『天竺茶碗 義賊・神田小僧(幻冬舎時代小説文庫)、501円~800円(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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大坂冬の陣で使われた豊臣方の名刀を持つ武士が遺体で見つかった。浪人の九郎兵衛が丸亀藩時代に命を救ってもらった盟友だった。下手人は義賊の巳之助が信頼を寄せる御家人。仇を討ちたい九郎兵衛と無実を信じる巳之助が手を組み真相を探ると、丸亀藩の壮絶な権力争いが露わになって......。江戸の日陰者が欲まみれの武士を斬る痛快時代小説。
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鋳掛屋の巳之助は恩人の娘である常磐津の菊文字の家を出ると、浪人の死体に出くわす。傍らには莨入れ、持ち主は商家を勘当された若旦那の太吉郎。菊文字と恋仲だった男だ。巳之助は菊文字のために太吉郎を匿い、かつての盟友の浪人と手を組み、殺しの真相を探るのだが……。別れたくなくても、そうせざるを得なかった二人に感涙必至の時代小説。
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鋳掛屋の巳之助は世話になっている御家人の妻の噂を耳にする。二枚目の男ばかりを揃え、女の弱みを握って金を巻き上げている祈禱団に籠絡されているらしい。祈禱団には巳之助とかつて手を組んだ浪人の九郎兵衛も目を付けていた。二人が真相を探ると、勘定方の役人も絡む悪行が浮かび上がり......。不遇の男たちが江戸の闇を暴く爽快な時代小説。
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紙問屋のおかみに頼まれて用心棒になった浪人の九郎兵衛。直後、襲ってきた押し込みを辛くも退けるが、紙問屋の番頭はおかみが盗賊を手引きしたと言う。一方、九郎兵衛の盟友、鋳掛屋の巳之助は突如姿を消した仲間の半次を捜していた。見つかった半次は盗賊の謀略を知ったため命を狙われていたと明かすが……。日陰者が悪党を斬る傑作時代小説。
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悪い商家や大名からしか盗みません――。巳之助は鮮やかな手口で知られる義賊。幼き頃
に親に捨てられ、十代のとき濡れ衣で奉公先を追い出された過去から、阿漕な奴が許せな
かった。新たに狙うのは旗本に賄賂を贈って財を成す薪炭問屋・亀田屋。その主人に虐げ
られていた辣腕の浪人と組み、希少な天竺茶碗を奪うが……。著者渾身の新シリーズ始動。
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