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Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖~(1) あらすじ・内容
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江戸時代、徳川(とくがわ)三代将軍・家光(いえみつ)の世。会津藩主・加藤明成(かとうあきなり)に逆らったとされた会津藩元家老・堀主水(ほりもんど)一族は、高野山より東海道を江戸へと引かれていった。引いていくのは加藤家の配下、会津七本槍(あいずしちほんやり)と呼ばれる男たち。七本槍は堀の男たちに対し、「尼寺に逃げた堀一族の女たちに武士の情けで一目会わせてやる」と告げるが、その裏には、一族の男たちの前で堀の女たちを惨殺しようという恐ろしい企みがあった――。残虐七鬼vs.美女七人、未曾有の復讐劇が幕を明ける。
「忍法帖(ヤングマガジン)」作品一覧
(11冊)各759円(税込)
会津城内で暴虐の限りをつくす芦名銅伯と、その娘おゆら! それを制止せんと、柳生十兵衛の師匠・沢庵は単身、城内へ乗り込むことを決意。策でもって銅伯らを封じ込めんとする。一方、お千絵とお笛の二人が、護衛に五人の僧をしたがえて、江戸へと向かった。十兵衛側は虎穴に入らんとするが、まだその策と実力を隠している銅伯には通じるのか? そして、お千絵とお笛を逃がさんとする護衛の僧たちを待ち受ける運命とは?
五人の僧の犠牲と引き換えに、会津を脱出したお千絵とお笛。一方、敵の魔窟・会津城へは沢庵が入り、芦名銅伯の裏をかこうと画策する。だが敵は芦名衆の大首領。沢庵が予想もしなかった奥の手を準備していた! 江戸へと辿り着いたお千絵とお笛が知った、驚愕の真実とは!? そして天下の名僧、沢庵が目にした秘術とは!? 予想だにしなかった窮地に陥る十兵衛、その運命はいかに!?
悪逆・会津七本槍も残るは三人! 藩主の加藤明成ともども領国、会津へと逃げ戻った。それを迎えるは芦名衆頭領の芦名銅伯と、その娘おゆら。一方、十兵衛と堀の女たち、さらに沢庵和尚たちも明成一行を追って会津へ入る! ついにその姿を現した芦名銅伯。不思議な笑みをたたえるおゆら。この父娘はいかなる策と業と宿命を持つのか。対する十兵衛と沢庵の策とは!?