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『十年介護』の電子書籍一覧

61 ~81件目/全81件

  • 724(税込)
    著:
    中島京子
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    認知症を患い、正常な記憶が失われていく父。日々発生する不測の事態のなかでも、ときには笑いが、ときにはあたたかな感動が訪れる。

    「十年か。長いね。長いお別れ(ロング・グッドバイ)だね」
    「なに?」
    「ロング・グッドバイと呼ぶんだよ、その病気をね。少しずつ記憶を失くして、ゆっくりゆっくり遠ざかって行くから」

    東家の大黒柱、父・昇平はかつて区立中学校長や公立図書館の館長をつとめ、十年ほど前から認知症を患っている。
    長年連れ添った妻・曜子とふたり暮らし。
    娘が三人、長女の茉莉は夫の転勤で米国西海岸暮らし。次女の奈菜は菓子メーカー勤務の夫と小さな子供を抱える主婦、三女の芙美は独身でフードコーディネーター。

    ある言葉が予想もつかない別の言葉と入れ替わってしまう。
    迷子になって遊園地へまぎれこむ。
    入れ歯の頻繁な紛失と出現。
    記憶の混濁により日々起こる不測の事態――しかし、そこには日常のユーモアが見出され、昇平自身の記憶がうしなわれても、自分たちに向けられる信頼と愛情を発見する家族がいつもそばにいる。

    認知症の実父を介護した経験を踏まえて書かれた短編連作。
    暗くなりがちなテーマをユーモラスに、あたたかなまなざしで描いた作品は、単行本発表時から大きな話題になり、中央公論文芸賞や日本医療小説大賞にも選ばれた。

    映画化決定!

    解説・川本三郎
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    ※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なります。ご注意ください。連載小説など著作権等の問題で掲載されないページや写真、また、プレゼント企画やWEBサービスなどご利用になれないコンテンツがございます。あらかじめご了承ください。

    【特集】丸ごと一冊 「お金」入門(夏版)
    この特集はウハウハ儲かる(秘)情報満載!……ではない。おカネを賢く「借りる、もらう、貯める、殖やす」ために、0.1%、100円の損得にも徹底的にこだわった特集である。公的助成は見逃さない! ムダなコストは費やさない! ぼったくられない! 騙されない! そのための最新情報・ノウハウ・ランキングが満載である。今年1月8日号の特集を大幅にバージョンアップし、御利益もアップした丸ごと一冊「お金」入門・夏版をお送りする。
    Part 1 借りる・もらう!編
    これからの生活防衛術 じわり進む年金の実質切り下げ (得)割引フル活用で生活を守る
     病気 「健康保険証」が威力を発揮 本人の実質負担は月8万円内
     住宅 公的助成には205万円の例も 住宅関連コストカットの極意
     地震 数千円の事前対策こそ命を守る 火災保険は長期契約で3割引き
     教育 16年間で月額5万~10万円 手当ての基本は元本保証商品
     結婚・子育て 幼稚園入園まで平均300万円 助成金・優遇措置で乗り切る
     クルマ 所有すれば10年で1000万 月2~3回利用なら「借りる」が得
     不慮の事故 手厚い労災はもらい損ねに注意 カード付帯の保険は最大1億円
     転職・退職 退職時には盛りだくさんの助成 健康保険の損得は要チェック
     独立・開業 民間銀行からの融資は望み薄 創業時は公的制度を徹底活用
     介護 施設介護は平均1200万円 貯蓄不足なら民間保険でカバー
     年金 数十万人が届出忘れの実情 ただちに年金加入歴をチェック
     老人ホーム 玉石混交の実情、トラブル頻発 後悔しない老人ホームの選び方
    Part 2 貯める!編
    優遇サービス活用術 面倒くさい手間なしに使える銀行の優遇サービスは徹底活用
     預金 1年物でも通常の5倍の金利 ネット・電話専用定期の威力
     個人向け国債 変動金利の優位さで人気集める 来年1月には固定金利型も発行
    Part 3 殖やす!編
    ""儲かる商品""の裏側 飛びつく前に必ずチェック! 高利回り金融商品のリスク
    金融商品の落とし穴 複雑な仕組みの商品には要注意 「手数料ぼったくられ」の危険
    押さえよう!投資の基本 お金を殖やすための基礎知識 自分が取れるリスクを見極める
     日本株 きっちり省けば投資効率アップ 手数料節約は株式投資の正攻法
     新興市場株 品薄感で急騰する新規公開銘柄 熱に浮かされない冷静な眼が肝
     外国株 国内株より割高な手数料 外国株は中長期投資が王道
     外貨預金・MMF キャンペーン商品に元本割れも ""預金""にそぐわぬ高リスク・コスト
     外国債 外国債券は少額投資には不向き 外債投信のコストは厳しく吟味
     REIT 高利回りが人気で市場は過熱も 金利や不動産価格などの不安が
     不動産私募ファンド 解約制限や情報不足に難点 REITに比べて高リスク
    Close up
    議論不十分のまま時間切れ? 政府系金融機関再編の行方
    市場規模4兆5000億円! LPG業界再編急加速の内幕
    Diamond Eyes
    Inside
    個人情報流出事件で露呈した国際カードの情報管理の甘さ
    ついに始まった大学経営破綻 企業に委ねられた再生の実験
    ピックアップ1/西田厚聰・東芝社長
    ダイムラーの技術が使えない三菱ふそう""苦渋""の提携策
    小売業の海外進出に落とし穴 跋扈する""遵法""偽物チェーン
    人事天命/KDDI
    ゴルフ会員権の暴落は必至! 会員権の「損益通算」廃止へ
    ピックアップ2/川城和実・バンダイビジュアル社長
    Market
    株式市場 透視眼鏡/""増復配期待""高い銘柄に先回り投資の妙味あり 大山巖
    金融市場 異論百出/ノルマ達成に汲々の日銀現場 7月下旬~8月上旬が次の山 加藤出
    今週のキーワード/株主総会 真壁昭夫
  • 3組の“年の差”から生まれたオムニバスストーリー、返答の最終巻。

    時は、すべての人に平等に残酷で、優しい。家を出た父の介護をしながら働く社会人十年目のサラリーマンと、ようやく社会人一年目となった女の子――年の差7歳。妻以外の誰かと過ごす余生を、再び楽しいと思えるようになった偏屈老人と、育児放棄の過去故に、人が離れていく前に突き放すことで自分を守ってきた臆病な三十路男――年の差45歳。30歳になる前に、仕事を辞め、結婚・出産を済ませた専業主婦の新米ママと、還暦目前にしても、変わらずOLを続けている奈々子――年の差27歳。“年の差”が再び引き合わせるオムニバス形式の3つの物語――それぞれが導き出す返答の最終巻。
    【目次】
    ・第七話 箱の中 のん29歳、育22歳
    ・第八話 一枚の絵 白川77歳、蒲田32歳
    ・第九話 ランナーズ エリ30歳、奈々子57歳
    ・あとがき(描き下ろし)
    ・電子限定特典(描き下ろし漫画&イラスト集&1P漫画)
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    【特集】あなたの知らない貧困
    目に見えない貧困が日本を蝕んでいる。生活保護受給者が急増し、派遣切り・雇い止めに遭った非正規労働者が路頭に迷い、子どもの7人に1人が貧困状態にある。今そこにある貧困を直視し、対策を講じなければ、数年後、数十年後には社会が壊れる。
    Part1 生活保護破産
    日本に取り憑いた「貧困」
    Column 保護率を急低下させた北九州市の成功と失敗
    Manual 本当に困った人のための生活保護受給マニュアル
    「貧困」を読み解く!
    Part2 非正規の壁
    「1800万人の貧困」の実像
    Interview 東京大学社会学研究所教授/玄田有史
    Part3 子どもの貧困
    7人に1人が苦しむ「日本病」
    Column 国民健康保険料の不払いで自らの首を締めた八街市民
    Column 政府と国民の無知が生んだ「官製貧困」の知られざる罪
    Part4 貧困ビジネス
    社会的弱者の敵か、味方か
    Column 貧困ビジネスが生む「ネットカフェ住民」
    Diagram 貧困が貧困を生む負の連鎖
    Part5 反貧困の処方箋
    中間層の無関心が社会を壊す
    Interview NPO法人自立生活サポートセンターもやい事務局長/湯浅誠
    Interview 三菱UFJリサーチ&コンサルティング理事長/中谷巌
    Interview 経済評論家・上武大学大学院教授/池田信夫
    Interview 起訴休職外務事務官・作家/佐藤優
    Interview 津田塾大学国際関係学科准教授/萱野稔人
    【特集2】売却交渉がスタート メガバンク三つどもえの日興コーディアル争奪戦
    三菱UFJは5000億円超?金額のつり上げを狙うシティ
    Column 売却浮上から1ヵ月が経過した日興コーディアルの社内事情
    自己資本の中身はぜい弱 乏しくなったメガの投資余力
    Deep Focus
    時空は飛べないけれど
    News&Analysis
    Close up
    未曾有の不況が促す百貨店再編 大阪、北海道で大手が激突
    Inside
    米国でビッグスリー級の在庫 ""最後""に残ったホンダの憂鬱
    楽天の買収攻勢は終止符でもTBSを待つ泥沼の戦後処理
    CDS、CMBSに繰延税金資産「損失のデパート」と化したAIG
    【短答直入】江部努(NTT東日本社長)
    パシフィックHDがついに破綻 中国に翻弄された迷走の一部始終
    「宇宙Tシャツ」の技術を転用 介護服市場参入を狙う東レ
    【人事天命】三菱重工業
    過払い金の消滅時効の判決で最高裁裁判官の1人が大反論
    【早耳聞耳】西川光一(パーク24社長)
    Market
    【株式市場 透視眼鏡】 藤戸則弘
    【金融市場 異論百出】 加藤出
    【ネット世論調査】高速道路料金割引
    Data Focus
     小林慶一郎
    企業特集
    三菱商事
    資源バブル崩壊で大軌道修正 浮かび上がる投資戦略の課題
    短期集中連載
    欧州金融危機の真実 第3回
    試されるEU・ユーロの結束
    企業・産業
    【起・業・人】河端伸一郎(インタースペース代表取締役)
    人物
    【アマデウスたち】加藤久仁生(アニメーション作家)
    連載
    山崎元のマネー経済の歩き方
    勝負のバランスシート 二宮清純
    大人の陰山メソッド 陰山英男
    スティグリッツ教授の真説・グローバル経済
    「超」整理日記 野口悠紀雄
    新・永田町の暗闘 鈴木棟一
    オピニオン縦横無尽 櫻井よしこ
    コラム
    This Week/The Day
    3分間ドラッカー 上田惇生
    特別広告企画(転換期迎える企業誘致)
    ゴルフ
    堀尾研仁の""使える!ゴルフ学""
    コース探訪 岩井康博
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    【特集】原色 仕事図鑑
    気になる職業の裏側
    子どもにもおとなにも大切な他人の「仕事」を知るということ
    Part 1 就職人気業界の意外な実像・悲惨な現場
    〈自動車〉活躍の舞台が広がる理系出身者 海外駐在は地獄の修業
    〈銀行〉50歳で出向、実質定年に 就職人気復活は仮の姿?
    〈損保〉給料分だけ苦労も多い""転勤族"" 契約欲しさにクルマを買う人も
    〈電機・IT〉「クール」なイメージとは正反対 ""歯車""""奴隷""で耐える毎日
    〈通信〉東大卒がとにかく最優先 しっかり残るキャリア制度
    〈外資系コンサルティング〉""クビ宣告""は日常茶飯事 常に付きまとうプレッシャー
     Column 意外に「ゴマすり社会」 外資系の夢と現実
    〈化粧品〉働く女性に優しい""美""の職場 人気の企画や研究は狭き門
    〈食品〉華やかなイメージとは裏腹に""おいしくない""仕事の中身
    〈ネットベンチャー〉社員の士気をそぐ贅沢社長 カネはあっても経営力は未熟
    〈広告代理店〉どんなにいい服装してても しょせん""あなたの言いなり""
    〈テレビ局〉超高給取りのキー局社員 際立つ制作会社との格差
    〈商社〉業績回復で給与は上昇 所属部門で社員人生が決まる
    〈証券〉ルール無用の弱肉強食社会 とにかく結果がすべて
    〈航空〉入社年次が最後までついて回る 体育会系ながら「ぬるま湯」
    〈旅行代理店〉旅行三昧の王侯貴族はひと握り 多くは""現場""で切符配達
     Column 海外赴任の""天国と地獄"" 共通項は高級住宅のみ
    Part 2 上場企業に勤める現役ビジネスマン5668人アンケート
    Column 年間自殺者は3万人超が定着 原因の3割は経済・生活問題
    Part 3 実態を知りたい!モノ、人、公とかかわる「手に職」系の仕事
    モノと向き合う仕事
     プロモデラー
     文化財修復家
     農業
     漁師
     ゲームクリエーター
    人に満足を与える仕事
     サックス講師
     銀座ホステス
     占い師
     マッサージ師
     料理人
     美容師
    表現する仕事
     フリーアナウンサー
     ミュージシャン
     Jリーガー
     Column 世襲が多く安定収入の住職 十数年の修行が必要な神父
    公に尽くす仕事
     国会議員
     警察官
     教師
     医師
     介護福祉士
     歯科衛生士
     宅配便ドライバー
     弁護士
    Part 4 本気で考える人生半ばからのキャリアチェンジ
    〈パイロット〉パイロット大量退職秒読みで免許の自力取得者が急増中
    〈医師〉文科系出身でも大丈夫という東海大学医学部編入組の成績
    〈弁護士〉理想とかけ離れた新司法試験 混乱はまだしばらく続く
    〈国会議員〉""あの人""だって当選できた 国会議員公募突破の条件
    〈大学教授〉客員教授なら月給10万円も 甘くはない大学教員への転身
     Column ヘッドハントされる人材に共通した能力と""生き方""
    〈定年帰農〉団塊世代の定年後の生き方 失敗しない「帰農」ガイド
    Close Up
    各家庭に2000円の通信費増!? ユニバーサルサービス""課金""の衝撃
    和歌山の官製トンネル談合 大林組とゴルフ場元代表の役回り
    Inside
    北朝鮮が核実験に込めた狙い イランを巻き込むしたたか戦略
    「DS」の快進撃がもたらす任天堂「Wii」への不安
    ピックアップ1/畑中浩一(松下電工社長)
    「家事代行」参入で販路開拓 昭和シェル石油の深謀遠慮
    商社の業績は油価次第? 最高益更新でも株価は激安
    人事天命/小野薬品工業
    09年の薬事法改正に照準 99円ショップの""荒い鼻息""
    ピックアップ2/足立直樹(凸版印刷社長)
    World Voice
    ジョン・ミアシャイマー(シカゴ大学政治学部教授)
  • 「あなたは今、生と死の狭間にいるのですよ」。クリスマスイブに交通事故に遭った女子高生の吉野は、気が付くと白い綿菓子のようなものが浮かぶ奇妙な空間にいた。彼女はそこで、顔がモヤに隠れた不思議な男性たちに出会う。シセイチョウ(=死整庁)の職員を名乗る彼らは、「今日中に誰かを幸せにすれば、生き返ることができる」と言うのだが――。偶然出会った青年を幸せにしようと女子高生が奔走する『聖夜の贈り物』。介護士の綾香が母親に捨てられた少女の記憶の世界を巡る『紫陽花の少女』。十年前の学校にタイムスリップした高校二年生のあき奈。そこで出会った少年とあき奈の不思議なつながりを描く『学園祭は眠らない』、ほか四編。温かな涙が止まらない! 読むと心が元気になる連作小説集。
  • 【新キャラ文芸文庫レーベル メゾン文庫創刊!!2018年6月創刊3作品の冒頭部分が無料で読める試し読み合本です。】    『新卒ですが、介護の相談うけたまわります』 ご相談は一件につき500円! 大切な人の声、お届けします。大規模な事業を展開する社会福祉法人【花の郷会】に新卒として入社した小飼里枝。やる気に燃える里枝だったが、配属先は希望とは異なる【介護保険外相談所クルクマ】に決定! 介護保険「外」って? と思いつつ、里枝が向かった先で待っていたのは、ツナギにぼさぼさ髪のむさい男。クルクマの所長を務める彼、早馬海吾は「相談や悩みを聞いて500円をもらえばいい」と簡単に言うのだが……? 青春と感動の旗手が描く、汗と涙のお仕事ストーリー開幕!  『離婚届を出す朝に この結婚リベンジしてもいいですか』 WEBで大共感の声、続々! すべての女性に贈るスカッと爽快、笑って泣けるリベンジストーリー! 高校卒業後すぐに、八つ上の実業家の彼と結ばれ、子供も授かった紫奈。しかしその結婚生活は七年で破局を迎える。その上、離婚届を出しにいく朝、大事故にあって生死の境を彷徨う彼女に告げられたのは、衝撃の一言だった「芥城紫奈を地獄行きに処する」私はなんにも悪いことしてないのに! そう猛反発した紫奈は現世に戻って、良好な結婚生活を送れるようリベンジするのだが……!? 次第に見えてきたのは、彼女が今まで気づくことのできなかった真実だった――。  『あやかし屋敷で夕食を』 両親の別居で、妹と生き別れになっていた大学生の旭。母が亡くなったと知らされ、古い洋館に出向いた彼を待っていたのは、いっぷう変わった住人たちと暮らす妹、有沙だった。しかも、住人たちは人ならざる“あやかし”で『二十歳になったら有沙を食べる』と言う。妹を助けようとする旭だけれど、肝心の有沙は旭を嫌い、あやかしたちと暮らすとかたくなで――。ぎこちない兄妹とあやかしたちが、ごはんを通してつながっていく心温まるファンタジー。
  • 583(税込)
    著:
    町亞聖
    レーベル: 小学館文庫
    出版社: 小学館

    女子アナと介護の両立、その壮絶な日々。

    著者18歳、まだまだ楽しい人生の入り口で、わずか40歳にして母親がくも膜下出血により倒れる。その後、車いす生活の母の介護を続けながら女子大生活、就職活動、そして念願のアナウンサーに。華やかなアナウンサー生活の影では、介護人生が続いていた。8年後そんな最愛の母親にガンが発覚。親の介護とハードな仕事。懸命に両立するも、50歳を目前にして最愛の母親は帰らぬ人となる。その後、父親が難病に冒され、母親の後を追うように5年後逝去。
     そんな困難に直面しつつも懸命に両立してきた著者が、仕事の面でも思わぬ異動辞令を受け、一時は自身もうつ気味に。その後、意を決して退社、独立。40歳からフリーアナウンサーへと転身する。
     これは、一人の女性が人生における幾多の困難を乗り越え、懸命に生きる姿をあますところなく綴った心の手記である。だれにでも起こりうる介護と仕事の両立、親を看取るということ、そして思うようにいかない仕事での苦難…。それらを経験してきた著者だからこそ書ける心からのことば。 そして、こんな時代だからこそ考えさせられる家族の絆。
     人間の一生で考え、乗り越えなければいけない問題がつまった一冊です。
  • いかに早く発見するか。どうやって進行をくい止めるか。
    「予防と介護」を中心に、専門家の声を集めた一冊。

    <おもな目次>
    ◆第1章 自分や親が「ボケた」と思ったら
    「年代別」「症状別」予防法のすべて
    「認知症コスト」は十年で一千万円!
    危険な「ボケ暴走」はこう防ぐ

    ◆第2章 早期発見と予防
    認知症リスクは「歩幅」でわかる
    ボケを防ぐ「完全食」
    認知症予防は「歯が命」
    予防のカギは「MCI(軽度認知障害)」
    認知症予防のための「脳トレ」問題集

    ◆第3章 最新治療の最前線
    ここまでわかった認知症のメカニズム
    アロマで脳を活性化する
    認知症に“効く”クスリを探せ

    ◆第4章 認知症と生きる
    徘徊・妄想・暴言には理由がある
    認知症は「人の終わり」ではない

    ◆第5章 介護のすべて
    阿川佐和子×イヴ・ジネスト×本田美和子 「奇跡のケア」ユマニチュード入門
    認知症の親を自宅で看取るには
    間違いだらけの「介護施設」選び
    <体験エッセイ>認知症の親と共に
     ねじめ正一・篠田節子・唯川恵・諸田玲子・中島京子・姫野カオルコ・朝井まかて
    介護に疲れ母を殺めた息子の「自死」
  • 高齢者が国民の三割を超え、破綻寸前の日本政府は「七十歳死亡法案」を強行採決。施行まであと二年、宝田東洋子は喜びを噛み締めていた。我儘放題の義母の介護に追われた十五年間。能天気な夫、引きこもりの息子、無関心な娘と家族はみな勝手ばかり。「やっとお義母さんが死んでくれる……」東洋子の心に黒いさざ波が立ち始めて……。すぐそこに迫る日本の危機を生々しく描いた衝撃作!
  • 596(税込)
    著:
    藤堂志津子
    レーベル: 幻冬舎文庫
    出版社: 幻冬舎

    仕事机を離れた私の今いちばんの関心は「晩ごはんは何を食べようか」である。それと愛犬〈はな〉のこと。父が死に、十二年介護した母も他界した。自身もがんの手術をしたが、今は〈はな〉との日々が愛しい――。老いも、喜びも、苦い記憶も、丸ごと味わうおひとりさまリアル・エッセイ。見栄や気取りの抜けた女の本音に共感多数、ファン急増中。
  • 菊池忠紘は二十四歳のとき、転勤先の博多で、ひとまわりも年上の人妻幸子と大恋愛、不倫の末、駆け落ち結婚した。それから十年、子供たちを連れ、酒屋を営む実家で両親たちと同居することになったのだが──。嫁姑の確執、祖母の介護問題、財産争い、妹の玉の輿結婚話など、総勢九名の菊池家でつぎつぎ起こるドタバタ騒動。笑いあり涙ありの人間模様を、スルドク描く大家族小説。
  • 埼玉に住んでいた十年前のある日、佐賀の実家からの電話を取った嫁のリツコの顔が青ざめた。「お母さんが…脳梗塞で倒れた!」義母の介護のために、四十年ぶりに佐賀に戻り、新たな生活を始めた洋七一家。そこには予期せぬ驚きと不安、そして何ものにも変えられぬ喜びが待ち受けていた…。家族の絆を笑いと涙で綴る、がばいシリーズ最新作。
  • 自己破産は40代が最も多い。その原因は「生活苦・低所得」だという。40代は、社会人の折り返し地点であり、人生の折り返し地点。そして、将来の不安に備えるラスト・チャンスでもある。子どもの教育費、住宅ローン、介護費用、老後の準備、相続トラブル…。これからの数十年を具体的に想像したとき、あなたの人生には、どんな問題が生じうるのか? 本書では、取り返しのつかないハメに陥らないために、「これだけは知っておきたいお金の話」を丁寧に解説。あなたの現状と未来に照らしあわせ、お金のトラブルを回避する方法を伝授する。
  • 20代で進行性筋ジストロフィーを発症し、30代後半で首から下の機能を全廃しながらも、介護・医療業界における商品開発、医療法人、自治体のコンサルティングなど、風雲児として活躍し、「大阪の車椅子社長」として知られた春山満さん。彼が病のため2014年2月に60歳で亡くなってから1年、公私ともに彼をサポートし続けてきた妻・由子さんが、満さんとの出会いから亡くなるまでの四十数年間を初めて綴る。
  • 和枝は認知症を患っている夫・清一郎の介護に明け暮れる日々を送っていた。和枝が妻だということもわからないほど症状が悪化した清一郎は、たびたび「久美子」という名前を口にするようになる。「久美子に会わせろ!」そう叫びながら徘徊しようとする清一郎をなだめる方法が一つだけあった。それは何十年も前に流行ったある歌謡曲を聞かせること。この曲が流行した頃、清一郎は久美子という名前の女と浮気をしていたのだ。
  • 1996年ロンドンで、映画監督の夫・大島渚が脳出血を起こす。妻として、すぐに駆けつけたい思いは、マスコミ対策のため阻まれた。何もできないことを悔やみ、自らを責め、うつ状態に。それでも、どん底から這い上がり、女優を休業して、介護に専念。やがて、夫は『御法度』を完成させるまで奇跡的に回復したが…。十数年に及ぶ、闘病、介護の現実を赤裸々に綴る。寄り添い生きる姿が共感を呼ぶエッセイ集。
  • 「そこのババア、まだ息しているか?」「おい、死ぬのを忘れちゃったんじゃねーのか」などなど、毒舌を吐きながらも、やさしい笑顔と愛のこもったフォローで、老人のアイドルとして支持を集める毒蝮三太夫。TBSラジオ『ミュージックプレゼント』は今年で放送45年目を迎え、これまでに出会った老人たちは数十万人。聖徳大学でも客員教授として介護を教える同氏に、老人を元気にさせる「介護言葉の技術」を学ぶ。
  • 734(税込)

    ある晩秋の日曜日、父危篤の報せを受けて、二十二年ぶりに実家に足を踏み入れた元警官の介護士・阿南。父との反目から家族とはほぼ絶縁状態だった彼は、老いて日常生活も覚束なくなった父の姿を見て、強い衝撃を受ける。翌朝父は、すでに死亡した母の名前を呼びながら、突如「わしが、殺した」と阿南に告げて泣き出した。二歳のときに死に別れた母。知ろうとしなかった父の人生。自らの家族にかつて何が起きたのか? ごく普通の人びとが抱える孤独と哀しみから浮かび上がる過去の謎を、鮮やかな筆致で綴って忘れがたい余韻を残す傑作ミステリ。
  • 495(税込)
    著:
    米山公啓
    レーベル: ――

    未来の医療を予言(?)した医療系ショートショート

     南百合ヶ丘クリニックの鷲峰先生の診察室には、問題を抱えた患者が次々と訪れてくる。高齢化社会の中で、あくまで元気な老人たち。不健康になりたがる女子高生たち。遺伝子に合わせたテーラーメイド治療薬。街頭でもできる寿命予測などなど…。
     医学が進歩していけば、必ず起こるであろう医療の最前線を、医師でもある著者がユーモアたっぷりに描く。はたして将来の医学は、私たちの生活をどう変えていくのだろうか…?

    2010年
     カネ子は怒っている
     異業種病院
     八十八歳の約束
     饒舌電脳患者
     CM強化の時代
     ギャンブル医療保険
    2030年
     今日の診断率、78.5%
     優良健康管理者の悩み
     成長するマシン
     体にいい野菜
     健康予測器
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    ●米山公啓(よねやま・きみひろ)
    1952年山梨県生まれ。作家、医学博士、神経内科医。聖マリアンナ大学医学部卒業、聖マリアンナ医科大学第2内科助教授を1998年2月に退職。本格的な著作活動を開始。医学ミステリー、小説、エッセイ、医療実用書など、著書多数。現在もあきる野市の米山医院で診療を続けながら、年間10冊以上のペースで書き続けている。テレビ・ラジオ番組の監修・出演をこなし、講演会も全国で行なっている。
  • 「なあ、俺のこと抱きたかったりする?」

    「君だけには、この劣情を知られたくなかった――」チェリストになると誓ってイタリアへ留学した親友ユキとの連絡が途絶えて十年。介護士として働く拓真は、瞳を傷付けられて両目に包帯を巻いたユキと偶然再会する。自分である事を明かさないまま、ユキの介助をする拓真。しかし、中学時代から密かにユキが自分に恋していたことを知ってしまい……。十年来の片恋を隠したチェリスト×幼馴染の介護士――どこまでも不器用で、どこまでも一途な、恋の楽章。美麗でエロティック! 所ケメコのBLデビューコミックス描きおろし1話分収録&Hシーン大幅加筆
    ☆【電子特典】カラーイラスト付き☆

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