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きりんが丘のココロ屋 (1) あらすじ・内容
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キリンソウでいっぱいだった小さな丘が、宅地開発で新興住宅地となり“きりんが丘”と呼ばれるようになった。そこにある不思議な雑貨屋さん「ココロ屋」は、人生に悩み疲れた女性がホッとできる場所。あなたも元心療内科医・緑(みどり)店長の入れる特製のハーブティと手作りマフィンを食べながら、ひとときのおしゃべりをして癒されてみませんか? 主婦・嶋田さと子(しまだ・さとこ)は人から嫌われたくないあまり“いい奥さん”“いいお嫁さん”と、いつしか“いい人”を演じるようになっていた。やがて、“いい人”であろうとすると頭痛を感じるようになり……。すべての女性に捧げる、福田素子の優しさあふれるシリーズ第1弾!!
「きりんが丘のココロ屋」作品一覧
(6冊)各330円(税込)
ずっと憧れていた長谷川宏(はせがわ・ひろし)と結婚した友紀(ゆき)。トロいOLだった友紀が、仕事のできる有能な課長・宏と結婚できたのは“社内の七不思議”とまで言われていた。しかし、宏の元カノである才媛・田嶋(たじま)がアメリカから帰国すると聞いて……。好きな男性に尽くす女性の喜びを描いた「エプロンをした社長秘書」の他、これまでキャリアウーマンとして頑張ってきた仲本泉(なかもと・いずみ)が、本当に大切なものを見つける「マイバッグ・マイライフ」など3編を収録。きりんが丘の「ココロ屋」を舞台にしたハートフルストーリー第5弾。
きりんが丘にある不思議な雑貨屋さん「ココロ屋」で、緑店長の特製ハーブティを飲みませんか? きっとあなたの心が晴れやかになることでしょう。ある日、泣きながら「ココロ屋」に入ってきた加島奈保(かしま・なほ)。彼女は恋人・岩田敬司(いわた・けいじ)から、きりんが丘に建つ家の前でプロポーズされていた。しかし、イラストレーターになる夢を置いて、平凡な主婦としての将来を想像することに堪えられないと、このプロポーズを断ろうと考えていた。奈保が「ココロ屋」を去った後、敬司が「ココロ屋」を訪ねるが……。夢と現実の間で揺れるカップルの恋の行方を描いた「赤いリボン」の他、「ifの呪文」「木漏れ日のカーテン」「わたしの調べ」の4編を収録。人生に立ち止まったとき、「ココロ屋」を覗いてみませんか?
今日もきりんが丘にある不思議な雑貨屋さん「ココロ屋」には、日々の生活に疲れを感じた女性が訪れる。子供に手がかからなくなり、夫との会話が減ってきた主婦・石本は、「考えてみたら昔のほうが楽しい生活だった気がする――今日より昨日、昨日よりその前」と思うようになり、いつしか明日が来るのがつらいと感じるようになるが……。「冬のタイム・カプセル」の他、結婚して2年、子供ができないことを悩む主婦・英子が、本当の幸せを見つけるまでを描いた「標識の多い散歩道」など3編を収録。