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少年王女(1) あらすじ・内容
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実力派・雪広うたこが紡ぐ、“王女の身代わり”少年のロココ調マスカレードストーリー!
ここは女が尊ばれ、男が卑しまれる、女王が統べる国。貧しい漁村に住み、親なし子ながら元気に暮らすアルベールは、女王の聖誕祭で湧く街で、奴隷商人に攫われ、貴族の男に買われてしまう。連れていかれた宮殿で、裸に剥かれ、身綺麗にされたアルベールの前に現れたのは、なんと自分と瓜二つの“王女”だった。しかも王女の身代わりを命じられて…!? 実力派・雪広うたこが紡ぐ、ロココ調マスカレードストーリー第1巻!
「少年王女」作品一覧
(5冊)各319円(税込)
“モーリアン王家の正統な後継者となる”。オリヴィエの策略を知ったアルベールは、自ら“王女”であり続けるため、祖国・モーリアンへ戻ることを決意する。一方、モーリアンで王位継承権を奪うべく暗躍していたオリヴィエは、女王の棺の前で己の過去を思い出していた。それは、“呪われし王子”として生きる哀しき少年・アティスだった頃の物語――。
海賊達の助けを借り、北の貿易地・リヒアンに亡命したアルベールは、“元”婚約者候補・ラインポルトと再会する。彼の口から語られた祖国・モーリアンの凄惨な現状と、オリヴィエの隠された“素性”に、心をかき乱されるアルベール。そんな中、オリヴィエが放った追っ手が迫っていた…!