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すこくろ幽斎診療記 : 1 寒さ橋 あらすじ・内容
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御典医に飽き足らず明石町で施薬院を営む傍ら、石川島の人足寄場医師として医療活動に奔走するすこくろ幽斎こと杉下幽斎。訳あって罪を犯し寄場に収容された者たちに情をもって尽くすのだが、今日もまた死人が……。書き下ろし時代小説第一弾。
「すこくろ幽斎診療記」作品一覧
(9冊)528円〜550円(税込)
舩松町の小料理屋「川瀬」の一人娘の葵が、草の実荘で手習塾を開く矢崎三之進のもとに通うことになり、草の実荘は相も変わらず騒がしい日々が続いていた。そんな折り、草の実荘に母子で身を寄せていた妊娠中のお千佳の体調に変化が……。書き下ろし時代小説シリーズ第八弾。
大勢の子供たちの笑い声や喧嘩をする声が溢れ、今日も騒がしい養護院草の実荘。その草の実荘に薬種問屋浪花屋に奉公する徳次が薮入りで久しぶりに帰ってた。徳次が草の実荘の門前を潜ろうとしたとき、庭を覗き込む袖頭巾を被った女の姿を見かける。それからしばらくして、お夏とお冬姉妹の弟春吉が草の実荘から姿を消した。書き下ろし好評シリーズ第九弾。
ふだん施薬院幽々庵に世話になっておる大工や職人衆らの手によって増改築がなされ、見違えるほど広くなった草の実荘。そんななか、産婆お辰の息子徳次に奉公話が持ち上がる。一方、人足寄場に通う杉下幽斎は、人足寄場の介護人恵造に病人小屋で寝たきりの人足絹二の願いを話すが……シリーズ第七弾。