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冬の蝶 梟与力吟味帳 あらすじ・内容
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暗い世相に目を光らせ、闇に潜む悪を捕らえる北町奉行吟味方与力の藤堂逸馬は“梟”の異名で知られていた。同じ寺子屋で学んだ幼なじみの、計算が得意で神経質な八助、根っからの助平だが憎めない信三郎、性格も生活もバラバラの2人とともに、逸馬は世直しに立ち向かう。文庫書下ろし痛快連作時代小説のシリーズ第1弾。(講談社文庫)
「梟与力吟味帳」作品一覧
(12冊)各628円(税込)
蓮の花咲き乱れる不忍池の畔――。思い人の伊助に、鳥居耀蔵の屋敷の絵図面を託した女は、鳥居腹心の部下・中嶋勘解由(かげゆ)の娘だった。蛮社の獄に散った渡辺崋山の仇を討つべく、不穏な動きを見せる伊助ら浪士を探る逸馬は、背後に激化する鳥居と水野越前守の対立を見る! 大好評文庫書下ろしシリーズ第11弾。(講談社文庫)
NHK土曜時代劇原作 大人気シリーズ、遂に完結巻! 料理に毒を盛る――。「鼠小僧次郎兵衛」を名乗る脅し文が名だたる高級料亭に届き、江戸の町は騒然とする。吟味方筆頭与力となり、探索に当たる逸馬は、薬種問屋『常磐屋』の延命丸という毒で死んだ大工の熊吉こそ、「鼠小僧」張本人ではないかとの疑いを抱く。梟与力最後の裁きを描くシリーズ完結巻。(講談社文庫)
初春の闇月夜、揃って命を狙われた逸馬、信三郎(しんざぶろう)、八助(やすけ)。その理由を探る三人が行き当たったのは、南町奉行所の隠密廻り同心・岩倉が、無実の男を斬り捨てたという不祥事だった。自らの懐刀である岩倉を使い、逸馬潰しに躍起になる鳥居耀蔵。両者の対決はいよいよ佳境に! 大人気シリーズ第10弾。<文庫書き下ろし>(講談社文庫)