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『なぜか笑介(しょうすけ) 13』の電子書籍一覧

1 ~12件目/全12件

  • ▼第1話/発令▼第2話/新係長▼第3話/初出社▼第4話/先輩OL▼第5話/適材▼第6話/ドラフト▼第7話/ダブルデート▼第8話/幹事▼第9話/信頼▼第10話/フレッシュマン▼第11話/信用▼第12話/ラッキー・ボーイ●登場人物/大原笑介(五井物産・食品事業部食品3課社員)、森川(五井物産・食品事業部次長)、高山時也(五井物産・食品事業部食品3課課長代理)、泉今日子(五井物産・人事部社員)、長谷伸子(五井物産・経理部社員)●あらすじ/頃は3月。人事異動の季節になり、管理職員たちは昇進の知らせを待ち望んでいる。食品事業部内でも同じこと。矢沢食1課長と森川食3課長の次長のイス狙いレースは、結局森川課長に軍配があがった。そこへ大橋食品部長兼取締役から、食3にひとり新顔がくるとの通達があった。自分が課長昇進だと思っている高山だが、食3課員たちは新課長の噂を始める。辞令の日、いつになくそわそわしている高山。だが結局人事部からは連絡がない。がっかりして帰宅する高山を、妻は「あなたしかできない仕事をしてください」と励ます。ある日、室町食品の担当・笑介は、学校が春休みなのに気づかず、給食用に半生の焼きそば6万食分を発注してしまう。問題を解決するために、高山さんはある解決策を打ち出す…(第1話)。▼笑介は徹夜明けの朝、見慣れない訪問者を産業スパイと勘違いする。実はその人物こそが食3に赴任した、新係長・松岡だった。着任早々、食3担当の得意先回りを始める松岡。課員たちは、出先で新しい上司と会うことが少し迷惑の様子。その頃笑介は、大手スーパーへ納入する江戸食品のプライベートブランド製品の仕事を進めていた。そこで松岡に見積もりの相談をする笑介。すると笑介にとって最も重要な得意先である江戸食品の見積もりを、もう少し安くするようにという指示が。ほかの課員たちも同様で、松岡は今まで問題がなかった企画にもなにかと注文をつける。そこで課員たちはしばらく新係長の様子を見ようとするが…(第2話)。●その他の登場人物/大原部長兼取締役(第1話、第6話、第10話、第11話)、竹下室町食品取締役(第1話、第3話、第5話、第7話、第10話)、松岡新係長(第2話、第7話、第9話)、村田社長室長(第3話)、木下人事部長(第3話、第5話)
  • ▼第1話/イエスマン▼第2話/トレーニング▼第3話/社長交代▼第4話/決算▼第5話/不安▼第6話/アピール▼第7話/初体験▼第8話/一人前▼第9話/バッジ▼第10話/気分転換▼第11話/残務▼第12話/祝い事▼第13話/出張●登場人物/大原笑介(五井物産・食品事業部食品3課社員)、森川(五井物産・食品事業部次長)、高山時也(五井物産・食品事業部食品3課課長代理)、泉今日子(五井物産・人事部社員)、長谷伸子(五井物産・経理部社員)●あらすじ/上司の言葉には“ハイハイ”と調子を合わせる高山に対して、イエスマンになるもの楽じゃないという、課員たち。そんなある日、室町食品では試験的に販売したウーロン茶が好評だと竹下取締役から聞いた笑介は、素直に喜ぶ。そこで竹下から、当然五井物産社内でもそのウーロン茶を飲んでいるんだろうと尋ねられ、あせる笑介。会社では総務が配る煎茶に決まっていたのだ。話を聞いた高山も、得意先の商品ということで食品事業部内だけウーロン茶を入れてもらう事に賛成する。ただ条件は、大橋取締役をくどくことだった。実は、大橋取締役は煎茶しか飲まないのだ。しかも竹下とは仲が悪く、笑介が何度もウーロン茶を飲むように頼むが応じてくれない。そんなとき、竹下が大橋取締役に会いに五井物産にくると連絡が入り、二人に出すお茶で課員たちは迷う…(第1話)。▼仕事上、もっと自分をアピールすることも必要だと高山に注意されている笑介。一方、食3には、入社式を明日に控えた笑介の大学の後輩・小森久美子が入社の挨拶に来ていた。彼女が就職活動のときに食3の課員たちが何かと彼女の面倒をみていたのだ。出張などで不在なことを理由に、いいように久美子に雑務を手伝ってもらう食3課員たち。久美子は、次々に頼まれる仕事を断ることもなくこなしていた。しかし高山は、「新人は断る勇気を持って、いかに自分の存在をアピールするかが大切」と教える。入社式当日。社長の挨拶が終わると、久美子は社長にある質問をする…(第6話)●その他の登場人物/大橋取締役(第1話)、竹下室町食品取締役(第1話、第3話、第4話、第13話)、小森久美子五井物産新人研修生(第2話、第6話、第7話、第8話、第9話)、山下元亀食品社長(第2話)、石田大三五井物産社長(第3話、第6話)、木下人事部長(第4話、第8話、第10話、第11話)、黒木正和食品人事部長(第10話)
  • ▼第1話/説得力▼第2話/悪口▼第3話/貸し▼第4話/ストレス▼第5話/ボーナス6▼第6話/向上心▼第7話/進歩▼第8話/アフター5(ファイブ)▼第9話/恩師▼第10話/聞き上手▼第11話/期待▼第12話/トレンド商品▼第13話/タブー●登場人物/大原笑介(五井物産・食品事業部食品3課社員)、森川(五井物産・食品事業部次長)、高山時也(五井物産・食品事業部食品3課課長代理)、泉今日子(五井物産・人事部社員)、長谷伸子(五井物産・経理部社員)●あらすじ/室町食品の竹下取締役から、社運をかけて新発売する生ラーメンのテレビCMについて相談された笑介。年末年始にそのCMを流したいのだが、年末年始のコマーシャル枠は取れない。竹下さんは、何事にもめげない笑介の頑張りぶりにかけたのだ。困った笑介は、花園さんから、五井物産がスポンサーのテレビ番組で、室町食品のCMを流せるようにしたらとアドバイスをもらう。早速宣伝部の北浜係長に、願い出た笑介だったが、「他社のCMを流して何の得があるか?」といわれてしまう。笑介は、北浜を説得するべく、生ラーメンの商品コンセプトの報告書を作成するが、全く取り合ってくれない。竹下さんからも、室町食品社長が勝手にCM制作を発注してしまったと連絡が入った。必死になる笑介だが、北浜係長の態度は相変わらず冷たい。それをみた高山さんは、北浜係長を飲みに呼び出す…(第1話)。▼アフター5に岩田先輩は笑介を飲みに誘う。しかし笑介は食1の中川係長と出掛けることになっていた。どうやら笑介は、ヤリ手の中川係長と毎晩飲みに出掛けているらしい。付き合いの悪い笑介に対して食3の雰囲気も怪しくなってきた。笑介は花園さんからも、たまには食3のみんなと飲みに出たらといわれてしまう。ある日、笑介が元禄食品の肉マン用食材の肉を岩田先輩に頼んでおいたが、手配されていなかった。野菜を担当している同期の加藤も同様だった。困った笑介は、ムキになり結局自分で材料を探し始め、ますます孤立していく笑介。それを見ていた森川次長は、ランチに中川係長を呼び、笑介の食3内での立場を回復させてほしいというのだが…(第8話)。
  • ▼第1話/状況判断▼第2話/現場▼第3話/一時帰国▼第4話/上司説得▼第5話/部長賞▼第6話/新製品▼第7話/バネ▼第8話/稟議書▼第9話/結婚祝い▼第10話/懲戒処分▼第11話/担当替え▼第12話/共同戦線▼第13話/なぜか今日子●登場人物/大原笑介(五井物産・食品事業部食品3課社員)、高山時也(五井物産・食品事業部食品3課課長)、泉今日子(五井物産・人事部社員)、長谷伸子(五井物産・経理部社員)、花園(五井物産・食品事業部食品3課係長)●あらすじ/笑介は英徳食品との契約を進めていたが、結局四星商事に取られてしまった。高山は笑介に状況判断の甘さを指摘する。そんなある日、室町食品に出向くと竹下取締役から、日曜日にテレビCMの撮影が伊豆で行われるので手伝ってほしいと頼まれる。子供をターゲットにした新しいビッグめんを売り出すことになり、笑介はそのCMに出演する50人の子役たちを連れていくことになった。当日、バスは渋滞に巻き込まれてしまう。撮影でビッグめんを食べるため、朝食抜きでやってきた子供たちは次第におなかをすかせていた。ようやくコンビニを見つけ、笑介は子供たちにおにぎりを買ってきた。しかしその頃から道が空きはじめ、食べ終わる頃に撮影現場に着いてしまった。おにぎりを食べたばかりの子供たちは、カメラ前でもビッグめんをおいしそうに食べられない。撮影監督は、撮影が難航した原因を作った笑介に怒鳴るのだが…(第1話)。▼年に一度の部長賞の発表が1週間後に迫り、事業部内は活気に満ちていた。あまり残業をしない食3の久美子も、日夜徹夜しながらがんばっている。課内の下馬評では、食2の岩田係長が業績トップで最有力。続いて1千万差の笑介の順だ。そんなとき、森川部長と竹下室町食品取締役とのゴルフ接待のことを話している笑介の姿をみた岩田は、笑介に宣戦布告をする。どんどん業績を伸ばす岩田。一方、笑介は室町食品がビッグめんに入れるモチの買い付けを任されたが、室町食品の名前を伏せて提供業者を探さなければならず、話が難航していた。そんな時、食3のホープ、久美子がひとつの契約をまとめる。そして部長賞発表の日がやってきた…(第5話)。●この巻の特徴/めでたく岩田先輩と小川さんが結婚式を挙げる。第13話では、セクハラに悩む女性社員のために、笑介ばりにガンバる今日子さんがセクハラ上司を追い詰める。
  • ▼第1話/異動▼第2話/新戦力▼第3話/日本人▼第4話/小言▼第5話/交際▼第6話/体験▼第7話/おたく●●●▼第8話/オシャレ▼第9話/仲人▼第10話/留守番▼第11話/母の日▼第12話/社内報▼第13話/チェック●登場人物/大原笑介(五井物産・食品事業部食品3課社員)、森川(五井物産・食品事業部部長)、高山時也(五井物産・食品事業部食品3課課長)、泉今日子(五井物産・人事部社員)、長谷伸子(五井物産・経理部社員)、花園(食品事業部食品3課係長)●あらすじ/異動の季節。食品事業部内でもさまざまな憶測が飛び交い、課員たちも気もそぞろ。笑介も、地方支社に行くのではと同期の加藤や高山たちに脅される毎日だ。人事部勤務の今日子も、周りに人事情報を聞かれても口を開かない。そんなある日、食2の小塚課長が急に元気がなくなった。事業部内で唯一業績が不審の食2ということもあり、岩田や笑介たちは小塚課長も異動ではと考える。3月1日、いよいよ人事異動発令の日。掲示板には食品事業部の大幅な異動命令が出ていた…(第1話)。▼異動の社員たちが新部署に配属されてきた。夏目新次長は、小言幸兵衛の異名どおり、着任そうそう課員たちにお小言をいい始める。一方食3には仙台支社から伊藤が着任してきた。支社時代に牛肉担当だった伊藤の教育係には、牛肉担当の加藤が任せられた。さっそく二人は挨拶回りを始める。得意先のひとつ至徳スーパーへ出向くが、そこは加藤が3か月も輸入牛肉を斡旋しているが難航している企業だった。その至徳スーパーが和牛フェアを開催することになり、さっそく伊藤に仙台牛の発注を依頼する。加藤は、その仕事を伊藤に任せた。伊藤は仙台支社に行き、仙台牛の確保に成功する。至徳スーパー側からも信頼を得られ、伊藤は至徳に輸入牛肉も扱ってもらうよう頼むのだが…(第2話)。●この巻の特徴/いよいよ新体制で90年代の仕事が始まった食品事業部。森川次長は部長に昇進し、次長席には、小塚食2課長の大阪時代の上司が赴任する。そして食2係長の岩田さんが、食2課員の小川さんとめでたくゴールインする。そこで仲人役を笑介がとんだカン違いから、事業部内で大騒動が起きる。●その他の登場人物/夏目鉄斉次長(第2話)、伊藤健太食3課員(第2話)、立松食3課員(第3話)、竹下室町食品取締役(第4話、第6話、第10話)、酒井五井物産新人社員(第7話)
  • ▼第1話/不満▼第2話/ヤケ酒▼第3話/贈り物▼第4話/パーティー▼第5話/大掃除▼第6話/苦情(クレーム)▼第7話/年賀▼第8話/同僚▼第9話/ウマが合う▼第10話/予算▼第11話/文句▼第12話/評価▼第13話/ムード・メーカー●登場人物/大原笑介(五井物産・食品事業部食品3課社員)、森川(五井物産・食品事業部次長)、高山時也(五井物産・食品事業部食品3課課長代理)、泉今日子(五井物産・人事部社員)、長谷伸子(五井物産・経理部社員)●あらすじ/最近、花園にいろいろと注意されることの多い新人の広田。自分に対して何が不満なのか分からず、高山に相談するが、人に好かれる努力が足りないからだと叱責されてしまう広田。給湯室で、ガンバリ屋だが自信過剰でプライドも高く人間としての基本が出来ていないと、女子社員にも評判はイマイチのようだ。就業後、笑介は飲みに出かける。どうしたら人に好かれるのか笑介に相談する広田。その相談は、グチとなり毎晩続いていき、笑介も少々食傷気味だ。ある日、広田が担当している天正食品から伝言を花園が受けた。しかしその伝言は広田に伝わらず、彼は花園に「大口取引をツブす気ですか」ときつく当たってしまう。笑介は広田のあとを追い、天正食品に謝りに出掛ける…(第1話)。▼ヘアスタイルを変えたが、だれも評価してくれないと不機嫌な伸子。一方、後輩の三条から低価格コーヒー・チェーンを作ることになった戦国コーヒーの仕事について相談された笑介。他のチェーン店とは違う付加価値をふたりで考えることにしたのだが、なかなかいいアイデアが浮かんでこない。ある日笑介は、焼きたてパンを置くことを考え、早速室町食品の竹下取締役に、パンの生地の手配を願い出る。室町食品からも好解答が得られ、上司からも期待される笑介たちだった。しかし、戦国コーヒーから三条に電話が入り、室町食品の焼きたてパンはいらないといってくる。結局アイデアだけ戦国コーヒーに取られてしまった。しかたなく竹下取締役に謝りに出掛ける笑介は、そこで竹下さんから室町食品も焼きたてパンを売るコーヒー・スタンドの事業を始めるといわれる…(第12話)。●その他の登場人物/竹下室町食品取締役(第2話、第4話、第7話、第12話)、大橋取締役(第3話、第5話、第11話)
  • ▼第1話/話題▼第2話/下心▼第3話/責任▼第4話/駆け引き▼第5話/フォロー▼第6話/マイペース▼第7話/討論会(フォーラム)▼第8話/ケンカ▼第9話/新社長▼第10話/雑用▼第11話/採用▼第12話/入社案内▼第13話/面談●登場人物/大原笑介(五井物産・食品事業部食品3課社員)、森川(五井物産・食品事業部次長)、高山時也(五井物産・食品事業部食品3課課長代理)、泉今日子(五井物産・人事部社員)、長谷伸子(五井物産・経理部社員)●あらすじ/野球のペナントレースの話題に花を咲かせている食品3課。高山は相変わらず巨人が優勝と決め込み、加藤は広島に決まりで、中日は×という。だがそんな中、いつもは中日の悪口を言われると「包丁をおったてて食ってかかる」ほど反論する岩田が話にノッてこない。妙に思った高山は岩田の異変について笑介に尋ねるが、「江戸食品がビルをおっ建てますけど」とチグハグな答えが返ってくるばかり。その江戸食品のビル建設情報は、笑介が営業にいったときの雑談から仕入れたものだったのだが、実は資材部と建設部でさえ知らない重要な情報で、結局スクープを物にした笑介の株が上がる形となった。高山は社長賞ものと大はしゃぎ。一方、最近岩田は得意先のコーヒーショップに繁盛に顔を出している様子。さて、この岩田の行動は…(第1話)。▼見積書を高山に提出した笑介は、金額を倍増するように言われる。先方はいつも半額まで値切るところで、しかも笑介が駆け引きベタというのがその理由だった。その午後、岩田はなぜか不機嫌だ。理由を聞くと以前笑介が提案した、中元用冷凍キングサーモンの宅配サービスの企画がダメになりそうなのだ。キングサーモンは食2が手配することになっているのだが、新しく赴任した小塚新2課長がその話は前任から聞いていないというのだった。そこで笑介と岩田先輩は、国内業者からキングサーモンを集めようとするが、なかなか折り合いがつかずにいた。そこへデパート関係者が広報室に追加注文をしに来社する。笑介は断ることなく、その注文を受けてしまう。是が非でもサーモンを手に入れなければならない。その話を聞いた小塚課長は、安い紅鮭ならあるとふたりに持ち掛ける…(第4話)。
  • ▼第1話/思いやり▼第2話/人手不足▼第3話/クセ▼第4話/女の武器▼第5話/POLICY▼第6話/10分間▼第7話/重複内定▼第8話/Xデー▼第9話/社長代理▼第10話/ファジー君▼第11話/業務提携▼第12話/直属▼第13話/休暇●登場人物/大原笑介(五井物産・食品事業部食品3課社員)、高山時也(五井物産・食品事業部食品3課課長)、泉今日子(五井物産・人事部社員)、長谷伸子(五井物産・経理部社員)、花園(五井物産・食品事業部食品3課係長)●あらすじ/中元商戦に向けて食3でも大忙しの毎日。高山は、本来は三条が担当するはずの明徳食品を花園さんに託した。この明徳食品は、無農薬の穀物で育てた家畜で作る、手作りのハムとソーセージが消費者に好評な会社だった。早速花園さんは明徳食品の社長に挨拶にでかけるが、社長は「女性と一緒の仕事はゴメン」というのだった。しかしかえって花園さんはこの仕事に意欲をみせ、会社に通い続ける。ある日、社長から手作りハムとソーセージとスモーク牛タンの詰め合わせが好評で追加注文が入ったが、原料が不足しているといわれた。そしてその原料を花園さんが手配することになる。無農薬で育てた家畜の業者はオーストラリアにあると肉担当の加藤さんの情報をもとに、原料集めに疾走する花園さん。なんとか注文数の3000セット分の材料を集めたが、数日後、追加注文が3000から1万に増えたと社長から連絡が入る…(第1話)。▼ある日笑介のところに大学の同期で証券マンの権藤から電話が入る。ゼミの後輩・山下がOB訪問で会社回りをしているので、笑介にも紹介したいというのだ。翌日、山下は笑介に会いに五井物産にやってくる。彼はすでにさまざまな業種の中小企業5社から内々定をもらっていた。三流私大の城南大でもたくさんの内々定をもらえる売り手市場に、うらやましく思う笑介だった。ところが、本命を聞くと山下は給料がよくて、知名度がある会社ならどこでもいいという。しかも彼は、五井物産のことを全く知らずに会社訪問をしていた。しかたなく食堂へ案内した笑介。そこでランチに来ていた高山とバッタリ会い山下を紹介する。内々定のことを聞いた高山は「ポリシーがなくて何が楽しいの?」ときつく対応する…(第5話)。
  • ▼第1話/お供▼第2話/知恵▼第3話/要領▼第4話/セクシャル・ハラスメント▼第5話/海外出張▼第6話/L.A.(ロサンゼルス)▼第7話/仕事始め▼第8話/八つ当たり▼第9話/判断▼第10話/立場▼第11話/金一封▼第12話/バレンタインデー▼第13話/風邪●登場人物/大原笑介(五井物産・食品事業部食品3課社員)、森川(五井物産・食品事業部次長)、高山時也(五井物産・食品事業部食品3課課長)、泉今日子(五井物産・人事部社員)、長谷伸子(五井物産・経理部社員)、花園(食品事業部食品3課係長)●あらすじ/大橋取締役のお供として大阪出張することになった笑介。だが、大橋部長は、おっちょこちょいの笑介がお供でなにやら不満のご様子。翌朝、徹夜明けの笑介は新幹線内のビュッフェに朝食と取締役のタバコを買いにいく。そこで笑介は、シュウマイが縁で自分専用のお茶を持ち歩く男性と出会い、お茶のティーバッグをもらう。無事大阪で正和食品との商談を終えた大橋取締役と笑介は、その夜先方の社長を料亭に招く予定になっていた。笑介が料亭に着くと、すでに大橋取締役と正和食品の社長が、出されたお茶も飲まずにモメていた。笑介は、ふすまの影から見える正和食品の社長が、新幹線で会った男性と気づき、社長さんからもらったティーバッグを女中さんに差し出す…(第1話)。▼大手スーパーは年末に食品フェアを開催することになり、担当の加藤と高山は、重役さんたちとキングサーモンの買い付けにカナダに出張することになった。しかし出張当日、加藤さんが風邪で高熱を出したため、笑介が代役をすることに。あわてて準備をする笑介。今日子は英語が苦手な笑介のために電訳機を用意してくれた。なんとかカナダに着いた笑介一行は、カナダ支社の石倉さんとともにサーモンの養殖場へ視察にいく。しかし養殖場では、大手スーパーが希望する4キロのサーモンが天候不順のためなく、3キロものしかない。しかもビデオカメラを壊してしまい、大手スーパーの人たちの信用を失ってしまう笑介。困った彼は4キロもののサーモンを探しに出かける…(第5話)。●この巻の特徴/初めて海外出張に出かけた笑介は、持ち前のガンバリぶりでピンチを乗り越え、現地の人とのコミュニケーションもうまくいくのだった。
  • ▼第1話/不安▼第2話/転職▼第3話/入社式▼第4話/模範解答▼第5話/研修ノート▼第6話/新係長▼第7話/疑心暗鬼▼第8話/資質▼第9話/父親▼第10話/人望▼第11話/イメージ▼第12話/援護射撃▼第13話/プロポーズ●登場人物/大原笑介(五井物産・食品事業部食品3課社員)、高山時也(五井物産・食品事業部食品3課課長)、泉今日子(五井物産・人事部社員)、長谷伸子(五井物産・経理部社員)、花園(五井物産・食品事業部食品3課係長)●あらすじ/今年度入社予定の新人たちの入社前研修の季節がやってきた。高山は新人の個人面談を任され、新人イビリができると大喜び。研修室では自信満々で望んだ人や、不安で胸いっぱいの人で溢れていた。個人面談では、高山が面談していた今野が具合が悪くなり医務室へ行った。高山の命令で今野の世話をすることになった笑介は医務室へ行く。そこで今野は、会社でうまく仕事ができるか不安でしょうがないと笑介に話した。笑介は、「だれでも不安だよ」と安らぎの言葉をかける。その言葉に勇気づけられた今野は、宿題に出された食品事業部用の企画をふたつ高山に提出してきた。高山さんはその企画のできに満足するが、それでも不安が解消しない今野に、笑介は自分流で不安を解消する手だてを考える・・・(第1話)。▼7月1日に発令される人事移動を控えたある日、社員たちはもっぱら下馬評をもとに移動の話をしている。食品事業部では大橋取締役をはじめ管理職たちはそれぞれ一段昇進し、花園さんも課長昇進がほぼ決まった。そこで気になる係長には、どうやら笑介の同期の加藤が有力視されている。そんなウワサもあり、覇気がない笑介。笑介は、係長に昇進したら今日子さんにプロポーズをする予定だったのだが、内示がないのだ。しかも高山たちから、笑介は一生ヒラ社員とからかわれる始末。花園さんは、そんな笑介を見て、「これ以上今日子を待たせるだけの女にしないで」といい、女心の複雑さを説明する。そのひとことに吹っ切れた笑介は、給湯室にいる今日子に会いに行く・・・(第13話)●この巻の特徴/イマイチ煮え切らなかった今日子と笑介のふたりは、ついに結婚を決意する。気になる昇進は、加藤さんが食2係長になり、岩田先輩は食2課長へと昇進し、食3の係長に笑介が推薦される。
  • ▼第1話/部下▼第2話/手柄▼第3話/勝負▼第4話/半人前▼第5話/価値観▼第6話/口約束▼第7話/リーダーシップ▼第8話/役割▼第9話/やる気▼第10話/忠誠心▼第11話/交渉▼第12話/才能▼第13話/《上京編》●登場人物/大原笑介(五井物産・食品事業部食品3課社員)、森川(五井物産・食品事業部次長)、高山時也(五井物産・食品事業部食品3課課長代理)、泉今日子(五井物産・人事部社員)、長谷伸子(五井物産・経理部社員)●あらすじ/最近、高山の顔色がサエない。どうやら担当している、江戸食品の宅配ピザチェーン事業がなかなか進まないようだ。この仕事が成立すれば、ピザに必要な材料の発注も食3が担当できるので、笑介や岩田たちも高山の成果を期待している。しかし直営レストランの業績が悪く、リスクをなるべく軽くしようと資本比率が半々から五井が20%、江戸食品が80%に変更され、これに対し江戸食品は難色を示しているのだ。そんな中、江戸食品の宮前取締役のところへ資本比率の交渉にいった高山だが、その席で野球の話題から、巨人ファンの高山と熱狂的な中日ファンの宮前取締役が感情的なケンカを起こしてしまい、企画事態が暗礁に乗り上げてしまう。笑介は給湯室にいた今日子と伸子に、お金をかけない方法で、ピザを売ることができないか相談する。伸子から江戸食品の直営レストランの持ち帰りピザの事をきいた笑介にあるアイデアが浮かぶ…(第1話)。▼後輩の海野が担当していた寛政食品を、笑介が引き継ぐことになり、ふたりは挨拶に出向く。しかしそこで笑介は居眠りをしてしまい、後輩にも少しは気配りをしてほしいと訴えられる笑介。その海野は、担当の応仁食品が関西の問屋筋100人を東京に招く接待ツアーの仕切りを任されていた。そして接待の当日。食3に電話が入る。海野が世話している問屋さんのオバさん3人がグループからはぐれたというのだ。3人を探しに飛び出す笑介。海野も、汗だくで3人を探していた。しかしこの3人は、問屋筋でも有名なわがまま経営者たちで、仲間には東京見物に出るとわざとはぐれたことを知る。見送りの東京駅のホームにようやくもどってきたオバさんたち。そこで海野は、オバさんの立ち話で、笑介がポーターとして一緒に回ってくれたことを知る(第7話)。
  • ▼第1話/真似▼第2話/政治力▼第3話/報告▼第4話/腹▼第5話/パートナー▼第6話/新婚家庭▼第7話/男が怒る時▼第8話/戦争回避▼第9話/イジメ▼第10話/完ペキ▼第11話/家庭教師▼第12話/弱み▼第13話/オアイソ▼第14話/昇進●登場人物/大原笑介(五井物産・食品事業部食品3課社員)、高山時也(五井物産・食品事業部食品3課課長)、泉今日子(五井物産・人事部社員)、長谷伸子(五井物産・経理部社員)、花園(五井物産・食品事業部食品3課係長)●あらすじ/入社3年目で、いつも笑介の資料リサーチを手伝っている広田が自分もそろそろ大口の仕事をしたいと高山たちに直訴する。花園さんは広田に、基本を学ぶために笑介を真似てみたらとすすめた。忠告どおり毎日笑介の後を追う広田。しかし笑介は、仮眠室に何日も泊まり、外回りでも挨拶程度に終わるというパターンが続くばかり。広田は笑介の何を真似すればいいかわからない。そんなある日、弁当業界の大手・弘治食品に新メニューにテリヤキチキンを提案していた笑介だったが、見事に弘治食品にふられる。そこへ中国へ出張する立松から、出張中だけ天徳食品の相手を頼まれる笑介。それを知った広田が、自らその代理を立松さんに申し出る。しかし、立松は笑介にという。天徳食品も丼の新メニューを考案中で、笑介なら何か提案してくれると立松は思ったのだ。案の定、笑介は今日子に頼んで、弘治食品のために16種類ものテリヤキチキンのタレの試作品を作っていたほどだった。数日後、天徳食品の人が五井物産にやってくる。打ち合わせの席に、広田も同席したいと笑介に願うが…(第1話)。▼笑介が担当している明徳製パンのチーズ風味の調理パンが大ヒットし、明徳の美人課長の小野さんと高山と笑介の3人は祝杯を上げていた。小野さんは、笑介を仕事の相棒として信用している。そんな彼女に高山は調子に乗り「笑介が好みならあげる」といってしまう。この夜の噂は一気に広まり、今日子は気が気ではない。ある夜、打ち合わせをかねて小野課長から夕食に誘われた笑介。そこへ三条が、勉強のためと笑介にくっついてくる。三条は、ウワサを心配して小野さんから笑介を守るために同席したのだった。しかし小野さんからの誘いは毎晩続き、今日子も溜め息をつく毎日。そんなとき、仕事上の成り行きから笑介は小野さんの自宅へ行くことになってしまう…(第5話)。

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