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『0能者ミナト(メディアワークス文庫)(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~11件目/全11件

  • 累計60万部超のベストセラー、第11弾! 葉山透が贈る、現代の怪異譚。

    殺生石――それは凶悪な毒の大気を発し命あるものを死に追いやる、呪わしい巨石。かつて沙耶とユウキを窮地に陥れ、ユウキに大怪我を負わせたそれが、いま新たに発見された。調査に向かった理彩子を追った沙耶とユウキ、渋々それについて行った湊。そんな三人が捕われたのは、どちらを向いても脱出不能の、まさに無限回廊と化した空間だった。殺生石、そして九尾の狐の気配に満ちた閉鎖空間から脱出する術は?  究極の攻撃を放つ九尾の狐を倒す術は、果たして存在するのか――。絶体絶命の状況下で、湊の科学的推理が冴えわたる!
  • 累計60万部超のベストセラー、第10弾! 葉山透が贈る、現代の怪異譚。

    強大な怪異をも一刀で斬り伏せる、美しき怪異討伐の手練、赤羽夏蓮。若き日の孝元が恋した彼女は、しかし怪異に絡む事件を経て姿を消した。その後彼女の行方を知った孝元は、一人の少年に出会う。その少年こそ、母譲りの強大な法力を持つ夏蓮の息子、赤羽ユウキだった。そして時は経ち、ユウキの前に彼の父と目される科学者が現れる。いわく、ある薬で法力を消すことができるという。それはまさに、科学で怪異をねじ伏せるがごとき事態。あろうことかユウキは薬の力で法力を失い、クラスメイトと怪異事件に巻き込まれてしまうのだった。
  • 累計57万部超のベストセラー、第9弾!

    怪異を知る者でもにわかには信じがたい、神話上の存在。だが、それはいた。 身長2000メートル、超弩級の怪異。ダイダラボッチの出現は終末すら予感させるものだった。そのひと足で町が壊滅する。天災級の怪異に、公安調査庁、防衛省も動く事態に発展する。 防衛省幹部、幕僚らが居並ぶ席に、ラフな服装の青年がひとり。場違いな雰囲気をこれ見よがしに発散する湊である。人知が及ばぬ無敵のダイダラボッチに対し、湊は驚くべき作戦を提案する。それは神話を現代物理学で解明する、神への挑戦とも言えるものだった。
  • 湊の論理的思考が導く、ありえないはずの驚くべき真相とは?

    恐ろしい怪異が蠢く禁断の館。その最奥にいたものとは──元気に泣く人間の赤子だった。この異様な事件は解明されることなく、記録の奥底に眠ることになる。 赤子は立派な少年と少女に成長する。だが、そのささやかな平穏は破られる。赤子が怪異の子だという資料の流出。二人は追い詰められていく。 かくして退屈な依頼に殺されそうだった湊の登場である。なぜ怪異の館に赤子はいたのか。二人は本当に人間なのか。不可思議な事象に湊の知性は驚くべき論理的解決を見出していく。だが見過ごした一つの可能性。それが恐るべき事態を引き起こすのだった!
  • 大人気、現代の伝奇譚!! 第7弾登場!

    七人ミサキ──入れ替わる魂を求め永遠に彷徨う、悪夢のような怪異。三年前、孝元が助力を求めたのは、今と変わらず横柄で奔放な湊だった。 依頼人を守るために汲々とする総本山の手練れをよそに、まったくやる気を見せない湊。 すでに悪名高い“零能者”に、僧達は忌々しげな態度を隠さない。だが、湊の自由な発想とアプローチは次第に皆の心を捉えていくのだった。 連鎖する呪い、そしてその数の多さ。永遠に途絶えることがないという怪異に、湊は思いもよらない方法で迫る。
  • 大人気ベストセラーシリーズ第6弾!

    とある寒村で、青年と家畜が惨殺される事件が起こる。事件に“怪異”の存在を嗅ぎ取った御蔭神道は、高校生ながら英才と称される水谷理彩子を派遣する。彼女が現場で出会った発見者は少し年下に見える少年だった。 殺人現場を見ても落ち着き払い、冷静すぎるぐらい論理的な少年──九条湊に戸惑う理彩子。いつの間にか理彩子は少年のペースに引き込まれていくようになり。 湊と理彩子が出会い、初めて“怪異”に挑むことになった事件とは?
  • 人気ますます拡大! 現代の伝奇譚、第5弾。

    完璧な降霊術で人を集める 『彼岸の会』。一方、被害者の会も存在し、是非が分かれる団体でもある。 天性の法力を持つユウキは直感し、降霊術がまやかしだと糾弾する。だが、主催者の士道骸に手玉に取られてしまうのだった。この男、総本山から野に下った切れ者で、まったく隙がない。 かくして、業界ではいかさま師と揶揄される湊の出番である。0能者対詐欺師の稀に見る攻防は、騙し合いの熾烈な駆け引きへと発展していく。 霊を降ろしている様子はないのに、霊と完璧に対話してみせる。その矛盾を湊はどう解体してみせるのか?
  • 大人気現代の伝奇譚!

    豪華客船に現れる船幽霊。柄杓で水を撒くだけの時代錯誤な怪異に巨大な船を沈められる訳がない。湊が依頼を受けたのは言うまでもなく──クルーズを楽しむためだった。 ユウキと沙耶は湊に見切りをつけ、早々に事件を解決。これで大っぴらに遊べるとばかりに、湊は泥酔しカジノで暴れボヤ騒ぎまで起こす始末。 だが、怪異は終わっていなかった。巨体を誇る豪華客船が傾き始めたのだ。裏に潜む本物の怪異の仕業か? 転覆寸前の極限状況の中、湊の科学的推理が始まる!
  • 大人気現代の伝奇譚、待望の第3弾!

    死なない死刑囚を殺して欲しい。まるで、矛盾しているかのような奇妙な依頼。 九条湊が対面を果たした死刑囚は物静かで端整な面立ちの青年だった。だが、その本質を知れば慄然とする。不死者ゆえか、死を愛する殺戮者。しかも、あらゆる方法をもってしても蘇るというのだ。 自分の死が楽しめないから殺すのだとうそぶく青年。いかなる怪異が不死をもたらしたのか、本当に殺すことはできないのか? 異端者、湊の知性がその謎に挑む!
  • 葉山透が贈る現代の伝奇譚、待望の第二弾!

    江戸時代 ── 寛延年間に村人すべてを殺戮したという怪異「鏖」。長く封じられていたはずのそれが、眠りから覚めた。総本山、御蔭神道の名だたる手練が犠牲となり、関係者を震撼させていた。 へそ曲がりで有名な九条湊の仕事を選ぶ基準は、「面白いかどうか」 だという。人を跡形もなく吹き飛ばす、前代未聞の怪異 ── だが湊の腰は重い。皮肉げに 「解決してみせるが、期待はするな」 と不可解な言葉を放つ湊。 実はこの事件には恐るべき秘密が潜んでおり ──。事態は驚くべき展開を見せていくのだった!
  • 葉山透が贈る、現代の伝奇譚が登場!

    科学が隆盛を極める現代。だが、その片隅にひっそりと息づく異形のものたちがいた。存在を知る一部の者たちは、それを 「怪異」 と呼んだ。 当然、怪異を相手にする生業もある。修験者、法力僧、呼ばれ方は様々だが、その中でひと際変わった青年がいた。九条湊── どこか斜に構えたクセのある青年だが、彼が同業者から疎まれているのはそこではない。霊力、法力、神通力、彼はそんな力を一切持っていない。それにもかかわらず怪異を倒すという。その手腕は驚くべきものだった──。

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