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『忠臣蔵の姫(小学館)、新着を除く(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~2件目/全2件

  • 忠死よりも全生を大切にした悲姫の物語。

    時は江戸時代、元禄年間。
    広島三次藩から播磨赤穂藩の浅野内匠頭に輿入れした阿久利は呆然としていた。
    内匠頭が江戸城中松の廊下で、勅使饗応の指南役である高家筆頭・吉良上野介へ刃傷に及び、切腹となったのだ。
    国を失った藩士たちは、生き残った吉良にはお咎めなしという将軍徳川綱吉の裁きに抗議すべく、籠城討ち死に、もしくは全員切腹と、真っ二つに割れていた。
    さらに、主君の無念を晴らすべく、堀部安兵衛を筆頭に、仇討ちを志す者たちも現れる。
    一方、夫の遺言もあって、仇討ちも籠城も、切腹も望んでいない阿久利(瑤泉院)は、忠死を覚悟する浪士たちを思い止まらせようと、綱吉の生母桂昌院へ御家再興の嘆願をはじめる。
    国家老だった大石内蔵助も、赤穂遠林寺の僧祐海を通じて、周旋を図る。
    だが、阿久利と内蔵助の努力も虚しく、御家再興はならず、吉良邸に討ち入る浪士たち。
    吉良の首級を挙げた「義士」たちの助命を乞うべく、阿久利は再び力を尽くすが……。
    広島県三次市出身の大人気時代小説作家が筆を揮う、新しい「忠臣蔵」!
  • 1,485(税込)
    著:
    佐々木裕一
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    姫こそが浪士の希望。新「忠臣蔵」の誕生。

    時は、江戸幕府が生類憐れみの令を発していた元禄の頃。
    広島三次藩に生まれた美しい栗姫、のちの阿久利姫は、播磨赤穂藩の浅野内匠頭長矩に輿入れしてからというもの、大名火消しや勅使饗応、藩の政治に励む夫を支え、家臣を家族とも思い、面倒を見てきた。
    しかし、勅使饗応の指南役である高家筆頭・吉良上野介の「依頼」を断ってから、平穏な暮らしに目に見えないひびが入りはじめる――。
    胸騒ぎを感じながら過ごしていたある日、火事場でとった内匠頭のとっさの「行い」から、五代将軍徳川綱吉の側近である柳沢保明からも不興を買ってしまう。
    質実剛健で質素倹約、大名火消しとして江戸者の人気をさらう内匠頭を目障りに思う、吉良と柳沢はとうとう赤穂藩改易を企む。
    吉良のしつこい嫌がらせに、次第に身心を病んでゆき、つかえを発症した内匠頭。
    疲弊した夫を癒そうと必死になる阿久利の努力も空しく、内匠頭は江戸城中松の廊下で吉良へ刃傷に及ぶ。
    即日切腹を聞かされ、藩邸引き払いを命じられた阿久利は、吉良の沙汰を待つが……。
    赤穂浪士一縷の望み、阿久利の静かな闘いが今はじまった。
    広島県三次市出身の大人気時代小説作家が描く、新しい「忠臣蔵」!

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