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『鬼平犯科帳、歴史』の電子書籍一覧

1 ~34件目/全34件

  • シリーズ24冊
    469652(税込)
    著:
    池波正太郎
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    斬り捨て御免の権限を持つ、江戸幕府の火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)の長官・長谷川平蔵。その豪腕ぶりは、盗賊たちに“鬼の平蔵”と恐れられている。しかし、その素顔は「妾腹の子」として苦労をし、義理も人情も心得ている。昔は大いに遊び、放蕩無頼の限りを尽くしたことも。テレビに舞台に、人気絶大の鬼平シリーズ第一巻は「唖の十蔵」「本所・桜屋敷」「血頭の丹兵衛」「浅草・御厩河岸」「老盗の夢」「暗剣白梅香」「座頭と猿」「むかしの女」を収録。
  • 天明七年、火付盗賊改方・御頭(長官)をつとめることになった長谷川平蔵。金箔付きの盗賊たちをお縄にしていく彼を、人々は鬼の平蔵と恐れたのであったが……。池波正太郎原作、さいとう・たかを時代劇コミックの金字塔!
  • シリーズ24冊
    740880(税込)
    著:
    池波正太郎
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    江戸の盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられている、「鬼平」こと火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵。

    火付盗賊改方とは、江戸の特別警察。その長官を務める旗本の平蔵は、いまでこそ人あたりもよく、笑顔を絶やさないが、若い頃は「本所の銕」と呼ばれ、無頼の者からも恐れられた男だった。「悪を知らぬものが悪を取りしまれるか」と言い、人情の機微に通じた鬼平が悪を退治する時代小説の金字塔だ。

    中村吉右衛門が鬼平を演じたテレビ版をはじめ、映画、舞台、マンガと様々な形で愛されてきたが、2017年1月からはアニメ「鬼平 ONIHEI」も放送され、大きな話題になった。

    2017年は池波正太郎の「鬼平」誕生50周年にあたる。これを記念して人気絶大のロングセラー「鬼平犯科帳シリーズ」全24巻を、ふりがなを増やした決定版で順次刊行。

    第一巻収録作品は「唖の十蔵」「本所・桜屋敷」「血頭の丹兵衛」「浅草・御厩河岸」「老盗の夢」「暗剣白梅香」「座頭と猿」「むかしの女」の8篇。

    伝説の粋人・ジャズ評論家で晩年は大の鬼平ファンでもあった植草甚一(1908~1979)の解説も収録。
  • 「まるで不作の生大根(なまだいこん)をかじっているようだ」と男に自分の身体をけなされ、その煙管職人をお松が殺した頃、長谷川平蔵は旗本として退屈な日々を送っていた。その平蔵が火付盗賊改方に就任した直後の捕り物と、お松の数奇な人生が絡み合うことになろうとは……。平蔵が「男にはない乳房が女というものを強くするのだ」とふと洩らす。過酷な運命を背負う、女だけでなく男の生き方をも、情感ゆたかに描きだした鬼平犯科帳番外編。
  • 『鬼平犯科帳』は最良の人生指南書だ! 苛烈に見えるが人望を集める鬼平の流儀とは何か。秘策はあるのか? 『鬼平犯科帳の真髄』の著者であり、池波正太郎ファンを自認する河合塾英語講師が金言至言の数々を作品から掘り起こす。有効なカネの使い方、持つべし悪友、モテルための秘訣、中傷をどうさばくか、かけひきの常套手段に用心せよ、運に見放されたとき、恋に勝利する方法、ウマの合わない人間とつき合う法など、今すぐ役立つ目からうろこの八十二話。
  • 『鬼平犯科帳』全篇をつうじて、いちばんのしあわせ男は誰か? 佐嶋忠介を「カイシャ組織のナンバー2」に断じてなぞらえてはいけない。木村忠吾は兎ではなく犬、種類はチワワである。吉右衛門サマのTV版「鬼平賞」発表、蟹江敬三の前世は小房の粂八で伊三次は三浦浩一にかぎるべし。「五月闇」に怒りの拳をふりあげ、子役をどうにかせい、と苦言を呈す……。鬼平に関することなら何でも言上したき中毒者の愛が生んだ、鋭く気ままな新しい鬼平副読本。
  • 2017年1月よりテレビ東京系や時代劇専門チャンネルで放送されるアニメ「鬼平」。
    その原作となった全12話を集めました。

    主人公・長谷川平蔵の奔放な青春時代や、妻・久栄の秘められた過去、
    同心・木村忠吾の意外な一面、おまさ、粂八といった密偵たちの来歴など、
    主要登場人物のキャラクターが分かる話を集めた鬼平入門に最適の一冊。


    【収録作品リスト】

    「血頭の丹兵衛」 『鬼平犯科帳(一)』収録
    「本所・桜屋敷」 『鬼平犯科帳(一)』収録
    「暗剣白梅香」 『鬼平犯科帳(一)』収録
    「血 闘」 『鬼平犯科帳(四)』収録
    「谷中・いろは茶屋」 『鬼平犯科帳(二)』収録
    「盗法秘伝」 『鬼平犯科帳(三)』収録
    「瓶割り小僧」 『鬼平犯科帳(二十一)』収録
    「大川の隠居」 『鬼平犯科帳(六)』収録
    「泥鰌の和助始末」 『鬼平犯科帳(七)』収録
    (アニメ第9話「わかれ道」は「泥鰌の和助始末」の前編)
    「むかしの男」 『鬼平犯科帳(三)』収録
    「あきれた奴」 『鬼平犯科帳(八)』収録
    「狐 火」 『鬼平犯科帳(六)』収録
  • 『鬼平犯科帳』の主人公・長谷川平蔵は実在の人物。その生みの親、池波正太郎氏が直接に語るシリーズのエピソードをはじめ、登場するほとんどの人物を網羅した「鬼平犯科帳人名録」と「鬼平一家WHO'S WHO」、平蔵たちが活躍した18世紀に、実際ひとびとがどんな暮らし方をしていたかを詳細に紹介する「市井事情Q&A」、「鬼平の時代」、「江戸ショッピング案内」──と、何から何まで<鬼平>と<江戸づくし>でお届けする、「鬼平事典」の決定版。
  • 池波正太郎の永遠のベストセラー「鬼平犯科帳」シリーズ。江戸幕府の火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)の長官・長谷川平蔵は、その取り締まりの豪腕ぶりで、世の盗賊たちから“鬼の平蔵”と恐れられている。しかし、その素顔は「妾腹の子」として育った苦労人。昔は放蕩無頼の限りを尽くし、義理も人情も心得て、ときには捕らえた盗賊にも情けをかける、心優しき男。筆頭与力の佐嶋忠介、平蔵の長男・宣義、妻の久栄、平蔵の腹違いの妹・お園など、馴染みの顔ぶれが大活躍!テレビドラマ化、舞台化、漫画化など、日本人では知らぬ者のいない大人気の鬼平シリーズを全話収録したシリーズ全24巻(文春文庫)が、電子書籍の合本として登場。
  • 2017年1月から放送されるアニメ「鬼平」第一話の原作となった短編。

    「血頭の丹兵衛」と名乗る怪盗が江戸市中を荒らしまわっていた。
    盗みに入った家の人間を皆殺しにする残虐な手口に、江戸っ子は恐れおののき、
    たまりかねた当局は長谷川平蔵を火付盗賊改方へ戻した。

    かつて鬼平に捕らえられ、牢に押し込められている「小房の粂八」は、
    役宅に戻った平蔵の顔を見ると、意外なことを口にした。

    「いまお膝もとを荒らしているやつは、にせものの血頭の丹兵衛でございますよ」
    そして粂八は、ある決心をする。

    <「鬼平」と言われながら、実はまったく鬼ではない、悪人のことを徹底的に
    やっつけるんだけれど、悪い奴らの中にも何かを見つけていくという鬼平の
    すべてを表現しているような気がする>
    (アニメ「鬼平」丸山正雄プロデューサー)

    鬼平の世界の全体像が伝わってくる一編。
  • 永遠のヒーロー「鬼平」再来! 人気作家7名が、伝説の男に新たなる命を吹き込みます。

    池波正太郎が長谷川平蔵を主人にした短篇小説「浅草・御厨河岸」を書いたのは、昭和42(1967)年のこと。
    オール讀物12月号に掲載されたその短篇は大きな反響を呼び、「鬼平犯科帳」としての連載が始まりました。
    「鬼平」誕生50周年を迎えた2017年。この記念すべき年に、7人の作家が「鬼平」へ新たな命を吹き込みます。

    逢坂剛は「逢坂・平蔵シリーズ」の特別版、上田秀人は武家という官僚社会で生きる平蔵の立場を、諸田玲子は妖盗・葵小僧と鬼平の再対決、風野真知雄は人気シリーズ「耳袋秘帖」鬼平版。
    門井慶喜が木村忠吾の食欲の夏を描けば、土橋章宏は平蔵と料理人の味対決、梶よう子は史実の長谷川平蔵に迫ります。これらの短篇に加え、池波正太郎が自らベスト5に選んだ鬼平作品の中から「瓶割り小僧」を特別収録。

    各作品に池波正太郎のカット画を使用した、豪華な競作短編集をお楽しみください。
  • シリーズ3冊
    880950(税込)
    著:
    池波正太郎
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    1981年に文庫化されて以来、46刷まで重ねている池波正太郎のロングセラーが新装版に。
    池波正太郎の“もっとも愛着のふかい”長篇小説!
    過酷な運命の少年、杉虎之助が、動乱の世を斬り開く――。

    杉虎之助は微禄ながら旗本の嫡男。生来の病弱に加えて義母にうとまれ、そんな我が身を儚んで十三歳のとき大川に身を投げるが、謎の剣士・池本茂兵衛に助けられた。この日が波瀾の人生の第一歩だった。
    幕末から明治へ、数奇な運命を辿った直参の剣士の生涯を描きつつ維新史の断面を見事に剔る異色の長編小説。

    ※この電子書籍は1981年に文藝春秋より刊行された文庫版を、新装版として刊行したものを底本としています。
  • シリーズ2冊
    801880(税込)
    著:
    池波正太郎
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    池波正太郎のヒロイン、仇討の旅

    彦根藩の勘定方・三浦芳之助が斬殺された。
    下手人は御目付方・近 藤虎次郎らしい。
    男は逃亡し、藩庁は三浦の若妻・三千代に実家へ戻るようにと沙汰した。
    納得出来ぬ三千代は敵討ちのため故郷を出奔、
    道中危難に見舞われるが、堀本伯道と名乗る謎めいた老人に救われる。

    美しくしなやかな武家の女の数奇な運命を描く傑作長編。
  • シリーズ4冊
    671704(税込)
    著:
    金子成人
    レーベル: 小学館文庫
    出版社: 小学館

    『付添い屋・六平太』に続く新シリーズ!

     香坂又十郎は、石見国、浜岡藩城下に妻の万寿栄と暮らしている。お役目は、市中警護、犯罪の取り締まりや犯人の逮捕に奔走する奉行所の町廻り同心頭である。田宮神剣流の使い手であり、御前試合で十人抜きを果たした剣の腕を買われ、斬首刑の執行も行っていた。
     浜岡藩は、海に恵まれた土地でもある。漁師の勘吉と釣りに出かけた又十郎は、外海の岩場で脇腹に切り傷のある水主の死体を見つける。浜で検分を行っていたところ、大目付の下知により、死体は持ち去られてしまった。又十郎の義弟兵藤数馬は、水主の死について不信を抱いていた。数馬によれば、水主の正体は、公儀の密偵ではないかというのだ。後日、当然城内に呼ばれた又十郎は、謀反を企んで出奔した藩士を討ち取るよう命じられる。追うべき藩士の名は、兵藤数馬であった――。追討をしくじれば、罪は縁戚にも及ぶという。又十郎の重く孤独な追跡行が始まる!
  • 660(税込)
    著者:
    池波正太郎
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    薩摩の下級藩士の家に生まれ、幾多の苦難に見舞われながら幕末・維新を駆け抜けた西郷隆盛。歴史時代小説の名匠が、西郷の足跡を克明にたどり、維新史までを名匠が描破した力作。

    「本書によって西郷のみならず明治維新の革命の真相を理解できたと思う」(解説より)――作家・常盤新平氏
    近代日本の夜明け、明治維新に燦として輝きを放つ西郷隆盛。「西郷は真の政治家でありながら、世に横行する政治家ではない。西郷は詩人の魂をもった理想家であり教育家であった。芸術家になっても、すばらしい業績をのこしていたろう。そしてさらに、西郷は軍人でもなかったのである」と著者が言い切った男の半世紀の足どりを克明に追った伝記小説。名匠が描いた維新史としても読みごたえ十分の力作。
    ※本電子書籍は、昭和五十四年四月に刊行された『西郷隆盛』(角川文庫)を底本としました。
  • 740(税込)
    著:
    上田秀人
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    明智光秀、松永久秀、伊達政宗、長谷川平蔵、勝海舟――。理想や志と裏腹な決意をせねばならなかった男たちを描く傑作歴史小説集。

    ※この電子書籍は2019年11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • シリーズ3冊
    726748(税込)
    著:
    金子成人
    レーベル: 小学館文庫
    出版社: 小学館

    この親子愛は私の理想――瀧本美織(女優)。

    日本橋堀留の「駕籠清」の娘おりんは、番頭の祖母・お粂に早く婿を取り商売を継ぐようせっつかれている。しかし目明かしに憧れるおりんにそのつもりはなく、いざこざには真っ先に駆けつける始末だ。
    ある日、「高砂屋」に元奉公人・平吉が人質をとって立て籠もった。目明かしの父・嘉平治や同心・磯部金三郎の目をかいくぐり、平吉が隠れる蔵に迫ったおりんは、隙をつき、得意のかぎ縄で罪人を捕らえたのだった。
    その活躍に磯部はおりんを目明かしに勧めようとするが、嘉平治は娘の勝手な行動に激怒し、許さない。思わずおりんは本心を白状する。二年半前、嘉平治は神田明神の祭礼で何者かに足を刺され、今も左足を引きずるようにしている。目明しの親分として活躍していた嘉平治が悔しさを噛みしめる姿を見たおりんは、自分も捕物に携わり、いつか父の敵を見つけると決意したのだ。
    娘の言葉を聞いた嘉平治は、翌朝、おりんを伴い磯部宅を訪れた。そして、まずは下っ引きとして務めさせ、目明かしにふさわしいか見極めたいと申し出る。おりんは父のあとを継いで、十手持ちになれるのか。時代劇の名手が贈る、痛快捕物帳、ここに開幕!
  • バスで突入!東京ワンダーランド!!

    小説の舞台、パワースポット、観光名所……。
    バスに乗れば、いつでも、誰でも、気軽に行ける。
    東京ワンダーランドへ、さあ、出発!!

    物を書くのが仕事なのに、家でじっと原稿に向き合うのが大の苦手――。
    そんな作家が路線バスに飛び乗って、東京中をぐるぐる巡る。
    永井荷風『日和下駄』ゆかりの地や『鬼平犯科帳』の鬼平の家を探してみたり、「お岩さんの井戸」や「平将門の首塚跡」といった怪奇スポットを訪れて、様々な邪推を重ねてみたり……。
    その気になればすぐにできるのが「バス旅」一番の魅力。
    数々の写真とともに、章末ではその時に乗ったバスルートも解説。
    旅のお供にも最適な自由気ままな一冊。

    (底本 2023年3月発売作品)
  • シリーズ4冊
    726759(税込)
    著:
    岡本さとる
    レーベル: 小学館文庫
    出版社: 小学館

    育ちがいいお嬢様には、秘密があったのです。

    日本橋にある将軍家御用達の扇店・善喜堂の娘である千秋は、方々の大店から「是非うちの嫁に……」と声がかかるほどの人気者。

    ただ、どんな良縁が持ち込まれても、どこか物足りなさを感じ首を縦には振らなかった。

    そんなある日、千秋は常磐津の師匠の家に向かう道中で、八丁堀同心である芦川柳之助と出会い、その凛々しさに一目惚れをしてしまう。

    こうして心の底から恋うる相手にようやく出会えたのだったが、千秋には柳之助に絶対に言えない、ある秘密があり――。

    「取次屋栄三」「居酒屋お夏」の大人気作家が描く、涙あり笑いありの新たな夫婦捕物帳、開幕!
  • 1,980(税込)
    著者:
    月村了衛
    出版社: 集英社

    天明四年五月の十三夜。将軍家外出時の警護や市中見廻りの御役目を負う先手弓組番方・幣原喬十郎は、湯島の路上で男女の惨殺体を発見する。傍らには匕首を手に涙を流す若い男。喬十郎は咄嗟に問い質すが、隙をつかれて取り逃がす。やがて、逃げた男は大盗「大呪の代之助」一味の千吉だと判明。喬十郎は追及するが、千吉は再び姿を消す。雪辱を果たすべく矜持を持って悪事に立ち向かう喬十郎と、闇社会をうまく立ち回る千吉。二十年以上にわたる因縁の対立関係を描く、熱き時代小説。
  • シリーズ3冊
    638671(税込)
    著:
    千野隆司
    レーベル: 小学館文庫
    出版社: 小学館

    長谷川平蔵の甥っ子が人足寄場与力に!

     人足寄場は、平之助の伯父である長谷川平蔵が立案実施した施設である。罪を犯した者たちに職業修業を施し、社会に復帰させる画期的な仕組みだった。
     定掛与力として、阿比留平之助は平蔵とともに勤めることになった。平之助が、人足寄場を歩いてみると、男には大工や左官、屋根葺き、鍛冶、紙漉き、表具など、女には裁縫や機織りなど、さまざまな仕事を訓練させていた。ただ、予算の限りがあり、正すべきところも直せなかった。 
    その頃、盗賊鬼洗いの鉦七の押し込みがあり、事情も知らないまま逃走用の船の船頭に雇われて捕まった、癸助という男が入ってきた。気がかりなのは、一人残してきた妹のトミのことだった。ある日、人足寄場に入ってきた男たちが癸助と親しくなる。鉦七一味は、自分たちに繋がる証拠を知っているかもしれない癸助を殺そうとしていたのだ。
     長谷川平蔵は、自宅で倒れてから、徐々に弱っているようだった。
     平之助は、癸助を救うことが出来るのか。鉦七に迫ることが出来るのか。
     平之助の活躍を描く、人情味溢れるシリーズ第一作!
  • シリーズ17冊
    660737(税込)
    著:
    金子成人
    レーベル: 小学館文庫
    出版社: 小学館

    時代小説界最後にして最強の新人!

     主人公・秋月六平太は、かつて信州・十河藩の供番(籠を守るボディーガード)を務めていたが、家中の権力闘争に巻き込まれゆえあって浪人となった。いまは裕福な商家の子女の芝居見物や行楽の付添い屋(これもボディガード)で身を立てている。
     血のつながらない妹の佐和は、六平太の再士官を夢見て、浅草元鳥越の自宅を守りながら、裁縫で家計を支えているが、本人にその気はない。相惚れの髪結い・おりき、音羽界隈を取り仕切る毘沙門一家の菊次とともに、浮き草な日々を過ごしながら、付添稼業を続ける日々だ。
     その六平太のまわりには、幸せになりきれないが、一生懸命生きている人たちの悩み事が今日も迷い込むのだった。妹・佐和の祝言までを描くシリーズ第一弾。「雨祝い」、「初浴衣」、表題作「留め女」、「祝言」の四話を収録。人情話ここにあり!
  • シリーズ4冊
    612880(税込)
    著:
    逢坂剛
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    まったく新しい「鬼平」。ハードボイルド時代小説!

    「平蔵の顔を見た者は、だれもいねぇのよ」。
    盗賊・黒蝦蟇の麓蔵は復讐を遂げるため、いまは平蔵の手先となった女に案内を頼む(「平蔵の顔」)。
    両国橋の界隈で、掏摸を働いていた姉弟に目をつけたところ、思わぬ大事件に巻き込まれる(「繭玉おりん」)。
    火付盗賊改・長谷川平蔵のまったく新しい魅力を引き出した六編。
    特別対談・佐々木譲
    挿絵・中一弥

    【目次】
    「平蔵の顔」
    「平蔵の首」
    「お役者菊松」
    「繭玉おりん」
    「風雷小僧」
    「野火止」
  • 2700万部の大ベストセラー時代小説から名言・金言を総ざらい!

    『鬼平犯科帳』とは、江戸の盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられている、「鬼平」こと火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵の活躍を描く時代小説の金字塔である。
    火付盗賊改方とは江戸の特別警察とでもいうべき組織。その長官を務める旗本の平蔵は、若いころ、「本所の銕(てつ)」と呼ばれた無頼の過去を持ち、その経験から、市井の事情にも通じ、人情の機微を知るようになった。

    その鬼平を中村吉右衛門が演じたテレビ版をはじめ、映画、舞台、マンガと様々な形で愛されてきた『鬼平犯科帳』は、2017年にアニメ化され、大きな話題になった。

    著者、故池波正太郎は『鬼平犯科帳』のほかに、『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』という人気シリーズも書いた時代小説の第一人者。東京・浅草という下町生まれ。小学校を卒業してすぐに働き始め、劇作家として活躍しはじめてからも、しばらくは都職員として働いていたという経歴の持ち主。そうした経験を通じて磨かれた人間観が作品を深みのあるものにしている。

    「悪を知らぬものが悪を取りしまれるか」
    「何事も小から大へひろがる。小を見捨てて大がなろうか」
    「人間というやつ、遊びながらはたらく生きものさ」

    文庫版『鬼平犯科帳』全24巻と番外編1巻より、しびれる名台詞、寸鉄人を刺す格言、心をうつ人生訓をピックアップ。
    著者自身の手になる挿画や、時代小説の挿画家としてしられる中一弥氏の作品も収録。
  • シリーズ48冊
    607690(税込)
    著:
    大島やすいち
    著:
    池波正太郎
    レーベル: ――
    出版社: リイド社

    勝ち残り生き残るたびに、人の恨みを背負う…それが剣客として生きる者の宿命―――池波正太郎の名作を完全劇画化―――!!
  • 770(税込)
    著者:
    池波正太郎
    レーベル: 春陽文庫

    第43回直木賞受賞作「錯乱」他計5作品を収録した短編集。池波作品を人気を決定づけた「鬼平犯科帳」「剣客商売」な ど江戸の市井人を描き出し人間模様の巧みさは独壇場である。収録作品は表題作「錯乱」「碁盤の首」「刺客」「秘図」「賊将」の5作品。
  • 長谷川平蔵をはじめとする登場人物が実に旨そうに飲食する情景は「鬼平犯科帳」の最大の魅力。熱狂的池波ファンの編者が、シリーズ全巻から“美味いもの”だけを抜き出して、その解説と料理法を再現した、鬼平狂には必読のおいしい副読本。池波正太郎の語り下ろし「江戸の味」を併載。大石内蔵助が討入りの晩に食べた料理は? 大根の“千六本”は北京語だった! 江戸料理の楽しい豆知識をちりばめ、飯も酒もすすんで仕方ない、大人のための簡単レシピ満載!
  • シリーズ10冊
    7701,056(税込)
    著者:
    岩室忍
    レーベル: 祥伝社文庫
    出版社: 祥伝社

    これぞ、令和版『鬼平犯科帳』!(文芸評論家 末國善己氏)

    徳川幕府開府の翌年、三河以来の譜代の臣米津勘兵衛は、家康直々の命で初代北町奉行に任じられた。
    戦国の殺気が未だ燻り豊臣恩顧の大名も多い。国情は不安定で、治安は最重要課題だった。
    得意の槍と剣で悪を断ち、豊かな発想で奉行所の礎を築いていく勘兵衛。次第に悪党から恐れられるが、敵は城内にも――

    「信長の軍師」シリーズの著者が江戸創成期を守り抜いた男を描く、かつてない衝撃の捕物帳!
  • シリーズ4冊
    440(税込)

    江戸学の祖、鳶魚(えんぎょ)が口述筆記でまとめた「捕物の話」の前編。町奉行に所属する定(じょう)廻り、臨時廻り、隠密廻りの、いわゆる三廻りの役割と実務をのべたもので、その後の捕物研究の出発点となった記念すべき作品。口述のためもあって、話がよく脱線して横道にそれるが、それがまた楽しい読み物となっている。
  • 自宅の縁側でうたた寝をする中年侍、犬飼兵士郎……。南町奉行所与力という要職にありながらも、そのぐうたらぶりを息子にまで叱咤される情けない男であるが、その裏に隠された姿は、奉行じきじきに秘密の指令をくだされた、特命与力であった。おのれの本性すらひた隠しにして捜索するのは、鬼平こと長谷川平蔵が遺した『黒の犯科帳』。あらゆる犯罪者とその縁者の調査情報がくわしく記された、まさに門外不出の書類である。裏社会の闇に消えた犯科帳を、執拗に追う平士郎……。その前にあらわれたのは、最凶の盗賊団と謎の女であった。凄腕与力と凶賊の死闘を描く、著者渾身の長編時代小説。
  • シリーズ10冊
    660820(税込)
    著:
    武村勇治
    原作:
    池波正太郎
    レーベル: SPコミックス
    出版社: リイド社

    【 池波正太郎、最高傑作 新生!! 】

    必殺の針で悪を葬る、暗黒街の殺し屋。

    鍼の名医でありながら殺し屋として悪党・外道を葬る藤枝梅安の活躍を描いた傑作ピカレスク、最新第1巻。

    『鬼平犯科帳』『剣客商売』に並ぶ池波文学の最高峰、ここに新生!
  • シリーズ8冊
    6932,970(税込)
    著:
    池波正太郎
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    品川台町に住む鍼医師・藤枝梅安。表の顔は名医だが、その実、金次第で「世の中に生かしておいては、ためにならぬやつ」を闇から闇へ葬る仕掛人であった。冷酷な仕掛人でありながらも、人間味溢れる梅安と相棒の彦次郎の活躍を痛快に描く。「鬼平犯科帳」「剣客商売」と並び称される傑作シリーズ第1弾。
  • シリーズ19冊
    0630(税込)
    原作:
    池波正太郎
    漫画:
    細川忠孝
    レーベル: ――

    真田幸村没後400年。大坂城では天下一祭りがおこなわれ、年が明ければNHKで大河ドラマ『真田丸』の放送が開始される空前の真田幸村イヤーに、朝日新聞出版が満を持して送る超大型企画! 『週刊朝日』誌上で8年の長きにわたり連載された池波正太郎氏の歴史小説『真田太平記』。
    朝日新聞社から単行本が発売され、現在発売されている文庫版(新潮文庫)だけでも累計750万部以上の売り上げを誇る傑作がついに漫画化。
    表裏比興の者・真田昌幸、日本一の兵(つわもの)・真田幸村、明治まで血を繋げた智将・真田信之…戦国時代の最後を彩る最強の一族・真田家の活躍を描く本格歴史大河ロマン、堂々開幕!コミック『真田太平記』の刊行開始を記念し、特別編エピソード0を無料配信。緻密なビジュアルでよみがえる戦国大河ロマンをぜひご覧ください!
  • シリーズ39冊
    8801,399(税込)
    著者:
    三栄書房
    レーベル: ――
    出版社: 三栄

    ■見どころ:悠久の時を彷徨い、歩く──。

    ■見どころ:
    悠久の時を彷徨い、歩く──。

    ■目次:
    目次
    [巻頭グラビア]昔町を彷徨い、そして歩く──。
    [巻頭特別紀行]日本の原風景が残る水郷の里へ 佐原[千葉県香取市]
    昔町逍遙
    宿場町を歩く
     妻籠[長野県南木曽町]
     関[三重県亀山市]
     出雲崎[新潟県出雲崎町]
     大内宿[福島県下郷町]
     海野宿[長野県東御市]/醒井[滋賀県米原市]
     今庄[福井県南越前町]/矢掛[岡山県矢掛町]
    COLUMN 伝統集落 古来の暮らしを今に伝える
    城下町を歩く
     飛騨高山[岐阜県高山市]
     唐津[佐賀県唐津市]
     近江八幡[滋賀県近江八幡市]
     備中高梁[岡山県高梁市]
     彦根[滋賀県彦根市]/出石[兵庫県豊岡市]
     長府[山口県下関市]/臼杵[大分県臼杵市]
    COLUMN 信仰集落 由緒を守る祈りの地
    港町を歩く
     呼子[佐賀県唐津市]
     酒田[山形県酒田市]
     下田[静岡県下田市]
     橋立[石川県加賀市]/尾鷲[三重県尾鷲市]
     鞆の浦[広島県福山市]/平戸[長崎県平戸市]
    産業町を歩く
     真壁[茨城県桜川市]
     常滑[愛知県常滑市]
     湯浅[和歌山県湯浅町]
     有田[佐賀県有田町]
     喜多方[福島県喜多方市]/美濃[岐阜県美濃市]
     脇町[徳島県美馬市]/内子[愛媛県内子町]
    昔町イラストルポ 小江戸・川越町歩き
    門前町を歩く
     成田[千葉県成田市]
     高野[和歌山県高野町]
     富田林[大阪府富田林市]
     北条[茨城県つくば市]/善光寺[長野県長野市]
     豊川[愛知県豊川市]/上賀茂[京都府京都市]
    COLUMN 甲州道中は徳川家康の逃げ道!?
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