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『――者(文春文庫)、801円~1000円(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~4件目/全4件

  • 「殺人事件を被害者の遺族をキャストにした再現劇で解決しよう!」。自称小説家による異様な企ての結末は?

    北区十条でクリスマスの朝に発見された一家4人の惨殺死体。迷宮入りが囁かれる中、まだデビューも果たしていない“自称小説家”塚田慎也のもとに、事件の遺族から調査の依頼を受ける。以前、彼が自費出版した未解決の資産家夫婦殺人事件のルポが目にとまり、白羽の矢が立ったのだ。
    塚田が調査を進める中で見えてくる、二つの事件の奇妙な共通点。やがて塚田は、あるアイデアを思いつく。遺族をキャストに事件現場で再現劇を行い、犯人をあぶり出すそうというのだ。果たしてこの異様な試みの結末は!? 
    「自称小説家」の一人語りから、彼が取材した情報を元に書く「〔創作〕『サクリファイス』」という原稿、彼が前に書いた「〔ノンフィクション〕板橋資産家夫婦殺人事件」の原稿、そして、再現劇のシナリオ「脚本『侵入者――Pierrot』」と、様々なテクストが入り混じる、著者得意の叙述トリックが炸裂する。
    大好評の折原一「○○者」シリーズ最新刊。狂気の再現劇の観客、それはあなたです。
  • 996(税込)
    著:
    折原一
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    時効直前で逮捕された「松山ホステス殺人事件」の福田和子をモデルに、魔術師・折原氏ならではの四転五転のトリックが冴える叙述ミステリー。結末を読むのが怖い、大人気「――者」シリーズ!同僚だった女に持ちかけられた交換殺人の提案に乗り、一面識もないその夫を殺した罪で逮捕された友竹智恵子。だが、警察の不手際から脱走に成功した彼女は、整形手術で顔を造り変え、身分を偽り、逃亡を続ける。時効の壁は15年。DVの夫、そして警察による執念の追跡から、智恵子は逃げ切ることができるのか? 運命の日の朝、驚くべき真実の扉が開く――。
  • 922(税込)
    著:
    折原一
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    折原一の傑作群「――者」シリーズ、今回の舞台は“洋上の密室”だ。妻と担当編集者の3人でダイビングに出かけた人気推理作家、風間春樹。潜水中の事故で助けを求めたが、不倫関係にあった2人に見捨てられる。風間は流れ着いた島から自力で無人ヨットに辿り着いたが――。航海日誌、口述テープ、新聞記事等に仕組まれた恐るべき騙しのプロット。衝撃のエピローグまで一気読み必至!
  • 897(税込)
    著:
    折原一
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    叙述トリックの第一人者、折原一の筆致が冴え渡る「――者」シリーズ。ノンフィクション作家・五十嵐友也のもとに届けられた一通の手紙。それは連続婦女暴行犯として拘置中の河原輝男が冤罪を主張し、五十嵐に助力を求めるものだった。自らの婚約者を河原に殺された五十嵐にとって、それは到底素直に受け入れられる内容ではなかったが、やがて河原の“無実”を証明する人物が現れ、裁判は混迷。そして新たな惨劇がはじまった――! 逆転また逆転、冤罪事件の闇を描く傑作推理。

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