電子書籍 天下御免の無敵剣(コスミック時代文庫) 文芸・小説

著: 早瀬詠一郎 

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天下御免の無敵剣 菊と葵の太刀 あらすじ・内容

ものごころついたときは、京の尼寺に預けられていた六條頼母。位ある公家の血を引いている、と噂は立っていたが、羽織の背に菊の紋所が鮮やかに染まっているのを見た者は、帝の落し胤ではないかと、平伏した。そんな頼母が二十歳となった折、従四位下の官位を有するが故に、帝からある下命がもたらされる。将軍家への恭順を示すため江戸に下向し、橋渡し役として徳川へお仕えせよ、と申し渡されたのだった。小石川伝通院の寺侍となった頼母だが、畏れ多くもその身は帝の名代。寺社ばかりか大名家の屋敷にも“御出入り勝手”の証を得る。拝領した銘刀・粟田口吉光で不義を斬る頼母──。朝廷と幕府の名をもって天下を治めたいと渇望する美剣士の闘いがいま、幕を開ける!

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「天下御免の無敵剣(コスミック時代文庫)」作品一覧

(4冊)

682〜693(税込)

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天下のご政道をつつがなく推し進めるべく、江戸へ下向した六條頼母の元に、京から師匠の珈琳がやって来た。その目的は、関白の密命を遂げること―すなわち、公武の和合強化のため、頼母に将軍家の姫君を嫁がせることであった。即座に家斉の第二十七番子、久仁姫と対面するに至るが、その夜、頼母と珈琳は謎の忍びに襲われる。その狙いは、婚儀の破談か!?朝廷と幕府が近づことを嫌うのは、一体どこの誰なのか。敵の顔はまったく見えなかった。そんな折、常陸沖に異国船来航の噂が。真相を見極めるため水戸徳川城下に旅立った頼母と珈琳。ふたりの前に真の敵は姿を現すのか!菊と葵の紋が刻まれた粟田口の細太刀が閃く好評シリーズ、波乱の第四弾!!

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