるところまで来てしまった
・レディー・ガガ 人に優しく
他
●第2章 反戦と被差別
・モーリス・ウィリアムソン 同性婚を認めても昨日と同じ日々が続くだけ
・菅原文太 仲居眞さん、弾はまだ一発残っとるがよ
・マララ・ユスフザイ なぜ戦車を作ることは簡単で、学校を建てることは難しいのか?
・森村誠一 戦争は最も残酷な形で女性を破壊します
・バラク・オバマ 思いをはせるため私は広島を訪れた
・メリル・ストリープ 無礼は無礼を招き、暴力は暴力を駆り立てる。さあ、やりたければやればいい
・サーロー節子 あきらめるな。光に向かって這っていけ
・アーノルド・シュワルツネッガー 全ては嘘から始まった
他
●第3章 幕引き
・野澤正平 社員は悪くありませんから!
・アントニオ猪木 この道を行けばどうなるものか
・ランディ・マケイン 子供時代に抱いた夢を実現するためには?
・イチロー 後悔などあろうはずがありません
他
●第4章 メッセージ
●第5章 追悼
■著者 鉄人社編集部
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) -
京都の個性派書店の青春記
2004年京都市左京区に開店。2015年にホホホ座へと発展してきたガケ書房。インパクトある外観と独自の品揃え、店内ライブなどで唯一無二の存在となり、全国の読者や作家、ミュージシャンに愛されてきた。筆談で過ごした子供時代、様々な仕事の体験、開業後の資金繰り、セレクトというモノの売り方への違和感などを本音で綴った青春記。 -
国産小麦100%を実現!奇跡のパン屋物語。
北海道十勝に店を構える小さなパン屋『満寿屋』。
一見普通の店に見えるが、実は業界でも不可能といわれた国産小麦100%使用を成功させ、そして年商10億円を売り上げる、奇跡のパン屋なのである。
水は大雪山の雪解け水を使い、小麦はもちろんバター、牛乳、砂糖、酵母、小豆まで地元産を使用。
安全、安心、そして究極の国産パンを造ろうとチャレンジを続けてきた世界でも希なパン屋3世代の熱いドラマを描く。
ベストセラー『サービスの達人』『イベリコ豚を買いに』著者が贈る、傑作ノンフィクション。
※この作品は単行本版として配信されていた『世界に一軒だけのパン屋』の文庫本版です。 -
世界的パンデミックのなか、東京五輪・パラリンピックが強行された。1年延期されたものの新型コロナの猛威は止まる所をしらず医療体制は逼迫。再延期や中止を求める声も高まるなかでの開催だった。しかし、政府が望む支持率のアップにはつながらず、国民軽視、あからさまな既得権益層の利益優先の姿勢が明らかになった。さらにこの華やかな祭典を動かしてきた巨大広告会社「電通」による、世論誘導やメディア支配も浮き彫りになった。本書はこの問題を長年追ってきた第一人者による東京オリンピック総括である。
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3年3カ月の徹底検証
2009年8月の総選挙でマニフェストを掲げて自民党を倒して誕生した民主党政権。子ども手当、高校無償化、介護保険制度の充実をはじめ、福祉、教育、子育て、雇用などの分野で多くの政策を実現した。その足跡は本当に失敗だったのか。原発事故対応は現在では評価されており、政治主導に向けた諸改革、福祉政策など多くは現在も引き継がれている。民主党政権の政策を検証しなおすとともに、その後の自民党政治も検証し、未完の日本改革をリベラル勢力復活に向けて掲げ直す。 -
劉備・曹操・諸葛孔明など、乱世に登場したリーダーに混乱期の勝ち残り方を学ぶ! 時代を先取りA級指南書、中国の古典に学ぶ乱世突破のヒント――中国の古典から、乱世突破のヒントを読む。日本をめぐる国際情勢は、「三国志」的である。この混乱期に、人はそれぞれの仕方で、能力を発揮しなければならない。乱世に登場したリーダーの2タイプ……生き残るのは「情」の劉備か、「感」の曹操か? そして名参謀・諸葛孔明の戦略とは? 現代にも通じる、それぞれのリ-ダ-シップの取り方を読み取り、時代を先取りするA級指南書。
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「定年」がなくなる…50代からどう働くか。
2021年4月、「70歳就業法」が施行され、いよいよ「70歳定年」が現実のものになろうとしている。今はまだ企業への“努力義務”だが、近い将来義務化され、雇用形態も多様化していくと予想される。「定年消滅」時代がやってくる。
それに合わせて懸念されているのが、年金の支給開始年齢の引き上げだ。支給開始が70歳になれば、それまで稼ぎ続けなくてはいけなくなる。「年金2000万円問題」では政府が慌てて火消しに走ったが、根本的な問題は何も解決していない。にもかかわらず、年金の支給開始が今よりも遅くなったら、「下流老人」や「老後破産」に追い込まれる人が続出する可能性も出てくる。
「もはや考え方を変えるしかない」――世界的経営コンサルタントは、死ぬまで「稼ぐ力」をつけるべきだと主張する。
〈そもそも何をもって「高齢者」という線引きをするのか? 老化の度合いは同年齢でも個人差が大きい。私は、年齢による差別は男女差別と同じくらいあってはならないものであり、「高齢者」とみなすかどうかは本人の資質や能力によって決めるべきだと考えている。〉
〈定年になっても、あるいはもし解雇されたとしても、別の会社で求められる人材にならねばならない。そういう余人をもって代えがたいスキルを、今の会社に勤めている間にリカレント教育で身につけ、磨いていけばよいのである。〉(「新書版まえがき」より抜粋・構成)
単行本『50代からの「稼ぐ力」』をアップデートして新書化。
人生の後半戦を、より前向きに生きるための考え方とスキルを伝授する。 -
マンションは買ったほうがいい?
いくらあれば一生安心して暮らせる?
親の介護にいくら必要?
ベストセラー『3000円投資生活』の著者がお金の疑問に即答!一生困らないマネーバイブル。 -
「オフィスのない世界」が突然やってきて、仕事と職場をめぐる常識は一変した。怠けよりも働きすぎに注意しよう。無駄な承認や手続きは根絶しよう、1日のリズムを作ろう……世界中に散らばる36人の社員を率いて数百万人ものユーザーに製品を届ける経営者コンビが贈る、リモートワークのバイブル。 解説/横石崇
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二〇一九年の「逃亡犯条例改正案」への反対デモは熾烈を極め、多くの負傷者を出し、その戦いの終わりは未だに見えない。香港がこのような事態になったのは、どうしてなのか? 中国大陸の同化政策は、人びとにどのような影響を与えたのか? 本書は、香港人としての実感と研究者としての分析で、現在に至る香港の変遷を考察する。また『ドラえもん』『進撃の巨人』と香港政治運動の意外なつながり、大日本帝国の記憶など、香港における「日本」の表象を詳細に分析する。香港出身の気鋭の若手研究者による、日本人のための香港入門。
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独自性のある新刊書店として注目され続けるTitle。物件探し、店舗デザイン、カフェのメニュー、イベント、ウェブ、そして「棚づくり」の実際。事業計画書から、開店後の結果まですべて掲載。個人経営の書店が存続していくための工夫とは。リブロ池袋本店マネージャー時代から、現在まで。文庫化にあたり、開業から現在までを書き下ろした新章「その後のTitle」を増補。
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言わずと知れたAV界の帝王・村西とおる。彼が英語の百科事典のセールスマン時代に習得、全国1位の営業成績を上げるに至った技術が、応酬話法である。その後、テレビゲームのリース業、さらにAVの世界での成功の武器となったのも、この応酬話法。やがて負債総額50億円という倒産の憂き目に遭い、過酷な取り立てで、命の危険にさらされることもあったが、応酬話法によって危機を脱出、やがて完済。本書では、この秘伝とも言うべき禁断の説得術を、ふんだんな具体例と共に開陳!
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イチロー、松井秀喜、松坂大輔ら多くの日本人選手が活躍するメジャーリーグは、過去一〇年余りで収入を四倍超にする急成長を実現し、昨今の経済危機下にあっても順調にビジネスを拡大している。なぜ、そんなことが可能なのか? そのカラクリを、初めて公表される内部資料などを含めて詳細に解説。また、全収入の五%がジャパンマネーという実態や、WBC開催の真の意図など、容赦ないグローバル戦略の全貌に迫る。メジャーリーグはいまや、単なる娯楽ではない。スマートかつ貪欲な「ビジネスエリート」が火花を散らす<戦場>なのである。過去10年で収入を4倍にし、昨今の経済危機下でも順調にビジネスを拡大するメジャーリーグ。その強欲で狡猾な経営戦略に迫る。本邦初公開の内部資料に基づく、興味津々のデータが満載。※この電子書籍は、集英社新書『メジャーリーグ なぜ「儲かる」』2015年3月11日発行の第2刷を底本としています。
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最初から楽しいことで金がもらえるか。自分の食いぶちプラスアルファを! 働くのに面白いわけがない――これは、住友海上が求人用に発行したパンフの文句だが、実は会社の中には、学校では教えないオモロイ事が山ほどある。それをいち早く嗅ぎ分けたとき、アナタは同期に差をつけているハズだ。さあ、この本を読んで少しだけカシコクなりません? 学生リクル-ト関係者必読のオモシロ情報源。経営者が求める新人像、人事課員の思考法、コネの効用、入社後の意識革命、配属の明暗、社員之墓のある企業、酒の飲み方など、知らねば蹴落されるキミのための本!
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ヤマト「宅急便の父」が胸に秘めていた思い。
2005年6月に亡くなったヤマト運輸元社長・小倉昌男。
「宅急便」の生みの親であり、ビジネス界不朽のロングセラー『小倉昌男 経営学』の著者として知られる名経営者は、現役引退後、私財46億円を投じて「ヤマト福祉財団」を創設、障害者福祉に晩年を捧げた。しかし、なぜ多額の私財を投じたのか、その理由は何も語られていなかった。取材を進めると、小倉は現役時代から「ある問題」で葛藤を抱え、それが福祉事業に乗り出した背景にあったことがわかってきた――。
著者は丹念な取材で、これまで全く描かれてこなかった伝説の経営者の人物像に迫った。驚きのラストまで、息をつかせない展開。
※本書は過去に単行本版として配信された『小倉昌男 祈りと経営~ヤマト「宅急便の父」が闘っていたもの~』の文庫版です。 -
欧州と中東の国連機関を渡り歩き、世界の難民保護に深く関わってきた著者は、シビアな競争社会でもあった二八年間のキャリアを通じ、自己の価値を高め、ポジションを上げながら、世界の公益に貢献するプロジェクトを実現させてきた。曰く、きわめて政治的な組織でもあった国連を生き抜く支えとなったのは、「世界で困っている人の役に立ちたい」という信念だった。本書は、世界に伍して<戦った>著者の仕事術と生き方論である。グローバル社会を生きるために必要な力、知恵とは何か。次代の日本人に有用な技術や視点を提供する。[国連パワーエリートの仕事と生き方の流儀]○人の役に立つために、まずは自分を知る○与えられた仕事を超える○最初の100日で成果を出す○上司を管理する○組織内の紛争からアイディアは生まれる○権力の行使を恐れないetc.
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私たちの人生を本当に豊かにするのは、「遠くのオリンピック」ではなく、「近くのチーム」である! 野球、サッカー、バスケット……スポーツの世界は一極集中から地方展開へ! かつては、「地元にプロスポーツチームがある」のは大都市圏に限られていた。ところが現在では、全国ほぼすべての都道府県に「地元を本拠地とするプロスポーツチーム」(野球、サッカー、バスケット、アイスホッケーなど)が存在する。この画期的な状況は、何を物語るのか。格差研究など、経済データに基づく社会分析の第一人者が、「中央集権から地方分権へ」という日本社会のキーワードに重ね合わせつつ、その意義を多方面から分析する。
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第二次安倍政権の発足以降、わかっているだけでも53件の統計手法が見直され、そのうち38件がGDPに影響を及ぼしている。賃金や消費などの基幹統計は、国民生活と密接に結びついたものである。手法の変更によりかさ上げされた数字では連続性がなく、もはや統計の意味をなさない。これは「統計破壊」と呼ぶべき異常事態である。この問題をいち早く追及し国会でも公述した著者が、公的データをもとに統計破壊の実態を暴く。
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ネオ半導体・電子部品・モーター・電子素材は新しい「産業のコメ」。日本企業の総合力が世界を変える! 世界のメガトレンドは、人口増加、高齢化、都市化。2030年には、2010年比で、食料は50%増、エネルギーは45%増、水使用は30%増となる。こうした状況を解決するには「IoT」が必要となり、その結果として生まれる360兆円の巨大市場で、日本企業が活躍する! IoT「4つの神器」、すなわちネオ半導体、電子部品、モーター、電子素材。その全ての技術と産業が揃っているのは日本だけ。日本電産、マブチモーター、村田製作所、ローム、京セラ、ソニー、東芝、富士電機、三菱電機、ディスコ、東京エレクトロンなど、また日本企業の時代がやって来た!
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世界の航空事情最前線
戦後、欧米主導の枠組みで発展してきた航空の世界は、国防上の必要による航空の制限が時代遅れとなり、航空技術の発展に伴って20世紀末には自由化へと向かうことになった。コードシェアやアライアンスの普及、LCCの登場、運賃の多様化で運航が柔軟になり、国々が地域として一体化し多国間での航空の自由化が目指されるようになっていくなか、世界の空が行きつく先には何が待っているのだろうか。航空の発展史をひもときつつ、エアラインの世界から地球の将来を展望する。 -
現役医師が明かす“不都合な真実”。
「あなたのツライ症状にすぐ効く、よく効く」――かぜや花粉症の市販薬のコマーシャルはよく目にするのに、医者が処方する薬のCMがないのはなぜか?
実はその問いこそが、「知ってはいけない薬のカラクリ」のヒントになる。
製薬会社は処方薬について、患者向けにCMを打つのではなく、医者向けのPRや説明会を繰り返す。処方薬を決めるのは患者ではなく、医者だからだ。
そしてそこから、医者と製薬会社の癒着関係が発生する。「2000円の接待弁当」「50万円の講演謝礼」など、患者に見えない場所で、多くの医者は製薬会社から金銭を受け取っているのだ。
本当に医者はあなたのためにその薬を選んでいるのか――これまでベールに包まれてきた「白い巨塔の金脈」を、現役の医師がすべてバラす。
副作用のある薬を飲む前に「薬のカラクリ」の一読を。
■内容
・製薬会社は「高級弁当」付き説明会をひらく
・衝撃論文「食事接待が処方を決める」
・薬の値段は適当に決められる
・製薬マネーは薬価の算定委員にも渡る
・医師の副収入は最高額で2900万円
・「処方しないぞ」と寄付金要求
・専門医資格は“資格ビジネス”になっている
ほか -
コピペやフェイク紛いの「エセ情報」が、インターネットやSNS、さらには新聞や日常会話にまで溢れている。安易な「わかりやすさ」を売りにするバラエティ番組は、事態をさらに悪化させている。私たちは、どうすればホンモノの「情報」や「知識」を得られるのか? ニュースの世界における「わかりやすさ」の開拓者が、行き過ぎた“要約”や、出所不明の“まとめ”に警鐘を鳴らし、真の情報探索術を伝授する。日本で最も「わかりやすい」解説者がその罠について論じた、池上流・情報処理術の決定版! 【目次】序章 「わかりやすさ」への疑問/第一章 その「わかりやすさ」、大丈夫ですか?/第二章 ネットの「真実」の向こう側/第三章 「知る力」を鍛える/第四章 「わかりやすさ」のその先へ
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通貨を通貨たらしめているものは何なのか? 国家の威信なのか、金(ゴールド)なのか、あるいは……。脆弱な通貨の「正体」を見極めないまま、世界各国は莫大な財政赤字を積み上げ、金融政策を行っている。通貨への信頼を損なうばかりの政策の、その行き詰まりの先に見えてくるのは自国優先の貿易戦争と恐慌。それを避けるための処方箋とは? 世界経済が危険水域に近づくなかの必読の書! 【目次】はじめに/第一章 バラと通貨はどう違う?/第二章 嘆きの通貨、ドルの行方/第三章 ユーロ その混乱の源/第四章 「仮想通貨」の仮装を暴く/第五章 幻の通貨 バンコールが夢見たもの/第六章 人民元は誰のための通貨?/第七章 SDRのフワフワ感/第八章 隠れ基軸通貨 「円」の本当の姿/おわりに
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今ある仕事の47%が機械に取って代わられるというAI時代、人間には問題を発見し、解決策を自らの頭で考え、実践できる能力が必要となる。しかし、これまでの日本の暗記・教え込み教育では、このような力は身につかない。子どものうちから考える力を養い、根気よくものごとに取り組む姿勢を育まなければならないのだ。そこで注目なのが、近年話題のモンテッソーリをはじめ、さまざまな教育理論を研究し、「考える力を伸ばす幼児教育」を45年にわたって実践してきた「こぐま会」の方法論だ。思考力とは何か? そのために何をすべきか? 子どもの成長理論と、保護者のかかわり方をわかりやすく紹介。 【目次】はじめに/第1章 日本の幼児教育の問題点/第2章 本当に必要な幼児教育とは何か/第3章 進化する幼児教育――「KUNOメソッド」/第4章 学力よりも意欲の時代へ――小学校受験も変化している/第5章 幼児教育が目指すゴール/おわりに
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いつか教養を身につけたい。事業に成功したい。そう願っていても、「準備ができてから」と、万事を先延ばしにしていると人生はすぐに終りが来てしまう。では、どうしたらいいのか? 学問でもビジネスでも、パフォーマンスを上げるために完全な準備が整うのを待つのではなく、むしろ未経験の分野への挑戦は見切り発車で始めるからこそ力がつくのだ、と著者は説く。自己利益と自己愛を冷静に見つめ、欲望から道徳を創るための「進みながら強くなる」方法を公開。 【目次】はじめに/第一章 死ぬまで上昇カーブで力をつける/第二章 正しく考える方法/第三章 日本人の道徳意識が意味するもの/第四章 日本人に必要な新しい道徳とは何か?/第五章 幸福のカギを握るシンプルな原理
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まだいける、やれる!
地方分権の声も虚しく現在の日本は東京ひとり勝ちである。人口データを見ても経済力を見ても、明らかなこの状況、しかしこのままでは行き着く先は共倒れしかない。市町村合併といった具体策も実行されたが、むしろその副作用が露呈した。少子高齢化と長期低迷の時代、地方は衰退するしかないのか? 公共政策に精通する研究者が、全国各都市の栄枯盛衰を人口・産業・競争関係などから俯瞰し、さらに道州制や首都機能移転など、これまでの議論を整理。一風変わった視点から暗い将来像を振り払い、地方が生き残る条件を再検討する。 -
首都圏の住み慣れた自宅を引き払い、これまでの生活をリセットして東京近郊の高原へと移住した著者は、それをきっかけに、今までとは違った眼差しで世界や同時代を眺めるようになった。慣れない土いじりや野菜作りに精を出していると、悲喜こもごもの思い出が、やさしい風や、やわらかな雨のように心を撫でていく。今は亡き、母、父、息子、叔父、先生、友達。今なら言える。すべての愛すべき人たちの思い出こそが私の故郷であり、私の先生だったのだと――。初めての「田舎暮らしエッセイ」という器に載せて、これまでになく素直な気持ちで来し方行く末を存分に綴った、姜尚中流の“林住記”。累計130万部の、『悩む力』シリーズ第3弾。 【目次】まえがき/序章 「山」に棲もう/第一章 空を見上げれば、いつでも/第二章 人は、歩く食道である/第三章 花の色/第四章 我々は猫である/終章 故郷について/あとがき
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待機児童ゼロ、結婚した女性の離職率の低さ、 貧困の少なさ、公教育の水準の高さ……日本型「北欧社会」が保守王国で生まれていた! 富山県は県民総生産が全国31位の小さな自治体だが、一人当たりの所得では6位、勤労者世帯の実収入では4位に浮上する。背景にあるのは、ワークシェアリング的な雇用環境と女性が働きやすい仕組みだ。さらに、公教育への高い信頼、独居老人の少なさなど、まるでリベラルの理想が実現しているかのようだ。しかし、北陸は個人よりも共同体の秩序を重視する保守的な土地柄とされる。富山も例外ではない。つまり、保守王国の中から「日本的な北欧型社会」に向けた大きなうねりが起きているのだ。10年間にわたって富山でのフィールドワークを続けてきた財政学者が問う、左右の思想を架橋する一冊。 【目次】はじめに/序章 保守と革新、右と左を超えていくために/第一章 富山の「ゆたかさ」はどこから来るのか/第二章 どのように富山県の「ゆたかさ」は形づくられたのか?/第三章 家族のように支え合い、地域で学び、生きていく/第四章 危機を乗り越えるために「富山らしさ」を考える/終章 富山から透視する「歴史を動かす地域の力」/おわりに/参考文献
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第二次安倍政権発足直後から論議が始まり、2018年6月に国会で関連法が成立した「働き方改革」。その流れをつぶさに取材してきた著者が、この間の経緯と問題点をまとめるとともに、「誰が、何のために『改革』を言い出したのか」を明らかにする。なぜ、労働問題を所管する厚労省ではなく、経営者サイドに立つ経産省主導で進んできたのか。問題の多い「高プロ」にこだわる理由は何か。副業やクラウドワークを推奨し、雇用システムを流動化させようとする狙いとは? 「働き方改革」という耳当たりのいいフレーズの「実像」をコンパクトに理解できる一冊! 【目次】はじめに/プロローグ 裁量労働制をめぐる欺瞞/第一章 高度プロフェッショナル制度の罠/第二章 働き方改革の実相/第三章 日本的雇用の真の問題は何か/第四章 雇用制度を変えるべきか/第五章 海外事例から学ぶ/第六章 これからの働き方のヒント/エピローグ 幸せを基準とする働き方へ/おわりに/主な参考文献
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「東北のハワイ」をコンセプトにする福島県いわき市「スパリゾートハワイアンズ」は、年間利用客150万人の人気施設として順調な経営を続けていたが、東日本大震災の影響で2011年度の利用客は37万人に激減。しかし、震災翌年度に140万人に回復し、2013年度は150万人を超えた。東北の「復興」が途上の中、なぜ短期間でV字回復を達成したのか? 緻密な取材でその秘密を解き明かすとともに、創業時にまで遡って逞しい企業風土の遺伝子を掘り起こす。 【目次】はじめに/常磐ハワイアンセンター・スパリゾートハワイアンズの入場者数推移/第一章 三・一一からのV字回復/第二章 創業者の経営哲学/第三章 追い風と逆風/第四章 東北復興の未来戦略/第五章 「生き延びる企業」とは?/終章 「進化した一山一家」を目指して/おわりに
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