電子書籍 覇 風林火山 新書

著者: 工藤章興 

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覇 風林火山 1 あらすじ・内容

都に旌旗をひるがえして天下に号令する――。西上を開始した信玄は三方ヶ原で家康を打ちのめす。だが信玄の病は篤い。しかし、たとえ我が身は滅んでも、と作戦を続行。三河・吉田城を包囲し、信長の出方を窺う。驚倒した信長は家康救援を決意、秘策を胸に岐阜を発つ。岡崎城外で対峙する武田軍と織田・徳川連合軍。智謀の限りをつくす両雄の初対決が今始まる。

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「覇 風林火山」作品一覧

(10冊)

各836(税込)

まとめてカート

大逆襲の嵐を巻き起こした信長軍団は、長島一向一揆の殲滅を目論み、北伊勢に侵攻。片や信玄は、富士山麓の樹海の中に、秘密兵器工場と鉄砲訓練場を建設。3000人の鉄砲隊と騎馬隊による精強軍団を構成し、信長打倒策を着実に推し進めようとする。はたして信玄の戦略は結実するのであろうか?

再び西上作戦を開始した信玄は、本拠地を駿河・駿府城に移した。東海道筋を突き進もうと企図しているのだ。最初のターゲットは、家康の領国、遠江。総大将・勝頼は、堅城高天神城を兵糧攻めする。功城することほぼ3か月、だが落とせない。苦悩する勝頼のもとに父・信玄が訪れるのだが……。

天正3年春、信長は久方ぶりの美酒を口にした。義弟・浅井長政とよりがもどったのだ。だが、信長にはその美酒を堪能する暇はなかった。信玄の再包囲網は着実に構築され、大鉄環が信長の喉首をじわりと締めはじめたのだ。それぞれの思惑を秘めて、毛利が動き、謙信が奔る。さらに、盟友・家康の命運も、今や信玄の手にあった。

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