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旗本金融道 : 1 銭が情けの新次郎 あらすじ・内容
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正義感だが無学単細胞の安藤新次郎は、旗本安藤家の次男坊。急死した叔父の末期養子として、母の実家である旗本榊原家の家督を継ぐことになった。その榊原家、家禄一八〇俵の小普請ながら、なぜかとても裕福。それもそのはず、実は榊原家は、「義理欠く、見栄欠く、情け欠く」を座右の銘とする祖父源兵衛の指揮のもと、裏稼業で「金貸し」を手広く行っていたのだ。果たして新次郎の運命や如何に!? 期待の新シリーズ、ついに登場!
「旗本金融道」作品一覧
(5冊)506円〜528円(税込)
榊原家を実質的に取り仕切っている祖父の源兵衛が、何者かに拉致されてしまう。下手人はどうやら、前年秋に奉行に扮した新次郎たちに、「家質投資の出資者名簿」を奪われた両替商「筑紫屋」のようだ。さらに、筑紫屋の後ろ盾となっている老中・水野越前守の差し金で、新次郎は幕府評定所から召喚を受けてしまう。これまでの新次郎一味の数々の狼藉が、いよいよ白日の下にさらされてしまうのか!? 驚天動地の最終巻!
新次郎が榊原家に養子に入ってから、はや二年。榊原家の年間収支が年々減っていることを祖父の源兵衛から責められ、挙げ句の果てには「収支が減った分、利子をつけて、あと100日で728両を用立てろ」と厳命されてしまう。許嫁のお松に泣きつくも、色よい返事はもらえずに落ち込む新次郎だが、そんな折、旧友と再会し、「銭が確実に倍になる、とっておきの儲け話」を打ち明けられる。話題沸騰のシリーズ第四弾!