電子書籍 クダンノゴトシ(ヤングマガジン) マンガ

完結
著: 渡辺潤 
みんなの★
4.2

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クダンノゴトシ(1) あらすじ・内容

卒業旅行帰りの大学生7人が事故で轢いてしまった、“異形の何か”。その出遭いこそが、悪夢の始まりだった。前途洋々だったはずの若者たちに、突如下される“余命7日間”の宣告。逃れる術は、無いのか――。『三億円事件奇譚 モンタージュ』の渡辺潤が描く、戦慄の“異形”ホラー!!

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「クダンノゴトシ(ヤングマガジン)」作品一覧

(6冊)

各759(税込)

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ヤクザから聡介(そうすけ)と洋太(ようた)を救った“件”は、光(ひかる)の顔だった。その事実を知った伸司(しんじ)は、光を“呪われた1人”と断定し、自らにかけられた余命7日間の呪いを止めるために殺すことを決心する。一方、光と千鶴(ちづる)は、呪いの真実を知るため、互いの生まれ故郷・山梨へと向かうが……。

実家だけでなく、ついに自らの影をも失ってしまった光。いったい自分は何者なのか? 消え行く自身への絶望から自暴自棄になった光は、「神様の子供が欲しいの」と誘惑する舞の口車に乗せられ、一夜を共にしてしまう。そして舞の中に宿った新たな命が、人々に大きな災いをもたらすことになる……。

「東京を引き金に世界は滅ぶ」――千鶴父の残した予言に抗うべく、“呪い”の元凶である光は自らの存在を消し去ろうと奔走する。しかし通り魔事件で注目を集めてしまった彼の体には、再び影が戻ってしまっていた。光は東京を救うことができるのか!? そして、夢の中で見た「光」の意味とは――。“件”の呪いを廻る怪奇譚、ここに完結!

「クダンノゴトシ(ヤングマガジン)」のおすすめコメント

クダンノゴトシ(1) Michi(BOOK☆WALKER スタッフ) 登録日:2016/09/21

人面牛からの死の宣告。呪いを解いて生き残れ!

楽しい卒業旅行からの帰り、顔は人、体は牛という異形の存在「クダン」を車で轢いてしまった大学生のグループ。 しかし、死んだはすのクダンが一人ひとりの目の前に現れ「お前の命はあと七日」と宣告する。 さて、どうする?今のままでは七日後には確実に死ぬ。しかしながら、残された時間は首を吊っても高所から飛び降りても、何をしても死なない。さてさて、どうする? ある者は生き残る道を探り、呪いを解くためにに奔走し、ある者は不死身の体をもって賭けに出る。 表紙の印象から、怪異の存在に怯え続ける心理的に怖いホラーかと思っていたけれど、読んでみれば迫りくる死を目の前にして選択を迫られる若者達の群像劇でした。 とはいえ、「クダン」が死の宣告をする場面は映画のワンシーンのようでビジュアル的には恐い。必見。

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