電子書籍 0能者ミナト(メディアワークス文庫) 文芸・小説
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0能者ミナト あらすじ・内容
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葉山透が贈る、現代の伝奇譚が登場!
科学が隆盛を極める現代。だが、その片隅にひっそりと息づく異形のものたちがいた。存在を知る一部の者たちは、それを 「怪異」 と呼んだ。 当然、怪異を相手にする生業もある。修験者、法力僧、呼ばれ方は様々だが、その中でひと際変わった青年がいた。九条湊── どこか斜に構えたクセのある青年だが、彼が同業者から疎まれているのはそこではない。霊力、法力、神通力、彼はそんな力を一切持っていない。それにもかかわらず怪異を倒すという。その手腕は驚くべきものだった──。
「0能者ミナト(メディアワークス文庫)」作品一覧
(11冊)583円〜693円(税込)
完璧な降霊術で人を集める 『彼岸の会』。一方、被害者の会も存在し、是非が分かれる団体でもある。 天性の法力を持つユウキは直感し、降霊術がまやかしだと糾弾する。だが、主催者の士道骸に手玉に取られてしまうのだった。この男、総本山から野に下った切れ者で、まったく隙がない。 かくして、業界ではいかさま師と揶揄される湊の出番である。0能者対詐欺師の稀に見る攻防は、騙し合いの熾烈な駆け引きへと発展していく。 霊を降ろしている様子はないのに、霊と完璧に対話してみせる。その矛盾を湊はどう解体してみせるのか?
とある寒村で、青年と家畜が惨殺される事件が起こる。事件に“怪異”の存在を嗅ぎ取った御蔭神道は、高校生ながら英才と称される水谷理彩子を派遣する。彼女が現場で出会った発見者は少し年下に見える少年だった。 殺人現場を見ても落ち着き払い、冷静すぎるぐらい論理的な少年──九条湊に戸惑う理彩子。いつの間にか理彩子は少年のペースに引き込まれていくようになり。 湊と理彩子が出会い、初めて“怪異”に挑むことになった事件とは?
「0能者ミナト(メディアワークス文庫)」のおすすめコメント
イケメンかと思ったら毒舌クズで、ただのクズかと思ったらスゴイ人だった!
0能者(れいのうしゃ)と呼ばれる主人公ミナトのお仕事は「怪異」と戦うこと。 でも霊力、法力、神通力なーんにも無し!な借金まみれのクズ。 しかーし!ただのクズではなかった! 修行して色々頑張っている同業者にはマネできない手荒で斬新な方法で解決しちゃうんです。 これがまた爽快!人を小馬鹿にした態度もここまで出来る人だと許しちゃうくらい。 頭のいい変人って最高に好きです。しかもイケメンだからこそ似合う(?)毒舌がまた良し。 同業者ちゃん達も嫉妬してる暇あったら見習ってほしいものです。うんうん。 ※クズ、クズ言ってゴメンナサイ。本当は大好きです。
豪華客船に現れる船幽霊。柄杓で水を撒くだけの時代錯誤な怪異に巨大な船を沈められる訳がない。湊が依頼を受けたのは言うまでもなく──クルーズを楽しむためだった。 ユウキと沙耶は湊に見切りをつけ、早々に事件を解決。これで大っぴらに遊べるとばかりに、湊は泥酔しカジノで暴れボヤ騒ぎまで起こす始末。 だが、怪異は終わっていなかった。巨体を誇る豪華客船が傾き始めたのだ。裏に潜む本物の怪異の仕業か? 転覆寸前の極限状況の中、湊の科学的推理が始まる!