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『はぐれ又兵衛例繰控(双葉文庫)、雑誌を除く(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~8件目/全8件

  • 炎のなかにうずくまる猫が描かれた一枚の赤い札。「火を付けるぞ」と脅す目的で貼られるこの火札が、神田佐久間町の三軒の髪結床に貼られていたという。御用部屋の自身の小机のうえに、何者かが同じ火札を置いたのをみつけた又兵衛は、風読みの達人と呼ばれる老風烈廻り同心とともに、火札騒動の謎を追うのだが──。怒りに月代朱に染めて、許せぬ悪を影裁き。時代小説界の至宝・坂岡真が贈る、令和最強の時代シリーズ第八弾!
  • 江戸市中を騒がす、ざんぐり党なる凶賊があらわれた。出役の助っ人に駆りだされた又兵衛は、空振りに終わった帰路に、市来数馬と名乗る若侍と出会う。元米沢藩の原方衆だという数馬は、八年前に殺された父の仇を捜しているらしい。数馬の仇討ちの成就を願う又兵衛だが、おもわぬところから仇の消息の手掛かりを掴み──。怒りに月代朱に染めて、許せぬ悪を影裁き。時代小説界の至宝、坂岡真が贈る令和最強の時代シリーズ第七弾!
  • 又兵衛の知りあいの煮売屋の善七が、稲荷の境内で侍を斬り殺した。三人組の月代侍に襲われた女房を救おうとして、奪った刀でひとりを殺めてしまったのだ。善七に下されたのは、磔獄門という不条理な裁き。臍を噛む又兵衛だが、侍たちが、自身も追う三日月党なる凶賊と繋がっていると知り、一味を壊滅すべく動きだす──。怒りに月代朱に染めて、許せぬ悪を影裁き。時代小説界の至宝、坂岡真が贈る令和最強の時代シリーズ第六弾!
  • 又兵衛の義父、都築主税自慢の銘刀が、殺された札差の屍骸のそばで見つかった。どうやら又兵衛の知らぬうちに、小十人頭をつとめていた頃の配下に譲っていたらしい。義父に殺しの疑いが掛かることを恐れた又兵衛は、相馬斧次郎という元配下の行方を追うが、どうしても又兵衛には相馬を捜しあてることができず――。怒りに月代朱に染めて、許せぬ悪を影裁き。時代小説界の至宝、坂岡真が贈る、令和最強の時代シリーズ第五弾!
  • 静香というよき伴侶とともに初めて迎えた正月、平手家の門前に鳥追の女が現れた。おつたと名乗るその女は七年前、無理心中を強いられ苦しんでいたところを、又兵衛の父に救われたのだという。だが父又左衛門が亡くなったのは十一年前。困惑する又兵衛だが、この出会いをきっかけに、父の死の真相を知ることとなる――。怒りに月代朱に染めて、許せぬ悪を影裁き。時代小説界の至宝、坂岡真が贈る、令和最強の時代シリーズ第四弾!
  • 又兵衛の妻静香の前夫は火盗改の長官の嫡男だった――。偶然の再会を機に、前夫の差し金とおぼしき嫌がらせが続いたことを気に病んだ静香は姿を消してしまう。行方が杳として知れぬなか、火盗改の捕り物の助っ人に駆りだされた又兵衛は、盗賊の頭を召し捕る手柄をあげるが、捕らえた頭が牢破りをしたとの報が届き――。怒りに月代朱に染めて、許せぬ悪を影裁き。時代小説界の至宝、坂岡真が贈る、令和最強の時代シリーズ第三弾!
  • 金貸しの老婆殺しの濡れ衣を着せられた長元坊。孤立無援の又兵衛は友を救うべく江戸市中を駆けまわる。つれあいになった静香の機転も得て、殺しの真相に迫っていくものの、目の前には公正な裁きを阻む強固な壁がたちはだかる。小伝馬町の牢屋敷送りとなった友に待ち受けるのは土壇送りの運命。はたして、又兵衛は長元坊を救えるのか――。令和最強の新シリーズ、注目の第二弾
  • 例繰方与力の平手又兵衛は、南町奉行所内で「はぐれ」と呼ばれる変わり者。判例をすべて諳んじられる驚異の記憶力を持つが、厄介事には無関心。そんな又兵衛が奉行所へ駆けこんできた女郎の死を契機に理不尽な世情に怒りをおぼえ、幼馴染みで鍼医者の長元坊ともども悪党退治に乗りだす――。『鬼役』の坂岡真が贈る、待望の新シリーズ第一弾!

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